JP2015214892A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴射ノズル出口近傍に残留した燃料が炭化してデポジットとして付着して、噴霧形状や噴射流量が変化するのを防止する。【解決手段】弁体と接して燃料をシートする円錐座面と、前記円錐座面に複数の燃料噴射孔入口開口部を有し、前記燃料噴射孔の入口と出口の中心を結ぶ噴孔軸が、複数の異なる円錐面に沿う様に構成された噴射ノズルにおいて、前記噴射ノズルの出口側に、噴射ノズルとしては機能しない(噴霧の形状制御および流量制御としては機能しない)座グリ部を形成し、前記座グリ部の口径は下流に行くほど大きくなるように形成して、かつ前記噴射ノズルと前記座グリ部の間に段差部を設けたことを特徴とする燃料噴射弁。【選択図】図3

Description

本発明は、ガソリンエンジン等の内燃機関に用いられる燃料噴射弁であって、弁が弁座と当接することで燃料の漏洩を防止し、弁が弁座から離れることによって噴射を行なう、燃料噴射弁に関する。
本技術分野の背景技術としては例えば特許文献1がある。本公報には、燃料噴孔の出口側近傍の面粗度を粗く形成し、燃料噴孔の出口側の断面積を入口側の断面積よりも大きく形成することで、出口部に積極的にデポジットを体積させ、燃料入口側(計量部)へのデポジット付着を抑制している。
また別の背景技術としては例えば特許文献2がある。本公報には、燃料噴孔の先端面から外周面にかけて連続的に撥油被膜で被覆し、かつ燃料噴孔の先端領域の噴孔を段付き形状にして、弁座寄りの噴口に対して先端部の噴口の口径を大きくすることで、燃料噴霧流が噴孔先端領域で噴口内壁に付着しないようにして、デポジットの発生を防止している。
特開2007−321592号公報 特開2007−32421号公報
自動車エンジン用燃料噴射装置では、燃料噴射中もしくは噴射後に、噴射ノズル出口近傍に残留した燃料が炭化してデポジットとして付着する問題がある。このデポジットは、噴射装置の使用時間と伴に噴射ノズルの出口の一部を塞ぐぐらいまで成長し、噴霧形状や噴射流量の変化を引き起こす。そこで、燃料噴射中もしくは噴射後に、噴射ノズル出口近傍に残留する燃料を低減する必要がある。
上記特許文献1では、燃料噴孔の出口側近傍の面粗度を粗く形成し、燃料噴孔の出口側の断面積を入口側の断面積よりも大きく形成することで、出口部に積極的にデポジットを体積させ、燃料入口側(計量部)へのデポジット付着を抑制している。しかしこの技術では、噴射ノズル出口にデポジットを付着させる構造ために、徐々にデポジットが噴射ノズル出口を塞ぐように成長し、結果として噴霧形状や噴射流量の経時変化を引き起こすという課題がある。
また特許文献2では、燃料噴孔の先端面から外周面にかけて連続的に撥油被膜で被覆し、かつ燃料噴孔の先端領域の噴孔を段付き形状にして、弁座寄りの噴口に対して先端部の噴口の口径を大きくすることで、燃料噴霧流が噴孔先端領域で噴口内壁に付着しないようにして、デポジットの発生を防止している。しかしこの技術では、燃料噴孔の先端領域に設けた段付き形状部に、噴霧から飛散した燃料が段角部の表面張力効果で残留する。そのため結果として段付き形状部にデポジットが発生して、噴霧形状や噴射流量の経時変化を引き起こす課題がある。
本発明の目的は、噴射ノズル出口近傍に残留する燃料を低減することにより、噴射ノズル内および噴射ノズル出口近傍に発生するデポジットを防止して、噴霧形状や噴射流量の経時変化が無い燃料噴射装置を提供することである。
本発明の目的は、例えば噴射ノズルの出口側に所定の座グリを形成し、ノズルと座グリとの間に段部を設けることで達成される。
本発明によれば、噴射ノズル内および噴射ノズル出口の近傍に発生するデポジットを防止して、噴霧形状や噴射流量の経時変化が無い燃料噴射装置を実現することで、排気性能や燃費性能を高めた内燃機関を実現することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る燃料噴射弁の実施例を示す断面図である。 本発明の第1実施例に係る燃料噴射弁の弁体先端の近傍を拡大した断面図である。 図2の噴射ノズル近傍を拡大した断面図である(第1実施例)。 図3の噴射ノズルにおいて、噴射ノズル出口近傍の残留燃料を低減するメカニズムを説明する図である。 従来の噴射ノズル構造における、噴射ノズル出口近傍の残留燃料分布である。 従来の噴射ノズル構造において、座グリ部の下流側出口に位置するオリフィスカップ表面に凹部を設けた場合の、噴射ノズル出口近傍の残留燃料分布である。 本発明の第1実施例において、座グリ部の下流側出口のR部を面取り部とした例である(第2実施例)。 本発明の第1実施例において、座グリ部の下流側出口のR部を無くした例である(第3実施例)。 本発明の第1実施例において、座グリ部の下流側出口に位置するオリフィスカップ表面に設けた凹部を取り除いた例である(第4実施例)。 本発明の第1実施例において、座グリ部の下流側出口に位置するオリフィスカップ表面に設けた凹部の外周側端面を曲面で構成した例である(第5実施例)。 本発明の第1実施例において、座グリ部の下流側出口に位置するオリフィスカップ表面に設けた凹部の外周側に窪みを形成した例である(第6実施例)。 本発明の第1実施例において、座グリ部を前記噴射ノズル中心軸に対して非対称とした例である(第7実施例)。 本発明の第1実施例において、座グリ部の側壁を曲面とした例である(第8実施例)。
本発明の第1の実施例に係わる燃料噴射弁について、図1乃至図6を用いて以下説明する。
(噴射弁基本動作説明)
図1において、燃料は燃料供給口112から供給され、燃料噴射弁の内部に供給される。図1に示す電磁式燃料噴射弁100は、通常時閉型の電磁駆動式であって、コイル108に通電がないときには、弁体101がスプリング110によって付勢されてシート部材102に押し付けられ、燃料がシールされるようになっている。このとき、筒内噴射用燃料噴射弁では、供給される燃料圧力がおよそ1MPa乃至35MPaの範囲である。
図2は弁体の先端に設けられた噴射ノズルの近傍を拡大した断面図である。燃料噴射弁が閉弁状態にあるときには、弁体101はノズル体104に溶接などで接合されたシート部材102に設けられた円錐面からなる弁座面203と当接することによって燃料のシールを保つようになっている。このとき、弁体101側の接触部は球面202によって形成されており、円錐面の弁座面203と球面202の接触はほぼ線接触の状態になっている。図1に示したコイル108に通電されると、電磁弁の磁気回路を構成するコア107、ヨーク109、アンカー106に磁束密度を生じて、空隙のあるコア107とアンカー106の間に磁気吸引力を生じる。磁気吸引力が、スプリング110の付勢力と前述の燃料圧力による力よりも大きくなると、弁体101はガイド部材103、弁体ガイド105にガイドされながらアンカー106によってコア107側に吸引され、開弁状態となる。
開弁状態となると、弁座面203と弁体の球面部202との間に隙間を生じ、燃料の噴射が開始される。燃料の噴射が開始されると、燃料圧力として与えられたエネルギは運動エネルギに変換されて燃料の噴射ノズル201に至り噴射される。
図3は図2の噴射ノズル201近傍を拡大した断面図である。
(流れ、効果説明)
図4は、第1実施例の噴射ノズルにおいて、噴射ノズル出口近傍の残留燃料を防止するメカニズムを説明する図である。本噴射ノズルでは、図3に示す矢印301の方向から燃料が噴射ノズル201へ流入する。噴射ノズル201を通過した燃料は座グリ部206に噴射される。そして、燃料は噴射ノズル201を出ると同時に液滴へ分裂して噴霧形態に変化し、座グリ部を通過した後、空気中に噴射される。
本実施例の第1の特徴は、座グリ部206の口径は下流に行くほど大きくなるように形成したことである。
これにより、噴射ノズル201から出た噴霧の外縁が、座グリ部206の内壁面と僅かに接触するようになり、その結果、座グリ部内壁のクリーニング404が可能となり、座グリ部206の内壁面への異物付着や残留燃料405を防ぐことが可能である。また、座グリ部206を形成することのメリットとして、オリフィスカップ102の板厚が同じでも、座グリ部206の深さを変えることで、噴射ノズル201の長さを自在に変更出来ることである。噴射ノズル201の長さは噴霧形状に大きく影響するため、噴射ノズル201の長さを自在に変更出来るのは大きなメリットである。
第1実施例では、噴射ノズル201と座グリ部206の間には段差部205が設けられており、この段差部205により噴霧発生位置が固定され、ショットバラツキの少ない安定した噴霧の形成が実現される。さらに段差205により、弁体101が閉弁する間際の燃料だれを減らすことが可能である。この理由は、段差部205で生じる表面張力効果(メニスカス効果)で、閉弁間際の低速化した燃料がトラップされるからである。段差部205の幅は、噴射ノズル201の内径よりも小さく(15パーセント以下が望ましい)、トラップされる燃料は僅かである。
第1実施例では、座グリ部206の下流側出口にR部207を形成し、かつR部もしくは面取り部より上流側に撥油被膜302および303が形成されている。さらに、座グリ部206の下流側出口に位置するオリフィスカップ102の表面において、噴射ノズル201を中心とした凹部208を、噴射ノズル201毎に設けている。前者の効果により、燃料401は噴射ノズル内にのみ残留し、燃料界面は403のように形成される。また前記のクリーニング404の後に、座グリ部206出口付近およびオリフィスカップ102の表面の凹部208に残留燃料がある場合、残留燃料は凹部208の外縁溝部209で生じる表面張力効果(メニスカス効果)により、凹部208の外縁溝部209の方へ引き寄せられて、座グリ部206の出口から離れた位置に液膜402を形成する。以上の2つの効果により、座グリ部206の内部および出口近傍での残留燃料を防ぐことが可能となり、噴霧形状や噴射流量を変化させるデポジットの防止が出来る。
図5と図6を用いて、従来構造での残留燃料分布について説明する。
図5は、燃料噴孔の先端領域の噴孔を段付き形状にして、弁座寄りの噴口に対して先端部の噴口の口径を大きくすることで、燃料噴霧流が噴孔先端領域で噴口内壁に付着しないようにしている。しかし燃料噴射が繰り返されると、噴霧の燃料噴孔の先端領域に設けた段付き形状部に、噴霧から飛散した燃料が段角部の表面張力効果で残留していき、最終的に噴孔内の燃料501の界面形状は503のように座グリ部出口近傍に形成される。この結果、座グリ部にデポジットが発生してしまう課題がある。また図5の形状では、座グリ部出口がエッジ504になっている。表面張力効果により、燃料はエッジ部504に引き寄せられるため、座グリ部出口周囲に残留燃料の液膜501が生成されてデポジット化する課題がある。
また、座グリ部の先端面から外周面にかけて連続的に撥油被膜で被覆してしまうと、座グリ部内壁に生じた残留燃料が外周面へ移動出来ず、さらに残留燃料が増加する課題がある。
図6は、座グリ部の下流側出口に位置するオリフィスカップ表面において、噴射ノズルを中心とした凹部を形成した場合の残留燃料分布を示したものである。この形状では、凹部に残留した燃料は、凹部外縁209と座グリ部出口のエッジ504にトラップされるため、液膜601は図4の液膜402ものより大きく成長する課題がある。
本実施例で示した噴射ノズル構造は、筒内噴射エンジン用の燃料噴射装置を例として記載されているが、ポート噴射エンジン用の燃料噴射装置においても効果が得られる。以後説明する実施例に関しても同様である。
図7は第2実施例を示すものであり、本発明の第1実施例において、R部207を面取り部701に変えることで加工を容易にしたもので、第1実施例と同様に残留燃料の防止効果が得られる。
図8は第3実施例を示すものであり、本発明の第1実施例において、座グリ部の下流側出口のR部を無くすことで加工を容易にした例であり、第1実施例と同様に残留燃料の防止効果が得られる。図8では座グリ部206出口にエッジ部801があるが、凹部208の外縁部にあるエッジ209の方が表面張力効果(メニスカス効果)が大きいので、液膜は図4の402のように形成される。
図9は第4実施例を示すものであり、オリフィスカップ表面の凹部208を無くすことで加工を容易にした例であり、第1実施例と同様に座グリ部内の残留燃料の防止効果が得られる。
図10は第5実施例を示すものであり、オリフィスカップ表面の凹部208の外周側端面を曲面1001で構成した例であり、第1実施例と同様に残留燃料の防止効果が得られる。
図11は第6実施例を示すものであり、座グリ部の下流側出口に位置するオリフィスカップ表面に設けた凹部の外周側に窪み1101を形成した例である。これにより、凹部の残留燃料を凹部の外周側に引き寄せる効果が強くすることが出来、更なる残留燃料の防止効果が得られる。図11では、凹部の外周端面は曲面となっているが、図3の209のようにエッジ状でもよい。
図12は第7実施例を示すものであり、座グリ部を前記噴射ノズル中心軸に対して非対称とした例である。噴射ノズル201から出る噴霧は、前記ノズル中心軸に対して非対称である場合が多く、座グリ部206のクリーニング効果を高めるためには、噴射ノズルの噴霧形状に合わせて座グリ部206の内壁のテーパ度を変えるのが理想である。本形状により、更なる残留燃料の防止効果が得られる。
図13は第8実施例を示すものであり、座グリ部の内壁を曲面で形成したことで、座グリ部の内壁とR部を一貫して加工したもので、第1実施例と同様に残留燃料の防止効果が得られる。
また、上述した実施例は以下のようにも記載できる。すなわち、弁体と接して燃料をシートするシート部とこのシート部に複数のノズルを有し、ノズルの出口側に、座グリ部を形成し、座グリ部の口径は下流に行くほど大きくなるように形成して、かつノズルと座グリ部の間に段差部を設ける。また、座グリの開口角は、複数のノズルで異ならせることもできる。これによりより正確な噴霧形状をデザインできる。
100・・・電磁式燃料噴射弁
101・・・弁体
102・・・弁座部材
103・・・ガイド部材
104・・・ノズル体
105・・・弁体ガイド
106・・・可動子
107・・・磁気コア
108・・・コイル
109・・・ヨーク
110・・・付勢スプリング
111・・・コネクタ
112・・・燃料供給口
201・・・噴射ノズル
202・・・弁体の球面
203・・・弁座面
204・・・燃料噴射弁の鉛直方向の中心軸
205・・・段差部
206・・・座グリ部
207・・・R部
208・・・凹部
209・・・外縁部
301・・・燃料の流入方向
302・・・撥油被膜
303・・・撥油被膜
304・・・撥油被膜の無い表面
401・・・噴射ノズル内の燃料
402・・・液膜
403・・・噴射ノズル内の液膜界面
404・・・燃料噴霧による座グリ部内壁のクリーニング効果
405・・・座グリ部の内壁面への異物付着や残留燃料
501・・・液膜
502・・・噴射ノズルと座グリ部の残留燃料
503・・・座グリ部の残留燃料の界面
504・・・座グリ部出口のエッジ
601・・・液膜
701・・・面取り部
801・・・座グリ部出口のエッジ
1001・・凹部の外周側端面の曲面
1101・・凹部の外周側の窪み
1201・・噴射ノズル中心軸に対して非対称とした座グリ部
1301・・座グリ部の内壁を曲面としてもの

Claims (10)

  1. 弁体と接して燃料をシートする円錐座面と、前記円錐座面に複数の燃料噴射孔入口開口部を有し、前記燃料噴射孔の入口と出口の中心を結ぶ噴孔軸が、複数の異なる円錐面に沿う様に構成された噴射ノズルにおいて、
    前記噴射ノズルの出口側に、座グリ部を形成し、前記座グリ部の口径は下流に行くほど大きくなるように形成して、かつ前記噴射ノズルと前記座グリ部の間に段差部を設けたことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1の前記噴射ノズルにおいて、
    前記座グリ部を前記噴射ノズル中心軸に対して非対称としたことを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項1もしくは請求項2の前記噴射ノズルにおいて、
    前記座グリ部の下流側出口より上流側に撥油被膜を形成したことを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項1もしくは請求項2の前記噴射ノズルにおいて、
    前記座グリ部の下流側出口にR部もしくは面取り部を形成し、かつR部もしくは面取り部より上流側に撥油被膜を形成したことを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項3もしくは請求項4の燃料噴射弁において、
    前記座グリ部の下流側出口に位置するオリフィスカップ表面において、前記噴射ノズルを中心とした凹部を、前記噴射ノズル毎に設けたことを特徴とする燃料噴射弁。
  6. 請求項5の燃料噴射弁において、
    前記凹部において、外周側に窪みを形成したことを特徴とする燃料噴射弁。
  7. 請求項1の燃料噴射弁において、
    座グリ部の内壁を曲面で形成したことを特徴とする燃料噴射弁。
  8. 請求項1記載の燃料噴射弁であって、
    前記座グリは、噴射ノズルとしては機能しない、または噴霧の形状制御および流量制御としては機能しないことを特徴とする燃料噴射弁。
  9. 弁体と接して燃料をシートするシート部と、
    前記シート部に複数のノズルを有し、
    前記ノズルの出口側に、座グリ部を形成し、前記座グリ部の口径は下流に行くほど大きくなるように形成して、かつ前記ノズルと前記座グリ部の間に段差部を設けたことを特徴とする燃料噴射弁。
  10. 請求項9記載の燃料噴射弁であって、
    前記座グリの開口角は、前記複数のノズルで異なることを特徴とする燃料噴射弁。
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