JP2015215295A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】到達可能な充電スタンドを経由地として設定することができ、安心して走行することができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】ナビゲーション装置10は、自車位置から目的地までの案内経路を探索する案内経路探索処理部21と、案内経路探索処理部21が探索した案内経路の近傍に存在する充電スタンドを特定する充電スタンド特定処理部22と、自車の走行可能距離を特定する走行可能距離特定処理部23と、充電スタンド特定処理部22が特定した充電スタンドと走行可能距離特定処理部23が特定した走行可能距離を同時に表示する表示処理部24と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】ナビゲーション装置10は、自車位置から目的地までの案内経路を探索する案内経路探索処理部21と、案内経路探索処理部21が探索した案内経路の近傍に存在する充電スタンドを特定する充電スタンド特定処理部22と、自車の走行可能距離を特定する走行可能距離特定処理部23と、充電スタンド特定処理部22が特定した充電スタンドと走行可能距離特定処理部23が特定した走行可能距離を同時に表示する表示処理部24と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ナビゲーション装置に関する。
電気自動車に搭載するナビゲーション装置においては、目的地に到達するまでにバッテリ不足が発生しないような経路により経路案内を行うことが重要である。例えば特許文献1には、バッテリの残量に基づき目的地への到達可否を判断し、到達できないと判断した場合に、別の経路を案内する技術が開示されている。
従来の技術では、バッテリの残量が変化することに伴い、案内される経路が次々と変化するおそれがある。そのため、別の経路が提示されたとしても、ユーザは、その経路により目的地に到着できるのか否かを判断することができない。従って、別の経路による案内が開始されたとしても常にバッテリの残量を気にしなければならず、安心して走行することができない。
そこで、到達可能な充電スタンドを経由地として設定することができ、安心して走行することができるナビゲーション装置を提供する。
本発明に係るナビゲーション装置よれば、案内経路探索手段は、自車位置から目的地までの案内経路を探索する。充電スタンド特定手段は、案内経路探索手段が探索した案内経路の近傍に存在する充電スタンドを特定する。走行可能距離特定手段は、自車の走行可能距離を特定する。表示手段は、充電スタンド特定手段が特定した充電スタンドと走行可能距離特定手段が特定した走行可能距離を同時に表示する。
この構成によれば、充電スタンドと走行可能距離が同時に表示されるので、ユーザは、走行可能距離を加味して、経由すべき充電スタンドを検討することができる。これにより、到達可能な充電スタンドを経由地として設定することができ、ユーザは、安心して走行することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示するナビゲーション装置10は、車両、特には電気自動車に搭載されるものであり、制御部11、自車位置特定部12、データ格納部13、表示部14、操作部15、バッテリ管理部16などを備える。制御部11は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、ナビゲーション装置10の動作全般を制御する。また、制御部11は、マイクロコンピュータにおいて制御プログラムを実行することにより、案内経路探索処理部21、充電スタンド特定処理部22、走行可能距離特定処理部23、表示処理部24、案内経路編集処理部25、警告処理部26をソフトウェアにより仮想的に実現する。なお、これらの処理部21〜26は、ハードウェアにより構成してもよい。
自車位置特定部12は、図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、距離センサ、測位用電波受信器などといった位置測定用の各種センサ類を備える。自車位置特定部12は、図示しない測位システムを構築する測位用衛星から受信する電波や各種センサ類の検出値などに基づいて自車両の位置を測定する。そして、自車位置特定部12は、測定した位置を示す自車位置情報を制御部11に出力する。
データ格納部13は、例えばハードディスクドライブなどといった記憶媒体で構成されており、地図データや施設データなどといった各種データ類を格納している。地図データは、道路に含まれる多数のノードに関するノード情報、各ノードをつなぐリンクに関するリンク情報などを含む道路ネットワークデータを含む。ノード情報は、各ノードの位置情報などを含む。また、リンク情報は、各リンクの形状や距離などの情報を含む。また、地図データは、例えば背景データやマップマッチング用データなど、車両の経路案内を実行するために必要な各種のデータ類を含んでいる。
施設データは、地図上に存在する各種施設の属性データ、例えば、施設の名称データ、施設の位置データなどが格納されたデータベースである。この施設データには、例えば図2に示す充電スタンドデータDが含まれている。充電スタンドデータDは、直近道路情報の一例であり、充電スタンドの名称データ、充電スタンドの位置を示す座標データ、充電スタンドの直近道路を示す直近道路データなどを含む。なお、直近道路は、各充電スタンドに最も近い位置に存在する道路を示す。例えば図3に示すように、充電スタンドSの近傍に複数の道路Rx,Ry,Rzが存在している場合には、充電スタンドSの最も近くに存在する道路Rxが充電スタンドSの直近道路として設定される。
表示部14は、例えば液晶ディスプレイなどで構成されており、制御部11からの表示指令信号に基づいて、経路案内画面や設定画面などといった各種画面を表示する。操作部15は、表示部14に設けられるタッチパネルスイッチや表示部14の周辺に設けられている機械式のスイッチなどにより構成されており、ユーザによる各種スイッチの操作に応じて操作信号を制御部11に出力する。バッテリ管理部16は、図示しない車載バッテリの充電残量を検出し、その検出値を制御部11に出力する。
案内経路探索処理部21は、案内経路探索手段の一例であり、車両の経路案内の目的地が設定されると、地図データを参照して、自車位置特定部12が特定する自車位置から当該目的地までの案内経路を探索する。充電スタンド特定処理部22は、充電スタンド特定手段の一例であり、充電スタンドデータDを参照して、案内経路探索処理部21が探索した案内経路の近傍に存在する充電スタンドを特定する。即ち、例えば図4に示すように、案内経路Rが道路Ra,Rd,Rcで構成されている場合、案内経路探索処理部21は、道路Raが直近道路として設定されている充電スタンドA、道路Rbが直近道路として設定されている充電スタンドB、道路Rcが直近道路として設定されている充電スタンドCを特定する。
走行可能距離特定処理部23は、走行可能距離特定手段の一例であり、バッテリ管理部16が検出するバッテリ残量に基づいて、自車両の走行可能距離を特定する。表示処理部24は、表示手段の一例であり、充電スタンド特定処理部22が特定した充電スタンドと走行可能距離特定処理部23が特定した走行可能距離を、表示部14の同一画面上に同時に表示する。案内経路編集処理部25は、表示部14に表示された充電スタンドが経由地として設定されると、案内経路探索処理部21が探索した案内経路を充電スタンド経由案内経路に編集する。充電スタンド経由案内経路は、経由地として設定された充電スタンドを含む経路である。警告処理部26は、警告処理実行手段の一例であり、案内経路に含まれる充電スタンドまでの距離よりも走行可能距離が短くなると所定の警告処理を実行する。
次に、ナビゲーション装置10による制御内容について説明する。
≪初期経路探索処理≫
図5に示すように、ナビゲーション装置10は、経路案内の目的地および経路の探索条件が設定されると、設定された探索条件に基づいて、自車位置から目的地までの案内経路を探索する(A1)。なお、探索条件としては、目的地までの推奨経路を探索する「推奨」条件、目的地までに存在する有料道路を含む経路を探索する「有料」条件、目的地までの距離が最短となる経路を探索する「距離」条件などといった各種条件が考えられる。
≪初期経路探索処理≫
図5に示すように、ナビゲーション装置10は、経路案内の目的地および経路の探索条件が設定されると、設定された探索条件に基づいて、自車位置から目的地までの案内経路を探索する(A1)。なお、探索条件としては、目的地までの推奨経路を探索する「推奨」条件、目的地までに存在する有料道路を含む経路を探索する「有料」条件、目的地までの距離が最短となる経路を探索する「距離」条件などといった各種条件が考えられる。
そして、ナビゲーション装置10は、探索した案内経路を表示部14に表示する(A2)。このとき、図6に示すように、ナビゲーション装置10は、表示部14の画面上に、探索条件を変更するための探索条件変更ボタンBa、および、探索された案内経路Rの近傍に存在する充電スタンドを表示するためのEVボタンBbなども表示する。何れかの探索条件変更ボタンBaが操作されると、ナビゲーション装置10は、操作された探索条件変更ボタンBaに対応する探索条件により、目的地までの案内経路を再度探索する。
ナビゲーション装置10は、案内経路を表示部14に表示すると、EVボタンBbが操作されたか否かを監視する(A3)。ナビゲーション装置10は、EVボタンBbが操作された場合(A3:YES)には、案内経路編集処理を実行して(A4)、ステップA5に移行する。一方、ナビゲーション装置10は、EVボタンBbが操作されない場合(A3:NO)には、案内経路編集処理を実行することなくステップA5に移行する。ナビゲーション装置10は、ステップA5に移行すると、その時点で設定されている案内経路に基づいて車両の経路案内を実行する。
≪案内経路編集処理≫
図7に示すように、ナビゲーション装置10は、車載バッテリの充電残量に基づいて自車の走行可能距離を特定する(B1)。そして、ナビゲーション装置10は、特定した走行可能距離を半径とする範囲を走行可能範囲として設定する。また、ナビゲーション装置10は、初期経路探索処理により探索した案内経路の近傍に存在する充電スタンドを特定する(B2)。そして、ナビゲーション装置10は、走行可能範囲表示処理を実行して(B3)、特定した走行可能範囲を表示部14に表示する。また、ナビゲーション装置10は、充電スタンド表示処理を実行して(B4)、特定した充電スタンドを表示部14に表示する。
図7に示すように、ナビゲーション装置10は、車載バッテリの充電残量に基づいて自車の走行可能距離を特定する(B1)。そして、ナビゲーション装置10は、特定した走行可能距離を半径とする範囲を走行可能範囲として設定する。また、ナビゲーション装置10は、初期経路探索処理により探索した案内経路の近傍に存在する充電スタンドを特定する(B2)。そして、ナビゲーション装置10は、走行可能範囲表示処理を実行して(B3)、特定した走行可能範囲を表示部14に表示する。また、ナビゲーション装置10は、充電スタンド表示処理を実行して(B4)、特定した充電スタンドを表示部14に表示する。
これにより、例えば図8に示すように、ナビゲーション装置10は、案内経路R、走行可能範囲Mおよび充電スタンドSを、表示部14の同一画面内に同時に表示する。このとき、ナビゲーション装置10は、車載バッテリの充電残量に基づいて特定した到達可能性に応じて、走行可能範囲Mを複数の領域Ma,Mbに分けて表示するように構成してもよい。なお、領域Maは到達可能性が例えば100パーセントである領域、つまり、現在の充電残量に基づけばほぼ確実に到達が可能であると推定される領域である。また、領域Mbは到達可能性が例えば80パーセントである領域である。
また、ナビゲーション装置10は、充電スタンドSを示すマークをタッチ操作可能なタッチボタンとして表示する。そして、ナビゲーション装置10は、何れかの充電スタンドSに対応するマークがタッチ操作されると、例えば図9に示すように、その充電スタンドSを経路案内の経由地として設定し、その経由地を経由する経路を再探索するように構成されている。
ナビゲーション装置10は、走行可能範囲M内に存在する何れかの充電スタンドSが経由地として設定されたか否かを監視する(B5)。ナビゲーション装置10は、走行可能範囲M内に存在する何れかの充電スタンドSが経由地として設定された場合(B5:YES)には、編集経路探索処理を実行して(B6)、ステップB1に移行する。これにより、編集後の案内経路Rnewについて、近傍の充電スタンドと走行可能範囲が表示部14の同一画面内に同時に表示されるようになる。一方、ナビゲーション装置10は、走行可能範囲M内に存在する何れの充電スタンドSも経由地として設定されない場合(B5:NO)には、この案内経路編集処理を終了する。
≪走行可能範囲表示処理≫
ここで、走行可能範囲表示処理の内容を詳細に説明する。図10に示すように、ナビゲーション装置10は、特定した走行可能距離と、その時点で設定されている案内経路の全長、いわゆる道なり距離との大小関係を比較する(C1)。なお、案内経路の道なり距離は、地図データに含まれる道路ネットワークデータなどを参照することにより特定することができる。ナビゲーション装置10は、走行可能距離が道なり距離以下である場合(C1:NO)には、その時点における案内経路の始端となる車両の現在位置を中心として走行可能範囲Mを表示部14に表示して(C2)、この走行可能範囲表示処理を終了する。一方、ナビゲーション装置10は、走行可能距離が道なり距離よりも大きい場合(C1:YES)には、走行可能範囲Mを表示することなく、この走行可能範囲表示処理を終了する。
ここで、走行可能範囲表示処理の内容を詳細に説明する。図10に示すように、ナビゲーション装置10は、特定した走行可能距離と、その時点で設定されている案内経路の全長、いわゆる道なり距離との大小関係を比較する(C1)。なお、案内経路の道なり距離は、地図データに含まれる道路ネットワークデータなどを参照することにより特定することができる。ナビゲーション装置10は、走行可能距離が道なり距離以下である場合(C1:NO)には、その時点における案内経路の始端となる車両の現在位置を中心として走行可能範囲Mを表示部14に表示して(C2)、この走行可能範囲表示処理を終了する。一方、ナビゲーション装置10は、走行可能距離が道なり距離よりも大きい場合(C1:YES)には、走行可能範囲Mを表示することなく、この走行可能範囲表示処理を終了する。
なお、ナビゲーション装置10は、案内経路中に経由地が設定されている場合には、その案内経路を、現在位置から経由地までの経路、経由地から目的地までの経路に分割する。また、案内経路中に複数の経由地が設定されている場合には、その案内経路を、現在位置から経由地までの経路、経由地から次の経由地までの経路、最後の経由地から目的地までの経路に分割する。そして、ナビゲーション装置10は、分割した経路について、それぞれ、この走行可能範囲表示処理を実行する。これにより、車両が経由地を経由するごとに、新たに設定された走行可能範囲Mが表示部14に表示されるようになる。
≪充電スタンド表示処理≫
図11に示すように、ナビゲーション装置10は、案内経路沿いに存在する充電スタンドSが特定されている場合には、まず、その充電スタンドSを表示部14に表示する(D1)。これにより、案内経路沿いに存在する充電スタンドが案内経路上に重なるようにして表示されるようになる。そして、ナビゲーション装置10は、表示部14の画面上に充電スタンド表示範囲を設定する(D2)。この場合、例えば図12に示すように、ナビゲーション装置10は、車両の現在位置と経路案内の目的地を含む範囲を充電スタンド表示範囲Wとして設定する。なお、充電スタンド表示範囲は、車両の現在位置と目的地を含む範囲であれば、矩形状の範囲を設定してもよいし、例えば円形や楕円形などといった矩形状以外の範囲を設定してもよい。
図11に示すように、ナビゲーション装置10は、案内経路沿いに存在する充電スタンドSが特定されている場合には、まず、その充電スタンドSを表示部14に表示する(D1)。これにより、案内経路沿いに存在する充電スタンドが案内経路上に重なるようにして表示されるようになる。そして、ナビゲーション装置10は、表示部14の画面上に充電スタンド表示範囲を設定する(D2)。この場合、例えば図12に示すように、ナビゲーション装置10は、車両の現在位置と経路案内の目的地を含む範囲を充電スタンド表示範囲Wとして設定する。なお、充電スタンド表示範囲は、車両の現在位置と目的地を含む範囲であれば、矩形状の範囲を設定してもよいし、例えば円形や楕円形などといった矩形状以外の範囲を設定してもよい。
そして、ナビゲーション装置10は、特定した充電スタンドSのうち充電スタンド表示範囲W内に存在する全ての充電スタンドSを抽出する(D3)。そして、ナビゲーション装置10は、抽出した充電スタンドSから案内経路Rまでの距離Dsと所定の基準値Kとの大小関係を比較する(D4)。このとき、ナビゲーション装置10は、抽出した全ての充電スタンドSについてステップD4の比較処理を実行する。なお、基準値Kは、適宜変更して設定することができる。また、距離Dsは、各充電スタンドSから案内経路Rまでの最短の直線距離を設定するとよい。
ナビゲーション装置10は、充電スタンドSから案内経路Rまでの距離Dsが基準値Kよりも小さい場合(D4:YES)には、その充電スタンドSを表示部14に表示して(D5)、充電スタンド表示処理を終了する。一方、ナビゲーション装置10は、充電スタンドSから案内経路までの距離Dsが基準値K以上である場合(D4:NO)には、その充電スタンドSを表示部14に表示することなく、充電スタンド表示処理を終了する。
≪編集経路探索処理≫
図13に示すように、ナビゲーション装置10は、車両の現在位置が充電スタンドであるか否かを確認する(E1)。ナビゲーション装置10は、車両の現在位置が充電スタンドである場合(E1:YES)には、その充電スタンドの直近道路を出発リンクLaとして設定する(E2)。一方、ナビゲーション装置10は、車両の現在位置が充電スタンドでない場合(E1:NO)には、車両の現在位置に直接的に連結するリンクを出発リンクLaとして設定する(E3)。これにより、図14に示すように出発リンクLaが特定される。
図13に示すように、ナビゲーション装置10は、車両の現在位置が充電スタンドであるか否かを確認する(E1)。ナビゲーション装置10は、車両の現在位置が充電スタンドである場合(E1:YES)には、その充電スタンドの直近道路を出発リンクLaとして設定する(E2)。一方、ナビゲーション装置10は、車両の現在位置が充電スタンドでない場合(E1:NO)には、車両の現在位置に直接的に連結するリンクを出発リンクLaとして設定する(E3)。これにより、図14に示すように出発リンクLaが特定される。
次に、ナビゲーション装置10は、その時点で設定されている案内経路の目的地が充電スタンドであるか否かを確認する(E4)。ナビゲーション装置10は、目的地が充電スタンドである場合(E4:YES)には、その充電スタンドの直近道路を到着リンクLbとして設定する(E5)。一方、ナビゲーション装置10は、目的地が充電スタンドでない場合(E4:NO)には、目的地に直接的に連結するリンクを到着リンクLbとして設定する(E6)。これにより、図14に示すように到着リンクLbが特定される。
次に、ナビゲーション装置10は、経由地が充電スタンドであるか否かを確認する(E7)。ナビゲーション装置10は、経由地が充電スタンドである場合(E7:YES)には、その充電スタンドに直接的に連結するリンクのうち、車両の現在位置側に延びるリンクを経由地到着リンクLcとして設定し、目的地側に延びるリンクを経由地出発リンクLdとして設定する(E8)。一方、ナビゲーション装置10は、経由地が充電スタンドでない場合(E7:NO)には、その経由地に直接的に連結するリンクのうち、車両の現在位置側に延びるリンクを経由地到着リンクLcとして設定し、目的地側に延びるリンクを経由地出発リンクLdとして設定する(E9)。これにより、図14に示すように経由地到着リンクLcと経由地出発リンクLdが特定される。
そして、ナビゲーション装置10は、出発リンクLa、到着リンクLb、経由地到着リンクLc、経由地出発リンクLdを含む経路を探索する(E10)。このとき、図15に示すように、ナビゲーション装置10は、出発リンクLaと経由地到着リンクLcとを繋ぐ経路r1、および、経由地出発リンクLdと到着リンクLbとを連結する経路r2を探索する。そして、ナビゲーション装置10は、探索した複数の経路r1,r2を連結し、これにより、経由地を含む編集経路Rnewを形成する。なお、経由地が充電スタンドである場合には、その充電スタンドを含む編集経路Rnewは、充電スタンド経由案内経路の一例となる。
≪経路案内処理≫
図16に示すように、ナビゲーション装置10は、経路案内を開始すると、表示処理部24により、距離比較ラベルLAを表示部14の案内画面上に表示する(F1)。図17に示すように、距離比較ラベルLAには、現在位置から直近の充電スタンドまでの距離である直近距離D1と、その時点における走行可能距離D2が表示される。ナビゲーション装置10は、車両の走行に伴い直近距離D1を再計算し、距離比較ラベルLAに表示する直近距離D1を更新する(F2)。また、ナビゲーション装置10は、車両の走行に伴い走行可能距離D2を再計算し、距離比較ラベルLAに表示する走行可能距離D2を更新する(F3)。
図16に示すように、ナビゲーション装置10は、経路案内を開始すると、表示処理部24により、距離比較ラベルLAを表示部14の案内画面上に表示する(F1)。図17に示すように、距離比較ラベルLAには、現在位置から直近の充電スタンドまでの距離である直近距離D1と、その時点における走行可能距離D2が表示される。ナビゲーション装置10は、車両の走行に伴い直近距離D1を再計算し、距離比較ラベルLAに表示する直近距離D1を更新する(F2)。また、ナビゲーション装置10は、車両の走行に伴い走行可能距離D2を再計算し、距離比較ラベルLAに表示する走行可能距離D2を更新する(F3)。
そして、ナビゲーション装置10は、直近距離D1と走行可能距離D2の大小関係を比較する(F4)。ナビゲーション装置10は、直近距離D1が走行可能距離D2よりも短い場合(F4:NO)には、ステップF2に移行する。一方、ナビゲーション装置10は、直近距離D1が走行可能距離D2よりも長くなると(F4:YES)、警告処理部26により警告処理を実行する(F5)。この場合、ナビゲーション装置10は、表示部14にオンスクリーンラベルLBを表示する。図18に示すように、オンスクリーンラベルLBには、直近の充電スタンドまで到達できない旨、経由する充電スタンドの再設定を促す旨などを含むメッセージが含まれる。また、オンスクリーンラベルLBには、経由する充電スタンドを設定するための設定ボタンBcが設けられる。
ナビゲーション装置10は、オンスクリーンラベルLBを表示すると、設定ボタンBcが操作されたか否かを監視する(F6)。そして、ナビゲーション装置10は、設定ボタンBcが操作された場合(F6:YES)には、上述した案内経路編集処理を実行して(F7)、ステップF2に移行する。一方、ナビゲーション装置10は、設定ボタンBcが操作されない場合(F6:NO)には、案内経路編集処理を実行することなく、ステップF2に移行する。ナビゲーション装置10は、車両が目的地に到達するまで、この経路案内処理を継続する。
ナビゲーション装置10によれば、充電スタンドSと走行可能距離を半径とする走行可能範囲Mが表示部14の同一画面上に同時に表示されるので、ユーザは、走行可能距離を加味して、経由すべき充電スタンドSを検討することができる。これにより、到達可能な充電スタンドを経由地として設定することができ、ユーザは、安心して走行することができる。
また、ナビゲーション装置10によれば、走行可能範囲M内に存在する充電スタンドSが経由地として選択されると、その充電スタンドを含む充電スタンド経由案内経路を探索する。これにより、選択された充電スタンドに応じて案内経路を適宜編集することができる。また、案内経路の編集は、走行可能範囲M内に存在する充電スタンドSが経由地として選択されたことを条件に実行される。よって、案内経路が、走行可能範囲M外に存在する充電スタンドを含む経路に編集されてしまうことを確実に防止することができる。なお、ナビゲーション装置10は、走行可能範囲外に存在する充電スタンドが経由地として選択された場合には、その充電スタンドが走行可能範囲外に存在することを表示あるいは音声により出力するように構成してもよい。
また、ナビゲーション装置10によれば、充電スタンドを含む案内経路に基づいて車両の経路案内を開始すると、その案内経路に含まれる充電スタンドまでの距離と走行可能範囲とを距離比較ラベルLAに同時に表示する。これにより、ユーザは、充電スタンドまでの距離と走行可能範囲とを常に確認しながら、安心して走行することができる。
また、ナビゲーション装置10によれば、案内経路に含まれる充電スタンドまでの距離よりも走行可能距離が短くなると所定の警告処理を実行する。これにより、直近の充電スタンドまで到達できないことをユーザに知らせることができ、また、経由する充電スタンドの再設定をユーザに喚起することができる。
また、ナビゲーション装置10によれば、案内経路に含まれる充電スタンドまでの距離よりも走行可能距離が短くなると所定の警告処理を実行する。これにより、直近の充電スタンドまで到達できないことをユーザに知らせることができ、また、経由する充電スタンドの再設定をユーザに喚起することができる。
また、ナビゲーション装置10によれば、充電スタンドと当該充電スタンドの最も近くに存在する直近道路とを関連付けた充電スタンドデータDに基づいて、案内経路を構成する道路の近傍に存在する充電スタンドを特定する。これにより、案内経路の近傍に存在する充電スタンドを精度良く特定することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば、ナビゲーション装置10は、オンスクリーンラベルLBを表示することによる視覚的な警告処理とともに、あるいは、視覚的な警告処理に代えて、図示しないスピーカなどから音声を出力することにより聴覚的な警告処理を行うように構成してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば、ナビゲーション装置10は、オンスクリーンラベルLBを表示することによる視覚的な警告処理とともに、あるいは、視覚的な警告処理に代えて、図示しないスピーカなどから音声を出力することにより聴覚的な警告処理を行うように構成してもよい。
図面中、10はナビゲーション装置、21は案内経路探索処理部(案内経路探索手段)、22は充電スタンド特定処理部(充電スタンド特定手段)、23は走行可能距離特定処理部(走行可能距離特定手段)、24は表示処理部(表示手段)、26は警告処理部(警告処理実行手段)を示す。
Claims (5)
- 自車位置から目的地までの案内経路を探索する案内経路探索手段(21)と、
前記案内経路探索手段が探索した前記案内経路の近傍に存在する充電スタンドを特定する充電スタンド特定手段(22)と、
自車の走行可能距離を特定する走行可能距離特定手段(23)と、
前記充電スタンド特定手段が特定した前記充電スタンドと前記走行可能距離特定手段が特定した前記走行可能距離を同時に表示する表示手段(24)と、
を備えるナビゲーション装置。 - 前記案内経路探索手段は、前記走行可能距離内に存在する前記充電スタンドが経由地として選択されると、その充電スタンドを含む充電スタンド経由案内経路を探索する請求項1に記載のナビゲーション装置。
- 前記表示手段は、前記充電スタンド経由案内経路に基づいて車両の経路案内が開始されると、前記充電スタンド経由案内経路に含まれる前記充電スタンドまでの距離と前記走行可能距離とを同時に表示する請求項2に記載のナビゲーション装置。
- 前記充電スタンド経由案内経路に含まれる前記充電スタンドまでの距離よりも前記走行可能距離が短くなると所定の警告処理を実行する警告処理実行手段(26)をさらに備える請求項3に記載のナビゲーション装置。
- 前記充電スタンドと当該充電スタンドの最も近くに存在する直近道路とを関連付けた直近道路情報を備え、
前記充電スタンド特定手段は、前記直近道路情報に基づいて、前記案内経路を構成する道路の近傍に存在する充電スタンドを特定する請求項1から4の何れか1項に記載のナビゲーション装置。
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- 2014-05-13 JP JP2014099566A patent/JP2015215295A/ja active Pending
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