JP4844836B2 - 押しボタン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチを押圧操作するための押しボタン装置に関する。
電子回路基板や各種の上に組み付けられ、電子回路をオン/オフするためのスイッチは、押しボタン部材によって押圧操作するのが一般的である。押しボタン部材は、開口を持つパネル部材に取り付けられる。詳しくは、押しボタン部材は、パネル部材の後側に配置されるボタン本体部と、ボタン本体部から開口の内周側に向けて延びる操作端部とを持つ。パネル部材の後側にはスイッチが配設されている。操作端部を押圧して、押しボタン部材をパネル部材の後側に押し込むと、ボタン本体部がスイッチを押圧する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、上述したパネル部材と押しボタン部材とを備える押しボタン装置が紹介されている。特許文献1の押しボタン装置におけるパネル部材には、開口の周縁部からなりパネル部材の後側に向けて突出する部分(以下、位置決め部と呼ぶ)が形成されている。この位置決め部の先端には、開口の外周側に向けて突出高さが大きくなるパネル側傾斜面が形成されている。押しボタン部材には、パネル側傾斜面に対向する部分に、パネル側傾斜面に対応した形状のボタン側傾斜面が形成されている。特許文献1の押しボタン装置は、ボタン側傾斜面とパネル側傾斜面とによって、押しボタン部材を開口に対して位置決めする。
ところで近年では、押しボタン装置における開口の内周面と操作端部の外周面との隙間を小さくすることが要求されている。押しボタン装置の意匠性を向上させるためである。特許文献1に紹介されている押しボタン装置によると、押しボタン部材を開口に対して精密に位置決めするためには、パネル側傾斜面を押しボタン部材の外周側全周に設ける必要がある。すなわち位置決め部を、押しボタン部材の外周全周を取り囲む筒状にする必要がある。このため、押しボタン部材を複数個設ける場合には、押しボタン部材同士の隙間に位置決め部が介在する。したがって、特許文献1に紹介されている技術によると、押しボタン部材を複数個設ける場合にはボタン同士の隙間を小さくできず、意匠性に優れた押しボタン装置を得られない問題があった。
特開2000−306460号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、押しボタン部材を開口部に対して精密に位置決めでき、かつ、押しボタン部材を複数個設ける場合にも押しボタン部材同士の隙間を小さくできる押しボタン装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の押しボタン装置は、
開口10を持つパネル部材1と、
パネル部材1の後側に配置されるボタン本体部20と、ボタン本体部20から開口10の内周側に向けて突出する操作端部21と、ボタン本体部20の後端部に形成され後側に突出する押圧端部23と、を持ち、操作端部21が開口10の後側に押し込まれて押圧端部23によりスイッチ4が押圧される押圧位置と操作端部21が押圧位置よりも前側に配される開放位置との間を往復移動する少なくとも一個の押しボタン部材2と、
側壁と底壁とにより略箱状をなすと共にパネル部材1に固定され、略箱状の内部に形成されボタン本体部20の内部に挿入される枠状の第1リブ31と、底壁のなかで押圧端部23に対応した位置に形成された貫通孔状の押圧用開口33と、を持ち、押しボタン部材2が押圧位置に移動したときにボタン本体部20の後面を支持する支持部材3と、を持ち、
パネル部材1は、開口10の周縁部のなかで対向する2つの位置に形成されパネル部材1の後側に向けて突出する一対の位置決め部(11、12)を、押しボタン部材2の個数に応じた少なくとも一組持ち、
位置決め部(11、12)は、押しボタン部材2の往復移動方向と直交する第1方向に押しボタン部材2を位置決めする第1パネル側位置決め面(111、121)と、往復移動方向と直交し第1方向と交差する第2方向に押しボタン部材2を位置決めする第2パネル側位置決め面(112、122)と、を持ち、
ボタン本体部20は、開放位置において第1パネル側位置決め面(111、121)に当接する第1ボタン側位置決め面(211、221)と、開放位置において第2パネル側位置決め面(112、122)に当接する第2ボタン側位置決め面(212)と、を持つことを特徴とする。
本発明の押しボタン装置は、下記の(1)〜(2)の少なくとも一方を備えるのが好ましい。
(1)上記第1パネル側位置決め面(111、121)は上記開口10の外周側に向けて突出量が大きくなる傾斜面状をなし、上記第1ボタン側位置決め面(211、221)は上記第1パネル側位置決め面(111、121)に対応する傾斜面状をなす。
(2)上記第2パネル側位置決め面(112、122)と上記第2ボタン側位置決め面(212、図略)との一方は断面V字の傾斜面状をなし、他方は断面円弧状をなす。
本発明の押しボタン装置における押しボタン部材は、第1ボタン側位置決め面が第1パネル側位置決め面に当接するとともに、第2ボタン側位置決め面が第2パネル側位置決め面に当接することによって、互いに交差する2つの方向(第1方向、第2方向)に位置決めされる。すなわち本発明の押しボタン装置は、一個の押しボタン部材を一対の位置決め部で精密に位置決めできる。このため本発明の押しボタン装置では、位置決め部を、押しボタン部材の全周を取り囲む形状にする必要はない。よって、押しボタン部材を複数個設ける場合にも、位置決め部を、押しボタン部材同士の隙間に介在させる必要がなくなる。すなわち、本発明の押しボタン装置によると、押しボタン部材を複数個設ける場合にも、押しボタン部材同士の隙間を小さくできる。
本発明の押しボタン装置が上記(1)を備える場合には、単純な形状の第1パネル側位置決め面および第1ボタン側位置決め面によって、押しボタン部材を第1方向に精密に位置決めできる。
本発明の押しボタン装置が上記(2)を備える場合には、単純な形状の第2パネル側位置決め面および第2ボタン側位置決め面によって、押しボタン部材を第2方向に精密に位置決めできる。
本発明の押しボタン装置は、種々の方向に配置できる。例えば、パネル部材の前面を上側に向けても良いし、パネル部材の前面を側方に向けても良いし、パネル部材の前面を下方に向けても良い。また、本発明の押しボタン装置には、押しボタン部材を押圧位置から開放位置に戻すための付勢手段を設けても良いし、設けなくても良い。例えば、押しボタン部材がスイッチの反発力によって押圧位置から開放位置に戻る場合には、付勢手段は不要である。
本発明の押しボタン装置には、一個のみの押しボタン部材を設けても良いし、複数個の押しボタン部材を設けても良い。本発明の押しボタン装置に複数個の押しボタン部材を設ける場合には、一対の位置決め部を、押しボタン部材の個数に対応する複数組設ければ良い。すなわち、本発明の押しボタン装置における位置決め部は、一個の押しボタン部材につき一対設けられる。
本発明の押しボタン装置における支持部材は、嵌合、接着、ネジ止めなどの既知の方法でパネル部材に固定すればよい。
以下、本発明の押しボタン装置を図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例1の押しボタン装置は、上記(1)および(2)を備える。実施例1の押しボタン装置を模式的に表す斜視図を図1に示す。実施例1の押しボタン装置を模式的に表す分解斜視図を図2に示す。実施例1の押しボタン装置を図1中A−A位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図3〜図4に示す。実施例1の押しボタン装置を図1中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図5〜図6に示す。なお、図3および図5は、押しボタン部材を開放位置に配した様子を表す。図4および図5は、一つの押しボタン部材を押圧位置に配した様子を表す。以下、実施例1において上、下、左、右、前、後とは、図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
実施例1の押しボタン装置は、パネル部材1と、4個の押しボタン部材2と、支持部材3とを持つ。
パネル部材1は略平板状をなす。パネル部材1の略中央部には、上下方向に延びる長方形の開口10が設けられている。実施例1の押しボタン装置におけるパネル部材1は、開口10の左側周縁部に形成されている左側位置決め部11と、開口10の右側周縁部に形成されている右側位置決め部12と、からなる一対の位置決め部を、4組持つ。各位置決め部は、パネル部材1の上側から下側に向けて配列している。
左側位置決め部11は、開口10の左側周縁部に形成され、上側から下側に向けて延び、パネル部材1の後側に向けて突出する立壁状をなす。図3に示すように、左側位置決め部11の突出端面は、開口10の外周側(左側)に向けて突出量が大きくなる傾斜面状をなす。この突出端面が、左側位置決め部11における第1パネル側位置決め面(左第1パネル側位置決め面111)となる。図5に示すように、左側位置決め部11の突出端面のなかで、上下方向の略中央部は、断面略V字に肉抜きされている。この肉抜きされた部分の内面が、左側位置決め部11における第2パネル側位置決め面(左第2パネル側位置決め面112)となる。左第2パネル側位置決め面112の外周側(左側)部分は、内周側(右側)部分に比べて、前側に配されている。すなわち、左第2パネル側位置決め面112は、断面略V字の傾斜面状をなすとともに、開口10の外周側(左側)に向けて突出量が大きくなる傾斜面状をなす。
右側位置決め部12は、左側位置決め部11と面対称である。すなわち、右側位置決め部12の第1パネル側位置決め面(右第1パネル側位置決め面121)は、開口10の外周側(右側)に向けて突出量が大きくなる傾斜面状をなす。右側位置決め部12の第2パネル側位置決め面(右第2パネル側位置決め面122)は、断面略V字の傾斜面状をなすとともに、開口10の外周側(右側)に向けて突出量が大きくなる傾斜面状をなす。
押しボタン部材2は、有底の略角筒状をなす。押しボタン部材2のなかで後側の部分がボタン本体部20であり、前側の部分が操作端部21である。図1および図2に示すように、操作端部21は閉口している。図3および図4に示すように、ボタン本体部20の後端部は開口している。操作端部21の左右方向の長さは、開口10の左右方向の長さよりも僅かに小さい。ボタン本体部20の左右方向の長さは、操作端部21の左右方向の長さおよび開口10の左右方向の長さよりも大きい。ボタン本体部20は、パネル部材1の後側に配置されている。操作端部21は、開口10の内周側に配置されている。
ボタン本体部20の左側部分には、開口10部の内周側(右側)に向けて突出量が大きくなる傾斜面が形成されている。ボタン本体部20の右側部分には、開口10部の内周側(左側)に向けて突出量が大きくなる傾斜面が形成されている。すなわち、ボタン本体部20の左側部分には、左第1パネル側位置決め面111と対応した形状の第1ボタン側位置決め面(左第1ボタン側位置決め面211)が形成されている。ボタン本体部20の右側部分には、右第1パネル側位置決め面121と対応した形状の第1ボタン側位置決め面(右第1ボタン側位置決め面221)が形成されている。
ボタン本体部20の左側部分には、左第1ボタン側位置決め面211よりも前方に突起する断面略円弧状の左第2ボタン側位置決め面212が形成されている。左第2ボタン側位置決め面212の内周側(右側)部分は、外周側(左側)部分に比べて前方に配されている。すなわち、左第2ボタン側位置決め面212は、断面略円弧状をなすとともに、開口10部の内周側(右側)に向けて突出量が大きくなる傾斜面状をなす。ボタン本体部20の右側部分は、左側部分と面対称である。詳しくは、ボタン本体部20の右側部分には、右第1ボタン側位置決め面221よりも前方に突起する断面略円弧状の右第2ボタン側位置決め面(図略)が形成されている。図3に示すように、ボタン本体部20の後端部には、後側に突出する押圧端部23が形成されている。
支持部材3は略箱状をなす。図2に示すように、支持部材3の内部には、枠状の第1リブ31と、立壁状の第2リブ32とが上下方向に沿って交互に配設されている。第1リブ31の外径は、ボタン本体部20の内径よりも僅かに小さい。図3および図5に示すように、第1リブ31はボタン本体部20の内部に挿入されている。第2リブ32は、隣接する押ボタン部材2同士の隙間に介在している。第1リブ31および第2リブ32の突出高さは、ボタン本体部20の高さ(前後方向の長さ)よりも短い。支持部材3の底壁のなかで、各押しボタン部材2の押圧端部23に対応した位置には、貫通孔状の押圧用開口33が形成されている。支持部材3の側壁頂面には、フランジ34が形成されている。
実施例1の押しボタン装置は、先ず各押しボタン部材2を支持部材3に取り付け、次いで支持部材3をパネル部材1に取り付けることで組み立てられる。すなわち、押しボタン部材2をパネル部材1と支持部材3とで挟み込んで一体化する。このため、押しボタン部材2と支持部材3とパネル部材1とを一体化する組み付け作業は、非常に容易である。なお、実施例1の押しボタン装置では、フランジ34の前面をパネル部材1の後面に接着することで、支持部材3をパネル部材1に固定している。
実施例1の押しボタン装置におけるボタン本体部20は、操作端部21が開口10の後側に押し込まれる押圧位置(図4および図6に示す)と、操作端部21が押圧位置よりも前側に配される開放位置(図3および図5に示す)と、の間を往復移動する。操作端部21の前面は、開放位置において、パネル部材1の前面と面一に配置される。また、操作端部21の前面は、押圧位置において、パネル部材1の前面よりもやや後側に配置される。
操作端部21を指で押し、押しボタン部材2を押圧位置に移動させると、図4および図6に示すように、ボタン本体部20の後面200は、支持部材3の底壁前面300に接触する。したがって、ボタン本体部20の後面200は、支持部材3によって支持される。このときボタン本体部20の押圧端部23は、支持部材3の押圧用開口33を経て、支持部材3よりも後側に突出する。したがって押しボタン部材2が押圧位置に移動すると、押圧端部23は支持部材3の後側に配設されているスイッチ4を押圧する。また、操作端部21から指をはなすと、押しボタン部材2は、スイッチ4の反発力によって前方に押圧され、押圧位置から開放位置に移動する。
押しボタン部材2が押圧位置から開放位置に移動すると、図3に示すように、各押しボタン部材2の左第1ボタン側位置決め面211が、各左第1パネル側位置決め面111に当接する。また、各押しボタン部材2の右第1ボタン側位置決め面221が、各右第1パネル側位置決め面121に当接する。左第1ボタン側位置決め面211と左第1パネル側位置決め面111とが当接し、右第1ボタン側位置決め面221と右第1パネル側位置決め面121とが当接することで、押しボタン部材2は、左右方向(すなわち第1方向)に位置決めされる。
また、図5に示すように、押しボタン部材2が押圧位置から開放位置に移動すると、各押しボタン部材2の左第2ボタン側位置決め面212が、各左第2パネル側位置決め面112に当接する。また、各押しボタン部材2の右第2ボタン側位置決め面(図略)が、各右第2パネル側位置決め面122に当接する。左第2ボタン側位置決め面212と左第2パネル側位置決め面112とが当接し、右第2ボタン側位置決め面(図略)と右第2パネル側位置決め面122とが当接することで、押しボタン部材2は、上下方向(すなわち第2方向)に位置決めされる。
例えば、スイッチ4の反発力によって、押しボタン部材2が右前方に向けて押圧された場合、移動初期には、右第1ボタン側位置決め面221は右第1パネル側位置決め面121に当接するが、左第1ボタン側位置決め面211は左第1パネル側位置決め面111に当接しない。しかし、右第1ボタン側位置決め面221が右第1パネル側位置決め面121に摺接することで、押しボタン部材2は左前方に向けて案内される。このため、押しボタン部材2の開口10に対する左右方向(第1方向)の位置は、精密に位置決めされる。
また、例えば、スイッチ4の反発力によって、押しボタン部材2が上前方に向けて押圧された場合、移動初期には、左第2ボタン側位置決め面212が左第2パネル側位置決め面112の上側部分(上面112aと呼ぶ)にのみ当接し、左第2パネル側位置決め面112の下側部分(下面112bと呼ぶ)には当接しない。また、右第2ボタン側位置決め面(図略)が右第2パネル側位置決め面122の上面122aにのみ当接し、右第2パネル側位置決め面122の下面122bには当接しない。しかし、左第2ボタン側位置決め面212が左第2パネル側位置決め面112の上面112aに摺接するとともに、右第2ボタン側位置決め面(図略)が右第2パネル側位置決め面122の上面122aに摺接することで、押しボタン部材2は下前方に向けて案内される。このため、押しボタン部材2の開口10に対する上下方向(第2方向)の位置は、精密に位置決めされる。
よって、実施例1の押しボタン装置によると、押しボタン部材2が第1方向と第2方向との2方向に位置決めされるため、押しボタン部材2を開口10部に対して精密に位置決めできる。
また、一個の押しボタン部材2を一対の位置決め部によって位置決めできるため、位置決め部を押しボタン部材2同士の隙間に形成する必要がない。したがって、実施例1の押しボタン装置によると、押しボタン部材2同士の隙間を小さくできる。
なお、実施例1の押しボタン装置における第1方向は左右方向であり、2つの第1パネル側位置決め面(111、121)が向き合う方向と一致している。したがって、2つの第1パネル側位置決め面(111、121)が向き合う方向を変更すれば、第1方向を種々の方向に設定できる。また、実施例1の押しボタン装置における第2方向は上下方向であり、第2パネル側位置決め面の上面(112a、122a)と下面(112b、122b)とが向き合う方向と一致している。したがって、上面112aと下面112bとが向き合う方向および、上面122aと下面122bとが向き合う方向を変更すれば、第2方向を種々に設定できる。
(実施例2)
実施例2の押しボタン装置は、支持部材の第2リブがなく、押しボタン部材が互いに近接していること以外は、実施例1の押しボタン装置と同じである。実施例2の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図7に示す。
実施例2の押しボタン装置における支持部材3は、図7に示すように、第1リブ31のみを持ち、第2リブを持たない。したがって、隣接する押しボタン部材2同士の隙間を、実施例1の押しボタン装置に比べて、さらに小さくすることができる。
なお、実施例2の押しボタン装置においても、押しボタン部材2が第1の方向と第2の方向とに位置決めされる。このため、隣接する押しボタン部材2同士の隙間を小さくしても、隣接する押しボタン同士が互いに引っ掛かることはない。
(実施例3)
実施例3の押しボタン装置は、第2押しボタン側位置決め面の形状以外は、実施例1の押しボタン装置と同じである。実施例3の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図8に示す。
実施例3の押しボタン装置における第2押しボタン側位置決め面は、第2パネル側位置決め面の上面(パネル側上面112a)に対応した形状の上面(ボタン側上面212a)と、第2パネル側位置決め面の下面(パネル側下面112b)に対応した形状の下面(ボタン側下面212b)とを持つ。すなわち、実施例3の押しボタン装置における第2押しボタン側位置決め面は、第2パネル側位置決め面に対応した傾斜面状をなす。
実施例3の押しボタン装置では、押しボタン部材2が押圧位置から開放位置に移動する際に、ボタン側上面212aがパネル側上面112aに案内され、ボタン側下面212bがパネル側下面112bに案内される。このため、実施例3の押しボタン装置でも、押しボタン部材2が上下方向(第2方向)に精密に位置決めされる。
(実施例4)
実施例4の押しボタン装置は、第2パネル側位置決め面の形状以外は、実施例1の押しボタン装置と同じである。実施例4の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図9に示す。
実施例4の押しボタン装置における第2パネル側位置決め面は、上面(パネル側上面112a)と下面(パネル側下面112b)とがそれぞれ断面略円弧状をなす。
実施例4の押しボタン装置では、押しボタン部材2が押圧位置から開放位置に移動する際に、第2ボタン側位置決め部212のなかで上側の部分212aがパネル側上面112aに案内され、第2ボタン側位置決め部212のなかで下側の部分212bがパネル側下面112bに案内される。このため、例えばスイッチ4の反発力によって押しボタン部材2が上前方に向けて押圧された場合、移動初期には、第2ボタン側位置決め部212のなかで上側の部分212aはパネル側上面112aに当接するが、第2ボタン側位置決め部212のなかで下側の部分212bはパネル側下面112bに当接しない。しかし、第2ボタン側位置決め部212のなかで上側の部分212aがパネル側上面112aに摺接し、下前方に向けて案内されるため、押しボタン部材2もまた上前方に向けて案内される。このため、実施例4の押しボタン装置においても、押しボタン部材2は上下方向(第2方向)に精密に位置決めされる。
(実施例5)
実施例5の押しボタン装置は、第2パネル側位置決め面および第2押しボタン側位置決め面の形状以外は、実施例1の押しボタン装置と同じである。実施例5の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図を図10に示す。
実施例5の押しボタン装置における第2パネル側位置決め面112は、後方に向けて突起する断面略円弧状をなす。第2ボタン側位置決め面212は、断面略V字状をなす。実施例5の押しボタン装置では、押しボタン部材2が押圧位置から開放位置に移動する際に、ボタン側上面212aが第2パネル側位置決め面の上側部分112aに案内され、ボタン側下面212bが第2パネル側位置決め面の下側部分112bに案内される。したがって、例えばスイッチ4の反発力によって押しボタン部材2が上前方に向けて押圧された場合、移動初期には、ボタン側下面112bは第2パネル側位置決め面112に当接するが、ボタン側上面112aは第2パネル側位置決め面112に当接しない。しかし、ボタン側下面112bが第2パネル側位置決め面112に摺接し、下前方に向けて案内されるため、押しボタン部材2もまた上前方に向けて案内される。このため、実施例5の押しボタン装置においても、押しボタン部材2は上下方向(第2方向)に精密に位置決めされる。
実施例1の押しボタン装置を模式的に表す斜視図である。 実施例1の押しボタン装置を模式的に表す分解斜視図である。 実施例1の押しボタン装置を図1中A−A位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例1の押しボタン装置を図1中A−A位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例1の押しボタン装置を図1中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例1の押しボタン装置を図1中B−B位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例2の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例3の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例4の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。 実施例2の押しボタン装置を図1中B−B位置と同位置で切断した様子を模式的に表す断面図である。
符号の説明
1:パネル部材
2:押しボタン部材
3:支持部材
4:スイッチ
10:開口
11、12:位置決め部
20:ボタン本体部
21:操作端部
23押圧端部
31第1リブ
33押圧用開口
111、121:第1パネル側位置決め面
112、122:第2パネル側位置決め面
211、221:第1ボタン側位置決め面
212:第2ボタン側位置決め面

Claims (4)

  1. 開口を持つパネル部材と、
    該パネル部材の後側に配置されるボタン本体部と、該ボタン本体部から該開口の内周側に向けて突出する操作端部と、該ボタン本体部の後端部に形成され後側に突出する押圧端部と、を持ち、該操作端部が該開口の後側に押し込まれて該押圧端部によりスイッチが押圧される押圧位置と該操作端部が該押圧位置よりも前側に配される開放位置との間を往復移動する少なくとも一個の押しボタン部材と、
    側壁と底壁とにより略箱状をなすと共に該パネル部材に固定され、略箱状の内部に形成され該ボタン本体部の内部に挿入される枠状の第1リブと、該底壁のなかで該押圧端部に対応した位置に形成された貫通孔状の押圧用開口と、を持ち、該押しボタン部材が該押圧位置に移動したときに該ボタン本体部の後面を支持する支持部材と、を持ち、
    該パネル部材は、該開口の周縁部のなかで対向する2つの位置に形成され該パネル部材の後側に向けて突出する一対の位置決め部を、該押しボタン部材の個数に応じた少なくとも一組持ち、
    該位置決め部は、該押しボタン部材の往復移動方向と直交する第1方向に該押しボタン部材を位置決めする第1パネル側位置決め面と、該往復移動方向と直交し該第1方向と交差する第2方向に該押しボタン部材を位置決めする第2パネル側位置決め面と、を持ち、
    該ボタン本体部は、該開放位置において該第1パネル側位置決め面に当接する第1ボタン側位置決め面と、該開放位置において該第2パネル側位置決め面に当接する第2ボタン側位置決め面と、を持つことを特徴とする押しボタン装置。
  2. 前記第1パネル側位置決め面は前記開口の外周側に向けて突出量が大きくなる傾斜面状
    をなし、前記第1ボタン側位置決め面は前記第1パネル側位置決め面に対応する傾斜面状
    をなす請求項1に記載の押しボタン装置。
  3. 長方形の前記開口を持つ前記パネル部材と、
    該パネル部材の長方形の該開口の長辺方向に並んで複数個設けられた前記押しボタン部材と、を持ち、
    該パネル部材は、長方形の該開口の周縁部のなかで対向する2つの長辺位置に形成された一対の位置決め部を、該押しボタン部材の個数に応じた複数組持ち、
    該位置決め部は、該パネル部材の長方形の該開口の短辺方向に相当する前記第1方向に該押しボタン部材を位置決めする前記第1パネル側位置決め面を持ち、
    前記ボタン本体部は、前記開放位置において該第1パネル側位置決め面に当接する前記第1ボタン側位置決め面を持つことを特徴とする請求項2に記載の押しボタン装置。
  4. 前記第2パネル側位置決め面と前記第2ボタン側位置決め面との一方は断面V字の傾斜
    面状をなし、他方は断面円弧状をなす請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の押しボタン装置。
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