以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態による録画装置100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による録画装置100は、図1に示すように、ハードディスクレコーダである。また、録画装置100は、所定の規格のケーブルにより表示装置101と接続されている。表示装置101は、録画装置100から入力される映像情報および音声情報に基づいて、映像を表示画面101aに表示するとともに、音声を図示しないスピーカから出力するように構成されている。
この録画装置100は、放送番組の録画機能および録画した放送番組の再生機能を有している。また、この録画装置100は、放送番組の録画機能として、通常録画機能と、自動録画機能とを有している。通常録画機能は、ユーザにより指定された放送番組を録画(または予約録画)する機能のことである。また、自動録画機能は、ユーザにより録画する放送番組が指定されることなく、ユーザによる設定(多チャンネル番組自動録画設定)に基づいて所定の時間帯に放送される複数のチャンネルの放送番組を自動的に録画する機能のことである。
次に、図2を参照して、録画装置100の具体的な構成について説明する。
録画装置100は、2つの受信部11と、復調部12と、信号処理部13と、OSD生成部14と、映像処理部15と、音声出力部16と、映像出力部17とを備えている。また、録画装置100は、操作部18と、入力受付部19とを備えている。また、録画装置100は、内部記憶部20と、接続部21と、ROM22と、RAM23と、制御部24とを備えている。
2つの受信部11は、それぞれ、チューナを含んでいる。また、2つの受信部11は、それぞれ、放送番組に関する映像情報、音声情報および電子番組表を構成するための番組情報を含む放送波を無線または有線で受信するように構成されている。なお、電子番組表を構成するための番組情報には、番組名、放送番組の開始時刻および終了時刻、放送番組のジャンルなどの情報が含まれている。
復調部12は、受信部11により受信された放送波を復調して、映像情報、音声情報および電子番組表を構成するための番組情報をデジタル信号として信号処理部13に出力するように構成されている。
信号処理部13は、入力された映像情報、音声情報および電子番組表を構成するための番組情報を各々の情報に分離するように構成されている。また、信号処理部13は、放送番組を視聴する場合には、分離した音声情報を音声出力部16に出力するとともに、分離した映像情報を映像処理部15に出力するように構成されている。また、信号処理部13は、電子番組表を構成するための番組情報を制御部24に出力するように構成されている。
また、信号処理部13は、放送番組を録画する場合には、分離した音声情報および映像情報を制御部24に出力するように構成されている。そして、制御部24は、信号処理部13からの音声情報および映像情報を内部記憶部20に記憶する制御を行うように構成されている。また、信号処理部13は、録画した放送番組を再生する場合には、録画した放送番組の映像情報および音声情報を、制御部24を介して、内部記憶部20または後述する外部記憶装置102から取得して、音声情報を音声出力部16に出力するとともに、映像情報を映像処理部15に出力するように構成されている。
OSD生成部14は、制御部24の制御に基づいて、受信部11により受信された映像情報に基づく映像に合成されるOSD(On Screen Display)映像(画質設定画面、電子番組表などの映像)のためのOSD情報を生成するように構成されている。また、OSD生成部14は、生成したOSD情報を映像処理部15に出力するように構成されている。
映像処理部15は、信号処理部13からの映像情報と、OSD生成部14からのOSD情報とを合成するとともに、映像出力部17に出力するように構成されている。
音声出力部16および映像出力部17は、それぞれ、音声情報および映像情報を表示装置101で出力可能なようにデジタル信号からアナログ信号に変換するように構成されている。また、音声出力部16および映像出力部17は、それぞれ、アナログ信号に変換した音声情報および映像情報を表示装置101に出力するように構成されている。
操作部18は、録画装置100をユーザが操作するためのリモコン装置を含んでいる。また、操作部18は、録画装置100に関する各種の操作が可能なように構成されている。詳細には、操作部18は、視聴する放送番組を切り替えるためのチャンネル切替操作、放送番組を録画するための録画操作、録画した放送番組を再生するための再生操作、および、自動録画のための設定操作などの操作が可能なように構成されている。また、操作部18は、各種の操作がユーザによりなされた場合には、なされた操作に対応する操作信号を入力受付部19に出力するように構成されている。
入力受付部19は、操作部18からの操作信号を受付するように構成されている。また、入力受付部19は、受付した操作信号を制御部24に出力するように構成されている。そして、制御部24では、受付した操作信号に応じた制御が行われる。
内部記憶部20は、録画装置100に内蔵されるハードディスクドライブを含んでいる。また、内部記憶部20は、録画される放送番組の情報(音声情報、映像情報などの情報)が記憶されるように構成されている。詳細には、内部記憶部20は、通常録画用記憶部20aと、自動録画用記憶部20bとを含んでいる。通常録画用記憶部20aおよび自動録画用記憶部20bは、それぞれ、通常録画機能により録画される放送番組の情報および自動録画機能により録画される放送番組の情報が記憶されるように構成されている。
接続部21は、USB規格に基づく端子を含んでいる。また、接続部21は、録画装置100に外付けされる外部記憶装置102がUSB規格に基づく所定のケーブルを介して接続されるように構成されている。外部記憶装置102としては、ハードディスクドライブ(HDD)、および、ソリッドステートドライブ(SSD)などが用いられる。この録画装置100では、内部記憶部20に加えて、接続された外部記憶装置102にも、通常録画機能および自動録画機能のいずれかの機能により録画される放送番組の情報を記憶させることが可能である。
第1実施形態では、外部記憶装置102には、放送番組が記憶されている。たとえば、外部記憶装置102は、録画装置100とは異なる録画装置において使用されていた外部記憶装置であり、録画装置100とは異なる録画装置において録画された放送番組が記憶されている。
ROM22は、書き換え可能なフラッシュROMを含む不揮発性のメモリである。ROM22は、制御部24により実行される各種のプログラムが格納されるように構成されている。詳細には、ROM22は、後述する録画設定取得処理(図8参照)のためのプログラムなどが格納されるように構成されている。
RAM23は、揮発性のメモリである。また、RAM23は、ROM22に格納されたプログラムが制御部24により実行される際に、作業領域として利用されるように構成されている。詳細には、RAM23は、録画設定取得処理のためのプログラムが制御部24により実行される際などに作業領域として利用されるように構成されている。
制御部24は、録画装置100の各構成要素を制御するように構成されている。また、制御部24は、多チャンネル自動録画設定に基づいて、所定の時間帯に放送される放送番組を自動的に録画する制御を行うように構成されている。
ここで、多チャンネル自動録画設定の詳細について、説明する。多チャンネル自動録画設定は、図3に示すように、多チャンネル自動録画設定画面30において行われる。多チャンネル自動録画設定画面30は、表示装置101の表示画面101aに表示される。
多チャンネル自動録画設定画面30には、自動録画する曜日(月曜日〜日曜日)、時間帯(0:00〜24:00)、および、チャンネル(CH1〜CH6)を選択するための画像が表示されている。したがって、ユーザは、多チャンネル自動録画設定画面30において、自動録画する曜日、時間帯、および、チャンネルを選択して、多チャンネル自動録画設定を行う。選択した曜日、時間帯、および、チャンネルの設定を反映させたい場合には、画面上の設定ボタン31を操作部18により操作する。反映させたくない場合には、画面上のキャンセルボタン32を操作部18により操作する。なお、この録画装置100では、4:00〜5:00が録画装置100のメンテナンス時間として設定されているので、この時間帯を自動録画する時間帯として選択することができない。メンテナンス時間は、ユーザの操作に基づいて、4:00〜5:00の時間帯から別の時間帯に変更されてもよい。
たとえば、録画装置100を新たに購入したユーザは、自身の嗜好を反映させた自動録画を行うために、多チャンネル自動録画設定を多チャンネル自動録画設定画面30において行う必要がある。
そこで、第1実施形態では、制御部24は、放送番組が記憶されている外部記憶装置102が接続部21に接続されたことに基づいて、外部記憶装置102に記憶されている放送番組の番組情報(放送番組の放送された曜日、時間帯、チャンネル、および、放送番組のジャンルなどの情報)を取得する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル自動録画設定を取得する制御を行うように構成されている。これにより、外部記憶装置102を使用しているユーザは、外部記憶装置102を録画装置100に接続させるだけで、容易に、自身の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を行うことが可能である。
具体的には、制御部24は、外部記憶装置102に記憶されている放送番組のジャンルに基づいて、ユーザの嗜好が反映された多チャンネル自動録画設定を取得する制御を行うように構成されている。
次に、図4〜図7を参照して、上記した放送番組のジャンルに基づく多チャンネル自動録画設定の取得に関する制御部24による制御の詳細について説明する。
まず、制御部24は、図4に示すように、外部記憶装置102に記憶されている放送番組を放送番組のジャンルに基づいて分類し、分類したジャンル毎の放送番組の番組数を取得する制御を行うように構成されている。図4では、「映画」、「ドラマ」、「アニメ」、「ニュース」、および、「バラエティ」の5つのジャンルについて、それぞれのジャンル毎の放送番組の番組数が取得されている。具体的には、ジャンルが「映画」の放送番組の番組数が3本、「ドラマ」が10本、「アニメ」が20本、「ニュース」が0本、「バラエティ」が5本取得されている。そして、制御部24は、取得した番組数の最も多いジャンル(図4では、「アニメ」)を第1優先ジャンルとして取得する制御を行うとともに、取得した番組数の2番目に多いジャンル(図4では、「ドラマ」)を第2優先ジャンルとして取得する制御を行うように構成されている。
そして、制御部24は、図5に示すように、取得した第1優先ジャンルおよび第2優先ジャンルに基づいて、電子番組表のうちから、第1優先ジャンルおよび第2優先ジャンルの放送番組が比較的多く含まれる曜日、時間帯、および、チャンネル(CH)を検索して、多チャンネル自動録画設定範囲として取得する制御を行うように構成されている。この際、たとえば、所定のチャンネルの所定の時間帯に第1優先ジャンルおよび第2優先ジャンルを含む放送番組の番組数が所定のしきい値以上存在する場合に、比較的多く含まれると判定すればよい。また、この際、第1優先ジャンルを、第2優先ジャンルよりも優先度が高くなるように重み付けして判定されることが好ましい。図5では、CH1およびCH2の月曜日の15:00〜18:00の時間帯が、多チャンネル自動録画設定範囲(密な斜線により示す)として取得されている。
また、第1実施形態では、制御部24は、録画装置100の録画動作が行われていない際(たとえば、メンテナンス時間)に、放送番組のジャンルに基づいて、多チャンネル自動録画設定を取得する制御を行うように構成されている。
また、第1実施形態では、制御部24は、図6に示すように、多チャンネル自動録画設定が取得された場合には、取得された放送番組のジャンルに基づく多チャンネル自動録画設定に変更するか否かの問い合わせをユーザに通知する制御を行うように構成されている。具体的には、制御部24は、多チャンネル自動録画設定の変更の通知画面40を表示装置101の表示画面101aに表示させることによって、変更するか否かの問い合わせをユーザに通知する制御を行うように構成されている。通知画面40には、変更内容を確認するための画面上の確認ボタン41と、設定を変更しないことを決定するための画面上のキャンセルボタン42が表示されている。制御部24は、操作部18を用いて、ユーザによりキャンセルボタン42が操作(選択)された場合には、設定を変更しない。また、制御部24は、操作部18を用いて、ユーザにより確認ボタン41が操作(選択)された場合には、図7に示すように、多チャンネル自動録画設定の変更内容の確認画面50を表示装置101の表示画面101aに表示させる制御を行うように構成されている。
確認画面50は、放送番組のジャンルに基づいて取得された多チャンネル自動録画設定を反映した多チャンネル自動録画設定の画面として表示される。すなわち、図7に示すように、自動録画する曜日として月曜日、自動録画する時間帯として15:00〜18:00、自動録画するチャンネルとしてCH1およびCH2が選択された状態の多チャンネル自動録画設定画面として表示される。
また、制御部24は、多チャンネル自動録画設定の変更内容を修正可能なように確認画面50を表示装置101の表示画面101aに表示させる制御を行うように構成されている。したがって、ユーザは、確認画面50において、操作部18を用いて、放送番組のジャンルに基づいて取得された多チャンネル自動録画設定を修正することができる。たとえば、自動録画する曜日(破線により示す)、自動録画する時間帯(密な斜線により示す)、および、自動録画するチャンネルを増減させる修正を行うことができる。
また、確認画面50には、設定を変更するための画面上の変更ボタン51と、設定を変更しないことを決定するためのキャンセルボタン52が表示されている。制御部24は、操作部18を用いて、ユーザによりキャンセルボタン52が操作(選択)された場合には、キャンセルボタン42が操作された場合と同様に、設定を変更しない。また、制御部24は、操作部18を用いて、ユーザにより変更ボタン51が操作(選択)された場合には、録画動作が行われていない際(たとえば、メンテナンス時間)に、取得された放送番組のジャンルに基づく多チャンネル自動録画設定に変更する制御を行うように構成されている。
次に、図8を参照して、録画装置100における外部記憶装置102が接続されたことに基づく録画設定取得処理についてフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1において、外部記憶装置102(図2参照)が接続部21(図2参照)に接続されたか否かを判定する制御が制御部24(図2参照)により行われる。外部記憶装置102が接続されていないと判定された場合には、ステップS1の処理を繰り返す。また、外部記憶装置102が接続されたと判定された場合には、ステップS2に進む。
そして、ステップS2において、外部記憶装置102に記憶されている放送番組の番組情報(放送番組のジャンル)を取得する制御が制御部24により行われる。具体的には、外部記憶装置102に記憶されている放送番組を放送番組のジャンルに基づいて分類し、分類したジャンル毎の放送番組の番組数を取得する制御が制御部24により行われる。
そして、ステップS3において、録画装置100の録画動作が行われているか否かを判定する制御が制御部24により行われる。録画動作が行われている場合には、ステップS3の処理を繰り返す。また、録画動作が行われていない場合には、ステップS4に進む。
そして、ステップS4において、番組情報(放送番組のジャンル)に基づいて多チャンネル自動録画設定を取得する制御が制御部24により行われる。具体的には、第1優先ジャンルおよび第2優先ジャンルに基づいて、電子番組表のうちから、第1優先ジャンルおよび第2優先ジャンルの放送番組が比較的多く含まれる曜日、時間帯、および、チャンネル(CH)を検索して、多チャンネル自動録画設定範囲として取得する制御が制御部24により行われる。
そして、ステップS5において、多チャンネル自動録画設定の変更の通知画面40(図6参照)を表示装置101(図1参照)の表示画面101a(図1参照)に表示させる制御が制御部24により行われる。
そして、ステップS6において、「変更内容を確認する」(確認ボタン41)が選択されたか否かを判定する制御が制御部24により行われる。具体的には、通知画面40において、キャンセルボタン42が操作(選択)された場合には、「変更内容を確認する」(確認ボタン41)が選択されないと判定されて、番組情報に基づく多チャンネル自動録画設定に変更されることなく、録画設定取得処理が終了される。また、通知画面40において、確認ボタン41が操作(選択)された場合には、ステップS7に進む。
そして、ステップS7において、多チャンネル自動録画設定の変更内容の確認画面50(図7参照)を表示装置101の表示画面101aに表示させる制御が制御部24により行われる。
そして、ステップS8において、「設定を変更する」(変更ボタン51)が選択されたか否かを判定する制御が制御部24により行われる。具体的には、確認画面50において、キャンセルボタン52が操作(選択)された場合には、「設定を変更する」が選択されないと判定されて、番組情報に基づく多チャンネル自動録画設定に変更されることなく、録画設定取得処理が終了される。また、確認画面50において、変更ボタン51が操作(選択)された場合には、ステップS9に進む。
そして、ステップS9において、録画装置100の録画動作が行われているか否かを判定する制御が制御部24により行われる。録画動作が行われている場合には、ステップS9の処理を繰り返す。また、録画動作が行われていない場合には、ステップS10に進む。
そして、ステップS10において、多チャンネル自動録画設定を、取得された放送番組のジャンルに基づく多チャンネル自動録画設定に変更する制御が制御部24により行われる。具体的には、確認画面50においてユーザの修正がある場合には、修正後の多チャンネル自動録画設定に変更する制御が行われるとともに、確認画面50においてユーザの修正がない場合には、取得されたままの多チャンネル自動録画設定に変更する制御が制御部24により行われる。その後、録画設定取得処理が終了される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、外部記憶装置102に記憶されている放送番組の番組情報(放送番組のジャンル)を取得する制御を行うように制御部24を構成する。これにより、外部記憶装置102を使用していたユーザの嗜好に基づく放送番組の番組情報を、外部記憶装置102から取得することができる。そして、取得された番組情報(放送番組のジャンル)に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部24を構成する。これにより、外部記憶装置102を使用していたユーザの嗜好に基づく多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。その結果、外部記憶装置102を使用していたユーザは、録画装置100において、容易に、自身の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、外部記憶装置102が接続されたことに基づいて、外部記憶装置102に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うように制御部24を構成するとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部24を構成する。これにより、外部記憶装置102を使用していたユーザは、外部記憶装置102を録画装置100に接続させるだけで、より容易に、多チャンネル番組自動録画設定を行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定が取得された場合には、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定をユーザに通知する制御を行うように制御部24を構成する。これにより、外部記憶装置102を使用していたユーザは、録画装置100の制御部24により取得された多チャンネル番組自動録画設定が、自身の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定であるか否かを確認することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定に変更するか否かの問い合わせをユーザに通知する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定に変更することが選択された場合に、多チャンネル番組自動録画設定を、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定に変更する制御を行うように制御部24を構成する。これにより、外部記憶装置102を使用していたユーザは、録画装置100において、自身の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定である場合に、制御部24により取得された多チャンネル番組自動録画設定に変更することができる。また、自身の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定ではない場合には、ユーザは、制御部24により取得された多チャンネル番組自動録画設定に変更しないようにすれば、自身の嗜好が反映されていない多チャンネル番組自動録画設定が行われるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、録画動作が行われていない際に、多チャンネル番組自動録画設定を、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定に変更する制御を行うように制御部24を構成する。これにより、録画動作が行われている際に多チャンネル番組自動録画設定が変更されたことに起因して、現在録画中の放送番組が多チャンネル自動録画設定に含まれなくなった場合などに、行われている録画動作が正常に行われなくなってしまうのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、録画動作が行われていない際に、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部24を構成する。これにより、制御部24による処理の負荷が大きい録画動作が行われていない際に、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。その結果、制御部24の処理負荷が増大するのを抑制することができるとともに、取得された番組情報に基づく多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を迅速に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、放送番組のジャンルに基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部24を構成する。ここで、放送番組のジャンルには、ユーザの嗜好が反映され易いと考えられる。したがって、ユーザの嗜好を判別するのに好適な情報に基づく分、より確実に、ユーザの嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。
(第2実施形態)
次に、図1および図9〜図11を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、外部記憶装置102に記憶されている放送番組の番組情報のみを取得した上記第1実施形態の構成とは異なり、外部記憶装置202、外部記憶装置203および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する例について説明する。
本発明の第2実施形態による録画装置200は、図1に示すように、所定の規格のケーブルにより表示装置101と接続されている。また、録画装置200は、図9に示すように、2つの接続部121aおよび121bと、制御部124とを備えている。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
2つの接続部121aおよび121bは、USB規格に基づく端子を含んでいる。また、接続部121aは、録画装置200に外付けされる外部記憶装置202がUSB規格に基づく所定のケーブルを介して接続されるように構成されている。また、接続部121bは、録画装置200に外付けされる外部記憶装置203がUSB規格に基づく所定のケーブルを介して接続されるように構成されている。外部記憶装置202および203としては、ハードディスクドライブ(HDD)、および、ソリッドステートドライブ(SSD)などが用いられる。
第2実施形態では、外部記憶装置202および203には、放送番組が記憶されている。たとえば、外部記憶装置202および203は、録画装置200または録画装置200とは異なる録画装置において使用されていた外部記憶装置であり、録画装置200または録画装置200とは異なる録画装置において録画された放送番組が記憶されている。
また、第2実施形態では、制御部124は、外部記憶装置202または203が接続されたことに基づいて、その時点で接続されている外部記憶装置および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うように構成されている。
具体的には、制御部124は、外部記憶装置202および203のいずれか一方が接続される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されている場合には、いずれか一方が接続されたことに基づいて、外部記憶装置202、外部記憶装置203および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報(放送番組の放送された曜日、時間帯、チャンネル、および、放送番組のジャンルなどの情報)を取得する制御を行うように構成されている。なお、外部記憶装置202および203のいずれか一方は、本発明の「一の外部記憶装置」の一例である。また、外部記憶装置202および203のいずれか他方は、本発明の「他の外部記憶装置」の一例である。
また、制御部124は、外部記憶装置202および203のいずれか一方が接続される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されていない場合には、いずれか一方が接続されたことに基づいて、接続されたいずれか一方および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うように構成されている。そして、制御部124は、上記第1実施形態と同様に、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル自動録画設定を取得する制御を行うように構成されている。
また、第2実施形態では、制御部124は、外部記憶装置202または203の接続が解除された場合にも、番組情報を取得する制御を行うように構成されている。すなわち、制御部124は、外部記憶装置202または203の接続が解除されたことに基づいて、その時点で接続されている外部記憶装置および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うように構成されている。
具体的には、制御部124は、外部記憶装置202および203のいずれか一方の接続が解除される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されている場合には、いずれか一方の接続が解除されたことに基づいて、接続されているいずれか他方および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うように構成されている。
また、制御部124は、外部記憶装置202および203のいずれか一方の接続が解除される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されていない場合には、いずれか一方の接続が解除されたことに基づいて、内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うように構成されている。そして、制御部124は、外部記憶装置202および203のいずれか一方の接続が解除されたことに基づいて取得された番組情報に基づいて、多チャンネル自動録画設定を取得する制御を行うように構成されている。
次に、図10を参照して、録画装置200における外部記憶装置202または203が接続されたことに基づく録画設定処理についてフローチャートに基づいて説明する。なお、図8に示した上記第1実施形態と同一の処理については、同じ符号を付してその説明を省略する。
まず、ステップS1において、外部記憶装置202(図9参照)または203(図9参照)が接続されたか否かを判定する制御が制御部124(図9参照)により行われる。外部記憶装置202または203が接続されていないと判定された場合には、ステップS1の処理を繰り返す。外部記憶装置202または203が接続されたと判定された場合には、ステップS2に進む。
そして、ステップS2aにおいて、外部記憶装置202および(または)203と、内部記憶部20とに記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御が制御部124により行われる。具体的には、外部記憶装置202および203のいずれか一方が接続される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されている場合には、外部記憶装置202、外部記憶装置203および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御が制御部124により行われる。また、外部記憶装置202および203のいずれか一方が接続される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されていない場合には、接続されたいずれか一方および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御が制御部124により行われる。そして、上記第1実施形態と同様にステップS3〜S10までの処理が実行されて、録画装置200の外部記憶装置202または203が接続されたことに基づく録画設定処理が終了される。
次に、図11を参照して、録画装置200における外部記憶装置202または203の接続が解除されたことに基づく録画設定処理についてフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS11において、外部記憶装置202(図9参照)または203(図9参照)の接続が解除されたか否かを判定する制御が制御部124(図9参照)により行われる。外部記憶装置202または203の接続が解除されていないと判定された場合には、ステップS11の処理を繰り返す。外部記憶装置202または203が接続されたと判定された場合には、ステップS12に進む。
そして、ステップS12において、接続されている外部記憶装置202または203と、内部記憶部20とに記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御が制御部124により行われる。具体的には、外部記憶装置202および203のいずれか一方の接続が解除される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されている場合には、接続されているいずれか他方および内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御が制御部124により行われる。また、外部記憶装置202および203のいずれか一方の接続が解除される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されていない場合には、内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御が制御部124により行われる。そして、上記外部記憶装置202または203が接続されたことに基づく録画設定処理のステップS3〜S10と同様の処理が、ぞれぞれ、ステップS13〜20において実行される。これにより、外部記憶装置202または203の接続が解除されたことに基づく録画設定処理が終了される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、外部記憶装置202および(または)203に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部124を構成する。これにより、上記第1実施形態と同様に、容易に、自身の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を行うことができる。
また、第2実施形態では、上記のように、外部記憶装置202および203の少なくともいずれか一方と、内部記憶部20とに記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部124を構成する。これにより、外部記憶装置202および203の少なくともいずれか一方に記憶されている放送番組の番組情報に加えて、内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報にも基づいて多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。その結果、内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報にも基づく分、よりユーザの嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、外部記憶装置202および203のいずれか一方の接続が解除されたことに基づいて、少なくとも内部記憶部20に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部124を構成する。これにより、たとえば、外部記憶装置202または203を使用するユーザが録画装置200を使用しなくなることにより、外部記憶装置202または203の接続が解除された場合に、外部記憶装置202または203を使用する(録画装置200を使用しない)ユーザの嗜好を除外した状態で、多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。その結果、録画装置200を使用する他のユーザのみの嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を容易に取得することができる。したがって、録画装置200を使用するユーザの人数に変化がある場合にも、容易に、変化した後のユーザ(他のユーザ)の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を行うことができる。
また、第2実施形態では、上記のように、外部記憶装置202および203のいずれか一方が接続される際に、外部記憶装置202および203のいずれか他方が接続されている場合には、外部記憶装置202および203のいずれか一方が接続されたことに基づいて、少なくとも外部記憶装置202および203に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部124を構成する。これにより、たとえば、外部記憶装置202および203のいずれか一方を使用するユーザと、外部記憶装置202および203のいずれか他方を使用するユーザとが異なるユーザである場合に、外部記憶装置202および203のいずれか一方を使用するユーザおよび外部記憶装置202および203のいずれか他方を使用するユーザの両方の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。また、たとえば、外部記憶装置202および203のいずれか一方を使用するユーザと、外部記憶装置202および203のいずれか他方を使用するユーザとが同じユーザである場合には、外部記憶装置202および203のいずれか他方に記憶されている放送番組の番組情報にも基づく分、外部記憶装置202および203を使用するユーザの嗜好がより反映された多チャンネル番組自動録画設定を取得することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図12を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、上記第1および第2実施形態とは異なり、ネットワークサーバ260に記憶されている放送番組の番組情報を取得する例について説明する。なお、ネットワークサーバ260は、本発明の「外部記憶装置」の一例である。
本発明の第3実施形態による録画装置300は、図12に示すように、所定の規格のケーブルにより表示装置101と接続されている。また、録画装置300は、ホームネットワークなどのローカルエリアネットワーク(LAN)270を介して、ネットワークサーバ260と接続されるように構成されている。ネットワークサーバ260は、家庭内に設置されるホームサーバであり、大容量のハードディスクドライブなどの記憶部と、LAN270を介して、LAN270に接続された機器と通信するための通信部とを備えている。また、ネットワークサーバ260の記憶部には、放送番組の情報が記憶されている。
録画装置300は、制御部224と、LAN270を介してネットワークサーバ260と通信するための通信部225とを備えている。録画装置300は、通信部225およびLAN270を介して、ネットワークサーバ260と通信可能に接続されている。なお、通信部225は、本発明の「接続部」の一例である。また、上記第1および第2実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態では、録画装置300の制御部224は、LAN270を介してネットワークサーバ260が接続されたことに基づいて、ネットワークサーバ260に記憶されている放送番組の番組情報(放送番組の放送された曜日、時間帯、チャンネル、および、放送番組のジャンルなどの情報)を取得する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル自動録画設定を取得する制御を行うように構成されている。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第2実施形態と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、ネットワークサーバ260に記憶されている放送番組の番組情報を取得する制御を行うとともに、取得された番組情報に基づいて、多チャンネル番組自動録画設定を取得する制御を行うように制御部224を構成する。これにより、上記第1実施形態と同様に、容易に、自身の嗜好が反映された多チャンネル番組自動録画設定を行うことができる。
また、第3実施形態では、上記のように、外部記憶装置としてネットワークサーバ260を用いることによって、単に録画装置300を操作してLAN270に接続させるだけで、ネットワークサーバ260と接続させることができる。その結果、録画装置300にUSB規格に基づく所定のケーブルなどにより直接的に外部記憶装置を接続させる場合と比べて、録画装置300と外部記憶装置(ネットワークサーバ260)との接続に関する手間を省略することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第2実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、ハードディスクレコーダとしての録画装置100(200、300)に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、ハードディスクレコーダとしての録画装置以外の録画装置にも適用可能である。たとえば、録画機能を有するテレビジョン装置、または、録画可能なSTBとしての録画装置に本発明を適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、外部記憶装置102(202、203)またはネットワークサーバ260が接続されたことに基づいて、外部記憶装置102(202、203)またはネットワークサーバ260に記憶されている放送番組の番組情報が取得された例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、外部記憶装置が接続されたことに基づくことなく、外部記憶装置に記憶されている放送番組の番組情報が取得されてもよい。たとえば、外部記憶装置が接続された後、ユーザの操作に基づいて、外部記憶装置に記憶されている放送番組の番組情報が取得されてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、録画装置100(200)が2つの受信部11を備えた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、録画装置が3つ以上の受信部を備えていてもよい。
また、上記第1実施形態では、1つの外部記憶装置102が用いられた例を、第2実施形態では、2つの外部記憶装置202および203が用いられた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、3つ以上の外部記憶装置が用いられてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、USB規格に基づく端子を含む接続部21(121a、121b)が設けられた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、外部記憶装置を接続することができれば、USB規格以外の規格に基づく端子が設けられてもよい。たとえば、iVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)に用いられる規格に基づく端子が設けられてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、録画装置100(200)の録画動作が行われていない際に、放送番組のジャンルに基づいて、多チャンネル自動録画設定が取得された例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、録画装置の録画動作が行われていない際以外の時間に、放送番組のジャンルに基づいて、多チャンネル自動録画設定が取得されてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、録画装置100(200)の録画動作が行われていない際に、取得された放送番組のジャンルに基づく多チャンネル自動録画設定に変更された例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、録画装置の録画動作が行われていない際以外の時間に、取得された放送番組のジャンルに基づく多チャンネル自動録画設定に変更されてもよい。
また、上記第1実施形態では、取得された番組情報に基づく多チャンネル自動録画設定に変更するか否かの問い合わせをユーザに通知した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、取得された番組情報に基づく多チャンネル自動録画設定に変更するか否かの問い合わせをユーザに通知することなく、取得された番組情報に基づく多チャンネル自動録画設定に変更してもよい。
また、上記第1実施形態では、放送番組の番組情報として放送番組のジャンルを用いた例を示したが、本発明は、これに限られない。本発明では、放送番組の番組情報として放送番組のジャンル以外の情報を用いてもよい。たとえば、放送番組の放送された曜日、時間帯、および、チャンネルを用いてもよい。この場合、たとえば、いずれの曜日(時間帯、チャンネル)において放送された放送番組の番組数がいずれであるかを取得して、少なくとも取得した番組数の最も多い曜日(時間帯、チャンネル)に基づいて、多チャンネル自動録画設定を取得してもよい。また、これらの番組情報の組み合わせにより、多チャンネル自動録画設定を取得してもよい
また、上記第3実施形態では、録画装置300がLAN270を介してネットワークサーバ260と接続された例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、録画装置がLAN以外のネットワーク(たとえば、インターネット)を介してネットワークサーバと接続されてもよいし、録画装置がネットワークを介することなくネットワークサーバと接続されてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、説明の便宜上、本発明の制御部24(124)の処理を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部24(124)の処理動作を、イベントごとに処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。