JP2015222800A - 基板ユニット及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板とフレキシブル基板との接続状態をより詳細に検出することができること。【解決手段】第1基板と、第2基板と、導電性粒子と接着剤が混合され、接着層と、検査パターンと、を有する。検査パターンは、第1検査電極及び第2検査電極の一方が、第1の方向に延在して配置された複数の棒状電極と、棒状電極と隣接する棒状電極とを連結する連結電極とを有し、棒状電極の少なくとも1つを含む第1の部分で第1検査電極と第2検査電極とが導通し、第1の部分とは異なる棒状電極の少なくとも1つを含む第2の部分で第1検査電極と第2検査電極とが導通し、第1の部分と第2の部分とが第1の方向において重ならない位置に配置されている。【選択図】図6

Description

本発明は、基板ユニット及びこれを有する電子機器に関する。
表示装置や、携帯電子機器等の電子機器は、内部に電子回路や配線が形成された基板(配線基板、回路基板)と、基板に接続されたフレキシブル基板とを備える基板ユニットを備えている。表示装置の場合、液晶パネルの駆動回路が形成された基板と、画像信号を出力する制御回路とが、フレキシブル基板で接続される。また、いわゆるタッチパネルと呼ばれる、外部近接物体を検出可能なタッチ検出装置がある。タッチパネルの検出電極が形成された基板もフレキシブル基板と接続されている場合がある。
ここで、基板とフレキシブル基板とを接続する方法としては、特許文献1に記載されているように、基板とフレキシブル基板との間にAFC(Anisotropic Conductive Film、異方性導電膜)を配置し、圧着ヘッドを用いて圧着することで接続する方法がある。
また、特許文献2には、基板とフレキシブル基板とを接続する際に、接続状態を容易かつ定量的に検出するために、基板とフレキシブル基板との両方で基板が接合されたときに導通する1つの回路を形成し、基板とフレキシブル基板との接続状態を検出できる構造が記載されている。
特開2009−224505号公報 特開2004−95872号公報
特許文献2に記載されているように基板とフレキシブル基板に、接続状態を検出するための回路を設けることで、導通状態の検出で基板の接続状態を検出することができる。しかしながら、特許文献2に記載の構造では、圧着ヘッドによる圧着が不十分な場合も導通してしまう場合がある。
本開示は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、基板とフレキシブル基板との接続状態をより詳細に検出することができる基板ユニット及びこれを有する電子機器を提供することにある。
本発明の一態様による基板ユニットは、第1配線が形成された第1基板と、フレキシブル基板本体に第2配線が形成された第2基板と、導電性粒子と接着剤が混合され、前記第1基板の前記第1配線と前記第2基板の前記第2配線とを導通させる接着層と、前記第1基板の前記接着層が配置された領域に形成された第1検査電極及び前記第2基板の前記第1検査電極と対面する領域に形成され、前記接着層を介して前記第1検査電極と導通する第2検査電極を備える検査パターンと、を有し、前記検査パターンは、前記第1検査電極及び前記第2検査電極の一方が、第1の方向に延在して配置された複数の棒状電極と、前記棒状電極と隣接する前記棒状電極とを連結する連結電極とを有し、前記棒状電極の少なくとも1つを含む第1の部分で前記第1検査電極と前記第2検査電極とが導通し、前記第1の部分とは異なる前記棒状電極の少なくとも1つを含む第2の部分で前記第1検査電極と前記第2検査電極とが導通し、前記第1の部分と前記第2の部分とが前記第1の方向において重ならない位置に配置され、前記第1の部分及び前記第2の部分のいずれか一方が導通していない場合、電流が流れない。
また、前記第1の部分は、複数の前記棒状電極を備え、前記第2の部分は、複数の前記棒状電極を備えることが好ましい。
また、前記検査パターンは、前記第1の部分と前記第2の部分との間に他の棒状電極が配置され、前記他の棒状電極は、一方の端部側が前記連結電極を介して前記第1の部分と連結され、他方の端部側が前記連結電極を介して前記第2の部分と連結されることが好ましい。
また、前記検査パターンは、前記第1検査電極及び前記第2検査電極の他方が、前記棒状電極と重なる領域に配置された電極を有することが好ましい。
また、前記検査パターンは、前記第1検査電極及び前記第2検査電極の一方が、前記第1の部分の前記棒状電極の延長線上かつ前記第1の方向において前記第2の部分側となる部分と、前記第2の部分の前記棒状電極の延長線上かつ前記第1の方向において前記第1の部分側となる部分とに配置されたダミー電極を有することが好ましい。
また、前記検査パターンは、前記第1検査電極が前記第1配線を挟んで形成され、前記第2検査電極が前記第2配線を挟んで形成されていることが好ましい。
また、前記検査パターンは、前記第1配線を挟んで形成された2か所の前記第1検査電極が導通し、前記第2配線を挟んで形成された2か所の前記第2検査電極が導通し、1つの回路となることが好ましい。
また、前記接着層は、異方性導電膜であることが好ましい。
本発明の一態様による電子機器は、上記のいずれかに記載の基板ユニットと、前記基板ユニットの第2基板と接続された制御装置と、を有する。
図1は、基板ユニットを有する電子機器の一例であるタッチ検出機能付き表示装置の一構成例を表すブロック図である。 図2は、タッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。 図3は、タッチ検出機能付き表示デバイスの概略断面構造を表す断面図である。 図4は、カバーガラスとフレキシブル基板との関係を示す断面図である。 図5は、カバーガラスとフレキシブル基板との関係を示す正面図である。 図6は、検査パターンの一例を示す正面図である。 図7は、検査パターンのカバーガラス側の構造を示す正面図である。 図8は、検査パターンのフレキシブル基板側の構造を示す正面図である。 図9Aは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す側面図である。 図9Bは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す上面図である。 図10Aは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す側面図である。 図10Bは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す上面図である。 図11Aは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す側面図である。 図11Bは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す上面図である。 図12は、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図13は、検査パターンの他の例を示す正面図である。 図14は、検査パターンの他の例を示す正面図である。
以下、発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、以下の実施形態では、基板ユニットを有する電子機器をタッチ検出機能付き表示装置とした場合で説明するが、これに限定されない。電子機器は、タッチ検出機能付き表示装置以外の各種電子機器とすることができる。
図1は、基板ユニットを有する電子機器の一例であるタッチ検出機能付き表示装置の一構成例を表すブロック図である。図2は、タッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。図3は、タッチ検出機能付き表示デバイスの概略断面構造を表す断面図である。本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置は、例えば、スマートフォン、テレビジョン、デジタルカメラ等の各種の電子機器に適用できる。
図1に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出機能付き表示デバイス10と、制御部11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、駆動電極ドライバ14と、タッチ検出部15と、を備えている。タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出部15とタッチ検出機能付き表示デバイス10とがフレキシブル基板50によって接続されている。タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出機能付き表示デバイス10がタッチ検出機能を内蔵した表示デバイスである。タッチ検出機能付き表示デバイス10は、表示素子として液晶表示素子を用いている液晶表示デバイス20と静電容量型のタッチ検出デバイス30とを一体化した、いわゆるインセルタイプの装置である。なお、タッチ検出機能付き表示デバイス10は、表示素子として液晶表示素子を用いている液晶表示デバイス20の上に、静電容量型のタッチ検出デバイス30を装着した、いわゆるオンセルタイプの装置であってもよい。
液晶表示デバイス20は、後述するように、ゲートドライバ12から供給される走査信号Vscanに従って、1水平ラインずつ順次走査して表示を行うデバイスである。制御部11は、外部より供給された映像信号Vdispに基づいて、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、駆動電極ドライバ14、及びタッチ検出部15に対してそれぞれ制御信号を供給し、これらが互いに同期して動作するように制御する回路である。
タッチ検出デバイス30は、平面視して(タッチ検出機能付き表示デバイス10の主面に垂直な方向から視て)、液晶表示デバイス20の表示領域に重畳されている。タッチ検出デバイス30は、静電容量型タッチ検出の基本原理に基づいて動作し、タッチ検出信号Vdetを出力する。本発明においては、相互容量方式にてタッチ検出を行う。タッチ検出デバイス30は、複数の後述するタッチ検出電極TDLから、電圧検出器DETを介して、検出ブロックごとにタッチ検出信号Vdetを出力し、タッチ検出部15に供給するようになっている。タッチ検出電極TDLは、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)で形成されている。また、タッチ検出デバイス30は、液晶表示デバイス20の共通電極となる駆動電極を、駆動電極として用いる。
ゲートドライバ12は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示デバイス10の表示駆動の対象となる1水平ラインを順次選択する機能を有している。ソースドライバ13は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示デバイス10の、各画素に画像信号Vpixを供給する回路である。駆動電極ドライバ14は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示デバイス10の、後述する駆動電極VCOMに駆動信号Vcomを供給する回路である。
タッチ検出部15は、制御部11から供給される制御信号と、タッチ検出機能付き表示デバイス10のタッチ検出デバイス30から供給されたタッチ検出信号Vdetに基づいて、タッチ検出デバイス30に対するタッチ(上述した接触状態)の有無を検出し、タッチがある場合においてタッチ検出領域におけるその座標などを求める回路である。
次に、図2を用いて、タッチ検出機能付き表示装置1のタッチ検出デバイス30の各部の配置構成の一例について説明する。タッチ検出機能付き表示装置1は、図2に示すように、タッチ検出機能付き表示デバイス10と、駆動電極ドライバ14と、COG(Chip On Glass)19Aと、フレキシブル基板50と、を有する。
タッチ検出機能付き表示デバイス10は、TFT基板21の表面に対する垂直方向において、駆動電極VCOMと、駆動電極VCOMと立体交差するように形成されたタッチ検出電極TDLとを模式的に示している。この例では、駆動電極VCOMは、タッチ検出機能付き表示デバイス10の短辺方向に形成されており、タッチ検出電極TDLは、タッチ検出機能付き表示デバイス10の長辺方向に形成されている。タッチ検出電極TDLの出力は、タッチ検出機能付き表示デバイス10の短辺側に設けられ、フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)50により構成された端子を介して、このモジュールの外部に実装されたタッチ検出部15と接続されている。タッチ検出機能付き表示デバイス10とフレキシブル基板50との接続部分については、後述する。
駆動電極ドライバ14は、ガラス基板であるTFT基板21に形成されている。COG19Aは、TFT基板21に実装されたチップであり、図1に示した制御部11、ゲートドライバ12、ソースドライバ13など、表示動作に必要な各回路を内蔵したものである。ここで、タッチ検出機能付き表示装置1は、COG19Aに駆動電極ドライバ14を内蔵してもよい。
タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出動作の際に、駆動電極VCOMに駆動信号Vcomを順次印加することにより、1検出ラインずつ線順次走査が行われる。つまり、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出走査を、タッチ検出機能付き表示デバイス10の長辺方向と平行に行う。このように、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出信号Vdetを、タッチ検出機能付き表示デバイス10の短辺側から出力する。これにより、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出電極TDLの本数を少なくすることができ、フレキシブル基板50を介してタッチ検出部15に接続する際の配線の引き回しが容易になる。
次に、タッチ検出機能付き表示デバイス10の構成例を詳細に説明する。タッチ検出機能付き表示デバイス10は、画素基板2と、この画素基板2の表面に垂直な方向に対向して配置された対向基板3と、対向基板3の画素基板2とは反対側の面に対向して配置されたカバーガラス4と、画素基板2と対向基板3との間に挟まれた液晶層6とを備えている。なお、画素基板2は、液晶層6とは反対側の面に、バックライト(照明装置)が配置されている。
液晶層6は、電界の状態に応じてそこを通過する光を変調するものであり、FFS(フリンジフィールドスイッチング)又はIPS(インプレーンスイッチング)等の横電界モードの液晶を用いた液晶表示デバイスが用いられる。タッチ検出機能付き表示デバイス10、液晶層6と画素基板2との間、及び液晶層6と対向基板3との間には、それぞれ配向膜が備えられてもよい。以下のタッチ検出機能付き表示デバイス10は、FFSモードの液晶を例に説明する。
対向基板3は、ガラス基板31と、このガラス基板31の一方の面に形成されたカラーフィルタ32を含む。カラーフィルタ32は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域を含む。カラーフィルタ32は、開口部に例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域を周期的に配列して、R、G、Bの3色の色領域が副画素に対応して配置され1組の画素として対応付けられている。カラーフィルタ32は、TFT基板21と垂直な方向において、液晶層6と対向する。なお、カラーフィルタ32は、異なる色に着色されていれば、他の色の組み合わせであってもよい。一般に、カラーフィルタ32は、緑(G)の色領域の輝度が、赤(R)の色領域及び青(B)の色領域の輝度よりも高い。なお、カラーフィルタ32は、ブラックマトリクスが副画素の外周を覆うように形成されていてもよい。ブラックマトリクスは、光の吸収率が高い材料で形成される。
画素基板2は、回路基板としてのTFT基板21と、このTFT基板21上にマトリクス状に配設された複数の画素電極24と、TFT基板21及び画素電極24の間に形成された駆動電極VCOMと、画素電極24と駆動電極VCOMとを絶縁する絶縁層23と、を含む。画素電極24及び駆動電極VCOMは、ITO(Indium Tin Oxide)等の透光性導電材料(透光性導電酸化物)で形成される透光性電極である。
TFT基板21には、図示は省略するが、各副画素の薄膜トランジスタが形成された半導体層、画素信号を供給する信号線、薄膜トランジスタを駆動する走査線等の配線が絶縁層23を介して積層されている。絶縁層23は、例えば、走査線と半導体層との間の絶縁膜と、半導体層と信号線との間の絶縁膜と、信号線と駆動電極VCOMとの間の絶縁膜とを含む。画素基板2は、TFT基板21の上に、駆動電極VCOM、絶縁層23、画素電極24の順に積層されている。例えば変形例として、画素基板2は、TFT基板21の上に、画素電極24、絶縁層23、駆動電極VCOMの順に積層されていてもよい。
画素基板2は、液晶層6側に配向膜25を備えている。同様に、対向基板3は、液晶層6側に配向膜33を備えている。FFSモードのタッチ検出機能付き表示デバイス10は、画素基板2に形成された駆動電極VCOMの上に、上述した絶縁層23を介して、パターニングされた画素電極24が配置され、これを覆うように配向膜25が形成される。液晶表示デバイス20は、配向膜25と、対向基板3側の配向膜33との間に、液晶層6の液晶素子が挟持される。2枚の偏光板26、35は、クロスニコルの状態で配置される。2枚の配向膜25、33のラビング方向は、2枚の偏光板26、35の一方の透過軸と一致している。配向膜25及び配向膜33のラビング方向は、出射側の偏光板35の透過軸を示す矢印と方向が一致している。さらに、2枚の配向膜25、33のラビング方向及び偏光板35の透過軸の方向は、液晶分子が回転する方向が規定される範囲で、画素電極24の延設方向とほぼ平行に設定されている。
FFSモードにおいて液晶素子の液晶分子は、ラビング方向に沿って電界非印加時に並んでいる。液晶層6は、駆動電極VCOMと画素電極24との間に電圧を印加していない状態において、液晶層6の液晶分子の軸が、入射側の偏光板26の透過軸と直交し、かつ、出射側の偏光板35の透過軸と平行な状態となる。このため、入射側の偏光板26を透過した入射光は、液晶層6内において位相差を生じることなく出射側の偏光板35に達し、ここで吸収されるため、黒表示となる。
一方、駆動電極VCOMと画素電極24との間に電圧を印加した状態において、液晶層6は、液晶分子の配向方向が、駆動電極VCOMと画素電極24との間に生じる横電界により、画素電極24の延設方向に対して斜め方向に回転する。この際、液晶層6の厚み方向の中央に位置する液晶分子が約45度回転するように白表示時の電界強度を最適化する。これにより、入射側の偏光板26を透過した入射光には、液晶層6内を透過する間に位相差が生じ、90度回転した直線偏光となり、出射側の偏光板35を通過するため、白表示となる。
なお、本実施形態では、液晶表示デバイス20を、横方向電界駆動の液晶表示パネルの場合として説明したが、これに限定されない。液晶表示デバイス20は、縦方向電界駆動の液晶表示パネルでもよい。縦方向電界駆動の液晶表示パネルは、画素電極と共通電極(対向電極)とで液晶層を挟み、液晶を基板面に対して直角方向に駆動する液晶表示パネルである。縦方向電界駆動の液晶表示パネルは、例えば、TN(Twisted Nematic:ツイステッドネマティック)、VA(Vertical Alignment:垂直配向)等がある。
タッチ検出デバイス30は、画素基板2に設けられた駆動電極VCOM及びカバーガラス4に設けられたタッチ検出電極TDLにより構成されている。カバーガラス4は、タッチ検出機能付き表示装置1の表面の一部となる部材であり、カバーガラス本体41と、タッチ検出電極TDLと、絶縁層42と、を有する。カバーガラス本体41は、透明な部材であり、タッチ検出機能付き表示装置1の筐体に形成された開口に設置されている。カバーガラス4は、対向基板3の画素基板2とは反対側の面と対面している。タッチ検出電極TDLは、カバーガラス4の対向基板3側の面に形成されている。また、カバーガラス4には、タッチ検出電極TDLと電気的に接続されているフレキシブル基板50が固定されている。絶縁層42は、カバーガラス本体41とタッチ検出電極TDLの対向基板3側の面に形成され、カバーガラス本体41とタッチ検出電極TDLとの表面を覆っている。
駆動電極VCOMは、図の左右方向に延在する複数のストライプ状の電極パターンに分割されている。タッチ検出動作を行う際は、各電極パターンには、駆動電極ドライバ14によって駆動信号Vcomが順次供給され、後述するように時分割的に線順次走査駆動が行われるようになっている。タッチ検出電極TDLは、駆動電極VCOMの電極パターンの延在方向と交差する方向に延びるストライプ状の電極パターンから構成されている。そして、タッチ検出電極TDLは、TFT基板21の表面と垂直な方向において、駆動電極VCOMと対向している。タッチ検出電極TDLの各電極パターンは、フレキシブル基板50を介してタッチ検出部15にそれぞれ接続されている。駆動電極VCOMとタッチ検出電極TDLにより互いに交差した電極パターンは、その交差部分に静電容量を生じさせている。
この構成により、タッチ検出デバイス30では、タッチ検出動作を行う際、駆動電極ドライバ14が駆動電極ブロックとして時分割的に線順次走査するように駆動することにより、駆動電極VCOMの1検出ブロックが順次選択され、タッチ検出電極TDLからタッチ検出信号Vdetを出力することにより、1検出ブロックのタッチ検出が行われるようになっている。つまり、駆動電極ブロックは、上述したタッチ検出の基本原理における駆動電極E1に対応し、タッチ検出電極TDLは、タッチ検出電極E2に対応するものであり、タッチ検出デバイス30はこの基本原理に従ってタッチを検出するようになっている。タッチ検出デバイス30の互いに交差した電極パターンは、静電容量式タッチセンサをマトリックス状に構成している。よって、タッチ検出デバイス30のタッチ検出面全体にわたって走査することにより、外部近接物体の接触または近接が生じた位置の検出も可能となっている。
次に、図4及び図5を用いて、カバーガラス4とフレキシブル基板50との関係について説明する。図4は、カバーガラスとフレキシブル基板との関係を示す断面図である。図5は、カバーガラスとフレキシブル基板との関係を示す正面図である。
図4に示すように、カバーガラス4とフレキシブル基板50とは、カバーガラス4の端部近傍にフレキシブル基板50の端部が重なって配置され、重なっている部分に配置された異方性導電膜(AFC、Anisotropic Conductive Film)70を介して電気的に接続され、物理的に接着されている。
フレキシブル基板50は、配線が形成された基板本体52と基板本体52の配線が形成された面を保護するカバー層54とが積層されている。基板本体52は、可撓性を備え、曲がる支持体の表面に配線が形成されている。カバー層54は、基板本体52の配線が形成された面を保護する絶縁性の部材である。カバー層54は、基板本体52の配線が形成された面、つまり、カバーガラス4と対面する面に形成されている。カバー層54は、カバーガラス4の端部近傍と重なる領域、つまり、フレキシブル基板50の異方性導電膜70と接する領域には、形成されていない。これにより、基板本体52は、フレキシブル基板50の異方性導電膜70と接する領域が露出した状態となり、異方性導電膜70と接触する。
カバーガラス4は、上述したようにカバーガラス本体41の表面にタッチ検出電極TDLと絶縁層42とが積層されている。また、図4に示すように、タッチ検出電極TDLは、端部に端子となる配線部60と接続されている。配線部60は、タッチ検出電極TDLとフレキシブル基板50の配線とを接続する経路の一部となる。また、絶縁膜42は、配線60が形成されている領域に開口64が形成されている。開口64は、図5に示すように、カバーガラス本体41とフレキシブル基板50とが重なる領域に含まれている。本実施形態の開口64は、カバーガラス本体41とフレキシブル基板50とが重なる領域の略全域に形成されている。
異方性導電膜70は、熱硬化型樹脂(接着層)に導電性の粒子(例えば金属粒子)が分散された膜である。異方性導電膜70は、カバーガラス4の端部近傍とフレキシブル基板50の端部とが重なっている部分に配置されている。異方性導電膜70は、絶縁膜42の開口64を覆う位置に配置されている。異方性導電膜70は、圧着されることで、圧着時に接触している部材に接着され、かつ、導電性の粒子によって、接触している部材の配線と配線を導通させる。異方性導電膜70は、カバーガラス4の端部近傍とフレキシブル基板50の端部とを物理的に接着し、カバーガラス4の端部近傍の配線と、その配線に対面しているフレキシブル基板50の端部の配線と、を導通させる。本実施形態では、異方性導電膜としたが、接着性を有する材料(接着剤)に導電性の粒子が分散されていればよく、異方性導電ペースト(APC、Anisotropic Conductive Paste)を用いることもできる。
ここで、カバーガラス4とフレキシブル基板50とは、カバーガラス4の端部近傍にフレキシブル基板50の端部とが重なっている領域に、タッチ検出電極TDLとタッチ検出部15とを接続するための配線に加え、カバーガラス4とフレキシブル基板50との接続状態を検査するための検査パターン75が形成されている。
以下、図4及び図5に加え、図6から図8を用いて、カバーガラス4とフレキシブル基板50とが重なる領域に形成された、カバーガラス4に形成された配線とフレキシブル基板50と配線との関係について説明する。図6は、検査パターンの一例を示す正面図である。図7は、検査パターンのカバーガラス側の構造を示す正面図である。図8は、検査パターンのフレキシブル基板側の構造を示す正面図である。なお、図4は、図3を上下反転させた状態を示している。
タッチ検出電極TDLとタッチ検出部15とを接続するための配線は、配線部60の複数の配線(第1配線)81とそれに対向する位置に設けられたフレキシブル基板50の複数の配線(第2配線)92である。配線81と、配線92とは、それぞれ、開口64と重なる領域において、直線状に形成された棒状の電極である。配線81と、配線92とは、開口64が設けられているカバーガラス4の端部の辺に直交する方向に延在している。複数の配線81、配線92は、それぞれ延在方向に直交する方向に並んでいる。配線81と配線92とは重なる位置に配置されている。配線81と重なる位置に配置されている配線92は、異方性導電膜70を介して導通している。
検査パターン75は、カバーガラス4に形成された検査電極パターン82、83と、フレキシブル基板50に形成された検査電極パターン90と、を有する。検査パターン75は、タッチ検出電極TDLとタッチ検出部15とを接続するための配線(配線81、92)を挟む位置、つまり配線81、92の延在方向に直交する方向(配線81、92の配列方向)の端に配置されている。具体的には、検査電極パターン82と検査電極パターン83とは、配線部60を挟む位置に配置されている。検査電極パターン90は、検査電極パターン82に対向する位置と検査電極パターン83に対向する位置と、この2つの電極パターンを接続する位置に形成されている。
検査電極パターン82は、図7に示すように、有効電極パターン84と、複数のダミー電極85とを有する。有効電極パターン84は、2本の端子電極120と、折り返し電極122と、2本の端子電極124と、連結電極126と、連結電極128と、を有する。また、以下の説明では、カバーガラス4とフレキシブル基板50とが重なる領域の、配線81、92の延在方向におけるカバーガラス4が延在している側(フレキシブル基板50の端部側)を一方の端部とし、フレキシブル基板50が延在している側(カバーガラス4の端部側)を他方の端部とする。
端子電極120と、折り返し電極122と、端子電極124と、は、配線81、92の延在方向の長さが異なるが、配線81、92の延在方向に伸びた棒状電極である。端子電極120と、折り返し電極122と、端子電極124とは、配線81から遠い順にこの順番で配線81の配列方向に並んで配置されている。
端子電極120は、配線81の延在方向において、検査電極パターン82が配置されている領域の一方の端部となる位置から、一方の端部から距離Laとなる位置まで配置されている。折り返し電極122は、検査電極パターン82が配置されている領域の一方の端部となる位置から、他方の端部となる位置まで延在している。端子電極124は、配線81の延在方向において、検査電極パターン82が配置されている領域の他方の端部となる位置から、他方の端部から距離Lbとなる位置まで配置されている。したがって、端子電極120と端子電極124とは、電極81の延在方向において、距離Lだけ離れている。連結電極126は、電極81の配列方向に伸びた電極であり、2本の端子電極120の一方の端部と折り返し電極122の一方の端部とを連結している。連結電極128は、電極81の配列方向に伸びた電極であり、2本の端子電極124の他方の端部と折り返し電極122の他方の端部とを連結している。
このように、有効電極パターン84は、2本の端子電極120と2本の端子電極124とが、折り返し電極122と連結電極126、128とで繋がっている。つまり、図7の領域A1に含まれる配線は、電気的に繋がっている。
検査電極パターン82は、4本のダミー電極85を有する。2本のダミー電極85は、2本の端子電極120の延在方向の延長線上に所定距離離れて配置されている。具体的には、2本のダミー電極85は、2本の端子電極120よりも他方の端部側に配置されている。残りの2本のダミー電極85は、2本の端子電極124の延在方向の延長線上に所定距離離れて配置されている。具体的には、2本のダミー電極85は、2本の端子電極124よりも一方の端部側に配置されている。ダミー電極85は、有効電極パターン82とは、電気的に分離されている状態で、端子電極120、124の近傍に配置されている。ダミー電極85は、有効電極パターン82の配置されていない領域を埋めることで、検査電極パターン82の物理的な配置が複数の同じ長さの棒状電極が列状に配置されている状態と近い状態としている。
検査電極パターン83は、検査電極パターン82と対称な形状であり、有効電極パターン86と、複数のダミー電極87とを有する。有効電極パターン86は、2本の端子電極130と、折り返し電極132と、2本の端子電極134と、連結電極136と、連結電極138と、を有する。端子電極130と、折り返し電極132と、端子電極134と、は、配線81、92の延在方向の長さが異なるが、配線81、92の延在方向に伸びた棒状電極である。端子電極130と、折り返し電極132と、端子電極134とは、配線81から遠い順にこの順番で配線81の配列方向に並んで配置されている。
端子電極130は、配線81の延在方向において、検査電極パターン83が配置されている領域の一方の端部となる位置から、一方の端部から距離Laとなる位置まで配置されている。折り返し電極132は、検査電極パターン83が配置されている領域の一方の端部となる位置から、他方の端部となる位置まで延在している。端子電極134は、配線81の延在方向において、検査電極パターン83が配置されている領域の他方の端部となる位置から、他方の端部から距離Lbとなる位置まで配置されている。したがって、端子電極130と端子電極134とは、電極81の延在方向において、距離Lだけ離れている。連結電極136は、電極81の配列方向に伸びた電極であり、2本の端子電極130の一方の端部と折り返し電極132の一方の端部とを連結している。連結電極138は、電極81の配列方向に伸びた電極であり、2本の端子電極134の他方の端部と折り返し電極132の他方の端部とを連結している。
このように、有効電極パターン86は、2本の端子電極130と2本の端子電極134とが、折り返し電極132と連結電極136、138とで繋がっている。つまり、図7の領域A2に含まれる配線は、電気的に繋がっている。
検査電極パターン83は、4本のダミー電極87を有する。2本のダミー電極87は、2本の端子電極130の延在方向の延長線上に所定距離離れて配置されている。具体的には、2本のダミー電極87は、2本の端子電極130よりも他方の端部側に配置されている。残りの2本のダミー電極87は、2本の端子電極134の延在方向の延長線上に所定距離離れて配置されている。具体的には、2本のダミー電極87は、2本の端子電極134よりも一方の端部側に配置されている。ダミー電極87は、有効電極パターン83とは、電気的に分離されている状態で、端子電極130、134の近傍に配置されている。ダミー電極87は、有効電極パターン86の配置されていない領域を埋めることで、検査電極パターン83の物理的な配置が複数の同じ長さの棒状電極が列状に配置されている状態と近い状態としている。
検査電極パターン90は、フレキシブル基板50に形成された電極のパターンであり、複数の棒状電極93と、端子94、95と、連結電極98と、を有する。複数の棒状電極93は、配線92の延在方向において、開口84の端部から端部まで延在する直線状の電極である。複数の棒状電極93は、配線92を挟むように2か所に配置されている。複数の棒状電極93は、2本の第1有効電極101と、ダミー電極102と、2本の第2有効電極103と、2本の第3有効電極104と、ダミー電極105と、2本の第4有効電極106と、を有する。
検査電極パターン90は、2本の第1有効電極101と、ダミー電極102と、2本の第2有効電極103とが、検査電極パターン82の棒状電極(端子電極120、124、折り返し電極122、ダミー電極85)に対向して配置されている。2本の第1有効電極101と、ダミー電極102と、2本の第2有効電極103とは、配線92から遠い順にこの順番で配線92の配列方向に並んで配置されている。2本の第1有効電極101は、他方の端部が、端子94と連結している。第1有効電極101は、端子電極120及びその延在方向に配置されたダミー電極85と重なる位置に配置されている。ダミー電極102は、折り返し電極122と重なる位置に配置されている。第2有効電極103は、端子電極124及びその延在方向に配置されたダミー電極85と重なる位置に配置されている。2本の第2有効電極103は、他方の端部が、連結電極98と連結している。
次に、検査電極パターン90は、2本の第3有効電極104と、ダミー電極105と、2本の第4有効電極106とが、検査電極パターン83の棒状電極(端子電極130、134、折り返し電極132、ダミー電極85)に対向して配置されている。2本の第3有効電極104と、ダミー電極105と、2本の第4有効電極106とは、配線92から遠い順にこの順番で配線92の配列方向に並んで配置されている。2本の第3有効電極104は、他方の端部が、端子95と連結している。第3有効電極104は、端子電極134及びその延在方向に配置されたダミー電極105と重なる位置に配置されている。ダミー電極105は、折り返し電極132と重なる位置に配置されている。第4有効電極106は、端子電極134及びその延在方向に配置されたダミー電極105と重なる位置に配置されている。2本の第4有効電極106は、他方の端部が、連結電極98と連結している。
連結電極98は、2つの第2有効電極103と2つの第4有効電極106とを電気的に接続している。検査電極パターン90は、以上のような構成であり、領域A3に含まれる端子94と2本の第1有効電極101が電気的に接続されており、領域A4に含まれる第2有効電極103と第4有効電極106と連結電極98とが電気的に接続されており、領域A5に含まれる端子95と第3有効電極104とが電気的に接続されている。
検査パターン75は、以上のような構造であり、端子94と端子95に検査装置の端子を接触させ、電流が流れるかを検出することで、カバーガラス4とフレキシブル基板50との接続状態を検出することができる。具体的には、図6に示すように、検査電極パターン82、83と、検査電極パターン90と、が適切に接着された状態の場合、端子94と端子95とに検査装置の端子を接触させ検査を行うと、通電経路110に示すように、端子94、第1有効電極101、有効電極パターン84、第2有効電極103、連結電極98、第4有効電極106、有効電極パターン86、第3有効電極104、端子95の経路で電流が流れる。つまり、領域A3、領域A1、領域A4、領域A2、領域A5の経路で電流が流れる。
図9Aは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す側面図である。図9Bは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す上面図である。図10Aは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す側面図である。図10Bは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す上面図である。図11Aは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す側面図である。図11Bは、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を示す上面図である。
図9Aから図11Bを用いて検査パターンについてより詳細に説明する。ここで、タッチ検出機能付き表示デバイス10は、カバーガラス4、異方性導電膜70、フレキシブル基板50の順で積層された状態で、圧着ヘッドを用いて異方性導電膜70が配置されている部分を加圧することで、異方性導電膜70を介して重なっている配線、電極同士を導通させる。
この時、図9A及び図9Bに示すように、配線81、92の延在方向において、カバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが重なっている領域に対して、適切な位置を圧着ヘッド200で圧着した場合、有効電極パターン84の端子電極120と、端子電極124の両方に圧着ヘッド200からの圧力がかかり、端子電極120と第1有効電極101とが圧着され、端子電極124と第2有効電極103とが圧着される。また、検査電極パターン83も同様に適切な位置で圧着されることで、端子電極130と第3有効電極104とが圧着され、端子電極134と第4有効電極106とが圧着される。これにより、上述した通電経路110で電流が流れる状態となる。
これに対して、図10A及び図10Bに示すように、配線81、92の延在方向において、カバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが重なっている領域に対して、適正な位置から他方の端部側、つまりフレキシブル基板50が延在している側にずれた位置を圧着ヘッド200で圧着した場合、圧着ヘッド200の一部がカバー層54が配置されている領域を押してしまう。このため、カバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが重なっている領域に適切な圧力が付与される圧着が不十分になる場合があり、故障しやすい製品や不良品となる恐れが高くなる。この場合、図10Bに示すように、有効電極パターン84の端子電極120が形成されている部分に圧着ヘッド200からの圧力が十分にかからない。このため、端子電極120と第1有効電極101とが圧着されず、導通しない状態となる。これにより、上述した通電経路110の一部が導通しないため、電流が流れない状態となる。
次に、図11A及び図11Bに示すように、配線81、92の延在方向において、カバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが重なっている領域に対して、適正な位置から一方の端部側、つまりカバーガラス4が延在している側にずれた位置を圧着ヘッド200で圧着した場合、圧着ヘッド200と接触するフレキシブル基板50の面積が小さくなる。一部に過剰な圧力が付与され、異方性導電膜70の接着成分が移動し、圧着した部分の接着力が不十分になる場合がある。また、接着している面積が不十分になる場合がある。このため、故障しやすい製品や不良品となる恐れが高くなる。この場合、図11Bに示すように、有効電極パターン84の端子電極124が形成されている部分に圧着ヘッド200からの圧力が十分にかからない。このため、端子電極124と第2有効電極103とが圧着されず、導通しない状態となる。これにより、上述した通電経路110の一部が導通しないため、電流が流れない状態となる。
このように、本実施形態の検査パターン75は、配線81、92の延在方向における、カバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが重なっている領域に対して、圧着時の圧着ヘッドの位置が、適切位置からずれた場合、図11A及び図11B、図12A及び図12Bに示すように、通電経路110で電流が流れなくなり、圧着時の圧着ヘッドの位置が、適切位置の場合、図9A及び図9Bに示すように、通電経路110で電流が流れる。
以上より、タッチ検出機能付き表示装置1は、検査パターン75を設けることで、製造時にカバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが適切に接続したかを簡単に検査することができる。具体的には、検査パターン75の導通を検査することで、配線81、92の延在方向における圧着位置が適切であり、配線81と配線92とが導通しているかを検査することができる。
また、本実施形態のように、圧着ヘッドの圧着時の位置が適切であるかを判定できることで、本実施形態のように、フレキシブル基板が固定されるカバーガラスの位置が、カバーガラスの端部よりも中央側となり、カバーカラスと対面する位置にフレキシブル基板のカバー層は配置される位置関係であっても接続状態を適切に検出することができる。これにより、カバーカラスと対面する位置にフレキシブル基板のカバー層は配置される位置関係の基板ユニットであっても、適切に接続された基板ユニットとすることができる。
また、通電を検出して接続状態を判定できるため、異方性導電膜の導電性の粒子の状態を観察しなくても接続状態を判定することができる。これにより、カバーガラスとフレキシブル基板の両側から異方性導電膜の状態が観察できない構造であっても、接続状態を判定することができ、適切に接続された基板ユニットとすることができる。これにより、例えば、カラーガラス4の表面の周縁に目隠し用の塗装がされていたり、フィルムが積層されていたりする場合も、適切に接続された基板ユニットとすることができる。
また、本実施形態のように、圧着ヘッドの圧着時の位置が適切であるかを判定できることで、圧着ヘッドの大きさを圧着する領域とほぼ同じか若干大きい形状とすることができ、圧着ヘッドを小型化することができる。
また、本実施形態のように、配線81、92を挟む位置、つまり、カバーガラスとフレキシブル基板とが重なる領域の両端に検査パターンを設けることで、カバーガラスとフレキシブル基板とが重なる領域の全域の圧着が適切であるかを判定することができる。また、カバーガラスとフレキシブル基板とが重なる領域に対して圧着ヘッドが傾いた場合、一方の有効電極の一部が導通しなくなる。これにより、カバーガラスとフレキシブル基板とが重なる領域に対して圧着ヘッドが傾いて接着され、圧着が不十分な場合も、適切に検出することができる。
次に、図12を用いて、カバーガラスとフレキシブル基板とが接続された基板ユニットの製造方法の一例について説明する。図12は、カバーガラスとフレキシブル基板とを圧着する際の動作の一例を説明するためのフローチャートである。カバーガラス4に電極パターンを形成する(ステップS12)。具体的には、タッチ検出電極TDL、配線部60、検査電極パターン82、83を形成する。電極パターンを1層で形成しても積層構造としてもよい。また、カバーガラスの表面に開口64を形成した絶縁層も形成する。カバーガラス4に電極パターンを形成したら、開口64を含む領域に異方性導電膜(AFC)を貼りつけ(ステップS14)、AFCに重なる位置にフレキシブル基板(FPC)を仮固定する(ステップS16)。仮固定の方法は特に限定されないが、位置合わせを行い、カバーガラス4とフレキシブル基板50の配線が重なる位置とする。また、フレキシブル基板は、配線92と検査電極パターン90が形成されている。カバーガラスにフレキシブル基板を仮固定したら、圧着ヘッドを用いて圧着し、カバーガラスとフレキシブル基板とを異方性導電膜で接続する(ステップS18)。
カバーガラスとフレキシブル基板とを異方性導電膜で接続したら、通電試験を行い(ステップS20)、通電したかを判定する(ステップS22)。通電したと判定したら(ステップS22でYes)、適正品とし(ステップS24)、通電していないと判定したら(ステップS22でNo)、不良品とする(ステップS26)。
このように、検査パターンを形成し、その検査パターンを用いた検査結果で接続状態を判定することで、圧着時の圧着ヘッドの位置が適切であったかに応じて通電状態を変化させることができ、基板ユニットが適正か否かを好適に判定することができる。
ここで、配線81、92の延在方向における端子電極と端子電極との距離Lは、カバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが重なっている領域の検査パターン75が配置されている領域の長さの60%以上であることが好ましい。また、配線81、92の延在方向における端子電極の距離La、Lbの合計値、つまりLa+Lbは、カバーガラス4と異方性導電膜70とフレキシブル基板50とが重なっている領域の検査パターン75が配置されている領域の長さの40%以下とすることが好ましい。これにより、圧着ヘッドのずれを高い精度で検知することができ、故障しやすい製品や不良品が出荷されることをより高い確率で低減することができる。
ここで、検査パターンの構造は上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、端子電極を2本としたが、1本としてもよいし、3本以上としてもよい。
また、本実施形態は、ダミー電極を設けることで、圧着ヘッドで圧着する領域のおける電極の配置の変化を少なくすることができる。これにより、圧着ヘッドから加わる圧力の分布を均一にすることができる。このため、ダミー電極を設けることが好ましいが、設けなくてもよい。
また、本実施形態は、配線81、92の延在方向における位置が異なる2つの端子電極を端子電極と同様に一定の間隔で形成された折り返し電極で電気的に接続したが、別の電極で接続するようにしてもよい。例えば、端子電極と並列に配置されていない電極で接続するようにしてもよい。
また、上記実施形態の検査パターンは、フレキシブル基板に端子を設け、カバーガラスに配線81、92の延在方向における位置が離れた電極を有する有効電極を設けたが、端子と有効電極を設ける基板を逆にしてもよい。
図13は、検査パターンの他の例を示す正面図である。図13の検査パターンは、図6の検査パターンを一部変更したものであり、基本的な構造は同様である。以下、図13の検査パターンに特有の点を説明する。
図13に示す検査パターンは、連結電極98に換えて、端子170と、端子172とを有する。第2有効電極103は、他方の端部が端子170と接続している。第4有効電極106は、他方の端部が端子172と接続している。検査パターンは、端子94と、第1有効電極101、有効電極パターン84、第2有効電極103、端子170で1つの通電経路180が形成され、端子95と、第3有効電極104、有効電極86、第4有効電極106、端子172で1つの通電経路182が形成される。
図13に示すように、配線81、92を挟む位置、つまり、カバーガラスとフレキシブル基板とが重なる領域の両端に設けた検査パターンを導通させず、それぞれ別の回路としても上記と同様の効果を得ることができる。また、回路を別々とすることで、導通試験の回数は増えるが、カバーガラスとフレキシブル基板とが重なる領域の両端に設けた検査パターンを繋げる配線を省略することができる。
図14は、検査パターンの他の例を示す正面図である。図14の検査パターンは、図6の検査パターンを一部変更したものであり、基本的な構造は同様である。以下、図14の検査パターンに特有の点を説明する。
検査電極パターン82aは、複数の棒状電極220と、連結電極222、224と、を有する。複数の棒状電極220は、一方の端部から他方の端部まで延在する形状であり、並列に配置されている。連結電極222は、配線81から離れている側の棒状電極220と、中央の棒状電極220との一方の端部と接続している。連結電極224は、配線81に近い側の棒状電極220と、中央の棒状電極220との他方の端部と接続している。
検査電極パターン83aは、複数の棒状電極230と、連結電極232、234と、を有する。複数の棒状電極230は、一方の端部から他方の端部まで延在する形状であり、並列に配置されている。連結電極232は、配線81から離れている側の棒状電極230と、中央の棒状電極230との一方の端部と接続している。連結電極234は、配線81に近い側の棒状電極230と、中央の棒状電極230との他方の端部と接続している。
図14に示す検査パターンは、絶縁層に形成する開口240の形状を図6の有効電極パターン84と同様の形状とし、開口250の形状を図6の有効電極パターン84と同様の形状としている。
このように、検査電極パターンの形状に換えて、フレキシブル基板側50の配線とカバーガラス4側の配線との間に配置された開口240、250の形状により、棒状電極の少なくとも1つを含む第1の部分でカバーガラス側の電極(第1検査電極)とパターンの電極とフレキシブル基板50側の検査電極パターンの検査電極(第2検査電極)とが導通し、第1の部分とは異なる棒状電極の少なくとも1つを含む第2の部分でカバーガラス側の電極(第1検査電極)とパターンの電極とフレキシブル基板50側の検査電極パターンの検査電極(第2検査電極)とが導通し、第1の部分と第2の部分とが配線81、82の延在方向(第1の方向)において重ならない位置に配置されていればよい。これにより、上述したように、配線81、82の延在方向において圧着ヘッドが圧力を付加した位置が適切であるかを判定することができる。
また、本実施形態は、カバーガラスにフレキシブル基板を接続する場合としたが、これに限定されない。フレキシブル基板を接続する基板としては種々の基板を用いることができる。例えば、タッチ検出機能付きデバイス10の場合、TFT基板とフレキシブル基板とを接続する場合に同様の検査パターンを設けてもよい。
実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、テレビジョン装置、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置あるいはビデオカメラなどのあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。言い換えると、タッチ検出機能付き表示装置1は、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、画像あるいは映像として表示するあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。
1 タッチ検出機能付き表示装置
2 画素基板
3 対向基板
4 カバーガラス
6 液晶層
10 タッチ検出機能付き表示デバイス
11 制御部
12 ゲートドライバ
13 ソースドライバ
14 駆動電極ドライバ
15 タッチ検出部
20 液晶表示デバイス
21 TFT基板
23 絶縁層
24 画素電極
25 配向膜
30 タッチ検出デバイス
31 ガラス基板
32 カラーフィルタ
35 偏光板
41 カバーガラス本体
42 絶縁層
50 フレキシブル基板(第2基板)
52 基板本体
54 カバー層
60 配線部
62 絶縁膜
70 異方性導電膜
75 検査パターン
81 配線
82、83 検査電極パターン
84 有効電極パターン
85 ダミー電極
90 検査電極パターン
92 配線
93 棒状電極
94、95 端子
102、105 ダミー電極
110 通電経路
120、124、130、134 端子電極
122、132 折り返し電極
A1、A2、A3、A4、A5 領域
VCOM 駆動電極
TDL タッチ検出電極
Vcom 駆動信号
Vdet タッチ検出信号

Claims (9)

  1. 第1配線が形成された第1基板と、
    フレキシブル基板本体に第2配線が形成された第2基板と、
    導電性粒子と接着剤が混合され、前記第1基板の前記第1配線と前記第2基板の前記第2配線とを導通させる接着層と、
    前記第1基板の前記接着層が配置された領域に形成された第1検査電極及び前記第2基板の前記第1検査電極と対面する領域に形成され、前記接着層を介して前記第1検査電極と導通する第2検査電極を備える検査パターンと、を有し、
    前記検査パターンは、前記第1検査電極及び前記第2検査電極の一方が、第1の方向に延在して配置された複数の棒状電極と、前記棒状電極と隣接する前記棒状電極とを連結する連結電極とを有し、
    前記棒状電極の少なくとも1つを含む第1の部分で前記第1検査電極と前記第2検査電極とが導通し、前記第1の部分とは異なる前記棒状電極の少なくとも1つを含む第2の部分で前記第1検査電極と前記第2検査電極とが導通し、前記第1の部分と前記第2の部分とが前記第1の方向において重ならない位置に配置され、
    前記第1の部分及び前記第2の部分のいずれか一方が導通していない場合、電流が流れない基板ユニット。
  2. 前記第1の部分は、複数の前記棒状電極を備え、
    前記第2の部分は、複数の前記棒状電極を備える請求項1に記載の基板ユニット。
  3. 前記検査パターンは、前記第1の部分と前記第2の部分との間に他の棒状電極が配置され、
    前記他の棒状電極は、一方の端部側が前記連結電極を介して前記第1の部分と連結され、他方の端部側が前記連結電極を介して前記第2の部分と連結される請求項1または2に記載の基板ユニット。
  4. 前記検査パターンは、前記第1検査電極及び前記第2検査電極の他方が、前記棒状電極と重なる領域に配置された電極を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の基板ユニット。
  5. 前記検査パターンは、前記第1検査電極及び前記第2検査電極の一方が、前記第1の部分の前記棒状電極の延長線上かつ前記第1の方向において前記第2の部分側となる部分と、前記第2の部分の前記棒状電極の延長線上かつ前記第1の方向において前記第1の部分側となる部分とに配置されたダミー電極を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の基板ユニット。
  6. 前記検査パターンは、前記第1検査電極が前記第1配線を挟んで形成され、前記第2検査電極が前記第2配線を挟んで形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の基板ユニット。
  7. 前記検査パターンは、前記第1配線を挟んで形成された2か所の前記第1検査電極が導通し、前記第2配線を挟んで形成された2か所の前記第2検査電極が導通し、1つの回路となる請求項6に記載の基板ユニット。
  8. 前記接着層は、異方性導電膜である請求項1から7のいずれか一項に記載の基板ユニット。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の基板ユニットと、
    前記基板ユニットの第2基板と接続された制御装置と、を有する電子機器。
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