JP2015215384A - 照明装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】閃光放電管が発光欠けすることなく発光できる状態になっていることを検知することができるようにした照明装置及び撮像装置を提供する。
【解決手段】本照明装置は、ガスを封入した閃光放電管8と、閃光放電管8に直列接続された発光動作制御素子10と、発光動作制御素子10を制御する制御回路27と、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生する状態にガスを励起させるガス励起部EXと、閃光放電管8と制御回路27との間に接続された抵抗28とを備えている。制御回路27は、発光動作制御素子10が非導通状態で、閃光放電管8内が絶縁破壊するようにガス励起部EXを作動させ、放電管内で絶縁破壊が発生していることを検出用抵抗28に基づいて得られる電気的変化量によって検知したときに、発光動作制御素子10を導通状態とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、閃光放電管を備えた照明装置及びこの照明装置を備えた撮像装置に関し、詳しくは、初回発光時に発光しないという現象が生じないようにした照明装置及び撮像装置に関する。
従来から、閃光を発光させるストロボ装置として使用される照明装置が種々提供されている。この種の照明装置は、図5に示すように、電源電池1と、昇圧回路2と、ダイオード3と、直列に接続された二つの抵抗4,5と、主コンデンサ6と、インダクタ7と、閃光放電管8と、トリガ回路TCと、発光動作制御素子10と、制御回路27とを備えている(例えば、特許文献1参照)。この照明装置は、さらに、二つのダイオード9,13と、二つの抵抗11,12とを備えている。
昇圧回路2は、電源電池1の端子電圧を直流高電圧に昇圧するDC−DCコンバータである。主コンデンサ6は、昇圧回路2によって充電され、電荷が蓄えられる。二つの抵抗4,5は、昇圧回路2の高電圧を分圧し、制御回路27のMON端子に高電圧が印加されないようにする。
閃光放電管8は、ガスを封入したガラス管内の各端部にペレットを配置した光源である。
トリガ回路TCは、第1トリガコンデンサ14と、トリガトランス15と、第1トリガスイッチ素子16と、トリガ抵抗17を備え、これら14〜16が直列に接続されている。
発光動作制御素子10としては、閃光放電管8の発光動作を制御する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor; 以下、「IGBT」と記す。)が使用される。
制御回路27は、前記MON端子以外に、IT端子とTR1端子とを備えている。IT端子は、IGBT10のゲート端子にHiレベルの信号又はLowレベルの信号を印加する。TR1端子は、第1トリガスイッチ素子16を導通状態とする信号を出力する。また、制御回路27は、MON端子に入力された電圧値によって主コンデンサ6の充電電圧を監視し、主コンデンサ6が所定の電圧に達すると、昇圧回路2の動作を停止して、主コンデンサ6の充電を完了させる。
このような照明装置の閃光放電管8を発光させるには、制御回路27のIT端子からIGBT10のゲート端子にHiレベルの信号を印加することで、IGBT10を導通(オン)状態とすると同時に、制御回路27のTR1端子からトリガ回路TCの第1トリガスイッチ素子16に信号を印加することにより、第1トリガスイッチ素子16をも導通状態とする。すると、第1トリガコンデンサ14の電荷が第1トリガスイッチ素子16、IGBT10、トリガトランス15を介して流れ、トリガトランス15の2次側に高電圧が発生する。そして、閃光放電管8は、ガスが励起し、閃光放電管8のアノード8aとカソード8cとの間に電流が流れることで、発光を開始する。
一方、閃光放電管8の発光を停止させるには、制御回路27のIT端子からIGBT10にLowレベルの信号を印加することで、IGBT10のゲートとエミッタとの間を短絡させ、IGBT10を非導通(オフ)状態とする。そうすると、閃光放電管8は、電流が流れず、発光しなくなる。
特開2001−66671号公報
しかし、図6に示すように、閃光放電管8がある一定以上の大きさの光量で発光し続けた場合は、閃光放電管8の温度上昇などに伴い、閃光放電管8のガラス管などから析出される不純物がペレットに付着する。逆に、閃光放電管8を発光させない状態で長時間、放置した場合は、閃光放電管8内のガスに含まれた電子であって、発光開始に寄与しやすい電子が著しく減少する。
いずれの場合であっても、特許文献1に記載の照明装置では、閃光放電管8を発光させようとしても、発光しない(いわゆる発光欠けが発生する)場合がある。閃光放電管8が発光欠けすることなく発光するには、閃光放電管8内のガスを励起状態とすればよい。したがって、閃光放電管8内のガスが励起状態になっていることを検知することで、発光欠けが発生することなく発光させることができる。
しかし、照明装置に備えられた各電子部品の品質が照明装置ごとに厳密に均一となっていないことから、すべての照明装置において、閃光放電管8内のガスが励起状態になっているタイミングを画一的に推定することはできない。すなわち、第1トリガコンデンサ14の容量の不均一、トリガトランス15の内部インダクタンスの不均一、第1トリガスイッチ素子16のオンする時間差などにより、閃光放電管8内のガスが励起状態になるタイミングは、照明装置ごとに異なる。
また、照明装置が湿気の多い環境下で使用されると、閃光放電管8内に水分が浸入し、あるいは、照明装置が低温の環境下で使用されると、閃光放電管8の発光出力が低下する。このように、照明装置が使用される環境が異なることによっても、閃光放電管8内のガスが励起状態になるタイミングは異なる。
したがって、閃光放電管8内のガスが励起状態になっていることを画一的に推定することは困難であり、発光欠けを防ぐために閃光放電管8内のガスを励起させる動作を繰り返すため、閃光放電管8内のガスを過剰に励起状態にすることがある。しかし、ガスを過剰に励起状態することは、電源電池1の浪費になるだけでなく、発光欠け回避のためのアルゴリズムが複雑化するため、ソフト設計を長期化させる一因となる。
また、照明装置を搭載した撮像装置は、発光欠けが生じないようにガスが過剰に励起状態にされると、撮影可能になるまでの時間が必要以上に長くなる。
そこで、本発明は、閃光放電管が発光欠けすることなく発光できる状態になっていることを検知することができるようにした照明装置及び撮像装置を提供することを課題とする。
本発明に係る照明装置は、ガスを封入した閃光放電管と、該閃光放電管に直列接続された発光動作制御素子と、該発光動作制御素子を制御する制御回路と、前記閃光放電管内で絶縁破壊が発生する状態にガスを励起させるガス励起部とを備え、前記制御回路は、前記発光動作制御素子が非導通状態で、前記閃光放電管内が絶縁破壊するように前記ガス励起部を作動させ、前記放電管内で絶縁破壊が発生していることを前記制御回路に入力される電気的変化量によって検知したときに、前記発光動作制御素子を導通状態とするという構成を有している。
かかる構成によれば、放電管内で絶縁破壊が発生していることを、制御回路に入力される電気的変化量から検知し、放電管内で絶縁破壊が発生していると推定したときに、発光動作制御素子を導通状態とし、閃光放電管を発光欠けすることなく発光させることができる。
すなわち、制御回路は、発光動作制御素子を非導通状態とし、閃光放電管が発光しないようにしたうえで、ガス励起部を作動させることによって、閃光放電管内のガスを励起させる。そして、閃光放電管内のガスが励起することで、閃光放電管内で絶縁破壊が発生していない状態から絶縁破壊が発生している状態になる。この絶縁破壊が発生していない状態から発生している状態なると、制御回路に入力される電気的変化量が変化する。
したがって、制御回路に入力される電気的変化量が所定値以下であると、閃光放電管内で絶縁破壊が発生していなとして、制御回路は、ガス励起部を作動させ続ける。制御回路に入力される電気的変化量が所定値以上になると、放電管内で絶縁破壊が発生し、閃光放電管が発光可能な状態なっているとして、制御回路は、ガス励起部の作動を停止し、発光動作制御素子を導通状態として、閃光放電管を発光させる。
また、請求項2記載の発明において、照明装置は、前記閃光放電管と前記制御回路とに接続されたトリガ回路を備え、該トリガ回路によって前記ガス励起部が構成されていることが好ましい。
かかる構成によれば、照明装置にそもそも備えられているトリガ回路によってガス励起部が構成されることで、ガス励起部が照明装置のコストアップの一因とならず、また、照明装置の大型化の一因とならないようにすることができる。
また、請求項3記載の発明において、前記閃光放電管と前記制御回路との間に接続された抵抗を備えていることが好ましい。
かかる構成によれば、閃光放電管と制御回路との間に接続された抵抗に基づいて得られる電気的変化量から放電管内で絶縁破壊が発生していることを検知することができる。
また、請求項3に従属する請求項4記載の発明において、照明装置は、前記制御回路に印加される電圧を低くするため、前記抵抗に直列接続された分圧抵抗を備えていることが好ましい。
かかる構成によれば、ガス励起部に高電圧が印加される一方、制御回路が高電圧に耐えられない場合であっても、分圧抵抗によって制御回路に高電圧が印加されないようにして、制御回路を保護することができる。
また、本発明に係る撮像装置は、請求項1乃至請求項4いずれか一項に記載の照明装置を搭載している。
かかる構成によれば、発光欠けが生じない照明装置を備えた撮像装置によって、被写体を的確に照明した写真撮影をすることができる。
本発明によれば、閃光放電管が発光欠けすることなく発光できる状態になっていることを検知することができるようにした照明装置及び撮像装置を提供することができる。
本発明に係る照明装置の第1実施形態を示す回路図 本発明に係る照明装置の第2実施形態を示す回路図 本発明に係る撮像装置の一例を示す斜視図 本発明に係る照明装置の回路による動作を示すチャート 従来の照明装置の回路図 従来の照明装置の回路による動作を示すチャート
本発明に係る照明装置の第1実施形態について、図1及び図4を参酌しながら説明する。ただし、従来と同一部分は、同一符号を付して説明する。
第1実施形態の照明装置は、図1に示すように、背景技術で説明した従来の照明装置のトリガ回路TCを、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生する状態にガスを励起させるガス励起部EXとしても兼用し、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生していることを電気的変化量として得るための抵抗(以下、「検出用抵抗」と記す。)28をさらに備えている。さらに、制御回路27は、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生していることを検知するため、前記検出用抵抗28を接続するMON−T端子を備えている。
したがって、検出用抵抗28は、閃光放電管8のカソード8cと制御回路27のMON−T端子との間に接続されている。さらに、この照明装置は、制御回路27に印加される電圧を低くするための分圧抵抗29が前記検出用抵抗28に直列に接続されている。トリガ回路TCには、高電圧が印加される一方、制御回路27が高電圧に耐えられない場合において、分圧抵抗29によって、制御回路27に高電圧が印加されないようにすることで、制御回路27が保護される。
また、この照明装置は、閃光放電管8の近傍に配置された第1温度検出デバイス18を備えている。そして、制御回路27は、この第1温度検出デバイス18を接続するTMP1端子を備え、第1温度検出デバイス18で検出された温度情報が制御回路27に入力される。
さらに、照明装置は、環境温度などの温度測定を目的とした第2温度検出デバイス19と、半導体メモリなどの記憶装置(図示せず)を備えている。第2温度検出デバイス19は、制御回路27のTMP2端子に接続される。また、記憶装置は、第2温度検出デバイス19から得られた温度データ、過去の閃光放電管8の発光間隔や発光光量などのデータなどを記録する。
そして、照明装置は、記憶装置に入力された各種のデータから現在の閃光放電管8の温度情報を予測する演算装置を制御回路27内に備えている。
なお、照明装置は、第1温度検出デバイス18又は第2温度検出デバイス19の一方のみ備えてもよい。
この第1実施形態の照明装置の他の構成は、従来の照明装置と同じである。次に、第1実施形態の照明装置の動作について説明する。
まず、主コンデンサ6が電源電池1と昇圧回路2とによって充電される。主コンデンサ6の充電電圧は、抵抗4の抵抗分圧によって制御回路27のMON端子に入力される。制御回路27は、主コンデンサ6が所定の電圧値に達しているかどうかを監視する。そして、制御回路27は、主コンデンサ6が所定の電圧値に達していることを検知すると、昇圧回路2の作動を停止する。
このとき、第1トリガコンデンサ14は、抵抗12、ダイオード13、トリガトランス15を介して、図示する極性で主コンデンサ6とほぼ同電圧まで充電される。
この状態において、閃光放電管8を発光させるには、制御回路27のIT端子からIGBT10のゲート端子にHiレベルの信号を印加することで、IGBT10を導通状態にすると同時に、制御回路27のTR1端子からの信号によってトリガ回路TCを作動させる。そうすると、閃光放電管8は、ガスが励起し、閃光放電管8のアノード8aとカソード8cとの間に電流が流れることで、発光を開始する。
閃光放電管8の発光を停止させる場合は、制御回路27のIT端子からIGBT10のゲート端子にLowレベルの信号を印加することで、IGBT10のゲートとエミッタとの間を短絡させる。すると、IGBT10がオフ状態となり、閃光放電管8が発光しなくなる。
第1実施形態の照明装置は、このような発光動作が繰り返されるが、図4に示すように、通常の発光を一定間隔で連続的に行う場合、短時間に連続発光を行う場合、あるいは、長時間発光しない場合には、発光欠けが発生する可能性がある。
そこで、制御回路27は、過去に行った発光の回数、発光の間隔、光量、閃光放電管8の温度、環境温度、過去に行ってから現在に至るまでの時間などの情報を演算装置から取得し、発光欠けが発生する可能性があるか判断する。
発光欠けが発生する可能性がある場合は、制御回路27は、IT端子からIGBT10のゲート端子にLowレベルの信号を印加し、IGBT10を非導通(オフ)状態とし、TR1端子から第1トリガスイッチ素子16にHiレベルの信号を印加し、トリガ回路TCを作動させる。トリガ回路TCが作動しても、IGBT10が非導通状態であることから、閃光放電管8は、発光しない。
ただし、トリガ回路TCが作動することで、閃光放電管8内のガスが励起される。閃光放電管8内のガスが励起されることで、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生すると、閃光放電管8のカソード8cの電位がアノード8aの電位に近づくため、閃光放電管8のカソード8cと制御回路27のMON−T端子との間に接続された検出用抵抗28に電圧が発生する。この電圧値が制御回路27のMON−T端子に入力される。
なお、制御回路27は、この検出用抵抗28を流れる電流値を検知してもよい。いずれにしても、制御回路27は、この検出用抵抗28に基づいて得られる電圧値や電流値を電気的変化量として検知する。
そして、この検出用抵抗28に基づいて得られる電気的変化量が所定値以下であると、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生していないと推定し、制御回路27は、IGBT10を非導通状態としたまま、トリガ回路TCを作動し続ける。
そして、この電気的変化量が所定値以上になると、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生していると推定し、制御回路27は、Hiレベルの信号をIGBT10に印加し、導通(オン)状態とする。そして、制御回路27は、TR1端子から第1トリガスイッチ素子16に印加される信号により、トリガ回路TCを作動させ、閃光放電管8を発光欠けなく発光させる。
そして、閃光放電管8の発光を停止するには、制御回路27のIT端子からIGBT10にLowレベルの信号を印加することで、IGBT10を非導通状態とし、閃光放電管8内に電流が流れないようにする。
次に、本発明に係る照明装置の第2実施形態について図2を参照しながら説明する。ただし、従来及び第1実施形態と同一部分は、同一符号を付して説明する。
第2実施形態について説明する前に、第1実施形態について補足説明する。閃光放電管8が発光欠けを生じうる状態と、発光欠けなく発光可能である状態とでは、閃光放電管8のインピーダンスが異なる場合がある。したがって、発光欠けが生じうる閃光放電管8に対して、発光制御素子10を非導通とした上で第1トリガコンデンサ14からの電荷がトリガトランス15を流れると、トリガトランス15の2次側出力が大きくなりすぎることがある。
トリガトランス15の耐圧が不十分であると、トリガ電圧がグランドラインにスパークしてしまい、閃光放電管8に印加するトリガ出力が必要とする出力以下に低下してしまうことがある。したがって、第1実施形態におけるトリガトランス15は、高圧に耐えうる容量を有していることが要求される。
そこで、第2実施形態の照明装置は、専用のガス励起部EXを備える。このガス励起部EXは、図2に示すように、トリガダイオード20と、第2トリガコンデンサ21と、第2トリガスイッチ素子22と、第2トリガ抵抗23とを備えている。
第2トリガコンデンサ21は、第1トリガコンデンサ14よりも小さな容量とされている。したがって、この第2トリガコンデンサ21の充電電圧が高い場合にも、トリガトランス15の2次側出力を抑えることができる。
トリガダイオード20と第2トリガコンデンサ21とは直列に接続されている。トリガダイオード20と第2トリガコンデンサ21との間に第2トリガスイッチ素子22のアノードが接続されている。また、第2トリガスイッチ素子22のゲートは、制御回路27のTR2端子に接続されている。
第2実施形態の照明装置の他の構成は、第1実施形態と同じであるため、次に、特有の動作について説明する。
電源電池1と昇圧回路2とによって主コンデンサ6が充電されるとともに、抵抗12、ダイオード13、トリガトランス15を介して、第1トリガコンデンサ14も図示する極性で主コンデンサ6とほぼ同電圧まで充電される。ただし、第2トリガコンデンサ21は、容量が第1トリガコンデンサ14よりも容量が小さいため、第1トリガコンデンサ14よりも蓄えられるエネルギーが小さくなっている。
閃光放電管8が短時間に連続発光した場合や、長時間発光しない場合のように、発光欠けが発生する可能性がある場合は、制御回路27がIGBT10を非導通状態とし、制御回路27のTR2端子から第2トリガスイッチ素子22に信号を入力し、第2トリガスイッチ素子22を導通状態とする。そうすると、第2トリガコンデンサ21の電荷が第2トリガスイッチ素子22、トリガトランス15を介して流れることで、トリガトランス15の2次側から高電圧が出力される。
これにより、閃光放電管8を発光させることを目的とした大電流を流すことなく、トリガ電圧のみが閃光放電管8に印加されることで、閃光放電管8内のガスが励起される。そして、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生すると、閃光放電管8のカソード8cの電位がアノード8aの電位に近づくため、閃光放電管8のカソード8cと制御回路27のMON−T端子との間に接続された検出用抵抗28に電圧が発生する。
この電圧値が制御回路27に検知される。なお、制御回路27は、この検出用抵抗28を流れる電流を検知してもよい。いずれにしても、制御回路27は、この検出用抵抗28に基づいて得られる電圧値や電流値を電気的変化量として検知する。
そして、この検出用抵抗28に基づいて得られる電気的変化量が所定値以下であると、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生していないと推定し、制御回路27は、IGBT10を非導通状態としたまま、トリガ回路TCを作動し続ける。
そして、この電気的変化量が所定値以上になると、閃光放電管8内で絶縁破壊が発生していると推定し、制御回路27は、Hiレベルの信号をIGBT10に印加し、導通状態とする。そして、制御回路27は、TR1端子から第1トリガスイッチ素子16に信号を印加することにより、トリガ回路TCを作動させ、閃光放電管8を発光欠けなく発光させる。
この発光を停止する場合は、制御回路27のIT端子からIGBT10にLowレベルの信号を印加することで、IGBT10をOFF状態とし、閃光放電管8内に電流が流れないようにする。
以上のような第1実施形態及び第2実施形態の照明装置は、図3に示すように、撮像装置26に取り付けられたストロボ装置24として使用され、又は、撮像装置26に内蔵されたストロボ装置25として使用される。このストロボ装置24,25は、発光欠けを発生することなく発光するため、撮像装置26は、的確に写真撮影することができるものになっている。
なお、本発明の照明装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態の照明装置では、ガス励起部EXとして、トリガ回路TCを使用した。しかし、ガス励起部EXは、別途、閃光放電管8内のガスを励起させることができれば、トリガ回路TCに限定されず、例えば光照射手段などで構成してもよい。
また、制御回路27が高電圧に耐えることができる場合は、分圧抵抗29を接続しなくてもよい。
本発明に係る照明装置は,閃光放電管の発光においていわゆる発光欠けを生じないストロボ装置が提供できる。また、写真撮影用の照明装置だけではなく、閃光放電管を光源として用いる機器に応用できる。
1 電源電池
2 昇圧回路
3,9,13,20 ダイオード
4,5,11,12,17,23 抵抗
6 主コンデンサ
7 インダクタ
8 閃光放電管
10 発光動作制御素子(IGBT)
14 第1トリガコンデンサ
15 トリガトランス
16 第1トリガスイッチ
21 第2トリガコンデンサ
22 第2トリガスイッチ素子
26 撮像装置
27 制御回路
28 抵抗
29 分圧抵抗
TC トリガ回路
EX ガス励起部

Claims (5)

  1. ガスを封入した閃光放電管と、該閃光放電管に直列接続された発光動作制御素子と、該発光動作制御素子を制御する制御回路と、前記閃光放電管内で絶縁破壊が発生する状態にガスを励起させるガス励起部とを備え、前記制御回路は、前記発光動作制御素子が非導通状態で、前記閃光放電管内が絶縁破壊するように前記ガス励起部を作動させ、前記放電管内で絶縁破壊が発生していることを前記制御回路に入力される電気的変化量によって検知したときに、前記発光動作制御素子を導通状態とすることを特徴とする照明装置。
  2. 前記閃光放電管と前記制御回路とに接続されたトリガ回路を備え、該トリガ回路によって前記ガス励起部が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記閃光放電管と前記制御回路との間に接続された抵抗を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記制御回路に印加される電圧を低くするため、前記抵抗に直列接続された分圧抵抗を備えていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明装置を搭載したことを特徴とする撮像装置。

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