JP2015220226A - 照明器具 - Google Patents

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Yutaka Yamamoto
豊 山本
幸美 宮下
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Abstract

【課題】照明器具の組立工程の分業化を可能とし、組立作業性を向上した照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具11は、光源部41と、光源部41を保持する器具本体21と、光源部41の少なくとも照射面側の一部を覆う保護部材91と、光源部41に給電する電源部31と、前記電源部31を覆う電源カバー61と、備え、光源部41は、電源部31と平面視において互いに重ならないように電源部31の外周側に配置され、電源カバー61は、器具本体21の取付面側に取り付けられ、器具本体21は、径方向中央部が保護部材91以上に照射面側に突出して形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、光源としてLEDを備えた照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、光源と、該光源に電力を供給する電源部と、前記光源及び電源部を保持するシャーシ(保持体)と、該シャーシを被取付部材に取付けるアダプタとを備える照明器具が開示されている。特許文献1の照明器具においては、シャーシの前面側に、光源、電源部及び該電源部を収容する電源カバーが配置されている。
特開2011−134684号公報
しかしながら、特許文献1に開示された照明器具においては、特許文献1の図2からもわかるように、シャーシの前面側に電源部を取り付けてから電源部を収容する電源カバーを取り付ける構成となっている。このように構成される照明器具では、一連の工程によって組み立てることになるため、照明器具の組立工程を分業化することができない。そのため、照明器具の構成としては、照明器具の組立工程の分業化を可能とし、組立作業性を向上したものが望まれる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、照明器具の組立工程の分業化を可能とし、組立作業性を向上した照明器具を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、本願に開示する照明器具は、
器具取付面に配置された配線器具に接続される接続部と、
光源部と、
前記光源部を保持する器具本体と、
前記光源部の少なくとも照射面側の一部を覆う保護部材と、
前記光源部に給電する電源部と、
前記電源部を覆う電源カバーと、を備え、
前記光源部は、前記電源部と平面視において互いに重ならないように前記電源部の外周側に配置され、
前記電源カバーは、前記器具本体の取付面側に取り付けられ、
前記器具本体は、径方向中央部が前記保護部材以上に照射面側に突出して形成されるものである。
本願に開示する照明器具において、
前記器具本体は、前記光源部の外周側に沿うように配置された突条部を有し、
前記保護部材は、前記突条部に取り付けられることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記器具本体の半径方向中央部の照射面側に突出する部分は、収容部として構成され、
前記電源部は、前記収容部と前記電源カバーにより形成される空間に収容され、
前記収容部は、底部を有し、
前記保護部材は、前記底部よりも取付面側に配置されることが好ましい。
本発明によれば、照明器具の組立工程の分業化を可能とし、組立作業性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る照明器具を示す側面図。 照明器具(セードを取り外した状態)を示す平面図。 照明器具(セードを取り外した状態)を示す側面図であり、一部が図2におけるA−A線断面図。 照明器具の構成を示す分解斜視図。 LED光源モジュールを示す平面図。
本発明の実施形態に係る照明器具11について、図1から図5を用いて説明する。本実施形態に係る照明器具11は、複数のLED素子42を光源とする照明器具である。図1に示すように、照明器具11は、天井等の器具取付面(図示せず)に直付けされるシーリングライトである。以下の説明では、照明器具11の光を照射する側を照明器具11の照射面側とし、照明器具11における天井等の器具取付面に対向する側を照明器具11の取付面側(取付状態では天井側)として説明する。また、照明器具11の上下方向は、照明器具11が天井等の器具取付面に設置された状態における上下方向(図1、図3における上下方向)として説明する。上下方向に直交する方向を径方向として説明する。また、本実施形態の説明において、下方から照明器具11等を視た状態を平面視とする。上下方向に対して直交方向から照明器具11等を視た状態を側面視とする。照明器具11等の断面形状を視た状態を断面視とする。
照明器具11は、主に器具本体21、電源部31、光源部41、セード51、電源カバー61、接続部71、受光部81、及び保護部材91を有している。照明器具11は、平面視における形状が円形である。
器具本体21は、照明器具11の本体を構成するものである。器具本体21は、いわゆるベースやシャーシと呼ばれる部材である。器具本体21は、平面視における外形輪郭形状が円形である。器具本体21は、光源部41、セード51、電源カバー61、及び保護部材91等を保持するものである。器具本体21は、光源取付部22、凹部25、突条部26、及び収容部23を有し、単一の部材として一体的に形成されている。
なお、本実施形態においては、光源取付部22、凹部25、突条部26、及び収容部23を器具本体21として一体的に形成しているが、特に限定するものではない。
光源取付部22は、平面視において略円環状であり、複数(本実施形態では4個)の平坦面である光源取付面部22aで構成される。凹部25は、複数の光源取付面部22aの間に配置されている。収容部23は、器具本体21の径方向中央部に設けられる。光源取付部22は、収容部23の径方向外側に設けられている。突条部26は、光源取付部22の径方向外側に設けられている。器具本体21の周縁部には、セード51を保持するための複数の保持部29が設けられている。複数の保持部29は、器具本体21の周縁部に略均等間隔に配置される。器具本体21は、電源部31が収容される電源カバー61と光源部41とセード51等を保持可能な耐久性と、光源部41が発する熱を放熱させるための熱伝導性とを考慮し、鉄やアルミニウム、またはそれらの合金等の金属板を用いて形成されている。なお、器具本体21は、耐久性及び放熱性が高い材料であれば、先述した金属材料に限らず、その他の合金材料や樹脂等の他の材料で形成することができる。
光源取付部22は、光源部41が取り付けられる部分である。光源取付部22は、器具本体21の周方向に沿って、一定幅設けられ、器具本体21の径方向中央部の収容部23の外周側の周囲に略円弧状に複数配置されている。光源取付部22は、光源取付面部22a、及び光源固定部22bを有している。光源取付面部22aは、周方向及び半径方向に所定幅を有する円弧状の平坦面であり、LED光源モジュール44を当接して取り付けるための面である。光源取付面部22aは、図3に示すように、照射面側に突出する突出面である。光源固定部22bは、光源部41をネジ部材により固定するために光源取付面部22aの外周近傍の四隅近傍に設けられたネジ部材を螺合するためのネジ孔である。光源固定部22bは、例えばバーリング加工によって形成されることにより、ネジ部材との螺合部分の長さを長く確保することができるので好ましい。器具本体21の径方向中央部には収容部23が照射面側に突出して形成されており、光源取付部22は、収容部23を取り囲むように径方向外側の領域に設けられている。また、光源取付部22は器具本体21の外周縁部より径方向内側の領域に形成されている。光源取付部22は、光源部41で発生した熱を伝えて外部に放出する放熱部としても機能させるため、光源部41が取り付けられる光源取付面部22aは、光源部41との接触面積が広くなるよう平坦に形成されている。
凹部25は、器具本体21における収容部23の外周側から放射状に複数延設される部分である。凹部25は、複数の光源取付部22の間に配置される。すなわち、凹部25及び光源取付部22は、器具本体21における収容部23の外周側の周囲に交互に配置される。凹部25は、取付面側に突出して形成されている。凹部25の径方向の長さは、凹部25に隣接する光源取付部22の径方向の幅と略同一である。凹部25は、径方向に沿ったテーパを有し、断面形状を略台形凸状に形成する。そのため、凹部25は、器具本体21を補強するための補強用リブとして機能する。また、凹部25を器具本体21における収容部23の外周側から放射状に複数(本実施形態では4本)延設することで、器具本体21の剛性を向上することができる。すなわち、器具本体21は、凹部25によって屈曲される部分が形成される。屈曲形状は、平坦形状よりも曲げ剛性が高い。したがって、屈曲部分を器具本体21の半径方向に長くかつ周方向に複数形成することで、器具本体21の剛性を上げることができる。
なお、本実施形態では、凹部25を取付面側に突出する構成としているが、特に限定するものではない。凹部25は器具本体21の剛性を向上させる補強用リブとしての機能を有する屈曲形状であればよく、例えば、凹部25を照射面側に突出するように形成してもよい。また、凹部25の断面形状を、略矩形凸状、断面円弧状、断面凹凸状などに形成してもよい。また、凹部25の径方向の長さは、光源取付部22の径方向の幅と同一寸法に限らず、光源取付部22の径方向の幅よりも長くすることで器具本体21の剛性をさらに上げることができるため好ましい。また、凹部25は、径方向の長さを光源取付部22の径方向の幅よりも小さくしたとしても、径方向に複数設けることで本実施形態と同等の効果を得ることができる。また、器具本体21は、凹部25を設けることで表面積が大きくなり、凹部25が設けられていない器具本体に比べて放熱性を高くすることができる。
突条部26は、光源取付部22の径方向外側に隣接し、照射面側に突出する部分である。突条部26は、光源部41の外周側に沿うように間欠的に配置されている。突条部26は、円周方向に沿って間欠した状態で形成される、複数の円弧状に形成されている。すなわち、器具本体21において、光源部41と保持部29との間には、突条部26が形成されていない領域を有する。突条部26の下端には、保護部材91の一端がネジ部材により取付けられる。突条部26は、器具本体21を補強するための補強用リブとしての機能を有し、断面形状が略台形凸状に形成されている。これにより、器具本体21における周方向の剛性を向上することができる。
収容部23は、接続部71の一端側が収容される部分である。接続部71は、照明器具11を天井等の器具取付面に配置された配線器具と接続する。収容部23は、器具本体21の径方向中央部に設けられている。収容部23は、平面視において外形形状が円形で断面視において下方に向けて凹状であり、照射面側に突出して形成されている。収容部23は、略円筒状の周壁部23a、該周壁部23aに連設される円環状の底部23bを有している。収容部23の底部23bの径方向中央には円形の開口部23cが形成されている。開口部23cは、接続部71を露出させるための部分である。収容部23の底部23bには、受光部81に対応する位置に、受光部81の一端を露出するための受光孔23dが形成されている。収容部23の周壁部23aには、受光孔23dの近傍にLED光源モジュール44と電源部31とを電気的に接続する配線(図示せず)を挿通するための貫通孔23e・23eが形成されている。貫通孔23e・23eは、受光部81とLED光源モジュール44との間に設けられている。収容部23が照射面側に突出した略有底円筒形状で、かつ貫通孔23e・23eを周壁部23aに設ける構成は、LED光源モジュール44と電源部31とを電気的に接続する配線に曲げによるストレスを与えにくい。つまり、LED光源モジュール44と接続された配線を貫通孔23e・23eに挿通させて器具本体21の取付面側の収容部23内に引き入れる。このとき、貫通孔23e・23eを器具本体21の上下方向に向かって開口するように設けた場合には、貫通孔23e・23eが開口する方向と配線の延びる方向とは一致しない。そのため、配線を器具本体21の照射面側から取付面側に引き入れようとすると、配線を貫通孔23e・23e付近で上下方向に強制的に曲げて引き入れる必要がある。一方、本実施形態では貫通孔23e・23eは収容部23の周壁部23aに器具本体21の側面方向に向かって開口するように設けられているため、貫通孔23e・23eの開口する方向と配線の延びる方向とが一致する。そのため、配線を貫通孔23e・23e付近で上下方向に強制的に曲げることなく器具本体21の照射面側から取付面側に引き入れることができ、曲げによるストレスを与えにくい。収容部23は、光源部41が取り付けられる光源取付部22に隣接しており、収容部23の上下方向の寸法(高さ寸法)が大きくなると、光源部41からの光を遮ってセード51に収容部23の影が映ることとなる。このため、本実施形態では、収容部23に電源部31または接続部71の一部のみを収容することで、収容部23の容積を抑え、収容部23を扁平状に形成し、光源部41からの光を遮りにくくしている。
電源部31は、光源部41が有するLED素子42に給電を行って、LED素子42を点灯させるための電源回路である。電源部31は、所定幅を有する略円弧形状に加工されたプリント配線板である電源基板33上に複数の電子部品が実装された電源回路である。電源部31は、外部商用電源から供給される交流電流を所定の直流電流に変換し、変換後の電流を基板43に実装された複数のLED素子42に供給するためのものである。電源部31は、電源カバー61内に収容され、該電源カバー61の天板部64に複数(本実施形態では、6個)のスペーサ40を介して取り付けられている。これにより、電源カバー61と電源部31との間に空間を形成し、電気的絶縁距離を確保している。電源部31にはコネクタ32が設けられている。照明器具11を天井等の器具取付面に取り付ける際、コネクタ32を配線器具側のコネクタ(図示せず)に接続することで、電源部31は照明器具用の天井配線器具を介して外部商用電源と電気的に接続される。電源部31と光源部41は配線(図示せず)によって電気的に接続されている。
光源部41は、照明器具11の照射面側に向けて光を出射する部分である。光源部41は、電源部31の外周側に配置される。光源部41は、複数のLED素子42を有し、光源取付部22の平坦面である光源取付面部22aに配置される平板状のものである。具体的には、光源部41は、複数(本実施形態では、4枚)のLED光源モジュール44を有しており、各LED光源モジュール44は、平板状モジュール基板である基板43上に複数の点光源であるLED素子42が実装されて構成されている。複数のLED素子42は、器具本体21の開口部23cを中心として略同心円状に略等間隔で配置されている。図2に示すように、光源部41及び電源部31が平面視において互いに重ならない位置に配置される。
LED光源モジュール44が有する基板43は、図5に示すように、平面視において所定幅を有する略円弧状に形成されている。基板43は、円周方向の対向する両端部において、互いに略平行な端部43aを有している(図5参照)。なお、端部43aは、本発明の略平行な端部の一例である。LED光源モジュール44の基板43は、全て同一形状及び同一面積とすることにより、作製が容易となるため、好ましい。また、基板43の内周端の形状は、基板43の外周端の形状と同様もしくは類似している。これにより、1つの板状の基板素材から切り取って複数の基板43を作製する際に、該基板43を基板素材上に並べて配置することが可能であり、廃棄する部分が少なく製造歩留まりが良くなるため、好ましい。基板43は、さらに円周方向の対応する両端部において、径方向に沿って形成された非平行端部43bを有する。各LED光源モジュール44は、円周方向の非平行端部43b同士を対向させるとともに、各LED光源モジュール44間を電気的に接続する配線部品45により接続される。LED光源モジュール44は、非平行端部43b同士を対向させて接続することにより、略円環状を成した光源部41を形成することができる。配線部品45は、凹部25に対応する位置(本実施形態では、凹部25の下方位置)に配置される。各LED光源モジュール44は、収容部23の径方向外側を取り囲むように配置されている。各LED光源モジュール44は、4つのネジ部材49で光源取付部22に取り付けられている。LED光源モジュール44は、電線(図示せず)によって電源部31と電気的に接続されている。各LED光源モジュール44は、基板43の実装面の裏面が各光源取付部22の光源取付面部22aに当接して固定されるため、各LED光源モジュール44が発熱した際には、LED光源モジュール44の熱が器具本体21に伝わる。器具本体21に伝わった熱は、器具本体21の温度よりも周辺温度が低い場合、器具本体21周辺の空気へ伝わる。これにより、器具本体21に伝わった熱は、各光源取付面部22aを介して器具本体21の取付面側に放熱される。
なお、各LED光源モジュール44は、熱伝導性シート(図示せず)や放熱グリスを介して光源取付部22に取り付けてもよく、これにより、より高い放熱性を得ることができる。
また、本実施形態では、光源として表面実装型のLED素子を用いたが、光源の種類はLED素子に限定されず、例えばCOB型発光モジュールや有機EL素子(OLED)などであっても実現可能である。
光源部41は、複数のLED素子42が光源取付部22の光源取付面部22aの照射面側に少なくとも配置される。これは、基板43上に実装されたLED素子42が発熱源となるため、少なくともLED素子42を光源取付面部22aの領域内に配置することで放熱の効率化を図るためである。例えば、LED光源モジュール44の平面視における大きさ・形状と、光源取付面部22aの平面視における大きさ・形状とは、同一である必要はない。すなわち、発熱源であるLED素子42を基板43を介して光源取付面部22aの領域内に配置すれば放熱効果が得られる。そのため、基板43の外周縁部などの基板43上にLED42が実装されていない部分は、光源取付面部22aの領域からはみ出して配置してもかまわない。例えば、本実施形態では、各LED光源モジュール44の円周方向の両端部が、光源取付面部22aの領域からはみ出して凹部25の下方に位置するように配置されている。
セード51は、器具本体21の照射面側を覆うように取り付けられ、光源部41からの光を反射及び拡散させつつ、外部へ配光する部材である。セード51は、透光性を有する樹脂素材で形成されている。セード51の全体形状は、平面形状が円形であり、下面側に緩やかにドーム状に膨らんでいる。セード51は、セード51の内部の清掃や器具本体21の部品交換等のために器具本体21に対して着脱できる構造となっている。セード51の上面側の開口縁部には、セード51を器具本体21が有する保持部29に取り付けるための被保持部(図示せず)が形成されている。なお、本実施形態におけるセード51の形状は一例であって、ドーム状の他、円筒状や角筒状などにすることもできる。
器具本体21には、セード51の被保持部を保持するための取付金具である保持部29が設けられている。詳細は省略するが、セード51を器具本体21の取り付け位置に配置してセード51の周方向の一方に回動させると、セード51の被保持部が器具本体21の保持部29に保持されてセード51が器具本体21に取り付けられる。また、セード51が器具本体21に取り付けられた状態でセード51を周方向の他方に回動させると、セード51の被保持部が器具本体21の保持部29から外れて、セード51を器具本体21から取り外すことができる。
電源カバー61は、電源部31を覆う部材である。電源カバー61は、一端が開放された扁平な略円筒状に形成され、内部に電源部31及び接続部71が取り付けられる部材である。電源カバー61は、器具本体21が有する収容部23の取付面側に取り付けられる。また、電源カバー61の内部には、アダプタを取り付けるための接続部71が取り付けられる。電源カバー61は、取付孔62、周縁部63、天板部64、周壁部65、及び鍔部66を有している。
取付孔62は、照明器具11を天井に取り付ける際、引掛シーリングアダプタ等の配線部品(図示せず)を挿通する円形の開口部分である。取付孔62は、電源カバー61の径方向中心となる位置に設けられている。
周縁部63は、取付孔62の周縁部分であり、接続部71が有する配線部品接続部72の一端(上端)がネジ部材により取り付けられる部分である。周縁部63は、下方に突出する円環状の面である。周縁部63には、配線部品接続部72をネジ部材により取り付けるためのネジ孔が設けられている。
天板部64は、周縁部63の周囲に円環状に形成された平坦部分である。天板部64には、平面視において略半分の面積となる領域にスペーサ40を介して電源部31が配置される。周壁部65は、天板部64の外周縁から下方に延設される円筒状の部分である。鍔部66は、周壁部65の下端の外周縁から径方向外側に突出する円環状の部分である。鍔部66は、電源カバー61を器具本体21に取り付けた際に、器具本体21に当接する部分である。鍔部66には、複数のネジ孔が設けられており、ネジ部材により器具本体21に取り付けられる。
電源カバー61は、内部に電源部31及び接続部71を取り付けた状態で、該接続部71の下端側を収容部23内に収容し、鍔部66が器具本体21に当接されて取り付けられる。電源カバー61が収容部23の取付面側に取り付けられることで、電源カバー61と収容部23により略円柱状の空間が形成され、該空間に電源部31、接続部71、及び受光部81等を収容するための高さ及び幅が確保されている。
接続部71は、アダプタ及び受光部81を取り付ける部分である。接続部71は、アダプタ接続部72、受光部接続部73を有している。接続部71は、ネジ部材により電源カバー61が有する周縁部63に取り付けられる。
配線器具接続部72は、扁平な略円筒状であって、収容部23が有する開口部23cより小径の第1円筒部72a、開口部23cより外形が大径の第2円筒部72bを有している。第2円筒部72bには、電源部31から延出されるコネクタ32を挿通するための挿通孔72cが形成されている。受光部接続部73は、配線器具接続部72の側部に設けられ、受光部81を取り付ける部分である。受光部接続部73は、収容部23の受光孔23dに対応する位置に配置されている。照明器具11を天井に取り付ける場合は、照明器具用の天井配線器具(引掛シーリングボディ)に引掛シーリングアダプタ等の配線部品を取付け、電源カバー61が有する取付孔62に配線部品を差し込むとともに、該配線部品を第1円筒部72a内に嵌合する。
受光部81は、リモコン(図示せず)からの無線信号(本実施形態では赤外線)を受光する部分である。受光部81は、収容部23が有する受光孔23dから露出するように配置される。受光部81は、電源部31に接続される。受光部81は、使用者によって操作されるリモコンから送信される無線信号を伝送媒体としたリモコン信号を受信することができる。リモコンにより受光部81に所定の信号を送信することで使用者はLED光源モジュール44(LED素子42)の点灯、消灯、調光等を遠隔操作できる。
保護部材91は、器具本体21とセード51との間において、光源部41を覆うように配置される部材である。保護部材91は、複数の保護カバー92で構成されている。保護カバー92は、透光性を有しており、例えば透光性を有する樹脂シート素材で形成されている。本実施形態の保護カバー92は透明である。本実施形態では、LED光源モジュール44に対応して4枚の保護カバー92を有しており、各保護カバー92は、光源取付部22に配置された各LED光源モジュール44に対応して配置される。保護カバー92の形状は、所定幅を有する円弧状であって、LED光源モジュール44を覆うことができるよう、各LED光源モジュール44の形状よりもやや大きい形状である。保護カバー92は、外周縁部が収容部23の外周近傍及び突条部26の下端に複数のネジ部材により取り付けられる。
以上説明した本実施形態に係る照明器具11では、電源部31が電源カバー61内に収容され、電源カバー61が器具本体21の取付面側に取り付けられる。これにより、照明器具の組立工程の分業化を可能とし、組立作業性を向上することができる。さらに、本実施形態に係る照明器具11では、配線器具と接続する接続部71が電源カバー61内に取り付けられ、電源カバー61が器具本体21の取付面側に取り付けられる。これにより、さらに、照明器具の組立作業性を向上することができる。すなわち、本実施形態のように、電源部31や接続部71が組み付けられたユニットとなる電源カバー61と、光源部41等が組み付けられたユニットとなる器具本体21とを分けて組み立てることができるため、照明器具の組立工程の分業化を可能とし、組立作業性を向上することができる。
また、接続部71を器具本体21に取り付ける場合、接続部71は器具本体21のLED光源モジュール44とは反対側の面に取り付けることが多く、器具本体21の両面に対して取り付け作業を行う必要があり、作業が煩雑となる。本実施形態のように接続部71を電源カバー61に取り付ける構成の場合、接続部71は電源カバー61における電源部31と同一面側に取り付け、器具本体21には接続部71を取り付けない。そのため、接続部71とLED光源モジュール44と電源部31の取り付け作業は、器具本体21と電源カバー61それぞれの一方の面でのみ行えばよく、組立作業性を向上することができる。
また、照明器具11では、電源部31がスペーサ40を介して電源カバー61に取り付けられ、該電源カバー61と電源部31との間に空間を有している。これにより、電源部31(電源基板33)と電源カバー61との間における電気的絶縁距離(例えば沿面距離)を確保することができる。また、電源基板33をスペーサ40により直接電源カバー61に取り付けるため、他の取付部材が必要でなくなり、容易に取り付けることができる。
また、照明器具11では、図2に示すように、光源部41及び電源部31が平面視において互いに重ならない位置に配置される。これにより、光源部41及び電源部31がそれぞれ発生する熱が相互に伝播せず、それぞれが熱の影響を受けにくい。
また、照明器具11では、器具本体21が光源部41の周囲を囲うように該光源部41の外周側に複数の突条部26を有し、さらにその外周側にセード取付金具である保持部29を有する。光源部41と保持部29との間には突条部26を有していない部分を有する。間欠して突条部26を設けることで、保護部材91を取り付けた状態であっても突条部26の間欠部分から侵入した虫やホコリ等を除去しやすい。また、光源部41の周囲において保持部29近傍を除く他の部分が突条部26により囲まれるため、ユーザーがLED光源モジュール44に触れにくい構造である。このような構造により、安全性を向上させることができる。
また、照明器具11では、光源部41が円弧形状のモジュール基板である基板43を有し、該基板43の円周方向の両端部が略平行な直線形状の端部43aを有している。これにより、1つの板状の基板素材から切り取って複数の基板43を製造する際に、該基板43の型を基板素材上に並べて配置することが可能であり、1枚の基板素材から効率良く基板43を切り取ることが可能となり、廃棄する部分が少なく製造歩留まりが良くなるため、製造コストの削減が可能である。
また、照明器具11では、収容部23が受光部81とLED光源モジュール44を電気的に接続する配線を挿通する貫通孔23eを有し、貫通孔23eは受光部81とLED光源モジュール44との間に設けられる。このように、収容部23の受光孔23d付近に配線を引き出すための貫通孔23eを設けることによって、平面視において該貫通孔23eの位置を認識しやすく、組立作業がし易い。
また、照明器具11では、複数のLED光源モジュール44が円弧形状の基板43を有し、該基板43の円周方向の端部において、径方向に沿った非平行端部43bを有する。複数のLED光源モジュール44の非平行端部43b同士を対向させ、配線部品45により隣り合う基板43を接続し、該配線部品45が凹部25に対応する位置に配置される。各LED光源モジュール44の非平行端部43bが近接した状態で配置されても、適切な絶縁距離を設けることができる。また、各LED光源モジュール44の基板43の円周方向の端部において、略平行な端部43aと径方向に沿った非平行端部43bとを有する形状に形成する構成は、基板43の円周方向の端部を径方向に沿った端部のみで形成した場合と比較して、隣り合うLED光源モジュール44において最も近接する端部の対向面積が小さい。そのため、基板43がLED素子42が発する熱などによって熱膨張した場合にも、本実施形態のような基板43の形状は、基板43同士の接触量を小さくして基板43にかかるストレスを抑えたり、基板43の熱膨張による配線部品45へのストレスを低減することが出来る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、照明器具11は丸型としたが、角型やその他の形状としてもよい。また、シーリングライトの他、ペンダントライト等に適用してもよい。ペンダントライトの場合、接続部は、例えば配線ケーブルなどに相当する。また、天井面に配置されたダクトレールに接続可能なペンダントライトの場合、接続部は、例えば配線ダクトプラグおよびそれに接続される配線ケーブルなどに相当する。したがって、本発明における接続部は、照明器具の種類や形態によって広義に解釈することができるものとする。
本実施形態の器具本体21の形状は一例であり、本実施形態の形状に限定されるものではない。例えば、照明器具11の形状が丸型以外の角型やその他の形状である場合には、それに応じた形状とすることができる。また、器具本体21の形状は、光源部41の形状に応じて適宜変形させることも可能である。
11 照明器具
21 器具本体
31 電源部
41 光源部
42 LED素子
44 LED光源モジュール
61 電源カバー
71 接続部

Claims (3)

  1. 器具取付面に配置された配線器具に接続される接続部と、
    光源部と、
    前記光源部を保持する器具本体と、
    前記光源部の少なくとも照射面側の一部を覆う保護部材と、
    前記光源部に給電する電源部と、
    前記電源部を覆う電源カバーと、を備え、
    前記光源部は、前記電源部と平面視において互いに重ならないように前記電源部の外周側に配置され、
    前記電源カバーは、前記器具本体の取付面側に取り付けられ、
    前記器具本体は、径方向中央部が前記保護部材以上に照射面側に突出して形成される、
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具であって、
    前記器具本体は、前記光源部の外周側に沿うように配置された突条部を有し、
    前記保護部材は、前記突条部に取り付けられる、
    ことを特徴とする照明器具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の照明器具であって、
    前記器具本体の半径方向中央部の照射面側に突出する部分は、収容部として構成され、
    前記電源部は、前記収容部と前記電源カバーにより形成される空間に収容され、
    前記収容部は、底部を有し、
    前記保護部材は、前記底部よりも取付面側に配置される、
    ことを特徴とする照明器具。
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