JP2015214942A - 内燃機関の過給機余剰動力回収装置 - Google Patents

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和徳 大田
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信之 坂入
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厚史 大塚
元幸 高橋
Motoyuki Takahashi
元幸 高橋
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Abstract

【課題】 低負荷運転時等に過給機により回転駆動される油圧ポンプの発生油圧の低下を防止してポンプ効率を高めると共に、装置の動力伝達効率を向上させる。【解決手段】 過給機(5)を有する内燃機関(1)と、過給機により回転駆動されて油圧を発生させる固定容量型の油圧ポンプ(20,21,22,23)と、油圧機構(40)と、油圧機構の作動を制御するコントローラ(30)とを備え、油圧ポンプは、複数台からなり、コントローラは、内燃機関の機関負荷に応じて油圧機構の作動を制御して複数台の油圧ポンプの一部を負荷回転させて油圧を発生させると共にその残部を無負荷回転させる。好ましくは、油圧ポンプは、偶数台からなると共に同容量の2台を1組としてこの2台が減速機(10)の回転駆動軸(11)を中心にして相互に点対称位置に配設され、この1組の2台は共に作動して負荷回転による油圧の発生又は無負荷回転のいずれかを行なう。【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の過給機の余剰動力を回収して燃費を向上させるための、内燃機関の過給機余剰動力回収装置に関する。
従来、例えば船舶用の内燃機関に装備される過給機は、内燃機関の排気ガスが有する排気エネルギによってそのタービンが回転駆動され、タービンにより回転される圧縮機によって内燃機関の給気密度を高めて、内燃機関の出力向上を図るものである。しかしながら、このように過給機を取り付けて内燃機関の排気エネルギの有効利用を図ったとしても、内燃機関の高負荷時には排気エネルギに充分な余剰があり、この余剰の排気エネルギを無駄なく利用することが、内燃機関の燃費向上のみならず、環境保護の面からも強く要請されている。
この船舶用内燃機関の余剰排気エネルギを有効利用するものとして、過給機又は排気タービンに発電機を連結し、この発電機を過給機又は排気タービンによって回転駆動させて発電を行なうものがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、内燃機関の余剰排気エネルギは電気エネルギに変換されて、船内設備等に利用される。
しかしながら、このように過給機又は排気タービンに発電機を連結して電気エネルギとして利用するだけでは、内燃機関の余剰排気エネルギを充分に利用しているとは言えず、この内燃機関の余剰排気エネルギをさらに高いレベルで有効利用することが、燃費向上のみならず、環境保護の面からも急務になっている。
このため、内燃機関の過給機に油圧ポンプを連結し、この油圧ポンプによって油圧を発生させて内燃機関の余剰排気エネルギを油圧に変換し、この油圧を様々な装置のエキルギ源として利用することが、本願出願人らにより提案されている(例えば、特許文献2参照)。
そして、この過給機の油圧ポンプによる余剰排気エネルギの回収装置は、開発初期の段階においては、1台の大型の固定容量型の油圧ポンプを過給機に減速機を介して取り付け、これを過給機により回転駆動させて余剰排気エネルギの回収を行なうことが計画された(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、1台の大型の固定容量型の油圧ポンプを過給機に減速機を介して取り付けて内燃機関の余剰排気エネルギの回収を行なう場合には、超高速で回転する過給機の回転数を、低速で回転する大型の固定容量型の油圧ポンプの回転数にまで減速するために、減速機の減速比を大きくしなければならない。このため、減速機として極めて大型のものや構造が複雑な遊星歯車機構等を導入する必要性が生じ、装置の大型化と重量化を招くという問題が発生した。
このため、現在は、図7に示すように、複数台の小型の固定容量型の油圧ポンプ102を過給機100に減速機101を介して取り付け、この複数台の小型の油圧ポンプ102を機関負荷等に拘わらずすべて負荷回転させて、必要な油圧を発生させている。
これは、小型の固定容量型の油圧ポンプ102はその作動回転数が高速であるために、減速機101の減速比は大型の油圧ポンプの場合よりも小さくてよい。したがって、減速機101を小型で、かつ構造的にも簡易なものとすることができ、装置全体の小型化と軽
量化を図ることができるためである。
実開昭61−200423号公報 特開2011−214458号公報
上述したように、従来の内燃機関の過給機余剰動力回収装置においては、複数台の小型の固定容量型の油圧ポンプを過給機に減速機を介してそれぞれ並列に取り付け、この複数台の固定容量型の小型油圧ポンプを機関負荷等に拘わらずすべて作動させて、必要な油圧を発生させている。これは、減速機の減速比が大型の油圧ポンプの場合よりも小さて済み、これにより減速機を小型で、かつ構造的にも簡易なものとすることができ、装置全体の小型化と軽量化を図ることができるためである。
しかしながら、このように、複数台の固定容量型の小型油圧ポンプをすべて作動させて必要な油圧を発生させる場合、特に機関負荷の低い領域では、排気エネルギが充分ではなく過給機の回転数が低下するために、過給機により回転駆動される油圧ポンプの発生油圧が大幅に低下する。
そして、油圧ポンプの発生油圧が大幅に低下すると、油圧ポンプのポンプ効率が低下する。また、その油圧により作動する各油圧機器の作動効率も低下し、これにより過給機の余剰動力回収装置の動力伝達効率を大きく低下させ、ひいては内燃機関全体の燃費効率を大幅に低下させるという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、例えば機関負荷の低い領域において、過給機により回転駆動される油圧ポンプの発生油圧の低下を防止し、これにより、油圧ポンプのポンプ効率を高めると共に、その発生油圧により作動する各油圧機器の作動効率を向上させ、よって過給機余剰動力回収装置全体の動力伝達効率の向上と、それによる内燃機関の燃費効率の改善を図ることができる、内燃機関の過給機余剰動力回収装置を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本発明が採用する手段は、排気ガスにより回転駆動されて給気を過給する過給機を有する内燃機関と、過給機に減速機を介して取り付けられて過給機により回転駆動されて油圧を発生させる固定容量型の油圧ポンプと、油圧ポンプが発生させた油圧を油圧機器に供給する油圧機構と、油圧機構の作動を制御するコントローラとを備えた内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、上記油圧ポンプは、複数台からなり、コントローラは、内燃機関の機関負荷に応じて油圧機構の作動を制御して複数台の固定容量型の油圧ポンプの一部を負荷回転させて油圧を発生させると共に、複数台の固定容量型の油圧ポンプの残部を無負荷回転させることにある。
本内燃機関の過給機余剰動力回収装置は、過給機により回転駆動されて油圧を発生させる固定容量型の油圧ポンプが複数台からなり、コントローラが、内燃機関の機関負荷に応じて油圧機構の作動を制御して、これら複数台の固定容量型の油圧ポンプの一部を負荷回転させて油圧を発生させると共に、複数台の固定容量型の油圧ポンプの残部を無負荷回転させるから、内燃機関の排気エネルギが低いために過給機の回転数が充分に得られない、例えば内燃機関の低負荷運転時等において、負荷回転されて油圧を発生させる油圧ポンプの台数を減少させることができる。
これにより、負荷回転されて油圧を発生させる油圧ポンプの吐出圧は、無負荷回転される油圧ポンプを補完するために、すべての油圧ポンプが負荷回転されて油圧を発生させる場合よりも上昇する。この発生油圧の上昇により、油圧ポンプ自体のポンプ効率が高まると共に、その油圧により作動する各油圧機器の作動効率が向上し、過給機余剰動力回収装置全体の動力伝達効率の向上と、それによる内燃機関の燃費効率を改善することができる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、複数台の油圧ポンプは、偶数台からなると共に、同容量の2台を1組としてこの2台の油圧ポンプが減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置されるように減速機にそれぞれ取り付けられていることが望ましい。
このように、油圧ポンプを偶数台とし、かつ同容量の2台を1組として、この2台の油圧ポンプを減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置されるように減速機にそれぞれ取り付けることにより、減速機の回転駆動軸を中心にした油圧ポンプ相互のバランス状態が良好に保持され、アンバランスによる振動や各部の損傷を防止することができる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置された1組の2台の油圧ポンプは、機関負荷に応じて共に作動して上記負荷回転による油圧の発生又は上記無負荷回転のいずれかを行なうことが望ましい。
このように、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配設された1組の2台の油圧ポンプが、共に作動して上記負荷回転による油圧の発生又は無負荷回転を行なうことにより、減速機の回転駆動軸を中心にした油圧ポンプ相互のバランス状態がさらに良好に保持され、アンバランスによる振動や各部の損傷を確実に防止することができる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、偶数台の油圧ポンプは、減速機の回転駆動軸を中心にして同心円上に配設されていることが望ましい。
このように、偶数台の固定容量型の油圧ポンプを、減速機の回転駆動軸を中心にして同心円上に配設することにより、減速機の回転駆動軸を中心にした油圧ポンプ相互のバランス状態が一段と良好に保持され、アンバランスによる振動や各部の損傷をさらに確実に防止することができる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、偶数台の油圧ポンプは、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に等角度で配設されていることが望ましい。
このように、偶数台の固定容量型の油圧ポンプを、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に等角度で配設することにより、減速機の回転駆動軸を中心にした油圧ポンプ相互のバランス状態が一段と良好に保持され、アンバランスによる振動や各部の損傷をさらに確実に防止することができる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置された1組の2台の油圧ポンプは、それらの油圧吐出路が合流すると共に、合流後の油圧吐出路の出口に2方向切替弁が配設され、この2方向切替弁は、コントローラにより機関負荷に応じて制御されて油圧吐出路を油圧機器へ通ずる油路へ切り替えて、これら1組の2台の油圧ポンプに負荷回転による油圧の発生を行わせることが望ましい。
例えば、このように減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置された2台1組の油圧ポンプの油圧吐出路を合流させ、この合流した油圧吐出路の出口に2方向切替弁を配設し、この2方向切替弁をコントローラにより機関負荷に応じて制御して油圧吐出路を油圧機器へ通ずる油路へ切り替えて、これら1組の2台の油圧ポンプに負荷回転による油圧の発生を行わせることにより、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置された1組の2台の油圧ポンプが、共に作動して負荷回転による油圧の発生を行なうことができるようになる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置された1組の2台の油圧ポンプは、油圧吐出路が合流すると共に合流後の油圧吐出路の出口に2方向切替弁が配設され、2方向切替弁は、コントローラにより機関負荷に応じて制御されて油圧吐出路を1組の2台の油圧ポンプへ戻る油路へ切り替えて、これら1組の2台の油圧ポンプを無負荷回転させることが望ましい。
例えば、このように減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置された2台1組の油圧ポンプの油圧吐出路を合流させ、この合流した油圧吐出路の出口に2方向切替弁を配設し、この2方向切替弁をコントローラにより機関負荷に応じて制御して油圧吐出路を1組の2台の油圧ポンプへ戻る油路へ切り替えて、これら1組の2台の油圧ポンプに無負荷回転させることにより、減速機の回転駆動軸を中心にして相互に点対称位置に配置された1組の2台の油圧ポンプが、共に作動して無負荷回転できるようになる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、コントローラは、内燃機関の高負荷運転時にすべての油圧ポンプを負荷回転させて油圧を発生させることが望ましい。
このように、コントローラが、内燃機関の高負荷運転時にすべての油圧ポンプを負荷回転させて油圧を発生させることにより、油圧ポンプの発生油圧が高い高負荷領域において、その油圧により作動する各油圧機器の本来の作動効率が維持されると共に、内燃機関の過給機の余剰動力の回収を充分に行なうことができる。
上記内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、コントローラは、内燃機関の低負荷運転時に一部の油圧ポンプを負荷回転させて油圧を発生させると共に、残部の油圧ポンプを無負荷回転させることが望ましい。
このように、コントローラが、内燃機関の低負荷運転時に一部の油圧ポンプを負荷回転させて油圧を発生させると共に、残部の油圧ポンプを無負荷回転させることにより、内燃機関の排気エネルギが低く過給機の回転数が充分に得られない低負荷領域において、負荷回転される油圧ポンプの吐出圧が、無負荷回転される油圧ポンプを補完するために、すべての油圧ポンプが負荷回転されて油圧を発生させる場合よりも上昇する。
この発生油圧の上昇により、油圧ポンプ自体のポンプ効率が高まると共に、その油圧により作動する各油圧機器の作動効率が向上して、過給機余剰動力回収装置全体の動力伝達効率の向上と、それによる内燃機関の燃費効率の改善を図ることができる。
本発明の内燃機関の過給機余剰動力回収装置は、排気ガスにより回転駆動されて給気を加圧する過給機を有する内燃機関と、過給機に減速機を介して取り付けられて過給機により回転駆動されて油圧を発生させる固定容量型の油圧ポンプと、油圧ポンプが発生させた油圧を油圧機器に供給する油圧機構と、油圧機構の作動を制御するコントローラとを備えた内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、油圧ポンプは、複数台からなり、コント
ローラは、内燃機関の機関負荷に応じて油圧機構の作動を制御して複数台の固定容量型の油圧ポンプの一部を負荷回転させて油圧を発生させると共に、複数台の固定容量型の油圧ポンプの残部を無負荷回転させる。
したがって、例えば機関負荷の低い領域等において、過給機により回転駆動される油圧ポンプの発生油圧の低下を防止し、これにより、油圧ポンプのポンプ効率を高めると共に、その油圧により作動する各油圧機器の作動効率を向上させ、過給機余剰動力回収装置全体の動力伝達効率の向上と、それによる内燃機関の燃費効率の改善を図ることができる、という優れた効果を奏する。
本発明に係る内燃機関の過給機余剰動力回収装置を示すシステム図である。 図1の油圧機構の詳細を示すシステム図である。 図1の減速機出力軸と過給機油圧ポンプの配置を示す正面図である。 図3の減速機の回転駆動軸に加わる応力を示す説明図である。 図3の減速機の回転駆動軸に加わる応力を示す別の説明図である。 図1の油圧ポンプのポンプ効率を示すグラフである。 従来の内燃機関の過給機余剰動力回収装置を示すシステム図である。
本発明に係る船舶用エンジンの余剰排気エネルギ回収システムを実施するための形態を、図1ないし図6を参照して詳細に説明する。
図1の符号1は、一例としての、船舶に搭載される推進用の主ディーゼルエンジン(内燃機関)を示し、このエンジン1は、排気ガスにより回転駆動されて給気を過給してエンジン1へ供給するための過給機5を有する。
過給機5は圧縮機6とタービン7とからなり、圧縮機6とタービン7は図示しない回転軸で連結される。過給機5の圧縮機6はエンジン1の掃気管に接続される。また、過給機5のタービン7は、エンジン1の図示しない排気レシーバに接続される。エンジン1の排気ガスによりタービン7が回転駆動され、このタービン7によって圧縮機6が回転される。これにより、エンジン1の給気密度が高められて、エンジン1の出力が向上する。
図1及び図2に示すように、過給機5の圧縮機6側に、減速機10が取り付けられる。過給機5の図示しない回転軸に、図3に示す減速機10の回転駆動軸11が連結されて、この減速機10の回転駆動軸11は過給機5により回転駆動される。
図3に示すように、減速機10の4個の出力軸15,16,17,18が、減速機10の回転駆動軸11を中心にして、同心円上に、かつ等角度で配設され、それらの平歯車13が回転駆動軸11の平歯車12に噛合して、出力軸15,16,17,18が回転駆動軸11によりそれぞれ回転される。
図1ないし図3に示すように、減速機10に4台(複数台/偶数台)の同容量の小型の
固定容量型の過給機油圧ポンプ(油圧ポンプ)20,21,22,23が取り付けられ、過給機油圧ポンプ20,21,22,23は、減速機10の出力軸15,16,17,18によりそれぞれ回転駆動される。これら4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23は固定容量型であるから、最大容量が同じ可変容量型油圧ポンプと比べて可変機構部がない分、極めて小型である。
図3に示すように、減速機10の4個の出力軸15,16,17,18が、上述のように減速機10の回転駆動軸11を中心にして、同心円上に、かつ等角度で配設されることにより、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23も、減速機10の回転駆動軸11を中心にして、同心円上に、かつ等角度で配設される。
また、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23は、減速機10の回転駆動軸11の周囲に、2台を1組として、一方の2台1組の過給機油圧ポンプ20,22と他方の2台1組の過給機油圧ポンプ21,23が、減速機10の回転駆動軸11を中心にして、それぞれ相互に点対称位置に配置されて減速機10に取り付けられる。
このように、同容量の過給機油圧ポンプ20,21,22,23を偶数台の4台とし、かつ、減速機10の回転駆動軸11の周囲に、2台を1組として、その2台1組の過給機油圧ポンプ20,22及び過給機油圧ポンプ21,23が、減速機10の回転駆動軸11を中心にして、同心円上に、かつ相互に点対称位置になるように減速機にそれぞれ配設されることにより、減速機10の回転駆動軸11を中心にした過給機油圧ポンプ20,21,22,23の相互バランス状態が良好に保持され、アンバランスによる振動や各部の損傷を防止することができる。また、減速機10を極めて小型で、かつ構造的にも簡易なものにすることができ、装置全体の小型化と軽量化を図ることができる。
図1に示すように、エンジン1のクランク軸2に変速機3が取り付けられる。図1及び図2に示すように、変速機3には、固定容量型のエンジン油圧ポンプ31と、可変容量型の制御用油圧ポンプ32が取り付けられる。エンジン油圧ポンプ31は、過給機5を回転駆動するための排気エネルギに余剰がある場合に油圧モータとして作動して、上述の過給機油圧ポンプ20,21,22,23が発生した油圧により回転駆動されて、クランク軸2を介してエンジン1を補助駆動し、これにより大幅な燃費向上を図るためのものである。
図2に示すように、制御用油圧ポンプ32は、エンジンコントローラ30に電気的に接続され、このエンジンコントローラ30により制御されて、エンジン1の機関負荷等に応じて、上述のエンジン油圧ポンプ31と過給機油圧ポンプ20,21,22,23との間の油圧の流量調整を行うためのものである。
このように、制御用油圧ポンプ32は油圧の流量調整を行うだけのものであるから、小型のものでよい。この制御用油圧ポンプ32の導入により、上述のようにエンジン油圧ポンプ31と過給機油圧ポンプ20,21,22,23の双方を固定容量型とすることができる。上述のように、過給機油圧ポンプ20,21,22,23は固定容量型であるから、極めて小型である。すなわち、制御用油圧ポンプ32の導入により、装置全体の小型化と軽量化を図ることができる。
上述の過給機油圧ポンプ20,21,22,23と、エンジン油圧ポンプ31と、制御用油圧ポンプ32とを接続する油圧機構40は、次のように形成される。図3に示すように、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23のうち、相互に点対称位置に配置された一方の1組の2台の油圧ポンプ(油圧ポンプの一部)20,22は、図1及び図2に示すように、それらの油圧吐出路41,43が合流されて、この合流後に油路45に接続
される。
図2に示すように、油路45はエンジン油圧ポンプ31の入力側に接続され、エンジン油圧ポンプ31の出力側は、油路46を介して過給機油圧ポンプ20,21,22,23の入力側に接続される。また、制御用油圧ポンプ32は上述の2つの油路45,46の間に、それぞれ油路48,49を介して介装される。
図3に示すように、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23のうち、同様に相互に点対称位置になるように配設された他方の1組の2台の油圧ポンプ(油圧ポンプの残部)21,23は、図2に示すように、それらの油圧吐出路42,44が合流されて、この合流後の油圧吐出路42,44の出口に、電磁作動式の2方向切替弁47が接続される。
この電磁作動式の2方向切替弁47は、上述のエンジンコントローラ30に電気的に接続され、このエンジンコントローラ30により機関負荷等に応じて制御されて、合流後の油圧吐出路42,44からの油路を、上述の油路45又は油路46のいずれか一方に連通するように択一的に切り替える。
2つの油路45,46の間に、上述のコントローラ30によりその作動が制御される電磁作動式のロジック弁50と、油圧操作式の2方向切替弁51が配設される。油路45,46には、作動油供給ポンプ53により、作動油が作動油タンク52から油路54と逆止弁55,56とを介してそれぞれ供給される。上述のロジック弁50と制御用油圧ポンプ32には、作動油供給ポンプ53により、作動用の油圧が作動油タンク52から油路57を介して供給される。
ロジック弁50はコントローラ30により制御されて、2つの油路45,46の間の油圧差が大きくなったときに、油圧の高い油路から低い油路へ油圧を逃がす。油圧操作式の2方向切替弁51と安全弁58は、油路45,46からの作動油を、熱交換器59を介して冷却した後に作動油タンク52へ戻す。
次に、本発明の内燃機関の過給機余剰動力回収装置の作動について説明する。図2に示すように、上述の1組となっている一方の2台の過給機油圧ポンプ20,22が発生させた油圧は、常時、油路45を介してエンジン油圧ポンプ31に送られる。すなわち、これら2台の過給機油圧ポンプ20,22とエンジン油圧ポンプ31との間には、常時、作動油が油路45,46を介して循環している。
そして、エンジン1の高負荷運転時、例えば機関負荷が60%以上の場合には、コントローラ30は、上述の電磁作動式2方向切替弁47を切り替えて、他方の2台の過給機油圧ポンプ21,23の油圧吐出路42,44から供給された油圧を、油路45に流す。これにより、エンジン1の高負荷運転時には、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23とエンジン油圧ポンプ31との間に、作動油が油路45,46を介して循環することになる。すなわち、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23は、いずれも負荷回転を行なって油圧を発生させる。
エンジン1の高負荷運転時には、エンジン1の排気ガスにより作動する過給機5に必要となる排気エネルギを遙に超える余剰排気エネルギがあるため、この過給機5により回転駆動される4台の油圧ポンプ20,21,22,23が発生させる油圧も高く保持される。
このため、その発生油圧により作動する各油圧機器も本来の作動効率が維持される。ま
た、これらの油圧ポンプ20,21,22,23が発生させた油圧により、エンジン油圧ポンプ31を油圧モータとして作動させて、クランク軸2を介してエンジン1を補助駆動し、これにより大幅な燃費向上を図ることができる。
図3に示すように、上述の減速機10の4個の出力軸15,16,17,18は、減速機10の回転駆動軸11を中心にして、同心円上に、かつ等角度で配設されることにより、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23も、減速機10の回転駆動軸11を中心にして、同心円上に、かつ等角度で配設されている。
しかも、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23は、減速機10の回転駆動軸11の周囲に、2台を1組として、2台の過給機油圧ポンプが、減速機10の回転駆動軸11を中心にしてそれぞれ相互に点対称位置になるように配設される。
このため、図4に示すように、減速機10の回転駆動軸11を中心にした過給機油圧ポンプ20,21,22,23の相互バランス状態が良好に保持され、アンバランスによる振動や各部の損傷を防止することができる。また、減速機10を極めて小型で、かつ構造的にも簡易なものにすることができ、装置全体の小型化と軽量化を図ることができる。
次に、エンジン1の低負荷運転時、例えば機関負荷が60%未満の場合には、図2に示すコントローラ30は、上述の電磁作動式2方向切替弁47を切り替えて、他方の1組の2台の過給機油圧ポンプ21,23の油圧吐出路42,44から供給された作動油を、上述の油路46に流し、これら2台の過給機油圧ポンプ21,23に戻して循環させる。すなわち、これら2台の過給機油圧ポンプ21,23は無負荷回転される。
このため、常時、負荷回転される1組の2台の過給機油圧ポンプ20,22の吐出油圧は、必然的に高くなる。ここで、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23は同容量であるから、負荷回転される2台の過給機油圧ポンプ20,22の吐出圧は約2倍になる。例えば、4台の過給機油圧ポンプ20,21,22,23を負荷回転させた場合に発生する油圧が50barであったとすると、一方の1組の2台の過給機油圧ポンプ20,22だけを負荷回転させた場合の発生油圧は約100barとなる。
図6に示すように、一例としての過給機油圧ポンプ20,21,22,23のポンプ効率は、発生油圧が50bar〜150barの範囲においては、油圧が上昇するにつれて著しく向上する。すなわち、過給機油圧ポンプ20,21,22,23の各ポンプ効率は、例えば50barで約63%、100barで約82%であるから、約30%のポンプ効率の向上が図られる。
また、図3に示すように、4台の固定容量型の過給機油圧ポンプ20,21,22,23は、減速機10の回転駆動軸11を中心にして同心円上に、かつ等角度で配設され、しかも、2台を1組として、その2台が減速機10の回転駆動軸11を中心にして相互に点対称位置になるようにそれぞれ配設される。
したがって、図5に示すように、一方の2台1組の過給機油圧ポンプ20,22を負荷回転させ、他方の2台1組の過給機油圧ポンプ21,23を無負荷回転させるようにしても、減速機10の回転駆動軸11を中心にした過給機油圧ポンプ20,21,22,23の相互バランス状態は良好に保持され、アンバランスによる振動や各部の損傷を確実に防止することができる。
なお、上述の内燃機関の過給機余剰動力回収装置は一例にすぎず、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。例えば
、上述の固定容量型の過給機油圧ポンプ20,21,22,23を4台としたが、必ずしも4台に限定されるものではない。
また、上述の同容量、点対称位置、同心円、等角度などの用語は、必ずしも厳密なものだけを意味するのではなく、それらとほぼ同等と認められる範囲もそれぞれ含まれる。
本発明の内燃機関の過給機余剰動力回収装置は、内燃機関の過給機に取り付けられる油圧ポンプに対して実施するものであったが、これに限定されるものではなく、回転数が変動する複数台の固定容量型の油圧ポンプにより油圧を発生させるための、様々な油圧装置に利用することができる。
1 エンジン(内燃機関)
2 クランク軸
3 変速機
5 過給機
6 圧縮機
7 タービン
10 減速機
11 回転駆動軸
12,13 平歯車
15,16,17,18 出力軸
20,21,22,23 過給機油圧ポンプ
30 エンジンコントローラ
31 エンジン油圧ポンプ
32 制御用油圧ポンプ
40 油圧機構
41,42,43,44 油圧吐出路
45,46,48,49,54,57油路
47 2方向切替弁
50 ロジック弁
51 2方向切替弁
52 作動油タンク
53 作動油供給ポンプ
55,56 逆止弁
58 安全弁
59 熱交換器
100 過給機
101 減速機
102 油圧ポンプ

Claims (9)

  1. 排気ガスにより回転駆動されて給気を過給する過給機(5)を有する内燃機関(1)と、前記過給機に減速機(10)を介して取り付けられて前記過給機により回転駆動されて油圧を発生させる固定容量型の油圧ポンプ(20,21,22,23)と、前記油圧ポンプが発生させた油圧を油圧機器(31,32)に供給する油圧機構(40)と、前記油圧機構の作動を制御するコントローラ(30)とを備えた内燃機関の過給機余剰動力回収装置において、前記油圧ポンプは、複数台からなり、前記コントローラは、前記内燃機関の機関負荷に応じて前記油圧機構の作動を制御して前記複数台の油圧ポンプの一部を負荷回転させて油圧を発生させると共に前記複数台の油圧ポンプの残部を無負荷回転させることを特徴とする内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  2. 前記複数台の油圧ポンプ(20,21,22,23)は、偶数台からなると共に同容量の2台を1組として前記2台の油圧ポンプが前記減速機(10)の回転駆動軸(11)を中心にして相互に点対称位置に配置されるように前記減速機にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  3. 前記減速機(10)の前記回転駆動軸(11)を中心にして相互に点対称位置に配置された前記1組の2台の油圧ポンプ(20,22),(21,23)は、前記機関負荷に応じて共に作動して前記負荷回転による油圧の発生又は前記無負荷回転のいずれかを行なうことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  4. 前記偶数台の油圧ポンプ(20,21,22,23)は、前記減速機(10)の前記回転駆動軸(11)を中心にして同心円上に配設されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  5. 前記偶数台の油圧ポンプ(20,21,22,23)は、前記減速機(10)の前記回転駆動軸(11)を中心にして相互に等角度で配設されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  6. 前記減速機(10)の前記回転駆動軸(11)を中心にして相互に点対称位置に配置された前記1組の2台の油圧ポンプ(21,23)は、油圧吐出路(42,44)が合流すると共に合流後の前記油圧吐出路の出口に2方向切替弁(47)が配設され、前記2方向切替弁は、前記コントローラ(30)により前記機関負荷に応じて制御されて前記油圧吐出路を前記油圧機器(31,32)へ通ずる油路(45)へ切り替えて前記1組の2台の油圧ポンプ(21,23)に前記負荷回転による油圧の発生を行わせることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  7. 前記減速機(10)の前記回転駆動軸(11)を中心にして相互に点対称位置に配置された前記1組の2台の油圧ポンプ(21,23)は、油圧吐出路(42,44)が合流すると共に合流後の前記油圧吐出路の出口に2方向切替弁(47)が配設され、前記2方向切替弁は、前記コントローラ(30)により前記機関負荷に応じて制御されて前記油圧吐出路を前記1組の2台の油圧ポンプへ戻る油路(46)へ切り替えて前記1組の2台の油圧ポンプ(21,23)を無負荷回転させることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  8. 前記コントローラ(30)は、前記内燃機関(1)の高負荷運転時にすべての前記油圧ポンプ(20,21,22,23)を負荷回転させて油圧を発生させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
  9. 前記コントローラ(30)は、前記内燃機関(1)の低負荷運転時に前記一部の油圧ポンプ(20,22)を負荷回転させて油圧を発生させると共に前記残部の油圧ポンプ(21,23)を無負荷回転させることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の内燃機関の過給機余剰動力回収装置。
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