JP2015220604A - 通信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信装置が、相手装置の通信パラメータ要求の形式によらず、通信パラメータの提供を簡便に実行できるようにすること。【解決手段】 他の通信装置に通信パラメータを提供する機能を有する通信装置は、他の通信装置から第1の信号を受信した場合に、通信パラメータを他の通信装置に提供すると共に、第1の期間において他の通信装置から第2の信号を受信した場合には、第1の信号w受信していない場合であっても通信パラメータを他の通信装置に提供するように通信パラメータを提供する機能を制御する。【選択図】 図3

Description

本発明は、通信装置による通信パラメータの提供方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、デジタルカメラ、又はプリンタ等の機器へ、無線LAN(Local Area Network)機能が搭載されることが増えている。一般に、無線LANによるインフラストラクチャ・モードでの通信においては、基地局(アクセスポイント)が必要である。一方で、近年、端末に簡易基地局機能を搭載し、基地局がない環境下であっても、端末間でインフラストラクチャ・モードによる通信を実現するための技術が提案されている。この技術に関し、無線LANの業界団体であるWi−Fi Allianceでは、簡易基地局機能を搭載した端末を用いて、端末間の直接通信を実現するための仕様として、Wi−Fi Directが規格化されている。
Wi−Fi Directでは、簡易基地局として動作する機器をP2P(Peer−to−Peer) GO(Group Owner)とし、P2P GOに接続する端末機器をP2P Clientとして定めている。複数の機器のそれぞれがP2P GOとP2P Clientとのいずれとして動作するかは、機器間でインテント値と呼ばれる能力情報が交換されることにより決定される。また、ある機器が、他の機器との間でインテント値の交換を行わずに、必ずP2P GOとして動作するようにすることもできる。このようなP2P GOをAutonomous GOと呼ぶ。
P2P GOとなった機器は、簡易基地局機能を起動し、無線ネットワークを形成する。P2P Clientは、P2P GOが形成した無線ネットワークに対して、後述するWPS(Wi−Fi Protected Setup)による無線LANの通信パラメータ設定を実行して、自動接続を行う。これにより、P2P GOとP2P Clientとは、P2Pグループと呼ばれる無線LANのネットワークを形成し、P2Pグループ内では、P2P GOとP2P Clientとの間での無線LANによる直接通信が可能となる。
ここで、上述のWPSとは、無線LAN接続に必要なセキュリティ設定等の通信パラメータのセットアップを簡単に行い、通信装置をインフラストラクチャネットワークに参加させるための無線LANの標準技術である。WPSでは、エンローリと呼ばれる無線LANネットワークに接続したい通信パラメータ受信装置が、レジストラと呼ばれる通信パラメータ提供装置から無線LAN接続に必要な通信パラメータを取得する。また、WPSには、両方の機器でボタンを押すPBC(Push Button Configuration)方式と、予め定めたPINコードを双方に設定して、そのPINコードが一致した機器間で通信パラメータの設定を行うPIN方式とがある。
Wi−Fi Directでは、簡易基地局機能を有するP2P GOがレジストラとなり、P2P Clientがエンローリとなる。P2P Clientは、WPSによる通信パラメータの提供を要求するために、PIN方式またはPBC方式の対応情報等を含むプロビジョンディスカバリ要求(Provision Discovery Request)をP2P GOに対して送信する。プロビジョンディスカバリ要求の受信を契機に、P2P GOはレジストラとしての動作を開始し、WPSによる通信パラメータの提供処理を開始する。そのため、P2P GOとなった通信装置に対して、レジストラの動作を開始するための指示操作がユーザに要求されない。
一方、ある相手装置が、P2P GOである通信装置に対して、WPSのPBC方式で接続する場合を考える。この場合、相手装置がPBC方式によって通信パラメータを取得するには、通信装置がレジストラとして動作する必要がある。しかしながら、Wi−Fi Direct方式と異なり、PBC方式では、相手装置は、プロビジョンディスカバリ要求を送信しないため、通信装置がレジストラとしての機能を起動するためのユーザによる指示操作が要求されることとなる。この場合、例えば、通信装置に具備しているWPS用ボタンを押下する等の指示操作をユーザが行う必要がある。
これに対して、特許文献1には、電源の投入に応答して、ユーザ操作等外部からの命令を受けることなく、PBC方式で通信パラメータを提供するためのレジストラとしての動作を開始する装置が記載されている。
特開2010−278536号公報
しかしながら、特許文献1には、通信の相手装置から受信される通信パラメータ要求がWi−Fi Direct方式の場合については記載されていない。そのため、Wi−Fi Direct方式の場合も考慮すると、通信装置が受信したのが、Wi−Fi Direct方式による要求であるか、PBC方式による要求であるかを、その通信装置のユーザが意識する必要があるという課題があった。また、特許文献1の装置では、レジストラとしての動作を停止した後の通信パラメータの提供処理について記載されていない。そのため、レジストラとしての動作を停止した後に通信パラメータの提供処理を要求するためには、結局、ユーザが指示操作を行う必要があるという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、通信装置が、相手装置の通信パラメータ要求の形式によらず、通信パラメータの提供を簡便に実行できるようにするための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による通信装置は、他の通信装置に通信パラメータを提供する提供手段と、前記他の通信装置から第1の信号を受信した場合に、前記通信パラメータを前記他の通信装置に提供するように前記提供手段を制御すると共に、第1の期間において前記他の通信装置から第2の信号を受信した場合には、前記第1の信号を受信していない場合であっても前記通信パラメータを前記他の通信装置に提供するように前記提供手段を制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、通信装置が、相手装置の通信パラメータ要求の形式によらず、通信パラメータの提供を簡便に実行できるようになる。
無線通信ネットワークの構成例を示す図。 プリンタ101の構成例を示すブロック図。 プリンタ101が実行する処理の流れの第1の例を示すフローチャート。 無線通信ネットワークにおける処理の流れの第1の例を示すシーケンス図。 無線通信ネットワークにおける処理の流れの第2の例を示すシーケンス図。 無線通信ネットワークにおける処理の流れの第3の例を示すシーケンス図。 レジストラとして機能する通信装置が複数存在する状態を示す概念図。 プリンタ101が実行する処理の流れの第2の例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、必ずしもこれに限られない。
(無線通信ネットワークの構成)
図1に、本実施形態に係る無線通信ネットワークの構成例を示す。無線通信ネットワークは、例えば、それぞれが通信装置として機能する、プリンタ101、パーソナルコンピュータ(PC)103、及び携帯電話104並びに105を含む。以下では、PC103、及び携帯電話104並びに105の少なくともいずれかが、プリンタ101と接続する場合について説明する。また、以下では、プリンタ101、PC103、及び携帯電話104並びに105は、IEEE802.11規格シリーズの準拠する無線LAN機能を有するものとして説明するが、これ以外の無線通信機能を有していてもよい。
プリンタ101及び携帯電話104並びに105は、Wi−Fi Direct機能を有し、Wi−Fi Directプロトコルに基づいた通信処理に対応することができるものとする。
プリンタ101は、Wi−Fi Directの機能を用いて、Peer−to−Peer(P2P) Group Owner(GO)として、無線ネットワーク(P2Pグループ)102を形成する。なお、P2P GOは、Wi−Fi Directにおいて、基地局(アクセスポイント、AP)として動作する役割である。これに対して、Wi−Fi Directにおいて、端末(ステーション、STA)として動作する役割を、P2P Clientという。携帯電話104及び105は、例えば、P2P Clientとして動作する。
また、プリンタ101は、Wi−Fi Directの機能を用いて、無線ネットワーク(P2Pグループ)102に接続した相手装置から通信パラメータの提供要求を受信したことに応じて、通信パラメータの提供処理を実行する。ここで、通信パラメータとは、例えば、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、又は認証鍵の少なくともいずれかを含む、無線通信を行うために必要な設定項目である。携帯電話104及び105は、例えばこの提供処理によって、プリンタ101から、無線ネットワーク(P2Pグループ)102を通じて、通信パラメータを受信することができる。
PC103は、無線LAN機能を有するが、例えばWi−Fi Direct機能を有しない又はこの機能が無効化されているなどの理由により、Wi−Fi Directによる通信パラメータの提供を受けることができないものとする。そして、PC103は、WPSのPBC方式によって、無線ネットワーク102を通じて、プリンタ101から通信パラメータを受信する。
(プリンタの構成例)
図2に、本実施形態に係るプリンタ101の機能構成例を示す。図2に示す各機能部は、ハードウェア又はソフトウェアによって構成され、それぞれに相互関係を有するものである。また、図2に示す機能構成は一例であり、複数の機能部がまとめて1つの機能部として存在してもよいし、1つの機能部が複数に分かれて存在していてもよい。
プリンタ101は、例えば、その機能として、無線通信制御部201、送受信部202、操作受付部203、表示部204、制御部205、及び記憶部206など、一般的な無線通信装置としての機能を有する。また、プリンタ101は、タイマ部207、基地局機能制御部208、端末機能制御部209、通信パラメータ提供部210、通信パラメータ受信部211、エラー通知部212、及び提供装置検出部213を有する。
無線通信制御部201は、無線LANにより、他の無線装置との間で無線信号の送受信を行うための、アンテナ及び回路等を含み、さらに、それらの制御と通信の制御とを行うためのプログラムを含む。送受信部202は、各通信レイヤのプロトコルに応じたデータの送受信制御、及びWi−Fi DirectとWPSとに関連したプロトコル処理を行う。
操作受付部203は、ユーザによるプリンタ101の操作を受け付ける。操作受付部203は、例えば、Group Owner機能を開始するトリガ、通信パラメータの設定処理を開始するトリガなどを与える設定ボタン等を含む。また、操作受付部203は、ハードウェアによって構成されてもよいし、表示部204によって出力されたアイコンのユーザによる選択を受け付けるなどの、ソフトウェアによる任意のUIによって構成されてもよい。表示部204は、LCD、LED、又はスピーカなどのように、視覚と聴覚との少なくともいずれかによってユーザが認知可能な情報を出力するための各種表示処理を行う。
制御部205は、例えば、1つ又は複数のプロセッサ(CPU等)によって構成され、記憶部206に記憶された制御プログラムを実行することによりプリンタ101全体を制御する。記憶部206は、プリンタ101を制御するためのプログラム及びデータが格納される、ROM、一時的な記憶を司るRAM、等を含んで構成される。後述する各種動作は、例えば、記憶部206に記憶された制御プログラムを制御部205が実行することにより行われる。タイマ部207は、日時又は時刻等を示す時計機能と、ある所定時間を計測する。
基地局機能制御部208は、プリンタ101が無線LANにおける基地局として動作するための処理を行う。基地局機能制御部208は、例えば、Wi−Fi DirectにおけるP2P GOとして動作する際の制御を行う。端末機能制御部209は、プリンタ101が無線LANにおける端末局として動作するための処理を行う。端末機能制御部209は、例えば、Wi−Fi DirectにおけるP2P Clientとして動作する際の制御を行う。
通信パラメータ提供部210は、相手機器に通信パラメータを提供する。後述する通信パラメータ提供処理は、通信パラメータ提供部210によって実行される。通信パラメータ提供部210は、相手装置から通信パラメータ提供要求を受信したことに応じて、通信パラメータの提供処理を実行する。また、本実施形態では通信パラメータを提供する装置をレジストラ(Registrar)と呼ぶ。
通信パラメータ受信部211は、相手機器から通信パラメータを受信する。なお、本実施形態では、主としてプリンタ101がレジストラとして機能する場合について説明するため、本機能部はなくてもよい。しかしながら、プリンタ101が他のレジストラが提供する通信パラメータを用いて通信を行う場合は、通信パラメータ受信部211は、例えば通信パラメータ提供要求をレジストラに送信することにより、レジストラから通信パラメータを受信する。
エラー通知部212は、通信パラメータの提供処理を実行できないことを示す通知信号(パケット)を、相手装置へ送信する。なお、エラー通知部212は、通信パラメータの提供処理を実行できないことを、表示部204に表示させて、ユーザに通知する役割を果たしてもよい。提供装置検出部213は、プリンタ101がレジストラとして動作中に、プリンタ101以外にもレジストラが存在することを検出する。
(処理の流れ)
続いて、プリンタ101と、携帯電話104並びに105とPC103との少なくともいずれかとの間で実行される処理の流れについて、いくつかの例を用いて説明する。なお、以下では、いずれの例においても、プリンタ101がP2P GOとして機能し、通信パラメータの提供処理を行うものとする。
((例1))
図3は、プリンタ101による通信パラメータ提供処理の流れの例を示すフローチャートである。本例では、プリンタ101は、操作受付部203において、ユーザの開始指示を受け付けたことに応じて基地局機能制御部208を起動し、P2P GOとしての動作を開始する(S301)。プリンタ101は、S301でP2P GOとしての動作を開始するとタイマ部207を起動し(S302)、レジストラとして通信パラメータ提供機能の動作を開始する(S303)。なお、S303で起動されるレジストラ機能は、所定時間の長さを有する有効期間を有し、タイマ部207は、この有効期間が開始してから所定時間が経過したかを判定するために用いられる。なお、S302の処理とS303の処理は、例えば、同時に行われてもよいし、S303の処理が開始された後にS302の処理が実行されてもよい。
プリンタ101は、S303においてレジストラとしての動作を開始した後に、送受信部202により、Wi−Fi DirectのP2P Clientからの信号であるプロビジョンディスカバリ要求を受信したか否かを判定する(S304)。プリンタ101は、プロビジョンディスカバリ要求を受信した場合(S304でYES)、そのプロビジョンディスカバリ要求の送信元の相手装置に対して、通信パラメータの提供処理を行う(S305)。そして、プリンタ101は、S305の通信パラメータ提供処理を完了すると、再びS304でプロビジョンディスカバリ要求を受信したか否かの判定を行う。なお、プロビジョンディスカバリ要求は、本実施形態における第1の信号の一例である。
一方、プリンタ101は、プロビジョンディスカバリ要求を受信していない場合(S304でNO)、プロビジョンディスカバリ要求ではない、通信パラメータ提供要求信号を受信したかを判定する(S306)。
ここで、本実施形態では、この通信パラメータ提供要求信号がEAPOL−STARTパケットであるものとするが、これ以外の信号によって通信パラメータ提供要求がされてもよい。例えば、通信パラメータの提供装置を探索するための情報が付加された(RequestTypeがEnrollee、すなわち通信パラメータ受信装置の)Probe Requestを通信パラメータ提供要求信号として用いてもよい。また、例えば、Association RequestのRequest TypeがEnrolleeであることにより、通信パラメータ提供要求が行われてもよい。さらに、ProbeRequestに含まれるRequest to Enroll属性が真であることにより、通信パラメータ提供要求が行われてもよい。なお、通信パラメータ提供要求信号は、本実施形態における第2の信号の一例である。
プリンタ101は、EAPOL−STARTパケットを受信した場合(S306でYES)、EAPOL−STARTパケットの送信元の相手装置に対して、通信パラメータの提供処理を行う(S307)。そして、プリンタ101は、S307で通信パラメータの提供処理を完了すると、レジストラとしての動作を停止し(S309)、レジストラ機能の起動時間を計測していたタイマ部207を停止する(S310)。
一方、プリンタ101は、EAPOL−STARTパケットを受信していない場合(S306)、レジストラ機能を起動してから、すなわちタイマ部207を起動してから経過した時間が所定時間(例えば2分)に達したかを判定する(S308)。なお、本実施形態では所定時間を2分としたが、これに限るものではなく、例えば、この所定時間は、例えばシステムの設計などにより決定される。プリンタ101は、タイマ部207を起動してから所定時間が経過したと判定すると(S308でYES)、レジストラ機能とタイマ部207とを停止する(S309、S310)。なお、レジストラ機能を起動している期間、すなわち、レジストラ機能を起動してから所定時間(例えば2分)が経過するまでの期間は、本実施形態における第1の期間の一例である。
プリンタ101は、タイマ部207を起動してから所定時間が経過していないと判定すると(S308でNO)、P2P GOとしての機能が停止されるかを判定する(S311)。P2P GOとしての機能が停止されるかの判定は、例えば、操作受付部203においてユーザからのP2P GO機能の停止指示が受け付けられたかの判定によって行われる。なお、これ以外の要因によって、P2P GOとしての機能が停止されるかの判定が行われてもよい。例えば、プリンタ101に接続するP2P Clientが存在しないままに所定時間が経過した場合に、P2P GOとしての機能が停止されるように判定が行われてもよい。プリンタ101は、P2P GOとしての機能が停止されると判定した場合(S311でYES)、レジストラ機能とタイマ部207とを停止し(S312、S313)、パラメータ提供処理を終了する。一方、プリンタ101は、P2P GOとしての機能が停止されないと判定した場合(S311でNO)、再びS304においてプロビジョンディスカバリ要求を受信したか否かの判定を行う。
すなわち、プリンタ101は、P2P GOであると共にEAPOL−STARTパケットを受信しない限りにおいて、レジストラとしての機能が開始されてからの時間が所定時間に達した場合に、レジストラとしての機能を停止する。一方、プリンタ101は、EAPOL−STARTパケットの受信によって通信パラメータの提供が行われた場合、レジストラとしての機能が開始されてからの時間が所定時間に達しなくとも、レジストラとしての機能を停止する。
プリンタ101は、S309及びS310において、レジストラ機能とタイマ部207とを停止した後には、プロビジョンディスカバリ要求の受信を待ち受ける(S314)。そして、プリンタ101は、プロビジョンディスカバリ要求を受信すると(S314でYES)、レジストラ機能を起動し(S315)、プロビジョンディスカバリ要求の送信元の相手装置に対して、通信パラメータの提供処理を行う(S316)。そして、プリンタ101は、S316で通信パラメータの提供処理を完了すると、レジストラ機能を停止し(S317)、S314におけるプロビジョンディスカバリ要求の待ち受け状態へと戻る。
プリンタ101は、プロビジョンディスカバリ要求を受信していない状態(S314でNO)において、P2P GOとしての機能が停止されるかを監視する(S318)。そして、プリンタ101は、P2P GOとしての機能が停止されない場合には(S318でNO)、S314におけるプロビジョンディスカバリ要求の待ち受け状態へと戻る。一方、プリンタ101は、P2P GOとしての機能が停止される場合(S318でYES)は、パラメータ提供処理を終了する。
このときの、無線通信ネットワークにおける各機器が実行する処理の流れについて説明する。図4は、無線通信ネットワークにおける通信パラメータ提供処理の流れを示すシーケンス図である。
プリンタ101は、操作受付部203において、ユーザからの指示操作を受け付けると、まず、P2P GOとしての動作を開始し(S401)、タイマを起動し(S402)、そして、レジストラ機能を起動する(S403)。その後、プリンタ101は、Wi−Fi Direct方式による接続を要求する携帯電話104からプロビジョンディスカバリ要求を受信する(S404)。プリンタ101は、このプロビジョンディスカバリ要求の受信に応じて、プロビジョンディスカバリ応答を送信し(S405)、携帯電話104に対して通信パラメータの提供処理を行う(S406)。なお、この場合は、プリンタ101はレジストラ機能とタイマとを停止することはない。
また、プリンタ101は、S403でのレジストラ機能を起動後、所定時間が経過する前に、PBC方式による接続を要求するPC103から、EAPOL−STARTパケットを受信する(S407)。プリンタ101は、このように、レジストラ機能の有効期間においてEAPOL−STARTパケットを受信すると、そのEAPOL−STARTパケットの送信元であるPC103に対して、通信パラメータ提供処理を行う(S408)。そして、プリンタ101は、EAPOL−STARTパケットに応答して行われた通信パラメータの提供処理が完了すると、レジストラ機能とタイマとを停止する(S409、S410)。また、S402でタイマを起動してから所定時間が経過した場合でも、プリンタ101はレジストラ機能およびタイマを停止する。
プリンタ101は、レジストラ機能およびタイマを停止した後であっても、携帯電話105から受信した信号がプロビジョンディスカバリ要求である場合(S411)は、レジストラ機能を起動する(S412)。そして、プリンタ101は、プロビジョンディスカバリ要求の送信元である携帯電話105に対して、プロビジョンディスカバリ応答を送信し(S413)、通信パラメータの提供処理を行う(S414)。そして、プリンタ101は、S414での通信パラメータの提供処理が完了すると、レジストラ機能を停止する(S415)。なお、プリンタ101は、例えば携帯電話105から受信した信号がEAPOL−STARTパケットであった場合は、このタイミングではレジストラ機能が有効ではないため、携帯電話105に対する通信パラメータの提供処理を行わない。
このように、P2P GOとなったプリンタ101は、ユーザからの指示操作を受け付けなくても、接続方式がWi−Fi Direct方式またはPBC方式である相手装置に対して、通信パラメータを提供することができる。また、プリンタ101は、PBC方式による通信パラメータ提供の完了後または所定時間の経過後も、接続方式がWi−Fi Direct方式の相手装置に対しては、ユーザからの指示操作を受け付けることなく、通信パラメータを提供することができる。なお、プリンタ101は、PBC方式による通信パラメータ提供の完了後または所定時間の経過後であっても、ユーザがPBC方式による接続の指示操作を行った場合は、レジストラ機能を起動して通信パラメータを提供することは可能である。
続いて、タイマを起動してから所定時間が経過する直前に、ユーザがPBC方式による接続用のボタンを押下して、プリンタ101に対して通信パラメータの提供処理を指示した場合の動作例について、図5を用いて説明する。プリンタ101はレジストラ機能を起動後に所定時間が経過するとレジストラ機能を停止するため、ユーザがPBC方式による接続を、例えば所定時間が経過する直前に要求した場合、通信パラメータの提供処理が実行されない場合が生じうる。
そこで、プリンタ101は、所定時間が経過する前にユーザからのPBC方式による接続指示を受け付けた場合は、タイマを再起動する。これにより、プリンタ101は、PBC方式による接続処理を実行可能な期間を、ユーザが期待する期間に一致させることが可能となり、ユーザの期待通りに通信パラメータを提供することを可能とする。
図5は、このような場合の、無線通信ネットワークにおける通信パラメータ提供処理を示すシーケンス図である。図5において、S501からS506までの処理及びS511からS516までの処理は、図4のS401からS406までの処理及びS410からS415までの処理とそれぞれ同様であるため、説明を省略する。
図5において、プリンタ101は、S506において携帯電話104に対して通信パラメータの提供処理を行った後に、ユーザからのPBC方式による通信パラメータの提供処理の指示を受け付けたとする。この場合、プリンタ101はタイマ部207を再起動する(S507)。すなわち、プリンタ101は、タイマ部207で計測していた時間を(例えば0に)リセットし、再起動したタイミングからの時間を計測する。この場合、プリンタ101は、再起動後に経過した時間が所定時間に達し、又はEAPOL−STARTパケットによる通信パラメータの提供が行われた場合に、レジストラとしての機能を終了することとなる。図5では、プリンタ101は、S507でタイマを再起動した後、所定時間が経過する前にPC103から通信パラメータ要求を受信すると(S508)、PC103に対して通信パラメータ提供処理を行う(S509)。そして、プリンタ101は、通信パラメータの提供処理が完了した後に、レジストラとしての機能を停止する(S510)。
なお、図5には示していないが、プリンタ101は、携帯電話104との間で通信パラメータ提供処理を実行中である間(S506)は、操作受付部203を介した開始指示ボタンを無効化して、提供処理が完了した後にそのボタンを有効化してもよい。また、プリンタ101は、無効化の期間中、表示部204に通信パラメータ提供処理の進行状況を表示させ、どの端末に提供処理を実行しているかをユーザに通知してもよい。
このように、プリンタ101は、タイマを起動してから所定時間が経過する前に、ユーザからのPBC方式による通信パラメータの提供処理の指示を受け付けた場合にタイマを再起動する。これにより、PBC方式による通信パラメータの提供を実行することができる期間をユーザが期待する期間に一致させることが可能となる。
((例2))
本例では、携帯電話104から受信した通信パラメータの提供要求に対して応答する前に、PC103からも通信パラメータの提供要求を受信した場合の処理の流れについて説明する。図6に、本例に係る、無線通信ネットワークにおける通信パラメータ提供処理の流れを示す。なお、図6において、S601からS604の処理は、それぞれ、S401からS404の処理と同様のため、説明を省略する。
本例では、プリンタ101は、S604でプロビジョンディスカバリ要求を受信し、携帯電話104へプロビジョンディスカバリ応答を送信する前に、PC103から通信パラメータの要求を意図するEAPOL−STARTパケットを受信する(S605)。すると、プリンタ101は、携帯電話104に対して、通信パラメータを提供できない旨のエラーを、エラー通知部212を介して通知する(S606)。本エラーは、明示的にエラーコードによって通知されてもよいし、肯定応答の際に含まれるべき情報を含めない応答により通知されてもよいし、または、応答そのものが送信されないことにより通知されてもよい。
プリンタ101は、S606で携帯電話104に対してエラーを通知した後に、表示部204に携帯電話104と接続できない旨のエラーを表示してもよい(S607)。ここで、プリンタ101は、S604で受信したプロビジョンディスカバリ要求に携帯電話104のデバイス名などの識別情報が含まれていれば、エラーと共に、その識別情報に対応するデバイス名を表示部204に表示させてもよい。なお、プリンタ101は、S607における表示部204へのエラー表示を行い、S606における携帯電話104に対してのエラー通知を行わないようにしてもよい。すなわち、プリンタ101は、エラー表示と他の装置へのエラー通知との少なくともいずれかを行うようにすることができる。また、プリンタ101は、表示部204にエラーを表示してから携帯電話104に対してエラー通知を行ってもよい。
プリンタ101は、携帯電話104に対する通信パラメータの提供をエラーとして行わない一方で、PBC方式による通信パラメータの提供を要求したPC103に対しては、通信パラメータを提供する(S608)。そして、プリンタ101は、PC103に対する通信パラメータ提供処理が終了すると、レジストラ機能およびタイマを停止する(S609、S610)。その後、プリンタ101は、携帯電話104からプロビジョンディスカバリ要求を再受信(S611)したことに応じて、携帯電話104に対して通信パラメータの提供処理を実行する(S612〜S615)。なお、S612〜S615の処理は、通信パラメータの要求元及び提供先が携帯電話105ではなく、携帯電話104であることを除いて、図4のS411〜S414と同様であるため、詳細な説明については省略する。
プリンタ101がP2P GOとしての動作を開始してから所定時間が経過した場合、PBC方式で通信パラメータの提供を要求するには、ユーザがプリンタ101に対してPBC方式による提供の指示操作を行う必要がある。一方で、Wi−Fi Direct方式で通信パラメータを要求する場合は、P2P GOとしての動作を開始してから所定時間が経過した後も、ユーザは、プリンタ101に対して指示操作を行う必要がない。これに対して、本例では、プリンタ101は、Wi−Fi Direct方式による提供要求とPBC方式による提供要求をほぼ同時に受信した場合、PBC方式による提供要求を送信した相手装置を優先して通信パラメータを提供する。これにより、プリンタ101がP2P GOとしての動作を開始してから所定時間が経過する前に、PBC方式による提供要求を送信した相手装置に対して通信パラメータを提供することができる確率を上げることができる。また、プリンタ101は、Wi−Fi Direct方式で通信パラメータを要求する相手装置に対しては、その相手装置が要求を再送するようにシステムを構築することにより、確実に通信パラメータを提供することができる。
((例3))
実際の環境では、図7に示すように、通信パラメータを提供するためのレジストラ機能を有する無線LANのアクセスポイント(AP)701が、プリンタ101の近傍にいる場合がありうる。なお、アクセスポイント701は、無線ネットワーク702を形成するものとする。この場合、プリンタ101がレジストラ機能として動作中に、アクセスポイント701もレジストラとして動作することが起こり得る。すなわち、レジストラが複数台存在することによるセッションオーバーラップが発生しうる。本例では、このセッションオーバーラップが生じた場合の処理について、説明する。
図8は、本例におけるプリンタ101による通信パラメータ提供処理の流れの例を示すフローチャートである。図8において、S801〜S803及びS810〜S824の処理は、図3におけるS301〜S303及びS304〜S318の処理とそれぞれ同様であるため、説明を省略する。
プリンタ101は、S803でレジストラとしての動作を開始した後、提供装置検出部213によって、レジストラとして動作する他の通信装置が存在するかの検出処理を行う(S804)。そして、プリンタ101は、レジストラとして動作する他の通信装置を検出しなかった場合(S804でNO)、処理をS810に移し、図3におけるS304〜S318と同様の処理を実行する。一方、プリンタ101は、レジストラとして動作する他の通信装置を検出した場合(S804でYES)、プリンタ101自身のレジストラとしての動作を停止する(S805)。プリンタ101は、その後、通信パラメータの提供処理を行わないままに、レジストラとして動作する他の通信装置を検出した回数が所定の回数に達したかを判定する(S806)。所定の回数は、例えば3回などであるが、この値は例えばシステム構成などにより任意の回数に設定されてもよい。プリンタ101は、検出回数が所定の回数に達していない場合(S806でNO)は、表示部204に、所定の期間だけ待機してから接続を要求するべきであることを示すエラーを表示し(S807)、所定時間待機する(S808)。所定時間は例えば30秒などであるが、他の値が用いられてもよい。プリンタ101は、その後、S808において所定の期間だけ待機した後に、レジストラとしての動作を再開する(S803)。一方、プリンタ101は、検出回数が所定の回数に達したと判定した場合(S806でYES)、表示部204にレジストラとしての動作を停止する旨のエラーを表示し(S809)、タイマを停止する(S816)。
このように、プリンタ101は、レジストラとして動作する他の通信装置を検出した場合、レジストラとしての動作を停止する。そして、プリンタ101は、所定の期間だけ待機した後にレジストラとしての動作を再開する。このため、プリンタ101は、他の通信装置がレジストラとして通信パラメータを提供する処理を妨害せずに、自装置による通信パラメータの提供処理を行うことが可能となる。
なお、上述の各処理は、プリンタ101がAutonomous GOとして動作する場合に限って実行される処理としてもよい。すなわち、プリンタ101がP2P GOとして動作するために、相手装置とインテント値の交換を行うことなく、必ずP2P GOとなる動作モードで動作している場合に限って実行される処理としてもよい。したがって、相手装置とインテント値の交換を行った結果、P2P GOとして動作することが決まった場合には、同じくP2P GOとして動作するものの、上述の処理を実行しないようにすることができる。
また、上述の各例では、プリンタ101がP2P GOとして機能する場合の処理について説明したが、プリンタ101は、P2P GOではなく、インフラストラクチャ・モードの基地局として機能して、通信パラメータの提供処理を実行してもよい。また、上述の各例において、プリンタ101は、通信パラメータの提供処理に失敗した場合、表示部204に通信パラメータの提供処理に失敗した旨のエラーを表示してもよい。また、プリンタ101は、PBC方式による通信パラメータの提供処理に失敗した場合、タイマを起動してから所定時間内であれば、通信パラメータの提供処理を再度実行してもよい。
さらに、上述の各例において、プリンタ101は、相手機器の接続台数を制限していないが、接続台数に上限値を設けてもよい。接続台数の上限は、例えば5台などに制限されてもよい。また、プリンタ101は、相手装置の接続台数が上限値に達した場合、表示部204に接続台数が上限値に達している旨のエラーを表示しもよい。また上述の各例において、プリンタ101は、Wi−Fi Direct方式による接続を要求する相手装置に対して、プロビジョンディスカバリ要求の受信を契機に、通信パラメータの提供処理を実行したが、これに限られない。プリンタ101は、例えば、Wi−Fi Direct機能に対応していることが分かる識別情報が付加してあるプローブリクエストの受信を契機に、通信パラメータの提供処理を実行してもよい。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101:プリンタ、205:制御部、207:タイマ部、210:通信パラメータ提供部

Claims (18)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置に通信パラメータを提供する提供手段と、
    前記他の通信装置から第1の信号を受信した場合に、前記通信パラメータを前記他の通信装置に提供するように前記提供手段を制御すると共に、第1の期間において前記他の通信装置から第2の信号を受信した場合には、前記第1の信号を受信していない場合であっても前記通信パラメータを前記他の通信装置に提供するように前記提供手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信装置は基地局として機能する基地局機能を有し、
    前記制御手段は、前記基地局機能が起動されたことに応じて、前記第1の期間を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記通信装置が前記基地局として機能しなくなったことに応じて、前記第1の期間を終了する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の信号を受信したことに応じて、前記第1の期間を終了する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の期間が開始してから所定時間が経過したことに応じて、前記第1の期間を終了する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. ユーザからの操作を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記第1の期間が開始してから前記所定時間が経過する前に、前記受付手段において所定の操作を受け付けた場合、当該所定の操作を受け付けてから前記所定時間が経過したことに応じて、前記第1の期間を終了する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1の期間において前記提供手段を起動すると共に、前記第1の期間ではない期間において第1の信号を受信した場合に前記提供手段を起動する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の期間において、第1の他の通信装置から前記第1の信号を受信し、第2の他の通信装置から前記第2の信号を受信した場合、前記第2の他の通信装置に前記通信パラメータを提供するように、前記提供手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記第1の他の通信装置へは前記通信パラメータが提供されないことを前記通信装置のユーザに通知する通知手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記第1の他の通信装置からの前記第1の信号に対する応答が送信されないことにより、前記第1の他の通信装置へは前記通信パラメータが提供されないことが当該第1の他の通信装置へ通知される、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の通信装置。
  11. 前記第1の他の通信装置へは前記通信パラメータが提供されないことを前記第1の他の通信装置へ通知する通知信号を送信する送信手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の通信装置。
  12. 通信パラメータを提供する他の装置を検出する検出手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記検出手段が他の装置を検出したことに応じて、前記提供手段を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 前記制御手段は、前記提供手段を停止させてから第2の期間だけ待った後に前記提供手段を起動する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記提供手段が停止された回数が、通信パラメータが提供されないままに所定の回数に達した場合、エラーを表示する表示手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記第1の信号は、Wi−Fi Directのプロビジョンディスカバリ要求である、
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の通信装置。
  16. 前記第2の信号は、EAPOL−STARTパケットである、
    ことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の通信装置。
  17. 他の通信装置に通信パラメータを提供する提供手段を有する通信装置の制御方法であって、
    制御手段が、前記他の通信装置から第1の信号を受信した場合に、前記通信パラメータを前記他の通信装置に提供するように前記提供手段を制御すると共に、第1の期間において前記他の通信装置から第2の信号を受信した場合には、前記第1の信号を受信していない場合であっても前記通信パラメータを前記他の通信装置に提供するように前記提供手段を制御する制御工程を有する、
    ことを特徴とする制御方法。
  18. 他の通信装置に通信パラメータを提供する提供手段を有する通信装置に備えられたコンピュータに、請求項17に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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