JP2015211414A - データ処理端末およびデータ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線接続システムは、ユーザが操作するためのユーザ用端末(手元端末(101))と、手元端末(101)と無線接続して手元端末(101)から送信されたデータ処理を行うデータ処理端末(遠隔端末(102))とを有する。遠隔端末(102)は、手元端末(101)と無線接続する通信部(201)と、通信部(201)に無線接続されたことがある手元端末(101)の情報を保持する記憶部(接続認証データ保持部(202))と、記憶部に保持された特定の手元端末(101)との間で無線接続した後、データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たな手元端末(101)の接続を可能とする制御を行う制御部(205)と、を有する。
【選択図】図2
Description
(1)接続する機器それぞれを接続認証可能の状態にする。
(2)このとき、被接続側はペアリング可能(検索可能)な状態となる。
(3)接続側は、Bluetoothによる周辺の接続可能機器を検索し、被接続機器を発見する。
(4)発見した被接続機器と接続機器とでペアリング処理を行う。
(5)ユーザは、接続機器に対して指定された暗証番号を入力する。ただし、接続機器にUI(User Interface)がない場合、暗証番号の入力が割愛される場合もある。
(A)ハードウェア(スイッチ)などを押すのが困難
(B)リモコンなどの機器が必要(実装コストが増える)
という課題が生じる。また、上記のようなUIを用意しない場合、機器同士を常に接続可能状態を保持することも考えられる。これにより、ユーザがスイッチやリモコンの操作をすることもなくなるため、ユーザの操作回数を減らすことができる。
(C)意図しないユーザからの接続認証が許容される。
という課題が生じる。(C)に関しては、例えば、主電源投入後1分間のみ機器に接続するなどの回避方法が考えられる。しかしながら、特許文献1のように照明と主電源を兼用する構成を考えた場合、ユーザが照明操作を意図して主電源の電源投入を行った場合にも、接続認証許可状態となってしまい、「意図しないユーザの接続が可能である」という意味では同様である。この接続認証許可がなされている状態では、意図しないで機器に接続したユーザが悪意あるユーザである場合であっても、その悪意あるユーザが接続認証登録をしてしまった場合、簡単に機器に接続されてしまう恐れが生じる。
(第1の実施の形態)
本実施の形態において、本発明の基本的な構成を説明する。なお、無線接続によって送受信できるデータは、画像データや音データ、文字データなど多岐にわたるが、本発明においては、音データとして説明を進める。
遠隔端末102は、例えば、図示したように天井104に支持される。この際、シーリングライトなどを天井104に取り付けるローゼットに対して、シーリングライトの代わりに遠隔端末102を接続することによって、遠隔端末102が電源供給を受けることができる。ここではユーザは、一般的なシーリングライトの主電源のオン/オフと同様に、壁面スイッチ103などを用いることによって、主電源から遠隔端末102への電源供給を操作することができる。
遠隔端末102は、手元端末101との無線接続を確立し、手元端末101からの各種データ(例えば、音データ、リモート制御データなど)を受け取る通信部201と、通信部201の無線接続のためのデータ(接続履歴、接続先、主接続端末など)を保持するための接続認証データ保持部202と、通信部201から各種データを受け取り、情報提示部204へ出力するためのデータに変換するデータ処理部203と、データ処理部203から受け取った処理データを出力する情報提示部204(スピーカユニット)と、遠隔端末102の各部を制御する制御部205とを有する。制御部205は、例えば本実施の形態に係る遠隔端末102の各機能を実現するためのプログラムを記憶するメモリと、該メモリからプログラムを読み出して実行する制御プロセッサを有してなる。また上記接続認証データ保持部は、本発明の記憶部に相当する。
図3は、遠隔端末の動作の一例を示すフローチャートである。まずステップS1において、遠隔端末102の主電源がONにされると、遠隔端末102の通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続認証リストを参照し、参照した接続認証リストに手元端末101の登録(履歴)があるか否かを確認する。接続認証リストには、手元端末101に接続要求を行うときの接続優先度と、接続優先度により優先度が決められている手元端末101の端末IDと、各手元端末101ごとにメイン接続端末かサブ接続端末かを判断するためのメイン/サブフラグと、手元端末101ごとに接続中であるか(最終接続先か)もしくはそれ以外の状態であるかを示す最終接続フラグとが登録される。この接続認証リストの具体例は後述する。
ここで、遠隔端末の動作状態は、初期化モードになっている。初期化モードに関しては、後述する。
ステップS4において、通信部201は、接続要求を送った手元端末101との接続が成功したか否かを判定する。接続成功の場合(ステップS4−Yes)、ステップS5に進む。接続失敗の場合(ステップS4−No)、ステップS8に進む。
ステップS6において、通信部201は、接続された手元端末101から各種データを受け取り、データ処理部203が処理できる形に変換して、データ処理部203に送る。例えば、受け取ったデータが符号化された音データであれば、通信部201ではこれを復号してデータ処理部203に送る。データ処理部203は、受け取ったデータを情報提示部204が提示するためのデータに変換し、情報提示部204に送る。例えば、受け取った音データの音圧レベルの変更や、各種イコライジングなどを行う。情報提示部204は、受け取ったデータを提示する。例えば、出力用に生成された音データをスピーカユニットから出力する。
また、接続要求モードが、最終接続モードの場合(ステップS8−No)、ステップS12に進む。最終接続モードは、接続認証リストの最終接続先の手元端末101のみに接続要求を行うモードである。
ステップS11において、通信部201は、接続要求を送った手元端末101との接続可否を判定する。接続成功の場合(ステップS11−Yes)、ステップS5に進み、手元端末101との接続を維持する接続モードに遷移する。また接続失敗の場合(ステップS11−No)、ステップS9へ戻る。
ステップS13において、通信部201は、接続認証登録済みの手元端末101からの接続要求を待つ。接続要求があった場合(ステップS13−Yes)、接続要求があった手元端末101との接続を確立し、ステップS5へ進み接続モードへ遷移する。接続要求がなかった場合(ステップS13−No)、ステップS12に戻り、待機モードを継続する。なお、ここで接続認証登録済みでない手元端末101から接続要求があっても接続要求がないものと判断し、待機モードを維持する。
ここでは、ステップS1において、遠隔端末102の通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続認証リストを参照し、手元端末101の登録(履歴)が1台もない場合(ステップS1−No)、初回認証登録モードへ遷移する(ステップS14)。初回認証登録モードは、接続認証要求を送信した手元端末101との間で接続認証登録手続きを行い、接続認証登録した手元端末101をメイン接続端末として登録する処理である。
ステップS13において、通信部201は、接続認証登録済みの手元端末101からの接続要求を待つ。接続要求があった場合(ステップS13−Yes)、接続要求があった手元端末101との接続を確立し、ステップS5へ進み接続モードへ遷移する。接続要求がなかった場合(ステップS13−No)、ステップS12に戻り、待機モードを継続する。なお、ここで接続認証登録済みでない手元端末101から接続要求があっても接続要求がないものと判断し、待機モードを維持する。
図5の初回認証登録モードは、遠隔端末102の接続認証リストに、手元端末101が1台も接続認証登録されていない場合に遷移する。ここでステップS21において、通信部201は、初回認証登録モードに遷移し、手元端末101からの検索により接続候補として発見される状態となる。
ステップS22において、通信部201は、接続認証要求の有無を確認する。ここで手元端末101により発見され、手元端末101から接続認証要求を受信した場合(ステップS22−Yes)、ステップS23に進む。手元端末101からの接続認証要求がなかった場合(ステップS22−No)、ステップS24に進む。
図6の新規認証登録モードは、図3および図4のステップS2において、接続認証許可フラグがONの場合に遷移する。ここでステップS31において、通信部201は、新規認証登録モードに移行し、手元端末101からの検索により接続候補として発見される状態となる。
ステップS32において、通信部201は、接続認証要求の有無を確認する。ここで手元端末101により発見され、手元端末101から接続認証要求を受信した場合(ステップS32−Yes)、ステップS33に進む。手元端末101からの接続認証要求がなかった場合(ステップS32−No)、ステップS34に進む。
メイン接続端末とは、接続認証データ保持部202に保持される接続認証許可フラグをONにする(新規認証登録モードに遷移させる)ために利用する端末である。サブ接続端末は上記の接続認証許可フラグに影響しない端末である。
メイン接続端末の数は任意であり、メイン接続端末数が1の場合、初回に接続認証登録された手元端末101がメイン接続端末となり、それ以降の新規接続認証登録された手元端末101は全てサブ接続端末となる。メイン接続端末の数がn(2以上)の場合、初回に接続認証登録された手元端末101と、新規接続認証登録された手元端末101のn−1番目までがメイン接続端末となり、それ以降の接続認証登録端末がサブ接続端末となる。なお、全ての手元端末101をメイン接続端末として登録するようにしてもよい。
主電源OFFモード11は、遠隔端末102の主電源が落ちている状態である。遠隔端末102の主電源がONになったとき、遠隔端末102は初期化モード13に遷移する。
ここで初期化モード13は、手元端末101からの接続要求や接続認証リスト、接続認証許可フラグの状態をチェックしている状態であり、図3におけるステップS2からステップS4、およびステップS8からステップS11の状態に相当する。
ここで認証登録モード14は、初回接続認証登録モードおよび新規接続認証登録モードを包括するモードであり、図5におけるステップS21〜S24、図6におけるステップS31〜S34に相当し、待機モードは図3におけるステップS12〜S13に相当する。
また、認証登録モード14は、所定時間が経過した場合、待機モード15に遷移する。
接続モード16は、いずれかの手元端末101との接続が確立されている状態である。接続している手元端末101との接続が切断した場合、待機モード15に遷移する。
ここで接続認証登録フラグは、認証登録モード14、待機モード15、接続モード16に遷移した段階でOFFとなる。接続モード16に移行し、メイン接続端末と遠隔端末102とが接続した状態において、メイン接続端末側から遠隔端末102との接続を切断し、更に遠隔端末102の主電源を一度OFFにした場合に、接続認証登録フラグはONとなる。
(1)メイン接続端末から接続を解除
(2)遠隔端末102の主電源を一度OFFにし、再度ONにする。
という手順によってのみ、新規認証登録モードへと移行することになる。単に、シーリング側の遠隔端末102の主電源を操作しただけでは、新規認証登録モードへは移行しない。この接続認証登録フラグにより、新規認証登録モードへの遷移は制限され、ユーザの意図しないタイミングでの接続認証手続きを極力避けることができる。
なお、接続認証登録フラグをONにする条件として手順(1)と(2)の実施に時間制限を設けても良い。例えば手順(1)を実施して1分以内に手順(2)が実施された場合のみ接続認証登録フラグをONにするものとしてもよい。
接続認証リストは、「接続優先度」、「端末ID」、「メイン/サブフラグ」、「最終接続先フラグ」を項目として有している。ここで接続認証リストに登録される最大端末数は任意である。
「優先度」は遠隔端末102から接続要求を行うときの優先度を定めるものであり、図3のステップS10に示したように、遠隔端末102では、リスト巡回要求モードで接続要求を行うときに、接続認証リストの優先度の高い手元端末から順に接続要求を行う。接続された手元端末101は、優先度が繰り上げられる。
「メイン/サブフラグ」は、上述のメイン接続端末、およびサブ接続端末を判別するためのフラグである。
「最終接続先フラグ」は、現在接続中、もしくは一度接続を切断した際に最終接続された手元端末101を「TRUE」とし、それ以外の端末を「FALSE」とする。最終接続された手元端末101は、図3のステップS3において接続要求される端末を示す。
なお、例えば、遠隔端末102にリセットボタンを新たに具備し、当該リセットボタンをユーザが押下することによって、接続認証リストをリセットするような構成としてもよい。
第1の実施の形態における構成によって、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末に無線接続されるデータ処置端末およびデータ処理方法を提供することができる。
上記の第1の実施の形態の構成においては、メイン接続端末として登録される手元端末101は、接続認証許可フラグをONにし、新規認証登録モードに遷移させるために使用される。ここで例えば、メイン接続端末として登録されている手元端末101を全てなくしてしまった場合、新規認証登録モードに遷移させることができなくなってしまう。
本実施の形態においては、遠隔端末102は、第1の実施の形態の図8に示した接続認証リストに加え、図9に示すような接続履歴リストを有する。
接続履歴リストは、遠隔端末102に接続した手元端末101の履歴を保持する。本接続履歴リストは、接続確立時(接続モードになったタイミング)に更新される。
図10のステップS41において、遠隔端末102の通信部201は、接続モードに遷移したかどうかのチェックを行う。接続モードに遷移した場合(ステップS41−Yes)、ステップS42に進む。接続モードに遷移しなかった場合(ステップS41−No)、接続モードへの遷移を待つ。
接続モードに遷移すると、ステップS42において、通信部201は、図9に示す接続履歴リストを更新する。ここでは最新の接続先の端末IDを接続履歴の番号1に登録し、順に接続履歴を繰り下げる。
例えは図9に記載の接続履歴リストの例では、閾値を3とするとき、最新の3つの接続履歴に端末ID「EEE」が登録されている。従ってこの場合、ステップS43はYesとなり、ステップS44に進む。なお、図9の接続履歴リストの例では、最大で7つまで接続履歴を保持するように表現してあるが、接続履歴リストの保持数が閾値数となるようにしておいてもよい。
図8の接続認証リストにおいて、端末ID「EEE」を有する端末はサブ接続端末であるが、図9および図10の処理によってメイン接続端末に昇格する。このとき、メイン接続端末の最大数が3である場合、メイン接続端末のうち最も接続優先度が低い端末ID「CCC」をもつ手元端末101は、優先度が「4」のサブ接続端末に繰り下げられる。そして端末ID「EEE」をもつ手元端末101は、接続優先度「1」のメイン接続端末として登録される。
なお、上記の閾値を「1」とした場合、最新の接続先の順にメイン接続端末として登録される構成となる。以上の構成によって、メイン接続端末に登録された手元端末101を切り替えることができる。
第2の実施の形態の構成において、メイン接続端末の更新をすることができる。この場合、メイン接続端末を更新するためには、閾値として設定された回数だけ連続で任意の手元端末101を遠隔端末102に接続する必要があり、例えば、メイン接続端末への登録作業中に他の手元端末の接続を許してしまった場合、更新手続きが初めからやり直しになってしまう。本実施の形態では、上記に鑑みて、同じ手元端末を連続して接続させることなくメイン接続端末を更新できるようにする。
図11は、本実施の形態における「接続認証リスト」であり、第1の実施の形態における「接続認証リスト」の拡張例である。この接続認証リストは、「優先度」、「端末ID」、「メイン/サブフラグ」、「最終接続先フラグ」に加えて、「接続スコア」を有する。
ステップS51において、遠隔端末102の通信部201は、接続モードに遷移したかどうかのチェックを行う。接続モードに遷移した場合(ステップS51−Yes)、ステップS52に進む。接続モードに遷移しなかった場合(ステップS51−No)、接続モードへの遷移を待つ。
1次得点 = 接続履歴最大数 −(接続履歴No−1)
となるように設定している。次に、それぞれの履歴に対して重みづけ得点を算出する。
重みづけ得点 = 1次得点/1次得点総和
となる。最後に、端末IDごとの総和値を求めることで、図13の接続認証リスト21のような接続スコアを得る。ここで、メイン接続端末への更新閾値を0.5とした場合、上述と同様にして、端末ID「EEE」の端末がメイン接続端末として更新される。
以上の構成によって、必ずしも同じ端末を連続して接続させることなく、メイン接続端末に登録された端末を切り替えることができる。
第1の実施の形態〜第3の実施の形態による構成によって、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末に無線接続されるデータ処置端末およびデータ処理方法を提供することができる。ここでメイン接続端末として登録された手元端末101が全て故障や紛失してしまった場合、新たなメイン接続端末を追加することができなくなってしまう。そこで、本実施の形態においては、例外的にメイン接続端末として手元端末101を必ず登録できるようにする。
図15に示すように、専用端末110は、接続優先度が「0」として登録される。また、メイン接続端末として固定されて登録される。すなわち、この専用端末110は、第2の実施の形態もしくは第3の実施の形態におけるメイン接続端末への登録手続きによって、サブ接続端末とされることはない。
認証パスワードは、例えば、紙などに印刷し、専用端末110の取扱説明書などとともにユーザに引き渡しておく。ユーザは専用端末110にそのパスワードを認識させることで、専用端末110と遠隔端末102を接続させることができる。
すなわち、初回起動時には、接続認証リストには専用端末110が登録されているが、専用端末110は登録履歴としてみなされないため、ステップS1は「No」と判定される。
初回起動時に、新規端末が登録されなかった場合、ステップS12に示す待機モードに移行するが、専用端末110から接続要求を送ることによって、専用端末110を接続させることが可能である。
本状況においては、図3のステップS1は「Yes」となり、ステップS2も「Yes」となる。そしてステップS3において、最終接続先である接続優先度が「5」の端末(端末ID「EEE」)は、電源OFFになっているため、ステップS4は接続不成功となって「No」となる。
このとき、本実施の形態においては、接続優先度が「0」である専用端末110は、判定の対象に含まれないようにすると好適である。専用端末110を判定に含めると、専用端末110が電源ONになっている限り、必ず接続が確立してしまう。そのため、次回主電源投入時に、ステップS2において「No」となってしまい、意図しないユーザからの接続認証が許容される状態となってしまうためである。しかし、専用端末110が電源OFFであれば、上記のような状態とはならないため、専用端末110を判定に含む構成であってもよい。これにより、専用端末110はメイン接続端末として登録され続ける構成となる。
以上の構成によって、メイン接続端末として登録された端末が全て故障や紛失してしまった場合においても、新たに接続端末を追加できるようになる。
更に送受信できるデータも音データに限らず画像データ、文字データ等、種々のデータであってよい。例えば、天井に取り付けられたシーリングライトの照明パターンに関するデータや、壁掛け時計に表示する画像データに関するデータであってもよい。また、マルチコプタのように遠隔作業のできる機材に撮像装置を取り付け、マルチコプタの移動情報や撮像装置によって空撮された画像データや音声データ等をやり取りするようにすることもできる。
また、上記の各実施例において、添付図面に図示されている構成等については、あくまで一例であり、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
Claims (5)
- ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末であって、
前記ユーザ用端末と無線接続する通信部と、
前記通信部に無線接続されたことがある前記ユーザ用端末の情報を保持する記憶部と、
前記記憶部に保持された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末の接続を可能とする制御を行う制御部と、を有することを特徴とする、データ処理端末。 - 請求項1に記載のデータ処理端末であって、
前記ユーザ用端末から送信され、前記通信部によって受信された音声データを音声出力可能に処理するデータ処理部と、該データ処理部で処理された音声データを出力するための音声出力部と、を備えることを特徴とする、データ処理端末。 - 請求項1または2に記載のデータ処理端末において、
前記記憶部は、前記データ処理端末に接続可能な前記ユーザ用端末を登録する接続認証リストと、新たなユーザ用端末を新規登録するモードへ遷移するか否かを決定する接続認証許可フラグとを保持し、前記接続認証リストには、登録されたユーザ用端末ごとに、新たなユーザ用端末の新規登録を可能とするメイン接続端末かあるいは前記新規登録ができないサブ接続端末かの区別を示す情報を記録し、
前記制御部は、前記メイン接続端末として登録されたユーザ用端末と無線接続した後、前記データ処理端末の主電源がOFFにされた際に、前記接続認証フラグをONにし、
前記データ処理端末の主電源が再度ONになったときに、前記接続認証許可フラグがONになっている場合、前記新たなユーザ用端末から送信された接続要求を認証して、該新たなユーザ用端末を前記接続認証リストに登録する、ことを特徴とするデータ処理端末。 - 請求項1または2に記載のデータ処理端末において、
前記制御部は、前記データ処理端末の主電源がONになったときに、前記接続認証リストを参照し、該接続認証リストに前記ユーザ用端末の登録がなく、新たな前記ユーザ用端末との接続が確立された場合に、当該ユーザ用端末を前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録する、ことを特徴とするデータ処理端末。 - ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末によって実行されるデータ処理方法であって、
前記データ処理端末に前記ユーザ用端末を接続する際に、前記データ処理端末が予め登録された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末が前記データ処理端末に対して接続可能とすること、を特徴とするデータ処理方法。
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