JP2015223815A - 接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂シートを用いた金属板同士の接合を容易に行うことができる接合方法を提供すること。【解決手段】本発明の接合方法は、表面が樹脂でコーティングされている金属板からなる第1の部材10と第2の部材20とを、成形体(樹脂シート)30を介して接合する方法であり、第1の部材10と第2の部材20とを接合する接合部140に成形体30を配置する第1の工程と、高周波加熱法によって第1の部材10と第2の部材20とを加熱して成形体30を溶融させた後固化させることにより、成形体30を介して、第1の部材10と第2の部材20とを接合する第2の工程とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の部材同士を、樹脂シートを用いて接合する接合方法に関する。
近年、建築物の高耐久化が求められるに伴って、多くの建築物の屋上やベランダ等において、樹脂シート(防水シート)を敷設施工したシート防水構造が採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
このシート防水構造では、例えば、屋上の床部と、床部の外縁に沿って設けられた壁部との境界部に、ポリ塩化ビニルで被覆された鋼板(金属板)を配置し、床部と壁部とをかかる鋼板とともに樹脂シートを用いて覆う構成となっており、これにより、屋上に防水が施される。
ここで、防水が施工される屋上等の形状は、当然、様々である。そのため、前記鋼板としては、複数の種類の形状のものが予め用意され、実際に施工される屋上等の形状に合致するものを複数選択し、これら同士を互いに接合して用いられる。
このような鋼板同士の接合は、現状、施工現場において、接合部の形状に対応した樹脂シートを用意し、この樹脂シートを用いて施工者が接合部を覆うことにより行なっているが、部品点数が多いため時間と手間を要する問題があった。
そこで、選択された複数の鋼板のうち数点については、施工現場に搬入するのに先立って、予め鋼板同士を、樹脂シートを用いて接合することが考えられる。
しかしながら、この樹脂シートを用いた接合方法は、比較的高度な技術が必要なため、熟練した作業者しか行うことができない問題があった。
特開2007−70877号公報
本発明の目的は、樹脂シートを用いた金属板同士の接合を容易に行うことができる接合方法を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(4)に記載の本発明により達成される。
(1) 表面が樹脂で被覆されている金属板からなる第1の部材と第2の部材同士とを、樹脂シートを介して接合する接合方法であり、
前記第1の部材と前記第2の部材とを接合する接合部に、前記樹脂シートを配置する第1の工程と、
高周波加熱法によって前記第1の部材および前記第2の部材を加熱して前記樹脂シートを溶融させた後固化させることにより、前記樹脂シートを介して、前記第1の部材と前記第2の部材とを接合する第2の工程とを有し、
前記第1の部材および前記第2の部材は、それぞれ、底部と、当該底部の縁部から立設する立ち上がり面と、当該立ち上がり面の上端から前記底部と反対側に突出する平面と、を有し、
前記樹脂シートは、前記第1の部材と前記第2の部材とを接合する接合部の形状に対応したものであることを特徴とする接合方法。
(2) 前記第2の工程において、前記第1の部材と前記第2の部材とが接合した接合体の上面の表面形状に対応した形状を有する第1の型と、前記接合体の下面の表面形状に対応した形状を有する第2の型とで、前記樹脂シートと前記第1の部材および前記第2の部材とを挟持した状態で、高周波加熱法によって前記第1の部材および前記第2の部材を加熱する上記(1)に記載の接合方法。
(3) 前記第2の工程において、前記底部の前記立ち上がり面とは反対側の縁部が前記立ち上がり面側の縁部よりも上方になるように、前記第1の部材および前記第2の部材を傾斜させた状態で、前記第1の型と前記第2の型とで、前記樹脂シートと前記第1の部材および前記第2の部材とを挟持する上記(1)または(2)に記載の接合方法。
(4) 前記第2の工程では、前記第1の部材と前記第2の部材とが接触する部位近傍の領域において、前記樹脂シートと前記第1の部材および前記第2の部材とが溶着していない未溶着領域を形成する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の接合方法。
本発明によれば、第1の部材と第2の部材とを接合する接合部に、樹脂シートを配置した状態で、高周波加熱方法によって第1の部材および第2の部材を加熱して、樹脂シートを溶融させた後固化させるという単純な工程で、第1および第2の部材同士の接合を、容易に、かつ、確実に行うことができる。
接合体の第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示す接合体の分解斜視図である。 図1に示す接合体を、躯体に配置した状態を示す縦断面図である。 第2の工程における、各部材の配置を示す縦断面図である。 第2の工程における、接合部分の縦断面図である。 接合体の第2実施形態を示す斜視図である。 接合体の第3実施形態を示す斜視図である。 図7に示す接合体の第3実施形態を示す分解斜視図である。 接合体の第4実施形態を示す斜視図である。 接合体の第5実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の接合方法を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明の接合方法を説明するのに先立って、本発明の接合方法を適用して得られる、表面が樹脂で被覆(コーティング)された第1の部材(金属板)と第2の部材(金属板)とが接合された接合体について説明する。
<第1実施形態>
図1は、接合体の第1実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す接合体の分解斜視図、図3は、図1に示す接合体を、躯体に配置した状態を示す縦断面図、図4は、第2の工程における、各部材の配置を示す縦断面図、図5は、第2の工程における、接合部分の縦断面図である。なお、以下の説明では、図1、2、3中の上側を「上」、下側を「下」とする。
接合体1は、図1、2に示すように、第1の部材10と、第2の部材20と、成形体(樹脂シート)30とを有し、成形体30を介して、第1の部材10と第2の部材20とが接合されたものである。
この接合体1は、屋上やベランダのような躯体が有する床部と壁部との境界部付近に配置され、床部と壁部とを接合体1とともに樹脂シート(防水シート)を用いて覆うことで、躯体に防水を施すシート防水構造に用いられるものである。
より具体的には、接合体1は、図3に示すように、床部510と、床部510から立設した第1の壁部と、床部510から立設し、第1の壁部と交差して配置された第2の壁部とを有する躯体(シート防水構造)500において、床部510と第1の壁部と第2の壁部との境界部(角部)付近上に配置されて用いられる。すなわち、接合体1は、躯体(シート防水構造)500上を流れる水(液体)が屈曲する位置に配置して用いられる。
以下、この接合体1を構成する各部材について詳述する。
なお、第1の部材10と第2の部材20とは、互いに対称な形状を有しているため、以下では、第1の部材10を例にして説明する。
第1の部材10は、表面が樹脂で被覆(コーティング)されている金属板からなり、底部11と、立ち上がり面12と、平面13とを有している。
底部11は、図1、2の上側から見た平面視で、第1の辺15と、第2の辺16と、第3の辺17と、第4の辺18とで囲まれ、第1の辺15および第2の辺16をそれぞれ上底および下底とし、第3の辺17および第4の辺18を脚とする台形状をなしている。
また、第3の辺17は、第1の辺15に対して直交し、第4の辺18は、第1の辺15に対してほぼ45°となるように交差して設けられている。
また、底部11は、平部110と、この平部110に傾斜して設けられた傾斜部111とを有しており、接合体1を躯体(シート防水構造)500内に配置する際には、傾斜部111が床部510に設けられた凹み部(溝)511に対応するように配置される。したがって、シート防水構造では、防水シートにより接合体1が覆われ、防水シートで覆われた傾斜部111に、雨水等の液体(水)が流れることとなる。
立ち上がり面12は、底部11の縁部、より詳しくは第1の辺15から立設しており、第1の辺15と同じ長さを長辺とする長方形状をなしている。
また、平面13は、立ち上がり面12上端から底部11と反対側に突出しており、第1の辺15と同じ長さを長辺とする長方形状をなしている。
また、第4の辺18の途中には、第4の辺18から突出する接合板19が設けられており、この接合板19は、本実施形態では、カシメにより底部11に固定されている。
かかる構成の第1の部材10は、第2の部材20と、第4の辺18に対して、ほぼ線対称な形状をなしている。
したがって、第4の辺18は、第1の辺15に対してほぼ45°となるように交差するように設けられていることから、図1、2に示すように、第1の部材10の第4の辺18と、第2の部材20の第4の辺18とを対向配置することで、第1の部材10の立ち上がり面12と、第2の部材20の立ち上がり面12とが直交するように配置される。本実施形態では、この状態で、第1の部材10と、第2の部材20とが、成形体30を介して接合されている。
また、第1の部材10および第2の部材20は、それぞれ、上記の通り、表面が樹脂で被覆(コーティング)されている金属板で構成される。このように、樹脂で被覆することで、金属板の腐食を確実に防止することができる。
金属板としては、特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼板、鉄板のような鋼板、アルミ板、銅板等が挙げられるが、鋼板であるのが好ましい。これにより、第1の部材10および第2の部材20を優れた強度を有するものとすることができる。
また、金属板の厚さは、特に限定されないが、0.1mm以上、3mm以下程度であるのが好ましく、0.3mm以上、2.5mm以下程度であるのがより好ましい。
樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニルのような塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができるが、ポリ塩化ビニルであるのが好ましい。ポリ塩化ビニルは、溶剤溶着性や熱融着性に優れるため、金属板の腐食をより確実に防止することができる。
また、樹脂により金属板を被覆する厚さは、特に限定されないが、0.03mm以上、2mm以下程度であるのが好ましく、0.1mm以上、0.7mm以下程度であるのがより好ましい。
成形体(樹脂シート)30は、2つの部材である第1の部材10と第2の部材20とを接合した接合部140を覆うように用いられるものであり、この接合部140に対応した形状をなしている。
成形体30は、第1の部材10と第2の部材20とにおいて、第4の辺18同士が対向配置された底部11同士の接合部141の形状に対応した第1の部分31と、立ち上がり面12同士の接合部142の形状に対応した第2の部分32とを有している。
成形体30を、このように接合部140(接合部141および接合部142)の形状に対応した、第1の部分31および第2の部分32を有するものとすることで、成形体30により、第1の部材10と第2の部材20とを接合部140において確実に接合することができる。また、後述する接合体の製造方法(本発明の接合方法)により、一括でかつ簡便に第1の部材10と第2の部材20とを接合することができる。
成形体30を構成する樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニルのような塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、ポリ塩化ビニルを用いるのが好ましい。これにより、樹脂シートの熱融着性を優れたものとすることができる。
また、成形体30を構成する材料には、上記樹脂の他、各種可塑剤、各種安定化剤、各種酸化防止剤、各種紫外線吸収剤、加工助剤、滑剤、充填材、難燃剤、色材等を含んでいてもよい。
なお、加熱する前の成形体30は、図5に示すように、第1の部材10と第2の部材20とが接する部位近傍に対応する領域に、凹部35が設けられている。凹部35を設けられている領域は、後述する接合体の製造方法(接合方法)において、成形体30と第1の部材10および第2の部材20とが溶着しない領域(未溶着領域70)となっている。成形体30の第1の部材10および第2の部材20と溶着する領域は、溶着した際に薄くなる傾向がある。このように凹部35を設けることで、溶着した際に成形体30の厚さをより均一なものとすることができる。また、後述する接合体の製造方法(接合方法)において、成形体30全体に均一に圧力をかけることができ、溶着不良を防止することができる。
次に、上述した成形体30を用いた接合体1の製造方法(本発明の接合方法)について説明する。
接合体1の製造方法は、表面が樹脂で被覆(コーティング)されている金属板からなる第1および第2の部材10、20同士を、成形体(樹脂シート)30を介して接合する方法であり、第1の部材10と第2の部材20とを接合する接合部140に、成形体30を配置する第1の工程と、高周波加熱法によって第1の部材10および第2の部材20を加熱して成形体30を溶融させた後固化させることにより、成形体30を介して、第1の部材10と第2の部材20とを接合する第2の工程とを有する。
以下、この接合体1の製造方法について詳述する。
[A]まず、第1の部材10および第2の部材20を用意する。
これら第1および第2の部材10、20は、それぞれ、これらの展開図に相当する表面が樹脂で被覆(コーティング)された平板状をなす金属板を用意し、底部11、立ち上がり面12、平面13が形成されるように、これらを屈曲させることにより得ることができる。
[B]次に、第1の部材10と第2の部材20とを仮止する。
まず、第1の部材10および第2の部材20の双方について、底部11の第4の辺18側の縁部に貫通孔115を形成する。
次いで、同様に貫通孔115を備える接合板19を用意し、第1の部材10と第2の部材20とを、第4の辺18同士が対向するように配置した状態で、接合板19に対して、第1の部材10および第2の部材20を、それぞれ、貫通孔115を介してカシメることで、第1の部材10と第2の部材20とを仮止する。
上記のように仮止することにより、第1および第2の部材10、20の立ち上がり面12同士が直交するように第1の部材10と第2の部材20とが配置された状態となる。
なお、接合板19を用いた第1の部材10と第2の部材20との仮止は、カシメの他、ボルト、接着、溶着等により行うようにしてもよい。
また、第1の部材10と第2の部材20とを仮止する本工程[B]は、第1の部材10および第2の部材20の大きさ、形状および構成材料の種類等によっては、省略することもできる。
[C]次に、仮止した第1の部材10と第2の部材20との接合部140に、成形体30を配置する(第1の工程)。
[D]次に、成形体30を接合部140に配置した状態で、図4に示すように、第1の型61と第2の型62とで、第1の部材10と第2の部材20と成形体30とを挟持(プレス)する。そして、挟持した状態で高周波加熱法によって第1の部材10および第2の部材20を加熱し、成形体30を溶融させた後固化させる。これにより、固化した成形体30を介して、第1の部材10と第2の部材20とが接合される(第2の工程)。
第1の型61は、接合体1の上面(成形体30側の面)の表面形状に対応した形状を有している。
また、第2の型62は、接合体1の下面(成形体30とは反対側の面)の表面形状に対応した形状を有している。
なお、第1の型61と第2の型62とで、第1の部材10と第2の部材20と成形体30とをプレスする場合、図4に示すように、底部11の立ち上がり面12とは反対側の縁部が立ち上がり面12側の縁部よりも上方になるように、第1の部材10および第2の部材20を傾斜させた状態でプレスする。このように傾斜した状態でプレスすることにより、成形体30全体により均一に圧力を掛けることができる。その結果、成形体30と第1の部材10および第2の部材20との溶着不良が発生するのを効果的に防止することができる。
なお、第1の部材10および第2の部材20の傾斜角度(底部11(平部110)の水平方向となす角度)は、5°以上65°以下が好ましく、10°以上50°以下であるのがより好ましい。
また、第1の型61は、図5に示すように、真鍮等の導電材料で構成された高周波加熱を生じさせる領域612と、ベーク板等の絶縁材で構成された高周波加熱を生じさせない領域611とを有している。
前記領域611は、成形体30と第1の部材10および第2の部材20とが溶着しない領域(未溶着領域70)と対応しており、これにより、未溶着領域70を形成することができる。なお、高周波加熱法としては、例えば、高周波誘電加熱法や高周波誘導加熱法などが挙げられる。
接合体1がこのような未溶着領域70を有することにより、第1および第2の部材10、20の第4の辺18側の縁部に対応する位置では、成形体30と、第1および第2の部材10、20とは接合していない状態となる。
したがって、第1の部材10と、第2の部材20との上下方向に対するズレが許容されるようになる。そのため、接合体1にヒトによる荷重が加わったり、地震等により躯体500が振動したりしても、これらに起因する負荷を接合体1により吸収することができる。そのため、接合体1の破損を確実に防止することができる。
以上のような工程を経ることで、接合体1が製造される。
<第2実施形態>
次に、本発明の接合方法を適用して得られる接合体の第2実施形態について説明する。
図6は、接合体の第2実施形態を示す斜視図である。なお、以下の説明では、図6中の上側を「上」、下側を「下」とする。
以下、第2実施形態の接合体1について、前記第1実施形態の接合体1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図6に示す接合体1では、成形体30による第1の部材10と第2の部材20との接合方法が異なること以外は、図1に示す接合体1と同様である。
すなわち、第2実施形態の接合体1では、接合部140において、第1および第2の部材10、20の第4の辺18側の縁部に対応する位置に目地テープ40が位置するように、成形体30と、第1および第2の部材10、20との間に目地テープ40が介在している。これにより、第1および第2の部材10、20の第4の辺18側の縁部に対応する位置では、成形体30と、第1および第2の部材10、20とは接合していない状態となる。したがって、第1の部材10と、第2の部材20との上下方向に対するズレが許容されるようになる。そのため、接合体1にヒトによる荷重が加わったり、地震等により躯体500が振動したりしても、これらに起因する負荷を接合体1により吸収することができる。そのため、接合体1の破損を確実に防止することができる。
また、成形体30が図5に示すような凹部35を有している場合、上述した第2の工程において、目地テープ40の厚さを凹部35で吸収することができる。その結果、成形体30全体により均一に圧力を掛けることができる。
なお、成形体30と、第1および第2の部材10、20との間に目地テープ40を介在させる方法としては、接合体1の製造方法において、第1および第2の部材10、20上に成形体30を配置するのに先立って、成形体30に目地テープ40を貼付するようにしてもよいし、第1および第2の部材10、20に目地テープ40を貼付するようにしてもよい。
また、このような第2実施形態の接合体1によっても、前記第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第3実施形態>
次に、本発明の接合方法を適用して得られる接合体の第3実施形態について説明する。
図7は、接合体の第3実施形態を示す斜視図、図8は、図7に示す接合体の第3実施形態を示す分解斜視図である。なお、以下の説明では、図7、8中の上側を「上」、下側を「下」とする。
以下、第3実施形態の接合体1について、前記第1実施形態の接合体1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図7に示す接合体1では、第1の部材10と第2の部材20とを成形体30で接合する接合部140における、第1の部材10および第2の部材20の構成が異なること以外は、図1に示す接合体1と同様である。
すなわち、第3実施形態の接合体1では、第1の部材10と第2の部材20とは、それぞれ、接合部140の少なくとも一部に、その厚さが薄くなっている溝部185を備えている。
より具体的には、傾斜部111において、成形体30で覆われる接合部141の一部に溝部181が設けられ、本実施形態では、その深さが成形体30の厚さとほぼ一致するように設定されている。そのため、成形体30で傾斜部111を覆うように接合した際には、この溝部181が設けられている位置では、段差が形成されず、溝部181が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部181が設けられていない領域に位置する傾斜部111の上面とにより、連続した平坦面が形成される。このように、連続した平坦面を形成することができるため、防水シートで覆われた傾斜部111に、雨水等の液体が流れることとなるが、この液体が流れる領域に段差が形成されないことから、液体を堰き止めることなく、円滑にその流れる方向に移動させることができる。
さらに、立ち上がり面12において、成形体30で覆われる接合部142の一部に、溝部182が設けられ、本実施形態では、その深さが成形体30の厚さとほぼ一致するように設定されている。そのため、成形体30で立ち上がり面12を覆うように接合した際には、この溝部182が設けられている位置では、段差が形成されず、溝部182が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部181が設けられていない領域の立ち上がり面12の上面とにより、連続した平坦面が形成される。したがって、成形体30で覆われた傾斜部111に、雨水等の液体が流れることとなるが、この際、液体が流れる流路の側面となる立ち上がり面12をも、段差が形成されることなく、連続した平坦面で構成することができる。そのため、側面における液体の滞留を生じさせることなく、液体をより円滑にその流れる方向に移動させることができる。
このような第3実施形態の接合体1によっても、前記第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態における接合体1の製造方法では、前記第1実施形態で説明した工程[A]において、接合部140に溝部185が形成された第1の部材10および第2の部材20を用意した後、工程[D]において、成形体30を接合部140に配置した状態で、高周波加熱方法によって第1の部材10と第2の部材20とを加熱して成形体30を溶融させた後、成形体30を冷却することで固化させることにより固化した成形体30を介して、第1の部材10と第2の部材20とが接合される。この際、接合部140の溝部185が形成されていない領域では、成形体30が接合されることにより、段差が形成されるが、接合部140の溝部185が形成されている領域では、成形体30の厚さが溝部185の深さとほぼ等しく設定されているため、段差が形成されない。そのため、溝部185が形成されている領域に位置する成形体30の上面と、溝部185が形成されていない領域に位置する第1および第2の部材10、20の上面とにより連続する平坦面が形成される。したがって、溝部185が形成されている領域に、雨水等の液体が流れてきたとしても、液体を堰き止めることなく、円滑にその流れる方向に移動させることができるようになる。
なお、本実施形態では、底部11および立ち上がり面12の接合部140に対応する位置の一部に、溝部185を形成する場合について説明したが、このように一部に形成する場合に限らず、底部11および立ち上がり面12の接合部140に対応する位置のほぼ全部に溝部185を形成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、溝部185の深さを、成形体30の厚さとほぼ一致させて、溝部185が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部185が設けられていない領域に位置する底部11または立ち上がり面12の上面とにより、連続した平坦面を形成する場合について説明したが、かかる場合に限定されず、溝部185の深さは、溝部185が形成されていない領域よりも、その厚さが薄くなっていればよい。かかる構成とすれば、溝部185が形成された領域に、成形体30が接合されたとしても、この成形体30の貼付により形成される段差の高さを低くすることができる。そのため、この段差による液体の堰き止めを低減させることができ、その結果、液体をその流れる方向に移動させることができる。
さらに、溝部185の深さが、成形体30の厚さよりも深い場合には、溝部185と、成形体30との間に、平面視形状が溝部185の形状に対応した補強部材を介在させるようにしてもよい。このような補強部材を介在させることで、溝部185が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部185が設けられていない領域に位置する底部11または立ち上がり面12の上面とにより、連続した平坦面を形成することができる。
また、本実施形態では、1つの成形体30で接合部140を覆うことで第1の部材10と第2の部材20とを接合する場合について説明したが、例えば、2つ(複数)の成形体を用いて接合部140を覆うようにしてもよい。この際に、例えば、接合部140の一部において、2つの成形体が重なり、この重なる部分が溝部185と一致する場合には、溝部185の深さを、2つの成形体の合計の厚さとほぼ一致させるようにするのが好ましい。かかる構成とすることによっても、溝部185が設けられた領域に位置する成形体の上面と、溝部185が設けられていない領域に位置する底部11または立ち上がり面12の上面とにより、連続した平坦面を形成することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の接合方法を適用して得られる接合体の第4実施形態について説明する。
図9は、接合体の第4実施形態を示す斜視図である。なお、以下の説明では、図9中の上側を「上」、下側を「下」とする。
以下、第4実施形態の接合体1’について、前記第3実施形態の接合体1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施形態では、接合体1’は、躯体の角部において、床部から立設する第1の壁部と、床部から立設する第2の壁部とが、前記第3実施形態において説明した角部から突き出るようにして、直角に交差して設けられた突出し部付近上に配置して用いられる。すなわち、接合体1’は、躯体(シート防水構造)500上を流れる水が屈曲する位置に配置して用いられる。
本実施形態では、底部11は、図9の上側から見た平面視で、第1の辺15と、第2の辺16と、第3の辺17と、第4の辺18とで囲まれ、第1の辺15および第2の辺16を上底および下底とし、第3の辺17および第4の辺18を脚とする台形状をなしている。
また、第3の辺17は、第1の辺15に対して直交し、第4の辺18は、第1の辺15に対してほぼ135°となるように交差して設けられている。
かかる構成の第1の部材10’は、第2の部材20’と、第4の辺18に対して、ほぼ線対称な形状をなしている。
したがって、第4の辺18は、第1の辺15に対してほぼ135°となるように交差して設けられていることから、図9に示すように、第1の部材10’の第4の辺18と、第2の部材20’の第4の辺18とを対向配置させることで、第1の部材10’の立ち上がり面12と、第2の部材20’の立ち上がり面12とのなす角度が、底部11が突出して設けられている側で270°となることから、第1の部材10’の立ち上がり面12と、第2の部材20’の立ち上がり面12とが直交するように配置される。接合体1’は、本実施形態では、この状態で、第1の部材10’と、第2の部材20’とが、成形体30を介して接合されており、この接合体1’が床部から立設する第1の壁部と、床部から立設する第2の壁部とが、直角に交差して設けられた突出し部付近上に配置して用いられる。
かかる構成の接合体1’においても、傾斜部111における第4の辺18側の縁部には、成形体30で覆われる接合部141に対応する位置の一部に、溝部181が設けられ、その深さが成形体30の厚さとほぼ一致するように設定されている。そのため、成形体30を、傾斜部111を覆うように貼付した際には、この溝部181が設けられている位置では、段差が形成されず、溝部181が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部181が設けられていない領域に位置する傾斜部111の上面とにより、連続した平坦面が形成される。このように、連続した平坦面を形成することができるため、防水シートで覆われた傾斜部111に、雨水等の液体が流れることとなるが、この液体が流れる領域に段差が形成されないことから、液体を堰き止めることなく、円滑にその流れる方向に移動させることができる。
また、立ち上がり面12の一方の短辺側の縁部には、成形体30で覆われる接合部142に対応する位置の一部に、溝部182が設けられ、その深さが成形体30の厚さとほぼ一致するように設定されている。そのため、成形体30を、立ち上がり面12を覆うように貼付した際には、この溝部182が設けられている位置では、段差が形成されず、溝部182が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部181が設けられていない領域の立ち上がり面12の上面とにより、連続した平坦面が形成される。したがって、防水シートで覆われた傾斜部111に、雨水等の液体が流れることとなるが、この際、液体が流れる流路の側面となる立ち上がり面12をも、段差が形成されることなく、連続した平坦面で構成することができるため、側面における液体の滞留を生じさせることなく、液体をより円滑にその流れる方向に移動させることができる。
<第5実施形態>
次に、本発明の接合方法を適用して得られる接合体の第5実施形態について説明する。
図10は、接合体の第5実施形態を示す斜視図である。なお、以下の説明では、図10中の上側を「上」、下側を「下」とする。
以下、第5実施形態の接合体1”について、前記第3実施形態の接合体1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施形態では、接合体1”は、躯体の床部から立設する第1の壁部(または第2の壁部)の中央部付近において、第1の壁部に沿うように設けられた凹み部に、床部の中央部側から合流するように設けられた凹み部が合流する合流部付近上に配置して用いられる。すなわち、接合体1”は、躯体(シート防水構造)500上を流れる水が合流する位置に配置して用いられる。
この接合体1”では、第1の部材10”は、前記第3実施形態で説明した第1の部材10が2つ連結されたような構成をなし、また、第2の部材20”は、前記第3実施形態で説明した第2の部材20が2つ連結されたような構成をなしている。
すなわち、第2の部材20”は、前記第3実施形態で説明した第2の部材20が有する第1の辺15が一直線状をなすように、2つの第2の部材20を、第4の辺18を互いに近接(対向)させた状態で、図10中に示す辺18において、連結したような構成となっている。
また、第1の部材10”は、前記第3実施形態で説明した第1の部材10における立ち上がり面12および平面13の形成が省略され、これらの形成が省略された2つの第1の部材10が有する第1の辺15を対向させた状態で、図10中に示す辺18において、3つの部材を連結したような構成となっている。
本実施形態においても、第1の部材10”が有する2つの底部11は、図10の上側から見た平面視で、第1の辺15と、第2の辺16と、第3の辺17と、第4の辺18とで囲まれ、第1の辺15および第2の辺16を上底および下底とし、第3の辺17および第4の辺18を脚とする台形状をなしている。さらに、第2の部材20”が有する2つの底部11も、図10の上側から見た平面視で、第1の辺15と、第2の辺16と、第3の辺17と、第4の辺18とで囲まれ、第1の辺15および第2の辺16を上底および下底とし、第3の辺17および第4の辺18を脚とする台形状をなしている。
また、第1および第2の部材10”、20”の双方において、各底部11が備える第3の辺17は、第1の辺15に対して直交し、第4の辺18は、第1の辺15に対してほぼ45°となるように交差して設けられている。
したがって、第2の部材20”において、対向する2つの第4の辺18同士の間には空間が形成されるが、この空間における2つの第4の辺18がなす角度は、ほぼ90°となっている。また、第1の部材10”において、対向する2つの第4の辺18同士の間には底部11が位置し、この底部11における2つの第4の辺18がなす角度は、ほぼ90°となっている。
そのため、この空間に第1の部材10”を、第1および第2の部材10”、20”が有する各第4の辺18同士が互いに接するようにして、配置することで、形成される接合体1”を、第1の部材10”における2つの傾斜部111で形成された流路(溝部)が、第2の部材20”における傾斜部111と立ち上がり面12とで形成された流路(溝部)に対して合流するような構成のものとすることができる。
接合体1”は、この状態で、第1の部材10と、第2の部材20とが、成形体30を介して接合されており、この接合体1”が、第1の壁部に沿うように設けられた凹み部に、床部の中央部側から合流するように設けられた凹み部が合流する合流部付近上に配置して用いられる。
かかる構成の接合体1”においても、傾斜部111における第4の辺18側の縁部には、成形体30で覆われる接合部141に対応する位置の一部に、溝部181が設けられ、その深さが成形体30の厚さとほぼ一致するように設定されている。そのため、成形体30を、傾斜部111を覆うように貼付した際には、この溝部181が設けられている位置では、段差が形成されず、溝部181が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部181が設けられていない領域に位置する傾斜部111の上面とにより、連続した平坦面が形成される。このように、連続した平坦面を形成することができるため、防水シートで覆われた傾斜部111に、雨水等の液体が流れることとなるが、この液体が流れる領域に段差が形成されないことから、液体を堰き止めることなく、円滑にその流れる方向に移動させることができる。
また、立ち上がり面12の中央部には、成形体30で覆われる接合部142に対応する位置の一部に、溝部182が設けられ、その深さが成形体30の厚さとほぼ一致するように設定されている。そのため、成形体30を、立ち上がり面12を覆うように貼付した際には、この溝部182が設けられている位置では、段差が形成されず、溝部182が設けられた領域に位置する成形体30の上面と、溝部181が設けられていない領域の立ち上がり面12の上面とにより、連続した平坦面が形成される。したがって、防水シートで覆われた傾斜部111に、雨水等の液体が流れることとなるが、この際、液体が流れる流路の側面となる立ち上がり面12をも、段差が形成されることなく、連続した平坦面で構成することができるため、側面における液体の滞留を生じさせることなく、液体をより円滑にその流れる方向に移動させることができる。
なお、各実施形態では、上記のような構成の第1の部材10と第2の部材20とを接合部140の形状に対応した成形体30を用いて接合する場合について説明したが、かかる場合に限定されず、接合すべき第1の部材および第2の部材の形状によっては、前記樹脂組成物をシート状に形成してなる樹脂シートを用いて第1の部材と第2の部材とを接合するようにしてもよい。
以上、本発明の接合方法について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
例えば、本発明の接合方法において、必要に応じて、1以上の任意の目的の工程を追加してもよい。
また、前記各実施形態では、本発明の接合方法を、2つの部材同士を成形体を介して接合して接合体を得る際に適用する場合を一例に説明したが、かかる場合に限定されず、例えば、本発明の接合方法を、3つ(上記第5実施形態以外)や、4つのように3つ以上の部材同士が成形体を介して接合されている接合体を得る際に適用するようにしてもよい。なお、この場合、1つの接合部に対応した形状をなす1つの成形体を用いて部材同士を接合してもよいし、2つ以上の接合部に対応した形状をなす1つの成形体を用いて部材同士を接合するようにしてもよい。
また、底部11の構造も平部110のない傾斜部111のみの構造であってもよく、その形状に合わせた第1の部分を有する成形体30を用いることができる。
さらに、上記のように3つ以上の部材同士を、樹脂シートを介して接合する場合には、例えば、第1および第2の部材が有する底部の第3の辺17に他の部材が接合されることとなる。そのため、前記底部の第3の辺17側の縁部における樹脂シートで覆われる接合部に対応する位置の一部に溝部を設けるようにしてもよい。
また、本発明の接合方法が適用される部材は、上記のような形状をなすものに限らず、如何なる形状をなすものであってもよく、例えば、平板状をなすものであってもよい。すなわち、かかる接合方法では、2つの平板状をなす部材同士を、成形体を介して接合することで接合体が形成される。
1、1’、1” 接合体
10、10’、10” 第1の部材
11 底部
12 立ち上がり面
13 平面
15 第1の辺
16 第2の辺
17 第3の辺
18 第4の辺
19 接合板
20、20’、20” 第2の部材
30 成形体
31 第1の部分
32 第2の部分
33 第3の部分
35 凹部
40 目地テープ
61 第1の型
611 高周波加熱を生じさせない領域
612 高周波加熱を生じさせる領域
62 第2の型
70 未溶着領域
110 平部
111 傾斜部
115 貫通孔
120 空間
140、141、142 接合部
181、182、185 溝部
500 躯体(シート防水構造)
510 床部
511 凹み部(溝)

Claims (4)

  1. 表面が樹脂で被覆されている金属板からなる第1の部材と第2の部材同士とを、樹脂シートを介して接合する接合方法であり、
    前記第1の部材と前記第2の部材とを接合する接合部に、前記樹脂シートを配置する第1の工程と、
    高周波加熱法によって前記第1の部材および前記第2の部材を加熱して前記樹脂シートを溶融させた後固化させることにより、前記樹脂シートを介して、前記第1の部材と前記第2の部材とを接合する第2の工程とを有し、
    前記第1の部材および前記第2の部材は、それぞれ、底部と、当該底部の縁部から立設する立ち上がり面と、当該立ち上がり面の上端から前記底部と反対側に突出する平面と、を有し、
    前記樹脂シートは、前記第1の部材と前記第2の部材とを接合する接合部の形状に対応したものであることを特徴とする接合方法。
  2. 前記第2の工程において、前記第1の部材と前記第2の部材とが接合した接合体の上面の表面形状に対応した形状を有する第1の型と、前記接合体の下面の表面形状に対応した形状を有する第2の型とで、前記樹脂シートと前記第1の部材および前記第2の部材とを挟持した状態で、高周波加熱法によって前記第1の部材および前記第2の部材を加熱する請求項1に記載の接合方法。
  3. 前記第2の工程において、前記底部の前記立ち上がり面とは反対側の縁部が前記立ち上がり面側の縁部よりも上方になるように、前記第1の部材および前記第2の部材を傾斜させた状態で、前記第1の型と前記第2の型とで、前記樹脂シートと前記第1の部材および前記第2の部材とを挟持する請求項1または2に記載の接合方法。
  4. 前記第2の工程では、前記第1の部材と前記第2の部材とが接触する部位近傍の領域において、前記樹脂シートと前記第1の部材および前記第2の部材とが溶着していない未溶着領域を形成する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の接合方法。
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