JP2015214139A - 枚葉式印刷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体に対して十分な量の紫外線を確実に照射することができ、紫外線硬化型インクの硬化不良を防止できる枚葉式印刷機を提供すること。【解決手段】本発明は、被印刷体1に対して紫外線硬化型インクで印刷する印刷部A1と、印刷された被印刷体1に紫外線を照射して印刷体1aとし該印刷体1aを回収する排紙部Bとからなる枚葉式印刷機100であって、排紙部Bが、被印刷体1に紫外線を照射するための紫外線照射装置11と、該紫外線照射装置11に対向する位置に常設された紫外線受光器14と、を備え、紫外線受光器14が、紫外線照射装置11から照射された紫外線量を測定するものである枚葉式印刷機100である。【選択図】図1

Description

本発明は、枚葉式印刷機に関し、更に詳しくは、繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体に対して必要にして十分な量の紫外線を確実に照射することができ、紫外線硬化型インクの硬化不良を防止できる枚葉式印刷機に関する。
印刷技術として、枚葉式印刷機が知られている。なお、「枚葉」とは、規定の寸法に切り揃えられた被印刷体を意味する。すなわち、枚葉式印刷機においては、長尺状の1枚の被印刷体ではなく、切り揃えられた被印刷体を1枚ずつ連続して送っていき印刷するようになっている。
これらの印刷は、一般に、印刷装置により、紫外線硬化型インクを紙等の被印刷体に印刷し、その後、紫外線照射装置にて紫外線硬化型インクを硬化させるという方式をとっている。
例えば、版胴外周に装備された刷版及びブランケット胴外周に装備されたブランケットを介して、走行する印刷基材の印刷面にインキを用いて印刷し、その後、紫外線を照射することにより硬化させるオフセット印刷機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−274432号公報
ところで、上記特許文献1記載のオフセット印刷機を含む従来の印刷機において、紫外線照射装置による紫外線の照射量は、一般的に、そのバラ付きが生じ易く、経時的な劣化も激しい。それに応じて印刷面へ照射される紫外線量も一様にならない難点がある。
このため、従来は、本運転に際し、前もって繰り返し試運転を行い、印刷面に対する紫外線硬化型インクの硬化状態を見て、熟練者の経験則や勘に基づいて紫外線の照射量を決定する手法を採用していた。
しかしながら、前もって繰り返し試運転を行うには、余計な時間と労力を要し、また、熟練者の経験則や勘に基づく紫外線の照射量の調整は、必ずしも確実なものとはいえず、その結果、例えば、紫外線の照射量が過多となり、紫外線照射装置の寿命を縮めたり、一方で、紫外線の照射量が不十分となり紫外線硬化型インクの硬化不良が生じる等の問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、前もって繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体に対して必要にして十分な量の紫外線を確実に照射することができ、紫外線硬化型インクの硬化不良を防止できる枚葉式印刷機を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、意外にも、排紙部に紫外線受光器を常設することにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、(1)被印刷体に対して紫外線硬化型インクで印刷する印刷部と、印刷された被印刷体に紫外線を照射して印刷体とし該印刷体を回収する排紙部とからなる枚葉式印刷機であって、排紙部が、被印刷体に紫外線を照射するための紫外線照射装置と、該紫外線照射装置に対向する位置に常設された紫外線受光器と、を備え、該紫外線受光器が、紫外線照射装置から照射された紫外線量を測定するものである枚葉式印刷機に存する。
本発明は、(2)印刷部が、被印刷体に紫外線を照射するための紫外線照射装置と、該紫外線照射装置に対向する位置に常設された紫外線受光器と、を更に備え、該紫外線受光器が、紫外線照射装置から照射された紫外線量を測定するものである上記(1)記載の枚葉式印刷機に存する。
本発明は、(3)被印刷体の搬送速度に対応した速度で紫外線受光器のON/OFFが切り替えられる上記(1)又は(2)に記載の枚葉式印刷機に存する。
本発明は、(4)紫外線受光器が、駆動軸と、該駆動軸に後側部が取り付けられた板状の本体部と、該本体部の前側部の上面に設けられ、紫外線照射装置から照射された紫外線を受光するセンサー部と、を有し、該本体部が、駆動軸を中心に水平方向に揺動可能となっている上記(1)又は(2)に記載の枚葉式印刷機に存する。
本発明は、(5)本体部が、被印刷体の搬送速度に対応した速度で揺動するものである上記(4)記載の枚葉式印刷機に存する。
本発明は、(6)紫外線受光器と紫外線照射装置との間にはシャッターが設けられ、該シャッターが、紫外線を遮光する遮光部及び紫外線を通過させる切り欠き窓、を有し、紫外線受光器が、紫外線照射装置から照射された紫外線量を、切り欠き窓を介して測定するものである上記(1)又は(2)に記載の枚葉式印刷機に存する。
本発明は、(7)シャッターが、被印刷体の搬送速度に対応した速度で、紫外線照射装置から照射される紫外線を遮光又は通過させるものである上記(6)記載の枚葉式印刷機に存する。
本発明は、(8)紫外線量の情報がCPU部に送信され、該情報に基づいて、紫外線量の調整が行われる上記(1)〜(7)いずれか1つに記載の枚葉式印刷機に存する。
本発明の枚葉式印刷機は、排紙部に紫外線受光器を常設しているので、排紙部において、紫外線照射装置から照射される紫外線量を常時測定することができる。このため、試運転時に測定した値に基づいて、適切な紫外線量を決定することができる。これにより、前もって繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体に対して十分な量の紫外線を確実に照射することが可能となり、紫外線硬化型インクの硬化不良を確実に防止することができる。
また、排紙部に紫外線受光器を常設しているので、本運転中であっても、紫外線量の測定を行うことが可能である。この場合、瞬時に紫外線量を調整することができ、常時、紫外線量を安定化することができる
本発明の枚葉式印刷機においては、印刷部が紫外線受光器を常設しているので、印刷部において、紫外線照射装置から照射される紫外線量を常時測定することができる。このため、試運転時に測定した値に基づいて、適切な紫外線量を決定することができる。これにより、前もって繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体に対して十分な量の紫外線を確実に照射することが可能となり、紫外線硬化型インクの硬化不良を確実に防止することができる。
また、印刷部に紫外線受光器を常設しているので、本運転中であっても、紫外線量の測定を行うことが可能である。この場合、瞬時に紫外線量を調整することにより、常時、紫外線量を安定化することができる。
さらに、印刷部において紫外線硬化型インクを適切な紫外線量で仮硬化させるので、その後の製造過程における印刷体から枚葉式印刷機へのインク移りによる汚染も防止することができる。
本発明の枚葉式印刷機においては、被印刷体の搬送速度に対応した速度で紫外線受光器のON/OFFを切り替えることにより、本運転において走行する被印刷体が実際に受ける紫外線量に近い紫外線量を測定することが可能となる。
また、紫外線量測定が不必要な際は、紫外線を受ける紫外線受光器のセンサー部をOFFにすることにより、センサー部の劣化を抑制することができる。
本発明の枚葉式印刷機においては、紫外線受光器が、駆動軸と、該駆動軸に後側部が取り付けられた板状の本体部と、該本体部の前側部の上面に設けられ、紫外線照射装置から照射された紫外線を受光するセンサー部と、を有し、該本体部が、駆動軸を中心に水平方向に揺動可能となっているので、例えば、紫外線量測定が不必要な際は、紫外線照射装置と紫外線受光器の間の一部に遮光部を設け、本体部を揺動させて該遮光部に配置することにより、紫外線照射装置から照射される紫外線を遮光することができる。その結果、紫外線を受ける紫外線受光器のセンサー部の劣化を抑制することができる。
また、本体部が、被印刷体の搬送速度に対応した速度で揺動するものである場合、本運転において走行する被印刷体が実際に受ける紫外線量に近い紫外線量を測定することが可能となる。
本発明の枚葉式印刷機においては、紫外線受光器と紫外線照射装置との間にシャッターを設け、一時的に、遮光部が、紫外線照射装置から照射される紫外線を遮光することにより、紫外線を受ける紫外線受光器のセンサー部が過多に紫外線を受光することによる劣化を抑制することができる。
また、シャッターが被印刷体の搬送速度に対応した速度で紫外線照射装置から照射される紫外線を遮光又は通過させることにより、本運転において走行する被印刷体が実際に受ける紫外線量に近い紫外線量を測定することが可能となる。
本発明の枚葉式印刷機においては、紫外線量の情報がCPU部に送信され、該情報に基づいて、紫外線量の調整が行われるので、迅速に紫外線量の調整を行うことができる。
また、CPU部に経時的な紫外線量の情報を蓄積できるので、該情報を分析することにより、紫外線照射装置の劣化具合や紫外線量の調整方法等を予測することも可能となる。
図1は、第1実施形態に係る枚葉式印刷機を示す概略側面図である。 図2は、第1実施形態に係る枚葉式印刷機における紫外線受光器を示す側面図である。 図3は、第1実施形態に係る枚葉式印刷機における紫外線受光器を示す平面図である。 図4は、第2実施形態に係る枚葉式印刷機を示す概略側面図である。 図5は、他の第1実施形態に係る枚葉式印刷機の紫外線受光器を有する測定装置の一部を示す概略斜視図である。 図6は、他の第2実施形態に係る枚葉式印刷機の紫外線受光器を有する測定装置の一部を示す概略斜視図である。 図7の(a)は、他の第3実施形態に係る枚葉式印刷機における測定装置の一部を示す概略斜視図であり、(b)は、その概略断面図である。 図8は、他の実施形態に係る枚葉式印刷機を示す概略側面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
本発明に係る枚葉式印刷機は、被印刷体に紫外線硬化型インクを印刷する印刷機であれば、特に限定されず、枚葉式オフセット印刷機、枚葉式フレキソ印刷機、枚葉式グラビア印刷機等に適用することができる。なお、本明細書においては、枚葉式印刷機として、枚葉オフセット印刷機の例を示す。
なお、上記被印刷体としては、特に限定されないが、非吸水性の合成紙、布、プラスチックフィルム又はプラスチック板等が適宜用いられる。
また、上記紫外線硬化型インクとしては、紫外線硬化樹脂、重合開始剤、色材等が含まれる公知の紫外線硬化型インクが適宜用いられる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る枚葉式印刷機を示す概略側面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る枚葉式印刷機100は、被印刷体1に対して紫外線硬化型インクで印刷する印刷部A1と、印刷された被印刷体1に紫外線を照射して印刷体1aとし該印刷体1aを回収する排紙部Bとからなる。なお、被印刷体1を印刷部A1に供給する給紙部は省略する。
印刷部A1は、被印刷体1を案内する複数の圧胴2と、各圧胴2に対接され被印刷体1に対して紫外線硬化型インクで印刷するブランケット胴3及び該ブランケット胴3に紫外線硬化型インクを転写する版胴3aからなる印刷装置と、該圧胴2に周設されたガイド部4aと、を有する。
印刷部A1において、各圧胴2の表面には、溝が圧胴2の軸方向に沿って形成されており、その反対側の表面にも同様の溝が形成されている。そして、各溝には、グリッパー8が収容され固定されている。このため、グリッパー8は、圧胴2と一体となって回動することが可能である。
また、圧胴2は、複数が対接(詳しくは対向接圧)しており、隣同士の圧胴2が回動したときに、溝同士が対応する位置となるように形成されている。
印刷部A1においては、給紙部から供給された被印刷体1が、1枚ずつグリッパー8に把持されていくと共に、圧胴2が回動することにより、圧胴2の周面に沿って順次搬送される。なお、グリッパー8は、被印刷体1の一端を把持するものであり、被印刷体1の他端は、把持しない。
このとき、圧胴2には、適宜位置にガイド部4aが周設されているので、搬送時に、各被印刷体1の他端が捲れることが防止される。
また、圧胴2の表面においては、版胴3aに付与された紫外線硬化型インクが、ゴム製のブランケット胴3に転写され、該ブランケット胴3から今度は被印刷体1に印刷される。なお、枚葉式印刷機100においては、印刷部A1が、版胴3a、ブランケット胴3及び圧胴2からなる印刷装置を複数備えるので、流れに沿って被印刷体1に異なる複数のデザインを重ねて付与することが可能となっている。
紫外線硬化型インクが印刷された被印刷体1は、圧胴2により更に搬送され、隣の圧胴2の溝の位置に来たときに、隣の圧胴2の溝に収容されたグリッパー8にその被印刷体1が受け渡され、隣の圧胴2の回動により次に搬送されることになる。
すなわち、印刷部A1においては、被印刷体1は、各圧胴2で紫外線硬化型インクが印刷されると共に、各圧胴2の回動、及び、各圧胴2に設けられたグリッパー8によって順次、受け渡されることにより搬送される。なお、この受け渡し原理は、従来の印刷機と同じである。
排紙部Bは、被印刷体1を把持して案内するためのグリッパー9を備えるチェーン5と、被印刷体1に紫外線を照射するための紫外線照射装置11と、該紫外線照射装置11に対向する位置に常設された紫外線受光器14と、紫外線が照射された印刷体1aを回収する回収部7とを有する。なお、紫外線受光器14は、チェーン5の下方に設置されたケーシング26の一部に取り付けられている。
排紙部Bにおいて チェーン5は、両側に設けられた図示しない枠体に沿って移動するように一対設けられている。
また、一対のチェーン5には、グリッパー9が架設されている。このため、グリッパー9は、チェーン5と一体となって移動するようになっている。
なお、グリッパー9は、チェーン5の長手方向に対し、例えば、圧胴2の半周分の距離を置いて等間隔で複数配置されている。すなわち、圧胴2(図でいう左端にある圧胴2)が回動したときに、当該圧胴2に取り付けられたグリッパー8に対応する位置となるようにグリッパー9が配置されている。
枚葉式印刷機100において、圧胴2のグリッパー8に把持された被印刷体1は、チェーン5の位置に来たときに、そのチェーン5に取り付けられたグリッパー9に受け渡され、当該チェーン5と同体となって搬送されるようになっている。なお、この受け渡し原理も、従来の印刷機と同じである。
排紙部Bにおいて、チェーン5には、ガイド部4bが添設されており、チェーン5とガイド部4bとの間には、図示しない送風装置によりエアーが吹き付けられるようになっている。これにより、搬送時に、被印刷体1又は印刷体1aが下方に弛むことを極力防止することができる。
排紙部Bにおいて、紫外線照射装置11は、チェーン5に案内される被印刷体1に、紫外線を照射できる位置に設置される。
例えば、紫外線照射装置11は、排紙部Bにおいて、ハウジングHの内部空間に図示しない枠体を介して設置される。
紫外線受光器14は、紫外線照射装置11に対向する位置に常設されている。すなわち、本運転中においては、紫外線照射装置11、被印刷体1、紫外線受光器14の順序で配列されることになる。
したがって、紫外線受光器14は、被印刷体1の走行を妨げることなく、且つ、被印刷体1に極力近い位置で紫外線量を測定することができる。
図2は、第1実施形態に係る枚葉式印刷機における紫外線受光器を示す側面図である。
図2に示すように、紫外線受光器14は、ケーシング26の左側壁に取付部材13を介して取り付けられたモータ17と、該モータ17に連結された駆動軸16と、該駆動軸16に後側部が取り付けられた板状の本体部10と、該本体部10の前側部の上面に設けられ、紫外線照射装置11から照射された紫外線を受光するセンサー部14aと、を有する。
紫外線受光器14は、本体部10が駆動軸16を中心に水平方向に揺動可能となっている。
紫外線受光器14は、そのセンサー部14aで受けた紫外線量の情報を無線又は有線で発信することが可能となっており、その情報を外部にあるCPU部の受信部が受信することにより、CPU部の表示部に紫外線量を表示できるようになっている。
なお、CPU部の記憶部で、紫外線量の情報を蓄積することができ、これと共に紫外線照射装置11における電圧、電流、紫外線照射装置11のランプ温度、被印刷体1の速度等の情報を分析することにより、紫外線照射装置11の劣化具合や紫外線量の調整方法等を予測することも可能となる。
ここで、センサー部14aには、閾値(具体的には、ここでは電流値であるが、電圧値でもよい)が設定されていることが好ましい。
例えば、後述する遮光部19で紫外線照射装置11からの光が遮光されることによって、センサー部14aへの紫外線量が少なくなり、その取り込んだ光を電流に変換した時の電流値が、閾値(設定されている所定の電流値)よりも低くなった場合、紫外線受光器14がOFF状態になる。
また、遮光部19で紫外線照射装置11からの光が遮光されていない場合には、センサー部14aへ取り込まれる紫外線量を電流に変換した時の電流値が、閾値(設定されている電流値)よりも高くなり、紫外線受光器14がON状態になる。
なお、センサー部14aへの紫外線量を電流に変換した時の電流値が閾値よりも高くなると直ちに紫外線受光器14がON状態になるのではなく、センサー部14aへの紫外線量を電流に変換した時の電流値が閾値よりも高くなってから予め設定された所定時間(例えば、紫外線照射装置が立ち上がるまでの時間)経過してから紫外線受光器14がONして光を取り込むように構成している。これに対して、センサー部14aへの紫外線量を電流に変換した時の電流値が閾値よりも高くなると直ちに紫外線受光器14がON状態になる構成にして実施してもよい。
図3は、第1実施形態に係る枚葉式印刷機における紫外線受光器を示す平面図である。
図3に示すように、第1実施形態に係る枚葉式印刷機100において、ケーシング26の左側壁には、遮光部19が設けられている。
当該遮光部19は、いわゆる遮光板からなり、上下位置関係において、紫外線照射装置11及び紫外線受光器14の間に位置している。
したがって、紫外線量測定が不必要な際は、紫外線受光器14の本体部10を揺動し、遮光部19の下に位置させることにより、本体部10(詳しくは本体部10のセンサー部14a)は、紫外線照射装置11から照射される紫外線から遮光されることになる。なお、このとき、紫外線受光器14が取り込んだ光を電流に変換した時の電流値が閾値よりも低くなるため、上述したように、紫外線受光器14はOFF状態になる。
これにより、紫外線照射装置11から照射される紫外線を遮光することができ、紫外線を受ける紫外線受光器14のセンサー部14aの劣化を効果的に抑制することができる。
一方、本体部10を連続的に揺動することにより別の機能を発揮することも可能である。
例えば、紫外線受光器14において、本体部10を、被印刷体1の搬送速度に対応した速度で揺動させる。
具体的には、センサー部14aの移動速度が、1枚の被印刷体1が搬送される速度と略同じになるように、本体部10を、被印刷体1の搬送方向の上流側から下流側に回動させることが好ましい。これにより、擬似的に、本運転において走行する被印刷体1が実際に受ける単位面積当たりの紫外線量に近い紫外線量を測定することが可能となる。すなわち、回動する本体部10が走行状態にある被印刷体を想定したものとなっている。
なお、本体部10を、被印刷体1の搬送方向の上流側から下流側に回動させた後は、下流側から上流側に回動させる。これが繰り返されることにより(すなわち、本体部10を連続して揺動させることにより)、連続して紫外線量を測定することができる。
また、本運転中に、被印刷体1が受ける紫外線量を測定する場合であっても、紫外線受光器14は、被印刷体1の搬送方向とは、ずれた位置に設けられているので、被印刷体1が支障とならず、被印刷体1と同時に紫外線量を測定することが可能となっている(図2参照)。これにより、被印刷体1が受ける紫外線量と同等な紫外線量を測定することができる。
図1に戻り、枚葉式印刷機100において、排紙部Bは、ここでは紫外線照射装置11と紫外線受光器14からなるユニットを2つ並設している。このため、二箇所で紫外線量が測定でき、被印刷体1の紫外線硬化型インクの硬化不良をより確実に防止することができる。
なお、排紙部Bにおいては、被印刷体1に対し、上述した紫外線照射装置11によって紫外線が照射されることにより、印刷された紫外線硬化型インクが硬化され、その後、印刷体1aが回収部7にて回収される。
第1実施形態に係る枚葉式印刷機100においては、排紙部Bに紫外線受光器14が常設されているので、当該紫外線受光器14により紫外線照射装置11から照射される紫外線量を常時測定することが可能である。このため、試運転時に測定した値に基づいて、適切な紫外線量を決定することができる。これにより、前もって繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体1に対して十分な量の紫外線を確実に照射することが可能となり、紫外線硬化型インクの硬化不良を確実に防止することができる。
また、排紙部Bに紫外線受光器14を常設しているので、本運転中であっても、紫外線量の測定を行うことが可能である。この場合、瞬時に紫外線量を調整することができ、常時、紫外線量を安定化することができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態に係る枚葉式印刷機を示す概略側面図である。
図4に示すように、第2実施形態に係る枚葉式印刷機101は、被印刷体1に対して紫外線硬化型インクで印刷し、紫外線を照射した印刷体(以下便宜的に「仮印刷体」ともいう。)1bとする印刷部A2と、仮印刷体1bに紫外線を照射して印刷体1aとし該印刷体1aを回収する排紙部Bとからなる。なお、被印刷体1を印刷部A2に供給する給紙部は省略する。すなわち、第2実施形態に係る枚葉式印刷機101は、印刷部A2においても被印刷体1に対し紫外線を照射すること以外は、第1実施形態に係る枚葉式印刷機100と同じである。
印刷部A2は、被印刷体1を案内する複数の圧銅2と、圧胴2に対接され被印刷体1に対して紫外線硬化型インクで印刷するブランケット胴3及び該ブランケット胴3に紫外線硬化型インクを転写する版胴3aからなる印刷装置と、該圧胴2に周設されたガイド部4aと、被印刷体1に紫外線を照射するための紫外線照射装置12と、該紫外線照射装置12に対向する位置に常設された紫外線受光器15と、を有する。
印刷部A2においては、先述した印刷部A1と同様に、各圧胴2の表面には、対称となる2箇所に溝が形成されており、各溝には、グリッパー8が収容され固定されている。
そして、給紙部から供給された被印刷体1が、1枚ずつグリッパー8に把持されていくと共に、圧胴2が回動することにより、圧胴2の周面に沿って順次搬送される。
このとき、圧胴2には、ガイド部4aが周設されているので、搬送時に、各被印刷体1の他端が捲れることが防止される。
印刷部A2においても、紫外線照射装置12は、圧胴2に案内される被印刷体1に、紫外線を照射できる位置に設置される。
例えば、紫外線照射装置12は、印刷部A2において、ハウジングHの内部空間に図示しない枠体を介して圧胴2に対向するように設置される。
紫外線受光器15は、紫外線照射装置12に対向する位置に常設されている。すなわち、本運転中においては、紫外線照射装置12、紫外線受光器15、被印刷体1(圧胴2)の順序で配列されることになる。
したがって、紫外線受光器15は、被印刷体1又は仮印刷体1bの走行を妨げることなく、且つ、被印刷体1又は仮印刷体1bに極力近い位置で紫外線量を測定することができる。
紫外線受光器15は、上述した第1実施形態に係る枚葉式印刷機100の紫外線受光器14と同様のものが採用される。
具体的には、紫外線受光器15は、圧胴を支持する図示しない外フレームに、取付部材13を介して取り付けられたモータ17と、該モータ17に連結された駆動軸16と、該駆動軸16に後側部が取り付けられた板状の本体部10と、該本体部10の前側部の上面に設けられ、紫外線照射装置11から照射された紫外線を受光するセンサー部14aと、を有する。すなわち、ケーシング26の左側壁の代わりに、圧胴を支持する外フレームに取り付けられている点が、上述した第1実施形態に係る枚葉式印刷機100の紫外線受光器14と異なるのみである。
そして、紫外線受光器15は、本体部10が駆動軸16を中心に水平方向に揺動可能となっている。
この第2実施形態に係る枚葉式印刷機101においては、排紙部B及び印刷部A2にそれぞれ紫外線受光器14,15が常設されているので、当該紫外線受光器14,15により対応する紫外線照射装置11,12から照射される紫外線量を常時測定することが可能である。このため、試運転時に測定した値に基づいて、適切な紫外線量を決定することができる。これにより、前もって繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体1又は仮印刷体1bに対して十分な量の紫外線を確実に照射することが可能となり、紫外線硬化型インクの硬化不良を確実に防止することができる。
また、排紙部B及び印刷部A2にそれぞれ紫外線受光器14,15を常設しているので、本運転中であっても、紫外線量の測定を行うことが可能である。この場合、瞬時に紫外線量を調整することができ、常時、紫外線量を安定化することができる。
さらに、印刷部A2において紫外線硬化型インクを適切な紫外線量で仮硬化させるので、その後の製造過程における印刷体1bから枚葉式印刷機へのインク移りによる汚染も防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態に係る枚葉式印刷機100,101においては、グリッパー8,9を用いて、被印刷体1、仮印刷体1b又は印刷体1aを搬送しているが、搬送方法は、これに限定されない。
第1実施形態に係る枚葉式印刷機100において、排紙部Bは、紫外線照射装置11及び紫外線受光器14からなるユニットを2つ並設しているが、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
第2実施形態に係る枚葉式印刷機101において、印刷部A2は、紫外線照射装置及び紫外線受光器からなる第2ユニットを1つ有しているが、2つ以上が並設されていてもよい。
また、第2ユニットを設ける位置は、必ずしも、図3に示す上流側から5個目の圧胴2に対応する位置に限定されず、他の位置に設けてもよい。
本実施形態に係る枚葉式印刷機100,101においては、紫外線受光器の本体部10を揺動させず、被印刷体の搬送速度に対応した速度で紫外線受光器のON/OFFを切り替えることにより、本運転において走行する被印刷体が実際に受ける紫外線量に近い紫外線量を測定することも可能となる。
また、本体部10を揺動させる代わりに、本体部10を揺動させず、センサー部を覆うためのシャッター等を設け、それを回動させてセンサー部を遮光することも可能である。
例えば、図5は、他の第1実施形態に係る枚葉式印刷機の紫外線受光器を有する測定装置の一部を示す概略斜視図である。
図5に示すように、測定装置22は、排紙部Bに用いられ、被印刷体1の搬送方向とは直交する方向に延びる取り付けバー23と、取り付けバー23に固定され、紫外線照射装置11に対向する位置に常設された紫外線受光器24と、該紫外線受光器24の外側を覆うように配置され且つ回動可能な円筒状のシャッター25と、を有する。すなわち、固定された紫外線受光器24と、シャッター25とにより、センサー部24aを遮光するようになっている。
測定装置22において、シャッター25は、紫外線を遮光する遮光部25aと、紫外線を通過させる切り欠き窓25bとを備える。なお、切り欠き窓25bは、遮光部25aの一部を切り欠くことにより形成されている。また、切り欠き窓25bは、紫外線受光器24のセンサー部24aに対応する位置に設けられている。
測定装置22において、シャッター25は、紫外線照射装置11及び紫外線受光器24の間に位置し、遮光部25aにより、紫外線照射装置11から照射される紫外線を遮光することができる。このため、紫外線量測定が不必要な際は、遮光部25aが、紫外線照射装置11から照射される紫外線を遮光することにより、紫外線を受ける紫外線受光器24のセンサー部24aの劣化を抑制することができる。
一方で、シャッター25は、切り欠き窓25bにより、紫外線照射装置11から照射される紫外線を通過可能となっている。この場合、紫外線受光器24は、切り欠き窓25bを介して紫外線照射装置11から照射された紫外線量を測定することができる。
したがって、シャッター25の切り欠き窓25bを、センサー部24aと対応させる位置にすることで、紫外線量を測定できる。また、シャッター25の切り欠き窓25bをセンサー部24aから外した位置にすることで、紫外線を遮光して、その劣化を抑えることができる。
一方、シャッター25を連続的に回動させることにより別の機能を発揮することが可能である。
すなわち、測定装置22において、例えば、シャッター25は、被印刷体1の搬送速度に対応した速度で回動する。
具体的には、1枚の被印刷体1が搬送される単位時間で、シャッター25が1回転するようになっている。これにより、紫外線照射装置11から照射される紫外線の遮光又は通過が行われ、擬似的に、本運転において走行する被印刷体が実際に受ける単位面積当たりの紫外線量に近い紫外線量を測定することが可能となる。すなわち、回動しているシャッター25の切り欠き窓25bが走行する被印刷体を想定したものとなっている。
また、本運転中に、被印刷体1が受ける紫外線量を測定する場合は、搬送される被印刷体1同士の間の部分(被印刷体の位置していない部分)が紫外線照射装置11からの紫外線照射部分を通過する際に、切り欠き窓25bが紫外線受光器24のセンサー部24aに位置するようにすればよい。これにより、被印刷体1が受ける紫外線量と同等な紫外線量を測定することができる。
このとき、切り欠き窓25bの周方向の長さは、特に限定されないが、被印刷体の長手方向の大きさと略同等であることが好ましい。
また、被印刷体の長手方向の大きさに合わせることができない場合は、被印刷体1が受ける紫外線量(実測値)と、紫外線受光器24が受ける紫外線量とを対比させて、係数を乗じて補正すればよい。
図6は、他の第2実施形態に係る枚葉式印刷機の紫外線受光器を有する測定装置の一部を示す概略斜視図である。
図6に示すように、測定装置32は、印刷部A2に用いられ、被印刷体1の搬送方向とは直交する方向に延びる取り付けバー33と、取り付けバー33に固定され、紫外線照射装置12に対向する位置に常設された紫外線受光器34と、取り付けバー33に取り付けられた軸部36と、該軸部36を軸として水平方向に回動可能な円盤状のシャッター35と、を有する。
測定装置32において、シャッター35は、紫外線を遮光する遮光部35aと、紫外線を通過する切り欠き窓35bとを有する。なお、切り欠き窓35bは、遮光部35aに設けられている。また、切り欠き窓35bは、紫外線受光器34のセンサー部34aに対応する位置に設けられている。
測定装置32において、シャッター35は、紫外線照射装置12及び紫外線受光器34の間に位置し、遮光部35aにより、紫外線照射装置12から照射される紫外線を遮光することができる。このため、紫外線量測定が不必要な際は、遮光部35aが、紫外線照射装置12から照射される紫外線を遮光することにより、紫外線を受ける紫外線受光器34のセンサー部34aの劣化を抑制することができる。
一方で、シャッター35は、切り欠き窓35bにより、紫外線照射装置12から照射される紫外線を通過可能となっている。この場合、紫外線受光器34は、切り欠き窓35bを介して紫外線照射装置12から照射された紫外線量を測定することができる。
したがって、シャッター35の切り欠き窓35bを、センサー部34aと対応させる位置にすることで、紫外線量を測定できる。また、シャッター35の切り欠き窓35bをセンサー部34aから外した位置にすることで、紫外線を遮光して、その劣化を抑えることができる。
一方、シャッター35を連続的に回動させることにより別の機能を発揮することが可能である。
すなわち、測定装置32において、例えば、シャッター35は、被印刷体1の搬送速度に対応した速度で回動する。
具体的には、1枚の被印刷体1が搬送される単位時間で、シャッター35が1回転するようになっている。これにより、紫外線照射装置12から照射される紫外線の遮光又は通過が行われ、擬似的に、本運転において走行する被印刷体が実際に受ける単位面積当たりの紫外線量に近い紫外線量を測定することが可能となる。すなわち、回動しているシャッターの切り欠き窓が走行する被印刷体を想定したものとなっている。
また、本運転中に、被印刷体1が受ける紫外線量を測定する場合は、搬送される被印刷体1同士の間の部分(被印刷体の位置していない部分)が紫外線照射装置12からの紫外線照射部分を通過する際に、切り欠き窓35bが紫外線受光器34のセンサー部34aに位置するようにすればよい。これにより、被印刷体1が受ける紫外線量と同等な紫外線量を測定することができる。
このとき、切り欠き窓35bの周方向の長さは、特に限定されないが、1枚の被印刷体の長手方向の大きさと略同等であることが好ましい。
また、被印刷体の長手方向の大きさに合わせることができない場合は、被印刷体1が受ける紫外線量(実測値)と、紫外線受光器34が受ける紫外線量とを対比させて、適当な係数によって補正すればよい。
図7の(a)は、他の第3実施形態に係る枚葉式印刷機における測定装置の一部を示す概略斜視図であり、(b)は、その概略断面図である。
例えば、図7の(a)及び(b)に示すように、測定装置42は、紫外線受光器44と、該紫外線受光器44が収容された容器46と、該容器46が固定された図示しない取り付けバーと、該容器46に設けられたシャッター45とを有するものであってもよい。
なお、シャッター45は、紫外線を遮光する遮光部45aと、紫外線を通過させる切り欠き窓45bとを有する。また、切り欠き窓45bは、紫外線受光器44のセンサー部44aに対応する位置に設けられている。
測定装置42において、シャッター45は、遮光部45aが切り欠き窓45bを閉じることにより、紫外線照射装置から照射される紫外線を遮光することができる。
一方で、シャッター45は、遮光部45aが切り欠き窓45bを開くことにより、紫外線照射装置から照射される紫外線を通過可能である。
なお、測定装置42において、シャッター45は、被印刷体1の搬送速度に対応した速度で開閉することも可能である。
図8は、他の実施形態に係る枚葉式印刷機を示す概略側面図である。
例えば、図8に示すように、紫外線受光器は、いわゆるフレームアングル51に支持具52を介して取り付けられていてもよい。
ここで、フレームアングル51とは、圧胴を用いる印刷機に一般的に取り付けられるものである。具体的には、フレームアングル51は、圧胴と平行に伸びる板状のものであり、各圧胴の両端を支持する図示しない一対のパネルに架橋するように取り付けられることにより、当該パネルを補強するためのものである。
本発明は、被印刷体に対し紫外線硬化型インクを付与する印刷機として用いられる。本発明の印刷機によれば、繰り返し試運転を行う必要が無く、被印刷体に対して十分な量の紫外線を確実に照射することができ、紫外線硬化型インクの硬化不良を防止できる。
1・・・被印刷体
1a・・・印刷体
1b・・・仮印刷体
2・・・圧胴
3・・・ブランケット胴
3a・・・版胴
4a,4b・・・ガイド部
5・・・チェーン
7・・・回収部
8,9・・・グリッパー
10・・・本体部
11,12・・・紫外線照射装置
13・・・取付部材
14,15,24,34,44・・・紫外線受光器
14a,24a,34a,44a・・・センサー部
16・・・駆動軸
17・・・モータ
19,25a,35a,45a・・・遮光部
22,32,42・・・測定装置
23,33・・・取り付けバー
25,35,45・・・シャッター
25b,35b,45b・・・切り欠き窓
26・・・ケーシング
36・・・軸部
46・・・容器
51・・・フレームアングル
52・・・支持具
100,101・・・枚葉式印刷機
A1,A2・・・印刷部
B・・・排紙部
H・・・ハウジング

Claims (8)

  1. 被印刷体に対して紫外線硬化型インクで印刷する印刷部と、印刷された前記被印刷体に紫外線を照射して印刷体とし該印刷体を回収する排紙部とからなる枚葉式印刷機であって、
    前記排紙部が、前記被印刷体に紫外線を照射するための紫外線照射装置と、
    該紫外線照射装置に対向する位置に常設された紫外線受光器と、
    を備え、
    該紫外線受光器が、前記紫外線照射装置から照射された紫外線量を測定するものである枚葉式印刷機。
  2. 前記印刷部が、前記被印刷体に紫外線を照射するための紫外線照射装置と、
    該紫外線照射装置に対向する位置に常設された紫外線受光器と、
    を更に備え、
    該紫外線受光器が、前記紫外線照射装置から照射された紫外線量を測定するものである請求項1記載の枚葉式印刷機。
  3. 前記被印刷体の搬送速度に対応した速度で前記紫外線受光器のON/OFFが切り替えられる請求項1又は2に記載の枚葉式印刷機。
  4. 前記紫外線受光器が、駆動軸と、該駆動軸に後側部が取り付けられた板状の本体部と、該本体部の前側部の上面に設けられ、前記紫外線照射装置から照射された紫外線を受光するセンサー部と、を有し、
    該本体部が、前記駆動軸を中心に水平方向に揺動可能となっている請求項1又は2に記載の枚葉式印刷機。
  5. 前記本体部が、前記被印刷体の搬送速度に対応した速度で揺動するものである請求項4記載の枚葉式印刷機。
  6. 前記紫外線受光器と前記紫外線照射装置との間にはシャッターが設けられ、
    該シャッターが、紫外線を遮光する遮光部及び紫外線を通過させる切り欠き窓、を有し、
    前記紫外線受光器が、前記紫外線照射装置から照射された紫外線量を、前記切り欠き窓を介して測定するものである請求項1又は2に記載の枚葉式印刷機。
  7. 前記シャッターが、前記被印刷体の搬送速度に対応した速度で、前記紫外線照射装置から照射される紫外線を遮光又は通過させるものである請求項6記載の枚葉式印刷機。
  8. 前記紫外線量の情報がCPU部に送信され、該情報に基づいて、紫外線量の調整が行われる請求項1〜7のいずれか1項に記載の枚葉式印刷機。
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