JP2015219360A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015219360A
JP2015219360A JP2014102549A JP2014102549A JP2015219360A JP 2015219360 A JP2015219360 A JP 2015219360A JP 2014102549 A JP2014102549 A JP 2014102549A JP 2014102549 A JP2014102549 A JP 2014102549A JP 2015219360 A JP2015219360 A JP 2015219360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing belt
fixing
detection unit
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014102549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6137050B2 (ja
Inventor
幹 中野
Miki Nakano
幹 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2014102549A priority Critical patent/JP6137050B2/ja
Priority to US14/704,284 priority patent/US9348276B2/en
Publication of JP2015219360A publication Critical patent/JP2015219360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6137050B2 publication Critical patent/JP6137050B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0122Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
    • G03G2215/0125Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
    • G03G2215/0132Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted vertical medium transport path at the secondary transfer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、精度の高い温調制御を実行できる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】定着装置5は、回転体で構成される加圧器32と、熱源318により加熱される定着ベルト311を定着ベルト311内部の押圧部312と定着ベルト311外部の加圧器32で狭持する加熱器31とを備える。更に、定着ベルト311表面の温度を測定する非接触方式の温度検知部40と、温度検知部40に対する定着ベルト311における測定対象位置S1の変動量を検知する変動量検知部41と、温度検知部40で検知された温度と変動量検知部41で検知された変動量に基づいて、熱源318の発熱量を調整して、定着ベルト311表面の温度調整を実行させる制御部28と、を備える【選択図】図5

Description

本願発明は、加熱器及び加圧器を備えてそのニップ領域を通過する記録材に印字定着させる定着装置と、これを備えた画像形成装置とに関する。
従来から、電子写真方式を採用した画像形成装置では、熱源によって加熱される加熱器とこれに当接する加圧器との間の定着ニップ領域に、未定着トナー像が転写された記録紙を搬送し加熱及び加圧することにより、未定着トナー像を記録紙に定着させることが広く行われている。この記録紙へのトナーを定着させる定着装置として、ハロゲンヒーターやセラミックヒーター等の加熱手段で定着ベルトを加熱して、当該定着ベルトに記録紙を当接させると同時に加圧させるものが、従来より使用されている。
近年では、超微粒子の放出量や消費電力を低減するべく、定着装置に対して、定着強度を確保できる限界温度に設定することが求められている。そのため、定着装置の温度調整において高精度な制御が要求され、定着ベルトの表面温度を測定するための温度センサーとして、定着ベルト表面を傷つけない、非接触方式のサーミスタが使用されることが多い。
このような温調制御を実行する定着装置として、定着ベルトにおいて熱変形が発生しやすい箇所に、温度センサーを設置したものが提案されている(特許文献1参照)。又、温調制御のための温度センサーを有する定着装置であって、定着ベルトを介して、加熱部材となる加熱パイプの変形を検出する変位検出手段を設けて、定着装置を構成する構成部品の破損を防止するものが提案されている(特許文献2参照)。
特開2013−164438号公報 特開2013−057896号公報
しかしながら、非接触方式の温度センサーでは、測定対象物との距離依存が大きく、定着ベルトを局所的に加熱する構成では、定着ベルトの熱変形の影響により、温度センサーの測定精度が低下してしまう。特に、フリーベルト方式の定着ベルトを採用した場合、定着ベルトと温度センサーとの距離が変動しやすく、定着ベルト表面温度を正確に読み取ることができずに、温調制御に異常をもたらす場合がある。
特許文献1の構成では、定着ベルトの熱変形の影響を低減できる位置に温度センサーを配置しているものの、上記したように、測定対象物との距離依存性により、温度センサーにおける検出誤差は発生してしまう。従って、精度の高い温調制御が求められる定着装置においては、多少の誤差も大きな影響を受けるため、記録材に対するトナーの定着不良など不具合が生じる。
又、特許文献2の構成では、接触式の変位検出手段で定着ベルト及び加熱部材の熱変形を検出するものの、温度センサーの測定結果に基づく温調制御に、変位検出手段の検出結果を反映させる構成ではない。従って、熱変形による定着装置の部品破損を防止できるとはいえ、精度の高い温調制御を実行できるものではない。更に、変位検出手段が接触式であることから、変位検出手段が定着ベルトと非接触状態となったとき、その変位量の測定が不可能となるため、温調制御における補正処理が不可能である。
このような問題を鑑みて、本発明は、精度の高い温調制御を実行できる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の定着装置は、回転体で構成される加圧器と、熱源により加熱される定着ベルトを該定着ベルト内部の押圧部と該定着ベルト外部の加圧器で狭持する加熱器とを備える定着装置において、前記定着ベルト表面の温度を測定する非接触方式の温度検知部と、前記温度検知部に対する前記定着ベルトにおける測定対象位置の変動量を検知する変動量検知部と、前記温度検知部で検知された温度と前記変動量検知部で検知された変動量に基づいて、前記熱源の発熱量を調整して、前記定着ベルト表面の温度調整を実行させる制御部と、を備えることを特徴とする。
この定着装置において、前記定着ベルトに位置変動のない通常状態における前記温度検知部と前記測定対象位置との距離を基準距離とするとともに、当該基準距離で温度調整する際の前記定着ベルトの表面温度を基準温度とし、前記制御部が、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記温度検知部と前記測定対象位置との距離が前記基準距離よりも短くなったことを検知した場合には、前記温度検知部で検知した温度に基づく前記定着ベルトの温調制御を実行する際に、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも高い温度で制御する。
このとき、前記制御部は、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記定着ベルトが膨張状態となったことを検知したとき、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも高い温度で制御するものとしても構わない。
又、前記定着ベルトに位置変動のない通常状態における前記温度検知部と前記測定対象位置との距離を基準距離とするとともに、当該基準距離で温度調整する際の前記定着ベルトの表面温度を基準温度とし、前記制御部が、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記温度検知部と前記測定対象位置との距離が前記基準距離よりも長くなったことを検知した場合には、前記温度検知部で検知した温度に基づく前記定着ベルトの温調制御を実行する際に、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも低い温度で制御する。
このとき、前記制御部は、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記定着ベルトが収縮状態となったことを検知したとき、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも低い温度で制御するものとしても構わない。
上記定着装置において、前記制御部は、前記定着ベルトの設定温度と前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度とを比較して、前記定着ベルトの温調制御を実行するとともに、前記変動量検知部で検知された変動量に基づいて前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度を補正するものとしても構わない。
又、前記制御部は、前記定着ベルトの設定温度と前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度とを比較して、前記定着ベルトの温調制御を実行するとともに、前記変動量検知部で検知された変動量に基づいて前記定着ベルトの設定温度を前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度を補正するものとしても構わない。
上記いずれかの定着装置において、前記制御部は、前記定着ベルトが回転している回転状態と前記定着ベルトが回転していない停止状態とで、前記定着ベルトの設定温度を切り換えて、前記定着ベルトの温調制御を実行するものであっても構わない。このとき、前記制御部は、前記回転状態において、前記加圧器と前記定着ベルトによる定着ニップ部への記録材の通過の有無により、前記定着ベルトの設定温度を切り換えて、前記定着ベルトの温調制御を実行するものであっても構わない。
上記いずれかの定着装置において、前記定着ベルトの内側に、前記熱源を配置するものとしてもよい。
上記いずれかの定着装置において、前記定着ベルトが、前記定着ベルト両縁を保持するガイド部材により狭持されて、支持されているものとしてもよい。
本発明の画像形成装置は、上述のいずれかの定着装置を備えることを特徴とする。
本発明によると、位置検出部により温度検出部と定着ベルト表面との距離に基づいて、定着ベルトの温調制御を実行できるため、高精度で定着ベルトの温度を調整できる。定着ベルトとの距離が長くなる場合においては、定着ベルトを過剰に加熱する異常加熱を防止できるため、低消費電力だけでなく、超微粒子放出量の低減をも実現できる。一方、定着ベルトとの距離が短くなる場合においては、定着ベルトの加熱不足を防止できるため、記録材における定着強度の劣化を防止できる。更には、定着ベルトの表面温度を高精度に管理できることから、定着ベルトの熱変形を最小限に抑制できる。
は、本発明の実施形態となる画像形成装置の内部構成を示す概略構成図である。 は、本発明の実施形態のとなる定着装置の構成を示す概略図である。 は、図2の定着装置の内部構成を示す概略断面図である。 は、図2の定着装置における定着ベルトを保持する構成を示す概略断面図である。 は、図2の定着装置と制御部との関係を示すブロック図である。 は、定着装置における温度センサー及び透過型の位置検知センサーの配置位置を示す概略図である。 は、定着装置における温度センサー及び反射型の位置検知センサーの配置位置を示す概略図である。 は、図7の構成における温度センサーと位置検知センサーの位置関係を示す平面図である。 は、定着装置における温調制御切換動作の第1例を示すフローチャートである。 は、停止状態となる定着装置における定着ベルトの状態を示す図であって、(a)が、温度センサーまで基準距離とする定着ベルトの状態を示し、(b)が、温度センサーまで基準距離より短くなる定着ベルトの状態を示し、(c)が、温度センサーまで基準距離より長くなる定着ベルトの状態を示す。 は、回転状態となる定着装置における定着ベルトの状態を示す図であって、(a)が、膨張状態の定着ベルトの状態を示し、(b)が、収縮状態の定着ベルトの状態を示す。 は、定着装置における温調制御切換動作の第2例を示すフローチャートである。 は、定着装置における温調制御動作の第1例を示すフローチャートである。 は、定着装置における温調制御動作の第2例を示すフローチャートである。 は、定着装置の別構成例を示す概略図である。 は、図15の定着装置の内部構成を示す概略断面図である。
以下に、本願発明を具現化した実施形態を、画像形成装置の一例であるタンデム方式のカラーデジタルプリンターに適用した場合の図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、図1において紙面に直交した方向を正面視とし、これを基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
<画像形成装置の全体構成>
まず、図1を参照しながら、画像形成装置1の概要について説明する。図1に示すように、画像形成装置1は、その外筐体2内に、画像プロセス装置3、給紙装置4、及び定着装置5等を備えている。詳細は図示していないが、画像形成装置1は、例えばLANといったネットワークに接続されていて、外部端末(図示省略)からの印刷指令を受け付けると、当該指令に基づいて印刷を実行するように構成されている。
外筐体2内の下部に位置する給紙装置4は、記録材P1を収容する給紙カセット21、給紙カセット21内の記録材P1を最上層から繰り出すピックアップローラ22、繰り出された記録材P1を1枚ずつに分離する一対の分離ローラー対23、及び、1枚に分離された記録材P1を所定のタイミングにて画像プロセス装置3に搬送する一対のタイミングローラー対24等を備えている。各給紙カセット21内の記録材P1は、ピックアップローラ22及び分離ローラー対23の回転にて、最上層のものから1枚ずつ搬送経路30に送り出される。搬送経路30は、給紙装置4の給紙カセット21から、タイミングローラー対24のニップ部、画像プロセス装置3の二次転写ニップ部、及び定着装置5の定着ニップ部を経て、外筐体2上部にある排出ローラー対26に至る。
給紙カセット21内の記録材P1は、通紙幅の中央が搬送経路30に向けて搬送する際のセンター基準となるようにセットされる。給紙カセット21内には、給紙前の記録材P1をセンター基準に幅寄せするための一対の側部規制板(不図示)を備えている。一対の側部規制板は通紙幅方向に互いに連動して遠近移動するように構成されている。給紙カセット21内の記録材P1を一対の側部規制板にて通紙幅方向両側から挟持することによって、給紙カセット21内の記録材P1がその規格に拘らずセンター基準にセットされる。従って、画像プロセス装置3での転写処理や、定着装置5での定着処理もセンター基準で実行される。
給紙装置4の上方に位置する画像プロセス装置3は、像担持体の一例である感光体ドラム13上に形成されたトナー像を記録材P1に転写する役割を担うものであり、中間転写体としての中間転写ベルト6、並びに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像部7等を備えている。
中間転写ベルト6は導電性を有する素材からなる無端状のものであり、像担持体の一例でもある。中間転写ベルト6は、外筐体2内の中央部右側に位置する駆動ローラー8と、同じく中央部左側に位置する従動ローラー9とに巻き掛けられている。中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外側に二次転写ローラー10が配置されている。主モーター(不図示)の動力伝達にて駆動ローラー8を図1の反時計方向に回転させることにより、中間転写ベルト6は図1の反時計方向に周回する。
中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外周側には、二次転写ローラー10が配置されている。二次転写ローラー10は中間転写ベルト6に当接していて、中間転写ベルト6と二次転写ローラー10との間(当接部分)が二次転写領域としての二次転写ニップ部になっている。二次転写ローラー10は、中間転写ベルト6の回転に伴って、又は二次転写ニップ部に挟持搬送される記録材P1の移動に伴って、図1の時計方向に回転する。中間転写ベルト6のうち従動ローラー9に巻き掛けられた部分の外周側には、中間転写ベルト6上の未転写トナーを除去する転写ベルトクリーナー12が配置されている。転写ベルトクリーナー12は中間転写ベルト6に当接している。
4つの作像部7は、中間転写ベルト6の下方において、図1の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、中間転写ベルト6に沿って並べて配置されている。図1では説明の便宜上、各作像部7に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。各作像部7は図1の時計方向に回転する像担持体の一例としての感光体ドラム13を備えている。感光体ドラム13の周囲には、図1における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電装置14、露光装置19、現像装置15、一次転写ローラー16及び感光体クリーナー17が配置されている。
感光体ドラム13は負帯電性のものであり、主モーターからの動力伝達によって図1の時計方向に回転するように構成されている。帯電装置14には、帯電用電源(不図示)から所定のタイミングで出力される帯電バイアス電圧が印加される。現像装置15は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体ドラム13上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させるものである。
一次転写ローラー16は中間転写ベルト6の内周側に位置していて、中間転写ベルト6を挟んで、対応する作像部7の感光体ドラム13に対峙している。一次転写ローラー16も、中間転写ベルト6の回転に伴って図1の反時計方向に回転する。中間転写ベルト6と一次転写ローラー16との間(当接部分)は一次転写領域としての一次転写ニップ部になっている。感光体クリーナー17は、感光体ドラム13上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、感光体ドラム13に当接している。4つの作像部7の下方には露光装置19が配置されている。露光装置19は、外部端末等からの画像情報に基づき、レーザー光によって各感光体ドラム13に静電潜像を形成するものである。
中間転写ベルト6の周回方向の最下流側、すなわち二次転写ローラー10に最も近い作像部7Kと二次転写ニップ部との間には、中間転写ベルト6上のトナー像の濃度を検出するIDCセンサー20が配置されている。IDCセンサー20は基本的に、色ずれ、階調、及び画像濃度の再現補正といった画像安定化処理の際に、中間転写ベルト6上に形成された各色の基準パターン(テストトナー像と言ってもよい)を検出するものである。なお、中間転写ベルト6の上方には、各現像装置15に供給されるトナーを収容するホッパー(不図示)が配置されている。
各作像部7において、帯電装置14にて帯電される感光体ドラム13に、露光装置19から画像信号に対応したレーザー光が投射されると、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置15から供給されるトナーにて反転現像されて各色のトナー像となる。各感光体ドラム13上のトナー像は、それぞれ対応した一次転写ニップ部において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体ドラム13から中間転写ベルト6の外周面に一次転写されて重ねられる。感光体ドラム13に残った未転写トナーは感光体クリーナー17にて掻き取られ、感光体ドラム13上から取り除かれる。そして、記録材P1が二次転写ニップ部を通過する際に、重ね合わせられた4色のトナー像が記録材P1に一括して二次転写される。中間転写ベルト6に残った未転写トナーは転写ベルトクリーナー12にて掻き取られ、中間転写ベルト6上から取り除かれる。
画像プロセス装置3における二次転写ローラー10の上方に位置する定着装置5は、ハロゲンランプヒータ等の熱源を内蔵した加熱器(定着器)31と、加熱器31に対峙する加圧器32とを備えている。加熱器31と加圧器32との当接部分が定着領域である定着ニップ部になっている。二次転写ニップ部を通過して未定着トナー像を載せた記録材P1は、加熱器31と加圧器32との間の定着ニップ部を通過する際に加熱・加圧され、記録材P1上に未定着トナー像を定着される。その後、記録材P1は、排出ローラー対26の回転にて排紙トレイ27上に排出される。
外筐体2内部のうち画像プロセス装置3と給紙装置4との間には、画像形成装置1の制御全般を司る制御部28が配置されている。制御部28には、各種演算処理、記憶及び制御を実行するコントローラー(不図示)が内蔵されている。
<定着装置の構成>
本実施形態の画像形成装置における定着装置の構成について、以下に、図面を参照して説明する。図2は、本実施形態の画像形成装置における定着装置の構成を示す概略図であり、図3は、その概略断面図であり、図4は、定着ベルト311を保持する構成を示す概略断面図である。
本実施形態の画像形成装置1における定着装置5は、図2に示すように、無端ベルトの定着ベルト311を加圧器32に圧接させる加熱器31と、円筒形の芯金321を軸心とする加圧ローラーで構成される加圧器32とを備える。加圧器32は、芯金321がローラー支持フレーム33に軸支されるとともに、後述の駆動用モーター39(図5参照)と動力伝達可能に連結されることで回転駆動される。又、加熱器31は、定着ベルト311がその両縁側からガイド部材35によりシール部材34を介して挟持されることで、加圧器32に圧接して定着ニップ部を形成する位置で支持される。これにより、加熱器31の定着ベルト311が、加圧器32の回転に伴い従動回転する。
加熱器31は、図3に示すように、定着ベルト311内部に設けられるとともに定着ベルト311を加圧器32に対して押圧する押圧部材(摺動パッド)312を有する。定着ベルト311を内側から押圧させるように押圧部材312を配置するために、押圧部材312を固定させる保持フレーム313が、定着ベルト311内に設置される。そして、定着ベルト311の内側には、加熱器31を所定の目標温度(例えば、160℃〜200℃の範囲内の定着温度)に加熱する熱源318が、通紙幅方向に延びるように配置されている。
定着ベルト311は、耐熱性、強度や表面平滑性が考慮されたベース層315をその内側に備えるとともに、離型性を有する離型層314でベース層325の外側を被覆した構成を有する。押圧部材312は、定着ベルト311を弾性変形して押圧する弾性押圧部材316と、弾性押圧部材316よりも高度の高い材料で構成される剛体押圧部材317とを備え、剛体押圧部材317によって弾性押圧部材316が把持された構成となる。又、熱源318には、ハロゲンヒーター、IHヒーター、又は抵抗発熱体等が採用される。
加圧器32は、金属材料から成る芯金321の外周面に弾性層322及び離型層323を順に被覆させた構成を備える。弾性層322は、耐熱性を備えた弾性材料からなり、定着温度に対する耐熱性と定着ニップ部の長さを確保するための弾性とを有する。離型層323は、定着温度に対する耐熱性と、定着ニップ部を通過した記録材P1の剥離を助ける離型性とを有するだけでなく、弾性層322から発生した超微粒子を透過しにくい性質(ガスバリア性)をも有する。ローラー支持フレーム33が、バネで付勢されて支持されることにより、加圧器32が定着ベルト311に圧接する。
上述の構成により、記録材P1搬送方向の下流側から上流側に向かって弾性押圧部材316及び剛体押圧部材317それぞれが順に定着ベルト311を押圧することで、記録材P1へのトナー画像を定着させる。即ち、記録材P1は、弾性押圧部材316の弾性変形による押圧によって形成される定着ニップ部において、加熱及び加圧されることで、その紙面上のトナーが溶融して定着する。その後、高度の剛体押圧部材317が定着ベルト311を介して加圧器32を押圧することで、加圧器32の弾性層322を変形させて、定着ニップ部を通過した記録材P1を剥離させる。
次に、定着ベルト311を保持する構成について、図2及び図4を参照して、以下に説明する。定着ベルト311は、その内側にガイド部材35の一部が挿入されることで、その幅方向(図2及び図4における左右方向)の両縁部がガイド部材35により覆われる。ガイド部材35は、定着ベルト311の内側に挿入される円筒形状で構成されるフレーム保持部351と、フレーム保持部351の外周面から外側に突起させたリング状のベルト保持部352とを備える。
このように構成されるガイド部材35は、定着ベルト311の前後両縁から、フレーム保持部351が定着ベルト311のベース層315内側に挿入される。これにより、定着ベルト311の内側では、保持フレーム313の前後両側が2つのガイド部材35のフレーム保持部351と連結され、2つのガイド部材35が保持フレーム313を挟持するようにして支持する。即ち、定着ベルト311の前後両端に設置されるガイド部材35は、フレーム保持部351で挟持する保持フレーム313によって、その設置位置が決定する。
又、定着ベルト311の前後両縁はそれぞれ、ガイド部材35のフレーム保持部351の外周面に外嵌されたシール部材34によって覆われる。そして、このシール部材34が、ガイド部材35のベルト保持部352の端面に当接することで固定される。これにより、定着ベルト311は、シール部材34を介して、保持フレーム313の前後両側で固定されたガイド部材35のベルト保持部352により挟持され、回動可能に支持される。
シール部材34は、図4に示すように、定着ベルト311の辺縁部における端面と内外周面それぞれと摺接することによって、ガイド部材35と接続させた定着ベルト311内部を密封状態とする。このシール部材34は、発泡樹脂又はゴムなどの弾性体材料で形成されるとともに、定着ベルト311の辺縁部との接触面には、低摩擦部材が具備されることで、定着ベルト311の摺動性を良好にしている。
<定着動作の制御機構>
定着動作の制御機構について、図5を参照して、以下に説明する。図5は、定着装置5と制御部28との関係を示すブロック図である。図6〜図8は、定着装置に設けるセンサーの位置関係を示す図である。
定着装置5は、図5に示すように、定着ベルト311表面の温度を測定する温度センサー(温度検知部)40と、定着ベルト311表面の位置を測定する位置検知センサー(変動量検知部)41とを備える。温度センサー40は、接触方式とした場合、測定対象となる定着ベルト311表面の破損させる恐れがあるため、例えば、サーミスタなどの非接触方式のものを使用する。位置検知センサー41は、受発光素子を用いた光学式のセンサーであって、定着ベルト311表面の反射光量により測距する測距センサーであっても構わないし、定着ベルト311側面に位置させて透過光量により定着ベルト311表面位置を検出する位置検知センサーであっても構わない。
温度センサー40は、定着ベルト311表面に測定面を対向させるように、定着ベルト311の外周となる位置に配置されている。位置検知センサー41は、定着ベルト311における温度センサー40の測定対象位置近傍を測定できる位置に配置される。このとき、位置検知センサー41は、定着ベルト311の幅方向(図2及び図4における左右方向)において中央領域を測定対象とする位置に配置されることが好ましい。即ち、定着ベルト311は、その端部よりも中央部に熱がこもりやすく、熱変形が大きくなるため、位置検知センサー41は、定着ベルト311の長手方向(図2及び図4における左右方向)に沿って、その中央となる位置に配置される。これにより、位置検知センサー41は、温度センサー40と定着ベルト311表面との距離の変動量を測定しやすくなる。
即ち、図6及び図7に示すように、温度センサー40を、加熱器31を挟んで加圧器32の逆側となる位置に配置した場合、温度センサー40は、定着ベルト311における加圧器32との定着ニップ領域の反対側となる頂点位置S1を測定対象位置とする。即ち、温度センサー40の測定対象位置S1は、定着ベルト311の周方向に沿って、加圧器31から最も離れた位置(頂点位置)とする。そして、この定着ベルト311の測定対象位置S1と温度センサー40との距離を測定できる位置に、位置検知センサー41を配置する。
位置検知センサー41を透過型センサーとした場合、図6に示すように、レーザー光を出射する発光素子(レーザーダイオード)を複数備えた発光部411と、発光部411から出射された複数束のレーザー光それぞれを受光する受光素子(フォトダイオード又はフォトトランジスタ)を複数備えた受光部412とを、定着ベルト311の頂点位置S1を挟むように配置して、位置検知センサー41を構成する。即ち、位置検知センサー41の発光部411及び受光部412はそれぞれ、定着ベルト311の測定対象位置S1における法線を対称軸として対象となるように配置される。
又、発光部411の発光素子及び受光部412の受光素子それぞれは、定着ベルト311の測定対象位置S1から温度センサー40に向かう方向に一列に配列されている。従って、位置検知センサー41では、発光部411から受光部412に向かって出射されるレーザー光のうち、定着ベルト311表面よりも温度センサー40側の発光素子から出射されたレーザー光のみが、受光部412で受光される。そして、位置検知センサー41は、制御部28に対して、受光部412でレーザー光の受光した受光素子の位置を通知することで、制御部28は、定着ベルト311の測定対象位置S1と温度センサー40との距離を検知する。
位置検知センサー41を反射型センサー(測距センサー)とした場合、図7に示すように、定着ベルト311の外周の周方向において、位置検知センサー41は、温度センサー40と重なる位置に配置されており、定着ベルト311の測定対象位置S1に向けてレーザー光を出射する発光素子と、定着ベルト311の測定対象位置S1からの反射光を受光する発光素子とを備える。即ち、図8に示すように、温度センサー40と位置検知センサー41とが、定着ベルト311の長手方向(幅方向)に沿って並ぶように配置されている。位置検知センサー41が、制御部28に対して、受光素子で受光した反射光量を通知することで、制御部28は、定着ベルト311の測定対象位置S1と温度センサー40との距離を検知する。
制御部28は、駆動用モーター39に制御信号を与えて、駆動用モーター39の回転駆動を制御し、定着装置5における加熱器31及び加圧器32の回転動作を制御する一方で、熱源318に制御信号を与えて、加熱器31での加熱量を制御する。又、駆動用モーター39(図5参照)は、ホールセンサー等の回転数検知部(不図示)を有しており、駆動用モーター39の回転速度を制御部28に通知する。制御部28は、駆動用モーター39の回転動作を制御する。そして、制御部28は、駆動用モーター39の回転速度、温度センサー40による測定温度、及び、位置検知センサー41による測定位置に基づいて、熱源318の温度を調整する。
<温調制御切換動作の第1例>
制御部28は、定着装置5における動作状態に応じて、温調制御における設定温度を切り換える。この制御部28による温調制御切換動作の第1例について、図9のフローチャートを参照して、以下に説明する。本例では、定着ベルト311及び加圧器32が回転している回転状態と、定着ベルト311及び加圧器32が回転していない停止状態とで、定着ベルト311の設定温度を切り換えて、定着ベルト311の温調制御を実行する。
制御部28は、定着ベルト311の温調制御の要否を確認し(STEP1)、温調制御が必要である場合(Yes)、駆動用モーター39から通知される回転速度に基づき、定着装置5が回転状態であるか否かを判定する(STEP2)。駆動用モーター39が回転しており、定着装置5における定着ベルト311及び加圧器32それぞれが回転している場合(STEP2でYes)、定着ベルト311の温調制御における設定温度を温度T1に設定する(STEP3)。一方、駆動用モーター39が停止しており、定着装置5における定着ベルト311及び加圧器32それぞれが停止している場合(STEP2でNo)、定着ベルト311の温調制御における設定温度を温度T2(T2<T1)に設定する(STEP4)。STEP3又はSTEP4で設定温度を設定すると、設定した設定温度に基づいて、後述の温調制御を実行する(STEP5)。
画像形成装置1が起動(ウォーミングアップ)状態や待機状態にあって、定着装置5が停止状態で定着ベルト311を加熱する場合(STEP2でNo)、熱源318により定着ベルト311に対して局所加熱が行われる。そのため、図10(b)に示すように、局所加熱された定着ベルト311の一部が突起するように熱変形して、定着ベルト311と温度センサー40との距離が短くなるか、又は、図10(c)に示すように、局所加熱された定着ベルト311の一部が凹むように熱変形して、定着ベルト311と温度センサー40との距離が長くなる。尚、図10(a)に示すように、定着ベルト311に熱変形がない場合の通常状態において、温度センサー40と定着ベルト311の測定対象位置S1との距離を基準距離とする。
図10(b)に示すように、定着ベルト311と温度センサー40との距離が基準距離より短い場合、温度センサー40は、基準距離で検知した場合と比べて高い温度に誤認するため、熱源318による熱供給不足を防止するため、温調制御において補正処理を施す必要がある。このとき、基準距離で温調制御を実行する際の定着ベルト311の表面温度を基準温度とする場合、制御部28は、定着ベルト311の温度を基準温度よりも高い温度となるように温調制御を実行する。
図10(c)に示すように、定着ベルト311と温度センサー40との距離が基準距離より長い場合、温度センサー40は、基準距離で検知した場合と比べて低い温度に誤認するため、熱源318による過剰な熱供給を防止するため、温調制御において補正処理を施す必要がある。このとき、基準距離で温調制御を実行する際の定着ベルト311の表面温度を基準温度とする場合、制御部28は、定着ベルト311の温度を基準温度よりも低い温度となるように温調制御を実行する。
尚、位置検知センサー41を透過型センサーとした場合、定着ベルト311両縁外側それぞれに、発光部411及び受光部412を配置することで、図10(c)のように、定着ベルト311に凹みを検知できる。即ち、透過型の位置検知センサー41において、レーザー光が、定着ベルト311の長手方向(幅方向)と平行に発光部411より出射することで、受光部412に到達する。
画像形成装置1における画像形成の実行状態等であって、定着装置5が回転状態で定着ベルト311を加熱する場合(STEP2でYes)、熱源318により定着ベルト311全体が加熱される。そのため、図11(a)に示すように、定着ベルト311が熱変形により膨張して、温度センサー40との距離が短くなるか、又は、図11(b)に示すように、定着ベルト311が熱変形により収縮して、定着ベルト311と温度センサー40との距離が長くなる。
図11(a)に示すように、定着ベルト311が膨張した場合、定着ベルト311と温度センサー40との距離が基準距離より長くなるため、制御部28は、定着ベルト311の温度を基準温度よりも高い温度となるように温調制御を実行する。一方、図11(b)に示すように、定着ベルト311が収縮した場合、定着ベルト311と温度センサー40との距離が基準距離より長くなるため、制御部28は、定着ベルト311の温度を基準温度よりも低い温度となるように温調制御を実行する。
<温調制御切換動作の第2例>
上述の第1例では、定着装置5の回転状態と停止状態とによって、温度制御の切換を行うものとしたが、定着装置5の回転状態においは、更に、記録材P1の通過の有無により温度制御における設定温度を切り換えるものとしてもよい。以下では、制御部28による温調制御切換動作の第2例について、図12のフローチャートを参照して説明する。尚、本例において、上述の第1例と同一の動作ステップについては、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本例では、制御部28は、温調制御が必要であるとき(STEP1でYes)、記録材P1が定着装置5を通過中であるか否かを確認する(STEP10)。記録材P1が定着装置5を通過する通紙状態にある場合(STEP10でYes)、定着ベルト311の温調制御における設定温度を温度T11に設定する(STEP11)。尚、制御部28は、記録材P1の搬送路に設置される搬送センサー(不図示)からの信号に基づいて、搬送路上の記録材P1の位置を確認することで、通紙状態であるか否かを判定する。
一方、記録材P1が定着装置5を通過する通紙状態にある場合(STEP10でYes)、定着装置5が回転状態であるか否かを判定する(STEP2)。そして、定着装置5が回転状態のときは(STEP2でYes)、設定温度を温度T12(T12<T11)に設定する一方で(STEP3)、定着装置5が停止状態のときは(STEP3でNo)、設定温度を温度T2(T2<T12)に設定する(STEP4)。STEP11又はSTEP3又はSTEP4で設定温度を設定すると、設定した設定温度に基づいて、後述の温調制御を実行する(STEP5)。
<温調制御動作の第1例>
制御部28による定着装置5の温調制御動作の第1例について、図13のフローチャートを参照して以下に説明する。制御部28は、定着装置5における定着ベルト311の表面温度を設定温度で安定させるために、温度センサー40で検知された温度と設定温度との比較結果に基づいて、熱源318の発熱状態を制御する。即ち、温度センサー40で検知された温度(測定温度)が設定温度より高い場合は、熱源318の熱量を低下させる一方で、温度センサー40で検知された温度が設定温度より低い場合は、熱源318の熱量を上昇させる。このとき、制御部28は、温度センサー40で検知された温度を、位置検知センサー41で測定された定着ベルト311の位置に基づいて補正し、補正後の測定温度を設定温度と比較する。
制御部28は、温度センサー40及び位置検知センサー41それぞれによる測定信号を受信すると(STEP101)、位置検知センサー41からの測定信号に基づいて、温度センサー40と定着ベルト311との距離を算出する(STEP102)。そして、制御部28は、STEP102で算出した距離と基準距離とを比較して、温度センサー41の測定信号に基づく測定温度Tx1に対する補正の要否を判定する(STEP103)。
STEP103において、制御部28は、温度センサー40と定着ベルト311との距離が、基準距離に対して所定範囲内となる場合、測定温度Tx1に対する補正を不要と判断し(No)、測定温度Tx1と設定温度Ty1との比較結果に基づいて、熱源318を温度制御する(STEP104)。即ち、制御部28は、温度センサー40による測定結果に基づいて、定着ベルト311の表面温度が設定温度Ty1となるように、フィードバック制御する。
一方、制御部28は、温度センサー40と定着ベルト311との距離(測定距離)が、基準距離に対して所定範囲を超える場合、測定温度Tx1に対する補正を必要と判断し(STEP103でYes)、測定温度Tx1を測定距離に基づいて補正し、補正測定温度Tx2を算出する(STEP105)。そして、制御部28は、補正測定温度Tx2と設定温度Ty1との比較結果に基づいて、熱源318を温度制御する(STEP106)。
STEP105では、測定距離と基準距離との比較結果に基づいて、乗算係数α1を算出し、乗算係数α1により測定温度Tx1を乗算した値α1×Tx1を補正測定温度Tx2とするものとしてもよい。又、測定距離と基準距離との比較結果に基づいて、加算係数β1を算出し、加算係数β1を測定温度Tx1に加算した値Tx1+β1を補正測定温度Tx2とするものとしてもよい。
尚、乗算係数α1及び加算係数β1は、測定距離が長くなるほど大きい値に設定される。そして、乗算係数α1は、測定距離が基準距離より長い場合、1より大きい値(α1>1)に設定される一方で、測定距離が基準距離より短い場合、1より小さい値(0<α1<1)に設定される。又、加算係数β1は、測定距離が基準距離より長い場合、正の値(β1>0)に設定される一方で、測定距離が基準距離より短い場合、負の値(β1<0)に設定される。
<温調制御動作の第2例>
制御部28による定着装置5の温調制御動作の第2例について、図14のフローチャートを参照して以下に説明する。本例では、上記第1例と異なり、制御部28が、位置検知センサー41で測定された定着ベルト311の位置に基づいて補正した後、温度センサー40で検知された温度を、補正後の設定温度と比較し、その比較結果に基づいて、熱源318の発熱状態を制御する。
制御部28は、温度センサー40及び位置検知センサー41それぞれによる測定信号を受信した後(STEP101)、位置検知センサー41からの測定信号に基づき測定距離を算出すると(STEP102)、設定温度Ty1に対する補正の要否を判定する(STEP103)。制御部28は、設定温度Ty1に対する補正を不要と判断したとき(STEP103でNo)、測定温度Tx1と設定温度Ty1との比較結果に基づいて、熱源318を温度制御する(STEP104)。
一方、制御部28は、設定温度Ty1に対する補正を必要と判断したとき(STEP103でNo)、測定温度Ty1を測定距離に基づいて補正し、補正設定温度Ty2を算出する(STEP115)。そして、制御部28は、測定温度Tx1と補正設定温度Ty2との比較結果に基づいて、熱源318を温度制御する(STEP116)。
STEP115では、測定距離と基準距離との比較結果に基づいて、乗算係数α2を算出し、乗算係数α2により設定温度Ty1を乗算した値α2×Ty1を補正設定温度Ty2とするものとしてもよい。又、測定距離と基準距離との比較結果に基づいて、加算係数β2を算出し、加算係数β2を設定温度Ty1に加算した値Ty1+β2を補正設定温度Ty2とするものとしてもよい。
尚、乗算係数α2及び加算係数β2は、測定距離が長くなるほど小さい値に設定される。そして、乗算係数α2は、測定距離が基準距離より長い場合、1より小さい値(0<α2<1)に設定される一方で、測定距離が基準距離より短い場合、1より大きい値(α2>1)に設定される。又、加算係数β2は、測定距離が基準距離より長い場合、負の値(β2<0)に設定される一方で、測定距離が基準距離より短い場合、正の値(β2>0)に設定される。
制御部28は、例えば、測定距離が基準距離より0.5mm長くなったとき、上述の温調制御動作の第1例を実行する場合には、50%だけ温度センサー40による測定温度Tx1を引き上げる補正を行って補正測定温度Tx2を算出する一方で、上述の温調制御動作の第2例を実行する場合には、3%だけ設定温度Ty1を引き下げる補正を行って補正測定温度Ty2を算出する。尚、上記の測定温度Tx1又は設定温度Ty1の補正値については一例であって、定着ベルト311の直径、ベルト厚、又は材料によって変わる。
又、温度センサー40と定着ベルト311との相対的距離の変動要因は、定着ベルト311自身の熱変形以外にも、温度センサー40を保持する不図示の保持部材(樹脂部品や金属部品)の変形等も挙げられる。そして、温度センサー40の保持部材の変形要因としては、例えば、印字動作を実行するたびに加わる定着装置5への熱等が挙げられる。
<定着装置の別構成例>
本実施形態では、定着装置5として、図2〜4に示すフリーベルト方式による定着装置を例に挙げて説明したが、当該方式のものに限らず、加熱ローラーと定着ローラーとに定着ベルトを巻きかけた方式でも構わない。図15は、本例の定着装置の構成を示す平面図で有り、図16は、本例の定着装置の構成を示す断面図である。
本例の定着装置5は、図15及び図16に示すように、加熱ローラー51と定着ローラー52に定着ベルト311が巻き掛けられて構成される加熱器31と、加圧ローラーで構成される加圧器32とを備える。又、加圧器32は、芯金321がローラー支持フレーム33に軸支されるとともに、上述の駆動用モーター39と動力伝達可能に連結されることで回転駆動される。このとき、ローラー支持フレーム33が、バネで付勢されて支持されることにより、加圧器32が定着ベルト311に圧接する。
そして、加圧器32と定着ローラー52とで定着ベルト311を挟んだ状態で、定着ローラー52に向けて加圧器32が押圧されることにより、定着ベルト311と加圧器32との接触部にニップ部が形成される。又、加圧器32の回転駆動に伴って、定着ベルト311と定着ローラー52とが従動して回転する。そして、定着ベルト311は、この従動回転がなされるうちに、加熱ローラー51によって全周が加熱され、所定の温度まで昇温する。
加熱ローラー51は、ヒーターランプ等の熱源514が内部に配置された芯金511の外周面に、耐熱性及び耐摩耗性に優れた表層512を被覆した構成とされる。定着ローラー52は、ローラー支持フレーム55に軸支される芯金521の外周面に、弾性及び耐熱性を有する弾性層522を被覆させた構成を備える。定着ベルト311は、耐熱性、強度や表面平滑性が考慮されたベース層の外周面を、弾性層で被覆した構成を有する。
このように加熱器31及び加圧器32それぞれが構成することにより、定着ベルト311が所定の温度に加熱された後に、表面に未定着のトナー画像が形成された記録紙P1が、定着ニップ部に突入する。そして、記録紙P1が定着ローラー52と加圧器32と定着ベルト311とによって形成された定着ニップ部を通過する間に、トナー画像が記録紙P1に定着される。
このとき、温度センサー40及び位置検知センサー41それぞれが、定着ベルト311の外側であって加熱ローラー51の外周となる位置に配置される。これにより、制御部28は、定着ベルト311の熱変形に応じて、加熱ローラー51における熱源514を温度調整することができるため、定着ベルト311表面上の温度を最適なものに設定できる。尚、制御部28における温調切換動作及び温調制御動作は、上述の各例に示す制御動作により実行できる。
本願発明における画像形成装置として、中間転写方式による画像形成装置を例に挙げて説明したが、上述の定着装置を備えるものであれば、直接転写方式やロータリ配置型等、他の方式による画像形成装置であっても構わない。又、本願発明における画像形成装置として、上述の各実施形態における、給紙装置及び給紙機構のそれぞれを備えるものであれば、コピー機能、スキャナー機能、プリンター機能、ファックス機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)であっても構わないし、プリンター、コピー機、ファクシミリ等であっても構わない。その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 画像形成装置
2 外筐体
3 画像プロセス装置
4 給紙装置
5 定着装置
28 制御部
31 加熱器
32 加圧器
33 支持フレーム
41 温度センサー
42 位置検知センサー
51 加熱ローラー
52 定着ローラー
311 定着ベルト
312 押圧部材

Claims (12)

  1. 回転体で構成される加圧器と、熱源により加熱される定着ベルトを該定着ベルト内部の押圧部と該定着ベルト外部の加圧器で狭持する加熱器とを備える定着装置において、
    前記定着ベルト表面の温度を測定する非接触方式の温度検知部と、
    前記温度検知部に対する前記定着ベルトにおける測定対象位置の変動量を検知する変動量検知部と、
    前記温度検知部で検知された温度と前記変動量検知部で検知された変動量に基づいて、前記熱源の発熱量を調整して、前記定着ベルト表面の温度調整を実行させる制御部と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着ベルトに位置変動のない通常状態における前記温度検知部と前記測定対象位置との距離を基準距離とするとともに、当該基準距離で温度調整する際の前記定着ベルトの表面温度を基準温度とし、
    前記制御部が、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記温度検知部と前記測定対象位置との距離が前記基準距離よりも短くなったことを検知した場合には、前記温度検知部で検知した温度に基づく前記定着ベルトの温調制御を実行する際に、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも高い温度で制御することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記制御部は、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記定着ベルトが膨張状態となったことを検知したとき、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも高い温度で制御することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記定着ベルトに位置変動のない通常状態における前記温度検知部と前記測定対象位置との距離を基準距離とするとともに、当該基準距離で温度調整する際の前記定着ベルトの表面温度を基準温度とし、
    前記制御部が、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記温度検知部と前記測定対象位置との距離が前記基準距離よりも長くなったことを検知した場合には、前記温度検知部で検知した温度に基づく前記定着ベルトの温調制御を実行する際に、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも低い温度で制御することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記制御部は、前記変動量検知部で検知された変動量に基づき、前記定着ベルトが収縮状態となったことを検知したとき、前記定着ベルトの温度を前記基準温度よりも低い温度で制御することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記制御部は、前記定着ベルトの設定温度と前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度とを比較して、前記定着ベルトの温調制御を実行するとともに、前記変動量検知部で検知された変動量に基づいて前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度を補正することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の定着装置。
  7. 前記制御部は、前記定着ベルトの設定温度と前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度とを比較して、前記定着ベルトの温調制御を実行するとともに、前記変動量検知部で検知された変動量に基づいて前記定着ベルトの設定温度を前記温度検知部で検知した前記定着ベルトの表面温度を補正することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記制御部は、前記定着ベルトが回転している回転状態と前記定着ベルトが回転していない停止状態とで、前記定着ベルトの設定温度を切り換えて、前記定着ベルトの温調制御を実行することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の定着装置。
  9. 前記制御部は、前記回転状態において、前記加圧器と前記定着ベルトによる定着ニップ部への記録材の通過の有無により、前記定着ベルトの設定温度を切り換えて、前記定着ベルトの温調制御を実行することを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記定着ベルトの内側に、前記熱源を配置することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の定着装置。
  11. 前記定着ベルトが、前記定着ベルト両縁を保持するガイド部材により狭持されて、支持されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の定着装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2014102549A 2014-05-16 2014-05-16 定着装置及び画像形成装置 Active JP6137050B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102549A JP6137050B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 定着装置及び画像形成装置
US14/704,284 US9348276B2 (en) 2014-05-16 2015-05-05 Fixing device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102549A JP6137050B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015219360A true JP2015219360A (ja) 2015-12-07
JP6137050B2 JP6137050B2 (ja) 2017-05-31

Family

ID=54538425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014102549A Active JP6137050B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 定着装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9348276B2 (ja)
JP (1) JP6137050B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090887A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2020194053A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 シャープ株式会社 定着装置および画像形成装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10123875A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Hitachi Koki Co Ltd 定着装置
JPH11194633A (ja) * 1997-12-28 1999-07-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2006220939A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2008026599A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2010156751A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013164438A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014085573A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Canon Inc 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5252874B2 (ja) * 2007-10-09 2013-07-31 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2013057896A (ja) 2011-09-09 2013-03-28 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10123875A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Hitachi Koki Co Ltd 定着装置
JPH11194633A (ja) * 1997-12-28 1999-07-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2006220939A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2008026599A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2010156751A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013164438A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014085573A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090887A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2020194053A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 シャープ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP7265414B2 (ja) 2019-05-27 2023-04-26 シャープ株式会社 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9348276B2 (en) 2016-05-24
US20150331369A1 (en) 2015-11-19
JP6137050B2 (ja) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8195057B2 (en) Image forming apparatus and fixing device used therein
US9977361B2 (en) Image forming apparatus and image forming system
US10162294B2 (en) Fixing device and image forming apparatus to adjust rotational speed of rotator due to thermal expansion
CN107966889B (zh) 定影装置、图像形成装置
US7471911B2 (en) Image fixing apparatus
JP2015084082A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US10054869B2 (en) Image forming apparatus for detecting crack generated in charging member, method for controlling the image forming apparatus, and control program used in the image forming apparatus
JP4479808B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成方法
US8107842B2 (en) Image forming apparatus and fixing control method
US8934825B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
US9977387B2 (en) Fixing apparatus
JP6137050B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20160266532A1 (en) Image forming apparatus and control method for image forming apparatus
JP2007163884A (ja) 定着装置、その制御方法、及び、画像形成装置
JP6464792B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US10386766B2 (en) Image forming apparatus and feed control method
JP5198319B2 (ja) 画像形成装置
JP2009015107A (ja) 安全装置、定着装置、及び、画像形成装置
JP6079419B2 (ja) 画像形成装置
JP7206828B2 (ja) 定着装置および当該定着装置を備えた画像形成装置
JP2003316189A (ja) 定着装置
JP7380232B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP2016175718A (ja) 媒体搬送装置および画像形成装置
JP2007047126A (ja) 温度検出装置及び画像形成装置
JP2017102156A (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161014

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20161110

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20161122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170308

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6137050

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150