JP2015222266A - 駆動装置及び情報表示装置 - Google Patents

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幸佑 長谷川
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幸佑 長谷川
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Abstract

【課題】指針により情報を指し示して表示する情報表示装置において、1つのステッピングモータで少なくとも2つの指針を駆動して複数の情報を個別に表示可能とする情報表示装置を提供する。
【解決手段】ステッピングモータの回転運動を第1指針および第2指針に伝達する伝達機構において、ステッピングモータから第1指針まで運動を伝達する部分の遊び量が、ステッピングモータから第2指針まで運動を伝達する部分の遊び量よりも、所定ステップ数大きく構成し、ステッピングモータを駆動させて第1指針を1つの情報を指し示す位置まで移動させた後(S2,S3)、前記伝達機構の遊びにより第1指針が動かない範囲でステッピングモータを駆動させて第2指針を所定の範囲内で移動させることで当該第2指針により別の情報を選択的に表示させる(S5,S6)。
【選択図】図3

Description

この発明は、指針により情報を表示する情報表示装置に関する。
複数の指針により複数の情報を個別に表示する場合、複数の指針を複数のステッピングモータを用いてそれぞれ個別に駆動するのが一般的である。
また、電子時計の時針と分針のように、複数の指針により互いに関連する情報を表示する場合には、1つのステッピングモータを用いて複数の指針を連動させて駆動するのが一般的である。
また、特許文献1には、時針、分針および秒針を1つのモータで運針する電子時計において、秒針を使用して時刻の秒以外の情報を一時的に表示する技術が開示されている。
特開2006−258740号公報
複数の指針を1つのステッピングモータで駆動して複数の情報を個別に表示することができれば、実装するステッピングモータの個数を減らすことができるので非常に有用である。
この発明の目的は、指針により情報を指し示して表示する情報表示装置において、1つのステッピングモータで少なくとも2つの指針を駆動して複数の情報を個別に表示可能とすることにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
情報を指し示す第1指針および第2指針と、
連結部に遊びを有する複数の歯車からなり、前記第1指針および前記第2指針を動作させる輪列機構と、
前記輪列機構を回転駆動させるモータと、を備え、
前記輪列機構は、
その回転角度位置に基づいて前記第1指針により情報を示す第1の歯車と、
前記第1の歯車よりも前記モータ側に設けられ、その回転角度位置に基づいて前記第2指針により情報を示す第2の歯車と、を有し、
前記第1の歯車を停止させた状態において、前記第1の歯車の回転角度位置と前記第2の歯車の回転角度位置とに基づき前記第1指針および前記第2指針により示される情報が少なくとも2つ以上あることを特徴としている。
本発明に従うと、1つのステッピングモータで2つの指針を駆動するとともに、伝達機構の遊びを利用して第1指針を停止させた状態で第2指針を動かす制御が行われるので、1つのステッピングモータを用いて2つの指針で個別に情報を表示させることができる。
本発明の実施形態の電子時計の全体構成を示すブロック図である。 第2輪列機構の一例を示す平面図である。 CPUにより実行されるモード状態表示処理の制御手順を示すフローチャートである。 モード状態表示処理における(a)第1過程と(b)第2過程の小針の位置を表わした説明図である。 モード状態表示処理における第3過程の小針の位置を表わした説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の電子時計の全体構成を示すブロック図である。
この実施形態の電子時計1は、文字板50(図4参照)上で6本の指針(秒針2、分針3、時針4、第1小針5、第2小針6、第3小針7)が回転して、時刻やその他の情報の表示を行うものである。秒針2、分針3および時針4は、文字板50の中心を軸に文字板50の全体で回転し、第1小針5は文字板50の3時位置に設けられた第1小窓51(図4参照)内で回転し、第2小針6は文字板50の6時位置に設けられた第2小窓52内で回転し、第3小針7は文字板50の9時位置に設けられた第3小窓53内で回転する。上記の構成のうち第1小針5(第1指針)と第2小針(第2指針)6およびこれらを駆動する構成により本発明に係る情報表示装置が構成される。
この電子時計1は、図1に示すように、秒針2、分針3および時針4を運針するための第1モータ11および第1輪列機構16と、第1小針5および第2小針6を運針するための第2モータ12および第2輪列機構17と、第3小針7を運針するための第3モータ13および第3輪列機構18と、計時のために一定周期の信号を生成する発振回路14bおよび分周回路14aと、計時を行う計時回路15と、複数の操作ボタンを有し外部指令を入力する操作部19と、時計全体の制御を行うCPU(中央演算処理装置)20と、CPU20に作業用のメモリ空間を提供するRAM21(Random Access Memory)と、CPU20が実行する制御プログラムや制御データが格納されたEEPROM(電気的消去型Programmable Read Only Memory)22と、アラーム音を出力するためのブザー回路23およびスピーカ24等を備えている。上記のCPU20は指針制御手段としても機能する。
第1〜第3モータ11〜13は、正転と逆転にそれぞれ駆動可能なステッピングモータである。CPU20の指令により第1〜第3モータ11〜13に駆動パルスが出力されることで、ステッピングモータのロータが所定角度(例えば180°)ずつ回転する。駆動パルスの波形を変更することで、ロータは正転側に駆動したり、逆転側に駆動したりする。
第1〜第3輪列機構16〜18は、伝達機構を構成するものであり、対応する第1〜第3モータ11〜13のロータの回転運動を、対応する指針まで伝達する複数の歯車が連結されて構成される。
図2には、第2輪列機構17の具体的な構成の一例を表わした平面図を示す。
第2輪列機構17は、例えば、第2モータ12のロータに固着されたロータカナ31と、順に連結される第1〜第8歯車32〜39から構成される。第2歯車33は第1歯車32のカナ32aに連結されている。そして、第2歯車33に第2小針6が固定され、第8歯車39に第1小針5が固定されている。特に制限されるものではないが、第1小針5は第2モータ12の24ステップの駆動で一周、第2小針6も第2モータ12の24ステップの駆動で一周するように構成されている。
第2輪列機構17の各歯車の連結部には、回転運動をスムーズに伝達するために遊び(バックラッシュとも呼ぶ)が設けられており、第2モータ12から離れるに従って、各歯車の遊びが積み重なって、次第に総合的な遊び量が大きくなるようになっている。この実施形態では、例えば、第2モータ12から第2歯車33までの遊びの総量は第2モータ12のステップ数で1ステップ未満に構成され、第2モータ12から第8歯車39までの遊びの総量は第2モータ12のステップ数で5ステップ以上になるように構成されている。
すなわち、第2モータ12を正転に駆動して第2小針6が順方向(時計回り)に回転した後、第2モータ12を逆転に駆動すると、第2小針6はすぐに逆方向(反時計回り)に移動を開始する。一方、第2モータ12を正転に駆動して第1小針5が順方向(時計回り)に回転した後、第2モータ12を逆転に駆動しても、第1小針5はすぐに逆方向(反時計回り)に移動を開始せず、第2モータ12が5ステップ以上の遊びの総量分の逆転駆動を行った後、さらに1ステップの逆転を行うことで第1小針5が逆方向に移動を開始するようになっている。なお、輪列機構の遊びの総量は、その間に連結される歯車の個数を増すことで容易に大きくすることができる。
RAM21には、図1に示すように、第1モータ11の駆動ごとにカウントアップされて、秒針2、分針3および時針4の位置を計数する指針位置カウンタ21aと、第2モータ12と第3モータ13の駆動ごとにカウントアップ又はカウントダウンされて第1〜第3小針5〜7の位置を計数する小針位置カウンタ21bとが設けられている。
小針位置カウンタ21bのうち第1小針5の位置を計数するカウンタは、通常は第2モータ12で1ステップの正転駆動がなされるごとに1ステップ分のカウントアップがなされて、第1小針5の位置を計数する。一方、第2モータ12で逆転駆動がなされた場合には、第2輪列機構17の遊びにより第1小針5は移動しないのでカウントダウンは行われず、その後、逆転駆動と同じステップ数だけ正転駆動がなされた後に、さらに第2モータ12が正転駆動された場合に、1ステップの正転駆動ごとに1ステップ分のカウントアップがなされるようになっている。
また、小針位置カウンタ21bのうち第2小針6の位置を計数するカウンタは、第2モータ12の1ステップの正転駆動ごとに1ステップ分のカウントアップがなされ、第2モータ12の1ステップの逆転駆動ごとに1ステップ分のカウントダウンがなされて、第2小針6の位置を計数するようになっている。
なお、第1小針5と第2小針6の現在位置を確認するための計数方法は、上記の例に限られるものではなく、種々の方法を採用できる。
EEPROM22には、制御プログラムの一つとして、第1小針5と第2小針6を用いて電子時計1の現在選択されている機能モードとその設定状態とを表示するモード状態表示処理のプログラム22aが格納されている。また、制御データの一つとして、第1〜第3輪列機構16〜18における各モータ(第1〜第3モータ11〜13)から各指針(秒針2、分針3、時針4、第1〜第3小針5〜7)までの遊びの総量が登録されたバックラッシュデータ22bが格納されている。
第1小針5が回転する小窓51(図4を参照)には、その周囲に第1小針5の回転量を表わす目盛と、情報マークとして現在選択中の機能モードを表わすモードマーク61〜63が設けられている。モードマークには、例えば、世界時刻を表示するワールドタイム表示モードを表わす「WT」モードマーク61、ストップウォッチモードを表わす「ST」モードマーク62、アラーム設定モードを表わす「AL」モードマーク63がある。第1小針5は、例えば、2ステップで目盛を1つ進むように駆動される。
第2小針6が回転する小窓52(図4を参照)には、その周囲に第2小針6の回転量を表わす目盛と、サブ情報マークとして、第2小針6により表示されている各機能モードにおける設定状態を表わす状態マーク71〜76が設けられている。状態マークには、ワールドタイム表示モードにおいて夏時間の有無を表わす「[DST]ON」と「OFF」の状態マーク71,72、ストップウォッチモードにおける計測中と停止中を表わす「RUN」と「STOP」の状態マーク73,74、アラーム設定モードにおけるアラーム設定の有無を表わす「[AL]ON」と「OFF」の状態マーク75,76がある。第2小針6は、例えば、2ステップで目盛を1つ進むように駆動される。
小窓52に設けられた複数の状態マーク71〜76のうち、1つの機能モードに関する2つの状態マーク(71と72、73と74、或いは、75と76)は、それぞれ第1小針5のバックラッシュ量の範囲内で第2小針6が移動可能な距離に設けられている。すなわち、バックラッシュにより第2モータ12が駆動されても第1小針5が移動しない範囲で、第2小針6が移動可能な距離に設けられている。この実施形態では、第1小針5のバックラッシュ量は5ステップ以上であり、上記1つの機能モードに関する2つの状態マークはそれぞれ4ステップの距離を開けて設けられている。
なお、第2小針6のバックラッシュ量が1ステップ以上ある場合には、上記の2つのマークは、第1小針5のバックラッシュ量から第2小針6のバックラッシュ量を差し引いたステップ数で第2小針6が移動可能な距離に設けられる。
また、小窓52に設けられた各状態マーク71〜76のうち、1つの機能モードに関する複数の状態マーク(71と72、73と74、および、75と76)を一つの組みとしたときに、状態マークの各組みごとの配置間隔が、小窓51側のモードマーク61〜63の配置間隔と、同一のステップ数になるように設けられている。例えば、アラーム設定モードに関する「OFF」の状態マーク76と、ストップウォッチモードに関する「STOP」の状態マーク74との配置間隔が12ステップに形成され、小窓51側のモードマーク63、62の配置間隔と同一になっている。また、ストップウォッチモードに関する「STOP」の状態マーク74とワールドタイム表示モードに関する「OFF」の状態マーク72との配置間隔が8ステップに形成され、小窓51側のモードマーク62,61の配置間隔と同一になっている。
次に、上記のように構成された電子時計1の動作について説明する。
通常の時計モードの際において、CPU20は、秒針2、分針3および時針4の位置を計時回路15の計時時刻に合わせるとともに、分周回路14bからの一定周期の信号に同期させて第1モータ11を駆動していく。それにより、秒針2、分針3および時針4により現在時刻が表示される。
操作部19から信号の入力があって、時計モードから別の機能モードへ変更されると、CPU20は、第1と第2の小針5,6により、選択された機能モードと当該機能モードの設定状態とを表示するモード状態表示処理を実行する。
図3には、CPU20により実行されるモード状態表示処理のフローチャートを示す。図4と図5には、モード状態表示処理における第1〜第3過程の小針の位置を表わした説明図を示す。
モード状態表示処理に移行すると、CPU20は、先ず、何れの機能モードが選択されたのか確認し(ステップS1)、続いて、第1小針5を対応するモードマークの位置まで移動させるために、小針位置カウンタ21bの値から第1小針5が対応するモードマークの位置にあるか判別し(ステップS2)、未だモードマークの位置になければ第2モータ12を正転側に1ステップ駆動する(ステップS3)。そして、ステップS2に戻って、再び第1小針5がモードマークの位置にあるか判別する。
上記のステップS2,S3の繰り返し処理により、例えば、図4(a)→(b)に示すように、第1小針5が順方向に送られて対応するモードマーク(図4の例では「WT」モードマーク61)の位置まで移動する。このとき、第2小針6も連動して順方向に送られ、選択された機能モードの設定状態を表わす2個の状態マーク(図4の例では状態マーク71,72)のうち正転側の方の位置まで移動する。そして、第1小針5と第2小針6がこのように移動したら、ステップS2の判別処理で上記の繰り返し処理を抜けて、次に進む。
次に進んだら、CPU20は、選択された機能モードにおける所定の設定状態(例えばワールドタイムモードなら夏時間の有無、ストップウォッチモードなら計測中か停止中か、アラーム設定モードならアラーム設定のオン・オフ)の確認を行う(ステップS4)。そして、設定状態が前者(A値)であるか後者(B値)であるかを判別する(ステップS5)。
そして、設定状態が後者(B値)であれば、第2小針6は既にこの設定状態の状態マークの位置に移動しているはずなので(図4(b)参照)、このままとする。
一方、設定状態が前者(A値)であれば、CPU20は、第2モータ12を逆転側に4ステップ駆動する(ステップS6)。この駆動により、図4(b)→図5に示すように、第2小針6が逆方向に4ステップ回転して、設定状態を表わす状態マーク(図5の例では状態マーク71)の位置まで移動する。このとき、第1小針5は、第2輪列機構17のバックラッシュにより移動することがない。
なお、第2小針6にもnステップ分のバックラッシュがある場合には、ステップS6の駆動処理で、第2モータ12を逆転側に(4+n)ステップ駆動させることで、上記と同様に第2小針6を移動させることができる。但し、この場合、第1小針5には(4+n)ステップ以上のバックラッシュが設けられている必要がある。
そして、上記のように第1小針5によりモードマーク(61〜63の何れか)が指し示され、第2小針6により対応するモードの設定状態を示す状態マーク(71〜76の何れか)が指し示されたら、このモード状態表示処理を終了する。
モード状態表示処理が終了したら、続いて、CPU20は各機能モードへ移行して当該機能モードの処理を実行する。例えば、ワールドタイム表示モードへ移行したら、秒針2、分針3および時針4により指定された世界都市の時刻を表示させる。また、ストップウォッチモードへ移行したら、スタートボタンの操作に応じて秒針2、分針3、時針4および第3小針7を所定のスピードで回転させるとともに、ストップボタンの操作に応じて各指針の回転を停止させるストップウォッチ処理を実行する。また、アラーム設定モードへ移行したら操作ボタンの操作に応じてアラームのオン・オフの切り替えや要求に応じてアラーム時刻の入力処理を実行する。
以上のように、この実施形態の電子時計1によれば、第1小針5と第2小針6の2本の指針を1個の第2モータ12で駆動する一方、第2輪列機構17の遊びを利用して、第1小針5を停止させたまま第2小針6を動かして、第1小針5と第2小針6とにより2種類の情報を個別に表示させることができる。従って、このような情報表示を2個のモータを用いて行う場合と比較して、搭載するモータの個数を減らすことができる。
また、この実施形態の電子時計1によれば、小窓51に複数のモードマーク61〜63が間隔をあけて形成される一方、これら複数のモードマーク61〜63に対応する小窓52の複数の角度範囲に、各機能モードの設定状態を表わす状態マーク71〜76が複数個ずつ形成されている。そして、第1小針5が複数のモードマーク61〜63の何れかを指し示して停止している状態で、第2小針6が対応する角度範囲にある2つの状態マーク(状態マーク71,72、状態マーク73,74、或いは状態マーク75,76)を選択的に指し示すことが可能になっている。従って、第1小針5により機能モードの表示を行わせ、第2小針6によりこの機能モードにおける所定の設定状態の表示を行わせることができる。
また、この実施形態の電子時計1によれば、時計の文字板50に設けられた2つの小窓51,52で回転する第1小針5と第2小針6に対して、第2輪列機構17の遊びを利用して1つのモータで個別に情報を表示させる構成を適用している。従って、多針構成の電子時計1において、表示可能な情報量を減らさずに、搭載するモータ数を減らして電子時計1の小型化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施形態では、第1小針5と第2小針6とが同一のステップ角度で運針される構成としたが、例えば、第1小針5が24ステップで一周し、第2小針6が48ステップで一周する構成など、異なるステップ角度で運針される複数の指針に対して本発明を適用することもできる。
また、上記実施の形態では、第1小針5の表示内容と、第2小針6の表示内容とが、選択機能モードの内容と当該機能モードの設定状態という互いに関連する構成になっているが、全く関連しない内容をそれぞれ表示するようにしても良い。例えば、第1小針5のバックラッシュ量を60ステップ、第2小針6のバックラッシュ量を0ステップなど、その差が第2小針6の一周以上のステップ数とすることも可能であり、このように構成することで、第1小針5の停止位置と第2小針6の停止位置とを完全に任意に指定して移動させることも可能となる。それにより、第1小針5と第2小針6とにより独立した2種類の情報をそれぞれ表示させることも可能となる。
また、上記実施形態では、電子時計内の情報表示構成に本発明を適用した例を示したが、時計以外の装置に本発明を適用しても良い。その他、実施形態で示した細部は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 電子時計
5 第1小針
6 第2小針
12 第2モータ
17 第2輪列機構
20 CPU
21 RAM
21b 小針位置カウンタ
22 EEPROM
22a モード状態表示処理プログラム
22b バックラッシュデータ
31 ロータカナ
32〜39 第1歯車〜第8歯車
50 文字板
51〜53 小窓
61〜63 モードマーク
71〜76 状態マーク
この発明は、駆動装置及び情報表示装置に関する。
この発明の目的は、1つのステッピングモータで少なくとも2つの情報を示すことが可能な駆動装置及び情報表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
結部に遊びを有する複数の歯車からなる輪列機構と、
前記輪列機構を回転駆動させるモータと、を備え、
前記輪列機構は、
その回転角度位置に基づいて情報を示す第1の歯車と、
前記第1の歯車よりも前記モータ側に設けられ、その回転角度位置に基づいて情報を示す第2の歯車と、を備え
前記第1の歯車を停止させた状態において、前記第1の歯車の回転角度位置と前記第2の歯車の回転角度位置とに基づいて示される情報が少なくとも2つ以上あることを特徴としている。
本発明に従うと、1つのステッピングモータで2つの情報を示すことができる。

Claims (4)

  1. 情報を指し示す第1指針および第2指針と、
    連結部に遊びを有する複数の歯車からなり、前記第1指針および前記第2指針を動作させる輪列機構と、
    前記輪列機構を回転駆動させるモータと、を備え、
    前記輪列機構は、
    その回転角度位置に基づいて前記第1指針により情報を示す第1の歯車と、
    前記第1の歯車よりも前記モータ側に設けられ、その回転角度位置に基づいて前記第2指針により情報を示す第2の歯車と、を有し、
    前記第1の歯車を停止させた状態において、前記第1の歯車の回転角度位置と前記第2の歯車の回転角度位置とに基づき前記第1指針および前記第2指針により示される情報が少なくとも2つ以上あることを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記輪列機構における前記モータと連結された歯車から任意の歯車までの前記遊びの総量を前記モータの駆動ステップに換算した遊びステップ総量情報を記憶する記憶部を備え、
    前記輪列機構は、前記第1の歯車における第1の遊びステップ総量が前記第2の歯車における第2の遊びステップ総量よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記モータが駆動するごとにモータ駆動数情報を更新するカウンタを備え、
    前記カウンタは、前記輪列機構の前記モータが一定方向に駆動後前記一定方向の逆方向に駆動した場合には、前記逆方向へのモータ駆動数が前記一定方向のモータ駆動数と同じ駆動数に達した場合に、モータ駆動数情報を更新することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の情報表示装置。
  4. 前記第1指針により指示され、かつ機能モードにおける設定状態を表す状態マークを備え、
    前記状態マークは前記第1の遊びステップ総量情報の値に応じた間隔で設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の情報表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014080857A (ja) * 2012-09-28 2014-05-08 Sekisui Chem Co Ltd 集砂受枠の取付部材および雨水貯留浸透設備

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