JP2015224507A - 建物用外壁ルーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】中空のルーバー羽根を破損させることなく、建物用外壁ルーバーの変形を抑えることにある。
【解決手段】壁部と該壁部に囲まれた中空部とを有し、間隔を置いて並べられたルーバー羽根と、隣り合う二つの前記ルーバー羽根間に前記壁部を貫通した状態で設けられ、二つの前記ルーバー羽根の間隔を保持する間隔保持管と、前記ルーバー羽根の前記中空部に設けられ、前記間隔保持管の端部に当接する当接部材と、を複数有し、各々の前記当接部材を貫通した状態で、複数の前記間隔保持管内に挿入されているロッド体と、前記ロッド体に設けられ、前記間隔保持管を前記当接部材に押し付けるための押し付け部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、建物用外壁ルーバーに関する。
日射や視線を遮るために外壁に設けるものとして、格子や鎧戸やガラリ等のルーバーがよく知られている。その形状は建物の外観意匠上重要なことから、様々な形状があり、建物用外壁ルーバーの中には、壁部と該壁部に囲まれた中空部とを有する中空形状のルーバー羽根を有するものがある。
従来の建物用外壁ルーバーにおいて、各々のルーバー羽根は、例えば、該ルーバー羽根の長手方向両端部において方立に支持されていた。しかしながら、ルーバー羽根の長さによっては、その長手方向中央付近においてルーバー羽根に振れや撓みが発生する場合があった。そして、この変形を抑えるためには、新たに別の方立を設けて、当該長手方向中央部においても各々のルーバー羽根をこの別の方立に支持させる必要があった。
実公平7−51588号公報
しかしながら、別の方立を設けて、この方立に各々のルーバー羽根を一つ一つ固定するのは煩雑なので、これに代わるものとして以下の方策が考えられる。すなわち、隣り合う二つのルーバー羽根間に当該二つのルーバー羽根の間隔を保持する間隔保持管を配置し、ルーバー羽根及び間隔保持管の双方を貫通するように一つのロッド体を設け、当該ロッド体に設置したボルト・ナット等により交互に並んだルーバー羽根及び間隔保持管に圧縮力を加えて、間隔保持管をルーバー羽根に押し付ける方策が考えられる。この方策によれば、ロッド体及び間隔保持管により各ルーバー羽根を繋ぎ合わせることができるので、前述した別の方立による方法と同様、振れや撓みを適切に抑えることが可能となる。また、1箇所のみにおいてボルトに対しナットを締めればよいため設置作業が大幅に簡素化され、前記別の方立による方法と比べて簡易な方策となる。
しかしながら、この方策は、ルーバー羽根が中実の部材であれば良いが、ルーバー羽根が中空の部材である場合には、以下の課題があった。すなわち、ルーバー羽根が中空であるため、ルーバー羽根に間隔保持管が押し付けられる際にルーバー羽根がつぶれて破損する場合があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、中空のルーバー羽根を破損させることなく、建物用外壁ルーバーの振れや撓み等の変形を抑えることにある。
かかる目的を達成するために本発明の建物用外壁ルーバーは、壁部と該壁部に囲まれた中空部とを有し、間隔を置いて並べられたルーバー羽根と、
隣り合う二つの前記ルーバー羽根間に前記壁部を貫通した状態で設けられ、二つの前記ルーバー羽根の間隔を保持する間隔保持管と、
前記ルーバー羽根の前記中空部に設けられ、前記間隔保持管の端部に当接する当接部材と、
を複数有し、
各々の前記当接部材を貫通した状態で、複数の前記間隔保持管内に挿入されているロッド体と、
前記ロッド体に設けられ、前記間隔保持管を前記当接部材に押し付けるための押し付け部と、
を備えることを特徴とする建物用外壁ルーバーである。
このような建物用外壁ルーバーによれば、ルーバー羽根の中空部に当接部材を設け、この当接部材に、ルーバー羽根の壁部を貫通した間隔保持管の端部を当接させることとした。したがって、間隔保持管が押し付けられるのはルーバー羽根ではなく、ルーバー羽根の中空部に位置する当接部材となるため、ルーバー羽根がつぶれて破損することがなくなる。また、間隔保持管、当接部材、ロッド体により各ルーバー羽根を繋ぎ合わせることができるので、振れや撓み、捩れ等の変形が適切に抑えられる効果も奏されることとなる。このように、中空のルーバー羽根を破損させることなく、建物用外壁ルーバーの変形を抑えることが可能となる。
かかる建物用外壁ルーバーであって、前記当接部材は、平坦面を有し、
前記平坦面が、前記間隔保持管の前記端部に当接することが望ましい。
このような建物用外壁ルーバーによれば、安定した当接が実現され、建物用外壁ルーバーの変形をより適切に抑えることが可能となる。
かかる建物用外壁ルーバーであって、前記当接部材は、板材であり、
前記板材は、その厚み方向が前記間隔保持管の長手方向に沿うように前記中空部に設けられ、
前記板材の前記平坦面である表面及び裏面が、前記間隔保持管の前記端部に当接することが望ましい。
このような建物用外壁ルーバーによれば、板材においては、片面ではなく表面と裏面の双方が平坦面となるため、より安定した当接が実現され、建物用外壁ルーバーの変形をより一層適切に抑えることが可能となる。また、板材は、入手容易な材なので、コストメリットも生じる。
かかる建物用外壁ルーバーであって、前記ルーバー羽根の幅方向における両端部に位置する前記壁部には、前記板材を把持するための把持部がそれぞれ設けられており、
前記板材の側部は、前記把持部に把持されていることが望ましい。
このような建物用外壁ルーバーによれば、板材が、適切な姿勢で、中空部内においてルーバー羽根に確実に固定されることとなる。
かかる建物用外壁ルーバーであって、前記ルーバー羽根の長手方向における両端は開口となっており、
該開口を塞ぐ蓋部を備え、
前記ルーバー羽根の幅方向における両端部に位置する前記壁部には、前記ルーバー羽根の長手方向における一端から他端に亘って形成され、前記中空部側へ前記幅方向に突出した突出部が設けられており、
前記突出部のうちの前記長手方向における中央部分が、前記把持部として用いられ、
前記突出部のうちの前記長手方向における両端部分が、前記蓋部を前記ルーバー羽根にビスで固定するためのビスホールとして用いられることが望ましい。
このような建物用外壁ルーバーによれば、突出部を二つの用途で効率よく利用することができる。
かかる建物用外壁ルーバーであって、方立をさらに有し、
前記ルーバー羽根は、該方立を介して躯体に取り付けられていることが望ましい。
このような建物用外壁ルーバーによれば、各ルーバー羽根が、躯体に適切に固定されることとなる。
本発明によれば、中空のルーバー羽根を破損させることなく、建物用外壁ルーバーの振れや撓み、捩れ等の変形を抑えることが可能となる。
ルーバーユニット10の正面模式図である。 ルーバーユニット10が躯体80に取り付けられている様子を示した縦断面模式図である。 ルーバーユニット10が躯体80に取り付けられている様子を示した横断面模式図である。 ルーバー羽根20の長手方向中央部におけるルーバーユニット10の様子を示した斜視図である。 ルーバー羽根20の長手方向中央部におけるルーバーユニット10の様子を示した分解図である。 ルーバー羽根20の長手方向中央部で切断したときのルーバーユニット10の断面図である。 ルーバー羽根20の長手方向非中央部で切断したときのルーバーユニット10の断面図である。 ルーバー羽根20の長手方向端部におけるルーバーユニット10の様子を示した斜視図である。 ルーバー羽根20の断面形状の第一バリエーションを示した模式図である。 ルーバー羽根20の断面形状の第二バリエーションを示した模式図である。 ルーバー羽根20の断面形状の第三バリエーションを示した模式図である。 ルーバー羽根20の断面形状の第四バリエーションを示した模式図である。 ルーバー羽根20の断面形状の第五バリエーションを示した模式図である。
===本実施の形態に係るルーバーユニット10について===
本実施の形態に係る建物用外壁ルーバーの一例としての横羽根型のルーバーユニット10について、図1乃至図8を用いて説明する。図1は、ルーバーユニット10の正面模式図である。図2は、ルーバーユニット10が躯体80に取り付けられている様子を示した縦断面模式図である。図3は、ルーバーユニット10が躯体80に取り付けられている様子を示した横断面模式図である。図4は、ルーバー羽根20の長手方向中央部におけるルーバーユニット10の様子を示した斜視図である。図5は、図4の分解図である。図6及び図7は、ルーバーユニット10の断面図であり、図6は、ルーバー羽根20の長手方向中央部で切断したときの図であり、図7は、ルーバー羽根20の長手方向非中央部で切断したときの図である。図8は、ルーバー羽根20の長手方向端部におけるルーバーユニット10の様子を示した斜視図である。
なお、以下の説明においては、躯体80に取り付けられた状態のルーバーユニット10を室内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。
ルーバーユニット10は、図2及び図3に示すように、見込み方向において、窓82よりも室外側に位置した状態で窓82と対向している。すなわち、窓82は、コンクリート製の躯体80により形成された開口80aに備えられており、この躯体80の一部が、見込み方向において、窓82よりも室外側に延出している(延出部80bと呼ぶ)。そして、この延出部80bに、固定用金具84を介して、ルーバーユニット10が固定されている。
ルーバーユニット10は、複数のルーバー羽根20と、複数の方立30と、間隔保持管の一例としての複数の丸パイプ40と、当接部材の一例としての複数のライナープレート50と、ロッド体60と、押し付け部の一例としてのナット76と、を有している。
ルーバーユニット10は、主として三つの機能を有する。すなわち、ルーバーユニット10は、装飾機能と、日射しを遮る日射遮蔽機能と、室内を外部から見えにくくする目隠し機能と、を備えている。
本実施の形態に係るルーバー羽根20は、長尺状かつ中空のアルミ押出形材である。すなわち、ルーバー羽根20は、図6及び図7に示すように、壁部22(つまり、ルーバー羽根20の外周形状を形成する部分)と当該壁部22に囲まれた中空部26とを有している。なお、本実施の形態に係るルーバー羽根20の断面(面外方向がルーバー羽根20の長手方向に沿う断面)形状は、楕円形となっている。
本実施の形態においては、図1、図2、及び、図4に示すように、複数のルーバー羽根20が、間隔を置いて、上下方向に並べられている。いずれのルーバー羽根20も同一形状及び同一寸法を備えている。そして、各々のルーバー羽根20は、図4に示すように、その長手方向が左右方向(水平方向)に沿うように、また、前記楕円形の長径方向が見込み方向に沿い、短径方向が上下方向に沿うように、配置されている。つまり、複数のルーバー羽根20は、いずれも同じ方向を向いた状態で、配置されている。
方立30は、ルーバー羽根20を支持するためのものである。この方立30は、長尺状のアルミ押出形材である。本実施の形態に係る方立30の断面(面外方向が方立30の長手方向に沿う断面)形状は、矩形となっている。
方立30は、図1、図3、及び、図8に示すように、左右方向において、ルーバー羽根20の両端部に対応する位置に位置している。いずれの方立30も同一形状及び同一寸法を備えている。そして、各々の方立30は、図3に示すように、その長手方向が上下方向に沿うように、設けられている。また、各々の方立30は、図2に示すように、見込み方向において、ルーバー羽根20よりも室内側に位置している。
図8に示すように、方立30には、複数の蓋部の一例としての小口フタ37が支持されている。ルーバー羽根20は、中空のアルミ押出形材であるため、その長手方向における両端は開口20aとなっている。したがって、ルーバー羽根20の見栄えを良くするために、当該開口20aは、小口フタ37により塞がれる。
小口フタ37は、薄板状の部材であり、図3及び図8に示すように、各ルーバー羽根20の長手方向における外側に位置している。すなわち、小口フタ37は、各ルーバー羽根20の長手方向両端の外側に設けられている。したがって、一つのルーバー羽根20当たり、二つの小口フタ37が備えられている。なお、いずれの小口フタ37も同一形状及び同一寸法を備えている。
また、図8に示すように、小口フタ37の見込み方向における室外側部分37aが、前記開口20aを塞ぐ機能を有している。すなわち、当該室外側部分37aは、ルーバー羽根20の長手方向両端の壁部22に接触した状態で、開口20aを塞いでいる。そして、このような状態で、小口フタ37は、ルーバー羽根20にビス止めされているが、ルーバー羽根20の壁部22には、小口フタ37をルーバー羽根20にビス38で固定するためのビスホール25aが備えられている。
すなわち、図4及び図7に示すように、ルーバー羽根20の幅方向(見込み方向)における両端部20bに位置する壁部22には、中空部26側へ見込み方向に突出した突出部25が設けられており、この突出部25がビスホール25aの役割を果たしている。この突出部25は、壁部22と一体的に形成され、ビスホール25aの他に把持部25bの役割も果たしている(詳細については後述する)。したがって、小口フタ37は、ルーバー羽根20の幅方向(見込み方向)における両端部20bにて、ルーバー羽根20にビス止めされている(固定されている)。
また、小口フタ37の見込み方向における室内側部分37bは、方立30により支持される被支持部としての機能を有している。すなわち、当該室内側部分37bが方立30に固定されることにより、小口フタ37が方立30により支持されている。なお、方立30には、各ルーバー羽根20に対応した小口フタ37が上下方向において間隔を置いて並ぶように固定されている。また、各小口フタ37は、方立30の室外側側面30aに取り付けられており、方立30よりも室外側に位置している。
このように、方立30により支持された各小口フタ37が各ルーバー羽根20に固定されている。したがって、方立30は、小口フタ37を介して、各ルーバー羽根20を支持していることとなる。つまり、ルーバー羽根20は、その長手方向両端部(左右方向両端部)において、小口フタ37を介して、方立30に支持されている。
また、方立30を持つルーバーユニット10が固定用金具84を介して躯体80に固定されている点について既に説明したが、図2及び図3に示すように、ルーバーユニット10のうちの方立30が、固定用金具84を介して躯体80に固定されている。したがって、ルーバー羽根20は、方立30を介して、躯体80に固定されていることとなる。
丸パイプ40は、後述するライナープレート50と協働して、隣り合う二つのルーバー羽根20の間隔を保持するための管状部材である。また、ライナープレート50及び後述するロッド体60と共に、ルーバー羽根20の振れ止めの役割を果たす(後に詳しく説明する)。この丸パイプ40は、貫通穴40aを有するアルミ押出形材である。本実施の形態に係る丸パイプ40の断面(面外方向が丸パイプ40の長手方向に沿う断面)形状は、円形となっている。
本実施の形態においては、図4乃至図7に示すように、複数の丸パイプ40が、間隔(後述するライナープレート50の厚み分の間隔)を置いて、上下方向に並べられている。いずれの丸パイプ40も同一形状及び同一寸法を備えている。各々の丸パイプ40は、それらの中心(円形断面の円中心)が一直線上に並ぶように、配置されている。そして、各々の丸パイプ40は、その長手方向が上下方向に沿うように配置され、上下方向において隣り合う二つのルーバー羽根20間に、前述した壁部22を貫通した状態でそれぞれ設けられている。なお、丸パイプ40は、左右方向(ルーバー羽根20の長手方向)におけるルーバー羽根20の中央、かつ、見込み方向におけるルーバー羽根20の中央、に位置している。
すなわち、ルーバー羽根20の左右方向における中央(かつ、見込み方向における中央)に位置する壁部22(上側壁部23と下側壁部24の2箇所)には、図5及び図6に示すように、ルーバー穴部22a(上側穴部23a及び下側穴部24a)が設けられている。そして、ルーバー羽根20の上側に位置する丸パイプ40は、当該ルーバー羽根20の上側穴部23aを通過しており、当該丸パイプ40の下部が当該ルーバー羽根20の中空部26内に入り込んでいる。同様に、当該ルーバー羽根20の下側に位置する丸パイプ40は、当該ルーバー羽根20の下側穴部24aを通過しており、当該丸パイプ40の上部が当該ルーバー羽根20の中空部26内に入り込んでいる。
このように、丸パイプ40は、当該丸パイプ40の上側に位置するルーバー羽根20に形成された下側穴部24aと、当該丸パイプ40の下側に位置するルーバー羽根20に形成された上側穴部23aと、を通過した状態で、双方のルーバー羽根20間に配置されている。そして、丸パイプ40の端部42には、ライナープレート50が当接している。
ライナープレート50は、丸パイプ40と協働して、隣り合う二つのルーバー羽根20の間隔を保持するためのものである。このライナープレート50は、長方形状のアルミ板材である。換言すれば、ライナープレート50は、平面視で(厚み方向から見たときに)長方形状を有している。
このライナープレート50は、図4乃至図7に示すように、各ルーバー羽根20の中空部26にそれぞれ設けられている。いずれのライナープレート50も同一形状及び同一寸法を備えている。そして、各々のライナープレート50は、図4に示すように、上下方向において一直線上に並ぶように、配置されている。
各々のライナープレート50は、図4乃至図7に示すように、当該ライナープレート50の厚み方向が、丸パイプ40の長手方向(換言すれば、上下方向)に沿うように中空部26に設けられている。したがって、ライナープレート50の平坦面51である表面52と裏面54が、上下関係の位置にある。そして、この平坦面51(表面52及び裏面54)が、当該平坦面51の面外方向が丸パイプ40の長手方向(換言すれば、上下方向)に沿った状態で、丸パイプ40の端部42に当接している。
すなわち、ルーバー羽根20の中空部26に設けられたライナープレート50は、ルーバー羽根20の上側に位置する丸パイプ40と当該ルーバー羽根20の下側に位置する丸パイプ40との間に配置されており、前記上側に位置する丸パイプ40の端部42(下端部)がライナープレート50の表面52に当接し、前記下側に位置する丸パイプ40の端部42(上端部)がライナープレート50の裏面54に当接している。すなわち、ライナープレート50は、双方の丸パイプ40に挟まれた状態となっており、丸パイプ40の荷重を受ける役割も果たす。なお、図4及び図5に示すように、丸パイプ40の端部42は、ライナープレート50の平坦面51の中央(すなわち、長辺方向における中央かつ短辺方向における中央)に当接している。
また、前述したとおり、ルーバー羽根20の幅方向(見込み方向)における両端部20bに位置する壁部22には、中空部26側へ幅方向(見込み方向)に突出した突出部25が設けられており、この突出部25がライナープレート50を把持するための把持部25bの役割を果たしている。つまり、ルーバー羽根20の幅方向(見込み方向)における両端部20bに位置する壁部22には、ライナープレート50を把持するための把持部25bがそれぞれ(つまり、二つの端部の各々に対して一つずつ)設けられている。そして、図6に示すように、ライナープレート50の長辺方向における側部56が、当該把持部25bに把持されることにより、ライナープレート50は、中空部26内において、ルーバー羽根20に固定されている。
なお、ルーバー羽根20は、アルミ押出形材であるため、突出部25は、図4に示すように、ルーバー羽根20の長手方向における一端から他端に亘って連続して形成されている。そして、突出部25の当該長手方向における中央部分が把持部25bとして、また、突出部25の当該長手方向における両端部分がビスホール25aとして用いられている。すなわち、突出部25が上述したように連続的に形成されることにより、中央部分を把持部25bとして両端部分をビスホール25aとして二つの用途で効率よく利用することができる。さらに、突出部25の中央部分以外の部分は、ライナープレート50を把持部25bに設置する際のガイド部(案内部)として利用することもできる。なお、図6に示すように、突出部25の形状は、ビスホール25aと把持部25bの双方の機能を適切に果たすように、以下のようになっている。すなわち、突出部25は、ビス38を通しライナープレート50を挿入するための丸穴とライナープレート50を掴むための(丸穴と繋がっている)切り欠きとが形成された形状を備えている。
なお、ルーバー羽根20は、楕円形の長径方向が見込み方向に沿うように配置されており、把持部25bは、ルーバー羽根20の幅方向(見込み方向)における両端部20bに設けられているため、ライナープレート50は、図6に示すように、中空部26の上下方向における中央に位置することとなる。また、ライナープレート50は、左右方向(ルーバー羽根20の長手方向)におけるルーバー羽根20の中央に位置している。また、ライナープレート50の長辺方向は、ルーバー羽根20の幅方向(見込み方向)に沿っており、ライナープレート50の短辺方向は、ルーバー羽根20の長手方向(左右方向)に沿っている。
上述したとおり、隣り合う二つのルーバー羽根20には、それぞれライナープレート50が固定され、双方のライナープレート50間には、ライナープレート50と接触した状態で丸パイプ40が設けられている。このようにして、当該二つのルーバー羽根20の間隔は、丸パイプ40及びライナープレート50により、保持されている。
ロッド体60は、ルーバー羽根20の振れや撓み、捩れ等の変形止めを行うためのものであり、ルーバーユニット10に対し一つだけ設けられている。このロッド体60は、長尺状のステンレス製部材である。本実施の形態に係るロッド体60の断面(面外方向がロッド体60の長手方向に沿う断面)形状は、円形となっている。
本実施の形態においては、図4乃至図7に示すように、ロッド体60は、その長手方向が上下方向に沿うように配置されている。そして、当該ロッド体60は、各々のライナープレート50を貫通した状態で、複数の丸パイプ40内に挿入されている。
すなわち、丸パイプ40には、前述したとおり、貫通穴40aが設けられている。また、ライナープレート50にも、穴(便宜上、プレート穴部50aと呼ぶ)が設けられている。そして、図5に示すように、丸パイプ40とライナープレート50は、上下方向において交互に並んでいるが、この交互に並んだ丸パイプ40及びライナープレート50の貫通穴40a及びプレート穴部50aを、ロッド体60が通過している。
なお、プレート穴部50aは、図5に示すように、ライナープレート50の平坦面51の中央(すなわち、長辺方向における中央かつ短辺方向における中央)に形成されている。また、プレート穴部50aの径は、丸パイプ40がライナープレート50に適切に当接できるように、丸パイプ40の外径よりも小さくなっている(したがって、ルーバー穴部22aの径よりも小さくなっている)。
また、ロッド体60の上端部は、押し付け部であるボルト頭部(不図示)となっており、また、下端部は、ボルト雄ねじ形成部60aとなっている。そして、当該ボルト雄ねじ形成部60aには、雌ねじが切られた穴を有する押し付け部であるナット76が設けられている。つまり、ボルト雄ねじ形成部60aが当該穴を貫通した状態で、ボルト雄ねじ形成部60aにナット76が締め付けられている。
なお、ライナープレート50の表面52及び裏面54に丸パイプ40が当接していることを既に述べたが、複数のライナープレート50のうちの最上部のライナープレート50と最下部のライナープレート50については例外となっている。
すなわち、最上部のライナープレート50については、丸パイプ40が裏面54に当接しているものの表面52には当接しておらず、代わりに、当該ライナープレート50の上方に位置するボルト頭部が当接している。つまり、ボルト頭部が当該ライナープレート50に接触した状態で、ライナープレート50をロッド体60の上端部が貫通している。
また、最下部のライナープレート50については、丸パイプ40が表面52に当接しているものの裏面54には当接しておらず、代わりに、当該ライナープレート50の下方に位置する押し付け部であるワッシャー78が当接している。そして、ワッシャー78の下方には、当該ワッシャー78に当接した状態でナット76が設けられている。つまり、ライナープレート50とナット76がワッシャー78を挟んだ状態で、ライナープレート50とワッシャー78とナット76をロッド体60の下端部が貫通している。
そして、ナット76が締め付けられることにより、押し付け部であるボルト頭部と押し付け部であるナット76との間に位置し上下方向に交互に並んだ丸パイプ40及びライナープレート50(最上部のライナープレート50→丸パイプ40→ライナープレート50→・・・→丸パイプ40→最下部のライナープレート50と並んでいる)には圧縮力が加えられ、丸パイプ40がライナープレート50に押し付けられることとなる。このように、ナット76は、ロッド体60に設けられ、丸パイプ40を丸パイプ40に当接しているライナープレート50に押し付けるための押し付け部としての機能を有している。
そして、交互に並んだ丸パイプ40及びライナープレート50が、ボルト頭部とナット76に挟まれて締められることにより、ロッド体60と一体化される。そして、この一体化された部材(以下、一体部材と呼ぶ)は、当該ライナープレート50を中空部26に有する各ルーバー羽根20の振れや撓み、捩れ等の変形止めの役割を果たす。すなわち、仮に当該一体部材が存在せず、ルーバー羽根20がその長手方向両端部において方立30のみにより支持されているときには、主として長手方向中央部付近においてルーバー羽根20が風等により振れたり、撓んだり捩れたりして変形してしまう。しかしながら、本実施の形態においては、前記一体部材が各々のルーバー羽根20をその長手方向中央部において繋ぎ合わせているので、このような変形を適切に止めることが可能となる。
===本実施の形態に係るルーバーユニット10の有効性について===
上述したとおり、本実施の形態に係るルーバーユニット10は、壁部22と該壁部22に囲まれた中空部26とを有し、間隔を置いて並べられたルーバー羽根20と、隣り合う二つのルーバー羽根20間に壁部22を貫通した状態でそれぞれ設けられ、二つのルーバー羽根20の間隔を保持する丸パイプ40と、ルーバー羽根20の中空部26にそれぞれ設けられ、丸パイプ40の端部に当接するライナープレート50と、をそれぞれ複数有している。
そして、各々のライナープレート50を貫通した状態で、複数の丸パイプ40内に挿入されているロッド体60と、ロッド体60に設けられ、丸パイプ40を該丸パイプ40に当接しているライナープレート50に押し付けるための押し付け部(ナット76)と、を備えている。そのため、中空のルーバー羽根20を破損させることなく、ルーバー羽根20の変形を抑えることが可能となる。
すなわち、上述したとおり、従来のルーバーユニットにおいて、各々のルーバー羽根は、例えば、該ルーバー羽根の長手方向両端部において方立に支持されていた。しかしながら、ルーバー羽根の長さによっては、その長手方向中央付近においてルーバー羽根に変形が発生する場合があった。そして、この変形を抑えるためには、新たに別の方立を設けて、当該長手方向中央部においても各々のルーバー羽根をこの別の方立に支持させる必要があった。
しかしながら、別の方立を設けて、この方立に各々のルーバー羽根を一つ一つ固定するのは煩雑なので、これに代わるものとして以下の方策が考えられる。すなわち、隣り合う二つのルーバー羽根間に当該二つのルーバー羽根の間隔を保持する丸パイプを配置し、ルーバー羽根及び丸パイプの双方を貫通するように一つのロッド体を設け、当該ロッド体に設置したボルト・ナット等により交互に並んだルーバー羽根及び丸パイプに圧縮力を加えて、丸パイプをルーバーに押し付ける方策が考えられる。この方策によれば、ロッド体及び丸パイプにより各ルーバーを繋ぎ合わせることができるので、前述した別の方立による方法と同様、変形を適切に抑えることが可能となる。また、1箇所のみにおいてボルトに対しナットを締めればよいため設置作業が大幅に簡素化され、前記別の方立による方法と比べて簡易な方策となる。
しかしながら、この方策は、ルーバー羽根が中実の部材であれば良いが、ルーバー羽根が中空の部材である場合には、以下の課題があった。すなわち、ルーバー羽根が中空であるため、ルーバー羽根に丸パイプが押し付けられる際にルーバー羽根がつぶれて破損する場合があった。
これに対し、本実施の形態においては、ルーバー羽根20の中空部26にライナープレート50を設け、このライナープレート50に、ルーバー羽根20の壁部22を貫通した丸パイプ40の端部42を当接させることとした。したがって、丸パイプ40が押し付けられるのはルーバー羽根20ではなく、ルーバー羽根20の中空部に位置するライナープレート50となるため、ルーバー羽根20がつぶれて破損することがなくなる。また、丸パイプ40、ライナープレート50、ロッド体60により各ルーバー羽根20を繋ぎ合わせることができるので、変形が適切に抑えられる効果も奏されることとなる。このように本実施の形態に係るルーバーユニット10によれば、中空のルーバー羽根20を破損させることなく、ルーバー羽根20の変形を抑えることが可能となる。
また、本実施の形態において、ルーバー羽根20の幅方向における両端部20bに位置する壁部22には、板材(ライナープレート50)を把持するための把持部25bがそれぞれ設けられており、板材(ライナープレート50)の側部56は、把持部25bに把持されていることとした。
そのため、板材(ライナープレート50)が、適切な姿勢(すなわち、板材の厚み方向が丸パイプ40の長手方向に沿い、表面52及び裏面54が丸パイプ40の端部42に適切に当接可能となる姿勢)で、中空部26内においてルーバー羽根20に確実に固定されることとなる。
また、本実施の形態において、ルーバー羽根20は、方立30を介して躯体80に取り付けられていることとした。
そのため、ルーバー羽根20が、躯体80に適切に固定されることとなる。
===その他の実施の形態===
上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上記実施の形態においては、間隔保持管として、丸パイプ40を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、角パイプであってもよい。
また、上記実施の形態において、当接部材は、平坦面51を有し、当該平坦面51が、丸パイプ40の端部42に当接することとしたが、これに限定するものではない。例えば、丸パイプ40の端部42に当接部材の曲面が当接することとしてもよい。
ただし、安定した当接が実現され、ルーバー羽根20の変形をより適切に抑えることが可能となる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
また、ルーバー羽根20の上側壁部23や下側壁部24が、上記実施の形態のように曲面を有する場合には、平坦面51を有する当接部材の導入により、ルーバー羽根20の当該曲面に丸パイプ40を押し付ける(当接させる)ことが回避され、ルーバー羽根20の中空部26に位置する当接部材の平坦面51に丸パイプ40を押し付ける(当接させる)こととなり、安定した当接が実現されることとなる。
また、上記実施の形態において、当接部材は、板材であり、前記板材は、その厚み方向が丸パイプ40の長手方向に沿うように中空部26に設けられ、前記板材の平坦面51である表面52及び裏面54が、丸パイプ40の前記端部42に当接することとしたが、これに限定されるものではない。つまり、平坦面51を有する当接部材として板材であるライナープレート50を挙げたが、これに限定されるものではなく、平坦面51があればどのような部材であっても構わない。
板材においては、片面ではなく表面52と裏面54の双方が平坦面51となるため、より安定した当接が実現され、ルーバー羽根20の変形をより一層適切に抑えることが可能となる。また、板材は、入手容易な材なので、コストメリットも生じる。これらの点で、上記実施の形態の方が望ましい。
また、上記実施の形態においては、複数のルーバー羽根20が、その長手方向が左右方向に沿った状態で、上下方向に並べられ、また、丸パイプ40及びロッド体60が、その長手方向が上下方向に沿うように配置されていることとした。
しかしながら、これに限定されるものではなく、複数のルーバー羽根20が、その長手方向が上下方向に沿った状態で、左右方向に並べられ、また、丸パイプ40及びロッド体60が、その長手方向が左右方向に沿うように配置されていることとしてもよい。
また、これらに限定されず、複数のルーバー羽根20が、その長手方向が(上下方向及び左右方向との間に鋭角を有する)第一斜め方向に沿った状態で、当該第一斜め方向と直交する第二斜め方向に並べられ、また、丸パイプ40及びロッド体60が、その長手方向が第二斜め方向に沿うように配置されていることとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、ルーバー羽根20の断面形状は、楕円形であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、図9乃至図13に示すように、円形、菱形、長方形の短辺を円弧に置き換えた形状、長方形、三角形であっても構わない。図9乃至図13は、ルーバー羽根20の断面形状の第一バリエーション乃至第五バリエーションを示した模式図である。
また、上記実施の形態においては、ルーバー羽根20の幅方向における両端部20bに位置する壁部22には、ルーバー羽根20の長手方向における一端から他端に亘って形成され、中空部26側へ前記幅方向に突出した突出部25が設けられており、突出部25のうちの前記長手方向における中央部分が、把持部25bとして用いられ、突出部25のうちの前記長手方向における両端部分が、ビスホール25aとして用いられることとした。すなわち、突出部25を、ビスホール25a及び把持部25bとして兼用することとしたが、これに限定されるものではなく、双方を別々に設けてもよい。
例えば、図12に示した第四バリエーションのように、ビスホール102と把持部104とを別々に設けてもよい。なお、図9乃至図11に示した第一バリエーション乃至第三バリエーションにおいては、上記実施の形態と同様、ビスホール102及び把持部104が兼用化されている。また、図13に示した第五バリエーションは、兼用部分と非兼用部分とが混在する形態となっている。このように、上記のどの例であっても構わない。
ただし、上述したとおり、突出部25を二つの用途で効率よく利用することができる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
10 ルーバーユニット
20 ルーバー羽根、20b 両端部
22 壁部
25 突出部、25a ビスホール、25b 把持部
26 中空部
30 方立
37 小口フタ、38 ビス
40 丸パイプ、42 端部
50 ライナープレート
51 平坦面、52 表面、54 裏面
56 側部
60 ロッド体、76 ナット
80 躯体

Claims (6)

  1. 壁部と該壁部に囲まれた中空部とを有し、間隔を置いて並べられたルーバー羽根と、
    隣り合う二つの前記ルーバー羽根間に前記壁部を貫通した状態で設けられ、二つの前記ルーバー羽根の間隔を保持する間隔保持管と、
    前記ルーバー羽根の前記中空部に設けられ、前記間隔保持管の端部に当接する当接部材と、
    を複数有し、
    各々の前記当接部材を貫通した状態で、複数の前記間隔保持管内に挿入されているロッド体と、
    前記ロッド体に設けられ、前記間隔保持管を前記当接部材に押し付けるための押し付け部と、
    を備えることを特徴とする建物用外壁ルーバー。
  2. 請求項1に記載の建物用外壁ルーバーであって、
    前記当接部材は、平坦面を有し、
    前記平坦面が、前記間隔保持管の前記端部に当接することを特徴とする建物用外壁ルーバー。
  3. 請求項2に記載の建物用外壁ルーバーであって、
    前記当接部材は、板材であり、
    前記板材は、その厚み方向が前記間隔保持管の長手方向に沿うように前記中空部に設けられ、
    前記板材の前記平坦面である表面及び裏面が、前記間隔保持管の前記端部に当接することを特徴とする建物用外壁ルーバー。
  4. 請求項3に記載の建物用外壁ルーバーであって、
    前記ルーバー羽根の幅方向における両端部に位置する前記壁部には、前記板材を把持するための把持部がそれぞれ設けられており、
    前記板材の側部は、前記把持部に把持されていることを特徴とする建物用外壁ルーバー。
  5. 請求項4に記載の建物用外壁ルーバーであって、
    前記ルーバー羽根の長手方向における両端は開口となっており、
    該開口を塞ぐ蓋部を備え、
    前記ルーバー羽根の幅方向における両端部に位置する前記壁部には、前記ルーバー羽根の長手方向における一端から他端に亘って形成され、前記中空部側へ前記幅方向に突出した突出部が設けられており、
    前記突出部のうちの前記長手方向における中央部分が、前記把持部として用いられ、
    前記突出部のうちの前記長手方向における両端部分が、前記蓋部を前記ルーバー羽根にビスで固定するためのビスホールとして用いられることを特徴とする建物用外壁ルーバー。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の建物用外壁ルーバーであって、
    方立をさらに有し、
    前記ルーバー羽根は、該方立を介して躯体に取り付けられていることを特徴とする建物用外壁ルーバー。
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