JP2015224476A - 断熱積層体 - Google Patents
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Abstract
Description
詳しくは、耐水性、耐湿性、吸音性、遮音性および耐候性や寸法安定性に優れ、断熱機能を永続的に持続させることができる断熱パネルなどの断熱積層体に関する。
本発明の断熱積層体は、同一でも異なっていてもよい2枚の金属部材の間に断熱層を挟み込んでなる断熱積層体であって、該断熱積層体が、芯材となる断熱層と、該断熱層の一方側面と他方側面にそれぞれ設けられた金属部材とを備え、さらに少なくとも該断熱層の外周側面には、耐水性塗膜が設けられていることを特徴とする。
このように断熱層の外周側面とともに金属部材の外周側面にも耐水性塗膜が設けられていれば、断熱層と金属部材との境界部分を耐水性塗膜で封止することになるため、さらに確実に断熱層の内部に湿気や水が侵入することを防止することができる。
本発明の断熱積層体は、次の測定方法を用いて算出された吸水率が、5%以下であることが好ましく、3%以下であることがより好ましい。更に、耐候性や寸法安定性を向上させる為には、2%以下が更に好ましい。
JIS A−5908(吸水厚さ膨張率の吸水率の測定方法)に準じて、該断熱積層体の初期重量(w1)を測定し、20±1℃の水中に24時間浸漬させた後の該断熱積層体の重量(w2)を測定し、以下の式(1)にて、吸水率を算出する。なお、本発明では、該断熱積層体の試験片を用いて測定することが簡便であり、該試験片としては、長さ50(cm)×幅50(cm)×断熱積層体の厚み(断熱層材料厚みと表裏の金属部材厚み)10(cm)に切断して得られ、かつ、表裏の金属部材にも耐水性塗膜が塗布されている試験片を用いることが好ましい。
吸水率(%)=(w2−w1)/w1×100 ・・・(1)
このような断熱積層体によれば、耐水性、耐湿性、遮音性、吸音性および耐候性や寸法安定性に優れ、断熱機能を永続的に持続させることができる。
したがって、道路、鉄道、橋梁やトンネルなどの吸音材や遮音材として好適に利用できる。
本発明の断熱積層体は、建物に付帯しない外壁や、建物の外壁または内壁、あるいは仕切り板として好適なものである。
図1に示したように、本発明の一実施形態にかかる断熱積層体10は、芯材となる断熱層20と、この断熱層20の一方側面22と他方側面24にそれぞれ設けられた金属部材30、32とを備えている。そして、本断熱積層体10においては、少なくとも断熱層20の外周側面26に、耐水性塗膜40が設けられており、この点で特徴的な構成となっている。
また、耐水性塗膜は、前記樹脂を含む耐水改善剤を用いて形成される。
イソシアネートの変性体の残存イソシアネート基(%、NCO率)は、樹脂固形分100%に対して、2%〜20%が好ましく、3%〜20%がより好ましく、4%〜18%がさらに好ましく、反応性や作業性の面から、5%〜16%が特に好ましい。
アクリル系樹脂としては、たとえば、芳香族ビニル系モノマーと不飽和カルボン酸エステルモノマーと不飽和カルボン酸との共重合体を含有するエマルジョンが挙げられる。また、前記共重合体は前記成分とアクリロニトリル、アミド基を有する(メタ)アクリルモノマー等との共重合体であってもよい。
前記不飽和カルボン酸エステルモノマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等の炭素数1〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルや酢酸ビニル等が挙げられる。
アクリル系樹脂、合成ゴムラテックス系樹脂は、好適には乳化重合により調製することができる。この乳化重合は、従来公知の乳化重合法により行うことができる。たとえば、前述芳香族ビニル系単量体、不飽和カルボン酸エステル系単量体、アミド基含有(メタ)アクリル系単量体および不飽和カルボン酸系単量体、合成ゴム系ラテックス系樹脂の場合には、さらに1、3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−ブタジエンなどの脂肪族共役ジエン系単量体を、水を溶媒として、界面活性剤、連鎖移動剤、ラジカル重合開始剤の存在下で乳化重合することにより、上記アクリル系樹脂または合成ゴムラテックス系樹脂を得ることができる。このとき、上記単量体の量を適宜設定することにより、得られるアクリル系樹脂および合成ゴムラテックス系樹脂のガラス転移温度を調節することができる。
また、得られたアクリル系樹脂および合成ゴムラテックス系樹脂は中和により安定化させることが好ましい。特に、アンモニアなどの揮発性アミン類による中和は耐水性および接着力が向上するため好ましい。中和により調製されるpHの範囲は、好ましくは4〜9であり、より好ましくは5〜8である。pHが上記範囲にあると、樹脂組成物の硬化性に影響を与えず、また、樹脂組成物は被着体へ安定して塗布することができ、十分な機械的安定性を示す。
このようなシリコーン系樹脂としては、たとえば、コニシ株式会社製ボンドシリコンシーラント(品番:1成分シリコン系シーリング材 ♯04690)などが挙げられる。
水性高分子−有機イソシアネート系樹脂としては、ポリビニルアルコール水溶液に、前記アクリル系樹脂、前記合成ゴムラテックス系樹脂および前記酢酸ビニルエマルション系樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂と充填剤を配合した主剤と、硬化剤として、前記有機イソシアネート系樹脂成分からなる二液性の樹脂が挙げられる。充填剤としては、クレー、タルク、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、硅砂、ムスレート粉、マイカ粉、ガラス粉末、亜鉛華、二酸化チタン、カオリン、硅石粉(石英)、砂藻土、ベントナイト、雲母、寒水、軽石、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、石膏、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、小麦粉、スターチ、澱粉、大麦粉等が挙げられ、これらの中から選択される少なくとも1種以上配合されたものが挙げられる。
金属部材30,32は、本発明の効果を奏する限り特に限定されず、断熱積層体に用いられる公知の材料よりなるが、たとえば、金属薄板、鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板、サンドイッチ鋼板またはガルバリウム鋼鈑であることが好ましい。金属部材30,32は、屋外及び屋内で使用される環境によって使い分けることが出来、金属部材30,32は、同一でも異なっていてもよい。
次いで上記した断熱積層体10の製造方法の実施例について説明する。
本発明の断熱積層体10の製造方法としては、まず図3(a)に示したように、板状の断熱層20を用意し、次いで図3(b)に示したように、断熱層20の外周側面26に耐水性塗膜40を塗布形成する。該塗布は、前記樹脂を含む耐水改善剤を用いて、たとえば、スプレー法、ロール、刷毛やスクレーパー等によって形成される。その塗布の量は、本発明の効果を奏する限り特に限定されないが、通常、樹脂固形分で50〜1000g/m2、好ましくは100〜800g/m2、より好ましくは100〜500g/m2になるように耐水改善剤を断熱層20へ塗布する。
また、他の製造方法としては、図4(a)に示したように、板状の断熱層20を用意し、次いで図4(b)に示したように、断熱層20の外周側面26および一方側面22,他方側面24の全ての面に耐水性塗膜40を形成しておく。最後に図4(c)に示したように、断熱層20の一方側面22と他方側面24にそれぞれ金属部材30,32を配設し、金属部材30,32の外方より断熱層20に向かって押圧することにより、図1に示したような断熱積層体10が得られるようにしても良い。
さらに、他の製造方法としては、図5(a)に示したように、板状の断熱層20を用意する。次いで図5(b)に示したように、断熱層20の一方側面22と他方側面24にそれぞれ金属部材30,32を配設し、断熱層20の一方側面22と金属部材30の間および断熱層20の他方側面24と金属部材32との間に上記したのと同様な接着剤を塗布形成した状態で、金属部材30,32の外方より断熱層20に向かって押圧して断熱層20と金属部材30,32とを密着させる。最後に図5(c)に示したように、断熱層20の外周側面26および金属部材30,32の外周側面34,36に耐水性塗膜40を塗布形成することにより、図2に示したような断熱積層体10を得るようにしても良い。
具体的には、巻装されて成る長尺状の金属部材30,32を上下に用意しておき、この間に予め所定幅にカットされた断熱層20を隙間なく並べる。この状態で断熱層20の一方側面22および他方側面24にいっぺんに金属部材30,32を送り出してローラー52,54で挟持し、これを切断機56により断熱層20の幅もしくは所望の幅でカットする(本図においては断熱層20の幅でカットしている)。最後に塗布手段60を介して断熱層20の外周側面26と金属部材30,32の外周側面34,36に耐水性塗膜40をスプレーコートする。このような製法により、図2に示したような断熱積層体10を得る。この方法においても、ローラー52,54で挟持する際に、断熱層20と金属部材30との間および断熱層20と金属部材32との間に接着剤を塗布形成させることが好ましい。
さらに図2に示した断熱積層体10のように断熱層20の外周側面26と金属部材30,32の外周側面34,36に耐水性塗膜40を設ける以外にも、これにさらに金属部材30,32の一方側面と他方側面の全面またはその一部にも耐水性塗膜40を設けても良いなど、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能なものである。
〔測定条件および耐水改善剤の調製〕
実施例における物性の測定条件および耐水改善剤の調製方法は、以下のとおりである。
得られた断熱積層体を用いて、JIS A−5908(吸水厚さ膨張率の吸水率の測定方法)に準じた、前記測定方法により、吸水率を測定した。
(2−1)有機イソシアネート系樹脂
(有機イソシアネート)
・ポリメリックMDI:三井化学株式会社製コスモネートM−100、NCO%:31.3±0.5%、粘度:150±30(mPa・S/25℃)
・TDI:三井化学株式会社製コスモネートT−80、NCO%:31.3±0.5%、粘度:150±30(mPa・S/25℃)
(ポリオールa)
グリセリンおよび水酸化カリウム3gを内容積2Lのオートクレーブに装入し、オートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始し、110℃で反応機の内圧が4.0Kg/cm2G以下に保たれるようにプロピレンオキサイドを徐々に装入し、反応を行った。プロピレンオキサイドの原料を装入終了後、内圧の低下が認められなくなるまで6時間攪拌し反応を行った。反応終了後、85%燐酸で中和し減圧脱水後、濾過により燐酸塩を除去し、内容物を取り出し、ポリオキシアルキレンポリオール(a)を得た。
このポリオキシアルキレンポリオールの官能基数は3、水酸基価は37mgKOH/g、および数平均分子量は4500であった。
ペンタエリスリトールに、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを(重量比で2対1)付加し、官能基数4、数平均分子量950、水酸基価236mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(b)を得た。
ジプロピレングリコールに、プロピレンオキサイドを付加し、官能基数2、数平均分子量1000、水酸基価112mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(c)を得た。
グリセリンに、プロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを(重量比で3対1)付加し、官能基数3、数平均分子量3600、水酸基価46mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオール(d)を得た。
1リットルフラスコに、前記ポリメリックMDI(コスモネートM−100)に、前記ポリオールaとポリオールbを重量比2対1で、残存イソシアネート基%(NCO%)で15%になるように仕込み、窒素シール下で撹拌しながら80℃に昇温した後、150分間反応させ、25℃まで冷却して残存イソシアネート基%(NCO%)が15%の樹脂固形分100%変性イソシアネート(A)を得た。
1リットルフラスコに、前記TDI(コスモネートT−80)に、前記ポリオールcとポリオールdを重量比1対1で、残存イソシアネート基%(NCO%)で5%になるように仕込み、窒素シール下で撹拌しながら80℃に昇温した後、150分間反応させ、25℃まで冷却して残存イソシアネート基%(NCO%)が5%の樹脂固形分100%の変性イソシアネート(B)を得た。
〔エポキシ系樹脂(C)〕
・コニシ株式会社製 2液型エポキシ系接着剤 主剤エポキシ樹脂、硬化剤ポリチオール・三級アミン (製品名 クイックセット)、樹脂固形分100%。
〔アクリル系樹脂(D)または(E)〕
表1に示す割合で混合したモノマー混合物100重量部と、連鎖移動剤(tert−ドデシルメルカプタン)0.5重量部との混合物を、蒸留水50重量部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5重量部との混合液中に、撹拌しながら滴下して乳化モノマー(1)および(2)を調製した。
〔合成ゴム系ラテックス樹脂(F)または(G)〕
表2に示す割合で混合したモノマー混合物100重量部と、連鎖移動剤(tert−ドデシルメルカプタン)5重量部との混合物を、蒸留水500重量部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2重量部との混合液中に、撹拌しながら滴下して乳化モノマー(3)または(4)を調製した。
〔シリコーン系樹脂(H)〕
・コニシ株式会社製 ボンド変性シリコンシーラント(製品名 ボンド 1成分変性シリコーン系シーリング材 #04690)、樹脂固形分100%。
0.5mm厚のガルバリウム鋼板(金属部材)と、密度120Kg/m3のロックウール断熱層と、0.5mm厚のステンレス板(金属部材)とがこの順で積層された厚み15cmのパネルの、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、変性イソシアネート(A)を樹脂固形分で150g/m2になるようにロールで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板と、密度380Kg/m3の木質繊維からなるインシュレーションボード断熱層と、厚み0.5mmのステンレス板とがこの順で積層された厚み10cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、変性イソシアネート(B)を樹脂固形分で180g/m2になるようにロールで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmのエンボス加工されたアルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板と、密度200Kg/m3のポリアミド繊維とガラス繊維からなる断熱層と、厚み0.5mmのアルミニウム板とがこの順で積層された厚み20cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、エポキシ樹脂(C)の主剤と硬化剤を重量比1対1で均一混合後、樹脂固形分で400g/m2になるようスクレーパーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板の2枚の間に、密度150Kg/m3のロックウール断熱層が挟み込まれた厚み50cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、アクリル系樹脂(D)100gに対し、造膜助剤としてブチルセロソルブを2g混合後、樹脂固形分で300g/m2になるようスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmのガルバリウム鋼板と、密度120Kg/m3のロックウール断熱層と、厚み0.5mmのステンレス板とがこの順で積層された厚み20cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、アクリル系樹脂(E)を樹脂固形分で400g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板の2枚の間に、密度150Kg/m3のロックウール断熱層が挟み込まれた厚み10cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、合成ゴムラテックス系樹脂(F)を樹脂固形分で500g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板と、密度120Kg/m3のロックウール断熱層と、厚み0.5mmのステンレス板とがこの順で積層された厚み15cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、合成ゴムラテックス系樹脂(G)を樹脂固形分で450g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmのホーロー鋼板の2枚の間に、密度95Kg/m3のロックウール断熱層が挟み込まれた厚み50cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、シリコーン系樹脂(H)を樹脂固形分で400g/m2になるようにロールで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmのエンボス加工されたアルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板と、密度250Kg/m3のロックウール断熱層と、厚み0.5mmの鉄板とがこの順で積層された厚み5cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、アクリル系樹脂(E)を樹脂固形分で250g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板と、密度160Kg/m3のセラミックス繊維からなる断熱層と、厚み0.5mmのステンレス板とがこの順で積層された厚み15cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、合成ゴムラテックス系樹脂(G)を樹脂固形分で280g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板の2枚の間に、密度140Kg/m3のポリエステル繊維と木質繊維からなる断熱層が挟み込まれた厚み10cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、合成ゴムラテックス系樹脂(F)を樹脂固形分で230g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板の2枚の間に、密度180Kg/m3のセラミックス繊維とポリオレフィン繊維からなる断熱層が挟み込まれた厚み15cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、アクリル系樹脂(D)100gに対し、造膜助剤としてブチルセロソルブを1.5g混合後、樹脂固形分で270g/m2になるようスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmのガルバリウム鋼板と、密度130Kg/m3のロックウール断熱層と、厚み0.5mmのステンレス板とがこの順で積層された厚み20cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、アクリル系樹脂(E)を樹脂固形分で140g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板と、密度120Kg/m3のロックウール断熱層と、厚み0.5mmのステンレス板とがこの順で積層された厚み50cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、合成ゴムラテックス系樹脂(G)を樹脂固形分で170g/m2になるようにスプレーで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み0.5mmの鉄板に塗装が施されたカラー鋼板の2枚の間に、密度160Kg/m3のロックウール断熱層が挟み込まれた厚み10cmのパネルを用いて、実施例1と同様に、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に、シリコーン系樹脂(H)を樹脂固形分で220g/m2になるようにロールで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み9.5cm、密度160Kg/m3のロックウール断熱層の外周側面(26)にアクリル系樹脂(E)を樹脂固形分で300g/m2になるようにロールで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
厚み14.5cm、密度150Kg/m3のロックウール断熱層の6面(外周側面26、一方側面22および他方側面24の全ての面)にアクリル系樹脂(E)を樹脂固形分で250g/m2になるようにロールで均一塗布し、1週間20℃、65%の部屋で養生した。
次いで前記吸水率測定方法に準じ吸水率を測定し、結果を表3に示した。
実施例1において、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面に耐水処理を実施しなかった以外は、同様の処理を行った。
結果を表3に示した。
実施例1において、金属部材の外周側面(34,36)および断熱層の外周側面(26)のそれぞれの四方面のうち、それぞれの二方面のみに、合成ゴムラテックス系樹脂(G)を樹脂固形分で170g/m2になるようにスプレーで均一塗布した以外は、同様の処理を行った。
結果を表3に示した。
また、該断熱積層体を、建物に付帯しない外壁、建屋の外壁として設置することで、高湿度の環境下、雪、雨風の環境下や、外気と内気との間で温度差が大きい環境下においても、移住空間を快適に提供できる。更には、道路や鉄道の吸音材や遮音材としても提供できる。
20・・・断熱層
22・・・一方側面
24・・・他方側面
26・・・外周側面
30・・・金属部材
32・・・金属部材
34・・・外周側面
36・・・外周側面
40・・・耐水性塗膜
52・・・ローラー
54・・・ローラー
56・・・切断機
58・・・プッシャ
60・・・塗布手段
Claims (5)
- 2枚の金属部材(該金属部材は、同一でも異なっていてもよい)の間に断熱層を挟み込んでなる断熱積層体であって、
前記断熱積層体が、
芯材となる断熱層と、
前記断熱層の一方側面と他方側面にそれぞれ設けられた金属部材と、を備え、
さらに少なくとも前記断熱層の外周側面には、耐水性塗膜が設けられていることを特徴とする断熱積層体。 - 前記断熱層の密度が、70〜400Kg/m3であり、
以下の測定方法を用いて算出された吸水率が、5%以下である、請求項1に記載の断熱積層体。
[測定方法]
JIS A−5908(吸水厚さ膨張率の吸水率の測定方法)に準じて、該断熱積層体の初期重量(w1)を測定し、20±1℃の水中に24時間浸漬させた後の該断熱積層体の重量(w2)を測定し、以下の式(1)にて、吸水率を算出する。
吸水率(%)=(w2−w1)/w1×100 ・・・(1) - 前記耐水性塗膜が、有機イソシアネート系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、合成ゴムラテックス系樹脂、シリコーン系樹脂、酢酸ビニルエマルション系樹脂および水性高分子−有機イソシアネート系樹脂の中から選ばれる少なくとも1種の樹脂を含んでなる、請求項1または2に記載の断熱積層体。
- 前記断熱層が、セルロース繊維、木材繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維などのポリオレフィン繊維、ポリアミド繊維、ミネラルウール、ロックウール、ウオルストナイト、カオリン、グラスウール、ガラス繊維、セラミックス繊維、ウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、フェノールフォームおよびポリエチレンフォームの中から選ばれる少なくとも1種の材料を含んでなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の断熱積層体。
- 前記金属部材が、金属薄板、鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板、サンドイッチ鋼板またはガルバリウム鋼鈑である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の断熱積層体。
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