JP2015218251A - ゴム組成物、ゴム組成物金属積層体、及び加硫ゴム製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のゴム組成物は、硫黄による加硫が可能なジエン系重合体100質量部に対して、0.5質量部以上4質量部以下の硫黄と、0.004mol以上0.17mol以下の分子量300以下の多価アルコール化合物とを含有することを特徴とする。
【選択図】なし
Description
ジエン系重合体としては、硫黄と加硫可能なものを用いる。ここで、硫黄と加硫可能とは、硫黄を媒介として架橋構造が形成される性質を意味する。他のジエン系重合体としては、例えば、天然ゴム(NR)、クロロプレンゴム(CR)、イソプレンゴム(IR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、塩素化ポリエチレンゴム(CM)、及びクロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)が挙げられる。これらを用いることにより、ゴム組成物に要求されるホース用としての諸物性を高次元で発揮できる。これらの中でも、補強層の金属表面とゴム層との高い接着性が得られる観点から、クロロプレンゴム(CR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、及びアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)が好ましい。これらのジエン系重合体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本実施の形態に係るゴム組成物は、加硫剤として硫黄を含有する。硫黄としては、粉末硫黄、沈降性硫黄、高分散性硫黄、表面処理硫黄、及び不溶性硫黄が挙げられる。
本実施の形態に係るゴム組成物は、更に、加硫促進剤を含有することが好ましい。加硫促進剤としては、例えば、アルデヒド-アンモニア系加硫促進剤、アルデヒド-アミン系加硫促進剤、チオウレア系加硫促進剤、グアニジン系加硫促進剤、チアゾール系加硫促進剤、スルフェンアミド系加硫促進剤、チウラム系加硫促進剤、ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤、及びキサントゲン酸塩系加硫促進剤が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本実施の形態に係るゴム組成物は、分子量が300以下の多価アルコール化合物を含有する。多価アルコール化合物としては、分子量が300以下の2以上の水酸基を含有する化合物であれば、本発明の効果を奏する範囲で各種化合物を用いることができる。この多価アルコール化合物は、ゴム組成物の加硫時に加硫剤としての硫黄と金属表面の金属原子との結合形成反応を触媒する機能を有するので、ゴム組成物を含むゴム層と金属表面との接着性を向上させることができる。
また、ゴム組成物は、本発明の効果を奏する範囲で、必要に応じて、その他の添加剤を含有することができる。その他の添加剤としては、例えば、充填材、可塑剤、軟化剤、老化防止剤、有機系活性剤、酸化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、架橋促進助剤、加硫遅延剤、オゾン劣化剤、プロセスオイル(アロマオイル)及び接着助剤が挙げられる。
本実施の形態に係るゴム組成物は、従来公知の製造方法により製造できる。本実施の形態に係るゴム組成物の製造方法としては、例えば、まず、上記ジエン系重合体と、必要に応じてその他のジエン系重合体及びジエン系重合体以外の重合体と上記各種添加剤などとを配合する。そして、バンバリーミキサー、及びニーダーなどの密閉式混合機、ロールなどの混練ロール機、押出し機、及び二軸押出機などを用いて混練する製造方法が挙げられる。
本実施の形態に係るゴム組成物金属積層体は、上記ゴム組成物と表面を金属めっきしたワイヤ補強層との積層体である。この積層体としては、例えば、高圧ホース及び油圧ホースなどが挙げられる。図1は、本実施の形態に係る油圧ホースの一例を示す一部破断斜視図である。図1に示すように、ホース1は、円筒状に形成され、内部を流体が通過する内部ゴム層11と、内部ゴム層11の外側に設けられる補強層12と、補強層12の外側に設けられる外部ゴム層13とを有する。補強層12は、内部ゴム層11と外部ゴム層13との間に挟みこまれるように配設されている。内部ゴム層11、補強層12、及び外部ゴム層13は、内部ゴム層11及び外部ゴム層13の加硫により接着固定される。
上述したように、内部ゴム層11及び/又は外部ゴム層13は、上記実施の形態に係るゴム組成物を用いたゴム層である。ホースの耐候性の観点から、少なくとも外部ゴム層13を上記実施の形態に係るゴム組成物を用いて形成するのが好ましい。内部ゴム層11は、耐油性に優れたアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)を主成分とするゴム組成物を用いて形成することが好ましい。
補強層12は、鋼線材が編みこまれたワイヤブレードであり、ワイヤの表面がブラスめっきされている。油圧ホース1の強度保持の観点から内部ゴム層11と外部ゴム層13との間に設けられる層である。なお、図1に示した例では、補強層12を一層としているが、層間に中間ゴム層が配置された複数の補強層12を設けるようにしてもよい。補強層12は、ワイヤブレードのほか、内部ゴム層11周囲に鋼線材ワイヤをらせん状に巻きつけたスパイラルワイヤとして形成されたものであってもよい。補強層12を形成する材料及び編み方や織り方又は巻き付け方は用途に応じて、例えば、耐圧力に応じて、適宜選択することができる。油圧ホースなどにおいては、ワイヤブレードにより補強層12を形成することが好ましい。
上記ゴム組成物と補強層12とのゴム組成物金属積層体は、硫黄の存在下で架橋、すなわち加硫されることによって、内部ゴム層11及び外部ゴム層13を形成するゴムの分子間が硫黄によって架橋される。この架橋により、内部ゴム層11及び外部ゴム層13に弾性と引っ張り強さが付与されると共に、補強層12との界面でブラスコーティングを構成する金属(銅、亜鉛)と硫黄とが結合して内部ゴム層11及び外部ゴム層13と補強層12とが接着される。
以下に、本実施の形態に係る加硫ゴム製品の製造方法について説明する。ここでは加硫ゴム製品として油圧ホースを製造する場合を例として説明する。
図2に示すように、ゴムホースは、内部ゴム層11を形成するゴム材の押出し工程(ステップS101)、補強層12の編上げ工程(ステップS102)、外部ゴム層13の押出し・加硫工程(ステップS103)、及び、マンドレル101の抜出し工程(ステップS104)により得られる。製造されたゴムホースは、水圧検査、さらに検査巻取り工程を経て、梱包、出荷される。
図3に示すように、第2押出機108を出たホース本体109は、ラッピング装置113によって周囲にナイロン布119が巻き回される。ナイロン布119で被覆されたホース本体109は、加硫装置111内に搬入される。加硫装置111は、熱風120により加硫を進行させる熱風循環型の連続加硫装置である。この加硫方式は、オーブン加硫方式である。
(実施例1)
アクリロニトリル−ブタジエンゴム(商品名「Nancar 3345」、南帝化学工業社製、アクリロニトリル含有量34質量%、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)45)40質量%、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(商品名「EPT 4070」、三井化学社製、エチレン含有量56質量%、エチリデンノルボルネン含有量8質量%、ムーニー粘度(ML1+4,125℃)47)30質量%、及びスチレンブタジエンゴム(商品名「Nipol 1502」、日本ゼオン社製、乳化重合SBR、結合スチレン含有量23.5質量%、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)52)30質量%を含有するジエン系重合体100質量部に対して、2.3質量部の硫黄(細井化学工業社製)と、0.05molのエチレングリコール(日本触媒社製)と、1.7質量部のスルフェンアミド系加硫促進剤(N−t−ブチルベンゾチアゾール−2−スルフェンアミド、商品名「ノクセラーNS−P」、大内新興化学工業社製)と、0.3質量部のスコーチ防止剤(N−シクロヘキシルチオフタルイミド、FLEXSYS社製)と、62質量部のISAF級カーボンブラック(商品名「ショウブラックN220」、昭和キャボット社製)、15質量部のハードクレー(商品名「Suprex Clay」、ケンタッキーテネシークレイカンパニー社製)、5質量部の酸化亜鉛3種(正同化学工業社製)と、1質量部のステアリン酸(日本油脂社製)と、2.4質量部のオゾン劣化防止剤(商品名「オゾンノン6C」、精工化学社製)と、10質量部の可塑剤(ジオクチルアジペート、商品名「DIACIZER DOA」、三菱化成ビニル社製)及び12質量部のアロマ系オイル(商品名「A−OMIX」、三共油化工業社製)を配合し、バンバリーキミサーで混練してゴム組成物を作製した。作製したゴム組成物の接着性を評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
エチレングリコールの配合量を0.16molとしたこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
エチレングリコールに代えてジエチレングリコールを0.03mol配合したこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
エチレングリコールに代えてグリセリン(坂本薬品社製)を0.0043mol配合したこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
グリセリンの配合量を0.043molとしたこと以外は、実施例4と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
グリセリンの配合量を0.155molとしたこと以外は、実施例4と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
エチレングリコールに代えて1,2,6−ヘキサントリオール(東京化成工業社製)を0.15mol配合したこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
エチレングリコールに代えてジグリセリン(坂本薬品社製)を0.04mol配合したこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
エチレングリコールに代えてソルビトール(花王社製)を0.03mol配合したこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
硫黄の配合量を4質量部としたこと以外は、実施例4と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
スチレンブタジエンゴム(商品名「Nipol 1502」、日本ゼオン社製、乳化重合SBR、結合スチレン含有量23.5質量%、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)52)40質量%及びクロロプレンゴム(商品名「デンカクロロプレンS−41」、電気化学工業社製、非硫黄変性クロロプレンゴム、ムーニー粘度(ML1+4,125℃)47)60質量%を含有するジエン系重合体100質量部に対して、0.043molのグリセリン(坂本薬品社製)と、0.55質量部の硫黄(細井化学工業社製)と、0.8質量部のチウラム系加硫促進剤(テトラメチルチウラムモノスルフィド、商品名「サンセラーTS−G」、三新化学工業社製)と、0.8質量部のグアニジン系加硫促進剤(ジフェニルグアニジン、商品名「ソクシノールD−G」、住友化学社製)と、95質量部のFEF級カーボンブラック(商品名「HTC#100」、新日化カーボン社製)と、5質量部の酸化亜鉛3種(正同化学工業社製)と、3質量部の酸化マグネシウム(商品名「キョーワマグ150」、協和化学工業社製)と、2質量部のステアリン酸(日本油脂社製)と、2.0質量部のオゾン劣化防止剤(商品名「オゾンノン6C」、精工化学社製)、及び22質量部のアロマ系オイル(商品名「A−OMIX」、三共油化工業社製)を配合し、バンバリーキミサーで混練してゴム組成物を作製した。作製したゴム組成物の接着性を評価した。各成分の配合量を下記表1に示す。
エチレングリコールを配合しなかったこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
グリセリンの配合量を0.003molとしたこと以外は、実施例4と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
グリセリンの配合量を0.174molとしたこと以外は、実施例4と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
エチレングリコールの配合量を0.18molとしたこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
グリセリンの配合量を0.10molとし、硫黄の配合量を4.5質量部としたこと以外は、実施例4と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
グリセリンの配合量を0.10molとし、硫黄の配合量を0.45質量部としたこと以外は、実施例4と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
エチレングリコールに代えてポリグリセリンA(分子量330)を0.02mol配合したこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
エチレングリコールに代えてポリグリセリンB(分子量500)を0.02mol配合したこと以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
グリセリンの配合量を0.003molとし、硫黄の配合量を0.8質量部としたこと以外は、実施例11と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
グリセリンの配合量を0.174molとしたこと以外は、比較例9と同様にしてゴム組成物を作製して評価した。各成分の配合量を下記表2に示す。
・NBR:商品名「Nancar 3345」、南帝化学工業社製、アクリロニトリル含有量34質量%、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)45
・EPDM:商品名「EPT 4070」、三井化学社製、エチレン含有量56質量%、エチリデンノルボルネン含有量8質量%、ムーニー粘度(ML1+4,125℃)47
・SBR:商品名「Nipol 1502」、日本ゼオン社製、乳化重合SBR、結合スチレン含有量23.5質量%、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)52
・CR:商品名「デンカクロロプレンS−41」、電気化学工業社製、非硫黄変性クロロプレンゴム、ムーニー粘度(ML1+4,125℃)47
・エチレングリコール:日本触媒社製
・ジエチレングリコール:日本触媒社製
・グリセリン:坂本薬品社製
・1,2,6−ヘキサントリオール:東京化成工業社製
・ジグリセリン:坂本薬品社製
・ソルビトール:花王社製
・ポリグリセリンA:商品名:ポリグリセリン#310、分子量330、坂本薬品社製
・ポリグリセリンB:商品名:ポリグリセリン#500、分子量500、坂本薬品社製
・硫黄:細井化学工業社製
・加硫促進剤A:N−t−ブチルベンゾチアゾール−2−スルフェンアミド、商品名「ノクセラーNS−P」、大内新興化学工業社製
・加硫促進剤B:テトラメチルチウラムモノスルフィド、商品名「サンセラーTS−G」、三新化学工業社製
・加硫促進剤C:ジフェニルグアニジン、商品名「ソクシノールD−G」、住友化学社製
・スコーチ防止剤:N−シクロヘキシルチオフタルイミド、FLEXSYS社製
・カーボンブラックA:ISAF級カーボンブラック:商品名「ショウブラックN220」、昭和キャボット社製
・カーボンブラックB:FEF級カーボンブラック:商品名「HTC#100」、新日化カーボン社製
・ハードクレー:商品名「Suprex Clay」、ケンタッキーテネシークレイカンパニー社製
・酸化亜鉛:酸化亜鉛3種、正同化学工業社製
・酸化マグネシウム:商品名「キョーワマグ150」、協和化学工業社製
・ステアリン酸:日油社製
・オゾン劣化防止剤:商品名「オゾンノン6C」、精工化学社製
・可塑剤:ジオクチルアジペート、商品名「DIACIZER DOA」、三菱化成ビニル社製
・プロセスオイル:アロマ系オイル、商品名「A−OMIX」、三共油化工業社製
実施例1〜実施例11及び比較例1〜比較例10で得られた各ゴム組成物を各ゴム組成物からなるゴム外層と、ブラスめっきワイヤからなる補強層とを有するホース状試験片を以下に示すように作製した。
・加硫条件1:混練直後のゴム組成物を使用して作製した未加硫ホース状試験片を142℃のスチーム缶内で90分間加硫を行った(スチーム加硫)。
・加硫条件2:混練直後のゴム組成物を使用して作製した未加硫ホース状試験片を142℃の常圧オーブン内で135分間加硫を行った(オーブン加硫)。
・加硫条件3:加硫条件1で加硫した試験片を50℃、95%相対湿度(%RH)の乾燥環境下で1週間保管した後、142℃のスチーム缶内で90分間加硫を行った(スチーム加硫)。
・加硫条件4:加硫条件2で加硫した試験片を50℃、95%相対湿度(%RH)の乾燥環境下で1週間保管した後、142℃の常圧オーブン内で135分間加硫を行った(オーブン加硫)。
上述した加硫条件1で得られた各ホース状加硫試験片について、接着強度(kN/m)とゴム付き(%)とを評価した。ここで、接着強度(kN/m)とは、外側ゴム層と補強層との界面から剥離速度50mm/分で外側ゴム層を剥離するときに要する単位幅(m)あたりの力の大きさ(kN)である。ここで、ゴム付きとは、ホース状加硫試験片の外側ゴム層が補強層表面に残留している割合であって、補強層表面積全体に対する残留ゴム層の面積比率を百分率で表したものである。接着強度(kN/m)及びゴム付き(%)の数値は、10回測定した平均値である。評価結果を表3及び表4に示す。評価結果は、比較例1を100の接着試験の結果を100として指数で示した。
加硫条件2で得られた各ホース状加硫試験片を用いたこと以外は接着性試験1と同様にして接着性を評価した。
加硫条件3で得られた各ホース状加硫試験片を用いたこと以外は接着性試験1と同様にして接着性を評価した。
加硫条件4で得られた各ホース状加硫試験片を用いたこと以外は接着性試験1と同様にして接着性を評価した。
11 内部ゴム層
12 補強層
13 外部ゴム層
100 巻出機
101 マンドレル
102 第1押出機
103 ホース
104 巻取捲出機
105 編組機
106 ホース
107 巻取捲出機
108 第2押出機
109 ホース本体
110 巻取機
111 加硫装置
112 ホース
113 ラッピング装置
114 アンラッピング装置
115 ホース
116 ホース
117 マンドレル抜出装置
118 ホース
119 ナイロン布
120 熱風
Claims (8)
- 硫黄による加硫が可能なジエン系重合体100質量部に対して、
0.5質量部以上4質量部以下の硫黄と、
0.004mol以上0.17mol以下の分子量300以下の多価アルコール化合物とを含有することを特徴とする、ゴム組成物。 - 金属表面を有する補強層と、前記金属表面上に設けられた請求項1又は請求項2に記載のゴム組成物を含むゴム層とを備えた、ゴム組成物金属積層体。
- 前記金属表面がブラスめっきされてなる、請求項3に記載のゴム組成物金属積層体。
- 前記補強層がワイヤを編み上げた編組構造又はスパイラル構造を有する、請求項3又は請求項4に記載のゴム組成物金属積層体。
- 請求項1又は請求項2に記載のゴム組成物を用いて得られた、加硫ゴム製品。
- 請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のゴム組成物金属積層体の前記ゴム層が硫黄の存在下で加硫されて前記補強層と接着された、加硫ゴム製品。
- ホースである請求項7に記載の加硫ゴム製品。
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