JP2015211414A - データ処理端末およびデータ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末とデータ処理装置とを無線接続する。
【解決手段】無線接続システムは、ユーザが操作するためのユーザ用端末(手元端末(101))と、手元端末(101)と無線接続して手元端末(101)から送信されたデータ処理を行うデータ処理端末(遠隔端末(102))とを有する。遠隔端末(102)は、手元端末(101)と無線接続する通信部(201)と、通信部(201)に無線接続されたことがある手元端末(101)の情報を保持する記憶部(接続認証データ保持部(202))と、記憶部に保持された特定の手元端末(101)との間で無線接続した後、データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たな手元端末(101)の接続を可能とする制御を行う制御部(205)と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ処理端末およびデータ処理方法に関し、より具体的には、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザ操作用の端末と無線接続するデータ処理端末およびデータ処理方法に関する。
デジタル機器、特にモバイル機器の普及に伴い、短距離無線通信技術は我々にとってより身近な技術となってきている。例えば、家庭内においては、ユーザは、無線LANを用いてパソコンとプリンタを接続し、無線経由でデータを送ることで、プリント、スキャン機能を扱うことができる。また、携帯電話などの携帯端末上に保存された音楽データを、Bluetooth(登録商標)を用いて、無線接続されたスピーカから再生することも可能である。
これらの短距離無線通信技術によって、有線接続時に生じていたケーブルの経年劣化や、コネクタ部の破損などの問題点が改善された。しかし短距離無線通信技術は、2.4GHz帯や5GHz帯など、予め定められた周波数帯を利用しており、他の機器との干渉・混信によって送信データにノイズが重畳されたり、データ欠損する可能性がある。また、無線での接続のため、ユーザの意図しない機器との接続や、悪意あるユーザからの攻撃を受ける可能性もある。このため、一般的には、セキュリティを確保した接続を行うために、様々な暗号化技術を採用したり、ユーザによる暗証番号の入力により接続認証(Bluetoothにおいては、ペアリングと呼ばれる)を行うことによって、ユーザの意図した機器のみを接続できるようにしている。
以上のように、デジタル機器同士を無線接続し、所望のデータをやり取りすることができる。しかし、デジタル機器が充電池などを備えない限りは、デジタル機器に対する電源用の電線が必要となるため、完全なワイヤレス状態にはならない。また、デジタル機器の設置環境によっては、設置環境の景観を損ねるほか、電源用ケーブルにユーザが引っかかることにより転倒する恐れも生じる。
そこで、天井照明用の電源供給を利用し、さらに無線通信によってオーディオデータを受け取り、再生するスピーカ配設システム及びスピーカ装置に関する発明が開示されている(特許文献1)。ここでは天井照明用の電源供給を利用することによって、電源ケーブルを含めたケーブルの目立たないスピーカシステムを提供することができる。
特許第5168632号公報
前述の通り、短距離無線通信技術においてセキュリティを確保するためには、接続認証の手続きが必要である。ここで、接続認証手続きの手順に関して考えると、例えばBluetoothの場合、以下の手続きが必要となる。
(1)接続する機器それぞれを接続認証可能の状態にする。
(2)このとき、被接続側はペアリング可能(検索可能)な状態となる。
(3)接続側は、Bluetoothによる周辺の接続可能機器を検索し、被接続機器を発見する。
(4)発見した被接続機器と接続機器とでペアリング処理を行う。
(5)ユーザは、接続機器に対して指定された暗証番号を入力する。ただし、接続機器にUI(User Interface)がない場合、暗証番号の入力が割愛される場合もある。
特許文献1に示された発明のように、ユーザが直接触れることが困難な位置(天井)に設置されるシステムにおいて、このような接続認証手続きを行う場合、
(A)ハードウェア(スイッチ)などを押すのが困難
(B)リモコンなどの機器が必要(実装コストが増える)
という課題が生じる。また、上記のようなUIを用意しない場合、機器同士を常に接続可能状態を保持することも考えられる。これにより、ユーザがスイッチやリモコンの操作をすることもなくなるため、ユーザの操作回数を減らすことができる。
しかしながら、この場合、
(C)意図しないユーザからの接続認証が許容される。
という課題が生じる。(C)に関しては、例えば、主電源投入後1分間のみ機器に接続するなどの回避方法が考えられる。しかしながら、特許文献1のように照明と主電源を兼用する構成を考えた場合、ユーザが照明操作を意図して主電源の電源投入を行った場合にも、接続認証許可状態となってしまい、「意図しないユーザの接続が可能である」という意味では同様である。この接続認証許可がなされている状態では、意図しないで機器に接続したユーザが悪意あるユーザである場合であっても、その悪意あるユーザが接続認証登録をしてしまった場合、簡単に機器に接続されてしまう恐れが生じる。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末に無線接続するデータ処理端末および該データ処理端末により実行するデータ処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末であって、前記ユーザ用端末と無線接続する通信部と、前記通信部に無線接続されたことがある前記ユーザ用端末の情報を保持する記憶部と、前記記憶部に保持された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末の接続を可能とする制御を行う制御部と、を有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理端末が、前記ユーザ用端末から送信され、前記通信部によって受信された音声データを音声出力可能に処理するデータ処理部と、該データ処理部で処理された音声データを出力するための音声出力部と、を備えることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記記憶部は、前記データ処理端末に接続可能な前記ユーザ用端末を登録する接続認証リストと、新たなユーザ用端末を新規登録するモードへ遷移するか否かを決定する接続認証許可フラグとを保持し、前記接続認証リストには、登録されたユーザ用端末ごとに、新たなユーザ用端末の新規登録を可能とするメイン接続端末かあるいは前記新規登録ができないサブ接続端末かの区別を示す情報を記録し、前記制御部は、前記メイン接続端末として登録されたユーザ用端末と無線接続した後、前記データ処理端末の電源がOFFにされた際に、前記接続認証フラグをONにし、前記データ処理端末の電源が再度ONになったときに、前記接続認証許可フラグがONになっている場合、前記新たなユーザ用端末から送信された接続要求を認証して、該新たなユーザ用端末を前記接続認証リストに登録する、ことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記制御部は、前記データ処理端末の電源がONになったときに、前記接続認証リストを参照し、該接続認証リストに前記ユーザ用端末の登録がなく、新たな前記ユーザ用端末との接続が確立された場合に、当該ユーザ用端末を前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録する、ことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末によって実行されるデータ処理方法であって、前記データ処理端末に前記ユーザ用端末を接続する際に、前記データ処理端末が予め登録された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末が前記データ処理端末に対して接続可能とすること、を特徴としたものである。
本発明によれば、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末と無線接続するデータ処理端末および該データ処理端末により実行するデータ処理方法を提供することができる。
本発明による無線接続システムの概略構成例を説明するための図である。 無線接続システムが有する遠隔端末の構成の例を示す図である。 無線接続システムが有する遠隔端末の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 無線接続システムが有する遠隔端末の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。 無線接続システムにおける初回認証登録モードの動作例を説明するためのフローチャートである。 無線接続システムにおける新規認証登録モードの動作例を説明するためのフローチャートである。 無線接続システムの遠隔端末におけるモード状態遷移について説明する図である。 遠隔端末の接続認証データ保持部に記録されている接続認証リストの一例を示す図である。 遠隔端末の接続認証データ保持部に記録されている接続履歴リストの一例を示す図である。 無線接続システムが有する遠隔端末の動作のさらに他の例を説明するためのフローチャートである。 遠隔端末の接続認証データ保持部に記録されている接続認証リストの他の例を示す図である。 無線接続システムが有する遠隔端末の動作のさらに他の例を説明するためのフローチャートである。 遠隔端末の接続認証データ保持部に記録されている接続履歴リストおよび接続認証リストのさらに他の例を示す図である。 本発明による無線接続システムの他の実施形態における概略構成例を説明するための図である。 遠隔端末の接続認証データ保持部に記録されている接続認証リストのさらに他の例を示す図である。
以下、本発明に係わる実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態において、本発明の基本的な構成を説明する。なお、無線接続によって送受信できるデータは、画像データや音データ、文字データなど多岐にわたるが、本発明においては、音データとして説明を進める。
図1(A)に示すように、本実施の形態に係るデータ処理システムが適用される無線接続システムは、ユーザの手元のユーザ操作用端末(手元端末101)と、ユーザから離れた場所に設置される端末(遠隔端末102)とからなる。遠隔端末102は、本発明のデータ処理端末に相当するものである。
遠隔端末102は、例えば、図示したように天井104に支持される。この際、シーリングライトなどを天井104に取り付けるローゼットに対して、シーリングライトの代わりに遠隔端末102を接続することによって、遠隔端末102が電源供給を受けることができる。ここではユーザは、一般的なシーリングライトの主電源のオン/オフと同様に、壁面スイッチ103などを用いることによって、主電源から遠隔端末102への電源供給を操作することができる。
さらに図1(B)に示すように、上記図1(A)の構成の遠隔端末102にさらにローゼット部分を設けることで、本無線接続システムの遠隔端末102の下にシーリングライト105などを重ねて接続することができる。
次に、遠隔端末102の構成の例を図2に示す。
遠隔端末102は、手元端末101との無線接続を確立し、手元端末101からの各種データ(例えば、音データ、リモート制御データなど)を受け取る通信部201と、通信部201の無線接続のためのデータ(接続履歴、接続先、主接続端末など)を保持するための接続認証データ保持部202と、通信部201から各種データを受け取り、情報提示部204へ出力するためのデータに変換するデータ処理部203と、データ処理部203から受け取った処理データを出力する情報提示部204(スピーカユニット)と、遠隔端末102の各部を制御する制御部205とを有する。制御部205は、例えば本実施の形態に係る遠隔端末102の各機能を実現するためのプログラムを記憶するメモリと、該メモリからプログラムを読み出して実行する制御プロセッサを有してなる。また上記接続認証データ保持部は、本発明の記憶部に相当する。
続いて、遠隔端末102の動作の流れについて図3〜図7を用いて説明する。
図3は、遠隔端末の動作の一例を示すフローチャートである。まずステップS1において、遠隔端末102の主電源がONにされると、遠隔端末102の通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続認証リストを参照し、参照した接続認証リストに手元端末101の登録(履歴)があるか否かを確認する。接続認証リストには、手元端末101に接続要求を行うときの接続優先度と、接続優先度により優先度が決められている手元端末101の端末IDと、各手元端末101ごとにメイン接続端末かサブ接続端末かを判断するためのメイン/サブフラグと、手元端末101ごとに接続中であるか(最終接続先か)もしくはそれ以外の状態であるかを示す最終接続フラグとが登録される。この接続認証リストの具体例は後述する。
接続認証リストに手元端末101の登録がある場合(ステップS1−Yes)、ステップS2に進む。接続認証リストに登録がない場合(ステップS1−No)、初回認証登録モードに遷移する(ステップS14)。初回認証登録モードは、接続認証要求を送信した手元端末101との間で接続認証登録手続きを行い、接続認証登録した手元端末101をメイン接続端末として登録する処理である。
ここで、遠隔端末の動作状態は、初期化モードになっている。初期化モードに関しては、後述する。
ステップS2において、通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続認証許可フラグの状態を参照する。接続認証許可フラグがOFFの場合(ステップS2−Yes)、ステップS3に進む。フラグONの場合(ステップS2−No)、新規認証登録モードに遷移する(ステップS15)。新規認証登録モードは、接続認証要求を送信した端末との間で接続認証登録手続きを行い、接続認証登録した端末をメイン接続端末、もしくはサブ接続端末として登録する処理である。
ステップS3において、通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続認証リストを参照し、参照した接続認証リストの最終接続先(最新履歴)の手元端末101に接続要求を送る。なお、ここでは最終接続先の手元端末101に接続要求を送るようにしているが、接続認証リストから接続優先度の最も高い手元端末101に接続要求を送るものとしてもよい。
ステップS4において、通信部201は、接続要求を送った手元端末101との接続が成功したか否かを判定する。接続成功の場合(ステップS4−Yes)、ステップS5に進む。接続失敗の場合(ステップS4−No)、ステップS8に進む。
ステップS5において、通信部201は、手元端末101との接続を維持する接続モードに遷移する。遠隔端末102では、接続モードに移行した時点で、データ処理部203への電源供給をONにすることにより、電力量を削減することもできる。
ステップS6において、通信部201は、接続された手元端末101から各種データを受け取り、データ処理部203が処理できる形に変換して、データ処理部203に送る。例えば、受け取ったデータが符号化された音データであれば、通信部201ではこれを復号してデータ処理部203に送る。データ処理部203は、受け取ったデータを情報提示部204が提示するためのデータに変換し、情報提示部204に送る。例えば、受け取った音データの音圧レベルの変更や、各種イコライジングなどを行う。情報提示部204は、受け取ったデータを提示する。例えば、出力用に生成された音データをスピーカユニットから出力する。
そしてステップS7において、通信部201は、接続状態の確認を行う。接続中の手元端末101との接続が切断された場合(ステップS7−Yes)、ステップS12に進んで待機モードに遷移する。接続が継続している場合(ステップS7−No)、ステップS6に戻ってデータの受け取りを続行する。
一方、ステップS4で接続が成功しなかった場合、ステップS8において、通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続要求モードを参照する。接続要求モードが、リスト巡回要求モードの場合(ステップS8−Yes)、ステップS9に進む。リスト巡回要求モードとは、最終接続先(あるいは最優先接続先)の手元端末101との接続ができなかった場合、接続認証リストの優先度順に接続要求を行うモードである。
また、接続要求モードが、最終接続モードの場合(ステップS8−No)、ステップS12に進む。最終接続モードは、接続認証リストの最終接続先の手元端末101のみに接続要求を行うモードである。
ステップS9において、通信部201は、接続認証リストに記載されたすべての手元端末101に接続要求を行ったか否か判定する。接続要求を行っていない手元端末101が存在する場合(ステップS9−No)、ステップS310に進む。すべての手元端末101に接続要求が行われ、接続要求を行っていない手元端末101が存在しない場合(ステップS9−Yes)、ステップS12に進む。
ステップS10において、通信部201は、接続認証リストのうち、まだ接続要求を行ってなく、また、接続優先度が次に高い手元端末101に対して接続要求を行う。
ステップS11において、通信部201は、接続要求を送った手元端末101との接続可否を判定する。接続成功の場合(ステップS11−Yes)、ステップS5に進み、手元端末101との接続を維持する接続モードに遷移する。また接続失敗の場合(ステップS11−No)、ステップS9へ戻る。
一方、リスト巡回要求モードで、すべての手元端末101に接続要求が行われた場合、ステップS12において、通信部201は、手元端末101からの接続要求を待つ待機モードに移行する。待機モードは、いずれの手元端末101とも接続を確立しなかった場合に接続要求を待つモードである。
ステップS13において、通信部201は、接続認証登録済みの手元端末101からの接続要求を待つ。接続要求があった場合(ステップS13−Yes)、接続要求があった手元端末101との接続を確立し、ステップS5へ進み接続モードへ遷移する。接続要求がなかった場合(ステップS13−No)、ステップS12に戻り、待機モードを継続する。なお、ここで接続認証登録済みでない手元端末101から接続要求があっても接続要求がないものと判断し、待機モードを維持する。
上記図3の動作例においては、遠隔端末102は、主電源がONにされた後、接続認証リストに登録された端末に接続要求を送ることを前提としているが、遠隔端末102からは接続要求を送らないようにすることもできる。図4は、このときの動作を説明するためのフローチャートである。図4に記載する各ステップは、図3の対応する番号のステップと同じ処理を行うものとする。
ここでは、ステップS1において、遠隔端末102の通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続認証リストを参照し、手元端末101の登録(履歴)が1台もない場合(ステップS1−No)、初回認証登録モードへ遷移する(ステップS14)。初回認証登録モードは、接続認証要求を送信した手元端末101との間で接続認証登録手続きを行い、接続認証登録した手元端末101をメイン接続端末として登録する処理である。
ステップS2において、通信部201は、接続認証データ保持部202に保持された接続認証許可フラグの状態を参照する。接続認証許可フラグがOFFの場合(ステップS2−Yes)、本例の場合には、ステップS12に進む。またフラグONの場合(ステップS2−No)、新規認証登録モードに進む(ステップS15)。新規認証登録モードは、接続認証要求を送信した手元端末101との間で接続認証登録手続きを行い、接続認証登録した手元端末101をメイン接続端末、もしくはサブ接続端末として登録する処理である。
接続認証許可フラグがOFFの場合、ステップS12では、通信部201は、手元端末101からの接続要求を待つ待機モードに遷移する。待機モードは、いずれの手元端末101とも接続を確立しなかった場合に接続要求を待つモードである。
ステップS13において、通信部201は、接続認証登録済みの手元端末101からの接続要求を待つ。接続要求があった場合(ステップS13−Yes)、接続要求があった手元端末101との接続を確立し、ステップS5へ進み接続モードへ遷移する。接続要求がなかった場合(ステップS13−No)、ステップS12に戻り、待機モードを継続する。なお、ここで接続認証登録済みでない手元端末101から接続要求があっても接続要求がないものと判断し、待機モードを維持する。
ステップS5において接続モードに移行すると、ステップS6において、通信部201は、接続された手元端末101から各種データを受け取り、データ処理部203が処理できる形に変換して、データ処理部203に送る。例えば、受け取ったデータが符号化された音データであれば、通信部201ではこれを復号してデータ処理部203に送る。データ処理部203は、受け取ったデータを情報提示部204が提示するためのデータに変換し、情報提示部204に送る。例えば、受け取った音データの音圧レベルの変更や、各種イコライジングなどを行う。情報提示部204は、受け取ったデータを提示する。例えば、出力用に生成された音データをスピーカユニットから出力する。
そしてステップS7において、通信部201は、接続状態の確認を行う。接続中の手元端末101との接続が切断された場合(ステップS7−Yes)、ステップS12に移行する。接続が継続している場合(ステップS7−No)、ステップS6に戻ってデータの受け取りを続行する。
次に、上記図3および図4の動作において、接続認証リストに手元端末101の登録がない場合に移行する初回認証登録モードの動作例を説明する。図5は、初回認証登録モードの動作例を説明するためのフローチャートである。
図5の初回認証登録モードは、遠隔端末102の接続認証リストに、手元端末101が1台も接続認証登録されていない場合に遷移する。ここでステップS21において、通信部201は、初回認証登録モードに遷移し、手元端末101からの検索により接続候補として発見される状態となる。
ステップS22において、通信部201は、接続認証要求の有無を確認する。ここで手元端末101により発見され、手元端末101から接続認証要求を受信した場合(ステップS22−Yes)、ステップS23に進む。手元端末101からの接続認証要求がなかった場合(ステップS22−No)、ステップS24に進む。
ステップS23において、通信部201は、接続認証要求を送信した手元端末101との接続認証登録手続きに移行し、接続認証登録した端末を接続認証データ保持部202に初回認証登録する。この時、登録された手元端末101は、メイン接続端末として登録される。そして登録された手元端末101は接続状態となり、図3または図4のステップS5に移行して、手元端末101との接続を維持する。
また、ステップS22で手元端末101からの接続認証要求がなかった場合、ステップS24において、通信部201は、接続認証時間の判定を行う。そして初回認証登録モードに遷移してからの経過時間が所定の時間(例えば、1分)を過ぎた場合(ステップS24−Yes)、初回認証登録モードを終了し、図3または図4のステップS12に進んで、待機モードに遷移する。またステップS24で所定時間が経過していない場合(ステップS24−No)、ステップS21に戻る。
次に、上記図3および図4の動作において、接続認証リストに手元端末101の登録があって、かつ接続認証許可フラグがONの場合に移行する新規認証登録モードの動作例を説明する。図6は、新規認証登録モードの動作例を説明するためのフローチャートである。
図6の新規認証登録モードは、図3および図4のステップS2において、接続認証許可フラグがONの場合に遷移する。ここでステップS31において、通信部201は、新規認証登録モードに移行し、手元端末101からの検索により接続候補として発見される状態となる。
ステップS32において、通信部201は、接続認証要求の有無を確認する。ここで手元端末101により発見され、手元端末101から接続認証要求を受信した場合(ステップS32−Yes)、ステップS33に進む。手元端末101からの接続認証要求がなかった場合(ステップS32−No)、ステップS34に進む。
ステップS33において、通信部201は、接続認証要求を送信した手元端末101との接続認証登録手続きに移行し、接続認証登録した手元端末101を接続認証データ保持部202に新規認証登録する。この時、登録された手元端末101はメイン接続端末、もしくはサブ接続端末として接続される。そして登録された手元端末101は接続状態となり、図3または図4のステップS5に移行して、手元端末101と遠隔端末102との接続が維持される。
また、ステップS32で接続認証要求がなかった場合、ステップS34において、通信部201は、接続認証時間の判定を行う。そして新規認証登録モードに移行してからの経過時間が所定の時間(例えば、1分)を過ぎた場合(ステップS34−Yes)、新規認証登録モードを終了し、図3または図4のステップS12に進んで、待機モードに遷移する。またステップS34で所定時間が経過していない場合(ステップS34−No)、ステップS31に戻る。
ここで、上記のメイン接続端末とサブ接続端末について説明する。
メイン接続端末とは、接続認証データ保持部202に保持される接続認証許可フラグをONにする(新規認証登録モードに遷移させる)ために利用する端末である。サブ接続端末は上記の接続認証許可フラグに影響しない端末である。
メイン接続端末の数は任意であり、メイン接続端末数が1の場合、初回に接続認証登録された手元端末101がメイン接続端末となり、それ以降の新規接続認証登録された手元端末101は全てサブ接続端末となる。メイン接続端末の数がn(2以上)の場合、初回に接続認証登録された手元端末101と、新規接続認証登録された手元端末101のn−1番目までがメイン接続端末となり、それ以降の接続認証登録端末がサブ接続端末となる。なお、全ての手元端末101をメイン接続端末として登録するようにしてもよい。
次に遠隔端末におけるモード状態遷移について図7を用いて、説明する。
主電源OFFモード11は、遠隔端末102の主電源が落ちている状態である。遠隔端末102の主電源がONになったとき、遠隔端末102は初期化モード13に遷移する。
ここで初期化モード13は、手元端末101からの接続要求や接続認証リスト、接続認証許可フラグの状態をチェックしている状態であり、図3におけるステップS2からステップS4、およびステップS8からステップS11の状態に相当する。
初回接続認証登録や新規接続認証登録を実行する場合、初期化モード13は、認証登録を追加する認証登録モード14に遷移し、いずれの手元端末101とも接続を確立しなかった場合に接続要求を待つ待機モード15へ遷移する。
ここで認証登録モード14は、初回接続認証登録モードおよび新規接続認証登録モードを包括するモードであり、図5におけるステップS21〜S24、図6におけるステップS31〜S34に相当し、待機モードは図3におけるステップS12〜S13に相当する。
また、認証登録モード14は、所定時間が経過した場合、待機モード15に遷移する。
接続可能モード12は、初期化モード13、認証登録モード14、待機モード15を包括するモードを示しており、遠隔端末102といずれかの手元端末101との接続が確立されたとき、接続モード16に遷移する。
接続モード16は、いずれかの手元端末101との接続が確立されている状態である。接続している手元端末101との接続が切断した場合、待機モード15に遷移する。
続いて、遠隔端末102で接続認証許可フラグをONにする手順について説明する。上記のようにメイン接続端末として登録される手元端末101は、遠隔端末102の接続認証データ保持部202に保持される接続認証許可フラグをONにし、新規認証登録モードに遷移させるために利用される。
ここで接続認証登録フラグは、認証登録モード14、待機モード15、接続モード16に遷移した段階でOFFとなる。接続モード16に移行し、メイン接続端末と遠隔端末102とが接続した状態において、メイン接続端末側から遠隔端末102との接続を切断し、更に遠隔端末102の主電源を一度OFFにした場合に、接続認証登録フラグはONとなる。
すなわち、
(1)メイン接続端末から接続を解除
(2)遠隔端末102の主電源を一度OFFにし、再度ONにする。
という手順によってのみ、新規認証登録モードへと移行することになる。単に、シーリング側の遠隔端末102の主電源を操作しただけでは、新規認証登録モードへは移行しない。この接続認証登録フラグにより、新規認証登録モードへの遷移は制限され、ユーザの意図しないタイミングでの接続認証手続きを極力避けることができる。
なお、接続認証登録フラグをONにする条件として手順(1)と(2)の実施に時間制限を設けても良い。例えば手順(1)を実施して1分以内に手順(2)が実施された場合のみ接続認証登録フラグをONにするものとしてもよい。
次に接続認証リストの具体例について説明する。図8は、接続認証データ保持部202に記録されている接続認証リストの一例を示す図である。
接続認証リストは、「接続優先度」、「端末ID」、「メイン/サブフラグ」、「最終接続先フラグ」を項目として有している。ここで接続認証リストに登録される最大端末数は任意である。
「優先度」は遠隔端末102から接続要求を行うときの優先度を定めるものであり、図3のステップS10に示したように、遠隔端末102では、リスト巡回要求モードで接続要求を行うときに、接続認証リストの優先度の高い手元端末から順に接続要求を行う。接続された手元端末101は、優先度が繰り上げられる。
例えば、図8に示す端末IDが「EEE」である端末が遠隔端末102に接続された場合、サブ接続端末内の最高優先度「4」を割り当て、これにより優先度が抜かれた他の端末の優先度を繰り下げるようにしてもよい、またこのときにメイン/サブフラグに関わらず、最高優先度「1」に割り当てるようにしてもよい。
「端末ID」は、接続認証登録した手元端末101を識別するために用いる。
「メイン/サブフラグ」は、上述のメイン接続端末、およびサブ接続端末を判別するためのフラグである。
「最終接続先フラグ」は、現在接続中、もしくは一度接続を切断した際に最終接続された手元端末101を「TRUE」とし、それ以外の端末を「FALSE」とする。最終接続された手元端末101は、図3のステップS3において接続要求される端末を示す。
なお、例えば、遠隔端末102にリセットボタンを新たに具備し、当該リセットボタンをユーザが押下することによって、接続認証リストをリセットするような構成としてもよい。
以上の構成によって、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末に無線接続するデータ処理端末および該データ処理端末により実行するデータ処理方法を提供することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態における構成によって、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末に無線接続されるデータ処置端末およびデータ処理方法を提供することができる。
上記の第1の実施の形態の構成においては、メイン接続端末として登録される手元端末101は、接続認証許可フラグをONにし、新規認証登録モードに遷移させるために使用される。ここで例えば、メイン接続端末として登録されている手元端末101を全てなくしてしまった場合、新規認証登録モードに遷移させることができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態では、新たにメイン接続端末の登録を可能とする。
本実施の形態においては、遠隔端末102は、第1の実施の形態の図8に示した接続認証リストに加え、図9に示すような接続履歴リストを有する。
接続履歴リストは、遠隔端末102に接続した手元端末101の履歴を保持する。本接続履歴リストは、接続確立時(接続モードになったタイミング)に更新される。
本実施の形態における、動作の流れは図10に示すとおりである。
図10のステップS41において、遠隔端末102の通信部201は、接続モードに遷移したかどうかのチェックを行う。接続モードに遷移した場合(ステップS41−Yes)、ステップS42に進む。接続モードに遷移しなかった場合(ステップS41−No)、接続モードへの遷移を待つ。
接続モードに遷移すると、ステップS42において、通信部201は、図9に示す接続履歴リストを更新する。ここでは最新の接続先の端末IDを接続履歴の番号1に登録し、順に接続履歴を繰り下げる。
ステップS43において、接続履歴リストに任意の閾値(図8の例では「3」)を設定し、最新の接続履歴から閾値数分の接続履歴を参照して、同じ端末IDの接続履歴が閾値数分登録されていた場合(ステップS43−Yes)、ステップS44に進む。そうでない場合(ステップS43−No)、この処理を終了する。
例えは図9に記載の接続履歴リストの例では、閾値を3とするとき、最新の3つの接続履歴に端末ID「EEE」が登録されている。従ってこの場合、ステップS43はYesとなり、ステップS44に進む。なお、図9の接続履歴リストの例では、最大で7つまで接続履歴を保持するように表現してあるが、接続履歴リストの保持数が閾値数となるようにしておいてもよい。
ステップS44において、通信部201は、メイン接続端末の更新を行う。
図8の接続認証リストにおいて、端末ID「EEE」を有する端末はサブ接続端末であるが、図9および図10の処理によってメイン接続端末に昇格する。このとき、メイン接続端末の最大数が3である場合、メイン接続端末のうち最も接続優先度が低い端末ID「CCC」をもつ手元端末101は、優先度が「4」のサブ接続端末に繰り下げられる。そして端末ID「EEE」をもつ手元端末101は、接続優先度「1」のメイン接続端末として登録される。
そして接続ID「AAA」および「BBB」の手元端末101はそれぞれ、接続優先度「2」および接続優先度「3」となる。また、サブ接続端末である端末ID「DDD」の手元端末101は、サブ接続端末のままであり、接続優先度は「5」となる。サブ接続端末であり、かつ、元の接続優先度が低かった端末ID「FFF」および「GGG」の手元端末101の登録内容は変わらない。
なお、上記の閾値を「1」とした場合、最新の接続先の順にメイン接続端末として登録される構成となる。以上の構成によって、メイン接続端末に登録された手元端末101を切り替えることができる。
(第3の実施の形態)
第2の実施の形態の構成において、メイン接続端末の更新をすることができる。この場合、メイン接続端末を更新するためには、閾値として設定された回数だけ連続で任意の手元端末101を遠隔端末102に接続する必要があり、例えば、メイン接続端末への登録作業中に他の手元端末の接続を許してしまった場合、更新手続きが初めからやり直しになってしまう。本実施の形態では、上記に鑑みて、同じ手元端末を連続して接続させることなくメイン接続端末を更新できるようにする。
図11は、本実施の形態における「接続認証リスト」であり、第1の実施の形態における「接続認証リスト」の拡張例である。この接続認証リストは、「優先度」、「端末ID」、「メイン/サブフラグ」、「最終接続先フラグ」に加えて、「接続スコア」を有する。
「接続スコア」は、手元端末101が遠隔端末102に接続した回数をカウントした値を示すもので、メイン接続端末の登録を更新するために利用する。遠隔端末102は、接続スコアが任意の閾値(例えば、5)を超えた場合に、メイン接続端末を更新する処理を行う。図12を用いて、処理の流れを説明する。
ステップS51において、遠隔端末102の通信部201は、接続モードに遷移したかどうかのチェックを行う。接続モードに遷移した場合(ステップS51−Yes)、ステップS52に進む。接続モードに遷移しなかった場合(ステップS51−No)、接続モードへの遷移を待つ。
ステップS52において、通信部201は、図11に示す接続認証リストの接続スコアを更新する。具体的には、接続された手元端末101の端末IDに対応する接続スコアを1増加させる。ステップS53において、接続された手元端末101の接続スコアが任意の閾値(たとえば、5とする)以上となった場合(S53−Yes)、ステップS54に進む。接続スコアが任意の閾値以上になっていない場合(ステップS53−No)、処理を終了する。
ステップS54において、通信部201は、メイン接続端末の更新を行う。例えば、図11において端末ID「EEE」をもつ手元端末101はサブ接続端末であるが、図11および図12の処理において、接続スコアが閾値以上となるため、メイン接続端末に昇格する。ここで、メイン接続端末の最大数が3である場合、メイン接続端末のうち最も接続優先度が低い端末ID「CCC」の端末は、接続優先度「4」のサブ接続端末へと繰り下げとなり、端末ID「EEE」をもつ手元端末101は、接続優先度が「1」のメイン接続端末として登録される。
また、接続ID「AAA」および「BBB」の手元端末101は、それぞれ接続優先度が「2」および「3」の端末となる。サブ接続端末である端末IS[DDD]の手元端末101は、サブ接続端末のままであり、接続優先度は「5」となる。さらにサブ接続端末であり、かつ、元の接続優先度が低かった端末ID「FFF」および「GGG」の手元端末101の登録内容は変わらない。ここではメイン接続端末の更新後、メイン接続端末に更新された手元端末101の接続スコアもしくは全ての接続スコアを0にリセットするようにしてもよい。
また、第2の実施の形態と同様に、図9に示すような接続履歴リストを用意しておき、履歴が新しいほど大きな重みづけスコアを算出し、このスコアの累積値が閾値を超えた場合に更新するような構成にしてもよい。例えば、図13の接続履歴リスト20のように、1次得点として接続端末の新しい順に高い得点になるように設定する。この例では、
1次得点 = 接続履歴最大数 −(接続履歴No−1)
となるように設定している。次に、それぞれの履歴に対して重みづけ得点を算出する。
重みづけ得点 = 1次得点/1次得点総和
となる。最後に、端末IDごとの総和値を求めることで、図13の接続認証リスト21のような接続スコアを得る。ここで、メイン接続端末への更新閾値を0.5とした場合、上述と同様にして、端末ID「EEE」の端末がメイン接続端末として更新される。
以上の構成によって、必ずしも同じ端末を連続して接続させることなく、メイン接続端末に登録された端末を切り替えることができる。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態〜第3の実施の形態による構成によって、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末に無線接続されるデータ処置端末およびデータ処理方法を提供することができる。ここでメイン接続端末として登録された手元端末101が全て故障や紛失してしまった場合、新たなメイン接続端末を追加することができなくなってしまう。そこで、本実施の形態においては、例外的にメイン接続端末として手元端末101を必ず登録できるようにする。
図14は、本実施の形態における、無線接続システムの構成を示す図であり、図1の変形例を示すものである。本無線接続システムでは、ユーザの手元の端末として、遠隔端末102に対する専用の手元端末(専用端末110)を有する。専用端末110は、例えば、遠隔端末102用のリモコンであり、各種操作データを送信することができる。当該操作データは、例えば、音楽情報の音量データであったり、もしくは、シーリングライトの光量の調整データなどである。
本実施の形態における遠隔端末102の基本的な構成は、図2に記載した構成と略同様である。本実施の形態による動作の違いについて、図3〜図6を再度参照しながら説明する。また、専用端末110を有する場合の接続認証リストの一例を図15に示す。
図15に示すように、専用端末110は、接続優先度が「0」として登録される。また、メイン接続端末として固定されて登録される。すなわち、この専用端末110は、第2の実施の形態もしくは第3の実施の形態におけるメイン接続端末への登録手続きによって、サブ接続端末とされることはない。
接続優先度を「0」とした専用端末110を遠隔端末102に接続可能とする方法として、例えば、遠隔端末102を具備した製品の製品出荷時に、遠隔端末102の個体ごとに固有の認証パスワードをランダムに生成しておき、そのパスワードを入力できた専用端末110のみを接続可能とする。
認証パスワードは、例えば、紙などに印刷し、専用端末110の取扱説明書などとともにユーザに引き渡しておく。ユーザは専用端末110にそのパスワードを認識させることで、専用端末110と遠隔端末102を接続させることができる。
動作の流れについて再度図3を用いて説明する。まず、初回起動時の場合、接続認証リスト(図15)には、接続優先度が「0」である専用端末110のみが登録されている。そしてステップS1においては、遠隔端末102の通信部201は、接続認証リストを参照し、登録履歴があるか否かを判定するが、本実施の形態においては、例外として、接続優先度が「0」である専用端末110に関しては、判定の対象に含めない。
すなわち、初回起動時には、接続認証リストには専用端末110が登録されているが、専用端末110は登録履歴としてみなされないため、ステップS1は「No」と判定される。
なお、例えば、ステップS1で「Yes」と判定された場合であっても、専用端末110を最終接続先として予め設定しておくことで、ステップS2において「No」となり、いずれにせよ、新規端末の登録手続き(図5の初回認証登録モード、もしくは図6の新規認証登録モード)に進む。
初回起動時に、新規端末が登録されなかった場合、ステップS12に示す待機モードに移行するが、専用端末110から接続要求を送ることによって、専用端末110を接続させることが可能である。
その後、新規端末として、例えば7台の手元端末101が登録された場合、接続認証リストは図15のようになる。ここで、接続優先度が「1」〜「3」の手元端末101が故障もしくは紛失状態であり、接続優先度が「4」〜「7」の手元端末101が電源OFF状態であった場合の動作例について説明する。
本状況においては、図3のステップS1は「Yes」となり、ステップS2も「Yes」となる。そしてステップS3において、最終接続先である接続優先度が「5」の端末(端末ID「EEE」)は、電源OFFになっているため、ステップS4は接続不成功となって「No」となる。
ステップS8において、リスト巡回要求モードである場合、ステップS9では接続認証リストの残りのリストに接続要求を送る。
このとき、本実施の形態においては、接続優先度が「0」である専用端末110は、判定の対象に含まれないようにすると好適である。専用端末110を判定に含めると、専用端末110が電源ONになっている限り、必ず接続が確立してしまう。そのため、次回主電源投入時に、ステップS2において「No」となってしまい、意図しないユーザからの接続認証が許容される状態となってしまうためである。しかし、専用端末110が電源OFFであれば、上記のような状態とはならないため、専用端末110を判定に含む構成であってもよい。これにより、専用端末110はメイン接続端末として登録され続ける構成となる。
また、図13に示すように履歴が新しいほど大きい重み付けスコアを算出し、スコアの累積値が閾値を超えたときにメイン接続端末を更新する場合について説明する。本実施の形態において、専用端末110は、接続認証リストに対してメイン接続端末として固定で登録される。ここでメイン接続端末への更新閾値を0.5とした場合、端末ID「EEE」の端末がメイン接続端末として更新されるが、このとき、端末ID「EEE」の端末の接続優先度が「1」として登録されるようにする。これにより、専用端末110はメイン接続端末として登録され続ける構成となる。
上述の状況において、接続優先度が「1」〜「3」の手元端末101が故障もしくは紛失しており、さらに接続優先度が「0」である専用端末110が故障し、もしくは紛失してしまった場合、メイン接続端末がなくなってしまい、新規の端末登録ができなくなってしまう状態となる。しかしながら、専用端末110は上述の通りパスワードが既知であれば再度登録可能であるため、例えば、専用端末110として、リモコンなどを再度購入することによって対応することができる。
以上の構成によって、メイン接続端末として登録された端末が全て故障や紛失してしまった場合においても、新たに接続端末を追加できるようになる。
上記各実施の形態において、シーリングライトに遠隔端末102を適用した構成を例として説明しているが、本発明はそれに限定されない。例えばスピーカを備えた壁掛けの時計や天井に取り付けるシーリングファン等、壁や天井に設置される遠隔端末であれは好適に適用できる。
更に送受信できるデータも音データに限らず画像データ、文字データ等、種々のデータであってよい。例えば、天井に取り付けられたシーリングライトの照明パターンに関するデータや、壁掛け時計に表示する画像データに関するデータであってもよい。また、マルチコプタのように遠隔作業のできる機材に撮像装置を取り付け、マルチコプタの移動情報や撮像装置によって空撮された画像データや音声データ等をやり取りするようにすることもできる。
上記の各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)は、お互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
また、上記の各実施例において、添付図面に図示されている構成等については、あくまで一例であり、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
以上説明したように本発明のデータ処理装置は、ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末であって、前記ユーザ用端末と無線接続する通信部と、前記通信部に無線接続されたことがある前記ユーザ用端末の情報を保持する記憶部と、前記記憶部に保持された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末の接続を可能とする制御を行う制御部と、を有するものである。これにより、ユーザの手の届かない位置に設置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末と無線接続するデータ処理装置を提供することができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記ユーザ用端末から送信され、前記通信部によって受信された音声データを音声出力可能に処理するデータ処理部と、該データ処理部で処理された音声データを出力するための音声出力部と、を備えるものである。これにより、天井などのユーザから遠隔の場所にデータ処理端末を取り付け可能で、ユーザ操作用の端末を操作することで、音声出力を可能とするデータ処理端末が得られる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記記憶部が、前記データ処理端末に接続可能な前記ユーザ用端末を登録する接続認証リストと、新たなユーザ用端末を新規登録するモードへ遷移するか否かを決定する接続認証許可フラグとを保持し、前記接続認証リストには、登録されたユーザ用端末ごとに、新たなユーザ用端末の新規登録を可能とするメイン接続端末かあるいは前記新規登録ができないサブ接続端末かの区別を示す情報を記録し、前記制御部は、前記メイン接続端末として登録されたユーザ用端末と無線接続した後、前記データ処理端末の主電源がOFFにされた際に、前記接続認証フラグをONにし、前記データ処理端末の主電源が再度ONになったときに、前記接続認証リストに前記メイン接続端末としてのユーザ用端末の登録があり、前記接続認証許可フラグがONになっている場合、前記新たなユーザ用端末から送信された接続要求を認証して、該新たなユーザ用端末を前記接続認証リストに登録するものである。これにより、接続認証登録フラグにより新規認証登録モードへの遷移が制限され、ユーザの意図しないタイミングでの接続認証手続きを極力避けることができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記制御部が、前記データ処理端末の主電源がONになったときに、前記接続認証リストを参照し、該接続認証リストに前記ユーザ用端末の登録がなく、新たな前記ユーザ用端末との接続が確立された場合に、当該ユーザ用端末を前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録するものである。これにより、データ処理端末の主電源がONにされたときに、新たなユーザ用端末をメイン接続端末として登録することができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記制御部が、前記データ処理端末の電源がONになったときに、前記接続認証リストを参照し、該接続認証リストに前記ユーザ用端末の登録がなかった場合、もしくは前記接続認証リストに登録されたユーザ用端末の数が、予め定められた前記メイン接続端末の数に満たない場合、新たな前記ユーザ用端末から送信された接続要求を認証して、前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録するものである。これにより、データ処理端末の電源ON時に、メイン接続端末の接続認証手続きを実行することができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記接続認証リストが、さらに前記ユーザ用端末の接続優先度と、前記データ処理端末に最後に接続したユーザ用端末を識別する情報と、を記憶し、前記制御部は、前記データ処理端末の電源がONになり、前記接続認証リストに前記ユーザ用端末が登録されていて、前記接続認証許可フラグがOFFであった場合、前記接続認証リストを参照して前記最後に接続したユーザ用端末に接続要求を送信する制御を行い、該最後に接続したユーザ用端末との接続が成功しなかった場合、前記接続優先度に従って該接続優先度の高いユーザ用端末に対して順に接続要求を送信する制御を行うものである。これにより、新規端末の接続認証手続きを行わない場合、接続認証リストに記載された最終接続先から接続を試みることができ、この接続に失敗した場合、さらに接続認証リストの接続優先度順に接続を試みることができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記記憶部が、無線接続された前記ユーザ用端末の接続履歴を保持し、前記制御部は、いずれかの前記ユーザ用端末との間で無線接続が確立された場合に、該無線接続されたユーザ用端末の情報を前記接続履歴に加えて更新し、該更新した際に前記接続履歴を参照し、接続履歴が新しい順に所定回数以上連続して同じユーザ用端末が接続されていた場合、前記所定回数以上連続して接続されたユーザ用端末を前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録するものである。これにより、メイン接続端末として登録されているユーザ用端末を紛失ないし破損してしまった場合でも、新たなユーザ用端末をメイン接続端末として新規に認証登録することができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記接続認証リストが、前記データ処理端末に接続可能な前記ユーザ用端末が前記データ処理端末に接続した回数をカウントした接続スコアをさらに有し、前記制御部は、いずれかの前記ユーザ用端末との間で無線接続が確立された場合に、該無線接続されたユーザ用端末の前記接続スコアを更新し、該接続スコアを更新した際に、前記接続スコアの接続回数が所定回数以上となった前記ユーザ用端末がある場合、該接続回数が所定回数以上となったユーザ用端末を前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録するものである。これにより、イン接続端末として登録されているユーザ用端末を紛失ないし破損してしまった場合に、新たなユーザ用端末を連続して所定回数だけデータ処理端末に接続させる必要なく、新たなユーザ用端末をメイン接続端末として新規に認証登録することができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記記憶部が、無線接続された前記ユーザ用端末の接続履歴を保持し、前記制御部は、いずれかの前記ユーザ用端末との間で無線接続が確立された場合に、該無線接続されたユーザ用端末の情報を前記接続履歴に加えて更新し、前記接続履歴が新しいほど重みを重くする重み付けを付与して前記接続履歴に記録されたユーザ用端末ごとに重み付け得点を計算し、該重み付け得点を各前記ユーザ用端末ごとに積算して、該積算した値が所定値以上となった前記ユーザ用端末がある場合、該所定値以上となった前記ユーザ用端末を前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録するものである。これにより、接続履歴が新しいほど重みを重くすることで、必ずしも新たなユーザ用端末を連続して所定回数だけデータ処理端末に接続させる必要なく、新たなユーザ用端末をメイン接続端末として新規に認証登録することができる。
さらに本発明のデータ処理端末は、前記接続認証リストには、特定のユーザ用端末を前記メイン接続端末として固定して登録し、前記制御部は、前記接続認証リストに登録する前記メイン接続端末数が所定数に限定されている場合、前記特定のユーザ用端末は、常に前記メイン接続端末として登録されるものである。これにより、メイン接続端末を紛失もしくは破損した場合でも、メイン接続端末を固定して登録しておくことにより、ユーザ用端末をメイン接続端末として必ず登録することができる。
本発明のデータ処理方法は、ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末によって実行されるデータ処理方法であって、前記データ処理端末に前記ユーザ用端末を接続する際に、前記データ処理端末が予め登録された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末が前記データ処理端末に対して接続可能とするものである。これにより、ユーザの手の届かない位置に配置され、ユーザの意図しない接続認証手続きへの遷移をできる限り排除しつつ、ユーザ用端末とデータ処理装置とを無線接続するデータ処理方法を提供することができる。
11…主電源OFFモード、12…接続可能モード、13…初期化モード、14…認証登録モード、15…待機モード、16…接続モード、20…接続履歴リスト、21…接続認証リスト、101…手元端末、102…遠隔端末、103…壁面スイッチ、104…天井、105…シーリングライト、110…専用端末、201…通信部、202…接続認証データ保持部、203…データ処理部、204…情報提示部、205…制御部。

Claims (5)

  1. ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末であって、
    前記ユーザ用端末と無線接続する通信部と、
    前記通信部に無線接続されたことがある前記ユーザ用端末の情報を保持する記憶部と、
    前記記憶部に保持された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末の接続を可能とする制御を行う制御部と、を有することを特徴とする、データ処理端末。
  2. 請求項1に記載のデータ処理端末であって、
    前記ユーザ用端末から送信され、前記通信部によって受信された音声データを音声出力可能に処理するデータ処理部と、該データ処理部で処理された音声データを出力するための音声出力部と、を備えることを特徴とする、データ処理端末。
  3. 請求項1または2に記載のデータ処理端末において、
    前記記憶部は、前記データ処理端末に接続可能な前記ユーザ用端末を登録する接続認証リストと、新たなユーザ用端末を新規登録するモードへ遷移するか否かを決定する接続認証許可フラグとを保持し、前記接続認証リストには、登録されたユーザ用端末ごとに、新たなユーザ用端末の新規登録を可能とするメイン接続端末かあるいは前記新規登録ができないサブ接続端末かの区別を示す情報を記録し、
    前記制御部は、前記メイン接続端末として登録されたユーザ用端末と無線接続した後、前記データ処理端末の主電源がOFFにされた際に、前記接続認証フラグをONにし、
    前記データ処理端末の主電源が再度ONになったときに、前記接続認証許可フラグがONになっている場合、前記新たなユーザ用端末から送信された接続要求を認証して、該新たなユーザ用端末を前記接続認証リストに登録する、ことを特徴とするデータ処理端末。
  4. 請求項1または2に記載のデータ処理端末において、
    前記制御部は、前記データ処理端末の主電源がONになったときに、前記接続認証リストを参照し、該接続認証リストに前記ユーザ用端末の登録がなく、新たな前記ユーザ用端末との接続が確立された場合に、当該ユーザ用端末を前記メイン接続端末として前記接続認証リストに登録する、ことを特徴とするデータ処理端末。
  5. ユーザが操作するためのユーザ用端末と無線接続して該ユーザ用端末から送信されたデータの処理を行うデータ処理端末によって実行されるデータ処理方法であって、
    前記データ処理端末に前記ユーザ用端末を接続する際に、前記データ処理端末が予め登録された特定の前記ユーザ用端末との間で無線接続した後、該データ処理端末の主電源がOFFにされたときにのみ、新たなユーザ用端末が前記データ処理端末に対して接続可能とすること、を特徴とするデータ処理方法。
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