JP2015228026A - コンタクトレンズフィッティングのための患者対話型フィットツール及び方法論 - Google Patents

コンタクトレンズフィッティングのための患者対話型フィットツール及び方法論 Download PDF

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Abstract

【課題】 老眼の治療における特定の患者の視覚的ニーズをターゲットにした一対のコンタクトレンズを選択する際の効率性及び最終的な成果を改善するために、アイケアの専門家が利用することができる、対話型フィットツール及び方法論を提供する。
【解決手段】 対話型フィットツールは、患者が、バランスの取れた視力、近見に偏らせた視力、又は遠見に偏らせた視力を所望するかどうかを自身で決定することを可能にする、画像を含むアプリケーションを含む。加えて、対話型フィットツールは、フィットガイド表を含み、かつ頂点間距離及び等価球面度数の計算を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、老眼を矯正する患者へのコンタクトレンズのフィッティングに関し、より具体的には、近見、中間、及び遠見の視覚矯正をバランス化させる効果を発揮するように設計された対話型シミュレーションのセットを利用して、目の検査及びコンタクトレンズフィッティングを受ける患者からの直接的なフィードバックに基づいて、処方の選択を最適化するためのシステム及び方法に関する。
人は年を取るにつれて、観察者に比較的近い物体に焦点を合わせるために遠近調節すること、すなわち、生来のレンズ、つまり水晶体を曲げることがより困難となる。この状態は、老眼として知られている。より具体的には、人は生まれたとき、その水晶体は柔軟であり、これにより高度な遠近調節が可能である。人は年を取るにつれて、水晶体が徐々により硬質になり、遠近調節がしにくくなる。同様に、生来のレンズ、つまり水晶体を除去し、それに代わるものとして眼内レンズ、つまりIOLを挿入した人の場合、遠近調節する能力は失われている。遠近調節用IOLの意図は、この潜在的な欠点に対処することであるが、現在の遠近調節用IOLの設計及びその概念は、比較的新しく、進化し続けているものの、完全かつ満足のいくソリューションを提供していない。
目の遠近調節の障害を矯正するために使用される方法の中には、モノビジョンとして知られている方法があり、この方法では、ほとんどの場合、非利き目に使用される近見視覚矯正用の第2のレンズと相まって、遠見視覚の矯正用のコンタクトレンズが、遠見視覚が優勢であることが知られている、レンズ装用者の利き目に使用される。モノビジョンは、画像がどのように解釈されるべきかを脳に補正させながら、近見及び遠見視覚の両方を提供する。モノビジョンにより、両眼視能の低下に続き制限が生じる。老眼の矯正のための別の公知の方法として、人の両眼に二焦点又は多焦点コンタクトレンズを使用することがある。多数の形態の、老眼の矯正用の二焦点又は多焦点コンタクトレンズがある。これらの設計形態として、同心円リング及び非球面設計が挙げられ、両者は、中心遠見(center distance)又は中心近見(center near)用に設計され得る。これらの設計のすべては、様々な範囲の度数を目の瞳孔内に提供することによって機能する。例えば、同心リング設計は、被験者の遠見視覚を矯正するのに必要な度数に公称で等しい度数を提供する中央リングと、近見度数を提供する隣接リングと、同様に遠見度数を提供する外側リングと、を有し得る。例えば、コンピュータ画面の視聴など、近い距離と遠い距離との間の中間視覚の要求に対処するためのフィッティング方策も存在し得る。両眼に二焦点又は多焦点レンズを使用することにより、モノビジョンと比較して像コントラスト及び解像度の減少をもたらすが、通常、両眼視能を維持することができる。老眼を治療するための更なる別の方法は、二焦点又は多焦点レンズを一方の眼に、単焦点レンズを他方の眼に設置することである。この方法を使用する際の欠点は、満足なレンズ性能を人に提供するために多数のレンズを検討しければならないことと、近距離での両眼視能の制限である。
上記から分かるように、老眼の治療のための多数のソリューションがあり、すべての人にとって理想的であり得る単一の概念は存在しない。アイケアのスペシャリスト/専門家は、コンタクトレンズの開始対の選択を支援するためのフィットガイド及びツールを利用可能である。これらのツールの一部はまた、頂点間距離及び等価球面度数などのより複雑な計算を用いて支援を行うが、コンタクトレンズソリューションが患者に提供することができるもののシミュレーションを患者が見ることができる、患者対話型部分を有するものは存在しない。したがって、人が、現実の世界の状況下でその視覚がどのようなものになるかの感覚を得ることができるようにし、コンタクトレンズのセットを装着する前に所望の視覚体験を選択できるようにする、対話型フィットツールのニーズが存在する。
本発明の対話型フィットツールは、簡潔に上述したように、老眼を有する人用のコンタクトレンズフィッティングプロセスに伴う欠陥を解決する。
一態様によれば、本発明は、好ましい視覚に関する患者のフィードバックと共に屈折及び眼球優位性データに基づいて、老眼を有する人用の対話型フィットツールに関する。対話型フィットツールは、様々な距離にわたる様々な視覚の質を示す画像の集まりと、患者のニーズ及び患者の嗜好に基づいて示唆されたコンタクトレンズ対をそれぞれ含む複数のフィットガイドであって、複数のフィットガイドは、画像の集まりと対応づけられている、複数のフィットガイドと、患者の頂点間距離及び等価球面度数を計算するための手段と、を含む。
別の態様によれば、本発明は、好ましい視覚に関する患者のフィードバックと共に屈折及び眼球優位性データに基づいて、老眼を有する人用のコンタクトレンズの選択を最適化する方法に関する。方法は、様々な距離にわたる様々な視覚の質を示す画像の集まりを患者に提示する工程と、画像の集まりから決定される患者の嗜好に基づく、患者の両眼にとって最良の等価球面屈折及びADD度数に基づいて、フィットガイドからコンタクトレンズのセットを選択する工程と、患者の視覚が、患者に受け入れられるまで、前記プロセスを繰り返す工程と、を含む。
本発明の対話型フィットツールによって、総合的自覚屈折検査を受け、かつ多焦点コンタクトレンズ、より具体的には、多焦点ソフトコンタクトレンズに興味を有する人は、特定の試験レンズ対がもたらす又は提供するであろう遠見視覚、中間視覚、及び近見視覚の種類をシミュレートする一連の画像を見ることができる。このプロセスにより、コンタクトレンズフィッター、すなわち、アイケアの専門家が、患者の特定の視覚のニーズ及び嗜好に最も整合させることができる一対のレンズを選択し、この技術によって患者が期待/実現するであろう視覚の適切な期待感を患者に与えることが促進されるであろう。より具体的には、このプロセスによって、好ましくは、人は、所与の時間、レンズを試着し、結果が期待したようなものでない場合、もしかするとレンズを異なる対に交換する場合があるが、それをせずに済む。更に、このプロセスにより、フィッティングプロセス中に付加的な誤差の元となり得る頂点間距離及び等価球面度数の複雑な計算も完了するであろう。
屈折検査中に収集されたデータ又は情報並びに画像によって、人は、アイケアの専門家のオフィスを離れることなく、様々なレンズ又はレンズソリューションにより提供される視力を体験することができ、個々の嗜好に基づく、その人にとって最良のレンズから始めることができる。
より具体的には、コンタクトレンズに興味を有する患者又は現在コンタクトレンズを装用しているが、より良い処方を好む患者は、球面度数、乱視度数、乱視軸、加入度数、及び眼球優位性を含む総合的自覚屈折検査を含む検査を受けるであろう。検査から収集されたデータは、本発明の対話型フィットツールに入力される。患者は、その後、所与のコンタクトレンズソリューションにより期待し得る視覚のタイプの多数のシミュレーションを見るために、良好な近見矯正を可能にする矯正(患者自身の矯正又は試験レンズの矯正のいずれか)を着用する。1つのシミュレーション又はシーンは、近見、中間、及び遠見で実質的に等しい視力を示すことができる。第2のシミュレーション又はシーンは、遠見では強められた視力を、近見では弱められた視力を、かつ中間ではその間の視力を示すことができる。第3のシミュレーション又はシーンは、近見では強められた視力を、遠見では弱められた視力を、かつ中間ではその間の視力を示すことができる。患者は、患者がその日常のニーズに最も合うであろうと感じる視覚の種類を選択する機会を与えられるであろう。患者の選択の結果は、コンタクトレンズ会社の現在の製品供給と共に、頂点間距離及び等価球面度数のために必要とされる任意の計算と共に患者の視覚シミュレーションの選択において因子となる関連するフィットガイドに統合されることになる対話型フィットツールに入力され、その出力により、患者のコンタクトレンズの開始対が提案されることとなる。シミュレーション又はシーンは、別個の画像又は上記の異なるシミュレーションを表す画像内にゾーンを有する単一の画像であってもよいことに留意することが重要である。
本発明は、それが、患者がその特定の日常生活にどのレベルの視覚が必要とされるかを入力する選択手順及びレンズフィッティングに組み込まれる、という点でユニークである。この結果によって、不要なトライアルフィットを排除することによって、レンズの選択プロセスをより効率的にし、コンタクトレンズソリューションによって患者が期待するであろう視覚のレベルに関して、より現実的な期待感を患者に与えることとなる。一方、これにより、良好なフィットを得るために必要な総チェアタイムを短縮できるという点で(特に、追加の訪問が削減、及び、又は排除される場合)コンタクトレンズフィッターにとって有益であろう。一部の患者にとって、可能なソリューションが患者のニーズを満たさない場合もあるが、このように本発明を使用することによって、不要なレンズフィットが排除され、患者は、視覚矯正の他の形態を評価することができることとなる。
本発明の対話型フィットツールは、様々な方法で実施することができ、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット、又は更には携帯電話上で利用することができるアプリケーションとして実施することができる。対話型フィットツールは、老眼を有する患者のフィッティングのための簡単かつ有効な手段を提供する。
本発明の前述及び他の特徴及び利点は、添付図面に例示されるような、本発明の好ましい実施形態の以下のより詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明によるバランス化された視界を有する第1のシーンを示す図である。 本発明による遠見で最適化された視界を有する第2のシーンを示す図である。 本発明による近見で最適化された表示を有する第3のシーンを示す図である。 本発明による対話型フィットツールの図表示である。
コンタクトレンズ(contact lenses)又はコンタクト(contacts)は、単に、眼上に設置されるレンズである。コンタクトレンズは、医療用装置とみなされ、視覚を矯正するために、かつ/又は美容上若しくは他の治療上の理由から装着され得る。コンタクトレンズは、視覚を向上させるために、1950年代以降商業的に利用されている。初期のコンタクトレンズは、硬質材料から製造又は作製され、比較的高価で脆弱であった。加えて、これらの初期のコンタクトレンズは、コンタクトレンズを通して結膜及び角膜に十分な酸素を透過しない材料から作製され、このことは、いくつかの臨床的副作用を引き起こす可能性があった。過去のハードコンタクトレンズは、より新しい半可撓性材料に関する大幅な改善に続いて、酸素透過性に関する大幅な改善を経て、角膜の健康が著しく改善された。これらのコンタクトレンズは、最善の状態においても初期の快適性が極めて小さい場合があるため、依然として限定的に使用されている。この分野でのその後の発展により、ヒドロゲル材料に基づく、ソフトコンタクトレンズが現れ、これは、今日、非常に一般的となり、広く利用されている。ごく最近では、現在利用可能なシリコーンヒドロゲルのコンタクトレンズは、より高い酸素透過性を有するシリコーンの利点とヒドロゲルの実証された快適性及び臨床成績とを組み合わせている。本質的に、これらのシリコーンヒドロゲル系コンタクトレンズは、高い酸素透過性を有し、概ね、初期の硬質材料で作製されたコンタクトレンズよりも装用が快適である。しかしながら、これらの新しいコンタクトレンズに制約がまったくないわけではない。
現在利用可能なコンタクトレンズは、依然として、視力矯正の費用効果的な手段である。薄いプラスチックレンズは、近視又は近眼、遠視又は遠眼、乱視、すなわち、角膜における非球面性、及び老眼、すなわち、遠近調節をする水晶体の能力の喪失を含む、視覚欠陥を矯正するように、目の角膜上に適合する。コンタクトレンズには、様々な形態のものがあり、様々な材料から製造されて、異なる機能性を提供する。終日装用ソフトコンタクトレンズは一般的に、水と組み合わせることで酸素透過性を与えるソフトポリマープラスチック材料から製造される。終日装用ソフトコンタクトレンズは、1日使い捨て又は長期装用使い捨てであってもよい。1日使い捨てコンタクトレンズが、通常、1日間装用されて捨てられる一方で、長期装用使い捨てコンタクトレンズは、通常、最大30日間装用される。カラーソフトコンタクトレンズは、着色プロセスを使用して、異なる機能性を提供する。例えば、視認性着色コンタクトレンズは、落ちたコンタクトレンズを捜す際、装用者を補助するために淡い着色を使用する。目強調用コンタクトレンズは、美容上の効果を目的として装用者の目の外観を強調又は変化させるために半透明着色又は不透明着色のいずれかを使用する。ガス透過性ハードコンタクトレンズは、シリコーンポリマーから製造されるが、ソフトコンタクトレンズよりも固いためその形状を保ち、より耐久性が高い。二焦点コンタクトレンズは、老眼を有する患者用に設計され、ソフト及びハードの両方の種類が利用可能である。トーリックコンタクトレンズは、乱視を有する患者用に設計され、同様に、ソフト及びハードの両方の種類が利用可能である。上記の様々な態様を組み合わせたコンビネーションレンズも利用可能であり、例えば、ハイブリッドコンタクトレンズが挙げられる。
老眼は、プラス屈折力をレンズのオプティカルゾーンの一部へ代数的に加え、装用者又は患者の近見視力の要件を矯正することによって矯正される。多数の形態の、老眼矯正用の二焦点又は多焦点コンタクトレンズがある。これらの設計形態としては、同心リング及び非球面設計が挙げられ、共に、中心遠見型(center distance)又は中心近見型(center near)用に設計することができる。これらの設計のすべては、様々な範囲の度数を目の瞳孔内に提供することによって機能する。例えば、同心リング設計は、患者の遠見視覚を矯正するのに必要な度数に公称で等しい度数を提供する中央リングと、近見度数を提供する隣接リングと、遠見度数を提供する外側リングと、を有してもよい。本発明によれば、相乗的に作用して、レンズ装用者に良好な両眼視能及び近見、中間、及び遠見視覚における一貫した性能を提供するレンズ対を利用することによって、性能の改善、及びフィッティング時間の削減を達成することができる。
上記のように、多数のコンタクトレンズの設計が、老眼の矯正のために利用することができる。例示的な一実施形態によれば、Johonson & Johonson Vision Care Inc.に付与された米国特許第8,393,733号に開示されるように、特定の設計上の制約を満たすコンタクトレンズのセットが、老眼を治療するために開示される。それぞれのレンズのセットは、多焦点設計における所望の範囲にわたって球面度数及び加入度数を提供する複数のレンズを含む。好ましくは、それぞれのセットは−12.00〜+8.00ジオプターの範囲にわたって0.5ジオプターずつ増加する球面度数と、0.75〜2.50ジオプターの範囲にわたって0.25ジオプターずつ増加する加入度数とを提供する複数のレンズを含む。より好ましくは、1つのレンズのセットは、−12.00〜+8.00ジオプターの範囲にわたって0.5ジオプターずつ増加する球面度数と、0.75〜1.75ジオプターの範囲にわたって0.25ジオプターずつ増加する加入度数と、を提供し、第2のレンズのセットは、−12.00〜+8.00ジオプターの範囲にわたって0.5ジオプターずつ増加する球面度数と、0.75〜2.50ジオプターの範囲にわたって0.25ジオプターずつ増加する加入度数と、を提供し、第3のレンズのセットは、−12.00〜+8.00ジオプターの範囲にわたって0.5ジオプターずつ増加する球面度数と、1.25〜2.50ジオプターの範囲にわたって0.25ジオプターずつ増加する加入度数と、を提供する。これらのレンズは、以下に付与される表1〜3に記載される、対の組合せに編成することができる。これらの表の意味及び使用の詳細な説明は、その後に付与される。表は、その後に説明される例示的なシミュレーションに加えて、本発明の対話型フィットツールに組み込むことができる。しかしながら、任意の他の同様の表を利用することができることに留意することが重要である。
Figure 2015228026
Figure 2015228026
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本発明の対話型フィットツールによって、多焦点コンタクトレンズに興味を有する患者は、特定のトライアルレンズ対によってもたらされる、遠見、中間、及び近見視覚のタイプをシミュレートする一連の画像を見ることができる。患者は、最初に、球面度数、乱視度数、乱視軸、加入度数、及び眼球優位性を含む総合的自覚屈折検査を含む検査を受ける。検査から収集されたデータは、対話型フィットツールに入力される。患者は、その後、その現在の処方レンズを着用し、好ましくは、上記のレンズのレンズ対である所与のコンタクトレンズソリューションを用いて期待され得る視覚の多数のシミュレーションを見ることとなる。更に、フィッティングプロセスはまた、頂点間距離の複雑な計算(すなわち、典型的には角膜から12mmの距離である、トライアルフレーム又はフォロプターにおいて決定されるレンズ値に基づいて要求される必要角膜度数を求める計算)、及び等価球面度数(すなわち、フィッティングプロセス中に誤差源となり得る、乱視度数の誤差を補正するために必要とされる球面度数因子)の計算も、好ましくは自動的に完了するであろう。
例示的な一実施形態によれば、画像を含む第1のシミュレーション(バランス化)が、患者に提示され、近見、中間、遠見で実質的に等しい視力を示す。これは、それぞれの視距離について100パーセントを意味するのではなく、むしろ、3つの視距離のそれぞれについて約70パーセントを意味することに留意することが重要である。ここで図1を参照すると、第1のシミュレーション100が図示されている。示されるように、画像内に表される近見領域110、中間領域120、及び遠見領域130は、視力の観点でバランス化されている。画像を含む第2のシミュレーション(遠見最適化)が、その後、患者に提示され、遠見では強められた視力(例えば、約90パーセントの視力)を、近見では弱められた視力(例えば、約50パーセントの視力)を、かつ中間ではその間の視力(例えば、70パーセントの視力)を示す。ここで図2を参照すると、第1のシミュレーション200が図示されている。示されるように、画像内に表される近見領域210、中間領域220、及び遠見領域230は、視力の観点でバランス化されていない。遠見領域230は明瞭であり、近見領域210はぼやけており、中間領域220は、遠見領域230よりもあまり明瞭ではない。画像を含む第3のシミュレーション(近見最適化)が、その後、患者に提示され、近見では強められた視力(例えば、約90パーセントの視力)を、遠見では弱められた視力(例えば、約50パーセントの視力)を、かつ中間ではその間の視力(例えば、70パーセントの視力)を示す。ここで図3を参照すると、第1のシミュレーション300が図示されている。示されるように、画像内に表される近見領域310、中間領域320、及び遠見領域330は、視力の観点でバランス化されていない。遠見領域330はぼやけており、近見領域310は明瞭であり、中間領域320は近見領域310よりもあまり明瞭ではない。適応光学又は動的光学を使用せずに、すべての距離において100パーセントの視力を提供することは不可能なので、上で与えられるパーセンテージは、3つの距離における相対的な視力を表す。本明細書で説明したが、いかなる選択も、ニーズと嗜好のバランスであることは注目に値する。3つのシミュレーションが示されると、患者は、自身の必要条件に最も合うものを決断し、適切なレンズ対が、例えば、上記のものから選択され得る。本質的に、対話型フィットツールの情報の結果は、コンタクトレンズ会社の現在の製品提供と共に、総合的な目の検査に基づく頂点間距離及び等価球面度数のために必要とされる任意の計算と共に、患者の視覚シミュレーションの選択において因子となる関連するフィットガイドに統合されることとなる。
図示及び説明は、3つのシミュレーションであるが、本発明に従って、他の好適な組み合わせを利用することができることに留意することが重要である。例えば、シミュレーションは、近見及び中間、中間及び遠見、近見及び遠見、並びに様々な照明設定下での画像を表してもよい。光がより多く存在するほど、老眼を有する人にとって、近くの物体に焦点を合わせることがより容易になる。加えて、画像は、図示されるように2次元でもよく、又は3次元でもよい。
シミュレーション又はシーンは、別個の画像又は上記の様々なシミュレーションのための画像内にゾーンを有する単一の画像であってもよいことに留意することが重要である。シミュレーションは、グラフィック画像又は写真画像のように簡易であってもよく、又は、好ましくは、パーソナルコンピュータ、タブレット、又は携帯電話などの電子デバイスに提示される画像であってもよい。好ましい例示的な実施形態では、シミュレーション又はシーンは、上記のコンタクトレンズの表と共に、上記のすべての計算も実施する1つの対話型フィットツールアプリケーションに組み込まれるであろう。
本発明によれば、患者が、第1のシミュレーション又はシーン、すなわち、近見、中間、及び遠見で実質的に等しい視力(バランス化)を選択した場合、両眼にとって最良の等価球面屈折及びADD度数に基づいて、表1のレンズから多焦点レンズの第1のセットが選択される。コンタクトレンズが、患者の目の上で落ち着いた後(例えば、10分程度後)、患者の視覚が、遠見及び近見の両方において評価される。患者の視覚が許容できるものである場合、アイケアの専門家は、標準的なプロトコルに従って、適合性の評価及び処方箋の提供を継続する。患者の視覚が許容できるものでない場合、アイケアの専門家は、初期レンズ度数の変更が必要かどうかを決定するために、+/−0.25Dトライアルレンズ又はフリッパで遠見追加矯正を行うことによって、適切な初期レンズ度数が確実に選択されるようにするべきである。追加矯正は、好ましくは、通常の室内照明下でフォロプターを外して実行する必要がある。患者は、適所における追加矯正によって、遠見及び近見視力の両方について再チェックされる必要がある。変更が指示される場合、本明細書で説明したように、その特定のコンタクトレンズのセットが提供され、評価されるべきである。初期レンズの度数の変更が有益ではない場合、患者がもっと良い近見又は遠見視覚を必要とするか否かを判断するべきである。この情報に基づいて、コンタクトレンズの新しいセット決定するために対話型フィットツールが利用され、アイケアの専門家によって評価が繰り返されるであろう。例えば、患者が、遠見視覚の改善を所望するか又は必要とすると判断された場合、表2からコンタクトレンズのセットを選択することができる。あるいは、患者が近見視覚の改善を所望するか又は必要とすると判断された場合、表3からコンタクトレンズのセットを選択することができる。
本発明の対話型フィットツールは、アイケアの専門家を支援するためのツールに過ぎない。アイケアの専門家は、特定の処方を決定する際に、自身の専門的な判断を依然として利用しなければならない。
3つの表の違いに留意することが重要である。具体的には、LOW、MID、又はHIGHに続く+符号は、続いてより詳細に説明されるように、非利き目上の遠見コンタクトレンズ度数に+0.25Dを加えるようにアイケアの専門家に対して指示するものである。加えて、表2で参照されるAcuvue(登録商標)Moist(登録商標)ブランドのコンタクトレンズは、ADD度数のない非多焦点コンタクトレンズである。これらのレンズ、又は他社製の意図された機能の観点で同様のレンズが選択される場合、これは、モノビジョンの変形例の一形態である。より具体的には、この対の組合せは、利き目においては純正の又は単純な遠見矯正レンズ、及び非利き目においては多焦点矯正レンズを提供する。Acuvue(登録商標)Moist(登録商標)ブランドのコンタクトレンズは、Johonson & Johonson Vision Care Inc.の製品である。
上記の+0.25Dの追加を示すために、簡単な例が与えられる。この例では、患者は、+1.75D ADDを必要とし、近見の病訴を有する。表3(近見の病訴)を参照すると、それは、+1.75D ADD下で、利き目をMIDに維持し、+0.25Dを非利き目に加えること、すなわち、MID+を指示する。実際の数値を使用すると、患者が、OD:−2.50D及びOS:−3.00D(非利き目)の等価球面遠見度数を有する場合、表3から選択される新しいレンズ対は、OD:−2.50MID ADD及びOS:−2.75MID ADDとなるであろう。
本発明の対話型フィットツールを利用することにより、患者は、実際にコンタクトレンズのセットを装用する必要なく、自身の視覚がどうなり得るか(つまり、シミュレーション)を示されるので、患者にフィッティングする時間が大幅に削減される。患者は、所与のコンタクトレンズのセットの期待される視覚的な成果を、実際にそれらを装用することなく、経験する機会を有することになるので、期待値を設定し、かつ対話型フィットツールによって提供されるシミュレーションを介した選択肢によって選別することができる。対話型フィットツールは、好ましくは、シミュレーションと、多数のコンタクトレンズ製造者のためのフィットガイドと、収集されたデータを入力し、本明細書で説明した必要な計算を実行するソフトウエアと、を含む。計算自体は既知であるが、対話型フィットツールにおいて完全に自動化されており、フィッティングプロセスを更に迅速化し、所要時間だけでなく、誤差のリスクも同様に減少させる。上記のように、対話型フィットツールは、任意の好適な方法で実施することができる。図4は、簡単な電子デバイス(例えば、ラップトップコンピュータ、又はデータ処理し、計算を行い、かつ画像、並びに対話型フィットツールを実行することができるデータを記憶する手段を有する任意の他の好適なモバイル機器)を示す。電子デバイスは、好ましくは、シーン並びに収集されたデータ及び様々な計算の結果を表示するためのディスプレイも含む。電子デバイスは、タッチスクリーン機器、キーボード入力機器、及び/又は音声起動機器として構成されてもよい。対話型フィットツールは、スマートフォン上で実行できるアプリケーションとして実施されてもよい。電子デバイス400は、画像を表示し、データを受け、データを表示し、かつリアルタイムで計算を行うように構成される。
フィッティングツール及びプロセスは、患者が所望する任意の時に利用することができ、例えば、自身の年に1回の検診時、又は自身が変更が必要であり得ると感じる任意の時に利用することができる。
図示及び説明されたものは、最も実用的かつ好ましい実施形態であると考えられるが、本明細書に説明及び図示した特定の設計及び方法からの変更はそれ自体当業者にとって自明であり、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく使用できることは明らかであろう。本発明は、説明及び図示される特定の構造に限定されるものではないが、添付の特許請求の範囲に含まれ得るすべての変更例と一貫性を有するように構成されるべきである。
〔実施の態様〕
(1) 好ましい視覚に関する患者のフィードバックと共に屈折及び眼球優位性データに基づいて、老眼を有する人用のコンタクトレンズの選択を最適化するための対話型フィットツールであって、
様々な距離にわたる様々な視覚の質を示す画像の集まりと、
患者のニーズ及び患者の嗜好に基づいて示唆されたコンタクトレンズ対をそれぞれ含む複数のフィットガイドであって、該複数のフィットガイドは、該画像の集まりと対応づけられている、複数のフィットガイドと、
患者の頂点間距離及び等価球面度数を計算するための手段と、を含む、対話型フィットツール。
(2) 前記画像の集まりが、近見、中間、及び遠見(near, intermediate and distance)で実質的に等しい視力を示す第1のシーンと、遠見では強められた視力を、近見では弱められた視力を、かつ中間では該遠見と近見との間の視力を示す第2のシーンと、近見では強められた視力を、遠見では弱められた視力を、かつ中間では該近見と遠見との間の視力を示す第3のシーンと、を含む、実施態様1に記載の対話型フィットツール。
(3) 前記複数のフィットガイドが、前記第1、第2、及び第3のシーンの1つに前記嗜好に対応する視覚矯正を提供する様々な度数及びADD値を有するコンタクトレンズ対をそれぞれ含む、実施態様2に記載の対話型フィットツール。
(4) 計算を行うためのデータ処理装置と、データ及び画像を記憶するメモリと、データ入力及び表示のための手段と、を有する、電子デバイスを更に含む、実施態様1に記載の対話型フィットツール。
(5) 患者の頂点間距離及び等価球面度数を計算するための前記手段が、前記データ処理装置を介して実施されるアルゴリズムを含む、実施態様4に記載の対話型フィットツール。
(6) 前記電子デバイスが、ラップトップコンピュータを含む、実施態様4に記載の対話型フィットツール。
(7) 前記電子デバイスが、タブレットを含む、実施態様4に記載の対話型フィットツール。
(8) 前記電子デバイスが、スマートフォンを含む、実施態様4に記載の対話型フィットツール。
(9) 好ましい視覚に関する患者のフィードバックと共に屈折及び眼球優位性データに基づいて、老眼を有する人用のコンタクトレンズの選択を最適化するための方法であって、
様々な距離にわたる様々な視覚の質を示す画像の集まりを患者に提示することと、
該画像の集まりから決定される患者の嗜好に基づく、該患者の両眼にとって最良の等価球面屈折(the best spherical equivalent refraction)及びADD度数に基づいて、フィットガイドからコンタクトレンズのセットを選択することと、
該患者の視覚を評価することと、
該患者の視覚が、該患者に受け入れられるまで、前記プロセスを繰り返すことと、を含む、方法。

Claims (9)

  1. 好ましい視覚に関する患者のフィードバックと共に屈折及び眼球優位性データに基づいて、老眼を有する人用のコンタクトレンズの選択を最適化するための対話型フィットツールであって、
    様々な距離にわたる様々な視覚の質を示す画像の集まりと、
    患者のニーズ及び患者の嗜好に基づいて示唆されたコンタクトレンズ対をそれぞれ含む複数のフィットガイドであって、該複数のフィットガイドは、該画像の集まりと対応づけられている、複数のフィットガイドと、
    患者の頂点間距離及び等価球面度数を計算するための手段と、を含む、対話型フィットツール。
  2. 前記画像の集まりが、近見、中間、及び遠見で実質的に等しい視力を示す第1のシーンと、遠見では強められた視力を、近見では弱められた視力を、かつ中間では該遠見と近見との間の視力を示す第2のシーンと、近見では強められた視力を、遠見では弱められた視力を、かつ中間では該近見と遠見との間の視力を示す第3のシーンと、を含む、請求項1に記載の対話型フィットツール。
  3. 前記複数のフィットガイドが、前記第1、第2、及び第3のシーンの1つに前記嗜好に対応する視覚矯正を提供する様々な度数及びADD値を有するコンタクトレンズ対をそれぞれ含む、請求項2に記載の対話型フィットツール。
  4. 計算を行うためのデータ処理装置と、データ及び画像を記憶するメモリと、データ入力及び表示のための手段と、を有する、電子デバイスを更に含む、請求項1に記載の対話型フィットツール。
  5. 患者の頂点間距離及び等価球面度数を計算するための前記手段が、前記データ処理装置を介して実施されるアルゴリズムを含む、請求項4に記載の対話型フィットツール。
  6. 前記電子デバイスが、ラップトップコンピュータを含む、請求項4に記載の対話型フィットツール。
  7. 前記電子デバイスが、タブレットを含む、請求項4に記載の対話型フィットツール。
  8. 前記電子デバイスが、スマートフォンを含む、請求項4に記載の対話型フィットツール。
  9. 好ましい視覚に関する患者のフィードバックと共に屈折及び眼球優位性データに基づいて、老眼を有する人用のコンタクトレンズの選択を最適化するための方法であって、
    様々な距離にわたる様々な視覚の質を示す画像の集まりを患者に提示することと、
    該画像の集まりから決定される患者の嗜好に基づく、該患者の両眼にとって最良の等価球面屈折及びADD度数に基づいて、フィットガイドからコンタクトレンズのセットを選択することと、
    該患者の視覚を評価することと、
    該患者の視覚が、該患者に受け入れられるまで、前記プロセスを繰り返すことと、を含む、方法。
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