JP2015221716A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄物ワークに対してダメージを与えることなく、薄物ワークを精度良く所望寸法に切断できるようにした、搬送装置を提供する。
【解決手段】薄物ワークを搬送する搬送装置である。薄物ワークの先端側で、予め設定された長さ分先端より送り出し部側に位置する部位の両側端部を保持して搬送する一対の第1可動保持部材と、薄物ワークの送り出し部側の両側端部を保持する一対の固定保持部材と、第1可動保持部材と固定保持部材との間にて薄物ワークをその幅方向に切断する切断装置と、第1可動保持部材によって搬送されてきた薄物ワークの先端側で、第1可動保持部材が保持する部位より先端側の両側端部を保持して搬送路上をさらに搬送する一対の第2可動保持部材と、を備える。第1可動保持部材および固定保持部材には、薄物ワークを引っ張ることで薄物ワークに張力を付与する張力付与機構が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送装置に関する。
近年、例えば厚さが1mm以下の極薄のガラスや樹脂シートなどが、様々な製品に用いられている。このようなガラスや樹脂シートなどの薄物ワークを例えば所定の寸法にカットするには、送り出し部の薄物ワークを所定の長さ送り出し(引き出し)、切断装置でカットする。その際、薄物ワークを所定の長さ送り出し、もしくは引き出すための機構としては、ベルトコンベアで送り出す機構や、クランプによって薄物ワークを保持してこれを引き出す機構が一般的である。
特に、カット寸法に高精度が要求される場合では、送り出し長さ(引き出し長さ)を一定にするべく、クランプによって薄物ワークを保持し、引き出すことで搬送するのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開昭64−2894号公報
クランプを用いて薄物ワークを引き出し(搬送し)、切断装置でカットする場合、薄物ワークが撓んだ状態では良好な寸法精度でカットできないため、薄物ワークの撓みをなくすべく、通常は多数のクランプを用いて薄物ワークを多数点で保持している。
しかしながら、多数のクランプを用いて薄物ワークを多数点で保持すると、薄物ワークにシワが形成されることでダメージが与えられてしまう。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、薄物ワークに対してダメージを与えることなく、薄物ワークを精度良く所望寸法に切断できるようにした、搬送装置を提供することにある。
本発明の搬送装置は、送り出し部から薄物ワークを送り出して搬送路上を搬送する搬送装置であって、前記搬送路上に送り出された薄物ワークの先端側で、予め設定された長さ分先端より前記送り出し部側に位置する部位の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上を搬送する一対の第1可動保持部材と、前記搬送路上に送り出された前記薄物ワークの前記送り出し部側の両側端部を着脱可能に保持する一対の固定保持部材と、前記第1可動保持部材と前記固定保持部材との間にて前記薄物ワークをその幅方向に切断する切断装置と、前記第1可動保持部材によって搬送されてきた前記薄物ワークの先端側で、前記第1可動保持部材が保持する部位より先端側の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上をさらに搬送する一対の第2可動保持部材と、を備え、前記第1可動保持部材および前記固定保持部材には、前記薄物ワークを引っ張ることで該薄物ワークに張力を付与する張力付与機構が設けられていることを特徴とする。
本発明の別の搬送装置は、送り出し部から薄物ワークを送り出して搬送路上を搬送する搬送装置であって、前記搬送路上に送り出された薄物ワークの先端側で、予め設定された長さ分先端より前記送り出し部側に位置する部位の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上を搬送する一対の第1可動保持部材と、前記搬送路上に送り出された前記薄物ワークの前記送り出し部側の幅方向全体を保持する固定保持部材と、前記第1可動保持部材と前記固定保持部材との間にて前記薄物ワークをその幅方向に切断する切断装置と、前記第1可動保持部材によって搬送されてきた前記薄物ワークの先端側で、前記第1可動保持部材が保持する部位より先端側の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上をさらに搬送する一対の第2可動保持部材と、を備え、前記第1可動保持部材には、前記薄物ワークを引っ張ることで該薄物ワークに張力を付与する張力付与機構が設けられていることを特徴とする。
また、前記搬送装置において、前記送り出し部は、前記薄物ワークを巻き出す巻き出しロールによって形成され、前記送り出し部と前記固定保持部材との間には、前記送り出し部から巻き出された薄物ワークの撓みを吸収するターンバーが設けられていることが好ましい。
また、前記搬送装置において、前記一対の第1可動保持部材には、前記薄物ワークをその搬送方向に搬送する際に、互いに同じ速度で同時に移動させる同期機構が設けられていることが好ましい。
本発明の搬送装置によれば、第1可動保持部材および固定保持部材に、薄物ワークを引っ張ることで該薄物ワークに張力を付与する張力付与機構を設けたので、固定保持部材が薄物ワークを保持した後、張力付与機構によって第1可動保持部材および固定保持部材で薄物ワークを引っ張り、該薄物ワークに張力を付与することにより、該薄物ワークが撓むのを防止することができる。したがって、薄物ワークを撓ませないで切断装置により薄物ワークを切断することができるため、薄物ワークを所望寸法に精度良く切断することができる。
また、薄物ワークを一対の第1可動保持部材と一対の固定保持部材とで保持するようにしたので、多数点で保持する場合のように薄物ワークに対してダメージを与えてしまうことを防止することができる。
また、一対の第1可動保持部材が、薄物ワークの先端側で予め設定された長さ分先端より送り出し部側に位置する部位の両側端部を保持するようにしたので、一対の第2可動保持部材により、薄物ワークの先端側で第1可動保持部材が保持する部位より先端側の両側端部を第1可動保持部材に干渉されることなく確実に保持することができる。したがって、第1可動保持部材から第2可動保持部材への薄物ワークの引き渡しを円滑に行うことができる。
本発明の別の搬送装置によれば、第1可動保持部材に、薄物ワークを引っ張ることで該薄物ワークに張力を付与する張力付与機構を設けたので、固定保持部材が薄物ワークを保持した後、張力付与機構によって第1可動保持部材で薄物ワークを引っ張り、該薄物ワークに張力を付与することにより、該薄物ワークが撓むのを防止することができる。したがって、薄物ワークを撓ませないで切断装置により薄物ワークを切断することができるため、薄物ワークを所望寸法に精度良く切断することができる。
また、薄物ワークを一対の第1可動保持部材と固定保持部材とで保持するようにしたので、多数点で保持する場合のように薄物ワークに対してダメージを与えてしまうことを防止することができる。
また、一対の第1可動保持部材が、薄物ワークの先端側で予め設定された長さ分先端より送り出し部側に位置する部位の両側端部を保持するようにしたので、一対の第2可動保持部材により、薄物ワークの先端側で第1可動保持部材が保持する部位より先端側の両側端部を第1可動保持部材に干渉されることなく確実に保持することができる。したがって、第1可動保持部材から第2可動保持部材への薄物ワークの引き渡しを円滑に行うことができる。
本発明に係る搬送装置の第1実施形態の概略構成を示す側面図である。 搬送路の平面図である。 (a)は固定保持部材の概略構成を説明するための側面図、(b)は第1可動保持部材の概略構成を説明するための側面図である。 第1可動保持部材による薄物ワークWの保持位置を説明するための平面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 図1に示した搬送装置の動作を説明するための側面図である。 本発明に係る搬送装置の第2実施形態の、固定保持部材を説明するための平面図である。
以下、図面を参照して本発明の搬送装置を詳しく説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に係る搬送装置の第1実施形態の概略構成を示す側面図であり、図1において符号1は搬送装置である。
この搬送装置1は、例えば厚さが1mm以下の極薄のガラスや樹脂シートなどからなる薄物ワークWを送り出し部から送り出して搬送するとともに、所定寸法に切断(カット)した後、切断した薄物ワークWをさらに搬送する装置である。ここで、このような極薄のガラスや樹脂シートなどからなる薄物ワークWは、通常はその中心部が製品品質エリアとなることから、このような製品品質エリアを直接保持することは避けるのが普通である。したがって、このような薄物ワークWでは、一般に、製品品質エリアの外側となる「耳」と呼ばれる周縁部、すなわち幅5mm〜10mm程度の幅方向における両側端部の非製品品質エリアが、直接保持される領域となる。
図1に示すように搬送装置1は、送り出し部2と、該送り出し部2から送り出された薄物ワークWを搬送する搬送路3とを備え、さらに一対の固定保持部材4と、一対の第1可動保持部材5と、切断装置6と、一対の第2可動保持部材7とを備えて構成されている。(図1では、固定保持部材4、第1可動保持部材5、第2可動保持部材7をそれぞれ一つずつ示している。)
送り出し部2は、本実施形態では薄物ワークWを巻き出す巻き出しロールからなっており、薄物ワークWを巻き取ったロール軸(図示せず)と、このロール軸に接続されてこれを回転させるモータ等の駆動源とを備えて構成されている。駆動源には、ロール軸の回転速度を制御する制御部(図示せず)が設けられている。制御部は、基本的にロール軸の回転速度をほぼ一定に制御し、これによって巻き出しロール(送り出し部2)からの薄物ワークWの巻き出し速度(送り出し速度)を一定にしている。なお、薄物ワークWとしては、前述したような極薄のガラスや樹脂シートなどが用いられる。
搬送路3は、送り出し部2の送り出し側に配置されたもので、その平面図である図2に示すように、薄物ワークWの搬送方向に沿って長細い板状の搬送ユニット8が複数整列配置されて構成されている。本実施形態では、搬送路3は送り出し部2側に位置する第1搬送路3aと、この第1搬送路3aの下流側に配置された第2搬送路3bとを有している。また、本実施形態では第1搬送路3aと第2搬送路3bとの間で搬送ユニット8が連続することなく、第1搬送路3aおよび第2搬送路3bにそれぞれ独立して搬送ユニット8が配置されている。ただし、第1搬送路3aと第2搬送路3bとの間で、搬送ユニット8が連続して配置されていてもよい。
搬送ユニット8は、空気を噴き出すことによる浮上式のものや、ベルトコンベア式のものなど公知の構成からなっている。本実施形態では、特に薄物ワークWの中心部である製品品質エリアを直接保持しないよう、製品品質エリアに対して非接触で搬送するのが好ましいことから、浮上式のものが採用されている。浮上式の搬送ユニット8は、その上面に多数の空気噴き出し孔(図示せず)を有し、該空気噴き出し孔に配管を介して空気供給源が接続されることにより、該空気噴き出し孔から所定量の空気が噴き出され、これによって薄物ワークWを搬送ユニット8(搬送路3)の上面より上方に浮上させるように構成されている。
第1搬送路3aの両側には、それぞれ第1クランプレール9が第1搬送路3aの搬送方向に沿って配置されている。これら第1クランプレール9には、その上流側(送り出し部2側)に固定保持部材4が設けられ、固定保持部材4より下流側に第1可動保持部材5が設けられている。
固定保持部材4は、第1クランプレール9に対し、取付部材(図示せず)を介して固定された状態に取り付けられている。すなわち、固定保持部材4は第1クランプレール9の長さ方向(第1搬送路3aの搬送方向)に沿って移動することなく、固定されている。なお、固定保持部材4は、第1クランプレール9に取り付けることなく、例えば搬送ユニット8(第1搬送路3a)などに取付部材(図示せず)を介して固定してもよい。
この固定保持部材4は、図3(a)に示すように下板4aと上板4bとを有するクランプであり、これら下板4aと上板4bとを図3(a)中に矢印Aで示すようにエアシリンダー(図示せず)によって接離可能に形成したものである。図示例では、下板4aを上板4bに対して昇降させることで、接離可能にしている。このようなエアシリンダーによって下板4aと上板4bとが接離動作することにより、固定保持部材4は薄物ワークWを着脱可能に保持するようになっている。
また、この固定保持部材4には、前記エアシリンダーとは別のエアシリンダー(図示せず)が設けられており、このエアシリンダーの作用によって固定保持部材4は、図3(a)中に矢印Bで示すように第1搬送路3aに対して進退するように構成されている。このような構成によって固定保持部材4は、後述するように薄物ワークWを保持して引っ張る(エアシリンダーが後退する)ことにより、薄物ワークWに張力を付与できるようになっている。すなわち、固定保持部材4にはエアシリンダーからなる張力付与機構が設けられている。なお、このような張力付与機構としては、エアシリンダーに代えてバネ等の付勢部材を用いた構成としてもよい。
第1可動保持部材5は、第1クランプレール9に移動可能に取り付けられている。すなわち、第1クランプレール9の長さ方向(第1搬送路3aの搬送方向)に沿って往復移動できるように構成されている。ここで、第1クランプレール9は例えばボール螺子機構やリニアモータ機構を備えて構成されており、これによって第1可動保持部材5は、その移動速度や移動距離が高精度に制御されている。
また、本実施形態では、第1搬送路3aの両側に配置された一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5は、それぞれ独立した駆動源(アクチュエータ)によって第1クランプレール9を往復移動できるように構成されている。そして、これら駆動源は、これらに接続する制御装置(図示せず)によって同期されるように構成されている。すなわち、両側の第1クランプレール9、第1クランプレール9をそれぞれ移動する一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5は、それぞれの駆動源が制御装置によって同期させられていることにより、その移動開始、移動速度、移動停止が同じになるように構成されている。したがって、第1可動保持部材5、第1可動保持部材5は、第1クランプレール9、駆動源、制御装置からなる同期機構によって後述するように薄物ワークWをその搬送方向に搬送する際に、互いに同じ速度で同時に移動させ、かつ同時に停止させるようになっている。
このような同期機構は、特に薄物ワークWが大きい(例えば幅が1m以上の)場合に好適に用いられる。すなわち、薄物ワークWが比較的小さく、その幅が例えば1m未満の場合には、搬送路3(第1搬送路3a)の幅も短く(狭く)なるため、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5の間隔も短く(狭く)なる。したがって、これらを連結部材によって互いに連結することで、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5を容易に一体移動させることができる。
しかし、薄物ワークWが大きくなり、搬送路3(第1搬送路3a)の幅も長く(広く)なると、前記の連結部材の長さも長くなり、その分重くなる。すると、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5や連結部材を一体に移動させるための、モータ等の駆動源に大きな負荷がかかるため、この駆動源を大きくする必要があり、その分コストや占有面積が大となる。したがって、搬送装置1のコストダウンや省スペース化が損なわれてしまう。これに対し、前記の同期機構を備えることで、特に薄物ワークWが大きい場合に、搬送装置1のコストダウンや省スペース化を図ることが可能になる。
また、これら第1可動保持部材5は、第1クランプレール9に往復移動可能に設けられている以外は、基本的に固定保持部材4と同じに構成されている。すなわち、第1可動保持部材5は、図3(b)に示すように下板5aと上板5bとを有するクランプであり、これら下板5aと上板5bとを図3(b)中に矢印Aで示すようにエアシリンダー(図示せず)によって接離可能に形成したものである。図示例では、下板5aを上板5bに対して昇降させることで、接離可能にしている。このようなエアシリンダーによって下板5aと上板5bとが接離動作することにより、第1可動保持部材5も薄物ワークWを着脱可能に保持するようになっている。
また、この第1可動保持部材5にも、前記エアシリンダーとは別のエアシリンダー(図示せず)が設けられており、このエアシリンダーの作用によって第1可動保持部材5も、図3(b)中に矢印Bで示すように第1搬送路3aに対して進退するように構成されている。このような構成によって第1可動保持部材5も、後述するように薄物ワークWを保持して引っ張る(後退する)ことにより、薄物ワークWに張力を付与できるようになっている。すなわち、第1可動保持部材5にはエアシリンダーからなる張力付与機構が設けられている。なお、このような張力付与機構としても、エアシリンダーに代えてバネ等の付勢部材を用いた構成としてもよい。
図2に示すように第2搬送路3bの両側には、それぞれ第2クランプレール10が第2搬送路3bの搬送方向に沿って配置されており、これら第2クランプレール10には、第2可動保持部材7が設けられている。第2可動保持部材7は、第1可動保持部材5と同様に構成されたもので、第2クランプレール10に移動可能に取り付けられている。すなわち、第2クランプレール10の長さ方向(第2搬送路3bの搬送方向)に沿って往復移動できるように構成されている。第2クランプレール10も、第1クランプレール9と同様にボール螺子機構やリニアモータ機構を備えて構成されており、これによって第2可動保持部材7も、その移動速度や移動距離が高精度に制御されている。
また、本実施形態では、前記一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5と同様に、一対の第2可動保持部材7、第2可動保持部材7にも同期機構が設けられており、これによって薄物ワークWをその搬送方向に搬送する際、一対の第2可動保持部材7、第2可動保持部材7を互いに同じ速度で同時に移動させ、かつ同時に停止させるようになっている。
また、これら第2可動保持部材7は、第2クランプレール10に往復移動可能に設けられている以外は、基本的に図3(b)に示した第1可動保持部材5と同じに構成されている。すなわち、第2可動保持部材7も、下板と上板とを有するクランプであり、これら下板と上板との間で薄物ワークWを着脱可能に保持するようになっている。ただし、第2可動保持部材7では、第1可動保持部材5と同様に張力付与機構が設けられていてもよく、また、張力付与機構が設けられていなくてもよい。
また、搬送装置1には、図1に示すように搬送路3の送り出し部2側の上方に切断装置6が設けられている。切断装置6は、例えば切断刃を昇降させ、または水平移動させることで、薄物ワークWをその幅方向に切断するように構成されている。このような切断装置6は、後述するように薄物ワークWの先端側が第1可動保持部材5によって保持され、後端側(送り出し部2側)が固定保持部材4によって保持され、さらに張力が付与されて薄物ワークWに撓みがなくなった状態で、薄物ワークWを切断するように制御されている。
また、本実施形態では、前記の巻き出しロールからなる送り出し部2と、搬送路3の両側に固定配置された固定保持部材4との間に、ターンバー11が配置されている。さらに、このターンバー11の前後に、上流側押さえバー12、下流側押さえバー13がそれぞれ配置されている。
ターンバー11は、薄物ワークWの幅方向に沿う軸を中心にして、その上面側が側面視円弧状に湾曲した半円柱状(円柱状でも可)のもので、エアシリンダー等からなる昇降機構(図示せず)に連結されたことによって昇降可能に構成されている。昇降機構には、ターンバー11の昇降を制御する制御装置(図示せず)が接続されており、この制御装置によって昇降が制御されることにより、ターンバー11は薄物ワークWの長さ方向(搬送方向)での撓みを吸収するようになっている。すなわち、ターンバー11は薄物ワークWの下面を支持してこれを摺動させつつ、これを昇降させることにより、薄物ワークWの撓みを吸収するようになっている。
上流側押さえバー12は、ターンバー11の上流側に配置されたもので、送り出し部2から送り出された薄物ワークWの上面側をその幅方向全体で押さえることにより、前記ターンバー11と協働してその撓みをなくすように構成されている。
下流側押さえバー13は、ターンバー11の下流側に配置されたもので、ターンバー11を通ってきた薄物ワークWの上面側をその幅方向全体で押さえることにより、ターンバー11と協働してその撓みをなくすように構成されている。
また、搬送装置1には、その第2搬送路3bの上方に移載装置14が配置されている。移載装置14は、第2搬送路3bに搬送されてきた切断後の薄物ワークWを吸着保持し、続いてこれを第2搬送路3bの近傍(例えば側方)に配置された保管部(図示せず)に移送し、その後、薄物ワークWを脱着して保管部に載置し保管するものである。
次に、このような構成からなる搬送装置1の動作を説明する。
まず、図1に示すように、送り出し部2から薄物ワークWを送り出し(巻き出し)、その先端側を第1可動保持部材5で保持する。その際、本実施形態では、図4に示すように、薄物ワークWの先端側で、かつ、予め設定された長さL1分、薄物ワークWの先端より送り出し部2側に位置する部位の両側端部を保持する。ここで、予め設定された長さL1を残して第1可動保持部材5で保持するのは、後述するように薄物ワークWを第2可動保持部材7に引き渡す際に、第2可動保持部材7が第1可動保持部材5に干渉されることなく、薄物ワークWの先端側を保持できるようにするためである。
したがって、予め設定された長さL1としては、第2可動保持部材7の下板、上板の長さL2(薄物ワークWの搬送方向に沿う長さ)より長い長さに設定される。なお、第1可動保持部材5や第2可動保持部材7では、その下板と上板の長さは同じに形成されており、通常は50mm〜200mm程度に形成されている。よって、前記の長さL1は、第2可動保持部材7の前記長さL2となる50mm〜200mmより長い長さ、好ましくはL2より20mm〜50mm程度長い長さとされる。
このようにして第1可動保持部材5で薄物ワークWを保持したら、その間にも送り出し部2では薄物ワークWの送り出し(巻き出し)を一定速度で行っているので、その送り出し量を吸収して撓みを防止(吸収)するべく、図5に示すようにターンバー11を上昇させる。ターンバー11の上昇速度や上昇量については、例えば第1可動保持部材5の停止時間での送り出し部2からの薄物ワークWの送り出し量を予め計算しておき、薄物ワークWを撓ませることなく、また引っ張りすぎることなくこの送り出し量を吸収できるように設定しておく。そして、設定した通りとなるように制御装置によって昇降機構を制御し、ターンバー11を上昇させる。
次に、図6に示すように第1可動保持部材5を第1クランプレール9に沿って第2搬送路3b側に移動させ、搬送路3上にて薄物ワークWを走行させる。これにより、薄物ワークWはその先端側が切断装置6の下方を通過する。その際、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5には前記の同期機構が働くので、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5間でその移動速度等にずれが生じることなく、したがって薄物ワークWは左右両側間が傾いて走行することなく、左右両側が均等に走行する。また、このように薄物ワークWを走行させた際、送り出し部2からの薄物ワークWの送り出し速度と第1可動保持部材5の移動による薄物ワークWの走行速度との差を吸収して薄物ワークWの撓み等を防止するべく、ターンバー11を下降させる。
第1可動保持部材5が予め設定された位置に到達したら、その走行を停止させ、図4中に二点鎖線で示すように固定保持部材4によって薄物ワークWの送り出し部2側の両側端部を保持する。続いて、第1可動保持部材5、固定保持部材4の張力付与機構をそれぞれ作動させ、図4中に矢印で示すように薄物ワークWをそれぞれ側方に引っ張る。(張力付与機構を構成するエアシリンダーを搬送路3に対して後退させる。)すると、薄物ワークWはその先端側と後端側がそれぞれ外側(側方)に引っ張られることで張力が付与されることにより、撓みなく張った状態となる。そこで、このように薄物ワークWに張力を付与してその撓みをなくした後、図7に示すように切断装置6によって薄物ワークWをその幅方向に切断する。すなわち、図4中に破線で示すカット位置22にて薄物ワークWを切断する。
このようにして薄物ワークWの先端側を切断したら、図8に示すように切断装置6の切断刃を上昇させ、第1可動保持部材5を第2搬送路3b側に移動させる。そして、薄物ワークWの先端側を、第2搬送路3b上の第2可動保持部材7が待機する位置まで搬送する。続いて、搬送されてきた薄物ワークWの先端側を第2可動保持部材7によって保持する。すなわち、図4中に二点鎖線で示すように、第1可動保持部材5が保持している部位より先端側を、第2可動保持部材7によって保持する。
その際、第1可動保持部材5は薄物ワークWの先端側で、かつ、予め設定された長さL1分、薄物ワークWの先端より送り出し部2側に位置する部位を保持しているので、第2可動保持部材7は第1可動保持部材5に干渉されることなく、薄物ワークWの先端側を保持することができる。したがって、薄物ワークWを第1可動保持部材5から第2可動保持部材7に円滑に引き渡すことができる。すなわち、このようにして薄物ワークWを第2可動保持部材7で保持したら、第1可動保持部材5による薄物ワークWの保持を解除する。
そして、薄物ワークWに対する保持を解除した第1可動保持部材5を、図9に示すように初期位置に移動する。なお、第1可動保持部材5の張力付与機構については、薄物ワークWを切断した後、適宜な段階で初期状態、すなわち搬送路3側に前進した状態に戻しておく。また、切断後も後続する薄物ワークWを保持している固定保持部材4についても、その張力付与機構を適宜な段階で初期状態に戻しておく。
一方、切断された薄物ワークWについては、これを保持した第2可動保持部材7を移動させることにより、図9に示すように移載装置14の直下にまで搬送する。続いて、図10に示すように移載装置14を下降させて薄物ワークWを吸着保持するとともに、第2可動保持部材7による薄物ワークWの保持を解除する。そして、図11に示すように第2可動保持部材7をさらに移動させ、移載装置14から離間させた後、図12に示すように移載装置14によって薄物ワークWを図示しない保管部に移送する。
また、このように切断した薄物ワークWを移載装置14によって移送している間、図12に示すように第1可動保持部材5によって後続の薄物ワークWの先端側の予め設定された部位を保持するとともに、固定保持部材4による薄物ワークWの保持を解除する。また、第2可動保持部材7については、図1〜図8に示した、切断後の薄物ワークWの引き渡し場所にまで移動させる。
その後、図1〜図12に示す工程を順次繰り返すことにより、送り出し部2に巻き取られた薄物ワークWを順次送り出し、所定寸法に切断して搬送した後、移載装置14で移載することにより、保管部にて順次保管する。
本実施形態の搬送装置1にあっては、第1可動保持部材5および固定保持部材4に、薄物ワークWを引っ張ることでこれに張力を付与する張力付与機構を設けたので、固定保持部材4が薄物ワークWを保持した後、張力付与機構によって第1可動保持部材5および固定保持部材4で薄物ワークWを引っ張り、該薄物ワークWに張力を付与することにより、該薄物ワークWが撓むのを防止することができる。したがって、薄物ワークWを撓ませないで切断装置6により薄物ワークWを切断することができるため、薄物ワークWを所望寸法に精度良く切断することができる。
また、薄物ワークWを一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5と一対の固定保持部材4、固定保持部材4とで保持するようにしたので、従来の多数点で保持する場合のように薄物ワークWに対してダメージを与えてしまうことを防止することができる。
また、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5が、薄物ワークWの先端側で予め設定された長さL1分、先端より送り出し部2側に位置する部位の両側端部を保持するようにしたので、一対の第2可動保持部材7、第2可動保持部材7により、薄物ワークWの先端側で第1可動保持部材5が保持する部位より先端側の両側端部を、第1可動保持部材5に干渉されることなく確実に保持することができる。したがって、第1可動保持部材5から第2可動保持部材7への薄物ワークWの引き渡しを円滑に行うことができる。
また、送り出し部2を、薄物ワークWを巻き出す巻き出しロールによって形成し、この送り出し部2と固定保持部材4との間に、送り出し部2から巻き出された薄物ワークWの撓みを吸収するターンバー11を設けているので、薄物ワークWの切断時など、薄物ワークWの先端側の走行を停止している際にも、ターンバー11で調整することにより、送り出し部2の送り出しを停止することなく一定速度で回転させ、送り出し(巻き出し)を行うことができる。したがって、巻き出しロールを停止したり加減速したりした際に、巻かれている薄物ワークWに巻き乱れが生じ、巻き出した際に薄物ワークWが蛇行したりする不都合を防止することができる。
また、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5に、薄物ワークWをその搬送方向に搬送する際に互いに同じ速度で同時に移動させる同期機構を設けているので、薄物ワークWを傾けることなくその左右両側を均等に走行させることができる。したがって、設定した通りに安定して薄物ワークWを移送することで、薄物ワークWを所望寸法に精度良く切断することができる。
次に、本発明に係る搬送装置の第2実施形態を説明する。第2実施形態の搬送装置が前記第1実施形態の搬送装置1と異なるところは、固定保持部材の構成にある。
図13に示すように第2実施形態に係る固定保持部材20は、薄物ワークWの幅方向全体を保持できるように薄物ワークWの幅より長い一対の長板によって構成されている。
すなわち、固定保持部材20は、搬送路3(第1搬送路3a)に設けられた細長い下長板(図示せず)と、この下長板の直上に配置された細長い上長板20aとによって形成されている。上長板20aは、エアシリンダー等の昇降機構に接続されたことにより、昇降可能、つまり下長板に対して薄物ワークWを介して接離可能に設けられている。これにより、下長板と上長板20aとからなる固定保持部材20は、クランプとして機能し、薄物ワークWをその幅方向全体に着脱可能に保持するようになっている。
なお、本実施形態では、第1搬送路3aに下長板を配置することから、第1搬送路3aを構成する搬送ユニット8(図2参照)については、この下長板の前後で分割された状態に形成配置されている。すなわち、第1搬送路3aを構成する搬送ユニット8は、下長板を挟んでその前後に配置されている。
また、固定保持部材20は、本実施形態では切断装置6による切断予定位置、つまり図13中に二点鎖線で示す切断予定ライン21上を保持するように配置されている。切断予定ライン21は、図7に示したように第1可動保持部材5によって薄物ワークWの先端側を所定位置に搬送し、停止した際、切断装置6の直下に位置して切断装置6で切断される仮想ラインである。
したがって、本実施形態では、図13中に破線で示す切断装置6によるカット位置22、つまり切断装置6の位置と、固定保持部材20(より正確には切断予定ライン21)との間の距離が、切断される一枚の薄物ワークWの搬送方向における寸法と同一になるように設計されている。なお、固定保持部材20は、その長さ方向に延びる中心線が、切断予定ライン21上に位置するように配置されている。
切断装置6でカットされる部位は、切断後には薄物ワークWにおける前後の端縁部となる部位であり、製品品質エリアの外側の「耳」と呼ばれる周縁部となる。したがって、この周縁部は最終的に切り取られるため、固定保持部材20によって直接保持しても、支障はない。なお、固定保持部材20の幅は、当然ながら、製品品質エリアの外側(耳)の幅の2倍以内の長さに形成されている。
また、この固定保持部材20は薄物ワークWの幅方向全体を同時に保持するため、この保持部位やその近傍では薄物ワークWが撓むのが防止される。
したがって、本実施形態の搬送装置にあっては、固定保持部材20で薄物ワークWをその幅方向全体保持した後、第1実施形態と同様に張力付与機構によって第1可動保持部材5で薄物ワークWの先端側を側方に引っ張り、該薄物ワークWに張力を付与することにより、該薄物ワークWが撓むのを防止することができる。したがって、薄物ワークWを撓ませないで切断装置6により薄物ワークWを切断することができるため、薄物ワークWを所望寸法に精度良く切断することができる。
また、薄物ワークWを一対の第1可動保持部材5と固定保持部材20とで保持するようにしたので、従来の多数点で保持する場合のように薄物ワークWに対してダメージを与えてしまうことを防止することができる。
また、第1実施形態の搬送装置1と同様に、第1可動保持部材5から第2可動保持部材7への薄物ワークWの引き渡しを円滑に行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、前記実施形態では搬送路3として浮上式のものを採用したが、ベルトコンベア式のものを採用してもよい。
また、送り出し部2を構成する巻き出しロールを定速で連続回転させ、ターンバー11でその長さ方向の撓みを吸収するようにしたが、ターンバー11を省略して巻き出しロールを間欠的に回転させるようにしてもよい。
さらに、薄物ワークWが比較的小さく、その幅が狭い場合には、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5にボール螺子機構やリニアモータ機構による同期機構を設けることなく、これらを連結部材によって互いに連結し、一対の第1可動保持部材5、第1可動保持部材5を一体移動させるようにしてもよい。
1…搬送装置、2…送り出し部、3…搬送路、4…固定保持部材、5…第1可動保持部材、6…切断装置、7…第2可動保持部材、11…ターンバー、20…固定保持部材、L1…予め設定された長さ、W…薄物ワーク

Claims (4)

  1. 送り出し部から薄物ワークを送り出して搬送路上を搬送する搬送装置であって、
    前記搬送路上に送り出された薄物ワークの先端側で、予め設定された長さ分先端より前記送り出し部側に位置する部位の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上を搬送する一対の第1可動保持部材と、
    前記搬送路上に送り出された前記薄物ワークの前記送り出し部側の両側端部を着脱可能に保持する一対の固定保持部材と、
    前記第1可動保持部材と前記固定保持部材との間にて前記薄物ワークをその幅方向に切断する切断装置と、
    前記第1可動保持部材によって搬送されてきた前記薄物ワークの先端側で、前記第1可動保持部材が保持する部位より先端側の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上をさらに搬送する一対の第2可動保持部材と、を備え、
    前記第1可動保持部材および前記固定保持部材には、前記薄物ワークを引っ張ることで該薄物ワークに張力を付与する張力付与機構が設けられていることを特徴とする搬送装置。
  2. 送り出し部から薄物ワークを送り出して搬送路上を搬送する搬送装置であって、
    前記搬送路上に送り出された薄物ワークの先端側で、予め設定された長さ分先端より前記送り出し部側に位置する部位の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上を搬送する一対の第1可動保持部材と、
    前記搬送路上に送り出された前記薄物ワークの前記送り出し部側の幅方向全体を保持する固定保持部材と、
    前記第1可動保持部材と前記固定保持部材との間にて前記薄物ワークをその幅方向に切断する切断装置と、
    前記第1可動保持部材によって搬送されてきた前記薄物ワークの先端側で、前記第1可動保持部材が保持する部位より先端側の両側端部を着脱可能に保持して前記搬送路上をさらに搬送する一対の第2可動保持部材と、を備え、
    前記第1可動保持部材には、前記薄物ワークを引っ張ることで該薄物ワークに張力を付与する張力付与機構が設けられていることを特徴とする搬送装置。
  3. 前記送り出し部は、前記薄物ワークを巻き出す巻き出しロールによって形成され、
    前記送り出し部と前記固定保持部材との間には、前記送り出し部から巻き出された薄物ワークの撓みを吸収するターンバーが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記一対の第1可動保持部材には、前記薄物ワークをその搬送方向に搬送する際に、互いに同じ速度で同時に移動させる同期機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の搬送装置。
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