JP2014234863A - 内燃機関の動力回収装置 - Google Patents

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信之 坂入
Nobuyuki Sakairi
信之 坂入
和徳 大田
Kazunori Ota
和徳 大田
健太郎 増山
Kentaro Masuyama
健太郎 増山
貴士 谷口
Takashi Taniguchi
貴士 谷口
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Abstract

【課題】種々の補機類が輻輳して配設されているエンジン周りにおけるとり回しを容易にすることができる、内燃機関の動力回収装置を提供する。【解決手段】内燃機関1と、内燃機関のクランク軸4に連結されて回転駆動される固定容量型の第1油圧ポンプ13と、油圧回路30により第1油圧ポンプに接続されて回転駆動される可変容量型の第2油圧ポンプ14と、第2油圧ポンプに連結されて回転駆動されて発電を行なう発電機15と、第2油圧ポンプの作動を制御するコントローラ20とを備える。コントローラは、第2油圧ポンプの容量を変化させてクランク軸の変動に拘わらず、一定の回転数で発電機を回転駆動する。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の動力回収装置に関する。
従来、例えば船舶用、発電用等のディーゼルエンジンやガスエンジンでは、エンジンのクランク軸に直接あるい変速機等を介して発電機を取り付け、この発電機により船内用等の発電を行うことが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−214458号公報(第1図)
しかしながら、従来の内燃機関の動力回収装置において、発電機はエンジンのクランク軸に直接あるいは変速機等を介して機械的に連結されている。したがって、その変速機等や発電機は内燃機関近傍の特定箇所に設置する必要があり、種々の補機類が輻輳して配設されているエンジン周りにおいて、大きなスペースが必要になるという問題がある。
また、エンジンの回転数の変動によって発電周波数も大きく変動する。このため、発電機で発生した電気は、インバータによって所定の周波数に周波数変換する必要があり、このインバータの設置がコスト高を招いている。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、種々の補機類が輻輳して配設されているエンジン周りにおけるとり回しを容易にすることができる、内燃機関の動力回収装置を提供することを課題とする。併せて、コスト削減を図ることができる内燃機関の動力回収装置を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本発明の内燃機関の動力回収装置は、内燃機関と、内燃機関のクランク軸に連結されて回転駆動される固定容量型の第1油圧ポンプと、油圧回路により第1油圧ポンプに接続されて回転駆動される可変容量型の第2油圧ポンプと、第2油圧ポンプに連結されて回転駆動されて発電を行なう発電機と、第2油圧ポンプの作動を制御するコントローラとを備える。
内燃機関のクランク軸に連結される第1ポンプは固定容量型であるから小型軽量であると共に、第1ポンプと油圧回路で接続される大型で重い可変容量型の第2ポンプ及び発電機は、必ずしも内燃機関の近傍に配置する必要がなくなり、種々の補機類が輻輳して配設される内燃機周りにおけるとり回しが極めて容易になる。特に、発電機は油圧ポンプの2倍程度の大きさがあり、大きい発電機の配置の自由度が増加するので、補機類の配置を検討する上で有利になる。
上記内燃機関の動力回収装置において、コントローラは、第2油圧ポンプの容量を変化させて、クランク軸の変動に拘わらず一定の回転数で発電機を回転駆動することが望ましい。
コントローラは、可変容量型の第2油圧ポンプの容量を変化させて、クランク軸の回転
数の変動に拘わらず一定の回転数で発電機を回転駆動することにより、発電機は常に一定周波数の電気を発生させることができる。これにより、従来は必要であったインバータを排除することができ、大幅なコスト削減を図ることができる。
上記内燃機関の動力回収装置において、油圧回路は、第1油圧ポンプの吐出口と第2油圧ポンプの吸入口とを接続する第1油路と、第1油圧ポンプの吸入口と第2油圧ポンプの吐出口とを接続する第2油路と、第1油路と第2油路との間に介装された開閉弁とを備えることが望ましい。
このように、油圧回路を形成することにより、内燃機関のクランク軸の動力により油圧を介して発電機を回転駆動させるようになる。
上記内燃機関の動力回収装置において、コントローラは、発電機により発電を行うときは開閉弁を閉弁させ、発電機により発電を行わないときは開閉弁を開弁させることが望ましい。
上記油圧回路において、開閉弁を操作することにより発電の有無の選択が可能になる。開閉弁を開弁させると、第1油圧ポンプと開閉弁との間で循環路が形成されて、クランク軸によって回転駆動されている第1油圧ポンプは空転する。
本発明の内燃機関の動力回収装置は、内燃機関と、内燃機関のクランク軸に連結されて回転駆動される固定容量型の第1油圧ポンプと、油圧回路により第1油圧ポンプに接続されて回転駆動される可変容量型の第2油圧ポンプと、第2油圧ポンプに連結されて回転駆動されて発電を行なう発電機と、第2油圧ポンプの作動を制御するコントローラとを備えるから、内燃機関のクランク軸に連結される第1ポンプは固定容量型であるから小型軽量であると共に、第1ポンプと油圧回路で接続される大型で重い可変容量型の第2ポンプ及び発電機は必ずしも内燃機関の近傍に配置する必要がなくなり、種々の補機類が輻輳して配設される内燃機周りにおけるとり回しが容易になるという優れた効果を奏する。
併せて、コントローラは、可変容量型の第2油圧ポンプの容量を変化させてクランク軸の回転数の変動に拘わらず一定の回転数で発電機を回転駆動するから、発電機は常に一定周波数の電気を発生させることができ、これにより従来は必要であったインバータを排除することができ、コスト削減を図ることができるという、格別の効果を奏する。
本発明の内燃機関の動力回収装置の発明の実施の形態を示すブロック図である。 図1の内燃機関の動力回収装置の作動を示す簡略図である。 図1の内燃機関の動力回収装置の、時間経過に対する油圧、回収動力、発電周波数、電力需要の相互関係を示すグラフである。
本発明に係る内燃機関の動力回収装置を実施するための形態を、図1及び図3を参照して詳細に説明する。
図1の符号1は、一例としての、船舶に搭載される推進用の主ディーゼルエンジン(内燃機関)を示し、エンジン1は、排気ガスにより回転駆動されて給気をエンジン1へ過給
する過給機5を備えている。過給機5は圧縮機6とタービン7とからなり、圧縮機6とタービン7は回転軸8で連結される。エンジン1の排気ガスにより排気管2を介してタービン7が回転駆動され、タービン7によって圧縮機6が回転する。
これによりエンジンの給気密度が高められて、給気管3を介して給気がエンジン1へ供給され、エンジン出力が向上する。なお、エンジンは必ずしも船舶用エンジンに限定されるものではなく、形式もディーゼルエンジンに限定されるものではない。必ずしも過給機5を備えた物に限定されるものではない。
エンジン1のクランク軸4に、固定容量型の第1油圧ポンプ13が連結されて、クランク軸4の動力により回転駆動される。第1油圧ポンプ13とは別に、可変容量型の第2油圧ポンプ14が配設される。第1油圧ポンプ13及び第2油圧ポンプ14は、油圧回路30を介して接続される。
第1油圧ポンプ13の吐出口13aと第2油圧ポンプ14の吸入口14bとが第1油路31により接続される。第1油圧ポンプ13の吸入口13bと第2油圧ポンプ14の吐出口14aとが第2油路32により接続される。
第1油圧ポンプ13の吐出口13aと第2油圧ポンプ14の吸入口14bとの間の第1油路31と、第1油圧ポンプ13の吸入口13bと第2油圧ポンプ14の吐出口14aとの間の第2油路32との間に、開閉弁33が配設される。
第2油圧ポンプ14には、発電機15と作動油供給ポンプ16が同軸に連結される。作動油供給ポンプ16は第2油圧ポンプ14により回転駆動されて、作動油タンク17からの油圧を油圧供給路18、逆止弁41,42をそれぞれ介して、第1油路31及び第2油路32にそれぞれ供給する。
油圧ポンプ13,14は、ポンプ軸より回転駆動されればそれぞれ油圧ポンプとして作動し、油圧により回転駆動されればそれぞれ油圧モータとして作動するもので、名称の簡略化のため本発明では単に油圧ポンプとしている。また、油圧ポンプ14の容量可変部の可変機構としては、例えば、斜板式や斜軸式など様々なものがある。
本動力回収装置を制御するためのコントローラ20が配設され、コントローラ20は、第2油圧ポンプ14の可変機構部と電気的に接続されてこれを制御し、第2油圧ポンプ14の容量を変化させることができる。上述の開閉弁33もコントローラ20に電気的に接続されて、その開閉が制御される。
第1油路31と第2油路32との間には、相互に対向するように2つのリリーフ弁43、44が配設され、第1油路31と第2油路32の油圧が一定値以上になると開弁して、高圧の油圧をそれぞれ対応する逆止弁42又は逆止弁41を通して他方の第2油路32又は第1油路31へ逃がし、第1油路31と第2油路32との間の油圧の平滑化を図る。また、第2油路32の油圧が一定値以上の場合には、リリーフ弁46、フィルタ47、熱交換器48を介して、作動油が作動油タンク17に流れる。このとき、熱交換器48で作動油が冷却される。
次に、本内燃機関の動力回収装置の作動について説明する。発電機15により発電を行なう場合には、コントローラ20は開閉弁33を閉弁させる。これにより第1油圧ポンプ13と第2油圧ポンプ14との間に、第1油路31及び第2油路32を介して油圧の循環路が形成され、第1油圧ポンプ13により発生した高圧作動油が第2油圧ポンプ14へ供給され、第2油圧ポンプ14を回転駆動させる。
このとき、コントローラ20が可変容量型の第2油圧ポンプ14の回転数を一定に保持する。したがって、発電機15はクランク軸の回転数の変動にも拘わらず、常に一定周波数の電気を発生させる。図2に上記状態が模式的に表されている。また、図3に示すように、電力需要、油圧、回収動力は時間経過に応じて相互に対応して変動するが、発電機15は常に一定の回転数で回転して一定周波数の発電を行なう。
発電機15により発電を行なわない場合には、コントローラ20は開閉弁33を開弁させる。これにより、第1油圧ポンプ13で発生した油圧は、開閉弁33を通って再び第1油圧ポンプ13に戻される油圧の循環路が形成される。つまり、第1油圧ポンプ13は空回り状態となり、発電機15は発電を行わない。
このように、本内燃機関の動力回収装置は、内燃機関1と、内燃機関1のクランク軸4に連結されて回転駆動される固定容量型の第1油圧ポンプ13と、油圧回路30により第1油圧ポンプ13に接続されて回転駆動される可変容量型の第2油圧ポンプ14と、第2油圧ポンプ14に連結されて回転駆動されて発電を行なう発電機15と、第2油圧ポンプ14の作動を制御するコントローラ20とを備える。
したがって、内燃機関1のクランク軸4に連結される第1ポンプ13は固定容量型であるから小型軽量であると共に、第1ポンプ13と油圧回路30で接続される大型で重い可変容量型の第2ポンプ14及び発電機15は、必ずしも内燃機関の近傍に配置する必要がなくなり、種々の補機類が輻輳して配設される内燃機周りにおけるとり回しが容易になる。特に、発電機は油圧ポンプの2倍程度の大きさがあり、この大きい発電機の配置の自由度が増加するので、補機類の配置を検討する上で有利になる。
また、コントローラ20は、可変容量型の第2油圧ポンプ14の容量を変化させて、クランク軸4の回転数の変動に拘わらず一定の回転数で発電機15を回転駆動するから、発電機15は常に一定周波数の電気を発電することができる。これにより従来は必要であったインバータを排除することができ、大幅なコスト削減を図ることができる。
なお、上述の内燃機関の過給機動力回収装置は一例にすぎず、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の内燃機関の動力回収装置は、必ずしも上述の船舶用、発電用等のディーゼルエンジンに限定して利用されるものではなく、他の用途及び形式のエンジンにも広く利用することができる。
1 エンジン
2 排気管
3 給気管
4 クランク軸
5 過給機
6 圧縮機
7 タービン
8 回転軸
13 第1油圧ポンプ
14 第2油圧ポンプ
13a,14a 吐出口
13b,14b 吸入口
15 発電機
16 作動油供給ポンプ
17 作動油タンク
18 油圧供給路
20 コントローラ
30 油圧回路
31 第1油路
32 第2油路
33 開閉弁
41,42 逆止弁
43,44 リリーフ弁
46 リリーフ弁
47 フィルタ
48 熱交換器

Claims (4)

  1. 内燃機関(1)と、前記内燃機関のクランク軸(4)に連結されて回転駆動される固定容量型の第1油圧ポンプ(13)と、油圧回路(30)により前記第1油圧ポンプに接続されて回転駆動される可変容量型の第2油圧ポンプ(14)と、前記第2油圧ポンプに連結されて回転駆動されて発電を行なう発電機(15)と、前記第2油圧ポンプの作動を制御するコントローラ(20)とを備えたことを特徴とする内燃機関の動力回収装置。
  2. 前記コントローラ(20)は、前記第2油圧ポンプ(14)の容量を変化させて前記クランク軸(4)の変動に拘わらず一定の回転数で発電機(15)を回転駆動することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の動力回収装置。
  3. 前記油圧回路(30)は、前記第1油圧ポンプ(13)の吐出口(13a)と前記第2油圧ポンプ(14)の吸入口(14b)とを接続する第1油路(31)と、前記第1油圧ポンプの吸入口(13b)と前記第2油圧ポンプの吐出口(14a)とを接続する第2油路(32)と、前記第1油路と前記第2油路との間に介装された開閉弁(33)とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の動力回収装置。
  4. 前記コントローラ(20)は、前記発電機(15)により発電を行うときは前記開閉弁(33)を閉弁させ、前記発電機により発電を行わないときは前記開閉弁(33)を開弁させることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の動力回収装置。
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