JP2015226363A - 電動モータの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の永久磁石における磁束密度のバラツキを抑制し、電動モータの振動や騒音を抑制する。
【解決手段】ロータ16に複数の永久磁石M1〜M4を備える電動モータ10の冷却装置11であって、複数の永久磁石M1〜M4の磁束密度を検出する磁束センサ26と、磁束センサ26からの検出結果に基づいて、複数の永久磁石M1〜M4のうち磁束密度の最も小さな永久磁石を判定する磁石判定部82と、磁石判定部82からの判定結果に基づいて、磁束密度の最も小さな永久磁石に供給される冷却油量を増加させる油量制御部83と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、電動モータの冷却装置に関する。
車両や産業機器等の動力源として、ロータ表面やロータ内部に永久磁石を備えた電動モータが用いられている。このような電動モータにおいては、発熱による永久磁石の減磁を回避するため、冷却油によって永久磁石を冷却する冷却システムを採用することが多い(特許文献1参照)。
特開2009−27800号公報
ところで、ロータには複数の永久磁石が組み付けられることから、単に永久磁石の減磁を防止するだけでなく、それぞれの永久磁石における磁束密度のバラツキを抑制することが重要となっている。すなわち、一部の永久磁石の磁束密度が低下した場合には、ロータの回転角によってモータトルクが変動するため、電動モータから振動や騒音を発生させてしまう虞がある。
本発明の目的は、複数の永久磁石における磁束密度のバラツキを抑制し、電動モータの振動や騒音を抑制することにある。
本発明の電動モータの冷却装置は、ロータに複数の永久磁石を備える電動モータの冷却装置であって、前記複数の永久磁石の磁束密度を検出する磁束検出部と、前記磁束検出部の検出結果に基づいて、前記複数の永久磁石のうち磁束密度の最も小さな永久磁石を判定する磁石判定部と、前記磁石判定部の判定結果に基づいて、磁束密度の最も小さな永久磁石に供給される冷却油量を増加させる油量制御部と、を有する。
本発明によれば、磁束密度の最も小さな永久磁石に供給される冷却油量を増加させることにより、磁束密度のバラツキを抑制することが可能となり、電動モータの振動や騒音を抑制することが可能となる。
電動モータを示す断面図である。 ロータの構造を示す分解斜視図である。 ロータの構造を示す拡大断面図である。 (a)は図3のA−A線に沿う断面図であり、(b)は図3のB−B線に沿う断面図である。 (a)および(b)はロータシャフトおよびインナシャフトの端部を示す斜視図である。 冷却装置の制御系の一部を示すブロック図である。 磁束密度とロータ角との関係を示すイメージ図である。 ロータシャフトおよびインナシャフトの構造の一部を示す展開図である。 インナシャフトがニュートラル位置に停止したときの油路切替機構を示す部分断面図である。 インナシャフトが第1磁石冷却位置に停止したときの油路切替機構を示す部分断面図である。 油量調整制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は電動モータ10を示す断面図である。図1に示される電動モータ10には、本発明の一実施の形態である電動モータの冷却装置11が設けられている。図1に示すように、電動モータ10は、外殻を構成するモータケース12を有している。モータケース12は、側壁部13aを備えた底付き円筒状のケース本体13と、ケース本体13の開口端に設けられる第1ケースカバー14とを有している。モータケース12の内側にはステータ15が固定されており、ステータ15の内側にはロータ16が回転自在に収容されている。ステータ15は、多数の電磁鋼鈑を積層して形成されるステータコア17と、ステータコア17のスロットに巻き付けられるステータコイル18とを有している。また、ロータ16は、多数の電磁鋼鈑を積層して形成されるロータコア19と、ロータコア19に挿入される複数の永久磁石Mとを有している。さらに、ロータ16は、ロータコア19の一端側に設けられる第1エンドプレート20と、ロータコア19の他端側に設けられる第2エンドプレート21とを有している。
電動モータ10のロータ16には、中空のロータシャフト(アウタシャフト)22が固定されている。ロータシャフト22の一端部は、ケース本体13の側壁部13aに設けられた軸受23によって回転自在に支持されており、ロータシャフト22の他端部は、第1ケースカバー14の軸受部14aに設けられた軸受24によって回転自在に支持されている。また、ケース本体13の側壁部13aには、回転角センサであるレゾルバ25が設けられている。このレゾルバ25は、ロータシャフト22の回転角度つまりロータ角を検出する機能を有している。また、ステータ15のステータコア17には、ロータ16の外周面に対向する磁束センサ(磁束検出部)26が設けられている。この磁束センサ26は、対向する永久磁石Mの磁束密度を検出する機能を有している。
モータケース12のケース本体13には、オイルポンプ30を収容する第2ケースカバー31が装着されている。冷却油を吐出するオイルポンプ30は、第2ケースカバー31のポンプ収容室32に収容されるアウタロータ33と、ロータシャフト22に固定されるインナロータ34とを有している。また、第2ケースカバー31には、オイルポンプ30の吸入ポート35に連通するとともに、モータケース12内に開口する連通するケース油路36が形成されている。ケース油路36の開口端は、モータケース12内に貯留される冷却油の油面レベルOLよりも下方に設置されている。また、第2ケースカバー31には、オイルポンプ30の吐出ポート37に連通するケース油路38が形成されている。さらに、ケース本体13には、ケース油路38に連通するケース油路39が形成されており、第1ケースカバー14には、ケース油路39に連通するケース油路40が形成されている。このような油路構造により、ロータシャフト22によってオイルポンプ30が駆動されると、モータケース12内の冷却油は、ケース油路36からオイルポンプ30の吸入ポート35に吸引される。そして、オイルポンプ30の吐出ポート37から吐出される冷却油は、ケース油路38、ケース油路39およびケース油路40を経た後に、後述する経路を介してロータシャフト22からロータ内に供給される。このように、ケース油路38、ケース油路39およびケース油路40により、オイルポンプ30に接続される上流油路41が構成されている。
続いて、上流油路41からロータ16に対する冷却油の供給経路について説明する。ケース油路40に対するロータシャフト22の対向部位には、環状の溝部50が形成されている。ロータシャフト22の溝部50には、ロータシャフト22を径方向に貫通する複数の第1入力ポート51が形成されている。また、第1エンドプレート20に対するロータシャフト22の対向部位には、ロータシャフト22を径方向に貫通する複数の出力ポート(第1油穴)52が形成されている。このようなロータシャフト22の内部には、インナシャフト53が摺動自在に収容されている。インナシャフト53の端部には、所定長さで軸方向に伸びる連通油路54が形成されている。また、第1入力ポート51に対するインナシャフト53の対向部位には、環状の溝部55が形成されている。インナシャフト53の溝部55には、インナシャフト53を径方向に貫通する複数の第2入力ポート56が形成されている。さらに、出力ポート52に対するインナシャフト53の対向部位には、インナシャフト53を径方向に貫通する複数の油量制御ポート(第2油穴)57が形成されている。すなわち、ロータシャフト22の第1入力ポート51は、インナシャフト53の第2入力ポート56、連通油路54および油量制御ポート57を介して、ロータシャフト22の出力ポート52に連通している。
ここで、図2はロータ16の構造を示す分解斜視図であり、図3はロータ16の構造を示す拡大断面図である。図2に示すように、第1エンドプレート20には、径方向に伸びる4本の冷却油溝60a〜60dが形成されている。また、ロータコア19には、4つの永久磁石M1〜M4が挿入されるとともに、積層方向に貫通する4本の冷却油路61a〜61dが形成されている。さらに、第2エンドプレート21には、厚み方向に貫通する4つのドレインポート62a〜62dが形成されている。なお、冷却油溝60a〜60d、永久磁石M1〜M4、冷却油路61a〜61dおよびドレインポート62a〜62dのそれぞれは、周方向に約90°の間隔で設置されている。また、図2および図3に示すように、冷却油溝60aには冷却油路61aを介してドレインポート62aが接続されており、これらの冷却油溝60a、冷却油路61aおよびドレインポート62aによって下流油路63aが構成されている。また、冷却油溝60bには冷却油路61bを介してドレインポート62bが接続されており、これらの冷却油溝60b、冷却油路61bおよびドレインポート62bによって下流油路63bが構成されている。また、冷却油溝60cには冷却油路61cを介してドレインポート62cが接続されており、これらの冷却油溝60c、冷却油路61cおよびドレインポート62cによって下流油路63cが構成されている。また、冷却油溝60dには冷却油路61dを介してドレインポート62dが接続されており、これらの冷却油溝60d、冷却油路61dおよびドレインポート62dによって下流油路63dが構成されている。このように、電動モータ10のロータ16には、永久磁石M1〜M4のそれぞれを冷却する4本の下流油路63a〜63dが形成されており、これらの下流油路63a〜63dによって下流油路群63が構成されている。
図4(a)は図3のA−A線に沿う断面図であり、図4(b)は図3のB−B線に沿う断面図である。図4(a)に示すように、ロータシャフト22には、前述した複数の出力ポート52として、冷却油溝60a〜60dのそれぞれに連通する4つの出力ポート52a〜52dが形成されている。すなわち、冷却油溝60aには出力ポート52aが接続され、冷却油溝60bには出力ポート52bが接続され、冷却油溝60cには出力ポート52cが接続され、冷却油溝60dには出力ポート52dが接続される。また、図4(a)および(b)に示すように、インナシャフト53には、前述した複数の油量制御ポート57として、周方向に並んだ4つの油量制御ポート57a〜57dが形成されており、これらの油量制御ポート57a〜57dによって制御ポート群64が構成されている。同様に、インナシャフト53には、前述した複数の油量制御ポート57として、周方向に並んだ4つの油量制御ポート57e〜57hが形成されており、これらの油量制御ポート57e〜57hによって制御ポート群65が構成されている。また、制御ポート群64と制御ポート群65とは、インナシャフト53の軸方向にずらして形成されている。このように、インナシャフト53には、前述した複数の油量制御ポート57として、8つの油量制御ポート57a〜57hが形成されている。これら油量制御ポート57a〜57hのうち、油量制御ポート57eの内径は他の油量制御ポート57a〜57d,57f〜57hの内径よりも大きく形成されている。なお、油量制御ポート57a〜57d,57f〜57hは同じ内径に形成されている。
続いて、ロータシャフト22に対するインナシャフト53の摺動構造について説明する。図1に示すように、第2ケースカバー31にはハウジング70が取り付けられており、ハウジング70内にはロータシャフト22およびインナシャフト53の端部が収容されている。また、インナシャフト53の端部にはスリーブ71が固定されており、このスリーブ71によってロータシャフト22の端部は覆われている。ここで、図5(a)および(b)はロータシャフト22およびインナシャフト53の端部を示す斜視図である。図5(a)に示すように、ロータシャフト22の端部にはカム溝72が形成されており、スリーブ71にはカム溝72に係合する係合ピン73が固定されている。また、図1に示すように、ハウジング70にはソレノイド部74を備えたアクチュエータ75が設けられており、スリーブ71の係合溝76にはフォーク部材77が装着されている。また、ハウジング70には、揺動自在にレバー部材78が設けられている。レバー部材78の一端部はアクチュエータ75に連結される一方、レバー部材78の他端部はフォーク部材77に対向している。
アクチュエータ75のソレノイド部74に対して通電が為されると、アクチュエータ75は電磁力によって矢印α方向に吸引され、レバー部材78を介してフォーク部材77は矢印β方向に操作される。このように、フォーク部材77を操作することにより、スリーブ71およびインナシャフト53はロータシャフト22に対して矢印A1方向にスライドする。また、ロータシャフト22とインナシャフト53との間には、インナシャフト53を矢印A2方向に付勢するリターンスプリング79が設けられている。これにより、アクチュエータ75のソレノイド部74に対する通電が遮断されると、リターンスプリング79のバネ力によって、スリーブ71およびインナシャフト53はロータシャフト22に対して矢印A2方向にスライドする。このように、アクチュエータ75を駆動することにより、インナシャフト53を軸方向に往復させることが可能となる。ここで、前述したように、インナシャフト53のスリーブ71には係合ピン73が固定されており、係合ピン73はロータシャフト22のカム溝72に係合している。このため、図5(b)に矢印Aで示すように、インナシャフト53を軸方向に往復させると、矢印Bで示すように、インナシャフト53の係合ピン73はロータシャフト22のカム溝72に沿って移動する。そして、図5(b)に矢印Cで示すように、インナシャフト53はロータシャフト22に対して所定角度で周方向に回動することになる。
続いて、電動モータの冷却装置11の制御系80について説明する。図6は冷却装置11の制御系80の一部を示すブロック図である。図6に示すように、冷却装置11の制御系80には、アクチュエータ75のソレノイド部74を制御する制御ユニット81が設けられている。制御ユニット81は、磁石判定部82、油量制御部83およびモータ制御部84を有している。なお、制御ユニット81は、制御信号等を演算するCPU、制御プログラム、演算式およびマップデータ等を格納するROM、一時的にデータを格納するRAM等によって構成される。
制御ユニット81の磁石判定部82は、磁束センサ26から送信される磁束密度(検出結果)と、レゾルバ25から送信されるロータ角とに基づいて、複数の永久磁石M1〜M4のうち最も磁束密度の小さな永久磁石を判定する。ここで、図7は磁束密度とロータ角との関係を示すイメージ図である。なお、図7に示した0°のロータ角とは、図6に示すように磁束センサ26と永久磁石M1とが対向したときのロータ角である。図7に示すように、磁束センサ26が検出する磁束密度は、ロータ16が回転して磁束センサ26の近傍を永久磁石M1〜M4が横切る度に増減することになる。そして、制御ユニット81の磁石判定部82は、ロータ角に基づき磁束センサ26に対向する永久磁石M1〜M4を特定した上で、磁束密度の大きさに基づき永久磁石M1〜M4の減磁状態を判定する。なお、図7に示す場合には、永久磁石M4の磁束密度D4が、他の永久磁石M1〜M3の磁束密度D1〜D3よりも小さいため、永久磁石M4が最も磁束密度の小さな永久磁石であると判定される。
なお、磁石判定部82によって永久磁石M1〜M4の磁束密度を精度良く判定するためには、電動モータ10を無負荷回転状態に制御することにより、ステータコイル18の通電を抑制してステータ15の磁力を0に近づけることが望ましい。そこで、永久磁石M1〜M4の磁束密度を判定する際に、制御ユニット81のモータ制御部84は、ステータコイル18に接続されるインバータ85に制御信号を出力し、電動モータ10を無負荷運転状態に制御している。なお、ステータコイル18に通電が為されている場合であっても、磁束センサ26によって検出される磁束密度に基づいて、永久磁石M1〜M4の減磁状態を判定することが可能である。例えば、電動モータ10の力行トルクや回生トルクが一定である場合、つまりステータコイル18の通電状態が一定である場合には、磁束センサ26から出力される磁束密度に基づき減磁状態の永久磁石M1〜M4を判定しても良い。また、例えば、電動モータ10の力行トルクや回生トルクが変動する場合、ステータコイル18の通電状態が変動する場合であっても、磁束センサ26から出力される磁束密度を補正し、補正された磁束密度に基づき永久磁石M1〜M4の減磁状態を判定しても良い。
前述の図7に示すように、一部の永久磁石M1〜M4の減磁によって磁束密度にバラツキが生じてしまうと、モータトルクの変動を招いて振動や騒音を発生させてしまうため、磁束密度のバラツキを抑制することが重要となっている。そこで、制御ユニット81の油量制御部83は、後述するように、磁石判定部82からの判定結果に基づいてアクチュエータ75を制御し、減磁した永久磁石M1〜M4に対する冷却油の供給量を増加させている。ここで、永久磁石M1〜M4の磁束密度は、温度上昇に伴って減少する一方、温度低下に伴って増加する傾向を有している。すなわち、温度上昇に伴って減磁した永久磁石M1〜M4を積極的に冷却することにより、減少した磁束密度を回復させて磁束密度のバラツキを抑制することが可能となる。
次いで、それぞれの永久磁石M1〜M4に対する冷却油量の調整制御について説明する。前述したように、モータケース12には、ケース油路38、ケース油路39およびケース油路40からなる上流油路41が形成されており、電動モータ10のロータ16には、4本の下流油路63a〜63dからなる下流油路群63が構成されている。また、上流油路41と下流油路群63との間には、上流油路41と下流油路群63との接続状態を切り替える油路切替機構86が設けられている。油路切替機構86は、前述したロータシャフト22、インナシャフト53およびアクチュエータ75によって構成されている。油路切替機構86は、アクチュエータ75を用いてロータシャフト22とインナシャフト53との相対位置を制御し、ロータシャフト22の出力ポート52とインナシャフト53の油量制御ポート57との接続状態を切り替えている。これにより、出力ポート52つまり下流油路63a〜63dに連通する油量制御ポート57の内径を切り替えることができ、下流油路63a〜63dに供給される冷却油の流量を調整することが可能となる。
ここで、図8はロータシャフト22およびインナシャフト53の構造の一部を示す展開図である。図8には、ロータシャフト22が備えるカム溝72および出力ポート52a〜52dが示されており、インナシャフト53が備える係合ピン73および油量制御ポート57a〜57hが示されている。また、図8において、縦方向に伸びる一点鎖線は周方向の同一位置を示しており、横方向に伸びる破線は軸方向の同一位置を示している。すなわち、ロータシャフト22に対してインナシャフト53を移動させたときに、ロータシャフト22の出力ポート52a〜52dに重なる点が一点鎖線と破線との交点で示されている。
図8に示すように、ロータシャフト22に対するインナシャフト53の停止位置として、ニュートラル位置PN、第1磁石冷却位置P1、第2磁石冷却位置P2、第3磁石冷却位置P3、および第4磁石冷却位置P4からなる4つの停止位置が設定されている。インナシャフト53のニュートラル位置PNにおいては、係合ピン73が位置aNで停止している。ここで、図9はインナシャフト53がニュートラル位置PNに停止したときの油路切替機構86を示す部分断面図である。図8および図9に示すように、ニュートラル位置PNにおいては、ロータシャフト22の出力ポート52a〜52dにインナシャフト53の制御ポート群64つまり油量制御ポート57a〜57dが対向するため、油量制御ポート57a〜57dから出力ポート52a〜52dを経て下流油路63a〜63dに冷却油が供給される。ここで、油量制御ポート57a〜57dは同じ内径に形成されることから、それぞれの下流油路63a〜63dには同量の冷却油が供給され、全ての永久磁石M1〜M4は同様に冷却されることになる。
また、インナシャフト53がニュートラル位置PNに停止した状態のもとで、アクチュエータ75を駆動してインナシャフト53を軸方向に一往復させると、図8に矢印X1で示すように、係合ピン73がカム溝72に沿って位置a1に移動する。これにより、インナシャフト53は、ニュートラル位置PNから第1磁石冷却位置P1に切り替えられる。ここで、図10はインナシャフト53が第1磁石冷却位置P1に停止したときの油路切替機構86を示す部分断面図である。図8および図9に示すように、第1磁石冷却位置P1においては、ロータシャフト22の出力ポート52にインナシャフト53の制御ポート群65つまり油量制御ポート57e〜57hが対向するため、油量制御ポート57e〜57hから出力ポート52a〜52dを経て下流油路63a〜63dに冷却油が供給される。ここで、油量制御ポート57eの内径は油量制御ポート57f〜hの内径よりも大きく形成されることから、永久磁石M1の近傍を通過する下流油路63aには、他の下流油路63b〜63dよりも多くの冷却油が供給され、永久磁石M1が積極的に冷却されることになる。
また、インナシャフト53が第1磁石冷却位置P1に停止した状態のもとで、インナシャフト53を軸方向に一往復させると、図8に矢印X2で示すように、係合ピン73がカム溝72に沿って位置a2に移動する。これにより、インナシャフト53は、第1磁石冷却位置P1から第2磁石冷却位置P2に切り替えられる。この第2磁石冷却位置P2においては、大径の油量制御ポート57eが、出力ポート52bつまり下流油路63bに対して連通する。これにより、永久磁石M2の近傍を通過する下流油路63bには、他の下流油路63a,63c,63dよりも多くの冷却油が供給され、永久磁石M2が積極的に冷却されることになる。
また、インナシャフト53が第2磁石冷却位置P2に停止した状態のもとで、インナシャフト53を軸方向に一往復させると、図8に矢印X3で示すように、係合ピン73がカム溝72に沿って位置a3に移動する。これにより、インナシャフト53は、第2磁石冷却位置P2から第3磁石冷却位置P3に切り替えられる。この第3磁石冷却位置P3においては、大径の油量制御ポート57eが、出力ポート52cつまり下流油路63cに対して連通する。これにより、永久磁石M3の近傍を通過する下流油路63cには、他の下流油路63a,63b,63dよりも多くの冷却油が供給され、永久磁石M3が積極的に冷却されることになる。
また、インナシャフト53が第3磁石冷却位置P3に停止した状態のもとで、インナシャフト53を軸方向に一往復させると、図8に矢印X4で示すように、係合ピン73がカム溝72に沿って位置a4に移動する。これにより、インナシャフト53は、第3磁石冷却位置P3から第4磁石冷却位置P4に切り替えられる。この第4磁石冷却位置P4においては、大径の油量制御ポート57eが、出力ポート52dつまり下流油路63dに対して連通する。これにより、永久磁石M4の近傍を通過する下流油路63dには、他の下流油路63a〜63cよりも多くの冷却油が供給され、永久磁石M4が積極的に冷却されることになる。
なお、インナシャフト53が第4磁石冷却位置P4に停止した状態のもとで、インナシャフト53を軸方向に一往復させると、図8に矢印XNで示すように、係合ピン73がカム溝72に沿って位置aNに移動する。これにより、インナシャフト53は、第4磁石冷却位置P4から再びニュートラル位置PNに切り替えられることになる。
前述のように、アクチュエータ75を駆動してインナシャフト53を軸方向に一往復させる度に、ロータシャフト22に対するインナシャフト53の停止位置は、ニュートラル位置PN、第1磁石冷却位置P1、第2磁石冷却位置P2、第3磁石冷却位置P3、第4磁石冷却位置P4の順に切り替わることになる。すなわち、永久磁石M1が減磁する際には、インナシャフト53を第1磁石冷却位置P1に停止させて永久磁石M1を重点的に冷却し、永久磁石M2が減磁する際には、インナシャフト53を第2磁石冷却位置P2に停止させて永久磁石M2を重点的に冷却する。また、永久磁石M3が減磁する際には、インナシャフト53を第3磁石冷却位置P3に停止させて永久磁石M3を重点的に冷却し、永久磁石M4が減磁する際には、インナシャフト53を第4磁石冷却位置P4に停止させて永久磁石M4を重点的に冷却する。なお、永久磁石M1〜M4の磁束密度に大きなバラツキが生じていない場合には、インナシャフト53はニュートラル位置PNに切り替えられ、全ての永久磁石M1〜M4が一様に冷却される。
以下、前述した油量調整制御をフローチャートに沿って説明する。図11は油量調整制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。図11に示すように、ステップS10では、電動モータ10が無負荷回転状態であるか否かが判定される。ステップS10において、無負荷回転状態であると判定されると、ステップS11に進み、各永久磁石M1〜M4の磁束密度が計測され、ステップS12に進み、最も減磁している永久磁石M1〜M4つまり最も磁束密度の小さな永久磁石M1〜M4が判定される。続くステップS13において、永久磁石M1が最も減磁していると判定された場合には、ステップS14に進み、永久磁石M1に供給される冷却油量が増やされる。すなわち、ステップS14においては、インナシャフト53が第1磁石冷却位置P1に切り替えられ、下流油路63aに案内される冷却油量が増やされる。
ステップS13において、永久磁石M1が減磁していないと判定された場合には、ステップS15に進み、永久磁石M2が最も減磁しているか否かが判定される。ステップS15において、永久磁石M2が減磁していると判定された場合には、ステップS16に進み、インナシャフト53が第2磁石冷却位置P2に切り替えられ、下流油路63bに供給される冷却油量つまり永久磁石M2を冷却する冷却油量が増やされる。また、ステップS15において、永久磁石M2が減磁していないと判定された場合には、ステップS17に進み、永久磁石M3が最も減磁しているか否かが判定される。ステップS17において、永久磁石M3が減磁していると判定された場合には、ステップS18に進み、インナシャフト53が第3磁石冷却位置P3に切り替えられ、下流油路63cに供給される冷却油量つまり永久磁石M3を冷却する冷却油量が増やされる。
また、ステップS17において、永久磁石M3が減磁していないと判定された場合には、ステップS19に進み、永久磁石M4が最も減磁しているか否かが判定される。ステップS19において、永久磁石M4が減磁していると判定された場合には、ステップS20に進み、インナシャフト53が第4磁石冷却位置P4に切り替えられ、下流油路63dに供給される冷却油量つまり永久磁石M4を冷却する冷却油量が増やされる。なお、ステップS19において、永久磁石M4が減磁していないと判定された場合、つまり全ての永久磁石M1〜M4が減磁していない場合には、ステップS21に進み、インナシャフト53がニュートラル位置PNに切り替えられる。これにより、各下流油路63a〜63dに案内される冷却油量はほぼ均一となる。
このように、制御ユニット81は、磁束密度の最も小さな永久磁石に供給される冷却油量を増加させ、磁束密度の低下した永久磁石を積極的に冷却している。これにより、複数の永久磁石M1〜M4における磁束密度のバラツキを抑制することができるため、モータトルクの変動を抑制することが可能となり、電動モータ10の振動や騒音を抑制することが可能となる。また、磁束密度のバラツキを効果的に抑制するためには、磁束密度の最も小さい永久磁石に供給される冷却油量を、磁束密度の最も大きな永久磁石に供給される冷却油量よりも増加させることが望ましい。なお、制御ユニット81によって実行される油量調整制御は、所定タイミング毎に繰り返し実行されることになる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、磁束センサ26を用いて永久磁石M1〜M4の磁束密度を検出しているが、これに限られることはない。例えば、電磁誘導によるステータコイル18の通電状態を検出することにより、それぞれの永久磁石M1〜M4の磁束密度を検出しても良い。この場合には、ステータコイル18およびインバータ85が磁束検出部として機能することになる。なお、ステータコイル18としては、分布巻であっても良く、集中巻であっても良い。また、図示するロータ16は、ロータ内部に永久磁石M1〜M4を備えた埋込磁石形のロータであるが、これに限られることはなく、ロータ表面に永久磁石M1〜M4を備えた表面磁石形のロータであっても良い。
前述の説明では、ロータシャフト22によってオイルポンプ30を駆動しているが、これに限られることはなく、他の動力源によって駆動されるオイルポンプを用いても良い。また、前述の説明では、磁束密度の最も小さな永久磁石に供給される冷却油量だけを増加させているが、これに限られることはない。例えば、磁束密度が最も小さな永久磁石の冷却油量を増加させるとともに、磁束密度が次に小さな永久磁石の冷却油量を増加させても良い。また、前述の説明では、それぞれの永久磁石M1〜M4に対して常に冷却油を供給しているが、これに限られることはなく、温度上昇に伴って磁束密度が低下した永久磁石だけに冷却油を供給しても良い。また、図示する場合には、ロータコア19を介して永久磁石M1〜M4を冷却しているが、これに限られることはなく、永久磁石M1〜M4に対して直に冷却油を接触させても良い。
10 電動モータ
11 冷却装置
16 ロータ
22 ロータシャフト(アウタシャフト)
26 磁束センサ(磁束検出部)
30 オイルポンプ
41 上流油路
52,52a〜52d 出力ポート(第1油穴)
53 インナシャフト
57,57a〜57h 油量制御ポート(第2油穴)
63a〜63d 下流油路
63 下流油路群
75 アクチュエータ
82 磁石判定部
83 油量制御部
86 油路切替機構
M,M1〜M4 永久磁石

Claims (4)

  1. ロータに複数の永久磁石を備える電動モータの冷却装置であって、
    前記複数の永久磁石の磁束密度を検出する磁束検出部と、
    前記磁束検出部の検出結果に基づいて、前記複数の永久磁石のうち磁束密度の最も小さな永久磁石を判定する磁石判定部と、
    前記磁石判定部の判定結果に基づいて、磁束密度の最も小さな永久磁石に供給される冷却油量を増加させる油量制御部と、
    を有する、電動モータの冷却装置。
  2. 請求項1記載の電動モータの冷却装置において、
    前記油量制御部は、前記磁石判定部の判定結果に基づいて、磁束密度の最も小さな永久磁石に供給される冷却油量を、磁束密度の最も大きな永久磁石に供給される冷却油量よりも増加させる、電動モータの冷却装置。
  3. 請求項1または2記載の電動モータの冷却装置において、
    冷却油を吐出するオイルポンプに接続される上流油路と、
    前記ロータに形成され、前記複数の永久磁石のそれぞれに冷却油を案内する複数の下流油路からなる下流油路群と、
    前記上流油路と前記下流油路群との間に設けられ、前記上流油路と前記下流油路群との接続状態を切り替える油路切替機構と、を有し、
    前記油量制御部は、前記油路切替機構を制御して前記上流油路と前記下流油路群との接続状態を切り替え、前記複数の下流油路のそれぞれに供給される冷却油量を制御する、電動モータの冷却装置。
  4. 請求項3記載の電動モータの冷却装置において、
    前記油路切替機構は、
    前記ロータに設けられ、前記下流油路群に連通する複数の第1油穴が形成される中空のアウタシャフトと、
    前記アウタシャフトに摺動自在に収容され、前記上流油路に連通する複数の第2油穴が形成されるインナシャフトと、
    前記アウタシャフトに対して前記インナシャフトを摺動させ、前記第1油穴と前記第2油穴との接続状態を切り替えるアクチュエータと、を備え、
    前記油量制御部は、前記アクチュエータを制御して前記第1油穴と前記第2油穴との接続状態を切り替え、前記複数の下流油路のそれぞれに供給される冷却油量を制御する、電動モータの冷却装置。
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