JP2015226714A - 飲料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】栓本体の締付作業性を向上させると共に、栓本体の意図しない緩みを防止できる飲料用容器を提供する。【解決手段】飲料用容器本体の上部開口部に螺合被着され内部に流出路たる連通路を設けた栓本体と、栓本体の上部開口部に被着される蓋体を備えた飲料用容器において、飲料用容器本体は上部に肩部材12を備え、肩部材12の上部に栓本体と蓋体がそれぞれ螺合される構造であり、肩部材12には栓本体の締付位置にクリック片103を設け、クリック片103は栓本体に設けられたクリック用係止部121に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができる。これにより栓本体を飲料用容器本体の所定位置まで締め付ける際にクリック感を伴って係止されることで栓本体の締付状況が適切であるかが明確に認識できるので、確実に止水することができる。【選択図】図9

Description

本発明は、飲料用容器本体の上部に螺着される栓本体と、この栓本体に螺着される蓋体とを備えた飲料用容器に関するものである。
従来、この種のものとして、飲料用の容器と、該容器の上部開口部に被着され内側に流路及び上部に周壁部を形成する栓体と、該栓体の上部の一端に設けたヒンジ受け部を基点とし回転中心軸線を横向きとして枢着され前記栓体の上部開口部を開閉自在に開閉する蓋体とを有する飲料用容器の栓体において、容器の上部開口部に肩部材(縁部材)を被着し、この肩部材の内周に雌螺子を設け、前記栓体の外周に雄螺子を設け、前記雌螺子に雄螺子を螺合して肩部材に栓体を取り付けた飲料用容器の栓体(例えば特許文献1)が知られている。
上記飲料用容器の栓体のように、肩部材に雌螺子が形成され、この肩部材に栓本体が螺合嵌合するタイプのものでは、肩部材が容器に無理嵌めで圧着されるため、強固な嵌合強度を実現することが難しかった。また、容器が密閉される場合、容器内に熱湯が入れられると肩部材にも外れ方向に力が加わることとなる。さらに、肩部材にはストラップやハンドルなども取り付けられるため、内側、外側それぞれから外れ方向に力が加わることとなる上、肩部材の突起物への衝撃が栓本体に伝わり内部飲料の漏れに繋がる虞があった。
このような問題を考慮して、特願2013−51360号には、飲料用の容器に嵌合される栓本体と蓋本体とを備えた飲料用容器の肩部材を有する栓本体取付構造において、前記栓本体は前記容器に螺合され、前記容器は栓本体と蓋本体により密閉され、かつ前記容器に嵌合する肩部材には、前記栓本体が螺合する停止位置を決めることができるストッパーが設けられている栓本体取付構造が提案されている。
上記栓本体取付構造では、容器の螺子に栓本体を螺合できるため、高い嵌合強度を実現できる。また、肩部材に栓本体を螺合しないため、螺合による力が肩部材に加わらず、肩部材を容器に安定して取り付けておくことができる。さらに、ストッパーにより栓本体が螺合する停止位置を決めることができるから、所定量だけ捩じ込んだ位置で、栓本体を停止することにより、無理な力が加わらないと共に所望の嵌合強度が得られる。
特開2012−17115号公報
ところで、上記栓本体取付構造では、栓本体は肩部材に設けられたストッパーにより所定の位置で螺着閉方向への回転が規制されるが、栓本体を規定位置まで閉める際にストッパーに当接するだけではしっかりと締め付けられているか認識し難く、締め付けが不十分となる虞がある。
また、栓本体が規定位置にある際に栓本体を回すために必要なトルクが緩いと携帯中に緩んでしまう虞があると共に、栓本体のトルクが蓋体のトルクより小さいと、蓋体を開けるときに栓本体も一緒に回ってしまう共回り現象が起きてしまい、使い勝手が悪くなる。
さらに、共回りを回避するために、栓本体のトルクを増す構造にすると、容易に開け閉めできなくなり、使い勝手に悪影響を及ぼす。
解決しようとする問題点は、栓本体の締付作業性を向上させると共に、栓本体の意図しない緩みを防止できる飲料用容器を提供する点である。
請求項1の飲料用容器は、飲料用容器本体の上部開口部に螺合被着され内部に流出路を設けた栓本体と、該栓本体の上部開口部に被着される蓋体を備えた飲料用容器において、前記飲料用容器本体は上部に肩部材を備え、該肩部材の上部に前記栓本体と前記蓋体がそれぞれ螺合される構造であり、前記肩部材には前記栓本体の締付位置にクリック片を設け、該クリック片は前記栓本体に設けられたクリック用係止部に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができることを特徴とする。
請求項2の飲料用容器は、飲料用容器本体の上部開口部に螺合被着され内部に流出路を設けた栓本体と、該栓本体の上部開口部に被着される蓋体を備えた飲料用容器において、前記飲料用容器本体は上部に肩部材を備え、該肩部材の上部に前記栓本体と前記蓋体がそれぞれ螺合される構造であり、前記肩部材には位置決めストッパーが設けられ、該位置決めストッパーが前記栓本体に設けられたストッパー部と当接することにより前記栓本体の締付位置を決めることができ、前記肩部材には前記位置決めストッパーの螺合方向手前にクリック片が設けられ、該クリック片は、前記栓本体の螺合により前記位置決めストッパーと前記ストッパー部が当接する前に前記栓本体に設けられたクリック用係止部に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができることを特徴とする。
請求項3の飲料用容器は、前記クリック片を一次的退避動作させる際、前記栓本体を閉めこむ時に比べて、開くときに大きなトルクを必要とするように構成したことを特徴とする。
請求項4の飲料用容器は、前記クリック片が上方向に付勢され上下にスライドすることを特徴とする。
請求項5の飲料用容器は、前記クリック片が容器内側方向に付勢され回転移動することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、栓本体を飲料用容器本体の所定位置まで締め付ける際にクリック係止されることで栓本体の締付状況が適切であるかが明確に認識できるので、確実に止水することができる。
請求項2の発明によれば、栓本体を飲料用容器本体の所定位置まで締め付ける際にクリック感を伴って係止されることで栓本体の締付状況が適切であるかが明確に認識できるので、確実に止水することができる。
請求項3の発明によれば、栓本体の緩みを防止できる。
請求項4の発明によれば、クリック片が常に上方に付勢された上下スライド構造とすることでクリック係止を確実に実現できる。
請求項5の発明によれば、クリック片が常に容器内側方向に付勢された回動移動機構とすることでクリック係止を確実に実現できる。
本発明の実施例1を示す断面図である。 同上、側面図である。 同上、クリック片を有する操作部材を取り外した状態の斜視図である。 同上、クリック片を有する操作部材の後面側の斜視図である。 同上、肩部材の要部の平面図である。 同上、肩部材にクリック片を組み付けた状態の斜視図である。 同上、栓本体と容器本体の分解斜視図である。 同上、位置決めストッパーとクリック片回りの斜視図である。 同上、クリック用係止部にクリック片が係止する工程を説明する説明図であり、図9(A)は係止前、図9(B)は係止後で位置決めストッパーにストッパー片が当接する前の状態を示す。 同上、ロック機構の拡大断面図である。 同上、一部を断面にしたロック機構の拡大斜視図である。 同上、ハンドルの要部の斜視図である。 同上、ハンドル取付部周りの側面図である。 同上、受け部回りの斜視図である。 同上、ハンドルを回動した状態の断面図である。 同上、ポーション容器を示し、図16(A)はポーション容器の平面図、図16(B)はポーション容器の斜視図、図16(C)はポーション容器の縦断側面図、図16(D)はポーション容器の側面図、図16(E)はポーション容器の斜視図である。 本発明の実施例2を示す断面図である。 同上、クリック用係止部にクリック片が係止した状態を示す斜視図である。 同上、容器本体から栓本体を外した状態の斜視図である。 同上、クリック片を有する操作部材をハンドルから取り外した状態の斜視図である。 同上、ハンドルの要部の断面図である。 同上、クリック用係止部とクリック片回りの断面図であり、図22(A)は係止状態、図22(B)は係止解除状態を示す。 同上、栓本体の斜視図である。 本発明の実施例3を示すクリック片を有する操作部材の後面側の斜視図である。 同上、肩部材上部の断面図である。 本発明の実施例4を示すクリック用係止部とクリック片の説明図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、本発明を飲料用容器に適用した実施例1を図1〜図13に基づいて説明する。飲料用容器1は、手で持てる大きさの金属製の有底な飲料用容器本体2と、この飲料用容器本体2の上に着脱可能に装着するポーション容器圧縮装置(以下、圧縮装置という)8とを備える。
前記飲料用容器本体2は、内筒5と外筒4の上部開口部3の縁を一体に接合し、内筒5と外筒4との間の空間を真空の断熱層6となした断熱二重構造であって、外筒4の上部内周には、前記圧縮装置8を螺着するための第一の雌螺子部7が形成されている。その圧縮装置8によりポーション容器9が圧縮される。
前記圧縮装置8は、いずれも合成樹脂製からなる栓本体10と、この栓本体10に外嵌するリング状の握り部11と、この握り部11の下部で前記容器本体2の上部開口部3に外装する肩部材12と、この肩部材12の一側に回動可能に取り付けたハンドル13とを備える。
前記栓本体10は、その中心軸線と同軸状で前記上部開口部3上に被着される円筒状の上方突出壁14と、この上方突出壁14の下方に、下方が径小となるテーパー筒部15を介して連設される下部円筒部16とが一体に合成樹脂で成型され、栓本体10内には、前記中心軸線と平行に内外を連通する流出路たる連通路17が形成されている。このように、上方突出壁14、テーパー筒部15、下部円筒部16の内壁によって連通路17の内壁が形成され、この連通路17により外部と容器本体2の内部が連通する。尚、上方突出壁14の上端が口部14Aとなって飲み口となり、この口部14Aの左右が飲み口として好適である。
また、前記下部円筒部16の外周には前記第一の雌螺子部7に螺着する第一の雄螺子部18が設けられている。さらに、下部円筒部16の下端周面にゴムパッキンなどからなる栓本体側止水部材19が設けられ、この栓本体側止水部材19は断面略コ字形をなす。また、栓本体側止水部材19は前記中心軸線を中心とした環状であって、下部円筒部16の下端周面に前記中心軸線を中心として環状に設けられた栓本体側取付部20に嵌着され、外周を上部開口部3の下方に形成された径小部3Aに当接できるようになっている。
前記肩部材12は、円筒部22を有し、前記肩部材12は前記栓本体10とは別体で成型されている。また、円筒部22の内面には環状の嵌合突起23を設けると共に、前記上部開口部3の外周に環状の嵌合凹部24を設け、前記嵌合突起23を嵌合凹部24に嵌合することにより、前記上部開口部3に肩部材12が固定状態で装着される。尚、前記嵌合凹部24は外筒4の外周に形成されている。
また、前記握り部11の上部には環状の嵌合突起26を内向きに設けると共に、前記上方突出壁14の外周に環状の嵌合凹部27を設け、前記嵌合突起26を嵌合凹部27に嵌合することにより、前記上方突出壁14の下部に握り部11が固定状態で装着される。この装着状態で、握り部11が肩部材12の上部を覆うと共に、上部開口部3と握り部11の内面との間には隙間25が形成される。
上述したように前記握り部11及び肩部材12は合成樹脂からなり、図8などに示すように、肩部材12の円筒部22の上面22Jは略平坦に形成され、この上面22Jの一部は前記上部開口部3より低く形成されている。また、前記上面22Jには突条の位置決めストッパー101が上向きに突設されており、この位置決めストッパー101に当接するストッパー片102が前記握り部11内に一体に設けられ、前記ストッパー片102は外部から隠れている(図7)。尚、位置決めストッパー101のハンドル13の反対側は上部開口部3より高く形成されている。そして、前記ストッパー片102が前記栓本体側のストッパー部である。
前記位置決めストッパー101は周方向に長く形成され、握り部11の略半周に形成され、その周方向一側に当接部たる縦方向の当接面101Mを有し、この当接面101Mに前記ストッパー片102が当接する。前記当接面101Mは、第一の雄螺子部18の反螺合方向側に向いて位置し、前記ストッパー片102の前記当接面101Mに当接する位置が栓本体10の基準の締付位置である。
前記基準の締付位置とは、容器本体2の雌螺子部7に栓本体10の雄螺子部18を捩じ込み、螺子部7,18により所定の嵌合強度が得られ、また、栓本体側止水部材19により容器本体2と栓本体10の間で所望の止水状態が得られ、さらに捩じ込み過ぎにより雌螺子部7と雄螺子部18などに無理な力が掛からない位置である。尚、前記位置決めストッパー101はハンドル13の反対側に設けられている。
前記位置決めストッパー101の回転方向手前(螺合方向手前)に、クリック突部たるクリック片103が設けられ、このクリック片103は握り部11のハンドル13の反対側に設けられ、前記クリック片103は操作部材104の上部に一体に設けられている。尚、前記螺合方向とは栓本体10及び蓋体71の螺合方向を意味する。
前記操作部材104は上下方向に長い平板状をなし、その操作部材104の後面上部に横突条部105を膨出形成し、この横突条部105の上面105Jは略水平な平坦面に形成され、前記上面105Jの左右方向中央に前記クリック片103が上向きに突設され、このクリック片103は上下方向の左右側面部103A,103Aとこれら左右側面部103A,103Aの上部を連結する上面部103Bとを備える。また、この例ではクリック片103の両側面部103A,103Aは略垂直に形成され、両側面部103A,103Aと上面部103Bとの角部は湾曲角部103W,103Wが形成されている。
前記横突条部105の下面の左右方向中央には、付勢手段用取付部106が下方に向かって突設され、この取付部106の下部に径小部106Aを設け、この径小部106Aに付勢手段たる圧縮コイルバネ107の上部が外装状態で連結される。また、横突条部105の下面左右には対をなす係止アーム部108,108を下方に向かって突設し、この係止アーム部108の下端は自由端であって、その下端にアーム爪部109を設けている。このアーム爪部109は、左右方向外側に設けた水平方向の係止部109Aと、この係止部109Aの先端と係止アーム部108の内側先端とを連結する傾斜案内部109Bとを備え、この傾斜案内部109Bは湾曲状に形成されている。また、係止アーム部108と操作部材104の後面との間には、前記肩部材12の係合爪部119が側方から係入するガイド空間部110が設けられている。
また、前記操作部材104の外面には、上下方向中央側に湾曲状の凹部111を形成すると共に、この凹部111の上下の部分により操作用の指掛け部112,112を構成している。
前記肩部材12の円筒部22の外周には、前記ハンドル13の反対側に、前記操作部材104を装着する装着部115が形成されている。この装着部115は、前記円筒部22に前記操作部材104の後部が挿入可能な凹所116を形成すると共に、この凹所116の下部と左右を囲む下壁部117と左,右壁部118,118を設け、これら左,右壁部118,118の上部は開口する。また、前記左,右壁部118,118の内面には、ガイド空間部110,110に挿入する係合爪部119,119がそれぞれ設けられ、この係合爪部119の後面と前記凹所116の底面116Tとの間に前記アーム爪部109が係止する係止受け部120が設けられている。尚、図5に示すように、係止受け部120の内縁より係合爪部119の内縁が内側に位置する。
また、前記操作部材104の左右幅は前記左,右壁部118,118の外面間の寸法に略対応し、装着部115に操作部材104を上下スライド可能に装着した状態で、前記操作部材104の後面が前記左,右壁部118,118の前面に摺動する。
そして、操作部材104のガイド空間部110を装着部115の係合爪部119の上方に合わせ、装着部115の上部開口から係止アーム部108,108を該装着部115内に挿入すると、左右のアーム爪部109,109の傾斜案内部109B,109Bが係止受け部120,120の上部に当接し、ここからさらに操作部材104を押し下げると、係止アーム部108,108の先端側が狭まるように係止アーム部108,108が弾性変形し、アーム爪部109,109が係止受け部120,120を通過すると、アーム爪部109,109の係止部109A,109Aが係止受け部120,120の下部に係止する。この係止状態で、圧縮コイルバネ107の下端が下壁部117の上面に圧接し、圧縮した圧縮コイルバネ107の弾性復元力によりアーム爪部109の係止部109Aが係止受け部120の下縁に圧接し、操作部材104の上側への抜け止めがなされ、クリック片103が肩部材12の上面22J位置より上方に突出する。また、装着部115の係合爪部119が係止アーム部108の後部に係入することにより、操作部材104の外側への抜け止めがなされる。また、クリック片103を下方に押せば、圧縮コイルバネ107が圧縮され、操作部材104が降下してクリック片103が凹所116内に収納され、このようにクリック片103の一時的退避動作が行われる。
そして、アーム爪部109,109と係止受け部120,120により操作部材104の上方抜け止め手段を構成し、係合爪部119と係止アーム部108により、操作部材104を上下に案内する案内手段と、操作部材の前側抜け止め手段を構成している。
また、クリック片103はハンドル13の反対側に位置し、クリック片103の螺合方向手前(捩じ込み方向手前)に前記位置決めストッパー101が位置する。さらに、前記握り部11の下部には、前記クリック片103が下から係入するクリック受け部たるクリック用係止部121が凹設されている。このクリック用係止部121の幅Wは前記クリック片103の幅W1より大きい(W>W1)。
そして、容器本体2の雌螺子部7に栓本体10の雄螺子部18を捩じ込むと、図9(A)に示すように、クリック片103が握り部11の下縁部11Fに摺動しながら押されて降下し、クリック用係止部121がクリック片103の上部位置に達すると、クリック片103が上昇してクリック用係止部121内に係入し、クリック感が得られ、螺合方向側の側面部103Aがクリック用係止部121の螺合方向側の側面部に位置し、クリック用係止部121の反螺合方向側には、クリック用係止部121とクリック片103の間に隙間Lが発生する。この位置で、前記隙間Lは当接面101Mとストッパー片102の隙間L1より大きく設定されており(L>L1)、さらに、栓本体10を捩じ込むと、当接面101Mとストッパー片102が当接し、これ以上は捩じ込むことができなくなる。このようにクリック用係止部121にクリック片103が係入した位置が、容器本体2の雌螺子部7と栓本体10の雄螺子部18の基準の締付位置(規定位置)である。尚、隙間Lを隙間L1の1.5〜2倍程度とすることが特に好ましい。
また、栓本体10を閉める時は、握り部11の下縁部11Fが少しずつクリック片103を押し下げるが、クリック用係止部121にクリック片103が入ると、クリック片103自体がストッパーとして作用して開栓抵抗となる。このため栓本体10を確実にロックできるので、本発明が解決しようとする課題のひとつである栓本体10と蓋体71の共回りのリスクを低減できる。
尚、クリック片73がクリック用係止部121内に係入してクリック感が得られるように構成しているが、クリック片103がクリック用係止部121内に係入する際、操作部材104が、容器本体2側の部材である握り部11の下縁部11Fに当たってクリック感を出すようにしてもよく、例えば操作部材104の横突条部105の上面105Jが下縁部11Fに当たればクリック感が得られる。
また、本実施例1の変形例として、位置決めストッパー101とストッパー片102を設けないようにしてもよく、この場合も、クリック片103とクリック用係止部121との係止により基準の締付位置に栓本体10を捩じ込むことができる。尚、この場合は、クリック片103がクリック用係止部121に係入可能であれば、幅W,W1を略同一にしてもよい。
前記肩部材12の外周一側にはハンドル用の取付受け部31が設けられている。この取付受け部31は、左右一対の取付腕部32,32を斜め上向きに突設すると共に、それら取付腕部32,32の下部に連続して左右の係合腕部33,33を外側に突設し、図2に示すように、それら取付腕部32と係合腕部33とが連続して略L字形をなす。また、係合腕部33は先端側が低くなるように形成される。そして、左右一対の取付腕部32,32間には、前記ハンドル13の回転中心軸34が設けられ、この回転中心軸34の中心は前記上部開口部3の上方に位置する。
前記ハンドル13は、前記左右の取付腕部32,32間に配置されるハンドル13の取付部35と、この取付部35の先端に設けられた略L字形のハンドル本体36とを一体に備え、前記取付部35が前記回転中心軸34により前記取付腕部32に回動可能に連結される。そして、ハンドル本体36の屈曲方向に対して、ハンドル13の取付部35は逆の方向に向いて前記ハンドル本体36に一体に設けられている。
また、ハンドル本体36は、前記係合腕部33に係合するハンドル基部36Kと、このハンドル基部36Kの先端から下方に向って延設したハンドル先端部36Sとを備え、これらハンドル基部36Kとハンドル先端部36Sとの間に屈曲部36Cが設けられている。また、ハンドル取付部35とハンドル基部36Kの左右幅方向両側には、取付受け部31の幅に略対応して、左右の凹部横壁37,37を形成し、即ち、ハンドル13において、凹部横壁37,37を形成した部分は他の部分より左右幅が細く形成され、左右の取付受け部31,31の間に前記取付腕部32とハンドル基部36Kが配置される。
固定使用位置である初期位置において、前記ハンドル先端部36Sは下向きで、係合腕部33の先端33Sにハンドル基部36Kのハンドル境界部38が隙間をもって存在している。初期位置でハンドル13を固定するロック機構40のロック部材41を備えているため、ロックされることにより、ハンドル境界部38に一定の隙間を保つことができる。また、ハンドル境界部38は前記凹部横壁37の先端側に設けられている。
前記ロック機構40は、肩部材12の外周に、ロック係止部たる下向き突起42を備え、この下向き突起42は前記取付受け部31の下方に設けられている。具体的には、前記肩部材12の外周に横片39を略水平に突設し、この横片39の先端側下部に、左右に間隔を置いて一対の前記下向き突起42,42を設けている。また、前記ハンドル基部36Kからハンドル先端部36Sの上部に渡って、基端側及び下部が開口する凹所43を形成し、この凹所43に前記ロック部材41を配置し、このロック部材41は、取付軸部44を挿通する略筒状の軸挿通部45と、上側に凸となる略弓形の湾曲部46とを一体に備え、この湾曲部46の長さ方向略中央の上部に前記軸挿通部45が設けられ、前記湾曲部46の基端側(栓本体10側)に、前記係止受け部たる透孔47を穿設し、この透孔47に前記下向き突起42が係脱する。この下向き突起42は左右方向に長い板片状をなす。そして、軸挿通部45に取付軸部44を遊挿し、この取付軸部44を凹所43の両側でハンドル13に取り付け、これによりハンドル13の凹所43に取付軸部44を中心にロック部材41が回動自在に設けられる。尚、凹所43は下部のみが開口し、前後左右が塞がれている。また、湾曲部46の下面はハンドル13の下面に倣った湾曲状に形成されている。
また、ロック機構40はロック部材41を回転付勢する付勢手段48を備え、この付勢手段48は、前記軸挿通部45に外装したトーションコイルスプリングであって、前記透孔47が前記下向き突起42に係止する方向に付勢する。具体的には付勢手段48の一端48A及び他端48Bが、凹所43と、ロック部材41の裏面46Uとを付勢することにより係止状態を保持している。さらに、前記凹所43には、ロック部材41の回動時に前記湾曲部46の先端が当接する基端側当接受け部49が形成されており、前記湾曲部46の先端上部が先端側当接部50である。そして、前記湾曲部46の先端側によりロック部材41の操作部46Sを構成し、この操作部46Sに突起部46Dを設け、この突起部46Dは左右に並んで複数配置されている。尚、前記付勢手段48の一端48Aは前記操作部46Sの先端側裏面46Uに係合する。また、前記湾曲部46の基端側には、上向きに湾曲したカバー部46Kを一体に設け、このカバー部46Kは前記取付軸部44を中心とした円弧状に形成され、カバー部46Kが前記付勢手段48を覆うようにして隠している。これにより、ハンドル13を回動した際等に、カバー部46Kにより付勢手段48が視認しにくくなっている。
さらに、前記下向き突起42の外側の縁部に案内部たる傾斜部42Aを部分的に設け、この傾斜部42Aに前記湾曲部46の基端側端部46Tが係合する。この基端側端部46Tは角部を取った略湾曲状に形成されており、非ロック状態のハンドル13を初期位置側に回動すると、該傾斜部42Aに基端側端部46Tが当接して係合し、付勢手段48の付勢に抗してロック部材41が回動し、基端側端部46Tが下向き突起42の下部を通過した後、付勢手段48の付勢により下向き突起42に透孔47が係止する。尚、前記傾斜部42Aは上方から下方に向って内側(栓本体10側)に近付くように傾斜している。また、前記下向き突起42の内側には上下方向の縦縁部42Bが形成されている。そして、図11などに示すように、前記透孔47の外縁部47Aは前記傾斜部42Aに対応して傾斜し、該透孔47の内縁部47Bは前記縦縁部42Bに対応して、上下方向に形成されている。
具体的に、図1に示すように、下向き突起42が透孔47に係止する状態がハンドル13のロック状態であり、ここで操作部46Sを上に押すと、付勢手段48の付勢に抗してロック部材41が非ロック方向に回転し、湾曲部46の先端側当接部50が当接受け部49に当接する前にハンドル13が非ロック状態となり、ハンドル13を上方に回動することができる。一方、図12に示すように、ロック部材41を操作しない状態では、付勢手段48によりハンドル基部36Kの左右の下縁36G,36Gに湾曲部46の基端側上面46Jが当接してロック部材41が位置決めされる。この位置決め状態で、ハンドル13を下側に回すと、湾曲部46の基端側端部46Tが傾斜部42Aに案内されて、下向き突起42に透孔47を係止し、ハンドル13が初期位置において位置固定される。
この場合、図10及び図11などに示すように、前記横片39の上には、ゴムパッキンなどからなるハンドル付勢用弾性部材57が設けられている。この弾性部材57は、前記横片39の上面と前記肩部材12の下縁に挟まれて固定される基部57Aと、凸状曲面の当接部57Bとを一体に備え、この当接部57Bの変形を許容するために、当接部57Bと基部57Aとの間に空間を設けている。そして、ハンドル13のロック状態において、前記ハンドル取付部35とハンドル本体36との間の屈曲部35Cの内面が、前記当接部57Bに圧接し、図10などに示すように、当接部57Bが弾性変形し、その当接部57Bの弾性復元力により、図11で符号を付した矢印Yに示すように、ハンドル13が上方に回動付勢される。これによりハンドル13が下方に回動することがなく、ロック部材41と下向き突起42の係止状態が保持される。また、この係止状態で、前記下向き突起42の縦縁部42Bが透孔47の内縁部47Bに当接する。
尚、図1及び図2に示すように、ハンドル13の初期位置で、前記湾曲部46の下面は前記ハンドル先端部36Sの下面と連続するように湾曲状に形成されている。
前記栓本体10内には、ポーション容器9を着脱自在に装着する受け部51が設けられ、この受け部51の上部にポーション容器9が斜めに配置される。また、受け部51は前記回転中心軸34より下方に位置する。さらに、受け部51は栓本体10の一側であるハンドル13側に設けられている。
前記下部円筒部16の内面一側から内側に横方向の張出し部52を設け、この張出し部52の左右方向中央に中央部押さえ爪53を設け、この中央部押さえ爪53を挟んだ左右に受け爪部54,54を栓本体10の中央側に突出して設けている。この受け爪部54はハンドル13側より中央側に高くなるように斜めに形成されており、その受け爪部54の上面54Jの角度は水平に対して20〜70度、好ましくは50度である。また、受け爪部54の先端は湾曲状に形成されている。
中央部押さえ爪53は、前記受け爪部54の上面54Jと間隔を置いて略平行な下面53Kを有すると共に、ポーション容器9の縦溝部69の付近をポーション容器9を潰した際に浮き上がらないように押さえる押さえ部55を有し、この押さえ部55は上向きに形成され、また、押さえ部55の下端55Kは先鋭状に形成されている。また、受け爪部54の上面54Jの基端と張出し部52との間には、段部56が形成されている。そして、前記中央部押さえ爪53が突起状の誤配置防止部であり、その中央部押さえ爪53の先端がポーション容器9の縦溝部69に係合及び係入する。また、前記栓本体10の下部円筒部16と前記受け部51との間に孔たる飲み口孔58が設けられ、この飲み口孔58は前記連通路17の一部を構成する。
ここで、ポーション容器9の一例について説明する。前記ポーション容器9は、合成樹脂製の容器本体61の開口部にフランジ部62を周設し、このフランジ部62の上面にアルミニウムラミネートフィルムなどの樹脂シートで成形されたシール蓋63を熱溶着などにより貼着してなり、前記容器本体61内に収容空間64が形成されている。また、容器本体61を上下方向伸縮自在な蛇腹筒状を形成すると共に、前記ハンドル13によるポーション容器9の圧縮操作に基づいて、容器本体61からシール蓋63の一部が剥がれて収容物を漏出可能にする易開封部たる剥離誘導部65を、ポーション容器9の前側に形成している。そして、ポーション容器9は前後非対称な形状をなす。また、本実施例のポーション容器9のフランジ部62は左右対称な形状をなす。
尚、容器本体61は開口部から底面部66に向かって徐々に小さくなるように形成され、且つ、容器本体61に段部67を設けることにより、容器本体61は、前記段部67の上部が下部が小さく形成され、その段部67により容器本体61は蛇腹筒状に形成されている。尚、底面部66は、平坦面状に形成され、丸形状でも四角形状でもよい。また、底面部66は、フランジ部62と僅かに角度をなして形成され、この角度は15度以下がポーション容器9の容積効率の面から好ましい。
また、ポーション容器9には、図16(A)〜(E)に示すように、容器本体61の側面に内側に突出する先鋭突出部68が形成され、ハンドル13の操作に基づいて容器本体61が収縮しようとして、容器本体61内の内圧が上昇するとシール蓋63を外側へ押し開けようとする力が働き、先鋭突出部68からシール蓋63の一部が剥がれるように剥離誘導部65を形成している。また、前記先鋭突出部68を内側に突出することにより、該先鋭突出部68の外面には内側に凹んだ縦溝部69が縦設され、容器本体61において前記縦溝部69の両側は外側に突出している。尚、前記縦溝部69がポーション容器9側の係合部である。
図1に示すように、前記栓本体10の上部には、止水機能を備えた蓋体71が着脱可能に設けられる。この蓋体71は、合成樹脂製の蓋上部72と蓋下部73とを一体に設けてなる。
前記蓋上部72は、有天筒状体で構成されており、栓本体10に挿入して前記連通路17を閉じ、天板部74と、この天板部74の周囲から下方に延設した外周部75とを一体に備える。
また、前記蓋下部73は、筒状部76の上端に水平外向きの鍔部77を設け、筒状部76内の上側に該筒状部76を塞ぐように蓋中閉塞板部78が設けられ、前記筒状部76の下端周面にゴムパッキンなどからなる蓋体用止水弾性部材たる蓋体側止水部材79が設けられ、蓋体側止水部材79は断面略コ字形をなす。この蓋体側止水部材79は中心軸線を中心とした環状であって、蓋下部73の下端周面に中心軸線を中心として環状に設けられた蓋体止水弾性部材取付部たる蓋体側取付部80に密着状態で外嵌して位置決め、抜け止めがなされ、外周を前記栓本体10の下部円筒部16の内周面に当接できるようになっている。
また、前記栓本体側止水部材19は断面略コ字形をなす。この栓本体側止水部材19の内周凹部は前記栓本体側取付部20に密着状態で外嵌して位置決め、抜け止めがなされ、また、栓本体側止水部材19は、同一直径の円柱面を有する前記径小部3Aに密着する。
そして、前記天板部74の下面に鍔部77を超音波溶着や接着剤、無理嵌め嵌合等の方法で固定して蓋上部72と蓋下部73とが一体化される。また、上方突出壁14の外面に第二の雄螺子部81を設け、この第二の雄螺子部81に螺合する第二の雌螺子部82が、前記蓋体71の外周部75の内面に形成され、これら雄螺子部81と雌螺子部82の螺合により、栓本体10に蓋体71が着脱可能に設けられる。
次に、前記飲料用容器1の使用方法について説明する。蓋体71を外し、ポーション容器9のフランジ部62を下にして該ポーション容器9を、その容器本体61が受け部51に位置するように配置する。この配置状態で、剥離誘導部65が連通路17に臨む様に形成してある。即ち、前記配置状態で、受け爪部54,54の間に位置して、剥離誘導部65の下に下方空間83が位置し、この下方空間83は、受け部51より下方の下部円筒部16及び容器本体2の内部空間により構成される。
また、配置状態で、フランジ部62の上面の斜め下向きの延長線(図示せず)は、栓本体側止水部材19の下方を通って内筒5の内周面に向かう。そして、前記延長線上で易開封部の先(斜め下方)に、内容物が噴出した際の飛散空間が設けられている。尚、フランジ部62の上面が、配置状態のポーション容器9の底部の面である。また、フランジ部62は、前記受け爪部54の上面54Jと同じ角度で配置される。
そして、ポーション容器9を下向きにした状態で、ポーション容器9のフランジ部62の一側(前側)を左右の受け爪部54,54の上面54Jに載置すると共に、フランジ部62の左右方向中央を中央部押さえ爪53の下面53Kの下に挿入配置すると、フランジ部62の他側が上方突出壁14の内面に接し、又は近接して配置する。この場合、フランジ部62の他側は上方突出壁14の上端側で、その上端より下方に配置される。また、配置状態で、左右に離れた受け爪部54,54の間に、ポーション容器9の易開封部が位置する。
そして、使用者は、ロック部材41を操作してハンドル13のロックを解除し、ハンドル13を上方に回動し、ハンドル先端部36Sがほぼ垂直になった位置で、ハンドル13の上面36Jがポーション容器9の底面部66に当り、ここからハンドル先端部36Sを下方に回すように力を加えると、ポーション容器9の底面部66がポーション容器9のフランジ部62とほぼ平行に押圧されて潰され、ポーション容器9の容器本体61内の圧力が上昇し、これによりポーション容器9から内容物が斜め下方向に吹き出す。
このようにして、例えば、前記容器本体2には加温された湯を収容し、ポーション容器9には、濃縮スープを収容して、必要時にハンドル13の操作によりポーション容器9内の濃縮スープを湯に混入させて温かいスープを飲料できるようにしたり、ポーション容器9には、濃縮飲料を収容して、必要時にハンドル13の操作によりポーション容器9内の濃縮飲料を水に混入させて冷たい飲料を飲料できるようにしたり、容器本体2にはコーヒーを収容すると共に、ポーション容器9には、ミルクや砂糖などを収容しておいて、必要時にコーヒーにミルクや砂糖を混入させて飲めるようにしたりすることができる。尚、収納物は液体以外でも、砂糖のような顆粒状のものでもよく、このように液体や顆粒などの流動性があるものが好ましい。
そして、容器本体2及び栓本体10を洗浄する際には、蓋体71を外し、容器本体2から栓本体10を外して洗浄を行うことができる。尚、蓋体71と栓本体10を同時に外してもよい。また、洗浄後は、容器本体2の内螺子たる第一の雌螺子部7に、栓本体10の外螺子たる第一の雄螺子部18を螺合して、容器本体2に栓本体10を取り付ける。この際、金属製の容器本体2の第一の雌螺子部7に合成樹脂製の栓本体10を直接螺合することにより高い嵌合効果が得られる。
また、栓本体10を容器本体2に螺合する際、握り部11を用いて基準締付位置まで容器本体2を捩じ込むと、クリック片103がクリック用係止部121に係入し、この際、握り部11の下縁部11Fに摺動しながら押されて降下していたクリック片103が圧縮コイルバネ107により上昇するため、クリック感が得られ、使用者は基準締付位置まで捩じ込んだことが分かる。また、基準締付位置よりさらに栓本体10を捩じ込もうとしても、位置決めストッパー101の当接面101Mにストッパー片102が当接することにより、これ以上捩じ込むことができなくなり、栓本体10と容器本体2に無理な力が加わらないと共に所望の嵌合強度が得られる。
さらに、クリック用係止部121に係止しているクリック片103は圧縮コイルバネ107により係止方向に付勢されているから、係止を解除するために力が必要となり、栓本体10が緩み難くなると共に、栓本体10から蓋体71を外すために蓋体71を捩じっても、栓本体10と蓋体71とが供回りすることを防止できる。この場合、指掛け部112を用いて操作部材104を押し下げることによりクリック片103とクリック用係止部121の係止を解除すれば、栓本体10を開く方向(反螺合方向)に捩じることができ、この後は通常のトルクで栓本体10を捩じることができるから、構造的に螺子部7,18のトルクを上げる場合に比べて、栓本体10の取り付け及び取り外し作業が容易となり、使い勝手に優れたものとなる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、飲料用容器本体2の上部開口部3に螺合被着され内部に流出路たる連通路17を設けた栓本体10と、該栓本体10の上部開口部に被着される蓋体71を備えた飲料用容器において、飲料用容器本体2は上部に肩部材12を備え、該肩部材12の上部に栓本体10と蓋体71がそれぞれ螺合される構造であり、肩部材12には栓本体10の締付位置にクリック片103を設け、該クリック片103は栓本体10に設けられたクリック用係止部121に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができるから、栓本体10を飲料用容器本体2の所定位置まで締め付ける際にクリック感を伴って係止されることで栓本体10の締付状況が適切であるかが明確に認識できるので、確実に止水することができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、飲料用容器本体2の上部開口部3に螺合被着され内部に流出路たる連通路17を設けた栓本体10と、該栓本体10の上部開口部に被着される蓋体71を備えた飲料用容器において、飲料用容器本体2は上部に肩部材12を備え、該肩部材12の上部に栓本体10と蓋体71がそれぞれ螺合される構造であり、肩部材12には位置決めストッパー101が設けられ、該位置決めストッパー101が栓本体10に設けられたストッパー部たるストッパー片102と当接することにより栓本体10の締付位置を決めることができ、肩部材12には位置決めストッパー101の螺合方向手前にクリック片103が設けられ、該クリック片103は、栓本体10の螺合により位置決めストッパー101とストッパー片102が当接する前に栓本体10に設けられたクリック用係止部121に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができるから、栓本体10を飲料用容器本体2の所定位置まで締め付ける際にクリック感を伴って係止されることで栓本体10の締付状況が適切であるかが明確に認識できるので、確実に止水することができる。
さらに、このように本実施例では、請求項4に対応して、クリック片103が上方向に付勢され上下にスライドし、このようにクリック片103が常に上方に付勢された上下スライド構造とすることでクリック係止を確実に実現できる。
また、実施例上の効果として、クリック片103を設けた操作部材104には、装着部115に抜け止め状態でスライド可能に係止する係止アーム部108を有するから、装着部115へのクリック片103の取り付けが容易となる。また、両側面部103A,103Aと上面部103Bの間は湾曲角部103W,103Wが形成されているから、下縁部11Fが上面部103Bに摺動する際などの抵抗を削減することができる。さらに、クリック用係止部121の幅Wとクリック片103の幅W1の差が隙間Lであって、クリック片103の螺合方向の側面部103Aがクリック用係止部121の螺合方向の側面部に位置して係入した状態(図9(B))で、当接面101Mとストッパー片102の隙間L1が隙間Lより小さいから、前記係入状態で当接面101Mとストッパー片102の隙間L1を当接して位置決めすることができる。また、操作部材104は上下に指掛け部112,112を有するから、上下動の操作が容易である。さらに、クリック片103を係止方向に付勢する付勢手段たる圧縮コイルバネ107を備えるから、クリック片103の一時的降下により自動的にクリック片103をクリック用係止部121に係入することができる。
図17〜図23は、本発明の実施例2を上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、クリック片が容器内側方向に付勢され回転移動するように構成している。
前記握り部11のハンドル13側には、その外周を内側に凹ませた凹部201を形成し、この凹部201の中央の下縁にクリック受け部たるクリック用係止部202が形成され、このクリック用係止部202は下部が開口している。
前記ハンドル13には、前記クリック用係止部202に係止するクリック突起たるクリック片203が回転可能に設けられている。具体的には、前記ハンドル13の取付部35の左右方向中央に切欠き凹所204を設け、この切欠き凹所204に、クリック片203を設けた操作部材205を回動自在に設けている。また、前記操作部材205の略円筒状をなす本体206に貫通孔207を形成し、この貫通孔207に前記回転中心軸34を挿通し、この回転中心軸34を中心に前記操作部材205が回動可能に設けられている。さらに、前記切欠き凹所204に回転止め受け部208を設け、この回転止め受け部208に係合する回転止め部たる回転止め突起部209を前記本体206に突設している。
そして、前記操作部材205が回転すると、クリック片203は前記クリック用係止部202に下方から係止する。この係止状態で、斜め上向きの操作部210と、斜め下向きの前記回転止め突起部209とが前記本体206に一体に設けられており、前記回転止め突起部209が前記回転止め受け部208に当接する。
また、付勢手段としてトーションスプリング211を備え、このトーションスプリング211は前記回転止め突起部209を前記回転止め受け部208に当接するように前記操作部材205を回転付勢する。具体的には、回転付勢手段たるトーションスプリング211の一端211Aを前記本体206の本体側係止部206Aに係止すると共に、トーションスプリング211の他端211Bを前記切欠き凹所204の取付部側係止部204Kに係止し、トーションスプリング211には前記回転中心軸34が挿通され、トーションスプリング211は前記本体206の一側に配置されている。
また、前記本体206の一側には前記トーションスプリング211を覆うカバー部212が一側に突出して設けられ、このカバー部212に対応して前記切欠き凹所204にカバー部用切欠き部213を設けている。そして、前記回転止め突起部209が前記回転止め受け部208に当接した状態で、前記カバー部212がカバー部用切欠き部213を略塞ぎ、トーションスプリング211の上部を前記カバー部212が覆って該トーションスプリング211が隠れる。尚、肩部材12の円筒部22の上部には、前記クリック片203に対応して、湾曲凹部214を設け、この湾曲凹部214によりクリック片203が下方に回動しても円筒部22に当たることがない。
尚、実施例1と同様に前記位置決めストッパー101はハンドル13の反対側に設けられている。
前記栓本体10の口部14Aには、前記ハンドル13に対応して、切欠き部70を設けており、この切欠き部70は、上方突出壁14の一部を切り欠いた本体側切欠き部70Aと握り部11の一部を切り欠いた握り部側切欠き部70Bとを備える。この握り部側切欠き部70Bは前記握り部11の上縁及び外周を凹ませた凹部状に形成されている。前記切欠き部70は、前記ハンドル13の幅より幅広に形成され、図15などに示すように、切欠き部70を設けることにより、ハンドル先端部36Sが上方突出壁14の他側の上端に近接する近接位置までハンドル13を回転することができる。この近接位置で、前記屈曲部35Cの外面が前記切欠き部70の底部に近接する。尚、前記凹部201は握り部側切欠き部70Bに連続して形成されている。
そして、栓本体10を外した状態では、図16に示すように、クリック片203は係止位置である上面22J上に位置しており、容器本体2の雌螺子部7に栓本体10の雄螺子部18を捩じ込むと、握り部11の下縁部11Fにクリック片203が摺動しながら押され、操作部材205が図14中で反時計回り方向に回動してクリック片203が降下する。ここからクリック用係止部202がクリック片203の位置に達すると、トーションスプリング211の付勢により操作部材205が図14中で時計回り方向に回転し、これによりクリック片203が上昇してクリック用係止部202内に係入し、この係入の際にクリック感が得られる。この場合、回転止め受け部208に回転止め突起部209が当接するため、クリック片203の上面はクリック用係止部202の上縁に当接しない。したがって、この例では容器本体2側の部材である回転止め受け部208に操作部材側の回転止め突起部209が当接する際、クリック音が発生し、クリック感が得られる。
また、上記図9で説明したと同様に、係止状態で、栓本体回転方向側のクリック片203の側面部がクリック用係止部202の側面部に位置し、クリック用係止部202の反螺合方向側には、クリック用係止部202とクリック片203の間に前記隙間Lがある。この位置で、前記隙間Lは当接面101Mとストッパー片102の前記隙間L1より大きく設定しており、さらに、栓本体10を捩じ込むと、当接面101Mとストッパー片102が当接し、これ以上は捩じ込むことができなくなる。このようにクリック用係止部202にクリック片203が係入した位置が、容器本体2の雌螺子部7と栓本体10の雄螺子部18の基準締付位置である。
さらに、クリック用係止部202に係止しているクリック片203はトーションスプリング211により回転付勢されているため、図18(A)に示すように、クリック用係止部202にクリック片203が係止した状態では、容器本体2に対して栓本体10は、螺合方向及び反螺合方向に回り止め状態でロックされる。
栓本体10を外す際には、図18(B)に示すように、操作部210を用いて操作部材205を反時計回り方向に回してやれば、クリック片203がクリック用係止部202から外れ、栓本体10を開く方向に回すことができ、クリック片203の上に握り部11の下縁部11Fが来たら、操作部210から手を放すことができ、この後は、クリック片203に下縁部11Fが摺動しながら栓本体10を回すことができる。
また、本実施例2の変形例として、位置決めストッパー101とストッパー片102を設けないようにしてもよく、この場合も、クリック片203とクリック用係止部202との係止により基準の締付位置に栓本体10を捩じ込むことができる。尚、この場合は、クリック片203がクリック用係止部202に係入可能であれば、幅W,W1を略同一にしてもよい。
このように本実施例では、肩部材12には位置決めストッパー101が設けられ、該位置決めストッパー101が栓本体10に設けられたストッパー片102と当接することにより栓本体10の締付位置を決めることができ、肩部材12には位置決めストッパー101の螺合方向手前にクリック片203が設けられ、該クリック片203は、栓本体10の螺合により位置決めストッパー101とストッパー片102が当接する前に栓本体10に設けられたクリック用係止部202に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができるから、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、クリック片203が容器本体2の内側方向に付勢され回転移動し、クリック片203が常に容器内側方向に付勢された回動移動機構とすることでクリック係止を確実に実現することができる。
また、実施例上の効果として、クリック片203を有する操作部材205をハンドル13に組み込んだから、コンパクトに組み込むことができると共に、ハンドル13側において、クリック片203の操作を行うことができる。さらに、トーションスプリング211の上部を前記カバー部212が覆って該トーションスプリング211を隠すことができる。また、回転止め突起部209が回転止め受け部208に当接するから、クリック片203がクリック用係止部202に係入すれば、栓本体10の回り止め効果が得られ、クリック片203の上部をクリック用係止部202に当接する必要がない。また、本実施例では、クリック片203がクリック用係止部202に係止した状態で、操作部材205を操作して係止を解除しないと、栓本体10を回すことができないから、栓本体10が不用意に緩むことがない。
図24〜図25は、本発明の実施例3を上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、クリック片103は、反螺合方向側の側面部103Cが略垂直に形成され、螺合方向側の側面部103Aは、上部が下部より反螺合方向側に位置するように斜めに形成されている。尚、反螺合方向とは栓本体10及び蓋体71を取り外す際に回す方向を意味する。
したがって、容器本体2に栓本体10を螺合し、握り部11の下縁部11Fによりクリック片103を押し下げる際に必要なトルクを螺合トルクとした場合、係止状態から反螺合方向に回転するために必要な反螺合トルクが前記螺合トルクより大きくなり、栓本体10の緩みの発生を防止することができる。
また、本実施例3の変形例として、位置決めストッパー101とストッパー片102を設けないようにしてもよく、この場合も、クリック片103とクリック用係止部121との係止により基準の締付位置に栓本体10を捩じ込むことができる。尚、この場合は、クリック片103がクリック用係止部121に可能であれば、幅W,W1を略同一にしてもよい。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、クリック片103を一次的退避動作させる際、栓本体10を閉めこむ時に比べて、開くときに大きなトルクを必要とするように構成したから、栓本体10の緩みを防止すること でき、一方、締め易くなる。
図26は、本発明の実施例4を上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、クリック用係止部121の側面部121A,121A同士の間隔が下方に向かって拡大するように斜めに形成されている。また、クリック用係止部121に実施例3のクリック片103が係止する。尚、実施例1〜3においては、クリック用係止部121の側面部は略垂直に形成されている。
したがって、栓本体10を螺合方向と反螺合方向のいずれに回しても、斜めに形成した側面部121A,121Aによりクリック片103が下方に押されて、クリック用係止部121とクリック片103との係止を解除することができる。
尚、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、位置決めストッパーが周方向に長い形状のものを示したが、丸形の突起など各種の形状のものを用いることができる。同様にストッパー部も各種の形状のものを用いることができる。また、実施例1〜3において、クリック用係止部の側面部を実施例4のように構成し、操作部材を用いずに栓本体を回すことによりクリック用係止部とクリック片の係止を解除可能なように構成してもよい。さらに、クリック用係止部の一方の側面部のみを斜めに形成してもよい。
1 飲料用容器
2 容器本体
3 上部開口部
10 栓本体
11 握り部
12 肩部材
13 ハンドル
17 連通路(流出路)
71 蓋体
81 第二の雄螺子部
82 第二の雌螺子部
101 位置決めストッパー
101M 当接面(当接部)
102 ストッパー片(栓本体側のストッパー部)
103 クリック片(クリック突起)
121 クリック用係止部(クリック受け部)
202 クリック用係止部(クリック受け部)
203 クリック片(クリック突起)

Claims (5)

  1. 飲料用容器本体の上部開口部に螺合被着され内部に流出路を設けた栓本体と、該栓本体の上部開口部に被着される蓋体を備えた飲料用容器において、前記飲料用容器本体は上部に肩部材を備え、該肩部材の上部に前記栓本体と前記蓋体がそれぞれ螺合される構造であり、前記肩部材には前記栓本体の締付位置にクリック片を設け、該クリック片は前記栓本体に設けられたクリック用係止部に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができることを特徴とする飲料用容器。
  2. 飲料用容器本体の上部開口部に螺合被着され内部に流出路を設けた栓本体と、該栓本体の上部開口部に被着される蓋体を備えた飲料用容器において、前記飲料用容器本体は上部に肩部材を備え、該肩部材の上部に前記栓本体と前記蓋体がそれぞれ螺合される構造であり、前記肩部材には位置決めストッパーが設けられ、該位置決めストッパーが前記栓本体に設けられたストッパー部と当接することにより前記栓本体の締付位置を決めることができ、前記肩部材には前記位置決めストッパーの螺合方向手前にクリック片が設けられ、該クリック片は、前記栓本体の螺合により前記位置決めストッパーと前記ストッパー部が当接する前に前記栓本体に設けられたクリック用係止部に係止し、一次的退避動作を伴ってクリック感を与えることができることを特徴とする飲料用容器。
  3. 前記クリック片を一次的退避動作させる際、前記栓本体を閉めこむ時に比べて、開くときに大きなトルクを必要とするように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の飲料用容器。
  4. 前記クリック片が上方向に付勢され上下にスライドすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料用容器。
  5. 前記クリック片が容器内側方向に付勢され回転移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料用容器。
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