JP2015211989A - 翼材ワークの羽根部加工装置および羽根部加工方法 - Google Patents

翼材ワークの羽根部加工装置および羽根部加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】翼材ワークの羽根部をシェーパ加工によって成形する羽根部加工装置と、翼材ワークの羽根部加工方法を提供する。
【解決手段】本発明は、翼材ワークWの羽根部F1〜F6をシェーパ加工によって成形する羽根部加工装置10であって、翼材ワークWの両端部を所定角度で回転可能に支持するワーク支持装置3と、シェーパ加工するための第1バイト8aおよび第2バイト18aを移動自在に対向させて支持するバイト移動装置20と、を有し、羽根部F1〜F6に対して第1バイト8aおよび第2バイト18aを両側から対向させた状態で羽根部F1〜F6に沿って第1バイト8aおよび第2バイト18aを相対移動させて羽根部F1〜F6を加工する。
【選択図】図1

Description

本発明は、翼材ワークの羽根部加工装置および羽根部加工方法に関する。
一般に、特殊な形状をなした翼材ワーク(回転翼等)の羽根部(ブレード等)は、多軸制御を有するマシニングセンタ等の工作機械によって回転工具を回転させながら加工されるが、使用する工具の固有振動数の影響によりビビリ振動が発生することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載さたれた多軸加工機は、ビビリ振動を抑制するために、ビビリ振動を検出する振動検出部を設けて、ビビリ振動が検出されたときに加工条件を変更する制御を行う。
特開2005−74568号公報(請求項1、図1〜図3)
しかしながら、特許文献1に記載された多軸加工機では、ビビリ振動を検出して加工条件を変更しなければならないため、制御が複雑になるという問題があった。また、ワークに回転工具を片側から押圧しながら加工するとワークWがたわむため、特に羽根部が薄肉の場合には精度が低下したり、加工時間が増大したりするという問題があった。
そこで、本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、翼材ワークの加工時におけるビビリ振動を抑制して高精度に加工し、かつ加工時間を短縮して生産性を向上させることができる翼材ワークの羽根部加工装置および羽根部加工方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の翼材ワークの羽根部加工装置の発明は、翼材ワークの羽根部をシェーパ加工によって成形する羽根部加工装置であって、前記翼材ワークの両端部を所定角度で回転可能に支持するワーク支持装置と、前記シェーパ加工するための第1バイトおよび第2バイトを移動自在に対向させて支持するバイト移動装置と、を有し、前記羽根部に対して前記第1バイトおよび前記第2バイトを両側から対向させた状態で当該羽根部に沿って前記第1バイトおよび前記第2バイトを相対移動させて当該羽根部を加工することを特徴とする。
なお、本明細書において、フィンやブレード等の羽根部を有するタービン等のワークを広く、「翼材ワーク」という。
請求項2に記載の前記バイト移動装置は、請求項1に記載の翼材ワークの羽根部加工装置であって、前記第1バイトを移動する第1バイト移動装置と、前記第2バイトを移動する第2バイト移動装置と、を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の翼材ワークの羽根部加工装置であって、前記ワーク支持装置は、前記翼材ワークの一端を支持して所定角度で回転させる主軸台と、前記翼材ワークの他端を回転自在に支持する心押台と、を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の翼材ワークの羽根部加工装置であって、前記ワーク支持装置は、前記翼材ワークを当該翼材ワークの軸方向に移動させるワーク支持テーブルを備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の翼材ワークの羽根部加工装置であって、前記第1バイトおよび前記第2バイトは、前記羽根部の形状を有する成形バイトであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、翼材ワークの羽根部をシェーパ加工によって成形する羽根部加工方法であって、前記羽根部に対して第1バイトおよび第2バイトを両側から対向させて支持した状態で、当該羽根部に沿って前記第1バイトおよび前記第2バイトを相対移動させて当該羽根部を加工することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の翼材ワークの羽根部加工方法であって、前記第1バイトおよび前記第2バイトは、前記羽根部の形状を有する成形バイトであることを特徴とする。
請求項1に係る翼材ワークの羽根部加工装置の発明は、羽根部に対して第1バイトおよび第2バイトを相対移動させて羽根部を加工するいわゆるシェーパ加工を採用したことにより、回転工具を使用しないためビビリ振動を効果的に抑制することができる。また、羽根部に対して第1バイトおよび第2バイトを両側から対向させた状態で切り込みながら相対移動させるため、第1バイトと第2バイトに作用する切削抵抗の3分力のうち、それぞれの背分力が相殺して羽根部に作用する押圧力を軽減することができる。
このため、請求項1に係る発明は、羽根部の片側から工具を押圧して加工する場合よりも羽根部に生じるたわみを軽減して高精度に加工することができるため、特に羽根部が薄肉で剛性が不足する翼材ワークの加工に好適に適用できる。
請求項1に係る発明は、従来のエンドミル加工による点当り加工をバイトによる線当り加工にすることができるため、羽根部が薄肉で剛性が不足する翼材ワークに対して、局部的に生じる過度な内部応力の発生を抑えて、ビビリ振動を抑制することができる。
また、羽根部の両側からバイトでシェーパ加工を施すことで、羽根部の両面を同時に加工するため、羽根部の加工時間を短縮して生産性を向上させることができる。
このようにして、請求項1に係る翼材ワークの羽根部加工装置は、特殊な形状をなした翼材ワークの加工時におけるビビリ振動を抑制して高精度に加工し、かつ加工時間を短縮して生産性を向上させることができる。
請求項2に係る発明によれば、バイト移動装置は、第1バイトを移動する第1バイト移動装置と、第2バイトを移動する第2バイト移動装置と、を備えていることにより、第1バイトと第2バイトをそれぞれ独立して移動することができるため、特殊な形状を有する翼材ワークに対して柔軟に対応して円滑にシェーパ加工を施すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、ワーク支持装置は、翼材ワークの一端を支持して所定角度で回転させる主軸台と、翼材ワークの他端を回転自在に支持する心押台と、を備えていることにより、複数の羽根部を有する翼材ワークを所定の回転角度で自在に割り出しを行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、ワーク支持装置は、翼材ワークを当該翼材ワークの軸方向に移動させるワーク支持テーブルを備えていることにより、バイトを静止させた状態で翼材ワークを移動させてシェーパ加工することができる。
請求項5に係る発明によれば、第1バイトおよび第2バイトは、羽根部の形状を有する成形バイトであることにより、線当たりで加工することができるため、過度な内部応力の発生を抑えビビリ振動を抑制しながら高精度に加工し、かつ加工時間を短縮して生産性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、特殊な形状をなした翼材ワークを高精度に加工し、かつ加工時間を短縮して生産性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1バイトと第2バイトは、羽根部の形状を有する成形バイトであることから、過度な内部応力の発生を抑えビビリ振動を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る羽根部加工装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る羽根部加工装置を示す右側面図である。 図2に示すワーク支持装置の拡大図である。 (a)は(b)に示すB矢視のクランププレートの正面図、(b)は、ワークの回転軸に装着したドライビングセンタを示す拡大断面図、(c)はピンによる連結を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る翼材ワークの加工方法を示し、(a)は第1バイトおよび第2バイトによる羽根部の先端部の加工、(b)は第1バイトおよび第2バイトによる羽根部の基端部の加工、(c)は第3バイトによる羽根部と羽根部の間の加工を示す拡大図である。 本発明の実施形態に係る翼材ワークの形状を示す正面図である。 図6に示す翼材ワークの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
<羽根部加工装置10の構成>
本発明の羽根部加工装置10は、翼材ワークWの第1羽根部F1〜第6羽根部F6をシェーパ加工によって成形するNC制御の工作機械であり、専用機である。
図1、図2に示すように、羽根部加工装置10は、ベッド1と、ベッド1に対してZ軸移動機構を介して摺動自在に載置されたワーク支持テーブル2と、翼材ワークWの両端部を所定角度で回転可能に支持するワーク支持装置3と、シェーパ加工するための第1バイト8aと第2バイト18aを移動自在に対向させて支持するバイト移動装置20と、を有している。
羽根部加工装置10は、バイト移動装置20によって第1羽根部F1〜第6羽根部F6に対して第1バイト8aと第2バイト18aを両側から対向させた状態で、ワーク支持テーブル2をZ軸方向に移動させることで、第1羽根部F1〜第6羽根部F6に沿って第1バイト8aと第2バイト18aを切り込みながら翼材ワークWを移動させて第1羽根部F1〜第6羽根部F6を加工する。
なお、シェーパ加工とは、バイトとワークとが相対的に接近、離間を繰り返してバイトにより切削加工をする加工をいう。したがって、接近、離間の方向が前後方向に限らず左右方向であってもよく、スロッタのような上下方向であっても構わない。
<翼材ワークW>
図6と図7に示すように、翼材ワーク(以下、ワーク)Wは、アルミ材の押出材、または引抜材であり、例えば、中心の回転軸Fgから複数枚の羽根部(羽)が形成された軽量の翼材である。
ワークWは、中心の回転軸Fgから、例えば、6本の第1羽根部F1〜第6羽根部F6が放射状に例えば、60度ずつ6等配に形成されている。また、第1羽根部F1〜第6羽根部F6の外周部はT字状にフランジ部Faが形成されている。
加工するワークWの第1羽根部F1〜第6羽根部F6は6枚とも同一のため、第1羽根部F1の1枚を詳細に説明して、他は省略する。
第1羽根部F1の先端部は、T字状にフランジ部Faが形成され、フランジ部Faの外周面が外径φDの円弧状に形成されている。また、フランジ部Faと第1羽根部F1との先端付け根部Fbはコーナーアールで形成され、さらに、第1羽根部F1と回転軸Fgとの基端付け根部Fdもコーナーアールで形成されている。
第1羽根部F1の左右の両サイドには若干の削り代があり、また、回転軸Fgの外径φdにも若干の削り代が付いている。
なお、本発明の羽根部加工装置10で加工する場合の前加工は、例えば、NC旋盤による外径φDの旋削加工と、回転軸Fgの両端にドライビングセンタ3e、4eを固定するための穴加工等が施される。
<ベッド1とワーク支持テーブル2>
図1、図2に示すように、ベッド1は、平面視で上面がT字状に形成されている。
また、ベッド1の手前上面には図示しない2本のガイドレールが配置され、その間にZ軸用サーボモータ1dと、図示しないZ軸用ボールねじとナットとからなる公知のZ軸移動機構が配置されている。さらに、図示しない2本のガイドレールに嵌入した計4個のスライドの上にはワーク支持テーブル2が摺動自在に載置されている。
これにより、ワーク支持テーブル2は、図2に示すストロークLの範囲でZ軸方向にストローク(図3参照)してワークWに対してシェーパ加工をすることができる。
<ワーク支持装置3>
図3は、図2に示すワーク支持装置3の拡大図である。
図3示すように、ワーク支持装置3は、ワーク支持テーブル2の上面に載置され、ワークWの一端を把持してワークWを回動し、ワークWの位置決めをする主軸台3aと、ワークWの他端を支持する心押台4aと、を備えている。
さらに、ワーククランプユニット3cがワーク支持テーブル2の上面にボルト3kによって固定されている。ワーククランプユニット3cは、主軸台3aから延設されたクイル3bと回動自在に嵌合して支持している。
また、ワーククランプユニット3cの補助芯押台4cは、心押台4aのクイル4bと回動自在に嵌合して支持している。
補助芯押台4cは、ワーククランプユニット3cに設けられたガイド3iに移動自在に配置されており、図示しないワーククランプユニット3c内に格納されたシリンダの駆動により前進・後退し、前進してクランププレート3d、4dによりワークWを挟持する。また、心押台4aのクイル4bは、シリンダ4fの作動により前進・後退する。
<主軸台3aと心押台4a>
図3に示すように、主軸台3aは、ワークWの一端を支持して所定角度で回転させ、位置決めをし、クランプする。
主軸台3aは、ワークWの軸方向に対して第1羽根部F1〜第6羽根部F6の形状が平行(ストレート)のため、回転の割り出しを行うNC円テーブルである。NC円テーブルは、サーボモータと減速装置により高精度の割り出しを行うことができる。
なお、ワークWの第1羽根部F1〜第6羽根部F6の形状がワークWの軸方向に対してスパイラルの場合は、後記する。
主軸台3aから延設されたクイル3bは、後記するドライビングセンタ3eにピン3pによってワークWに接続される。また、心押台4aから延設されたクイル4bは、後記するドライビングセンタ4eにピン4pによってワークWに接続される。
<クランププレート3d、4d>
図4は、図3に示すワークの拡大図であり、(a)は(b)に示すB矢視のクランププレートの正面図、(b)はドライビングセンタの拡大断面図、(c)はピンの平面図である。
図4の(a)に示すように、例えば、第1羽根部F1の垂直位置が、切削加工位置の一つである。クランププレート3dの形状は、例えば、第1羽根部F1の左右にそれぞれバイトを通すための通し空間を設けるため、略120度のV字状の開口部を設けている。
その開口部の稜線は、例えば、第2羽根部F2と第6羽根部F6に一致させて、第2羽根部F2〜第6羽根部F6の少なくとも5枚を挟持するようになっている。
心押台4aのクランププレート4dは、クランププレート3dと同一の形状である。
図4の(b)に示すように、クイル3b側のドライビングセンタ3eは、ワークWの一端にねじ部3mがねじ込まれ、嵌合部3jが穴に嵌合して一体に固定されている。また、同様に、クイル4b側のドライビングセンタ4eも、ワークWの他端にねじ部4mがねじ込まれ、嵌合部4jが穴に嵌合して一体に固定されている。
さらに、クイル3b側のドライビングセンタ3eには、ねじピース3fが挿着されている。このねじピース3fには当て金3gが格納されている。当て金3gは、ねじピース3fに設けられた穴に挿入され、当て金3gの先端部が、例えば、ねじピース3fの端面からt1(約1mm)だけ突出するように設けられ、付勢するコイルばね3hが内蔵され、さらに、ねじピース3fの穴は、ナット3nによって閉鎖されている。
また、図4の(c)に示すように、クイル3bに溝3rが対向する2か所に形成されており、この溝3rにピン3pが嵌合し、回転方向の連結ができている。
これにより、ピン3pとクイル3bとの連結状態を維持して、ワークWの60度回動の位置割り出しを行う場合、この当て金3gのt1の突出は、クランププレート3dとクランププレート4dによるワークWの挟持が解除されると、コイルばね3hの付勢力が作用して、t1(約1mm)だけ隙間を作る。これにより、軸方向の密着状態が解消されるとともに、その後、クイル3b,4bとワークWを容易に回動することができる。
一方、クランププレート3dとクランププレート4dによるワークWを挟持すると、コイルばね3hの付勢力が負けて陥没し、t1の突出は消滅する。
この結果、ワーククランプユニット3cと補助芯押台4cを設置して、クイル3b,4bを嵌合して支持し、主軸台3側のワークWの支持剛性と、心押台4側のワークWの支持剛性を上げたことにより、第1バイト8aおよび第2バイト18aによるシェーパ加工の切削抵抗の3分力の残り2つ、つまり、主分力と送り分力の影響を最小限に抑えることができる。
<バイト移動装置20>
図1に示すように、バイト移動装置20は、第1バイト8aを移動する第1バイト移動装置11と、第2バイト18aを移動する第2バイト移動装置21と、を備えている。
<第1バイト移動装置11>
正面視で門形に形成されたコラム5の右側には、左右(X1)方向に移動自在の第1サドル6が配置され、第1サドル6には上下(Y1)方向に移動自在の第1クロススライド7が配置され、さらに、第1クロススライド7には第1刃物台8が配置され、この第1刃物台8には、シェーパ加工を施す第1バイト8aが固定されており、これらが第1バイト移動装置11に相当する。
<第2バイト移動装置21>
正面視で門形に形成されたコラム5の左側には、左右(X2)方向に移動自在の第2サドル16が配置され、第2サドル16には上下(Y2)方向に移動自在の第2クロススライド17が配置され、さらに、第2クロススライド17には第2刃物台18が配置され、この第2刃物台18にはシェーパ加工を施す第2バイト18aが固定されており、これらが第2バイト移動装置21に相当する。
これにより、第1バイト8aと第2バイト18aとをワークWに対して対向させた状態で所定の位置に支持することができる。
なお、図1、図2に示すように、機械本体の軸構成は、ワーク支持テーブル2のZ軸移動機構を含めて、5軸(Z,X1,X2,Y1,Y2)からなり、X1軸移動機構、X2軸移動機構、Y1軸移動機構、Y2軸移動機構は、Z軸移動機構と同様に構成することができるが特に限定されるものではない。これらの各軸移動機構は、サーボモータとボールねじとナットによる公知の機構で構成されているため、ここでの説明は省略するが、サーボモータの代わりに、リニアモータを採用しても構わない。
<コラム5と2つのサドル6,16>
図1に示すように、コラム5は、ベッド1の平面視でT字状に拡張された右側上面1aと、左側上面1bに載置され、正面視で門形に形成されている。
コラム5の上部の右端には、X1軸用サーボモータ5aと図示しないボールねじとナットが設けられ、左右(X1)方向へ移動自在の第1サドル6(図2参照)が配置されている。
また、コラム5の上部の左端には、X2軸用サーボモータ15aと図示しないボールねじとナットが設けられ、左右(X2)方向へ移動自在の第2サドル16が配置されている。
<クロススライド7,17>
図2に示すように、第1サドル6の上端部には、Y1軸用サーボモータ6aと図示しないボールねじとナットが設けられ、上下(Y1)方向へ移動自在の第1クロススライド7が配置されている。
また、図1に示すように、第2サドル16の上端部には、Y2軸用サーボモータ16aと図示しないボールねじとナットが設けられ、上下(Y2)方向へ移動自在の第2クロススライド17が配置されている。
<2つの刃物台8,18と第1,第2,第3バイト8a,18a、18b>
第1クロススライド7の下方左側には、第1刃物台8が配置され、第1刃物台8には第1バイト8aとワーク測定センサ9が固定されている。
また、第2クロススライド17の下方右側には、第2刃物台18が配置され、第2バイト18aと、この第2バイト18aに対して所定の間隔を設けて第3バイト18bとが固定されている。そして、第2クロススライド17を移動することで、第2バイト18aまたは第3バイト18bを選択することができる。
第1バイト8aは、第1サドル6の左右(X1)方向と、第1クロススライド7の上下(Y1)方向へ移動自在である。第1バイト8aの刃部形状は、ワークW形状に合わせた成形バイトである。
第2バイト18aは、第2サドル16の左右(X2)方向と、第2クロススライド17の上下(Y2)方向へ移動自在である。第2バイト18aの刃部形状は、ワークW形状に合わせた成形バイトであり、第1バイト8aの刃部形状とは、対称になっている。
つまり、第1バイト8aと第2バイト18aとは、左右対称に配設され、均等に動作して羽根部F1を両側からシェーパ加工をする。
さらに、第2刃物台18の隣に固定された第3バイト18bは、図5(c)に示すように、第1羽根部F1と第2羽根部F2との間を加工するバイトである。第3バイト18bによって、第1羽根部F1の基端付け根部Feと第2羽根部F2の基端付け根部Feのコーナーアールに切り込みながら、外径φdの軸部Fgの外周部をシェーパ加工する。
図1に示すように、ワーク測定センサ9は、ワーク計測装置であり、ワーク測定センサ9の先端部にある接触子(プローブ)を複数か所に接触させることにより、ワークWの位置決めした後の姿勢チェックや、ワークWの羽根部の厚みの測定や、φD、φdの外径測定等を行い、加工寸法の公差から外れた場合は、補正入力後に再起動することができる。
<ドライビングセンタ3e、4eの組み付け>
加工に入る前、ワークWにドライビングセンタ3e、4eの組み付けを行う。この組み付けは、外段取りで行う。外段取りとは、機械稼働率を上げるため、機械の稼働中に、機械の外で行う段取りをいう。
図4の(b)に示すように、翼材ワークWの回転軸Fgの一方には、ドライビングセンタ3eをねじ込んで装着し、回転軸Fgの他方には、ドライビングセンタ4eをねじ込んで装着する。
加工が終了すると、機械のドアを開け、心押台4aのシリンダ4fを駆動してクイル4bを後退させ、ワークWをアンクランプしてワークWを取り出す。
新しいワークWをクイル3b、4bの間に装着し、ピン3p,4pによって係合させて連結し、心押台4aのシリンダ4fを駆動してクイル4bを前進させ、さらに、補助心押台4cを前進させて、第1羽根部F1の位置を垂直に位置決めし、クランププレート3dとクランププレート4dの間にワークWを挟持する。
<ワークWの羽根部加工方法A>
本発明の実施形態に係る羽根部加工装置10を使用したワークWの羽根部加工方法Aは、加工手順を図5の(a)、(b)、(c)に示す3つに区分けして行う方法である。
つまり、ワークWの羽根部加工方法Aの加工手順は、図5(a)に示すように、最初、第1羽根部F1〜第6羽根部F6の先端部のみ6枚加工する第1〜第6工程。
続いて、図5(b)に示すように、第1羽根部F1〜第6羽根部F6の基端部のみ6枚加工する第7〜第12工程。
最後に、図5(c)に示すように、基端部の2か所の基端付け根部Fe,Feのコーナーアールを1本の総形バイト18bで6か所仕上げる第13〜第18工程を終え、ワークWを一個完成させる加工方法である。
ワークWの羽根部加工方法Aは、第1バイト8aと第2バイト18aによる両側から対向させて支持した状態で加工するシェーパ加工(図5の(a)と(b)参照)と、1本の第3バイト18bによるシェーパ加工(図5の(c)参照)とにより、面粗度の小さい仕上がり面で、しかも、大幅な加工時間の短縮を図る方法である。
<羽根部加工方法Aの手順>
<第1〜第6工程>
第1工程は、図5の(a)に示すように、第1羽根部F1の位置を垂直に位置決めし、第1バイト8aおよび第2バイト18aを第1羽根部F1の先端部まで接近させ、コーナーアールと厚みを所定の切り込み量で前後(Z軸)方向へ複数回シェーパ加工を繰り返し、第1羽根部F1の先端部を仕上げる工程である。
第2工程から第6工程は、それぞれ第2羽根部F2から第6羽根部F6を対象として第1工程と同様の加工を行うため、重複する説明は省略する。
<第7〜第12工程>
第7工程は、図5の(b)に示すように、第1羽根部F1の位置を垂直に位置決めし、第1バイト8aおよび第2バイト18aを所定の基端部まで接近し、厚みを所定の切り込み量で前後(Z軸)方向へ複数回シェーパ加工を繰り返し、第1羽根部F1の基端部を加工する工程である。
第8工程から第12工程は、それぞれ第2羽根部F2から第6羽根部F6を対象として第1工程と同様の加工を行うため、重複する説明は省略する。
<第13〜第18工程>
第13工程は、図5の(c)に示すように、第1羽根部F1と第2羽根部F2が左右対称に30度ずつ傾斜して対向する位置に位置決めし、第3バイト18bにより、第1羽根部F1と第2羽根部F2との間に接近し、底部となる外径φdの凸部Feとコーナーアールを下方へ切り込みながら、前後(Z軸)方向へ複数回シェーパ加工を繰り返す工程である。
第14工程から第18工程は、それぞれ第2羽根部F2から第6羽根部F6を対象として第1工程と同様の加工を行うため、重複する説明は省略する。
羽根部加工方法Aは、第1工程から第18工程による手順で全加工を行い、ワークWが一個完成し、羽根部加工方法Aを終了する。
<翼材ワークWの羽根部加工方法Bの手順>
羽根部加工方法Bは、第1羽根部F1の先端部を加工し(図5の(a)参照)、続いて第1羽根部F1の基端部を加工し(図5の(b)参照)、第1バイト8aと第2バイト18aに代えて選択した第3バイト18bによって羽根部F1の基端付け根部の加工を加工する。そして、第1羽根部F1と同様に第2羽根部F2〜第6羽根部F6までを加工する方法である。羽根部加工方法Bは、羽根部加工方法Aに対して加工対象の順序が異なるのみであり、加工内容は同様であるので、重複する説明は省略する。
なお、技術思想の範囲内で種々の改造、変更が可能である。
ワークWの第1羽根部F1〜第6羽根部F6の形状がストレートの場合で説明したが、ワークWの羽根部の形状がスパイラルの場合であってもよい。この場合は、ワーク支持装置3の主軸台3aをダイレクトドライブ(DD)モータに変え、Z軸の回転軸を制御するC軸を付加することにより、Z軸によるワークWの移動と、C軸制御による回転軸を同期させ、第1バイト8aと第2バイト18aとを連動させることにより、ワークWの第1羽根部F1〜第6羽根部F6のスパイラル形状の加工が可能である。
また、第1バイト8aと第2バイト18aは、水平(Z軸)方向への移動はせず、ゼット軸移動機構によってワークWを水平(Z軸)方向へ移動可能に構成したが、第1バイト8aと第2バイト18aを水平(Z軸)方向への移動可能に構成してもよい。
さらに、例えば、スロッタ加工のように、ワークWを垂直方向へ移動可能に配置してもよい。
例えば、図2に示すコラム5をベッド5に見立て、ベッド1をコラム1に見立てるように、図2を90度だけ時計方向へ回転させた構成であっても構わない。
これにより、ベッド5には、図示しないバイト移動装置20である第1バイト8aを移動する第1バイト移動装置11と、第2バイト18aを移動する第2バイト移動装置21とが配置される。ワーク支持装置3は、翼材ワークWの一端を支持して所定角度で回転させる主軸台3aと、翼材ワークWの他端を回転自在に支持する心押台4aとが垂直方向に配置され、主軸台3aと心押台4aとの間で、ワークWを挟持する構成であっても構わない。また、バイト移動装置20のバイトが上下移動してもよいし、これ以外の構成であっても構わない。
1 ベッド
1a 右側上面
1b 左側上面
1d Z軸用サーボモータ
2 ワーク支持テーブル(テーブル)
3 ワーク支持装置
3a 主軸台(NC円テーブル)
3b クイル
3c ワーククランプユニット
3d クランププレート
3e ドライビングセンタ
3f ねじピース
3g 当て金
3h コイルばね
3i ガイド
3j 嵌合部
3k ボルト
3m ねじ部
3n ナット
3p ピン
3r 溝
4a 心押台
4b クイル
4c 補助芯押台
4d クランププレート
4e ドライビングセンタ
4f シリンダ
4p ピン
5 コラム
5a X1軸用サーボモータ
6 第1サドル
6a Y1軸用サーボモータ
7 第1クロススライド
8 第1刃物台
8a 第1バイト
9 ワーク測定センサ
10 羽根部加工装置
11 第1バイト移動装置
15a X2軸用サーボモータ
16 第2サドル
16a Y2軸用サーボモータ
17 第2クロススライド
18 第2刃物台
18a 第2バイト
18b 第3バイト
20 バイト移動装置
21 第2バイト移動装置
F1〜F6 第1羽根部〜第6羽根部(羽根部)
Fa フランジ部
Fb 先端付け根部
Fc 右側面
Fd 左側面
Fe 基端付け根部
Ff 凸部
Fg 回転軸
W 翼材ワーク(ワーク)

Claims (7)

  1. 翼材ワークの羽根部をシェーパ加工によって成形する羽根部加工装置であって、
    前記翼材ワークの両端部を所定角度で回転可能に支持するワーク支持装置と、
    前記シェーパ加工するための第1バイトおよび第2バイトを移動自在に対向させて支持するバイト移動装置と、を有し、
    前記羽根部に対して前記第1バイトおよび前記第2バイトを両側から対向させた状態で当該羽根部に沿って前記第1バイトおよび前記第2バイトを相対移動させて当該羽根部を加工することを特徴とする翼材ワークの羽根部加工装置。
  2. 前記バイト移動装置は、
    前記第1バイトを移動する第1バイト移動装置と、
    前記第2バイトを移動する第2バイト移動装置と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の翼材ワークの羽根部加工装置。
  3. 前記ワーク支持装置は、
    前記翼材ワークの一端を支持して所定角度で回転させる主軸台と、
    前記翼材ワークの他端を回転自在に支持する心押台と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の翼材ワークの羽根部加工装置。
  4. 前記ワーク支持装置は、前記翼材ワークを当該翼材ワークの軸方向に移動させるワーク支持テーブルを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の翼材ワークの羽根部加工装置。
  5. 前記第1バイトおよび前記第2バイトは、前記羽根部の形状を有する成形バイトであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の翼材ワークの羽根部加工装置。
  6. 翼材ワークの羽根部をシェーパ加工によって成形する羽根部加工方法であって
    前記羽根部に対して第1バイトおよび第2バイトを両側から対向させて支持した状態で、当該羽根部に沿って前記第1バイトおよび前記第2バイトを相対移動させて当該羽根部を加工することを特徴とする翼材ワークの羽根部加工方法。
  7. 前記第1バイトおよび前記第2バイトは、前記羽根部の形状を有する成形バイトであることを特徴とする請求項6に記載の翼材ワークの羽根部加工方法。
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