JP2015220032A - スイッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】どのような過酷な環境であっても、良好に作動するスイッチ構造を得られるようにする。【解決手段】スイッチベース3に対し、押込操作によって手前側の非操作位置と奥側の操作位置との間を移動可能な少なくとも1つの押ボタン4を、非操作位置側へ付勢可能に設置したスイッチ構造2に関する。上記スイッチベース3と上記押ボタン4との間に、押ボタン4の押込操作によって圧縮されることで、内部に溜まった空気を、上記スイッチベース3と押ボタン4との間に形成される隙間部11,12、および、押ボタン4が複数設けられた場合の隣接する押ボタン4の間に形成される隙間部11,12、のうちの少なくとも一方へ向けて吹き出すことにより、押ボタン4の周辺の隙間部11,12への塵埃の詰まりを防止可能な空気ポンプ13,14を設けるようにする。【選択図】図3
Description
この発明は、例えば、車両に用いられるスイッチ構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。そして、このインストルメントパネルの車幅方向中央部などには、空調装置や、オーディオ装置などを操作するための操作部が設けられている。この操作部には押ボタンなどのスイッチが取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記したスイッチ構造には、以下のような問題があった。
即ち、例えば、悪路や乾燥地帯などのように空気中に細かい砂ホコリなどの塵埃が舞い上がり易い環境で窓を開けて走行しているような状況で、操作部に設けられた押ボタンの周辺の隙間などに塵埃が入り込むと、押ボタンが動かなくなってしまい、ボタン操作ができなくなる。
即ち、例えば、悪路や乾燥地帯などのように空気中に細かい砂ホコリなどの塵埃が舞い上がり易い環境で窓を開けて走行しているような状況で、操作部に設けられた押ボタンの周辺の隙間などに塵埃が入り込むと、押ボタンが動かなくなってしまい、ボタン操作ができなくなる。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
スイッチベースに対し、押込操作によって手前側の非操作位置と奥側の操作位置との間を移動可能な少なくとも1つの押ボタンを、非操作位置側へ付勢可能に設置したスイッチ構造において、
前記スイッチベースと前記押ボタンとの間に、押ボタンの押込操作によって圧縮されることで、内部に溜まった空気を、前記スイッチベースと押ボタンとの間に形成される隙間部、および、押ボタンが複数設けられた場合の隣接する押ボタンの間に形成される隙間部、のうちの少なくとも一方へ向けて吹き出すことにより、押ボタンの周辺の隙間部への塵埃の詰まりを防止可能な空気ポンプを設けたことを特徴としている。
スイッチベースに対し、押込操作によって手前側の非操作位置と奥側の操作位置との間を移動可能な少なくとも1つの押ボタンを、非操作位置側へ付勢可能に設置したスイッチ構造において、
前記スイッチベースと前記押ボタンとの間に、押ボタンの押込操作によって圧縮されることで、内部に溜まった空気を、前記スイッチベースと押ボタンとの間に形成される隙間部、および、押ボタンが複数設けられた場合の隣接する押ボタンの間に形成される隙間部、のうちの少なくとも一方へ向けて吹き出すことにより、押ボタンの周辺の隙間部への塵埃の詰まりを防止可能な空気ポンプを設けたことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、どのような過酷な環境であっても、良好に作動するスイッチ構造を得ることができる。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図3は、この実施の形態を説明するためのものである。
図1〜図3は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図1に示すような、インストルメントパネルPが設けられている。そして、このインストルメントパネルPの車幅方向中央部などには、空調装置や、オーディオ装置などを操作するための操作部1が設けられる。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図1に示すような、インストルメントパネルPが設けられている。そして、このインストルメントパネルPの車幅方向中央部などには、空調装置や、オーディオ装置などを操作するための操作部1が設けられる。
図2は、図1の操作部1の拡大図である。そして、操作部1に設けられたスイッチ構造2は、図3に示すように、スイッチベース3に対し、押込操作によって手前側の非操作位置(図3中上方)と奥側の操作位置(図3中下方)との間を移動可能な少なくとも1つの押ボタン4を、非操作位置側へ付勢可能に設置したものとされる。
ここで、上記したスイッチベース3の裏面側には、回路基板5が設けられる。この回路基板5には、押ボタン4の押し込みによって、電気的なオンオフが切り替えられるようにした図示しないスイッチ部品(スイッチ素子、接点部品)が取付けられる。このスイッチ部品には、どのようなものを使用しても良いが、例えば、押圧の際に触感が発生されるようにした触感型スイッチ(「tactile switch」タクタイルスイッチ)などを用いることができる。この触感型スイッチは、押ボタン4を非操作位置側へ付勢する手段としての機能をも備えている。なお、触感型スイッチのように付勢機能を備えていないスイッチ部品を用いる場合には、専用の付勢手段を設けても良いことは勿論である。また、スイッチベース3と押ボタン4との間には、押ボタン4の移動を案内するガイド機構7が備えられる。そして、回路基板5の裏面側には、図示しないロワハウジングなどが設けられる。更に、スイッチベース3の上面側には、フィニッシャー9(加飾パネル)またはアッパハウジングが取付けられる。フィニッシャー9には、少なくとも、押ボタン4を通すための開口部が設けられる。
そして、上記構成に対し、この実施例では、以下のようにする。
(1)上記スイッチベース3と上記押ボタン4との間に、押ボタン4の押込操作によって圧縮されることで、内部に溜まった空気を、上記スイッチベース3と押ボタン4との間に形成される隙間部11、および、押ボタン4が複数設けられた場合の隣接する押ボタン4の間に形成される隙間部12、のうちの少なくとも一方へ向けて吹き出すことにより、押ボタン4の周辺の隙間部11,12への塵埃の詰まりを防止可能な空気ポンプ13,14を設けるようにする。
(1)上記スイッチベース3と上記押ボタン4との間に、押ボタン4の押込操作によって圧縮されることで、内部に溜まった空気を、上記スイッチベース3と押ボタン4との間に形成される隙間部11、および、押ボタン4が複数設けられた場合の隣接する押ボタン4の間に形成される隙間部12、のうちの少なくとも一方へ向けて吹き出すことにより、押ボタン4の周辺の隙間部11,12への塵埃の詰まりを防止可能な空気ポンプ13,14を設けるようにする。
ここで、空気ポンプ13,14には、例えば、蛇腹状をした樹脂製のベローズポンプなどを用いることができる。この場合、空気ポンプ13は、スイッチベース3と押ボタン4との間の隙間部11に対して配設されている。また、空気ポンプ14は、隣接する押ボタン4の間の隙間部12に対して配設されている。
そして、空気ポンプ13,14の吹出口15,16を、上記した隙間部11,12の入口部に最も近い位置に対して、隙間部11,12の外方へ向くように設けるようにする。この場合、空気ポンプ13の吹出口15は、空気ポンプ13の上端部に対し、上方へ向けて設けられている。また、別の空気ポンプ14の吹出口16は、空気ポンプ13の上端近傍の側部に対し、斜め上方へ向けて設けられている。
更に、空気ポンプ13,14は、押ボタン4の押込方向に対しては、スイッチベース3および押ボタン4のどちらにも固定されないようにするのが、押ボタン4の動きに影響を与えずに空気の給排を行い得るようにする上では好ましい。この場合、空気ポンプ13は、スイッチベース3の上面部3aと押ボタン4の側壁下部4aとの間に、非取付け状態で介在されている。また、別の空気ポンプ14は、スイッチベース3の上面部3bと押ボタン4の押圧面4bの裏面との間に、非取付け状態で介在されると共に、押ボタン4の側壁4c上部に斜め上方へ向けて形成された空気吹出孔部18に対して、上記吹出口16を挿入した状態で、吹出口16およびその周辺部分を、側壁4cに接着固定させるようにしている。スイッチベース3の上面部3bには、必要に応じて、空気ポンプ14を横方向に押さえるためのポンプ押え19が設けられる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
押ボタン4を指で押す(押込操作を行う)ことによって、押ボタン4は、スイッチベース3に対し、手前側の非操作位置から奥側の操作位置へと移動される。反対に、押ボタン4から指を離す(押込操作を解除する)と、押ボタン4は、付勢力によってスイッチベース3に対し、奥側の操作位置から手前側の非操作位置へと復帰される。
押ボタン4を指で押す(押込操作を行う)ことによって、押ボタン4は、スイッチベース3に対し、手前側の非操作位置から奥側の操作位置へと移動される。反対に、押ボタン4から指を離す(押込操作を解除する)と、押ボタン4は、付勢力によってスイッチベース3に対し、奥側の操作位置から手前側の非操作位置へと復帰される。
そして、スイッチベース3と押ボタン4との間に、押ボタン4の押込操作で圧縮される空気ポンプ13,14を設けるようにした。これにより、押ボタン4を押す度に、空気ポンプ13,14が圧縮され、空気ポンプ13,14から上記した隙間部11,12へ向け空気が吹き出されて、その空気の圧力で、上記した隙間部11,12へ入り込もうとする細かい砂ホコリなどの塵埃などが押し出されることになる。その結果、隙間部11,12への塵埃の詰まりによる押ボタン4の引掛かりを防止することが可能となり、押ボタン4は常にスムーズに動く状態に保たれる。
このような空気ポンプ13,14による塵埃の排出構造は、例えば、国内や国外における、悪路や乾燥地帯などのように空気中に塵埃が舞い上がり易い環境で、窓を開けて走行するような場合などに、特に、有効に機能するものとなる。そして、上記により、どのような過酷な環境であっても、良好に作動するスイッチ構造2を得ることが可能となる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
2 スイッチ構造
3 スイッチベース
4 押ボタン
11 隙間部
12 隙間部
13 空気ポンプ
14 空気ポンプ
3 スイッチベース
4 押ボタン
11 隙間部
12 隙間部
13 空気ポンプ
14 空気ポンプ
Claims (1)
- スイッチベースに対し、押込操作によって手前側の非操作位置と奥側の操作位置との間を移動可能な少なくとも1つの押ボタンを、非操作位置側へ付勢可能に設置したスイッチ構造において、
前記スイッチベースと前記押ボタンとの間に、押ボタンの押込操作によって圧縮されることで、内部に溜まった空気を、前記スイッチベースと押ボタンとの間に形成される隙間部、および、押ボタンが複数設けられた場合の隣接する押ボタンの間に形成される隙間部、のうちの少なくとも一方へ向けて吹き出すことにより、押ボタンの周辺の隙間部への塵埃の詰まりを防止可能な空気ポンプを設けたことを特徴とするスイッチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014101536A JP2015220032A (ja) | 2014-05-15 | 2014-05-15 | スイッチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014101536A JP2015220032A (ja) | 2014-05-15 | 2014-05-15 | スイッチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015220032A true JP2015220032A (ja) | 2015-12-07 |
Family
ID=54779257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014101536A Pending JP2015220032A (ja) | 2014-05-15 | 2014-05-15 | スイッチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015220032A (ja) |
-
2014
- 2014-05-15 JP JP2014101536A patent/JP2015220032A/ja active Pending
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