JP2015226262A - 半導体スイッチ、無線機器、及び、半導体スイッチの設計方法 - Google Patents

半導体スイッチ、無線機器、及び、半導体スイッチの設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高周波領域での挿入損失を低減する。
【解決手段】実施形態によれば、支持基板、前記支持基板上に設けられた絶縁層、及び、前記絶縁層上に設けられた半導体層を有するSOI基板に設けられた半導体スイッチは、第1から第n(nは2以上の整数)のスルーFET群を備える。前記第i(iは1以上n以下の整数)のスルーFET群は、第iノードと共通ノードとの間に直列接続された複数の第iの電界効果トランジスタを有する。前記第1のスルーFET群の面積は、前記第1のスルーFET群から前記支持基板への高周波信号の漏洩を表す抵抗Rsを含む等価回路を用いて計算された面積Sfetの最大値以下である。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体スイッチ、無線機器、及び、半導体スイッチの設計方法に関する。
携帯電話等の無線機器では、送信回路及び受信回路が高周波半導体スイッチ(以下、半導体スイッチと称す)を介して共通のアンテナに選択的に接続される。半導体スイッチは、SOI(Silicon on Insulator)基板上に形成されたMOSFET(Metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)により構成される。このような半導体スイッチでは、高周波領域での挿入損失が低いことが望まれる。
特開2012−70181号公報
本発明が解決しようとする課題は、高周波領域での挿入損失を低減できる半導体スイッチ、無線機器、及び、半導体スイッチの設計方法を提供することである。
実施形態によれば、支持基板、前記支持基板上に設けられた絶縁層、及び、前記絶縁層上に設けられた半導体層を有するSOI基板に設けられた半導体スイッチは、第1から第n(nは2以上の整数)のスルーFET群を備える。前記第i(iは1以上n以下の整数)のスルーFET群は、第iノードと共通ノードとの間に直列接続された複数の第iの電界効果トランジスタを有する。前記第1のスルーFET群の面積は、前記第1のスルーFET群から前記支持基板への高周波信号の漏洩を表す抵抗Rsを含む等価回路を用いて計算された面積Sfetの最大値以下である。
第1の実施形態に係る半導体スイッチの概略的な構成を示す図である。 図1の半導体スイッチの概略的なレイアウトを示す図である。 図2AのスルーFET群の拡大図である。 SP14Tスイッチの概略的な構成を示すブロック図である。 図3のSP14Tスイッチの高周波端子RF01とアンテナ端子ANTとの間が導通状態となっている時の電気的な等価回路図である。 図3のSP14Tスイッチを用いて実験で測定した挿入損失と、図4の等価回路から計算した挿入損失との周波数依存性を示す図である。 抵抗Rsを考慮したSP14Tスイッチの等価回路図である。 図6の等価回路で計算されたSP14Tスイッチの挿入損失の周波数依存性を示す図である。 抵抗Rsを考慮したSPDTスイッチの等価回路図である。 挿入損失ILとオン抵抗Ronとの関係を示す図である。 挿入損失ILとオフ容量の総和Ctotalの2乗との関係を示す図である。 挿入損失ILと面積Sfetとの関係を示す図である。 挿入損失ILと1/ρsとの関係を示す図である。 SPDTスイッチにおけるスルーFET群の面積Sfetとゲート幅Wgとの関係、及び、3.5GHzの挿入損失が1dB以下になる面積Sfetの最大値とゲート幅Wgとの関係を示す図である。 SP3T〜SP16Tスイッチにおける面積Sfetの最大値とゲート幅Wgとの関係を示す図である。 第2の実施形態に係る無線機器の概略的な構成を示すブロック図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。これらの実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の特徴の1つは、半導体スイッチ10を構成するMOSFETの面積を制限したことにある。
図1は、第1の実施形態に係る半導体スイッチ(アンテナスイッチ)10の概略的な構成を示す図である。図1は、半導体スイッチがSPDT(Single-Pole Double-Throw)スイッチである一例を示す。半導体スイッチ10は、スルーFET群(第1のスルーFET群)101と、スルーFET群(第2のスルーFET群)102と、シャントFET群201と、シャントFET群202と、を備える。半導体スイッチ10は、支持基板、支持基板上に設けられた絶縁層(BOX(Buried Oxide)層)、及び、絶縁層上に設けられた半導体層を有するSOI基板に設けられている。
スルーFET群101は、例えば3.5GHz以上の周波数の高周波信号が入力または出力されるアンテナ端子(共通ノード)ANTと、高周波信号が入力または出力される高周波端子(第1ノード)RF01との間に接続されている。スルーFET群101は、スイッチ制御信号Con1に応じて、アンテナ端子ANTと高周波端子RF01との間を導通状態又は非導通状態に切り替える。
スルーFET群102は、アンテナ端子ANTと、高周波信号が入力または出力される高周波端子(第2ノード)RF02と、の間に接続されている。スルーFET群102は、スイッチ制御信号Con2に応じて、アンテナ端子ANTと高周波端子RF02との間を導通状態又は非導通状態に切り替える。
なお、本明細書におけるノードとは、ポートや端子等の物理的な信号接続点だけでなく、同一電位の信号配線またはパターン上の任意の点も含む概念である。
シャントFET群201は、高周波端子RF01と接地との間に接続され、スイッチ制御信号Con1bに応じて高周波端子RF01と接地との間を導通状態又は非導通状態に切り替える。
シャントFET群202は、高周波端子RF02と接地との間に接続され、スイッチ制御信号Con2bに応じて高周波端子RF02と接地との間を導通状態又は非導通状態に切り替える。
スルーFET群101は、アンテナ端子ANTと高周波端子RF01との間に直列接続されたm(mは2以上の整数)個のMOSFET(第1の電界効果トランジスタ) T1〜Tmを有する。例えば、GSM(Global System for Mobile communication、登録商標)方式等の通信方式に対応した半導体スイッチ10では、mは7以上であってもよい。UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)やLTE(Long Term Evolution)等の3G/4Gの通信方式に対応した半導体スイッチ10では、mは3以上であってもよい。
MOSFET T1〜Tmのゲートには、抵抗R11〜R1mを介して、スイッチ制御信号Con1が入力される。抵抗R11〜R1mを接続することでチャネルからゲートへの漏洩電力を低減し、高周波信号の減衰を抑制している。
スイッチ制御信号Con1により、MOSFET T1〜Tmの導通及び非導通が制御される。SPDTスイッチでは、2つのスルーFET群101,102のうち導通するのは一方のスルーFET群のみであり、他方のスルーFET群は非導通状態となる。また、例えば、スルーFET群101が導通状態に制御された時、シャントFET群202は導通状態に制御され、シャントFET群201は非導通状態に制御される。
各MOSFET T1〜Tmのソース・ドレイン間には、非導通時に各MOSFET T1〜Tmのソース・ドレイン間の電位差を均等にする為の抵抗R21〜R2mが接続される。
スルーFET群102、シャントFET群201,202も以上と同様な回路構成を有するため、回路構成の図示及び説明は省略する。
図2Aは、図1の半導体スイッチ10の概略的なレイアウトを示す図である。図2Aに示すように、スルーFET群101の一方の端子はアンテナ配線ANTlを介してアンテナパッドANTpと接続され、他方の端子は高周波信号配線RF01lを介して高周波パッドRF01pに接続される。アンテナパッドANTpは、アンテナ端子ANTに対応し、高周波パッドRF01pは、高周波端子RF01に対応する。
スルーFET群102の一方の端子はアンテナ配線ANTlを介してアンテナパッドANTpと接続され、他方の端子は高周波信号配線RF02lを介して高周波パッドRF02pに接続される。高周波パッドRF02pは、高周波端子RF02に対応する。
高周波信号配線RF01lは、シャントFET群201を介してグランド配線GNDlと接続される。高周波信号配線RF02lは、シャントFET群202を介してグランド配線GNDlと接続される。グランド配線GNDlはグランドパッドGNDpと接続され、グランドパッドGNDpは半導体スイッチ10の外部で接地される。
図2Aでは、説明を明確化するため、抵抗R11〜R1m,R21〜R2mは図示を省略している。
ところで、半導体スイッチ10の高周波領域における実際の挿入損失を見積もることは困難である。本発明者等は、高周波領域における挿入損失と、SOI基板の支持基板への漏洩電力とは関連性があり、挿入損失を低減するには漏洩電力を考慮する必要があることに独自に気付いた。半導体スイッチ10では、スルーFET群101のドレイン、ソースおよびボディ領域から高周波信号の一部がBOX層を介して支持基板に漏洩するためである。従って、挿入損失を低減するためには、漏洩電力を低減する必要がある。
上述の理由から、漏洩電力はスルーFET群101の面積に比例する。従って、面積は小さい方が好ましい。例えば、所望の挿入損失(例えば1dB)を実現するためには、スルーFET群101の面積は、次の式1を満たせばよい。
Sfet≦(1.08−0.11×Ron−1.1×Ctotal−160/ρs)/(2+4.5×10/ρs) (式1)
ここで、Sfetは、スルーFET群面積を意味する。Ronは、スルーFET群101が導通状態の時のスルーFET群101の抵抗値である。Ctotalは、非導通状態のスルーFET群102のオフ容量Coffの総和である。ρsは、支持基板の抵抗率である。Sfetの単位をcmとし、Ronの単位をΩとし、Ctotalの単位をpFとし、ρsの単位をΩcmとしている。
つまり、本実施形態では、スルーFET群101の面積は、所望の挿入損失及び回路構成(即ち、Ron,Ctotal,ρs)で決まる最大値以下に設定されている。これにより、後述するように、スルーFET群101から支持基板への高周波信号の漏洩電力が少なくなり、高周波領域(ここでは3.5GHz)での挿入損失を所望の値(ここでは1dB)以下に低減できる。挿入損失は、例えば、高周波端子RF01(又はアンテナ端子ANT)に入力される高周波信号の電力と、アンテナ端子ANT(又は高周波端子RF01)から出力される高周波信号の電力との差である。
ここで、本実施形態におけるスルーFET群101の面積の定義を説明する。
図2Bは、図2AのスルーFET群101の拡大図である。図2Bでは、MOSFET T1,Tmと、MOSFET T2,Tm−1の一部とを示しており、他のMOSFETは図示を省略している。各MOSFET T1〜Tmは、第1方向D1に並んだ複数の単位MOSFET UTから構成されている。各単位MOSFET UTのゲート、ソース及びドレインは、第1方向D1に直交する第2方向D2に延びている。各MOSFET T1〜Tmにおいて、複数の単位MOSFET UTのゲート同士はゲート配線Glで互いに接続されている。m個のMOSFET T1〜Tmは、第2方向D2に並んでいる。
MOSFET T1の複数の単位MOSFET UTのドレイン同士はドレイン配線Dlで互いに接続され、このドレイン配線Dlは、第1方向D1に延びる高周波信号配線RF01lに接続されている。MOSFET T1の複数の単位MOSFET UTのソース同士と、MOSFET T2の複数の単位MOSFET UTのドレイン同士とは、配線SDlで互いに接続されている。
MOSFET Tmの複数の単位MOSFET UTのソース同士はソース配線Slで互いに接続され、このソース配線Slは、第1方向D1に延びるアンテナ配線ANTlに接続されている。
本実施形態では、スルーFET群101の面積は、図2Bにおける破線で囲まれた領域の面積である。即ち、面積は、配線SDlの第1方向D1の長さd1と、高周波信号配線RF01l及びアンテナ配線ANTl間の距離d2との積である。
但し、面積の定義は本実施形態の例に限らず、本実施形態と同様の作用効果が得られれば、その範囲で本定義を拡大して考えてもよい。
なお、シャントFET群201,202は、設けられなくても良い。また、図2AではスルーFET群101とスルーFET群102の面積は異なっているが、同じ大きさでも良い。
また、半導体スイッチ10を、1入力n(nは2以上の整数)出力のSPnT(Single-Pole n-Throw)スイッチとして構成してもよい。この場合、半導体スイッチ10は、第1から第nのスルーFET群を備える。第i(iは2以上n以下の整数)のスルーFET群は、高周波端子(第iノード)とアンテナ端子ANTとの間に直列接続された複数の第iの電界効果トランジスタを有し、高周波端子(第iノード)とアンテナ端子との間を導通状態又は非導通状態に切り替える。第1から第nのスルーFET群の各面積は、互いに異なっていてもよいが、互いに等しい方が好ましい。複数の高周波端子の特性を互いに等しくできるためである。
次に、式1を導出した過程を説明する。
図3は、SP14T(Single-Pole 14-Throw)スイッチの概略的な構成を示すブロック図である。図1と同様に、スルーFET群101〜114のそれぞれの一方の端子は、アンテナ端子ANTに共通に接続され、スルーFET群101〜114のそれぞれの他方の端子は、高周波端子RF01〜RF14の対応するものに接続されている。このようなSPnTスイッチでは、n個のスルーFET群のうち導通するのは1つのスルーFET群のみであり、他のスルーFET群は非導通状態となるように制御される。
図4は、図3のSP14Tスイッチの高周波端子RF01とアンテナ端子ANTとの間が導通状態となっている時の電気的な等価回路図である。図4では、導通しているスルーFET群101をオン抵抗Ronで表し、非導通のスルーFET群102〜114をそれぞれオフ容量Coffで表している。また、導通しているシャントFET群202〜214をそれぞれオン抵抗Ronsで表し、非導通のシャントFET群101をオフ容量Coffsで表している。
導通状態のスルーFET群101においては、MOSFET T1〜Tmの面積を信号線路として見なす為に、オン抵抗Ronの両端にMOSFETの長さの1/2の線路長のマイクロストリップラインL1がそれぞれ接続されている。アンテナ端子ANTと各スルーFET群との間にはマイクロストリップラインL2が接続されている。マイクロストリップラインL2は、図2Aのアンテナ配線ANTlに対応する。
例えば、マイクロストリップラインL1の幅は150μmであり、長さは100μmであり、厚さは1μmである。また例えば、マイクロストリップラインL2の幅は50μmであり、長さは150μmであり、厚さは1μmである。マイクロストリップラインL1,L2の誘電体の比誘電率εrは11.9であり、高さhは200μmである。
図5は、図3のSP14Tスイッチを用いて実験で測定した挿入損失と、図4の等価回路から計算した挿入損失との周波数依存性を示す図である。SP14TスイッチのMOSFETのゲート幅Wgは3.0mmであり、MOSFETの直列接続の段数(スタック段数)mは12である。図5に示すように、1GHz以下では測定値と計算値との差は約0.1dB以下であるのに対し、3.5GHzでは約0.6dBと大きな差が生じている。また、測定された挿入損失は、周波数の増加に伴い劣化し、特に3GHzを超える周波数において劣化が大きくなっている。
そこで、前述のように、挿入損失を正確に見積もるためにSOI基板の支持基板への漏洩電力を考慮する。本実施形態では、この高周波信号の漏洩を、オン抵抗Ronとグランドとの間に抵抗Rsが接続された等価回路で表す。つまり、抵抗Rsは、スルーFET群101から支持基板への高周波信号の漏洩を表す。具体的には、抵抗Rsの一端は、オン抵抗Ronと、高周波端子RF01側のマイクロストリップラインL1との接続ノードに接続されている。
前述のように、漏洩電力はスルーFET群の面積に比例するため、
Rs∝1/Sfet
の関係がある。また、支持基板の抵抗率ρsが小さくなるほど支持基板に漏洩する高周波電流は増大する。これを抑制する為、支持基板には抵抗率ρsが1kΩcm以上の高抵抗基板が用いられることが好ましい。
図6は、抵抗Rsを考慮したSP14Tスイッチの等価回路図である。この等価回路を用いて、抵抗率ρsを2kΩcmとし、それ以外のパラメータは図4と同じ条件として挿入損失を計算する。その結果、
Rs=ρs/Sfet×0.15×1/(f0/10 (式2)
としたとき、図7に示すように、比較的精度良く測定結果を再現できる。f0は、高周波信号の周波数を表す。つまり、抵抗Rsは、面積Sfet、抵抗率ρs、及び、高周波信号の周波数f0の関数である。
図7は、図6の等価回路で計算されたSP14Tスイッチの挿入損失の周波数依存性を示す図である。図7に示すように、抵抗Rsを追加することで、3.5GHzの挿入損失の計算値と測定値との差は、0.1dB程度に減少している。また、図7において、計算値(図4)のグラフは、2GHzから測定値と乖離してくるが、本実施形態での計算値(図6)のグラフは、2GHz以上であっても測定値と近似しており、有用である。
次に、簡単化の為にSPDTスイッチの等価回路を用いて、オン抵抗Ron、オフ容量Coffの総和Ctotal、面積Sfet、支持基板の抵抗率ρsのそれぞれを変動パラメータとして、3.5GHzにおける挿入損失ILとパラメータとの関係を求める。
図8は、抵抗Rsを考慮したSPDTスイッチの等価回路図である。この等価回路を用いて、オン抵抗Ronを4Ω、オフ容量Coffの総和Ctotalを0.7pF、面積Sfetを0.03cm、支持基板の抵抗率ρsを2kΩcmとし、それぞれのパラメータを個別に変化させて3.5GHzにおける挿入損失ILを計算する。各パラメータの変動量としては、オン抵抗Ronは1〜6Ωとし、オフ容量Coffの総和Ctotalは0.1〜1.0pFとし、面積Sfetは0.001〜0.05cmとし、支持基板の抵抗率ρsは1〜5kΩcmとしている。この回路では非導通のスルーFET群は1個であるため、Ctotal=Coffである。
計算結果を図9〜図12に示す。図9は、挿入損失ILとオン抵抗Ronとの関係を示す図であり、図10は、挿入損失ILとオフ容量の総和Ctotalの2乗との関係を示す図である。図11は、挿入損失ILと面積Sfetとの関係を示す図であり、図12は、挿入損失ILと1/ρsとの関係を示す図である。これらの計算結果から、挿入損失ILは、オン抵抗Ronに比例し、オフ容量の総和Ctotalの2乗に比例し、面積Sfetに比例し、抵抗率ρsに反比例することが分かる。
続いて、実験計画法を用いて因子数4の完全多元配置(16連)による多元配置分析を実施し、図9〜図12の各関係を満たす式を求める。この結果、次の式3が得られる。
IL=0.11×Ron+1.1×C+2×Sfet+160/ρs+4.5×10×S/ρs−0.08 (式3)
この式3から、挿入損失ILが1dB以下を満足する面積Sfetは、前述の式1の通り、
Sfet≦(1.08−0.11×Ron−1.1×C−160/ρs)/(2+4.5×10/ρs) (式1)
となる。
つまり、スルーFET群101の面積は、抵抗Rsを含む等価回路を用いて計算された面積Sfetの最大値(式1の右辺)以下である。面積Sfetの最大値は、挿入損失、導通状態のスルーFET群101のオン抵抗Ron、非導通状態の第2から第nのスルーFET群のオフ容量Coffの総和Ctotal、及び、抵抗率ρsの関数である。
従って、例えば、支持基板の抵抗率ρsが2kΩcmであり、オン抵抗Ronが3Ωであり、オフ容量Coffの総和Ctotalが0.05pFであるSPDTスイッチでは、式1から、面積を約0.027cm以下に設定すれば良い。これにより、3.5GHzにおける挿入損失ILを約1dB以下にできる。
図13は、SPDTスイッチにおけるスルーFET群101の面積Sfetとゲート幅Wgとの関係、及び、3.5GHzの挿入損失が1dB以下になる面積Sfetの最大値とゲート幅Wgとの関係を示す図である。ここでは、RonCoff積が0.15pFΩのプロセスを用い、スタック段数mを7としている。
図13に示すように、ゲート幅Wgが6.3mmよりも大きくなると面積Sfetが最大値を超える。よって、SPDTスイッチにおいてゲート幅Wgは6.3mm以下とすれば良い。
ここで、MOSFETのゲート幅Wgを小さくし過ぎると、MOSFETのオン抵抗が増大することで挿入損失が増加してしまう。挿入損失ILを1dB以下にするためには、オン抵抗Ronは12Ω以下にしなければならない。そのため、例えば、ゲート幅Wg=1mmあたりのオン抵抗が0.7ΩとなるMOSFETの場合、スタック段数mが7ではゲート幅Wgを0.4mm以上にする必要がある。
図14は、SP3T〜SP16Tスイッチにおける面積Sfetの最大値とゲート幅Wgとの関係を示す図である。図示するように、高周波端子の数(即ちn)が増えるに従い、非導通状態となるスルーFET群(即ちMOSFET)の数が増えることからオフ容量Coffの総和Ctotalが増大して、面積Sfetの最大値が小さくなる。このため、多ポートの半導体スイッチにおいては、3.5GHzの挿入損失を1dB以下にする為には高周波端子の数の増加に応じてゲート幅Wgを小さくすれば良い。
例えば、図14に示す結果から、SP3Tスイッチではゲート幅Wgを5.6mm以下とし、SP4Tスイッチではゲート幅Wgを4.8mm以下とし、SP5Tスイッチではゲート幅Wgを4.2mm以下とすればよい。SP6Tスイッチではゲート幅Wgを3.6mm以下とし、SP7Tスイッチではゲート幅Wgを3.2mm以下とし、SP8Tスイッチではゲート幅Wgを2.8mm以下とすればよい。SP9Tスイッチではゲート幅Wgを2.5mm以下とし、SP10Tスイッチではゲート幅Wgを2.3mm以下とし、SP12Tスイッチではゲート幅Wgを1.9mm以下とすればよい。SP14Tスイッチではゲート幅Wgを1.6mm以下とし、SP16Tスイッチではゲート幅Wgを1.3mm以下とすれば良い。
これらの結果から、図示は省略するが、SP11Tスイッチではゲート幅Wgを1.9mm以下とすればよく、SP13Tスイッチではゲート幅Wgを1.6mm以下とすればよく、SP15Tスイッチではゲート幅Wgを1.3mm以下とすればよいことが分かる。さらに高周波端子の数が増えても、同様にしてゲート幅Wgの最大値を計算できる。
以上で説明したように、本実施形態によれば、スルーFET群101の面積は、スルーFET群101から支持基板への高周波信号の漏洩を表す抵抗Rsを含む等価回路を用いて計算された面積Sfetの最大値以下である。これにより、スルーFET群101から支持基板への高周波信号の漏洩を低減できる。従って、高周波領域での挿入損失を低減できる。
なお、以上で説明した例とは異なるSOI基板を用いた場合や所望の挿入損失が1dBではない場合などにおいて、式1の各係数を変更してもよい。つまり、a,b,c,d,e,fを定数として、
面積Sfetは、
Sfet≦(a−b×Ron−c×Ctotal−d/ρs)/(e+f/ρs)
を満たせばよい。これにより、以上と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態の半導体スイッチ10を備える無線機器70に関する。
図15は、第2の実施形態に係る無線機器70の概略的な構成を示すブロック図である。図15に示すように、無線機器70は、第1の実施形態の半導体スイッチ10と、アンテナ20と、送信回路30と、受信回路40と、を備える。
アンテナ20は、例えば、3.5GHz以上の周波数の無線信号を送受信する。アンテナ20は、半導体スイッチ10のアンテナ端子ANTに接続されている。送信回路30は、半導体スイッチ10の高周波端子RF01に接続され、無線信号を送信する。受信回路40は、半導体スイッチ10の高周波端子RF02に接続され、無線信号を受信する。
送信時には、高周波端子RF01とアンテナ端子ANTとが導通状態になり、高周波端子RF02とアンテナ端子ANTとが非導通状態になり、送信回路30は、半導体スイッチ10及びアンテナ20を介して無線信号を送信する。受信時には、高周波端子RF01とアンテナ端子ANTとが非導通状態になり、高周波端子RF02とアンテナ端子ANTとが導通状態になり、受信回路40は、アンテナ20及び半導体スイッチ10を介して無線信号を受信する。
前述のように、第1の実施形態の半導体スイッチ10は3.5GHzを超える高周波領域の挿入損失が小さいので、送信時においては送信回路30内のパワーアンプ(図示せず)の出力電力を低くすることができ、その結果、無線機器70の消費電力を小さくできる。受信時においては受信回路40内のRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit、図示せず)やLNA(Low Noise Amplifier、図示せず)に入力される無線信号の信号レベルとノイズレベルとの比であるSN比が大きくなり、その結果、受信感度を改善できる。
なお、図15では半導体スイッチ10としてSPDTスイッチを用いる一例を示したが、SPnTスイッチを用い、より多くの送信回路及び受信回路のアンテナ20への接続を切り替えるようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 半導体スイッチ
20 アンテナ
30 送信回路
40 受信回路
70 無線機器
101 スルーFET群(第1のスルーFET群)
102 スルーFET群(第2のスルーFET群)
T1〜Tm MOSFET(第1の電界効果トランジスタ)

Claims (10)

  1. 支持基板、前記支持基板上に設けられた絶縁層、及び、前記絶縁層上に設けられた半導体層を有するSOI基板に設けられた半導体スイッチであって、
    第1から第n(nは2以上の整数)のスルーFET群を備え、
    前記第i(iは1以上n以下の整数)のスルーFET群は、第iノードと共通ノードとの間に直列接続された複数の第iの電界効果トランジスタを有し、
    前記第1のスルーFET群の面積は、前記第1のスルーFET群から前記支持基板への高周波信号の漏洩を表す抵抗Rsを含む等価回路を用いて計算された面積Sfetの最大値以下であることを特徴とする半導体スイッチ。
  2. 前記抵抗Rsは、前記面積Sfet、前記支持基板の抵抗率ρs、及び、前記高周波信号の周波数の関数であり、
    前記面積Sfetの前記最大値は、前記第1ノードと前記共通ノードとの間の挿入損失、導通状態の前記第1のスルーFET群のオン抵抗Ron、非導通状態の前記第2から第nのスルーFET群のオフ容量の総和Ctotal、及び、前記抵抗率ρsの関数であることを特徴とする請求項1に記載の半導体スイッチ。
  3. 前記抵抗率ρsの単位をΩcmとし、前記オン抵抗Ronの単位をΩとし、前記オフ容量の総和Ctotalの単位をpFとし、前記面積Sfetの単位をcmとし、a,b,c,d,e,fを定数として、
    前記面積Sfetは、
    Sfet≦(a−b×Ron−c×Ctotal−d/ρs)/(e+f/ρs)
    を満たすことを特徴とする請求項2に記載の半導体スイッチ。
  4. 前記面積Sfetは、
    Sfet≦(1.08−0.11×Ron−1.1×Ctotal−160/ρs)/(2+4.5×10/ρs)
    を満たすことを特徴とする請求項3に記載の半導体スイッチ。
  5. 前記面積は、0.027cm以下であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の半導体スイッチ。
  6. nが2である場合、前記各第1の電界効果トランジスタのゲート幅は、6.3mm以下であり、
    nが3から6の何れかである場合、前記各第1の電界効果トランジスタのゲート幅は、3.6mm以下であり、
    nが7又は8である場合、前記各第1の電界効果トランジスタのゲート幅は、2.8mm以下であり、
    nが9又は10である場合、前記各第1の電界効果トランジスタのゲート幅は、2.3mm以下であり、
    nが11又は12である場合、前記各第1の電界効果トランジスタのゲート幅は、1.9mm以下であり、
    nが13から16の何れかである場合、前記各第1の電界効果トランジスタのゲート幅は、1.3mm以下であることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の半導体スイッチ。
  7. 前記各第1の電界効果トランジスタのゲート幅は、0.4mm以上であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の半導体スイッチ。
  8. 前記第1から第nのスルーFET群の各面積は、互いに等しいことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の半導体スイッチ。
  9. 無線信号を送受信するアンテナと、
    前記アンテナが前記共通ノードに接続された、請求項1から請求項8の何れかに記載の半導体スイッチと、
    前記半導体スイッチの前記第1ノードに接続され、前記無線信号を送信する送信回路と、
    前記半導体スイッチの前記第2ノードに接続され、前記無線信号を受信する受信回路と、
    を備えることを特徴とする無線機器。
  10. 第1から第n(nは2以上の整数)のスルーFET群を備え、前記第i(iは1以上n以下の整数)のスルーFET群は、第iノードと共通ノードとの間に直列接続された複数の第iの電界効果トランジスタを有し、支持基板、前記支持基板上に設けられた絶縁層、及び、前記絶縁層上に設けられた半導体層を有するSOI基板に設けられた半導体スイッチの設計方法であって、
    前記第1のスルーFET群から前記支持基板への高周波信号の漏洩を表す抵抗Rsを含む前記半導体スイッチの等価回路を用いて、所定の挿入損失を満たす前記第1のスルーFET群の面積Sfetの最大値を計算し、前記面積を前記最大値以下に設定することを特徴とする半導体スイッチの設計方法。
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