JP2015211797A - 片足立ち運動装置 - Google Patents

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康介 菊川
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Abstract

【課題】短い時間で骨の形成を促すだけでなく、大腰筋・中臀筋を鍛え、身体のバランス 能力を高めるなどの効果が高いと言われている片足立ち運動装置を提供する。【解決手段】平板状の基台と、前記基台により支持された足乗せ台と、前記基台に取り付けられ該基台と前記足乗せ台との間に設けた足乗せ台駆動機構と、制御手段とからなり、前記足乗せ台駆動機構は足乗せ台支持柱と電気信号によって機械的に変位するアクチュエータとで構成し、前記制御手段により前記アクチュエータを作動し前記足乗せ台を傾斜及び/又は揺動させることを特徴とする片足立ち運動装置。【選択図】図2

Description

この発明は、片足立ちによる体幹の向上等を図る片足立ち運動装置に関するものである。
従来の健康器具には、平衡感覚の訓練と足への刺激を同時に実行させ、なおかつ簡便で、家庭でもどこでも手軽に使用できる健康器具として、平衡感覚の訓練と足への刺激を同時に実行させ、なおかつ簡便で、家庭でもどこでも手軽に使用できる健康器具が知られている。
下記特許文献1に記載された発明は、健康用具であり、図7にあるこの健康器具は基本的な形状を円形または楕円形、方形とし、中央部に球面支持機構を設けた台座、前記球面支持機構により保持された足乗せ板とからなり、該足乗せ板は台座に対し所定の間隔をおいて中心部で裏面側から前記球面支持機構により保持連結させることにより回動および傾動自在とするとともに、足乗せ板の上面には足裏に刺激を与えかつ滑り止め効果のある突起植生板を設けて構成したもので、また、足乗せ板と台座との間の間隔を調整できるように、球面支持機構の支持部材に高さ可変機構を付加して構成している。
特開平11−188120
しかしながら、最近は健康志向が高く、より短い時間で骨の形成を促し、股関節や腰、背中周辺の筋肉も鍛える方法を、より積極的に求めるようになって来ている。
また、健康器具の利用者の年齢層は広く、
健常者は手軽に使用できる健康器具として、また平衡感覚の訓練としての利用に於いて、より短時間に熟練度を高めるには、これまでの受け身の考えから、積極的に身体を動かすことを求めている。
一方、特に高齢者にとっては使用時に於いて安全を考慮する必要があり、特許文献1の方法は、足乗せ板は台座に対し所定の間隔Lをおいて中心部で裏面側から前記球面支持機構により保持連結させることにより回動および傾動自在となっていることで、使用時に不意な動きから足乗せ板が急回転したときは大事故に繋がるリスクが高い。
本発明の目的は、簡単に短時間で積極的に体幹能力の向上や健康トレーニングを行うことができ、使用時に安全度の高い片足立ち運動装置を提供することで上記課題を解決する。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様の片足立ち運動装置は、平板状の基台 と、前記基台により支持された足乗せ台と、前記基台に取り付けられ該基台と前記足乗 せ台との間に設けた足乗せ台駆動機構と、制御手段とからなり、前記足乗せ台駆動機構 は足乗せ台支持柱と電気信号によって機械的に変位するアクチュエータとで構成し、前 記制御手段により前記アクチュエータを作動し前記足乗せ台を傾斜及び/又は揺動させ ることを特徴とする。
本発明の第2の態様の片足立ち運動装置は、前記足乗せ台駆動機構を構成する足乗せ 台支持柱は前記基台の中央に1ヶ所、アクチュエータは前記基台の略4隅または略4隅 を対角で結んだ線上のそれぞれのいずれかの端に設置し、前記足乗せ台を全方面に傾斜 及び/又は揺動させることを特徴とする。
本発明の第3の態様の片足立ち運動装置は、前記基台は長方形とすると共に前記足乗 せ台駆動機構を構成する足乗せ台支持柱は前記基台の中央長手方向に2ヶ所、アクチュ エータは前記基台の長手方向の略中央と直角に交わる線上の中心より遠い片方または両 方に設置し、前記足乗せ台を該足乗せ台の長手方向の両側に傾斜及び/又は揺動させる ことを特徴とする。
本発明の第4の態様の片足立ち運動装置は、前記制御手段は、前記足乗せ台の揺動範囲 或いは駆動速度を予め設定されたプログラムによって制御することを特徴とする。
器具を使用しない片足立でも体幹を鍛える効果は高いことは知られているが、バランスをとる感覚に慣れるとその要領が良くなり、運動効果が小さくなる。
本発明の片足し運動装置は、片足立ちしている床面の足乗せ台を、装置を用いて強制的に不安定にし、バランス感覚に慣れた人であっても運動効果を高めることができる。
また、運動効果を使用者のレベルに応じて行うことができるよう足乗せ台の傾斜及び/又は揺動方向・駆動速度をプログラム設定できるようにしている。
更に、足乗せ台はアクチュエータ及び基台と連結されていることで、足乗せ台が急に回転することはなく安全に使用することができる。
図1は片足立ち運動装置を使用しているときの概略斜視図である。 図2は足乗せ台の中央に足乗せ台支持柱、アクチュエータを4ヶ所設けた全方面へ傾斜及び/又は揺動する片足立ち運動装置の平面2a・正面2b・側面図2cである。 図3は足乗せ台の中央に足乗せ台支持柱、アクチュエータを2ヶ所設けた全方面へ傾斜及び/又は揺動する片足立ち運動装置の平面3-1・平面3-2である。 図4は足乗せ台の中央長手方向に足乗せ台支持柱を2ヶ所設けて、足乗せ台の長手方向両側に傾斜及び/又は揺動させる片足立ち運動装置の平面4a・正面4b・側面図4cである。 図5は足乗せ台と足乗せ台支持柱の接続部の断面構造図である。 図6は足乗せ台支持柱を用いたときに足乗せ台に掛る力の関係を表す図で、図6aは足乗せ台支持柱が無し、図6bは足乗せ台支持柱が有りの概略図である。 図7は先行事例の健康器具を示す構造立体図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は本発明の技術思想を具体化するための片足立ち運動装置を例示するものであって、本発明をこれらに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、実施例に従って説明する。
以下、本発明を具現化した一実施の形態である片足立ち運動装置1について、図面を参照して説明する。図1は片足立ち運動装置1の概略斜視図で、その構成は制御部2、片足立ち装置部3およびそれを連結する連結部4からなる。
使用者は片足立ち装置部3の足乗せ台32の中央に片足を載せ、該足乗せ台32の傾斜に応じてバランスをとっているところである。
図2は、片足立ち運動装置の平面2a・正面2b・側面図2cで、片足立ち装置部3の 足乗せ台駆動機構33の足乗せ台支持柱331を基台31の中央に1ヶ所、アクチュエ ータ332を基台31の略4隅に4ヶ所設けた全方面へ傾斜及び/又は揺動する片足立 ち運動装置1である。
平面図2aの左は制御部2、右は片足立ち装置部3、中央は連結部4で片足立ち運動装置1が構成されている。
制御部2は電源21と足乗せ台32を作動させるプログラム設定するスイッチ類22とからなる。事例では制御部2と片足立ち装置部3を独立させ、連結しているが、制御部2を片足立ち装置部3の中に組み込んで設け、リモコン式とすることもできる。
また、音楽を楽しみながら運動できるように、ipodなどから音楽を取り込めるようにして、その音源やリズムをプログラムに反映するとより楽しめる。
片足立ち装置部3は、基台31、足乗せ台32と足乗せ台駆動機構33とからなり、該足乗せ台駆動機構33は基台31の中央に設けた足乗せ台支持柱331と、基台31の略4隅に設けられ足乗せ台32と接続された電気信号によって機械的に変位するアクチュエータ332を4組とで構成し、前記制御手段により前記アクチュエータ332を作動し、足乗せ台32を傾斜及び/又は揺動させる。
前記アクチュエータ332は、ステップモータ式、油圧式、電磁石式や流体バネ式などにすることもできる。いずれも汎用性のあるものを使用できることから、詳細な説明を省略する。
また前記アクチュエータ332の力率等を勘案し、該アクチュエータ332と足乗せ台32の間に梃子を利用する方法もある。
本願発明の前記基台31に設けられている足乗せ台駆動機構33を構成する足乗せ台支持柱331は、先行事例に於いても球面支持機構が設けられているが、その目的とするところは全く異なる。
先行事例は図7にあるように足乗せ板は台座に対し所定の間隔Lにより回転および傾動自在とし、足乗せ板の上下の可動域は所定の間隔Lに制限されている。
一方、本願発明の前記足乗せ台支持柱331は、足乗せ台32の中央部に位置して、該足乗せ台32にかかる重量を支えることでアクチュエータ332の作動負荷を軽くしている。また、制御手段により前記アクチュエータ332の上下作動範囲をコントロールできるので、先行事例にある球面支持機構の高さ可変装置は不要であり、更には、足乗せ台32が回転することはないので、安全に使用することができる。
前記のアクチュエータ332にかかる作動負荷について図6で説明している。
図6は足乗せ台支持柱331を用いたときに足乗せ台32に掛る力の関係を表す概略図で、図6aは足乗せ台支持柱331が無し、図6bは足乗せ台支持柱331が有りの図である。
図6aのように足乗せ台32の中央にWの重量を、該足乗せ台32の一方を基台に接し(支点B)、他方(力点A)を押し上げる場合の負荷は、足乗せ台32の中央(作用点C)にW×1/2の重量がかかる。
一方、図6bのように足乗せ台32の中央にWの重量を、足乗せ台32の中央部に足乗せ台支持柱331を設けた場合、他方(力点A)を押し上げる場合、足乗せ台32の中央(作用点C)にかかる負荷は小さいことが明白で、これからアクチュエータ332の作動負荷を軽くすることができる。
図3はアクチュエータが2ヶ所で全方面へ駆動揺動する片足立ち運動装置1の平面3-1・平面3-2である。
図2の基本構成であるアクチュエータ332を4ヶ所から2ヶ所としたもので、ステップモータ式や油圧式であれば足乗せ台の全方向への駆動揺動は可能で、アクチュエータ332への負荷が重くなるが、製作コストを安価にすることが出来る。
なお、アクチュエータ332を2ヶ所にするときは、図3-1と平面3-2のいずれかの方式となる。
図4は足乗せ台支持柱331を2ヶ所設け、足乗せ台32の長手方向両側に傾斜及び/又は揺動させる片足立ち運動装置1の平面4a・正面4b・側面図4cである。
該片足立ち運動装置1は、図2・3の全方面傾斜型と異なり、身体の横方向への傾斜・揺動に限定したものである。
片足立ちの場合は両足立ちと違い不安定であるため、身体の横方向への傾斜・揺動させるだけで十分に運動効果を得ることができることと、また、全方面傾斜と比して、構造・制御も簡単で製作コストも安価にできる。
なお、アクチュエータ332は、図4では2ヶ所としているが、1ヶ所にする方法でも良い。
図5は足乗せ台と足乗せ台支持柱接続部の構造図の一例で、この接続具は機械加工後の製品を鍛造で一体型に成形している。全方面へ回転し、傾斜角は1〜20度前後に設定が可能となっている。
1 片足立ち運動装置
2 制御部
21 電源
22 スイッチ類
3 片足立ち装置部
31 基台
32 足乗せ台
33 足乗せ台駆動機構
331 足乗せ台支持柱
332 アクチュエータ
4 連結部
A 力点
B 支点
C 作用点
W 重量
α 傾斜角度
この発明は、片足立ちによる体幹の向上等を図る片足立ち運動装置に関するものである。
従来の健康器具には、平衡感覚の訓練と足への刺激を同時に実行させ、なおかつ簡便で、家庭でもどこでも手軽に使用できる健康器具として、平衡感覚の訓練と足への刺激を同時に実行させ、なおかつ簡便で、家庭でもどこでも手軽に使用できる健康器具が知られている。
下記特許文献1に記載された発明は、健康用具であり、図7にあるこの健康器具は基本的な形状を円形または楕円形、方形とし、中央部に球面支持機構を設けた台座、前記球面支持機構により保持された足乗せ板とからなり、該足乗せ板は台座に対し所定の間隔をおいて中心部で裏面側から前記球面支持機構により保持連結させることにより回動および傾動自在とするとともに、足乗せ板の上面には足裏に刺激を与えかつ滑り止め効果のある突起植生板を設けて構成したもので、また、足乗せ板と台座との間の間隔を調整できるように、球面支持機構の支持部材に高さ可変機構を付加して構成している。
特開平11−188120
しかしながら、最近は健康志向が高く、より短い時間で骨の形成を促し、股関節や腰、背中周辺の筋肉も鍛える方法を、より積極的に求めるようになって来ている。
また、健康器具の利用者の年齢層は広く、
健常者は手軽に使用できる健康器具として、また平衡感覚の訓練としての利用に於いて、より短時間に熟練度を高めるには、これまでの受け身の考えから、積極的に身体を動かすことを求めている。
一方、特に高齢者にとっては使用時に於いて安全を考慮する必要があり、特許文献1の方法は、足乗せ板は台座に対し所定の間隔Lをおいて中心部で裏面側から前記球面支持機構により保持連結させることにより回動および傾動自在となっていることで、使用時に不意な動きから足乗せ板が急回転したときは大事故に繋がるリスクが高い。
本発明の目的は、簡単に短時間で積極的に体幹能力の向上や健康トレーニングを行うことができ、使用時に安全度の高い片足立ち運動装置を提供することで上記課題を解決する。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様の片足立ち運動装置は、平板状の基台と、 前記基台により支持された足乗せ台と、前記基台に取り付けられ該基台と前記足乗せ台との 間に設けた足乗せ台駆動機構と、制御手段とからなり、前記足乗せ台駆動機構は足乗せ台支 持柱と電気信号によって機械的に変位するアクチュエータとで構成し、前記制御手段により 前記アクチュエータを作動し前記足乗せ台を傾斜させて、片足立ちの体制を強制的に不安定 にすることを特徴とする。
本発明の第2の態様の片足立ち運動装置は、前記足乗せ台駆動機構を構成する足乗せ台支 持柱は前記基台の中央に1ヶ所、アクチュエータは前記基台の略4隅または略4隅を対角で 結んだ線上のそれぞれのいずれかの端に設置し、前記足乗せ台を全方面に傾斜させて、片足 立ちの体制を強制的に不安定にすることを特徴とする。
本発明の第3の態様の片足立ち運動装置は、前記基台は長方形とすると共に前記足乗せ台 駆動機構を構成する足乗せ台支持柱は前記基台の中央長手方向に2ヶ所、アクチュエータは 前記基台の長手方向の略中央と直角に交わる線上の中心より遠い片方または両方に設置し、 前記足乗せ台を該足乗せ台の長手方向の両側に傾斜させて、片足立ちの体制を強制的に不安 定にすることを特徴とする。
本発明の第4の態様の片足立ち運動装置は、前記制御手段は、前記足乗せ台の傾斜範囲或い は駆動速度を予め設定されたプログラムによって制御することを特徴とする。
器具を使用しない片足立でも体幹を鍛える効果は高いことは知られているが、バランスをとる感覚に慣れるとその要領が良くなり、運動効果が小さくなる。
本発明の片足し運動装置は、片足立ちしている床面の足乗せ台を、装置を用いて強制的に不安定にし、バランス感覚に慣れた人であっても運動効果を高めることができる。
また、運動効果を使用者のレベルに応じて行うことができるよう足乗せ台の傾斜・駆動速度をプログラム設定できるようにしている。
更に、足乗せ台はアクチュエータ及び基台と連結されていることで、足乗せ台が急に回転することはなく安全に使用することができる。
図1は片足立ち運動装置を使用しているときの概略斜視図である。 図2は足乗せ台の中央に足乗せ台支持柱、アクチュエータを4ヶ所設けた全方面へ傾斜する片足立ち運動装置の平面2a・正面2b・側面図2cである。 図3は足乗せ台の中央に足乗せ台支持柱、アクチュエータを2ヶ所設けた全方面へ傾斜する片足立ち運動装置の平面3-1・平面3-2である。 図4は足乗せ台の中央長手方向に足乗せ台支持柱を2ヶ所設けて、足乗せ台の長手方向両側に傾斜させる片足立ち運動装置の平面4a・正面4b・側面図4cである。 図5は足乗せ台と足乗せ台支持柱の接続部の断面構造図である。 図6は足乗せ台支持柱を用いたときに足乗せ台に掛る力の関係を表す図で、図6aは足乗せ台支持柱が無し、図6bは足乗せ台支持柱が有りの概略図である。 図7は先行事例の健康器具を示す構造立体図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は本発明の技術思想を具体化するための片足立ち運動装置を例示するものであって、本発明をこれらに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、実施例に従って説明する。
以下、本発明を具現化した一実施の形態である片足立ち運動装置1について、図面を参照して説明する。図1は片足立ち運動装置1の概略斜視図で、その構成は制御部2、片足立ち装置部3およびそれを連結する連結部4からなる。
使用者は片足立ち装置部3の足乗せ台32の中央に片足を載せ、該足乗せ台32の傾斜に応じてバランスをとっているところである。
図2は、片足立ち運動装置の平面2a・正面2b・側面図2cで、片足立ち装置部3の足乗 せ台駆動機構33の足乗せ台支持柱331を基台31の中央に1ヶ所、アクチュエータ33 2を基台31の略4隅に4ヶ所設けた全方面へ傾斜する片足立ち運動装置1である。
平面図2aの左は制御部2、右は片足立ち装置部3、中央は連結部4で片足立ち運動装置1が構成されている。
制御部2は電源21と足乗せ台32を作動させるプログラム設定するスイッチ類22とからなる。事例では制御部2と片足立ち装置部3を独立させ、連結しているが、制御部2を片足立ち装置部3の中に組み込んで設け、リモコン式とすることもできる。
また、音楽を楽しみながら運動できるように、ipodなどから音楽を取り込めるようにして、その音源やリズムをプログラムに反映するとより楽しめる。
片足立ち装置部3は、基台31、足乗せ台32と足乗せ台駆動機構33とからなり、該足乗せ台駆動機構33は基台31の中央に設けた足乗せ台支持柱331と、基台31の略4隅に設けられ足乗せ台32と接続された電気信号によって機械的に変位するアクチュエータ332を4組とで構成し、前記制御手段により前記アクチュエータ332を作動し、足乗せ台32を傾斜させる。
前記アクチュエータ332は、ステップモータ式、油圧式、電磁石式や流体バネ式などにすることもできる。いずれも汎用性のあるものを使用できることから、詳細な説明を省略する。
また前記アクチュエータ332の力率等を勘案し、該アクチュエータ332と足乗せ台32の間に梃子を利用する方法もある。
本願発明の前記基台31に設けられている足乗せ台駆動機構33を構成する足乗せ台支持柱331は、先行事例に於いても球面支持機構が設けられているが、その目的とするところは全く異なる。
先行事例は図7にあるように足乗せ板は台座に対し所定の間隔Lにより回転および傾動自在とし、足乗せ板の上下の可動域は所定の間隔Lに制限されている。
一方、本願発明の前記足乗せ台支持柱331は、足乗せ台32の中央部に位置して、該足乗せ台32にかかる重量を支えることでアクチュエータ332の作動負荷を軽くしている。また、制御手段により前記アクチュエータ332の上下作動範囲をコントロールできるので、先行事例にある球面支持機構の高さ可変装置は不要であり、更には、足乗せ台32が回転することはないので、安全に使用することができる。
前記のアクチュエータ332にかかる作動負荷について図6で説明している。
図6は足乗せ台支持柱331を用いたときに足乗せ台32に掛る力の関係を表す概略図で、図6aは足乗せ台支持柱331が無し、図6bは足乗せ台支持柱331が有りの図である。
図6aのように足乗せ台32の中央にWの重量を、該足乗せ台32の一方を基台に接し(支点B)、他方(力点A)を押し上げる場合の負荷は、足乗せ台32の中央(作用点C)にW×1/2の重量がかかる。
一方、図6bのように足乗せ台32の中央にWの重量を、足乗せ台32の中央部に足乗せ台支持柱331を設けた場合、他方(力点A)を押し上げる場合、足乗せ台32の中央(作用点C)にかかる負荷は小さいことが明白で、これからアクチュエータ332の作動負荷を軽くすることができる。
図3はアクチュエータが2ヶ所で全方面へ傾斜する片足立ち運動装置1の平面3-1・平面3-2である。
図2の基本構成であるアクチュエータ332を4ヶ所から2ヶ所としたもので、ステップモータ式や油圧式であれば足乗せ台の全方向への傾斜は可能で、アクチュエータ332への負荷が重くなるが、製作コストを安価にすることが出来る。
なお、アクチュエータ332を2ヶ所にするときは、図3-1と平面3-2のいずれかの方式となる。
図4は足乗せ台支持柱331を2ヶ所設け、足乗せ台32の長手方向両側に傾斜させる片足立ち運動装置1の平面4a・正面4b・側面図4cである。
該片足立ち運動装置1は、図2・3の全方面傾斜型と異なり、身体の横方向への傾斜に限定したものである。
片足立ちの場合は両足立ちと違い不安定であるため、身体の横方向へ傾斜させるだけで十分に運動効果を得ることができることと、また、全方面傾斜と比して、構造・制御も簡単で製作コストも安価にできる。
なお、アクチュエータ332は、図4では2ヶ所としているが、1ヶ所にする方法でも良い。
図5は足乗せ台と足乗せ台支持柱接続部の構造図の一例で、この接続具は機械加工後の製品を鍛造で一体型に成形している。全方面へ傾斜し、傾斜角は1〜20度前後に設定が可能となっている。
1 片足立ち運動装置
2 制御部
21 電源
22 スイッチ類
3 片足立ち装置部
31 基台
32 足乗せ台
33 足乗せ台駆動機構
331 足乗せ台支持柱
332 アクチュエータ
4 連結部
A 力点
B 支点
C 作用点
W 重量
α 傾斜角度

Claims (4)

  1. 平板状の基台と、前記基台により支持された足乗せ台と、前記基台に取り付けられ該基台と前記足乗せ台との間に設けた足乗せ台駆動機構と、制御手段とからなり、前記足乗せ台駆動機構は足乗せ台支持柱と電気信号によって機械的に変位するアクチュエータとで構成し、前記制御手段により前記アクチュエータを作動し前記足乗せ台を傾斜及び/又は揺動させることを特徴とする片足立ち運動装置。
  2. 前記足乗せ台駆動機構を構成する足乗せ台支持柱は、前記基台の中央に1ヶ所、アクチュエータは前記基台の略4隅または略4隅を対角で結んだ線上のそれぞれのいずれかの端に設置し、前記足乗せ台を全方面に傾斜及び/又は揺動させることを特徴とする請求項1に記載の片足立ち運動装置。
  3. 前記基台は長方形とすると共に前記足乗せ台駆動機構を構成する足乗せ台支持柱は、前記基台の中央長手方向に2ヶ所、アクチュエータは前記基台の長手方向の略中央と直角に交わる線上の中心より遠い片方または両方に設置し、前記足乗せ台を該足乗せ台の長手方向の両側に傾斜及び/又は揺動させることを特徴とする請求項1に記載の片足立ち運動装置。
  4. 前記制御手段は、前記足乗せ台の揺動範囲或いは駆動速度を予め設定されたプログラムによって制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の片足立ち運動装置。
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KR20220014409A (ko) * 2020-07-27 2022-02-07 신한대학교 산학협력단 방사선 검사용 후족부 자세 보조기

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