JP2015213660A - ラジオコントロール送信機 - Google Patents

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【課題】被操縦体の遠隔操縦で両手が塞がっていても操作することが可能なラジオコントロール送信機を提供する。【解決手段】トリガータイプの送信機1Aは、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部2と、グリップ部2の一端側に設けられるベース部3と、グリップ部2の他端側に設けられ、被操縦体の進行方向を制御するためのホイール21と被操縦体の移動速度を制御するためのトリガー22とを有するヘッド部4とを備え、ホイール21トトリガー22の操作に応じた操縦信号を被操縦体に送信するものであり、ホイール21とトリガー22を操作する両手以外で押下可能なスイッチ機構11をベース部3の外周部に設ける。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)や、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、無線通信により被操縦体を遠隔操作するラジオコントロール送信機に関するものである。
例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)や、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、無線通信により被操縦体を遠隔操作するラジオコントロール送信機には、操縦される被操縦体の種類に応じて様々な形状のものが存在する。
この種のラジオコントロール送信機は、その形状の違いから、スティックタイプとトリガータイプに大別される。スティックタイプのラジオコントロール送信機は、上下方向と左右方向に操作される2本のスティックを筐体の左右に並べて設け、模型自動車、模型飛行機、模型ヘリコプタ、模型船、産業機械などの被操縦体の操作に使用される。また、トリガータイプのラジオコントロール送信機は、エンジン又はモーターのスロットルを操作するトリガーと被操縦体のステアリングを制御するホイールとを備え、主に模型自動車の操作に使用される。
ところで、近年におけるラジオコントロール送信機は、多チャンネル化が進んでおり、被操縦体をより実物に近い状態で操縦するため、スティックやトリガーとは別に、各種機能を実現するための複数のスイッチが設けられている。
この種の複数のスイッチを設けたラジオコントロール送信機としては、例えば下記特許文献1や特許文献2に開示されるものが知られている。これら特許文献1や特許文献2に開示されるラジオコントロール送信機は、各種機能を実現するための複数のスイッチがグリップ部の上部に設けられている。
なお、特許文献2では、アクセル操作用スイッチとブレーキ操作用スイッチとを別体に構成してグリップ部に設け、各スイッチを自由に独立して操作できるようにしている。
意匠登録第1334214号公報 特開2011−110191号公報
しかしながら、上述した従来の特許文献1や特許文献2に開示される各種スイッチは、グリップ部を握る手の指の届く範囲に設けられており、どのスイッチも操縦に使っている左右の手や指を一瞬移動して操作しなければならなかった。言い換えれば、従来のどのラジオコンロール送信機も手や指で操作するスイッチしか装備していなかった。
このため、操縦者はスイッチの操作に気を取られてしまい、集中した状態でスティックやトリガーの操作を行うことができず、操縦ミスも増えるという問題があった。また、スイッチを押す際には、グリップ部を把持した状態で操作するため、グリップ部を強く握り込まなければスイッチをオンすることができなかった。しかも、スイッチをオンさせるために力が入りすぎると、操縦時における送信機のバランスも悪くなり、安定した姿勢で操縦を行うことができなかった。さらに、操縦に使っている手や指を素早く移動して操作しなければならないので、咄嗟にスイッチを押すことが困難であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、被操縦体の遠隔操縦で両手が塞がっていても操作することが可能なラジオコントロール送信機を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載されたラジオコントロール送信機は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するための第一の操作部材と第二の操作部材とを有するヘッド部とを備え、前記第一の操作部材と前記第二の操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
前記第一の操作部材と前記第二の操作部材を操作する両手以外で押下可能なスイッチ機構が前記ベース部の外周部に設けられたことを特徴とする。
請求項2に記載されたラジオコントロール送信機は、被操縦体を制御するための第一の操作部材と第二の操作部材とが並設して筐体に設けられ、前記第一の操作部材と前記第二の操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
前記第一の操作部材と前記第二の操作部材を操作する両手以外で押下可能なスイッチ機構が前記筐体の外周部に設けられたことを特徴とする。
請求項3に記載されたラジオコントロール送信機は、請求項1または2に記載のラジオコントロール送信機において、
前記スイッチ機構は、前記操作部材を操作する操縦者と対面する側に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、被操縦体を遠隔操作して両手が塞がっている状態であっても、両手以外でスイッチ機構を押下し、スイッチ機構のスイッチに割り当てられた機能を働かせることができる。その際、両手を離さず被操縦体の遠隔操作が行えるので、被操縦体の遠隔操作に集中することできる。また、送信機のスイッチ機構が位置する部分に機構や回路が内蔵されるので、その部分の重量が若干重くなり、送信機を操作するときのバランスが向上する。
操作部材を操作する操縦者と対面する側にスイッチ機構を設ければ、被操縦体を遠隔操作する両手以外の身体の一部を使って咄嗟のスイッチ機構の押下にも対応することができる。
操縦者が両手で遠隔操作している最中に並行して操作したい機能をスイッチ機構のスイッチに割り当てておけば、緊急事態の際に咄嗟の判断でスイッチ機構を瞬時に操作し、スイッチに割り当てた機能を即座にオン・オフさせることができる。
本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す側面図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機の全体構成を示す斜視図である。 本発明に係るラジオコントロール送信機のヘッド部とベース部の構成を模式的に示すブロック図である。 (a),(b)本発明に係るラジオコントロール送信機の要部であるスイッチ機構の部分側断面図であり、オフ状態とオン状態を示す図である。 図4のスイッチ機構の部分拡大概略平面図である。 図4のスイッチ機構が採用されるラジオコントロール送信機の他の形態を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係るラジオコントロール送信機(以下、送信機という)は、例えば各種模型体(自動車、オートバイ、航空機、船舶など)や、クレーンなどの産業機械を被操縦体とし、予め決められた周波数帯(例えば2.4GHz帯)を使用し、その周波数帯の中から空きバンドを自動的に選択する周波数ホッピング方式によって送信周波数を決定し、筐体に設けられるトリガーやスティックなどの操作部材の操作に応じた操縦信号(無線電波)を被操縦体に送信することにより被操縦体を遠隔操作するものである。
なお、以下の説明では、送信機をトリガータイプとし、遠隔操作される被操縦体が模型自動車の場合を例にとって説明する。また、被操縦体の動力源としては、エンジンを用いることを想定して説明するが、モーターを動力源として用いることもできる。
[1.送信機の構成について]
トリガータイプの送信機1Aは、図1および図2に示すように、グリップ部2、ベース部3、ヘッド部4を備えて大略構成され、各部の筐体は可撓性を有する熱可塑性樹脂(例えば汎用プラスチック)で形成されている。
<1−1.グリップ部について>
グリップ部2は、一端(下端)側がベース部3と一体をなし、他端(上端)側がヘッド部4と一体をなしており、外形がベース部3側からヘッド部4側に向かって細く楕円柱状に形成される。グリップ部2は、被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持する把持部として機能する。
<1−2.ベース部について>
ベース部3は、グリップ部2の一端(下端)側に設けられ、矩形状に形成される。ベース部3は、グリップ部2を把持する手の下限位置を規制して手がグリップ部2から抜け落ちるのを防ぐとともに、トリガータイプの送信機1Aを使用していないときに例えば地面などに立てて置く際の所定の設置面積を底面に有する脚部としても機能する。
また、ベース部3には、本発明の要部であるスイッチ機構11が設けられている。このスイッチ機構11の構成および作用に関しては追って説明する。
<1−3.ヘッド部について>
ヘッド部4は、グリップ部2の他端(上端)側に設けられ、第一操作部材としてのホイール21と、第二操作部材としてのトリガー22とを備えている。
ホイール21は、被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとしての操作部材である。ホイール21は、図1および図2に示すように、略円板形状の面の中心と軸心を一致させて、略円板状の面と垂直にトリガータイプの送信機1Aのヘッド部4の方向に延在する回転軸によって支持される。ホイール21は、所定の基準位置から左および右回りに回動して被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとして操作される。
トリガー22は、被操縦体の動力源を制御し、被操縦体の移動速度を制御するための操作部材である。トリガー22は、引き金形状をなし、第一のレバーとしてのスロットルレバー22aと、第二のレバーとしてのブレーキレバー22bとから構成される。
トリガー22は、図1に示すように、グリップ部2の上端部分に近接してヘッド部4の裏側に軸支されており、初期位置からヘッド部4に当接する位置まで図1の矢印Aおよび矢印Bの方向に回動可能に取り付けられる。
トリガー22は、一般的にグリップ部2を把持した手の人指し指をスロットルレバー22aにかけて矢印Aの方向に引いて操作され、ブレーキレバー22bをスロットルレバー22aにかけた指の背で押して矢印Bの方向に操作される。
トリガー22は、スロットルレバー22aにかけている指を離すと予め設定している初期位置に自動復帰するようになっている。この初期位置のことをニュートラル位置という。ニュートラル位置では、被操縦体のエンジンは回転しているが、クラッチが切れており、被操縦体は走行しない状態となっている。
なお、被操縦体の動力源がモーターである場合は、ニュートラル位置ではモーターは回転していない。
トリガー22のスロットルレバー22aを図1の矢印Aの方向に引くことで被操縦体のエンジンのスロットルの制御を行い、被操縦体の移動速度を制御する。トリガー22のスロットルレバー22aを矢印Aの方向に操作するほど被操縦体は加速する。
また、トリガー22のブレーキレバー22bを図1の矢印Bの方向に操作することでブレーキの制御を行うようにすることができる。そして、トリガー22のブレーキレバー22bを矢印Bの方向に操作するほど強力なブレーキとなる。
なお、トリガータイプの送信機1Aの設定によっては、トリガー22のブレーキレバー22bを図1の矢印Bの方向に操作すると被操縦体を後進させるものもある。また、被操縦体の動力にモーターを用いた場合も、トリガー22のスロットルレバー22aを図1の矢印Aの方向に操作すると被操縦体を加速させることができる。
さらに、トリガータイプの送信機1Aには、ホイール21とトリガー22以外にも多数のボタンなどの操作部材が設けられている。これらの操作部材には、被操縦体の動作に関わる特殊な操作を割り当てることができる。
また、ヘッド部4には、表示部23とアンテナ24が設けられている。表示部23は、操縦者がグリップ部2を把持したときに、操縦者が表示画面を見やすいように所定角度傾斜して設けられる。表示部23は、トリガータイプの送信機1Aの設定を表示するディスプレイであり、表示部23の周辺に設けられる操作ボタンやスライドスイッチなどの設定用操作部材25の操作により、表示の内容を切り替えたり、トリガータイプの送信機1Aの設定を変更している。
アンテナ24は、操縦者がグリップ部2を把持した状態で表示部23の反対側に位置するヘッド部4の一端部分(すなわち、操縦者がグリップ部2を把持した状態におけるヘッド部4の当該操縦者と対向する側の端部と反対側に位置する端部)に回転自在に軸支されている。アンテナ24は、被操縦体を遠隔操作するときに、ヘッド部4と一体に外形を形成する水平状態(図2の実線)から90°回転して垂直方向に向いた起立状態(図2の一点鎖線)で使用される。アンテナ24は、起立状態で使用することにより、被操縦体の遠隔操作時における指向性を高めることができる。
<1−4.電気的構成について>
さらに、ヘッド部4には、図3に示すように、上述した表示部23、送信部26、記憶部27、制御部28を含む電子回路部が内蔵されている。
なお、ベース部3には、電子回路部の各部(表示部23、送信部26、記憶部27、制御部28)に必要な駆動電力を供給するためのバッテリ29が交換可能に設けられる。
送信部26は、制御部28により生成された送信データを変調・増幅し、この変調・増幅した操縦信号を、制御部28の制御により、アンテナ24を介して被操縦体に送信している。
記憶部27は、設定用操作部材25の操作に基づく各種設定情報を、制御部28の制御により記憶している。また、記憶部27には、トリガータイプの送信機1Aを構成する各部の駆動制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部28は、表示部23、送信部26、記憶部27を統括制御しており、ホイール21やトリガー22の操作や設定に応じた送信データの生成、表示部23の表示制御、送信部26からアンテナ24を介しての操縦信号の出力制御、記憶部27に対する設定情報の保存、記憶部27に記憶される制御プログラムに基づくトリガータイプの送信機1Aの各部の駆動制御などを行っている。
このように構成されるトリガータイプの送信機1Aでは、操縦者が一方の手でグリップ部2を把持し、グリップ部2を把持した手の人指し指をトリガー22にかけてトリガー22の操作を行い、他方の手でホイール21を掴んで操作を行う。そして、このトリガー22とホイール21の操作に応じた操縦信号を被操縦体に送信して被操縦体を遠隔操作する。
[2.スイッチ機構の構成について]
次に、本発明の要部であるスイッチ機構11について図4(a),(b)および図5を参照しながら説明する。
スイッチ機構11は、被操縦体を遠隔操作している時に、ホイール21とトリガー22を操作する両手以外(例えば、身体の一部(胸、腹、肩、股、膝など)や近辺の物(競技場の手摺りなど)でオン・オフ操作されるものである。
スイッチ機構11は、図4(a),(b)に示すように、ベース部3に内蔵されるスイッチ11aと、外部からの押圧力により矢印Gの方向に回動してスイッチ11aの接点を開閉してオン・オフ切り替えするための作動部材11bとから構成される。
スイッチ11aは、外部からの押圧力により作動部材11bが図4や図5の矢印Gの方向に回動して接点が閉じてオンしたときに、接点信号を制御部28に出力している。スイッチ11aには、スイッチ11aからの接点信号の入力を受けて制御部28が実行する任意の機能として、例えばターボ機能のオン・オフ、ミキシング、ジャイロ操作、ラップ計測、急ブレーキ、カメラなどの機能が設定用操作部材25の設定により予め割り当てておくことができる。
作動部材11bは、図4(a),(b)に示すように、断面略コ字状の部材からなり、幅方向(紙面の奥行き方向)の上部両端角部分に突出して形成された回動軸11baを有している。回動軸11baは、図4や図5の矢印Gの方向に回動可能にベース部3の内側面に軸支されている。作動部材11bにおけるスイッチ11aを押圧する内側面11bbは、図5の点線で示すように、スイッチ11aと対向する中央部分を頂点とし、この中央部分から両端部分に向かって対称形状に所定の曲率を有している。これにより、作動部材11bの外周面のどの位置をどの角度から押圧しても内側面11bbがスイッチ11aの中心を押圧し、スイッチ機構11に備えるスイッチ11aの接点を閉じてスイッチ11aがオンすることでスイッチ11aに割り当てられた機能が働く。
なお、図示はしないが、スイッチ機構11には、作動部材11bの外周面への押圧が解除されたときに、作動部材11bを元の位置(図4(a)の状態)に復帰させてスイッチ11aをオフするためのスプリングやバネなどの付勢手段が設けられている。
上記のように構成されるスイッチ機構11は、被操縦体を遠隔操作している時に、トリガータイプの送信機1Aのトリガー22を操作する操縦者と対面するベース部3の外周部に設けることができる。これにより、操縦者は、被操縦体の遠隔操作時の両手が塞がっている状態であっても、トリガータイプの送信機1Aの筐体を身体の一部(例えば、胸、腹、肩、股、膝など)にトリガータイプの送信機1Aを引き寄せたり、近辺の物(例えば、競技場の手摺りなど)にトリガータイプの送信機1Aを押し付けて、作動部材11bを押圧すれば、この押圧力により作動部材11bが回動してスイッチ11aの中央を押圧し、スイッチ機構11に備えるスイッチ11aの接点が閉じてスイッチ11aをオンし、スイッチ11aに割り当てられた機能を働かせることができる。
なお、スイッチ機構11を設ける位置は、被操縦体を遠隔操作する操縦者と対面するベース部3の外周部に限定されるものではなく、ベース部3の外周部であれば任意の位置に設けることができる。また、図4及び図5の例では、1つのスイッチ機構11をベース部3の外周部に設けた構成としているが、複数のスイッチ機構11をベース部3の外周部に設けることもできる。その際、各スイッチ機構11のスイッチ11aに任意の機能を割り当てることができる。
そして、上述したスイッチ機構11を備えたトリガータイプの送信機1Aを用いて被操縦体を遠隔操作する場合には、一方の手でトリガー22を操作し、他方の手でホイール21を操作して両手が塞がっている状態であっても、ホイール21とトリガー22を操作する両手以外の身体の一部(例えば、胸、腹、肩、股、膝など)にトリガータイプの送信機1Aを引き寄せたり、近辺の物(例えば、競技場の手摺りなど)にトリガータイプの送信機1Aを押し付ければ、作動部材11bが押圧され、その押圧力により作動部材11bが回動してスイッチ11aの中央を押圧し、スイッチ機構11に備えるスイッチ11aの接点が閉じてスイッチ11aをオンし、スイッチ11aに割り当てられた機能を働かせることができる。
ところで、図4及び図5では、スイッチ機構11をトリガータイプの送信機1Aに採用した場合を例にとって説明したが、スイッチ機構11をスティックタイプの送信機に採用することもできる。図6はスイッチ機構11をスティックタイプの送信機1Bに採用した場合の送信機の平面図である。
なお、以下の説明では、送信機をスティックタイプとし、遠隔操作される被操縦体が模型自動車の場合を例にとって説明する。また、被操縦体の動力源としては、エンジンを用いることを想定して説明するが、モーターを動力源として用いることもできる。
図6のスティックタイプの送信機1Bは、図1に示すトリガータイプの送信機1Aのホイール21、トリガー22に代えて、2本のスティック31,32を操作部材として備えている。一方のスティック31は、被操縦体の進行方向を制御するためのステアリングとしての操作部材であり、矢印Cおよび矢印Dの方向に操作できる。また、他方のスティック32は、被操縦体の移動速度を制御するための操作部材であり、矢印Eおよび矢印Fの方向に操作できる。
なお、一方のスティック31を上下方向(図6の矢印Eおよび矢印Fの方向)に動かすことで被操縦体の右車輪を制御し、他方のスティック32を上下方向(図6の矢印Eおよび矢印Fの方向)に動かすことで被操縦体の左車輪を制御し、被操縦体の移動速度と進行方向を制御する構成としてもよい。
さらに、被操縦体が模型飛行機や模型ヘリコプタである場合には、図6のスティックタイプの送信機1Bが空用送信機として用いられ、両方のスティック31,32を上下左右方向(図6の矢印Eおよび矢印Fの方向、矢印Cおよび矢印Dの方向)に動かすことができ、被操縦体の移動速度と進行方向を制御することができる。
このスティックタイプの送信機1Bでは、筐体の下端角部分の2箇所にそれぞれスイッチ機構11,11が設けられている。これらスイッチ機構11,11のスイッチ11a,11aには、任意の機能を割り当てることができる。
そして、上述したスイッチ機構11を備えたスティックタイプの送信機1Bを用いて被操縦体を遠隔操作する場合には、スティック31とスティック32を両手で操作して塞がっている状態であっても、スティック31,32を操作する両手以外の身体の一部(例えば、胸、腹、肩、股、膝など)にスティックタイプの送信機1Bを引き寄せたり、近辺の物(例えば、競技場の手摺りなど)にスティックタイプの送信機1Bを押し付ければ、スイッチ機構11に備えるスイッチ11aの接点を閉じてスイッチ11aをオンさせることによりスイッチ11aに割り当てられた機能を働かせることができる。
なお、図6のスティックタイプの送信機1Bでは、筐体の下端角部分の2箇所にそれぞれスイッチ機構11が設けられた構成としたが、これに限定されるものではない。すなわち、スイッチ機構11は、筐体の外周部に設けられるものであり、例えば、下端角部分の一方のみに設けたり、筐体の操作面側の下端縁部分に設けたりすることができる。
ところで、上述したトリガータイプの送信機1Aでは、1つのスイッチ機構11をベース部3の外周部に設けた構成を図示(図4や図5)して説明した。また、上述したスティックタイプの送信機1Bでは、2つのスイッチ機構11を筐体の外周部に設けた構成を図示して説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、トリガータイプの送信機1Aのベース部3の外周部に2つ以上のスイッチ機構11を設けたり、スティックタイプの送信機1Bの筐体の外周部に3つ以上のスイッチ機構11を設ける構成とし、スイッチ機構11のスイッチ11a毎に異なる機能を割り当てることもできる。さらに、スティックタイプの送信機1Bの筐体の外周部に1つのスイッチ機構11を設け、スイッチ機構11のスイッチ11aに機能を割り当てるようにしてもよい。
このように、本例のトリガータイプの送信機1Aとスティックタイプの送信機1Bでは、被操縦体を両手を使用して遠隔操作している状態において、この操作部材(ホイール21とトリガー22、又は2本のスティック31,32)を操作する両手の指が届かない位置、すなわち、ベース部3や筐体の外周部にスイッチ機構11が設けられている。そして、被操縦体の遠隔操作時の両手が塞がっている状態においてスイッチ機構11をオンする場合には、両手が塞がった状態のままトリガータイプの送信機1Aのベース部3やスティックタイプの送信機1Bの筐体を身体の一部(例えば、胸、腹、肩、股、膝など)にトリガータイプの送信機1Aを引き寄せたり、近辺の物(例えば、競技場の手摺りなど)に押し付けたりしてスイッチ機構11に備えるスイッチ11aの接点を閉じてスイッチ11aをオンすることでスイッチ11aに割り当てられた機能を働かせる。
これにより、複数のチャンネルやファンクションスイッチが採用される多チャンネルのトリガータイプやスティックタイプの送信機において、そのスイッチ機能の1つとして、操作部材(ホイール21とトリガー22、又は2本のスティック31,32)を操作する両手以外で押せるスイッチ機構11を採用することにより、操縦者は操作部材の操作に神経を集中しつつ、身体の一部にトリガータイプやスティックタイプの送信機1A,1Bを引き寄せたり、近辺の物にトリガータイプやスティックタイプの送信機1A,1Bに押し付けるだけで簡単にスイッチ機構11のスイッチ11aをオン・オフすることができる。特に、操作部材(ホイール21とトリガー22、又は2本のスティック31,32)を操作する操縦者と対面する側のベース部3や筐体の外周部にスイッチ機構11を設ければ、被操縦体を遠隔操作する両手以外の身体の一部を使って咄嗟のスイッチ機構11の押下にも対応でき、スイッチ11aに割り当てられた機能を即座に働かせることができる。しかも、両手を離さず被操縦体の遠隔操作が行えるので、被操縦体の操縦(走り)に集中することできる。また、スイッチ機構11は、作動部材11bがベース部3や筐体の外周部に大きな押圧面を有して設けられるので、スイッチ11aを確実にオン・オフさせることができる。
また、操縦者が両手を使って被操縦体を遠隔操作している最中に並行して操作したい機能をスイッチ機構11のスイッチ11aに割り当てておけば、緊急事態の際に咄嗟の判断でスイッチ機構11を瞬時に操作し、スイッチ11aに割り当てた機能を即座にオン・オフさせることができる。
さらに、トリガータイプやスティックタイプの送信機1A,1Bのスイッチ機構11が位置する部分(グリップ部2を把持する手元部分、筐体を把持する手元部分)に機構や回路が内蔵されるので、その部分の重量が若干重くなり、トリガータイプやスティックタイプの送信機1A,1Bを操作するときのバランスが向上する。
ところで、上述した実施の形態において、トリガータイプの送信機1Aにおけるトリガー22の形状を図示以外の形状としてもよい。例えば図1に示すトリガー22のスロットルレバー22aとブレーキレバー22bの先端が繋がったリング状の形状とし、矢印A、矢印Bの方向に操作できるようにしてもよい。
以上、本発明に係る送信機の最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1A トリガータイプの送信機(ラジオコントロール送信機)
1B スティックタイプの送信機(ラジオコントロール送信機)
2 グリップ部
3 ベース部
4 ヘッド部
11 スイッチ機構
11a スイッチ
11b 作動部材
11ba 回動軸
21 ホイール(第一の操作部材)
22 トリガー(第二の操作部材)
31,32 スティック(操作部材)

Claims (3)

  1. 被操縦体を遠隔操作するときに操縦者が把持するグリップ部と、該グリップ部の一端側に設けられるベース部と、前記グリップ部の他端側に設けられ、前記被操縦体を制御するための第一の操作部材と第二の操作部材とを有するヘッド部とを備え、前記第一の操作部材と前記第二の操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
    前記第一の操作部材と前記第二の操作部材を操作する両手以外で押下可能なスイッチ機構が前記ベース部の外周部に設けられたことを特徴とするラジオコントロール送信機。
  2. 被操縦体を制御するための第一の操作部材と第二の操作部材とが並設して筐体に設けられ、前記第一の操作部材と前記第二の操作部材の操作に応じた操縦信号を前記被操縦体に送信するラジオコントロール送信機において、
    前記第一の操作部材と前記第二の操作部材を操作する両手以外で押下可能なスイッチ機構が前記筐体の外周部に設けられたことを特徴とするラジオコントロール送信機。
  3. 前記スイッチ機構は、前記操作部材を操作する操縦者と対面する側に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のラジオコントロール送信機。
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