JP2015215331A - 物理量センサ、および物理量センサの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流量センサ1は、第1基板2と第2基板3を有する。第1基板2は、一端2aおよび他端2bを有すると共に第1面21および第2面22を有する支持基板20を備え、支持基板20の一端2aの側における第1面21に第1凹部21aが形成されたことにより薄肉とされた薄肉部22aを有する。第2基板3は、第3面31を有し、第2面22に対する法線の方向から見て、薄肉部22aを内包するように第3面31に形成された第2凹部31aを有し、第3面31が第1基板2の第1面21に接触させられつつ第1基板2に貼り合わされる。よって、第1基板2における薄肉部22aの周囲の部分は、膨張する際において、貫通孔23が形成された空間に膨張でき、第1基板2の薄肉部22aに応力が発生し難くなる。
【選択図】図2
Description
本発明の第1実施形態に係る物理量センサに相当する流量センサ1について図1〜図3を参照して説明する。流量センサ1は、流体の流量を検出する流量計であり、ここでは一例として熱式流量計とされている。流量センサ1は、用途が限定されるものではないが、例えば、自動車に搭載され自動車用エンジンの吸入空気量や排気量などを測定するエアフロメータ(熱式流量計)として用いられる。
化により膨張、収縮するときに、第1基板2よりも第2基板の方が変形し易く、すなわち
第1基板2が変形し難くなり、ひいては薄肉部22aが変形し難くなる。
本発明の第2実施形態について図4〜図6を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して、貫通孔23の構成を変更したものである。その他については基本的には第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分のみについて説明する。
本発明の第3実施形態について図7、図8を参照して説明する。本実施形態は、第2実施形態に対して、貫通孔23の構成を変更したものである。その他については基本的には第2実施形態と同様であるため、第2実施形態と異なる部分のみについて説明する。
本発明の第4実施形態について図9、図10を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して、貫通孔23の構成を変更したものである。その他については基本的には第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分のみについて説明する。
本発明の第5実施形態について図11、図12を参照して説明する。本実施形態は、第2実施形態に対して、貫通孔23を省略すると共に第2凹部31aの形状を変更したものである。その他については基本的には第2実施形態と同様であるため、第2実施形態と異なる部分のみについて説明する。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
21 第1面
21a 第1凹部
22 第2面
22a 薄肉部
23 貫通孔
3 第2基板
30 整流板
31 第3面
31a 第2凹部
200 第1ウェハ
300 第2ウェハ
Claims (15)
- 一端(2a)および前記一端とは反対側の他端(2b)を有すると共に第1面(21)および前記第1面とは反対側の第2面(22)を有する支持基板(20)を備え、前記支持基板の前記一端の側における前記第1面に第1凹部(21a)が形成されたことにより薄肉とされた薄肉部(22a)を有する構成とされた第1基板(2)と、
第3面(31)を有し、前記第2面に対する法線の方向から見て、前記薄肉部を内包するように前記第3面に形成された第2凹部(31a)を有すると共に、前記第3面が前記第1基板の第1面に接触させられつつ前記第1基板に貼り合わされた構成とされた第2基板(3)と、
前記薄肉部における前記第2面に形成され、被検出体の物理量を検出して電気信号として出力するセンシング部(7、9、7A、7B)と、を有することを特徴とする物理量センサ。 - 前記被検出体の物理量として流体の流量を検出する前記センシング部(7、9)を有することを特徴とする請求項1に記載の物理量センサ。
- 前記第1基板の周囲のうち前記第1基板の第2面の方向における前記流体の上流側および下流側のうち少なくとも一方において第1基板2に密着して配置され、前記流体の流れを整えるための整流板(30)を備えることを特徴とする請求項2に記載の物理量センサ。
- 前記第1基板2bの他端2b側の部分を封止するモールド樹脂(6)を有し、該モールド樹脂と前記整流板を構成する前記モールド樹脂が一体成形されていることを特徴とする請求項3に記載の物理量センサ。
- 前記第2面に対する法線の方向における長さとしての前記第1基板の厚さおよび前記第2基板の厚さを比較したときに、前記第2基板が前記第1基板よりも薄い構成とされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の物理量センサ。
- 前記第2基板は、前記第2凹部が形成されたことにより、前記第3面のうち前記一端の側の部分において前記第1面と接触させられておらず、前記第3面のうち前記他端の側の部分の少なくとも一部において前記第1面と接触させられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の物理量センサ。
- 前記第2基板内に作製された回路であり、前記センシング部が検出して出力した電気信号について演算処理を実行する電気回路を有する電気回路部(4)と、
前記第1基板に設けられ、前記電気回路部と外部との電気的接続を可能とするための前記第1基板を前記第1面から前記第2面まで貫通した貫通電極(19)と、を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の物理量センサ。 - 前記第1基板には、前記第2面に対する法線の方向から見て、前記第2凹部の内方の領域であって前記薄肉部の周囲の領域において、前記第1面から前記第2面まで貫通する貫通孔(23)が形成されており、
前記貫通孔は、前記薄肉部の周囲を部分的に囲む構成とされていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の物理量センサ。 - 前記貫通孔は、前記第2面に対する法線の方向から見て、第1直線(23a)と、前記薄肉部を挟んで前記第1直線とは反対側に配置された第2直線(23b)と、前記第1直線と前記第2直線とを連結する第3直線(23c)と、によってUの字状に構成されており、
前記第2面に対する法線の方向から見て、前記第1直線と前記第3直線との連結部分、および、前記第2直線と前記第3直線との連結部分が、それぞれ、鈍角に折れ曲がった部分を複数有する構成とされていることを特徴とする請求項8に記載の物理量センサ。 - 前記貫通孔は、前記第2面に対する法線の方向から見て、第1直線(23a)と、前記薄肉部を挟んで前記第1直線とは反対側に配置された第2直線(23b)と、前記第1直線と前記第2直線とを連結する第3直線(23c)と、によってUの字状に構成されており、
前記第2面に対する法線の方向から見て、前記第1直線と前記第3直線との連結部分、および、前記第2直線と前記第3直線との連結部分が、それぞれ、曲線状に曲がった部分を有する構成とされていることを特徴とする請求項8に記載の物理量センサ。 - 前記貫通孔は、前記第2面に対する法線の方向から見て、第1直線(23a)と、前記薄肉部を挟んで前記第1直線とは反対側に配置された第2直線(23b)と、前記第1直線と前記第2直線とを連結する第3直線(23c)と、によってUの字状に構成されており、
前記第1基板の前記第2面に対する法線の方向から見て、前記第3直線が、前記薄肉部を挟んで前記第1基板の一端の反対側に配置されていることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1つに記載の物理量センサ。 - 前記第1基板の第1面と前記第2基板の第2凹部の底面との間の距離が100μm以下とされていることを特徴とする請求項2ないし11のいずれか1つに記載の物理量センサ。
- 請求項1ないし12のいずれか1つに記載の物理量センサの製造方法であって、
複数の前記物理量センサの前記第1基板を構成する部材として、第4面(201)および前記第4面とは反対側の第5面(202)を有する板状とされ、複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記第1凹部が前記第4面に形成されたことにより複数の前記薄肉部を有する構成とされた第1ウェハ(200)を用意すると共に、複数の前記物理量センサの前記第2基板を構成する部材として、第6面(301)を有する板状とされ、複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記第2凹部が前記第6面に形成された第2ウェハ(300)を用意する第1工程と、
前記第1工程の後に、前記第6面に対する法線の方向から見て、前記複数の前記第2凹部それぞれが前記複数の前記第1凹部のうち対応する前記第1凹部を内方に含むように、前記第6面を前記第4面に接触させつつ前記第1ウェハと前記第2ウェハとを貼り合わせる第2工程と、を有することを特徴とする物理量センサの製造方法。 - 請求項8ないし11のいずれか1つに記載の物理量センサの製造方法であって、
複数の前記物理量センサの前記第1基板を構成する部材として、第4面(201)および前記第4面とは反対側の第5面(202)を有する板状とされ、複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記第1凹部が前記第4面に形成されたことで複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記薄肉部を有し、複数の前記物理量センサそれぞれに対応した前記複数の前記薄肉部に対応して、前記第4面から前記第5面まで貫通する複数の貫通孔(23)を有する構成とされた第1ウェハ(200)を用意すると共に、複数の前記物理量センサの前記第2基板を構成する部材として、第6面(301)を有する板状とされ、複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記第2凹部が前記第6面に形成された第2ウェハ(300)を用意する第1工程と、
前記第1工程の後に、前記第6面に対する法線の方向から見て、前記複数の前記第2凹部それぞれが、前記複数の前記第1凹部のうち対応する前記第1凹部および前記複数の貫通孔のうち対応する前記貫通孔を内方に含むように、前記第6面を前記第4面に接触させつつ前記第1ウェハと前記第2ウェハとを貼り合わせる第2工程と、を有することを特徴とする物理量センサの製造方法。 - 請求項5に記載の物理量センサの製造方法であって、
複数の前記物理量センサの前記第1基板を構成する部材として、第4面(201)および前記第4面とは反対側の第5面(202)を有する板状とされた第1ウェハ(200)を用意して、複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記貫通電極を前記第1ウェハに形成すると共に複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記第1凹部を前記第1ウェハに形成することにより、複数の前記貫通電極および複数の前記薄肉部を有する前記第1ウェハを用意すると共に、複数の前記物理量センサの前記第2基板を構成する部材として、第6面(301)を有する板状とされ、複数の前記物理量センサそれぞれに対応した複数の前記第2凹部が前記第6面に形成された第2ウェハ(300)を用意する第1工程と、
前記第1工程の後に、前記第6面に対する法線の方向から見て、前記複数の前記第2凹部それぞれが前記複数の前記第1凹部のうち対応する前記第1凹部を内方に含むように、前記第6面を前記第4面に接触させつつ前記第1ウェハと前記第2ウェハとを貼り合わせる第2工程と、を有することを特徴とする物理量センサの製造方法。
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