JP2015214011A - 自転車専用電動整備リフト - Google Patents

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芳男 小野
Yoshio Ono
芳男 小野
美陽児 三浦
Miyoji Miura
美陽児 三浦
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Abstract

【課題】 自転車の整備や修理の現場における作業の環境改善と効率アップに向けて、作業者が立位にて整備が可能となる、電動巻上げ方式の自転車専用電動整備リフトの提供である。【解決手段】 小径車からカゴ付の子供乗せや、電動アシストなどの重量車まで、ほとんどの車種に対応ができ、立位のままで全方向からの整備が可能な作業環境の創出を目標に、垂直移動ボックス5に連結したボトムブラケットハンガー11と、水平ブーム6を介して前記垂直移動ボックス5に接続されたリアハンガー13、及びスライド可能なフロントハンガー14の3点にて、対象とする自転車を支持・固定して、メインマスト3の上部に配備した電動駆動部4をワイヤードリモコン操作で、上述の垂直移動ボックス5及び水平ブーム6をワイヤー4aにて昇降させて、対象とする自転車を、立位での作業が可能な、任意の位置に保持できる。【選択図】図1

Description

本発明は、自転車の整備及び修理の効率化を目的に、立位での作業環境を具現化するための自転車用電動整備リフトに関する。
自動車やバイクの修理工場では、一般的に近代化が進み、自動式のリフトが導入されているが、自転車関連業界の修理を目的とした整備用作業台の多くは、作業者自身が自力にて自転車を載せて固定する方式の作業台が多く、電動などの駆動部を持った作業台やリフトはあまり普及していない。
これまでに、自転車を対象とした駆動方式の作業台は、整備または修理をする自転車のフレームをクランプして上昇させ、作業空間を創出するタイプや、作業台にフレームを下方から支持する冶具を形成して、その作業台を含めて昇降させる方式によって、作業者が立位にて整備や組立を可能とする機器が開発されているが、いずれも駆動源は床面に近い位置に配備されているのが見受けられる。
特開平6−239280 自転車組立スタンド
実登録1556010 自転車車体の支持台
実開平6−042085 自転車用組立作業台
近年、子供乗せの三人乗りや電動アシストなど、自転車が重量化されている現状を鑑み、自動車やバイクの修理工場で導入されているように、自転車の整備や修理の現場においても作業の環境改善と効率アップに向けて、作業者が立位にて、ほとんどの車種に対応した整備が可能となるように、電動巻上げ方式の自転車専用電動整備リフトの提供である。
本発明によれば、自転車を整備するに当り、躯体の基礎を構成する底辺枠部に、垂直にメインマストを建立し、当該メインマストに沿って、摺動・回転部に樹脂製のローラやシールドベアリングを軸受けに装着した垂直移動ボックスと、当該ボックスにクロスする形状にて組み込まれた水平ブームを配備すると共に、上述のメインマストの最上部には、前記垂直移動ボックスに連結したワイヤーによる昇降コントロール機構を担う電動駆動部として、ワイヤードリモコンを接続した巻き上げモーターが、取り付け板を介して配置され、さらに、上記の垂直移動ボックスには、自転車のフレームの主要部であるリアサイドのサドル付近を支持するリアハンガーと、水平距離調整ボックスに接続されたフロントサイドのヘッド付近の支持を図るフロントハンガーが、水平ブームを介して配備され、さらに、ボトムブラケット付近を支持するBBハンガーも、垂直移動ボックスに連結されており、当該垂直移動ボックスの昇降に連動して、各々のハンガーの支持により固定されて、自転車の位置も任意に設定できる。
また、本発明では、対象となる自転車も、小径車からカゴ付の子供乗せ・電動アシストなどの重量車までほとんどの車種に適用できることを目的として、自転車のサドル付近を固定するリアハンガー用としては、上述の水平ブームの片側に位置の異なる2箇所以上の装着口を、反対側には、当該水平ブーム上をスライド可能な水平距離調整ボックスの側面に、自転車のハンドルがあるヘッド付近を支持するフロントハンガーの装着口を配備して、水平ブームに配置された二種のハンガーの組み合わせで、それぞれの車種に対応したフレーム距離長が選択可能となり、もう一つのボトムブラケット付近を固定するためのBBハンガーも、上記の垂直移動ボックスの下部位置に接続されて、その延長上にBBハンガー接続アームに準備された装着口を介して配備されていることも特徴である。。
さらに、本発明では、作業の効率化の面から、シンプルで、かつクィックな操作で自転車の固定が要求されるために、上述したすべてのハンガーの取り付けは、装着口に差し込むだけのセッティングで、無断階に角度や長さが固定できる機構であることから、固定を必要とする箇所には、旋盤などで使用されている片腕方式のラチェットハンドルを装備して、容易にロックできる方式を採用している。
自転車のセット位置として、サドル付近を支持するリアハンガーと、ヘッド付近を支持するフロントハンガーは、上述の水平ブームと垂直移動ボックスとの間を連結にて組み込んだ水平ブーム固定ロッドと、水平ブーム角度調整ガイドの調整によって、水平ブームが時計回りで30度、反時計回りで45度の回転角度の範囲を以って、フレームと共に前後輪の位置が変更できることも特徴としている。
一方で、電動駆動部に連結する昇降用のワイヤードリモコンのコントロールボックスは、2ボタン方式を採用して、上下ボタンを押しているときだけ作動する機能であり、チョン押しにより最小10ミリメートル程度の昇降制御が可能となる機能を有した自転車用電動整備リフトが提供される。
電動整備リフトを導入することで、腰を曲げた姿勢を長時間続けたり、立ったり座ったりの動作を必要としない立位での作業は、作業員も腰痛から開放されて、疲労の軽減が期待されるので、集中力のアップにつながり、作業効率も、30〜50パーセント高められる可能性が期待できる。
電動整備リフトの駆動現である電動駆動部は、メインマストの最上部にある駆動部取り付け板を介して設置されていることで、作業スペースの床面には、躯体の底辺枠部のみとなり、全方位から作業が容易となる。
電動整備リフトの使用に伴って、立位での高さに応じたワゴンを準備して、工具や部品を当該ワゴン上において作業することが実現でき、床面にモノが散乱することがなくなり、作業環境である床面もきれいになり、お客様にも好印象を与えることと共に、整備士とお客様の同一目線にて、作業の経過や修理の内容を説明できるので、交換部品の代金や技術料などの費用請求への理解も得られやすくなる。
電動駆動部に連結する昇降用のコントロールボックスの重量は、約200グラムで、頻繁な操作でもストレスを感じない効果もあると同時に、当該コントロールボックスをオプションにて、フートスイッチに交換することで、作業効率の更なるアップが期待できる。
本電動整備リフトは、整備や点検だけではなく、箱につめられた新品の自転車を取り出す際に、リアとフロントのハンガーに吊り上げベルトをかけることで、女性でも容易な作業を実現できる。
また、1台目の自転車を最上段まで吊り上げることで、駐輪スタンドとしてや、展示用の自転車を高い位置で展示する効果が発揮できることや、下段にて2台目の簡単な整備も可能である。
整備をしない時を想定して、オプションにて躯体底辺枠部にキャスターを取り付けることで、容易な移動を実現することもできる。
本電動整備リフトは、構造は単純であり、日常のメンテナンスも容易であり、組立方式を採用しているので、通常の工具にて組立が可能であり、電源もAC100Vの家庭用電源にて稼動するために、設置場所が限定されない。
本発明の自転車用電動整備リフトに関するイメージを表したデザイン図である。 同電動整備リフトの使用状況と、自転車の位置を示したイラスト図である。 同電動整備リフトの側面組立図である。 同電動整備リフトの正面組立図である。 同電動整備リフトの平面組立図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
修理や整備の対象となる自転車のフレームを観察して、水平ブーム6に配置したリアハンガーの装着口15を選定してリアハンガー13を差し込み、さらに、フロントハンガー14は、水平距離調整ボックス9の装着口に差し込まれているので、前記フレームの距離長にあわせた設定をする。
自転車をメインマスト3に近づける方向で、上述のリアハンガー13は、サドル付近22のフレームに、またフロントハンガー9は、ヘッド付近23のフレームに、形状に合致させながら移動して、二種のハンガーにフレームを差し込むようにセットする。
電動駆動部をリモコン操作にてチョン押し状態で作動させ、自転車がやや浮き上がる程度の位置に巻き上げて、BBハンガー11を同取り付け部10と同接続アーム12とを調整しながらボトムブラケット部21の支持位置を決定した後に、それぞれの固定部位をラチェットハンドル16を用いて固定する。
再度、電動駆動部4を作動させて、ワイヤー4aを巻き上げて、任意の位置に自転車をセットする。自転車の前後の角度を調整する場合には、水平ブーム角度調整ガイド7を用いて水平ブーム固定ロッド8の位置を変更させて決定できる。
最上段の位置に1台目を吊り上げると、下段には1台分のスペースが生じるので、当該スペースを利用して簡単な整備が可能となり、また、1台目が吊り上げられた上段を、駐輪目的や展示スタンドとして活用することも可能である。
前項の目的で、長期間使用する場合や、単純作業のためにBBハンガー11での支持をしないで作業する場合には、安全のために、必ず、積荷を結束するときに使用するワンタッチで脱着が可能なベルトなどを使用して水平ブーム6に結束されることを推奨する。
修理作業が終了したら、電動駆動部4を作動させて、垂直移動ボックス5と共に、自転車を床面まで降下させて、それぞれのハンガーの固定を解除して自転車をリフトから外して終了とする。
1、駆動部取り付け板
2、躯体の底辺枠部
3、メインマスト
4、電動駆動部
4a巻き上げワイヤー
5、垂直移動ボックス
6、水平ブーム
7、水平ブーム角度調整ガイド
8、水平ブーム固定ロッド
9、水平距離調整ボックス
10、BB(ボトムブラケット)ハンガー取り付け部
11、BB(ボトムブラケット付近の支持)ハンガー
12、BBハンガー接続アーム
13、リア(サドル付近の支持)ハンガー
14、フロント(ヘッド付近の支持)ハンガー
15、リアハンガー装着口
16、ラチェットハンドル
21、自転車フレームのBB(ボトムブラケット)付近
22、同サドル付近
23、同ヘッド付近
30、工具用台車

Claims (3)

  1. 本発明では、リフトの躯体の基礎を構成する底辺枠部へ、垂直にメインマストを建立し、当該メインマストに沿って摺動する垂直移動ボックスに連結されて、自転車フレームのボトムブラケット付近を支持するBBハンガーと、同じく前記垂直移動ボックスに連結された水平ブームの一端には、自転車のサドル付近を支持するためのリアハンガーと、それを装着するための装着口が設けられ、また、前記水平ブームの他端には、前記水平ブームに沿ってスライド可能な水平距離調整ボックスに組み込まれて、自転車のヘッド付近を支持するフロントハンガーを配置して、整備対象である自転車のフレーム主要部を差し込んで、支持と固定をする構成としており、前記のメインマストの最上部に配備された電動駆動部を作動させることで、ワイヤーにて連結されている前記垂直移動ボックスを昇降させることを特徴とする自転車専用電動整備リフト。
  2. BBハンガー、リアハンガー及びフロントハンガーは、回転軸に装着され、且つ固定可能なU字の双股構造を有しており、ボトムブラケット付近を支持する前記BBハンガーは、垂直移動ボックスにBBハンガー接続アームを介して接続され、自転車の横ぶれ防止対策となる機能を、また、水平ブームの一端に配備される前記リアハンガーは、2個以上の装着口が予め準備され、他端に配備された水平距離調整ボックスに組み込まれてスライド可能な前記フロントハンガーとの組み合わせを選択すれば、異なった距離長のフレームに対応することができ、さらに、前記水平ブームと垂直移動ボックスとの間に配置する水平ブーム固定ロッドは、水平ブーム角度調整ガイドを以って固定するが、その固定位置を変更することで、上述のリアハンガー及びフロントハンガーで支持された自転車の前後の角度を変更できる機能も有していることを特徴としている請求項1記載の自転車専用電動整備リフト。
  3. さまざまな車種の自転車を整備するにあたり、立位での作業を目的として、当該自転車における各部の寸法こそは異なるが、類似した位置と形状にあるフレームの主要部に相当するサドル付近、ヘッド付近、及びボトムブラケット付近を、個々のハンガーにて支持、固定した状態にて、任意の位置に自転車を昇降させることを特徴とする請求項1及び2記載の自転車専用電動整備リフト。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106004808A (zh) * 2016-06-02 2016-10-12 李井刚 一种修车伸缩专用支架
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CN112405454A (zh) * 2020-10-22 2021-02-26 东风汽车股份有限公司 一种机械式带助力升降的安装辅具
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