JP2015220608A - 端末装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

端末装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】快適な動画の視聴及び操作性を実現する。【解決手段】端末装置は、再生された動画を表示する表示部と、表示部の表示領域を覆うように設けられ、表示領域に対する操作を受け付ける入力部と、表示領域内に表示される動画の再生領域を分割した一方の第1領域内の第1の位置への操作を入力部が受け付けたことに応じて、動画の再生に関する第1の機能を制御し、他方の第2領域内の第2の位置への操作を入力部が受け付けたことに応じて、動画の再生に関する第2の機能を制御する再生制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置、制御方法、およびプログラムに関する。
表示部と、表示部の表示領域に対する操作を受け付ける入力部とが一体に構成されたタッチパネル式のディスプレイがある(例えば、特許文献1参照)。このタッチパネル式のディスプレイで動画を視聴する場合、シークボタン、早送りボタン及び巻戻しボタン、等の操作ボタンが動画に重ねて表示される、又は動画の再生領域の外側に表示されることが一般的である。
特許第3729417号公報
しかしながら、操作ボタンが動画に重ねて表示される場合には、操作ボタンが表示される部分の動画が見難くなる。また、操作ボタンが動画の再生領域の外側に表示される場合には、動画の再生領域が表示部の表示領域よりも縮小されることになる。このように、表示部の表示領域内において、動画の再生領域と操作領域とは互いに排他的な関係となるため、動画の再生領域の確保と操作性との両立が困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、快適な動画の視聴及び操作性を実現する端末装置、制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、再生された動画を表示する表示部と、前記表示部の表示領域を覆うように設けられ、前記表示領域に対する操作を受け付ける入力部と、前記表示領域内に表示される前記動画の再生領域を分割した一方の第1領域内の第1の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第1の機能を制御し、他方の第2領域内の第2の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第2の機能を制御する再生制御部と、を備えることを特徴とする端末装置。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記再生制御部が、前記第1の位置の前記第1領域内における位置及び前記第2の位置の前記第2領域内における位置のそれぞれに応じて、前記第1の機能及び前記第2の機能のそれぞれの適用度を制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記再生制御部が、前記第1の位置が前記再生領域の前記分割した位置から遠いほど、前記第1の機能の適用度を高めるように制御し、前記第1の位置が前記再生領域の前記分割した位置に近いほど、前記第1の機能の適用度を低めるように制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記再生制御部が、前記第2の位置が前記再生領域の前記分割した位置から遠いほど、前記第2の機能の適用度を高めるように制御し、前記第2の位置が前記再生領域の前記分割した位置に近いほど、前記第2の機能の適用度を低めるように制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記第1の領域が、前記動画の前記再生領域を分割した右側の領域であり、前記第2の領域は、前記動画の前記再生領域を分割した左側の領域である、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記第1の機能が、前記動画の早送り再生の機能であり、前記第2の機能は、前記動画の巻戻し再生の機能である、ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記再生制御部が、前記第1の位置が前記再生領域の右側端部に近いほど、前記早送り再生の速度を速くするように制御し、前記第1の位置が前記再生領域の右側端部から遠いほど、前記早送り再生の速度を遅くするように制御し、前記第2の位置が前記再生領域の左側端部に近いほど、前記巻戻し再生の速度を速くするように制御し、前記第2の位置が前記再生領域の左側端部から遠いほど、前記巻戻し再生の速度を遅くするように制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記第1の領域が、前記動画の前記再生領域を分割した上側の領域であり、前記第2の領域が、前記動画の前記再生領域を分割した下側の領域である、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記表示部が、前記入力部が前記第1の位置及び前記第2の位置への操作を受け付ける際に、当該操作に関する情報を前記再生領域内に表示しない、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記端末装置において、前記動画の再生領域を分割した一方の前記第1領域と他方の前記第2領域とが第3領域を介して分割されており、前記再生制御部が、前記第3領域内の第3の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第3の機能を制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、再生された動画を表示する表示部と、前記表示部の表示領域を覆うように設けられ、前記表示領域に対する操作を受け付ける入力部と、を備えた端末装置の制御方法であって、前記表示領域内に表示される前記動画の再生領域を分割した一方の第1領域内の第1の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第1の機能を制御し、他方の第2領域内の第2の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第2の機能を制御する、ことを特徴とする制御方法である。
また、本発明の一態様は、再生された動画を表示する表示部と、前記表示部の表示領域を覆うように設けられ、前記表示領域に対する操作を受け付ける入力部と、を備えた端末装置のコンピュータに、前記表示領域内に表示される前記動画の再生領域を分割した一方の第1領域内の第1の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第1の機能を制御するステップと、他方の第2領域内の第2の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第2の機能を制御するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、快適な動画の視聴及び操作性を実現することができる。
第1の実施形態による動画配信システムの構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態による端末装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態による早送り及び巻戻しの操作例を説明する説明図である。 第1の実施形態による動画の再生処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態による早送り及び巻戻しの操作例を説明する説明図である。 第2の実施形態による早送り及び巻戻しの操作の具体例を示す図である。 第3の実施形態による操作の一例を説明する説明図である。 第4の実施形態による操作の一例を説明する説明図である。 従来の操作画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、この発明の第1の実施形態による動画配信システム1の構成の一例を示す概略ブロック図である。動画配信システム1は、動画配信サーバ100と、複数の端末装置200とを備え、これらはネットワーク5を介して接続されている。このネットワーク5は、インターネット網や公衆回線網等であり、いずれか一方を用いて接続される場合も、両方が組み合わされて接続される場合もある。
この図において、動画配信サーバ100は、端末装置200からの配信要求に応じて、動画を要求元の端末装置200へ配信する。この配信は、例えば、ストリーミング配信によって行われる。端末装置200は、ネットワーク5を介して動画配信サーバ100に接続し、動画配信サーバ100から配信される動画データを受信する。そして、端末装置200は、受信した動画データを再生して表示する。例えば、端末装置200は、インターネット等の通信回線を介して各種サーバ等と通信可能な機能を有する端末装置であり、コンピュータ(PC)、モバイル端末(携帯電話、スマートフォン、情報端末装置等)、ゲーム機等を適用することができる。
次に、図2を参照して、端末装置200の構成について説明する。
図2は、本実施形態による端末装置200の構成の一例を示す概略ブロック図である。
端末装置200は、タッチパネル210と、通信部220と、記憶部230と、制御部240と、を備えている。
タッチパネル210は、表示部211と、入力部212とを備えている。表示部211は、画像や文字等の情報を表示する液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等を備えている。入力部212は、表示部211の表示画面に重ねて設けられており、表示部211の表示画面上における接触を検知することにより、ユーザからの操作入力を受け付ける。例えば、入力部212は、静電容量の変化、圧力の変化、電気抵抗の変化などを利用して接触を検出するタッチセンサを備えている。
通信部220は、外部機器とネットワーク5を介して通信する。例えば、通信部220は、動画配信サーバ100とネットワーク5を介して接続し、動画配信サーバ100とデータの送受信を行う。
記憶部230は、動画データなどの各種データを記憶する。例えば、記憶部230は、制御情報記憶部231と、データ記憶部232と、を備えている。
制御情報記憶部231は、入力部212が受け付ける操作入力に対する動画の制御内容を示す制御情報を記憶している。例えば、制御情報には、入力部212における操作位置、例えば、表示部211に表示される動画の再生領域内における操作位置を示す操作位置情報と、当該操作位置に応じて制御される動画の再生に関する機能とが関連付けられて記憶されている。
ここで、動画の再生に関する機能とは、動画を再生する再生機能、動画を早送りする早送り再生機能、動画を巻戻しする巻戻し再生機能、動画の再生を停止する停止機能、動画の再生を一時停止する一時停止機能、動画再生時の音を出力する音出力機能等である。つまり、入力部212に対してユーザがタッチ操作した場合に、この制御情報を参照することにより、動画の再生領域内におけるタッチした操作位置に応じて制御される動画の再生に関する機能を特定することができる。
データ記憶部232は、動画配信サーバ100から配信されて端末装置200が取得した動画データを記憶する。
制御部240は、入力情報取得部241と、再生制御部242と、データ取得部243と、表示制御部244と、を備えている。
入力情報取得部241は、入力部212が受け付けた操作入力を示す入力情報を取得する。例えば、入力情報取得部241は、取得した入力情報と表示部211に表示されている動画の再生領域とに基づいて、表示部211に表示される動画の再生領域内における操作位置を示す操作位置情報を生成して、再生制御部242に供給する。
再生制御部242は、データ記憶部232に記憶されている動画データを読み出して再生する。また、再生制御部242は、再生した動画データを表示制御部244を介して表示部211に表示させる。
具体的には、再生制御部242は、入力情報取得部241から操作位置情報が供給されると、制御情報記憶部231に記憶されている制御情報を参照して、操作位置に応じて動画の再生、早送り再生、巻戻し再生、再生の停止、再生の一時停止、等を制御する。例えば、再生制御部242は、操作位置が動画の再生を指示する位置である場合、動画配信サーバ100から取得済みの動画データをデータ記憶部232から読み出して再生する。以下の説明において、この動画の再生(即ち、標準の速度での再生)を、早送り再生及び巻戻し再生と区別する場合「通常再生」とも称する。
また、再生制御部242は、操作位置が動画の早送りを指示する位置である場合、データ記憶部232から読み出した動画データを早送り再生する。一方、再生制御部242は、操作位置が動画の巻戻しを指示する位置である場合、データ記憶部232から読み出した動画データを巻戻し再生する。
なお、再生制御部242は、動画データを再生する場合、動画データに含まれる動画の音(音声)の再生出力も制御する。例えば、再生制御部242は、動画データを再生して表示制御部244を介して表示部211に表示させる際に、動画データに含まれる音の出力を制御して、不図示の音出力部(例えば、スピーカ、又はイヤホン端子等の外部出力端子)から出力させる。
データ取得部243は、通信部220を介して、動画配信サーバ100から配信された動画データを取得する。また、データ取得部243は、取得した動画データをデータ記憶部232に記憶させる。表示制御部244は、再生制御部242が再生、早送り再生、又は巻戻し再生した動画データを表示部211に表示させる。
(操作例)
次に、本実施形態による早送り及び巻戻しの操作の一例を説明する。従来、タッチパネルで視聴する動画を早送り又は巻戻しする場合には、例えば、動画の再生領域内に表示されるシークバー、又は早送り/巻戻しボタン等に対する操作を行うことが一般的であった(操作情報が動画に重ねて表示される従来の操作画面の一例として図9参照)。これに対し、本実施形態では、操作に関する情報を表示せずに、早送り及び巻戻しの操作を行えるようにした。
図3は、本実施形態による早送り及び巻戻しの操作の一例を説明する説明図である。
この図に示す例は、タッチパネル210の動画再生中における早送り及び巻戻しの操作の一例であって、表示部211には動画の再生画面が表示されており、操作に関する情報は表示されていない。
以下、表示部211の表示領域内に表示される動画の再生領域300を左右に2つに分割した右側(再生される動画の上下左右方向における右側)を右側領域300aと称し、左側を左側領域300bと称して説明する。また、再生領域300を2つに分割した位置、即ち右側領域300aと左側領域300bとの境界を境界300cと称して説明する。
タッチパネル210において、入力部212は、右側領域300aが早送り操作を受け付けるUI(User Interface)として機能し(早送りUI)、左側領域300bが巻戻し操作を受け付けるUIとして機能する(巻戻しUI)。
再生制御部242は、右側領域300a内のいずれかの位置へのタッチ操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画データを早送り再生する。一方、再生制御部242は、左側領域300b内のいずれかの位置へのタッチ操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画データを巻戻し再生する。なお、再生制御部242は、右側領域300a内または左側領域300b内へのタッチ操作により早送り再生又は巻戻し再生している状態から、右側領域300a及び左側領域300b内へのタッチ操作を受け付けなくなった場合(ユーザがタッチをやめた場合)には、早送り再生又は巻戻し再生を終了して通常再生に戻す。
また、再生制御部242は、右側領域300a内へのタッチ操作により早送り再生している状態から、左側領域300b内へのタッチ操作に変わった場合(ユーザがタッチしたままなぞることにより、右側領域300aから境界300cを超えて左側領域300bにタッチしている操作位置が移動した場合)、早送り再生を終了して巻戻し再生にする。一方、再生制御部242は、左側領域300b内へのタッチ操作により巻戻し再生している状態から、右側領域300a内へのタッチ操作に変わった場合(タッチしたままなぞることにより、左側領域300bから境界300cを超えて右側領域300aにタッチしている操作位置が移動した場合)、巻戻し再生を終了して早送り再生にする。つまり、右側領域300a内へのタッチ操作が継続している間は早送り再生が行われ、左側領域300b内へのタッチ操作が継続している間は巻戻し再生が行われ、右側領域300a及び左側領域300bへのタッチ操作がない場合には通常再生が行われる。
このように、本実施形態では、タッチパネル210において、操作に関する情報が表示されずに、動画の再生領域300内の右半分の右側領域300aが、早送り操作を受け付ける早送りUIとして機能し、再生領域300内の左半分の左側領域300bが巻戻し操作を受け付ける巻戻しUIとして機能する。
これにより、本実施形態による端末装置200は、ユーザの動画の視聴を妨げることなく、直観的な操作による動画の早送り及び巻戻しを可能とすることができる。
(動作例)
次に、図4を参照して、本実施形態による動画の再生処理の動作を説明する。
図4は、本実施形態による動画の再生処理の一例を示すフローチャートである。
まず、再生制御部242は、ユーザにより動画を再生する操作がされると、データ記憶部232から動画データを読み出して再生する(ステップS110)。ここで、動画を再生する操作は、例えば、再生停止中の動画の再生領域300内へのタップ操作(1回タッチして離す操作)である。
次に、再生制御部242は、再生している動画データが最終フレームに到達したか否かを判定する(ステップS120)。ここで、再生している場合の最終フレームとは動画データの最後のフレームのことである。再生制御部242は、再生している動画データが最終フレームに到達したと判定した場合(ステップS120:Yes)、動画再生を終了する。なお、再生制御部242は、動画を停止する操作がされることにより、動画再生を終了してもよい。ここで、動画を停止する操作は、例えば、動画の再生中における再生領域300内へのタップ操作等である。
続いて、入力情報取得部241は、入力部212から取得する入力情報に基づいて、タッチパネル210に対するタッチ操作があるか否かを判定する(ステップS130)。入力情報取得部241がタッチパネル210に対するタッチ操作がないと判定した場合(ステップS130:No)、再生制御部242は、ステップS110に処理を戻し、動画の再生を継続する。
一方、入力情報取得部241は、タッチパネル210に対するタッチ操作があると判定した場合(ステップS130:Yes)、取得した入力情報と表示部211に表示されている動画の再生領域とに基づいて、表示部211に表示される動画の再生領域内における操作位置を示す操作位置情報を生成して再生制御部242に供給する。そして、再生制御部242は、入力情報取得部241から操作位置情報を取得する(ステップS140)。
次に、再生制御部242は、入力情報取得部241から操作位置情報が供給されると、制御情報記憶部231に記憶されている制御情報を参照して、操作位置に応じて早送り再生と巻戻し再生との何れの制御かを判定する(ステップS150)。
再生制御部242は、操作位置が右側領域300a内である場合には(ステップS150:右側)、再生している動画データを早送り再生する(ステップS160)。一方、再生制御部242は、操作位置が左側の左側領域300b内である場合には(ステップS150:左側)、再生している動画データを巻戻し再生する(ステップS165)。
次に、再生制御部242は、早送り再生又は巻戻し再生している動画データが最終フレームに到達したか否かを判定する(ステップS170)。ここで、早送り再生の場合の最終フレームとは動画データの最後のフレームのことである。また、巻戻し再生の場合の最終フレームとは動画データの最初のフレームのことである。
再生制御部242は、早送り再生又は巻戻し再生している動画データが最終フレームに到達していない場合(ステップS170:No)、ステップS190の処理に進める。一方、再生制御部242は、早送り再生又は巻戻し再生している動画データが最終フレームに到達した場合(ステップS170:Yes)、当該フレームで再生を一時停止させてから(ステップS180)、ステップS190の処理に進める。
次に、再生制御部242は、入力情報取得部241から供給される操作位置情報に基づいて、タッチ操作が継続されているか否かを判定する(ステップS190)。再生制御部242は、操作位置情報が入力情報取得部241から供給されている場合、タッチ操作が継続されていると判定する(ステップS190:Yes)。この場合、再生制御部242は、ステップS140に処理を戻し、操作位置に応じて早送り再生又は巻戻し再生の処理を継続する。一方、再生制御部242は、操作位置情報が入力情報取得部241から供給されていない場合、タッチ操作が継続されていないと判定する(ステップS190:No)。この場合、再生制御部242は、早送り再生又は巻戻し再生の処理を終了して、通常再生に戻す(ステップS110)。
以上説明したように、本実施形態による端末装置200は、再生された動画を表示する表示部211と、表示部211の表示領域を覆うように設けられ、当該表示領域に対する操作を受け付ける入力部212とが一体して構成されたタッチパネル210を備えた端末装置である。端末装置200の再生制御部242は、表示領域内に表示される動画の再生領域300を左右に2つに分割した一方の右側領域300a(第1領域の一例)内の操作位置(第1の位置)へのタッチ操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画の早送り再生(動画の再生に関する第1の機能の一例)を制御する。また、再生制御部242は、他方の左側領域300b(第2領域の一例)内の操作位置(第2の位置)へのタッチ操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画の巻戻し再生(動画の再生に関する第2の機能の一例)を制御する。
このように、端末装置200は、動画の再生領域300を左右に2つに分割した右側の右側領域300aに対するタッチ操作に応じて動画の早送り再生を行い、左側の左側領域300bに対するタッチ操作に応じて動画の巻戻し再生を行うため、ユーザが直観的な操作により動画の早送り及び巻戻しを容易に行えるようにすることができる。
なお、表示部211は、入力部212が右側領域300a内の操作位置(第1の位置)及び左側領域300b内の操作位置(第2の位置)への操作を受け付ける際に、当該操作に関する情報を再生領域300内に表示しない。そのため、端末装置200は、ユーザの動画の視聴を妨げることない。
従って、本実施形態によれば、ユーザの動画の視聴を妨げることなく、直観的な操作による動画の早送り及び巻戻しを可能とすることができるため、快適な動画の視聴及び操作性を実現することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態による動画配信システム1及び端末装置200の構成は第1の実施形態と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。
第1の実施形態では、動画の再生領域300を左右に2つに分割した右側の右側領域300aが早送り再生の操作を受け付け、左側の左側領域300bが巻戻し再生の操作を受け付ける例を説明した。本実施形態では、右側領域300a内における操作位置及び左側領域300b内における操作位置に応じて、それぞれ早送り再生の速度及び巻戻し再生の速度を制御する例を説明する。
例えば、制御情報記憶部231は、操作位置情報と、操作位置に応じて制御される動画の再生に関する機能とに加えて、当該機能の適用度が関連付けられて記憶されている。再生制御部242は、入力情報取得部241から操作位置情報が供給されると、制御情報記憶部231に記憶されている制御情報を参照して、操作位置に応じて動画の再生に関する機能とその適用度を制御する。
ここで、動画の再生に関する機能の適用度とは、例えば、早送り再生又は巻戻し再生の再生速度である。例えば、再生制御部242は、操作位置に応じて、早送り再生又は巻戻し再生との何れかを制御するとともに、制御する際の再生速度を制御する。
(操作例)
図5を参照して、本実施形態による早送り及び巻戻しの操作の一例を説明する。
この図に示す例は、図3を参照して説明した第1の実施形態による早送り及び巻戻しの操作例と同様に、動画の再生領域300内の右半分の右側領域300aが早送りUIとして機能し、再生領域300内の左半分の左側領域300bが巻戻しUIとして機能する例である。また、第1の実施形態と同様に、表示部211には動画の再生画面が表示されており、操作に関する情報は表示されていない。なお、図中、右側領域300a及び左側領域300b内の矢印の記述と、「速い」及び「遅い」の記述とは、操作位置によって変化する早送り再生及び巻戻し再生の速度の変化方向を示しており、表示部211に表示される情報ではない。
この図に示す例では、右側領域300a内における操作位置に応じて早送り再生の速度が変更され、左側領域300b内における操作位置に応じて巻戻し再生の速度が変更される。再生制御部242は、右側領域300a内における操作位置が再生領域300の右側端部に近いほど(境界300cから遠いほど)、早送り再生の速度を速くするように制御する。一方、再生制御部242は、右側領域300a内における操作位置が再生領域300の右側端部から遠いほど(境界300cに近いほど)、早送り再生の速度を遅くするように制御する。
また、再生制御部242は、左側領域300b内における操作位置が再生領域300の左側端部に近いほど(境界300cから遠いほど)、巻戻し再生の速度を速くするように制御する。一方、再生制御部242は、左側領域300b内における操作位置が再生領域300の左側端部から遠いほど(境界300cに近いほど)、巻戻し再生の速度を遅くするように制御する。
(動作例)
次に、本実施形態による動画の再生処理の動作を説明する。本実施形態による動画の再生処理は、図4に示すステップS150、S160、S165の処理において、操作位置に応じて早送り再生と巻戻し再生との何れかを制御するのに加えて、その再生速度も制御することで実現できる。
例えば、再生制御部242は、入力情報取得部241から操作位置情報が供給されると、制御情報記憶部231に記憶されている制御情報を参照して、操作位置に応じて早送り再生と巻戻し再生との何れの制御かを判定するとともに、操作位置に対応する速度を選択する(図4のステップS150に対応する処理)。そして、再生制御部242は、操作位置が右側の右側領域300aである場合には、再生している動画データを、選択した再生速度で早送り再生する(図4のステップS160に対応する処理)。一方、再生制御部242は、操作位置が左側の左側領域300bである場合には、再生している動画データを、選択した再生速度で巻戻し再生する(図4のステップS165に対応する処理)。その他の処理は、図4に示す処理と同様であるため、その説明を省略する。
(操作の具体例)
図6は、早送り及び巻戻しの操作を連続的に行った場合の具体例を示す図である。この図は、タッチパネル210をユーザがタッチしたまま矢印M1の経路でなぞった(タッチしている操作位置が移動した)ことを表している。
まず、右側領域300a内の符号P1の位置にタッチ操作がされたことにより、再生制御部242は、動画の早送り再生を開始する。操作位置が右側領域300a内の符号P1の位置から符号P2の位置に向かって移動するに従って再生領域300の右側端部に近づくため(境界300cから遠くなるため)、再生制御部242は、早送り再生の速度を速くしていく。次に、操作位置が右側領域300a内の符号P2の位置から左側領域300b内の符号P3の位置に向かって移動するに従って再生領域300の右側端部から遠くなるため(境界300cに近づくため)、再生制御部242は、早送り再生の速度を遅くしていき、操作位置が境界300cを超えて左側領域300b内となったときに巻戻し再生に切り替える。続いて、操作位置が左側領域300b内の符号P3の位置から符号P4の位置に向かって移動するに従って再生領域300の左側端部に近づくため(境界300cから遠くなるため)、再生制御部242は、巻戻し再生の速度を速くしていく。
なお、操作位置が境界300cになった場合には、再生制御部242は、動画データの再生(早送り再生又は巻戻し再生)を一時停止してもよい。
以上説明したように、本実施形態による端末装置200において、再生制御部242は、操作位置(第1の位置)の右側領域300a(第1領域の一例)内における位置及び操作位置(第2の位置)の左側領域300b(第2領域の一例)内における位置のそれぞれに応じて、動画の早送り再生の機能(第1の機能の一例)及び動画の巻戻し再生の機能(第2の機能の一例)のそれぞれの適用度を制御する。
例えば、再生制御部242は、右側領域300a内における操作位置(第1の位置)が再生領域300の分割した位置(境界300c)から遠いほど(右側端部に近いほど)、動画の早送り再生の機能(第1の機能の一例)の適用度を高める(例えば、再生速度を速くする)ように制御する。また、再生制御部242は、右側領域300a内における操作位置(第1の位置)が再生領域300の分割した位置(境界300c)に近いほど(右側端部から遠いほど)、動画の早送り再生の機能の適用度を低める(例えば、再生速度を遅くする)ように制御する。
また、再生制御部242は、左側領域300b内における操作位置(第2の位置)が再生領域300の分割した位置(境界300c)から遠いほど(左側端部に近いほど)、動画の巻戻し再生の機能(第2の機能の一例)の適用度を高める(例えば、再生速度を速くする)ように制御する。また、再生制御部242は、左側領域300b内における操作位置(第2の位置)が再生領域300の分割した位置(境界300c)に近いほど(左側端部から遠いほど)、動画の巻戻し再生の機能の適用度を低める(例えば、再生速度を遅くする)ように制御する。
このように、本実施形態による端末装置200は、再生領域300を左右に2つに分割した右側の右側領域300a内における操作位置に応じて早送り再生の再生速度を制御し、左側の左側領域300bの内における操作位置に応じて巻戻し再生の再生速度を制御するため、ユーザが直観的な操作により動画の早送り及び巻戻しの速度を容易に変更できるようにすることができる。よって、本実施形態によれば、ユーザの動画の視聴を妨げることなく、直観的な操作による動画の早送り及び巻戻しの速度で変更することができるため、ユーザが試聴したい動画の頭出しを容易に素早く行うことができる。従って、本実施形態によれば、快適な動画の視聴及び操作性を実現することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態による動画配信システム1及び端末装置200の構成は第1の実施形態と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。
第1の実施形態では、再生領域300を左右に2つに分割した右側の右側領域300aが早送り再生の操作を受け付け、左側の左側領域300bが巻戻し再生の操作を受け付ける例を説明したが、分割する方向は左右に限られるものではなく任意の方向とすることができる。本実施形態では、再生領域300を上下方向に2つに分割する例を説明する。
図7は、本実施形態による操作の一例を説明する説明図である。この図に示す操作例は、図3及び図5に示す操作例と同様に、表示部211には動画の再生画面が表示され、操作に関する情報は表示されない。図7では、再生領域300が上下に2つに分割された領域のそれぞれが操作を受け付ける点が、図3及び図5に示す操作例と異なる。
以下、表示部211の表示領域内に表示される動画の再生領域300を上下に2つに分割した上側(再生される動画の上下左右方向における上側)を上側領域300eと称し、下側を下側領域300fと称して説明する。また、再生領域300を2つに分割した上側領域300eと下側領域300fとの境界を境界300gと称して説明する。
再生制御部242は、上側領域300e内と下側領域300f内とのそれぞれに対するタッチ操作に応じて、それぞれ動画の再生に関する機能を制御する。例えば、上側領域300eは、動画再生時の音を出力させる音出力オンUIとして機能し、下側領域300fは、動画再生時の音の出力を停止させる音出力オフUIとして機能する。
また、再生制御部242は、上側領域300e内における操作位置、又は下側領域300f内における操作位置に応じて、それぞれ制御する機能の適用度を制御してもよい。例えば、再生制御部242は、上側領域300e内における操作位置に応じて、動画再生時の音を出力させる音の音量を、音の出力の適用度として制御してもよい。
具体的には、再生制御部242は、上側領域300e内における操作位置が再生領域300の上側端部に近いほど(境界300gから遠いほど)音量が大きくなるように制御する。一方、再生制御部242は、上側領域300e内における操作位置が再生領域300の上側端部から遠いほど(境界300gに近いほど)音量が小さくなるように制御する。なお、図中、上側領域300e内の矢印の記述と「音量大」及び「音量小」の記述とは、操作位置によって変化する音量の変化方向を示しており、表示部211に表示される情報ではない。
以上説明したように、本実施形態では、再生制御部242は、表示領域内に表示される動画の再生領域300を2つに分割した一方の上側領域300e(第1領域の一例)内の操作位置(第1の位置の一例)へのタッチ操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画再生時の音を出力させる機能(第1の機能の一例)を制御する。また、再生制御部242は、他方の下側領域300f(第2領域の一例)内の操作位置(第2の位置の一例)へのタッチ操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画再生時の音の出力を停止させる機能(第2の機能の一例)を制御する。
これにより、本実施形態による端末装置200は、ユーザが直観的な操作により容易に動画再生時の音のオン/オフを行えるようにすることができる。
また、再生制御部242は、上側領域300e内における操作位置が再生領域300の分割した位置(例えば、境界300g)から遠いほど、再生時の音量を大きくする(第1の機能の適用度を高める例)ように制御する。また、再生制御部242は、上側領域300e内における操作位置が再生領域300の分割した位置(例えば、境界300g)に近いほど、再生時の音量を小さくする(第1の機能の適用度を低める例)ように制御する。
これにより、本実施形態による端末装置200は、ユーザが直観的な操作により動画再生時の音量の調整を容易に行えるようにすることができる。従って、本実施形態によれば、快適な動画の視聴及び操作性を実現することができる。
なお、本実施形態では、図7を参照して、分割した2つの領域のうち一方の領域のみ、当該領域内における操作位置に応じて機能の適用度(ここでは、音量)が制御される例を説明した。このように、分割した2つの領域のうち一方の領域のみ当該領域内における操作位置に応じて機能の適用度が制御されるようにしてもよい。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態による動画配信システム1及び端末装置200の構成は第1の実施形態と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。
第1の実施形態では、動画の再生領域300を左右に2つに分割した右側の右側領域300aと左側の左側領域300bとがそれぞれの操作を受け付ける例を説明したが、分割する領域は2つに限られるものではなく3つ以上の任意の領域としてもよい。本実施形態では、動画の再生領域300を3つに分割した例を説明する。
図8は、本実施形態による操作の一例を説明する説明図である。この図に示す操作例は、図3及び図5に示す操作例と同様に、表示部211には動画の再生画面が表示され、操作に関する情報は表示されない。図8は、再生領域300が3つの領域に分割され、右側領域300aと左側領域300bとが、中央領域300dを介して分割されている例を示している。即ち、この図に示す例では、右側領域300a及び左側領域300bにとって、中央領域300dが図5に示す境界300cに相当する。また、右側領域300aと左側領域300bとのぞれぞれは、図5に示す例と同様に早送りUIと巻戻しUIとして機能する。例えば、右側領域300a又は左側領域300bへのタッチ操作の場合には、再生制御部242は、第2の実施形態と同様に制御する。
また、中央領域300dは、動画再生時に出力される音の音量調整を受け付ける音量調整UIとして機能する。例えば、再生制御部242は、中央領域300d内における操作位置が再生領域300の上側端部に近いほど、動画再生時に出力される音の音量が大きくなるように制御する。一方、再生制御部242は、中央領域300d内における操作位置が再生領域300の下側端部に近いほど、動画再生時に出力される音の音量が小さくなるように制御する。なお、図中、右側領域300a及び左側領域300b内の矢印の記述と、「速い」及び「遅い」の記述とは、操作位置によって変化する早送り再生及び巻戻し再生の速度の変化方向を示しており、表示部211に表示される情報ではない。また、中央領域300d内の矢印の記述と「大」及び「小」の記述とは、操作位置によって変化する音量の変化方向を示しており、表示部211に表示される情報ではない。
以上説明したように、本実施形態では、動画の再生領域300を分割した一方の右側領域300a(第1領域の一例)と他方の左側領域300b(第2領域の一例)とが中央領域300d(第3領域の一例)を介して分割されている。そして、端末装置200の再生制御部242は、中央領域300d内の操作位置(第3の位置)へのタッチ操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画の再生に関する音量調整機能(第3の機能の一例)を制御する。
このように、本実施形態による端末装置200は、右側領域300a及び左側領域300bのそれぞれが早送りUI及び巻戻しUIとして機能し、中央領域300dが音量調整UIとして機能する。これにより、端末装置200は、ユーザが直観的な操作により動画の早送り及び巻戻しと動画再生時の音量の調整とを容易に行えるようにすることができる。従って、本実施形態によれば快適な動画の視聴及び操作性を実現することができる。
なお、再生制御部242は、中央領域300d内の位置への操作を入力部212が受け付けたことに応じて、動画再生時の音量の調整に代えて、動画の再生開始及び再生停止(又は一時停止)の機能等を制御してもよい。また、中央領域300dは、操作を受け付けない領域としてもよい。
また、端末装置200は、中央領域300dをさらに上下に分割したそれぞれの領域内における操作を受け付けることにより、それぞれの動画の再生に関する機能を制御するようにしてもよい。つまり、動画の再生領域300を分割した領域の数は2つ又は3つに限られるものではなく、4つ以上の任意の数とすることができる。また、各領域における分割方向は、左右方向であっても上下方向であってもよい。また、各領域間の分割した位置(境界)は、直線形状であっても曲線形状であってもよい。
以上、この発明の第1から第4の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上述の第1から第4の実施形態において説明した各機能は、任意に組み合わせることができる。
なお、上記実施形態では、右側領域300a、左側領域300b、中央領域300d、上側領域300e、及び下側領域300fの各領域内の全ての領域において操作を受け付ける例を説明したが、各領域内の一部が操作を受け付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、再生制御部242が再生領域300を分割した領域に対するタッチ操作に応じて早送り再生、巻戻し再生、再生時の音の出力又は音量、等を制御する例を説明したが、制御する動画に関する機能はこれらに限られるものではない。例えば、再生制御部242は、動画再生時の画質(明るさ等)や、動画再生時に表示する文字情報(字幕やコメントのオン/オフや文字の大きさ)等を制御してもよい。
また、上記実施形態では、端末装置200が動画配信サーバ100から配信されるストリーミング動画を再生する例を説明したが、再生する動画は、ストリーミング動画に限られるものではなく、各種の動画ファイル等で提供される他の動画であってもよい。
また、端末装置200は、動画を再生する機能を有する機器であればよく、ビデオカメラ、デジタルカメラ等であってもよい。
なお、図3における制御部240の一部又は全部は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、上述の各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
例えば、図3における制御部240の一部又は全部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、図3における制御部240の一部又は全部の機能を実現するためのプログラムは、動画配信サーバ100から提供されてもよい。例えば、端末装置100は、動画を再生する場合に、上記プログラムを動画配信サーバ100からダウンロードしてインストールすることにより端末装置100のコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の各部の処理を行ってもよい。なお、図3における制御部240の一部又は全部の機能を実現するためのプログラムは、動画配信サーバ100以外のサーバ装置(例えば、各種のアプリケーションを提供するサーバ装置)から提供されてもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1 動画配信システム、5 ネットワーク、100 動画配信サーバ、200 端末装置、210 タッチパネル、211 表示部、212 入力部、220 通信部、230 記憶部、231 動画情報記憶部、232 データ記憶部、240 制御部、241 入力情報取得部、242 再生制御部、243 データ取得部、244 表示制御部

Claims (12)

  1. 再生された動画を表示する表示部と、
    前記表示部の表示領域を覆うように設けられ、前記表示領域に対する操作を受け付ける入力部と、
    前記表示領域内に表示される前記動画の再生領域を分割した一方の第1領域内の第1の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第1の機能を制御し、他方の第2領域内の第2の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第2の機能を制御する再生制御部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記再生制御部は、
    前記第1の位置の前記第1領域内における位置及び前記第2の位置の前記第2領域内における位置のそれぞれに応じて、前記第1の機能及び前記第2の機能のそれぞれの適用度を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記再生制御部は、
    前記第1の位置が前記再生領域の前記分割した位置から遠いほど、前記第1の機能の適用度を高めるように制御し、前記第1の位置が前記再生領域の前記分割した位置に近いほど、前記第1の機能の適用度を低めるように制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記再生制御部は、
    前記第2の位置が前記再生領域の前記分割した位置から遠いほど、前記第2の機能の適用度を高めるように制御し、前記第2の位置が前記再生領域の前記分割した位置に近いほど、前記第2の機能の適用度を低めるように制御する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の端末装置。
  5. 前記第1の領域は、前記動画の前記再生領域を分割した右側の領域であり、
    前記第2の領域は、前記動画の前記再生領域を分割した左側の領域である、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の端末装置。
  6. 前記第1の機能は、前記動画の早送り再生の機能であり、
    前記第2の機能は、前記動画の巻戻し再生の機能である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記再生制御部は、
    前記第1の位置が前記再生領域の右側端部に近いほど、前記早送り再生の速度を速くするように制御し、
    前記第1の位置が前記再生領域の右側端部から遠いほど、前記早送り再生の速度を遅くするように制御し、
    前記第2の位置が前記再生領域の左側端部に近いほど、前記巻戻し再生の速度を速くするように制御し、
    前記第2の位置が前記再生領域の左側端部から遠いほど、前記巻戻し再生の速度を遅くするように制御する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記第1の領域は、前記動画の前記再生領域を分割した上側の領域であり、
    前記第2の領域は、前記動画の前記再生領域を分割した下側の領域である、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の端末装置。
  9. 前記表示部は、
    前記入力部が前記第1の位置及び前記第2の位置への操作を受け付ける際に、当該操作に関する情報を前記再生領域内に表示しない、
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の端末装置。
  10. 前記動画の再生領域を分割した一方の前記第1領域と他方の前記第2領域とが第3領域を介して分割されており、
    前記再生制御部は、
    前記第3領域内の第3の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第3の機能を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の端末装置。
  11. 再生された動画を表示する表示部と、前記表示部の表示領域を覆うように設けられ、前記表示領域に対する操作を受け付ける入力部と、を備えた端末装置の制御方法であって、
    前記表示領域内に表示される前記動画の再生領域を分割した一方の第1領域内の第1の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第1の機能を制御し、他方の第2領域内の第2の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第2の機能を制御する、
    ことを特徴とする制御方法。
  12. 再生された動画を表示する表示部と、前記表示部の表示領域を覆うように設けられ、前記表示領域に対する操作を受け付ける入力部と、を備えた端末装置のコンピュータに、
    前記表示領域内に表示される前記動画の再生領域を分割した一方の第1領域内の第1の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第1の機能を制御するステップと、
    他方の第2領域内の第2の位置への操作を前記入力部が受け付けたことに応じて、前記動画の再生に関する第2の機能を制御するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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