JP2015219295A - 偏波回転素子 - Google Patents

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【課題】第二コア材料による光吸収を最小限に抑えた偏波回転素子を提供する。【解決手段】偏波回転素子は、光伝搬方向と垂直な断面が矩形の第一コア3と、光伝搬方向と垂直な断面が矩形の第二コア5と、第一、第二コア3,5を覆うように配置されたクラッド2,6とから構成される。第一コア3の屈折率は第二コア5およびクラッド2,6の屈折率よりも大きく、第二コア5の屈折率はクラッド2,6の屈折率よりも大きい。第二コア5は、第一コア3から水平方向および垂直方向に離間して配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、光通信における偏波制御技術に関し、特に偏波回転技術に関するものである。
光通信の大容量化に伴い、基幹網に加え加入者網でも光通信装置の小型高密度集積化が求められている。光通信装置を小型高密度集積化するためには、光集積回路を小型化する必要があり、強い光閉じ込めが可能なシリコン系材料を用いた光集積回路の開発が進んでいる。
シリコン系材料を用いた光集積回路は、シリコンをコアとし、シリコン酸化物等をクラッドとすることで強い光閉じ込めにより、数マイクロメートルと言った急峻な曲げ導波路を実現することで形成される。このようなシリコン細線型光導波路の光学特性は、コアサイズやクラッド材料の屈折率に敏感であり、大きな構造複屈折を生む。結果として偏波依存性が大きくなる。
一般に長距離通信向け光通信装置は、環境温度等が比較的安定な局舎内だけでなく、海底、地中、屋外などにも設置されるため、環境変動を受けやすい。安定な光通信を実現するためには、光通信装置は、環境変動に対し頑強な構成をしていることが求められる。振動や温度変化は光の偏波状態を変動させるため、光通信装置の偏波依存性を低減することが必要である。更に、近年は偏波多重による大容量化が進んでおり、光通信装置の偏波依存性を低減することが急務となっている。
シリコン細線型光導波路の偏波依存性の低減に向け、偏波制御に関する基盤技術の研究開発が進んでいる。特許文献1はシリコン細線型光導波路の偏波回転を実現するものである。当該手法では第一コアの中心軸と第二コアの中心軸が一致しない偏芯二重コア構造を用いている。偏芯二重コア構造では、光学的な固有軸が基板に対し斜め45度傾いた状態になるため、基板に対し水平あるいは垂直に傾いた偏波が入射され、所定の距離伝搬することで偏波面が90度回転するものである。
特開2006−330109号公報
偏芯二重コア構造による偏波回転素子は、偏波回転の機能は満たすものの、別の新たな課題を生ずる。図9(A)〜図9(I)は特許文献1に開示された従来の偏芯二重コア構造による偏波回転素子の製造工程の例を示す工程断面図である。偏芯二重コアは、基板11上に形成された下部クラッド12の上部に形成される。シリコンからなる第一コア13は、屈折率がシリコンより小さい材料からなる第二コア16により包含される形で形成される。第二コア16は、シリコン窒化物あるいはシリコン酸窒化物から構成されることが多いが、これらの材料に含まれるNH基は、光通信で用いる光波長帯域1.5マイクロメートル付近の波長の光に対し吸収性を有する。一方で、これらの第二コア材料は、微細加工で用いられるドライエッチングプロセスにおいて、第一コア材料であるシリコンに近い選択比を持つ。
図9(A)、図9(D)、図9(G)に示すように、光集積回路の下部クラッド12の上には、偏波回転素子の第一コア13と同じシリコンからなる光導波路14が形成される。上記のとおり第二コア材料はドライエッチングプロセスにおいてシリコンに近い選択比を持つため、図9(A)に示す光集積回路の上に第二コア材料15を成膜した後に(図9(B))、光導波路14の周辺から第二コア材料15を選択的に除去して(図9(C))、偏波回転素子の第一コア13の近傍部分のみに第二コア16を形成することは困難である。
また、第二コア材料は、化学気相堆積法により成膜されることが多い。このため、図9(D)に示す第一コア13のみを覆うように第二コア材料15を成膜し(図9(E))、この第二コア材料15を加工して(図9(F))、第一コア13の近傍部分のみに第二コア16を形成することも困難である。
結果として、図9(G)に示す光集積回路の全域にわたり第二コア材料15を成膜した後に(図9(H))、偏波回転素子の近傍の一部の第二コア材料15のみを選択的に除去することになる(図9(I))。偏波回転素子の第一コア13とは異なる光導波路14の周辺は、第二コア材料15で埋め尽くされる。これは、光導波路14のクラッド材料が、偏波回転素子の第二コア16と同じ組成になることを意味する。エバネッセント成分としてクラッド材料に浸み出す光の割合は、コア材料に閉じ込められる光の割合に比べて十分に少ないが、その影響が光集積回路全体にわたるため、従来の偏波回転素子を用いると、光集積回路における光吸収が大きくなり、光伝搬損失が大きくなるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するものであり、第二コア材料による光吸収を最小限に抑えながら、偏波回転を実現する偏波回転素子を提供することを目的としている。
本発明の偏波回転素子は、光伝搬方向と垂直な断面が矩形の第一コアと、光伝搬方向と垂直な断面が矩形の第二コアと、前記第一、第二コアを覆うように配置されたクラッドとから構成され、前記第一コアの屈折率が前記第二コアおよび前記クラッドの屈折率よりも大きく、前記第二コアの屈折率が前記クラッドの屈折率よりも大きく、前記第二コアは、前記第一コアから水平方向および垂直方向に離間して配置されることを特徴とするものである。
また、本発明の偏波回転素子の1構成例において、前記第二コアは、厚さ一定のまま光の伝搬方向に沿って漸次断面積が大きくなるテーパ状の入力端部と、厚さ一定のまま光の伝搬方向に沿って漸次断面積が小さくなるテーパ状の出力端部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の偏波回転素子の1構成例は、光の伝搬方向に沿って複数の前記第二コアを前記第一コアの両脇に交互に配置したことを特徴とするものである。
本発明によれば、第一コアの光伝搬方向の中心軸と第二コアの光伝搬方向の中心軸が一致しない偏芯二重コア構造において、第二コアを第一コアから水平方向および垂直方向に離間して配置することにより、第二コアによる光吸収を最小限に抑えながら、偏波回転を実現することができ、従来の偏波回転素子と比較して光伝搬損失を小さくすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る偏波回転素子の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る偏波回転素子の製造工程の例を示す工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る偏波回転素子における固有モードの電場強度分布と実効屈折率とを示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る偏波回転素子の平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る偏波回転素子の平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る偏波回転素子の平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る偏波回転素子の構造を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る偏波回転素子の製造工程の例を示す工程断面図である。 従来の偏芯二重コア構造による偏波回転素子の製造工程の例を示す工程断面図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態は、高屈折率材料からなる第一コアと、中程度の屈折率材料からなる第二コアと、低屈折率材料からなるクラッドとから構成され、第一コアと第二コアの光伝搬方向の中心軸が異なる偏芯二重コア光導波路を用いて、偏波回転を実現する。さらに、本実施の形態では、第二コアを、第一コアから水平方向および垂直方向に離間して配置する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る偏波回転素子の構造を示す断面図である。ここでは、偏波回転素子の光の導波軸に対する断面構造を示している。すなわち、図1の紙面に対して垂直な方向が光伝搬方向である。
シリコン基板1の上にはシリコン酸化膜からなる下部クラッド2が形成され、下部クラッド2の上には正方形断面を有する第一コア3が形成されている。この第一コア3を覆うように上部クラッド6が形成され、この上部クラッド6中に正方形断面を有する第二コア5が形成されている。第一コア3と第二コア5との間にある正方形断面の上部クラッド6は、上部クラッド6と同一の材料からなるスペーサ4としての役割を果たす。
例えば、第一コア3は220ナノメートル四方のシリコンからなり、第二コア5は600ナノメートル四方のシリコン窒化膜からなり、スペーサ4は100ナノメートル四方のシリコン酸化膜からなる。下部クラッド2と上部クラッド6もシリコン酸化膜からなる。すなわち、本実施の形態では、第一コアの屈折率>第二コアの屈折率>クラッドの屈折率という関係が成立する。上記のとおり、下部クラッド2と上部クラッド6は共にシリコン酸化膜であるので、下部クラッド2の厚さが3マイクロメートル程度と十分厚ければ上下方向に対称であるとみなせる。結果として、第一コア3と第二コア5とから形成される光導波路の固有軸(伝搬固有モードの軸)A,Bは図1に示すようにシリコン基板1に対して45°の傾きを持つ。
図2(A)〜図2(E)は本実施の形態の偏波回転素子の製造工程の例を示す工程断面図である。まず、偏波回転素子の第一コア3および偏波回転素子の第一コア3とは異なる光導波路7を、下部クラッド2上に形成する(図2(A))。続いて、第一コア3および光導波路7を覆うように上部クラッド6の第一層6aを成膜する(図2(B))。上部クラッド6の第一層6a層上面の平坦性を保つために、化学機械研磨を施しても良い。この上部クラッド6の第一層6aの上に第二コア材料5aを成膜し(図2(C))、この第二コア材料5aを加工して第二コア5を形成する(図2(D))。最後に、第二コア5を覆うように上部クラッド6の第二層6bを成膜する(図2(E))。
第一層6aおよび第二層6bからなる上部クラッド6はNH基を含まず、第二コア5は光導波路7とは直接接していないため、第二コア5の材料による光吸収の影響はない。第二コア5の形成は、微細加工で用いられるドライエッチングプロセスで可能であり、最後に上部クラッド6の第二層6bを堆積することにより所望のデバイス構造を得ることができる。
図3は本実施の形態の偏波回転素子における固有モードの電場強度分布と実効屈折率とをモードソルバによって計算した例を示す図である。ここでは、第一コア3は屈折率3.478で220ナノメートル四方の断面形状を有し、第二コア5は屈折率2.000で600ナノメートル四方の断面形状を有し、スペーサ4は屈折率1.465で100ナノメートル四方の断面形状を有するものとし、下部クラッド2の屈折率を1.444、上部クラッド6の屈折率を1.465とした。また、第一コア3および第二コア5に入射する光の波長を1.55マイクロメートルとした。2つの直交する固有モードのうちモード1の実効屈折率は1.6404であり、モード2の実効屈折率は1.6305であった。この2つの固有モードの実効屈折率の差から、概ねの長さが78マイクロメートルの偏波回転素子中を光が伝搬すれば、偏波は90度回転することが分かる。
図4は本実施の形態の偏波回転素子を上方から見た平面図である。ここでは、上部クラッド6の下にある第一コア3、第二コア5および下部クラッド2を透視しているものとする。図4に示すように、第二コア5の光伝搬方向の長さは、第一コア3の光伝搬方向の長さよりも短い。このような偏波回転素子に光を入射させる場合には、第一コア3の入力端(図4の例では左端)に光を入射させればよい。入射光は、第一コア3、第二コア5を伝搬する際に偏波が回転し、所望の回転角だけ回転した後に第一コア3の出力端(図4の例では右端)から出射する。
以上のように、本実施の形態では、第一コア3の光伝搬方向の中心軸と第二コア5の光伝搬方向の中心軸が一致しない偏芯二重コア構造を採用し、この偏芯二重コア構造の光導波路中を光を一定距離伝搬させることで、偏波状態を変化させることができる。そして、本実施の形態では、このような偏芯二重コア構造において第二コア5を第一コア3から水平方向(図1左右方向)および垂直方向(積層方向、図1上下方向)に離間して配置することにより、第二コア5による光吸収を最小限に抑えながら、偏波回転を実現することができる。
なお、第二コア5の材料としては、第一コア3とクラッドの中間の屈折率を持つシリコン窒化膜やシリコン酸窒化膜、1.5以上の屈折率を持つポリマ材料などを使用すればよい。クラッドの材料としては、シリコン酸化膜、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、その他の各種ポリマなどを使用すればよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図5は本発明の第2の実施の形態に係る偏波回転素子を上方から見た平面図であり、図1、図4と同様の構成には同一の符号を付してある。図4と同様に、ここでは上部クラッド6の下にある第一コア3、第二コア5および下部クラッド2を透視しているものとする。本実施の形態は、第二コア5の入力端部8を、厚さ一定のまま光の伝搬方向に沿って漸次断面積が大きくなるテーパ状とし、第二コア5の出力端部9を、厚さ一定のまま光の伝搬方向に沿って漸次断面積が小さくなるテーパ状としたことを特徴とする。この図5では第二コア5の平面図が台形となっているが,第二コア5の入力端部8および出力端部9は有限の先端幅を持つ形状でも良い。言い換えると、第二コア5の平面形状は六角形でも良い。
本実施の形態では、第二コア5にテーパ構造を導入したことにより、入力端部8および出力端部9での光の反射を抑制することができ、偏波回転素子の透過特性、波長特性などを改善することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図6は本発明の第3の実施の形態に係る偏波回転素子を上方から見た平面図であり、図1、図4、図5と同様の構成には同一の符号を付してある。図4と同様に、ここでは上部クラッド6の下にある第一コア3、第二コア5および下部クラッド2を透視しているものとする。本実施の形態は、光の伝搬方向に沿って複数の第二コア5−1,5−2,5−3,5−4,・・・・を第一コア3の両脇に交互に配置したことを特徴とする。
本実施の形態では、第一コア3、第二コア5(5−1〜5−4)、スペーサ4の断面形状は、いずれも正方形である必要は無い。これらの断面形状が正方形でない場合、第二コア5の固有軸はシリコン基板に対し、45度未満の傾きになるが、光導波路の固有軸がX度だけ傾いている第二コア5−1,5−2,5−3,5−4,・・・・をN回通過すると、偏波は2XN度だけ回転する。例えば固有軸が15度だけ傾いている第二コア5を3回通過すると、90度の偏波回転が得られる。よって、コア断面形状やスペーサ断面形状に制限があって、コアやスペーサの正方形断面を実現できない場合であっても、90度の偏波回転を実現できるという効果がある。
なお、図6では各々の第二コア5−1,5−2,5−3,5−4,・・・・は入力端部と出力端部にテーパ構造を備えているが、テーパ構造を備えていない図4に示したような第二コアを、光の伝搬方向に沿って第一コア3の両脇に交互に配置してもよい。
[第4の実施の形態]
第1〜第3の実施の形態では、第二コア5を第一コア3の上方に配置しているが、図7に示すように第二コア5を第一コア3の下方に配置してもよい。
図8(A)〜図8(E)は本実施の形態の偏波回転素子の製造工程の例を示す工程断面図である。まず、第二コア材料5aを下部クラッド2上に成膜し(図8(A))、この第二コア材料5aを加工して第二コア5を形成する(図8(B))。続いて、第二コア5を覆うように上部クラッド6の第一層6aを成膜する(図8(C))。上部クラッド6の第一層6a層上面の平坦性を保つために、化学機械研磨を施しても良い。この上部クラッド6の第一層6aの上に偏波回転素子の第一コア3および偏波回転素子の第一コア3とは異なる光導波路7を形成する(図8(D))。最後に、第一コア3および光導波路7を覆うように上部クラッド6の第二層6bを成膜する(図8(E))。
本実施の形態では、第1〜第3の実施の形態で説明した効果に加えて、さらに第二コア5を第一コア3よりも先に形成することで、第二コア5のエッチングによる第一コア3のダメージを低減できるという効果がある。
本発明は、光通信装置に適用することができる。
1…シリコン基板、2…下部クラッド、3…第一コア、4…スペーサ、5…第二コア、6…上部クラッド、7…光導波路、8…入力端部、9…出力端部。

Claims (3)

  1. 光伝搬方向と垂直な断面が矩形の第一コアと、
    光伝搬方向と垂直な断面が矩形の第二コアと、
    前記第一、第二コアを覆うように配置されたクラッドとから構成され、
    前記第一コアの屈折率が前記第二コアおよび前記クラッドの屈折率よりも大きく、
    前記第二コアの屈折率が前記クラッドの屈折率よりも大きく、
    前記第二コアは、前記第一コアから水平方向および垂直方向に離間して配置されることを特徴とする偏波回転素子。
  2. 請求項1記載の偏波回転素子において、
    前記第二コアは、
    厚さ一定のまま光の伝搬方向に沿って漸次断面積が大きくなるテーパ状の入力端部と、
    厚さ一定のまま光の伝搬方向に沿って漸次断面積が小さくなるテーパ状の出力端部とを備えることを特徴とする偏波回転素子。
  3. 請求項1または2記載の偏波回転素子において、
    光の伝搬方向に沿って複数の前記第二コアを前記第一コアの両脇に交互に配置したことを特徴とする偏波回転素子。
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