JP2015225446A - 個人情報処理装置、受託サービス提供装置、個人情報処理方法、および個人情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者へのサービス提供を委託する委託者が運用する装置から、前記利用者の個人情報を取得する個人情報管理部12と、前記個人情報管理部12により取得された前記個人情報を、個人を特定し得ない変換後情報に変換して出力する情報変換部14と、を備える。
【選択図】図2
Description
以下、第1実施形態に係る受託サービス提供装置1の実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る受託サービス提供装置1の構成の一例を模式的に示す図である。受託サービス提供装置1は、例えば、企業や団体等のサービス提供委託者A、Bからサービス提供を受託するサービス提供受託者Xが運用する装置である。受託サービス提供装置1は、サービス提供委託者Aが運用する上位サーバSaやサービス提供委託者Bが運用する上位サーバSbから、業務情報を受信する。業務情報には、サービス提供委託者Aの顧客である利用者Ua〜Ucの個人情報、属性情報、および利用者Ua〜Ucに対して提供するサービス提供用の情報、その他の情報が含まれる。
図8は、本実施形態の個人情報処理装置5により実行される処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、例えば、所定周期で繰り返し実行される。まず、個人情報管理部12は、上位サーバSから業務情報を取得し、個人情報記憶部10に記憶させる(ステップS100)。次に、情報変換部14は、個人情報管理部12により取得された業務情報のうち個人情報を、個人を特定し得ない変換後情報に変換する(ステップS102)。次に、情報変換部14は、個人情報管理部12を介して、変換後情報を個人情報記憶部10に記憶させる(ステップS104)。次に、個人情報管理部12は、所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS106)。次に、個人情報管理部12は、所定の条件を満たした場合、個人情報記憶部10に記憶された業務情報のうち、少なくとも利用者Uの個人情報を消去する(ステップS108)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
図9は、本実施形態の情報変換部14により実行される変換処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、図8のフローチャートにおけるステップS102の処理に相当する。まず、情報変換部14は、一方向性関数であるハッシュ関数により、個人情報を不可逆符号であるハッシュ値に変換する(ステップS200)。不可逆符号に変換の際、情報変換部14は、暗号鍵や公開鍵を生成し、変換された不可逆符号を暗号化する処理をしてもよい。次に、情報変換部14は、個人情報を構成する構成項の組み合わせ方に応じてハッシュ化フィールドを形成する(ステップS202)。次に、情報変換部14は、ハッシュ化フィールドに応じてハッシュ化した不可逆符号を空白スペースなしで連結する(ステップS204)。
図10は、本実施形態の情報提供装置7により実行される処理の一例を示すフローチャートである。まず、サービス提供部22は、サービスの提供を受ける契機として利用者によって入力された個人情報を確認する(ステップS300)。次に、サービス提供部22は、サービス提供用情報出力部20によって出力されたサービス提供用の情報に従い、受託サービス提供装置1にアクセスした利用者端末Tに対して、ネットワークNWを介して所定のサービスを提供する(ステップS302)。次に、サービス提供部22は、サービスを提供する一方で、自身が提供するサービスの履歴情報を収集する(ステップS304)。
図11は、本実施形態の情報提供装置7の情報マッチング部により実行される処理の一例を示すフローチャートである。まず、情報マッチング部34は、上位サーバSからデータリクエストを受信したか否かを判定する(ステップS400)。上位サーバSからデータリクエストを受信した場合、情報マッチング部34は、履歴情報記憶部32に記憶された履歴情報の中から、データリクエストに適合した適合情報を抽出して、上位サーバSに適合情報を送信する(ステップS402)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
図12は、本実施形態の情報提供装置7により実行される処理の一例を示すフローチャートである。まず、個人情報管理部12は、まず、個人情報管理部12は、上位サーバSから全利用者の個人情報を取得する(ステップS500)。次に、情報変換部14は、個人情報管理部12により取得された全利用者の個人情報を、それぞれ個人を特定し得ない変換後情報に変換する(ステップS502)。ステップS502の処理は、例えば図9で説明した処理と同様である。次に、情報提供装置7(いずれの機能部でもよい)は、情報変換部14により変換されて個人情報記憶部10に記憶された変換後情報を用いて、履歴情報記憶部32に記憶された履歴情報を検索する(ステップS504)。次に、情報提供装置7は、上位サーバSに検索結果を送信する(ステップS506)。次に、個人情報管理部12は、上位サーバSから業務情報(個人情報およびサービス提供用の情報)を取得する(ステップS508)。次に、サービス提供部22は、サービス提供用情報出力部20によって出力された業務情報に従い、受託サービス提供装置1にアクセスした利用者端末Tに対して、ネットワークNWを介して所定のサービスを提供する(ステップS510)。そして、情報提供装置7は、前述したように履歴情報の収集を行い、サービスの提供が終了するとサービス提供用の情報を削除する。このような処理によって、サービス提供委託者が運用する上位サーバSにおいて、どの委託者にサービス提供を委託したかを把握する必要が無く、より良いサービスを上位サーバに提供することができる。
また、本実施形態の個人情報処理装置5によれば、個人情報を一時保有した後消去することで、個人情報の漏洩を更に強力に抑制することができる。
また、本実施形態の情報提供装置7によれば、個人情報を保有せずに利用者の履歴情報を収集することにより、履歴情報の収集の際に、個人情報の漏洩が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態の情報提供装置7によれば、変換後情報と共にハッシュ化フィールドを上位サーバSに返信することで、上位サーバにおける復元を容易にすることができる。
以下、第2実施形態に係る受託サービス提供装置1(特に情報提供装置7)の実施形態について説明する。
図13は、第2実施形態に係る受託サービス提供装置1の構成の一例を模式的に示す図である。前述した第1実施形態に係る受託サービス提供装置1と同様の処理の場合、説明を省略する。
また、一般に、サービスを提供するサービス提供者が複数存在し、それぞれのサービス提供者が個人を特定せずにユーザの履歴情報を記憶し、これらの履歴情報を利用しようとした場合、同一の利用者の履歴情報であっても、別の利用者の履歴情報としてしか把握することができない。すなわち、仮に同一人物が複数のサービス提供者からサービスを受けたとしても、個人が特定されていないため、それぞれの履歴情報については、同一人物の履歴情報として関連づけて記憶することができない。この場合、複数の履歴情報を得ることができるが、履歴情報の関連性について把握することができない。しかし、上述の実施形態によれば、異なるサービス提供委託者のサービス提供に伴う履歴情報であっても、個人情報に基づく変換後情報に対して関連づけて記憶することができるため、同一人物の履歴情報であるかを把握することが可能となる。
Claims (6)
- 利用者へのサービス提供を委託する委託者が運用する装置から、前記利用者の個人情報を取得する個人情報管理部と、
前記個人情報管理部により取得された前記個人情報を、個人を特定し得ない変換後情報に変換して出力する情報変換部と、
を備える個人情報処理装置。 - 個人情報管理部は、前記個人情報管理部により取得された個人情報を記憶部に記憶させ、前記情報変換部による変換処理が完了したことを含む所定の条件を満たした場合に、前記記憶部により記憶された個人情報を消去する、
請求項1記載の個人情報処理装置。 - 前記情報変換部は、前記個人情報を、一方向性関数により不可逆符号に変換する、
請求項1または2記載の個人情報処理装置。 - 請求項1から3のうちいずれか1項に記載の個人情報処理装置と、
前記個人情報処理装置の処理結果に基づいて前記利用者にサービス提供を行うサービス提供部と、
を備える受託サービス提供装置。 - 利用者へのサービス提供を委託する委託者が運用する装置から、前記利用者の個人情報を取得し、
前記取得された前記個人情報を、個人を特定し得ない変換後情報に変換して出力する、
個人情報処理方法。 - コンピュータに、
利用者へのサービス提供を委託する委託者が運用する装置から、前記利用者の個人情報を取得する処理と、
前記取得された前記個人情報を、個人を特定し得ない変換後情報に変換して出力する処理と、
を実行させる個人情報処理プログラム。
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JP2014109215A JP2015225446A (ja) | 2014-05-27 | 2014-05-27 | 個人情報処理装置、受託サービス提供装置、個人情報処理方法、および個人情報処理プログラム |
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KR101780209B1 (ko) * | 2017-03-07 | 2017-09-21 | 롯데정보통신 주식회사 | 개인정보 통제 및 관리 시스템 |
US11961059B2 (en) | 2020-08-26 | 2024-04-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Information processing system, information processing method and non-transitory storage medium |
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