JP2013247400A - 無線設定装置、無線設定方法、及び無線設定プログラム - Google Patents

無線設定装置、無線設定方法、及び無線設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 時間的制約のある手動操作及び無線通信機能以外の入力手段を必要とせずに、無線通信機器に対して無線通信の設定を行う無線設定装置を提供する。
【解決手段】 本発明の無線設定装置は、設定プログラムを受信して実行する無線子機が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、前記設定プログラムを記憶する設定プログラム記憶手段と、無線通信装置に対する、複数の前記無線子機のいずれかからの初期接続を検出する接続検出手段と、前記初期接続が検出された前記無線子機に、前記設定プログラムを、前記無線通信装置を経由して送信する設定プログラム送信手段とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線設定装置、無線設定方法、及び無線設定プログラムに関する。
近年、ゲーム機や携帯電話にも無線通信機能が搭載されるようになっている。そのため、子供からお年寄りまで無線通信機器を利用する環境が一般的になってきている。一方、無線通信においては容易に盗聴が可能であることから、セキュリティー強化は必須である。そのため、色々な暗号化方法が使用されている。
無線通信機器の無線通信の設定は、特にセキュリティーが強化された無線通信の設定の場合、設定項目及び各設定項目の選択肢が多岐にわたる。ユーザが初心者である場合、ユーザが無線通信機器の無線通信の設定を行うことは困難である。そのため、ユーザが各設定項目に対する設定を入力せずに、無線通信機器に対して無線通信の設定を行う方法(簡単設定方式)が考案されている。この方法の代表的な例として、WPS(登録商標)機能が存在する。
特許文献1には、複数の簡単設定方式をサポートするステーション装置が記載されている。特許文献1のステーション装置は、送信したリクエストに対するレスポンスとして、簡単設定方式の指定を含む情報を、アクセスポイントから受信する。特許文献1のステーション装置は、選択した簡単設定方式で、無線LAN(Local Area Network)での通信のための情報設定を行う。
特許文献2には、他の無線端末装置(子機)との間の認証シーケンス処理前はSSID(Service Set Identifier)を含むビーコンを送信し、認証シーケンス処理後はSSIDを含まないビーコンを送信する無線端末装置(親機)が記載されている。特許文献2の無線端末装置は、さらに、親機と子機の間で特定データ通信チャネルが確立された後、最初のSSIDとは異なるSSIDを用いて、新しい特定データ通信チャネルを確立する。
特許文献3には、無線通信を行うのに必要な通信用パラメータを外部操作によって設定するための、動作設定モジュールを含む無線LAN送受信装置が記載されている。
特許文献4には、無線LANを介して電子カメラから転送された撮影画像を記録するサーバ装置が記載されている。
特開2008−072577号公報 特開2006−261850号公報 特開2009−177236号公報 特開2008−204072号公報
前述の簡単設定方式は、無線通信機器(無線LANの子機)が、例えばアクセスポイント(無線LANの親機)と無線で通信するための、無線LANの子機の無線通信の設定を、ユーザが細かい設定項目を設定することなく行うための仕組みである。簡単設定方式には、例えば、プッシュボタン方式、PIN(Personal Identification Number)コード方式、USB(Universal Serial Bus、商標)メモリ方式等がある。
プッシュボタン方式の場合、一般的に、無線LANの子機のユーザは、子機側の簡単設定機能を起動させ、起動から所定時間内に無線LANの親機の簡単設定を開始するためのプッシュボタンを押下することで設定を開始させる。この場合、ユーザは、子機側の簡単設定機能の起動から所定時間内に、親機のプッシュボタンを押下するという、時間的制約のある手動操作を行う必要がある。
一方、PINコード方式の場合、ユーザは、親機が生成するPINコードを、子機に入力する必要がある。一般に、子機へのPINコードの入力は、親機と子機を有線の通信回線で接続し、親機から子機へPINコードの送信することで行われる。この場合、子機は有線で通信を行うためのインタフェースを備えている必要がある。また、USBメモリ方式の場合、設定情報の子機への転送は、設定情報が格納されているUSBメモリを子機に接続することで行われる。この場合、子機はUSBコネクタを備えている必要がある。
以上のように、簡単設定方式により無線通信の設定には、前述の、時間的制約のある手動操作と、無線以外の入力手段を備えることの、いずれかが必要である。
特許文献1乃至4の技術では、上述の問題を解決することはできない。
本発明の目的は、上述の問題を解決する無線設定装置を提供することにある。
本発明の無線設定装置は、設定プログラムを受信して実行する無線子機が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、前記設定プログラムを記憶する設定プログラム記憶手段と、無線通信装置に対する、複数の前記無線子機のいずれかからの初期接続を検出する接続検出手段と、前記初期接続が検出された前記無線子機に、前記設定プログラムを、前記無線通信装置を経由して送信する設定プログラム送信手段とを含む。
本発明の無線設定方法は、設定プログラムを受信して実行する無線子機が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、前記設定プログラムを設定プログラム記憶手段に記憶し、無線通信装置に対する、複数の前記無線子機のいずれかからの初期接続を検出し、前記初期接続が検出された前記無線子機に、前記設定プログラムを、前記無線通信装置を経由して送信する。
本発明の無線設定プログラムは、コンピュータを、設定プログラムを受信して実行する無線子機が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、前記設定プログラムを記憶する設定プログラム記憶手段と、無線通信装置に対する、複数の前記無線子機のいずれかからの初期接続を検出する接続検出手段と、前記初期接続が検出された前記無線子機に、前記設定プログラムを、前記無線通信装置を経由して送信する設定プログラム送信手段として動作させる。
本発明には、時間的制約のある手動操作及び無線通信機能以外の入力手段を必要とせずに、無線通信機器に対して無線通信の設定を行うことができるという効果がある。
第1の実施形態の無線通信システム100の構成を表す図である。 第1の実施形態の無線通信システム100の具体的な構成例である。 第1の実施形態の無線設定装置1の動作を表すフローチャートである。 初期識別子を含む、無線通信のための複数のパラメータの例を表す図である。 設定部13が設定するパラメータの例を表す図である。 無線通信装置2が対応可能な暗号化方式の例を表す図である。 第1の実施形態の無線子機3の動作を表すフローチャートである。 第2の実施形態の無線設定装置1Aの構成を表す図である。 第2の実施形態の無線設定装置1Aの動作を表すフローチャートである。
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の無線通信システム100の構成を表す図である。
図1を参照すると、無線通信システム100は、無線設定装置1と、無線通信装置2と、無線子機3を含む。無線通信装置2と、無線子機3は、それぞれ複数存在していてもよい。無線設定装置1は、無線通信装置2に含まれていてもよい。
無線設定装置1は、接続検出部10と、設定プログラム記憶部11と、設定プログラム送信部12と、設定部13を含む。
無線通信装置2は、インタフェース部20と、制御部21と、無線制御部22と、アンテナ部23を含む。
まず、無線通信装置2について説明する。
無線通信装置2は、例えば無線LANアクセスポイントである。無線通信装置2は、インタフェース部20を介して、ネットワーク4に接続されていてよい。無線通信装置2は、アンテナ部23を介して、アンテナ部33を備える無線子機3との間で通信を行う。無線通信装置2は、無線通信装置2と無線子機3との間が無線により接続されていて、無線通信装置2と無線子機3が互いに通信可能であれば、ネットワーク4と無線子機3との間の通信を中継する。この場合、無線通信装置2は、例えば、無線子機3のユーザによるネットサーフィンや、ネットワーク4に接続されているサーバから無線子機3への動画やその他のデータのダウンロードのための、通信の中継を行う。
インタフェース部20は、ネットワーク4と制御部21を接続する。インタフェース部20は、ネットワーク4と制御部21との間の通信を中継する。
アンテナ部23は、各無線子機3が送信した電波を受信して信号に変換し、無線制御部22に送信する。また、アンテナ部23は、無線制御部22からの信号を電波に変換して、各無線子機3に送信する。
無線制御部22は、制御部21と無線子機3との間の、アンテナ部23を介して行われる無線通信を中継する。すなわち、無線制御部22は、アンテナ部23が受信した電波の信号を、データに変換して制御部21に送信する。また、無線制御部22は、制御部21が無線子機3に送信するデータを信号に変換する。そして、無線制御部22は、アンテナ部23に、その信号を含む電波を、無線子機3に対して送信させる。
制御部21は、例えばアンテナ部23からの電波が届く範囲内に存在する、各無線子機3に対して、無線接続のための初期SSID(Service Set Identifier、初期識別子)を、無線制御部22とアンテナ部23を介して送信する。制御部21は、例えば、初期識別子を含むビーコン信号を送信すればよい。制御部21は、あらかじめ保持している初期識別子を送信すればよい。あるいは、例えば無線設定装置1の接続検出部10が、制御部21に、初期識別子を送信してもよい。そして、制御部21は、受信した初期識別子を各無線子機3に送信すればよい。
制御部21は、初期識別子を使用していずれかの無線子機3から接続が要求された場合、その要求元の無線子機3に初期識別子を使用して接続する。制御部21は、いずれかの無線子機3に、初期識別子を使用して接続(初期接続)した場合、無線設定装置1に対して、初期接続があったことを表す情報を送信すればよい。
制御部21は、後述するように、設定プログラムを、無線設定装置1の設定プログラム送信部12から受信する。そして、制御部21は、初期識別子で接続されている無線子機3に対して、受信した設定プログラムを送信する。
制御部21は、無線設定装置1の設定部13が、受信した設定プログラムを実行する無線子機3との間で行う、無線通信のためのパラメータの設定のための通信を中継する。
制御部21は、設定部13と無線子機3との間で設定されたパラメータを、設定部13から受信すればよい。そして、制御部21は、そのパラメータを使用して、無線子機3に接続する。
制御部21は、複数の無線子機3から初期接続の要求があった場合、それらの各無線子機3に対して、順次、初期接続があったことを表す情報の無線設定装置1への送信、設定プログラムの送信、設定されたパラメータを使用した接続を行えばよい。
次に、無線子機3について説明する。
無線子機3は、初期設定部30と、実行部31と、子機制御部32と、アンテナ部33を含む。
無線子機3は、例えば、無線通信機能を備えた、ゲーム機、携帯電話、あるいはコンピュータである。あるいは、無線子機3は、例えば、ゲーム機、携帯電話、あるいはコンピュータの、無線通信部であってもよい。図3の例では、初期設定部30と、実行部31と、子機制御部32と、アンテナ部33以外の各部は省略されている。
無線子機3は、アンテナ部33を介して、アンテナ部23を備える無線通信装置2との間で通信を行う。
アンテナ33は、無線通信装置2が送信した電波を受信して信号に変換し、子機制御部32に送信する。また、アンテナ部33は、子機制御部32から受信した信号を電波に変換して、無線通信装置2に送信する。
子機制御部32は、初期設定部30及び実行部31と、無線通信装置2との間で、アンテナ部33を介して行われる無線通信を中継する。子機制御部32は、さらに、無線子機3の、例えばゲーム機や携帯電話としての、無線通信以外の機能を持つ他の部分と、無線通信装置2との間で、アンテナ部33を介して行われる無線通信を中継する。
無線子機3と無線通信装置2の間で、SSIDを含む通信のためのパラメータを使用した接続が行われていない(無線子機3と無線通信装置2が未接続である)場合、初期設定部30は、無線通信装置2から、初期識別子を受信する。初期設定部30は、受信した初期識別子を使用して無線通信装置2に接続する。初期設定部30は、無線子機3と無線通信装置2が未接続である場合、SSIDを含むビーコン信号を受信すると、そのSSIDを初期識別子として使用して、そのSSIDを含むビーコン信号の送信元の無線通信装置2に接続すればよい。また、初期設定部30は、無線通信装置2を介して、無線設定装置1から、設定プログラムを受信する。初期設定部30は、受信した設定プログラムを、実行部31に送信する。
実行部31は、受信した設定プログラムを実行する。実行部31は、受信した設定プログラムを実行することにより、無線設定装置1の設定部13との間で、無線通信のためのパラメータの設定を行う。設定プログラムは、実行部31が、無線設定装置1の設定部13との間で、無線通信のためのパラメータの設定を、所定の手順で行うよう、実行部31を制御する。実行部31は、例えばプロセッサを備えたコンピュータである。
無線通信のためのパラメータは、例えば、SSID、SSIDの隠蔽の有無、暗号化方式、暗号化キーのいずれか1個以上である。パラメータは、これらに限られない。また、パラメータは、これら以外の値であってもよい。
実行部31は、設定したパラメータを子機制御部32に送信する。無線通信のためパラメータを受信した子機制御部32は、そのパラメータを使用して、無線通信装置2に接続する。その接続の際、子機制御部32は、初期識別子を使用した無線通信装置2への接続を、切断すればよい。
次に無線設定装置1について説明する。
無線設定装置1の接続検出部10は、無線子機3による初期識別子を使用した無線通信装置2への接続を検出する。接続検出部10は、無線子機3が初期識別子を使用して無線通信装置2に接続した際、初期識別子を使用した無線子機3による無線通信装置2への接続があったことを表す情報を、無線通信装置2から受信すればよい。また、接続検出部10は、前述のように、無線通信装置2が送信する初期識別子を、無線通信装置2に送信してもよい。無線通信装置2があらかじめ初期識別子を保持していれば、接続検出部10は初期識別子の送信を行わなくてよい。
設定プログラム記憶部11は、無線子機3の実行部31が実行するための設定プログラムを記憶する。設定プログラムは、実行部31を、前述の、無線通信のための1個以上のパラメータを、設定部13との間で、所定の手順で設定するよう動作させる。
設定プログラム送信部12は、接続検出部10が初期接続を検出した場合、設定プログラム記憶部11から、設定プログラムを読み出す。設定プログラム送信部12は、読み出した設定プログラムを、無線通信装置2を介して、無線子機3の初期設定部30に送信する。
設定部13は、送信された設定プログラムを実行する実行部31との間で、前述の、無線通信のためのパラメータの設定を、所定の手順で行う。そして、設定部13は、設定されたパラメータを、無線通信装置2に送信する。
設定部13と設定プログラムは、設定部13と設定プログラムを実行する実行部31が、所定の手順で、データをやりとりして各パラメータの設定を行うよう、構成されていればよい。
図2は、本実施形態の無線通信システム100の具体的な構成例である。
次に、本実施形態の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本実施形態の無線設定装置1の動作を表すフローチャートである。
図4は、初期接続における無線通信のための、初期識別子を含む複数のパラメータの例を表す図である。図4のSSIDが初期識別子である。図4の「隠蔽」は、SSIDを隠蔽するかどうかを表すパラメータである。図4には、他のパラメータの例として、暗号化方式や暗号化キーが記載されている。図4のように、無線通信装置2は、初期接続において、隠蔽や暗号化を行わずに接続すればよい。
無線通信装置2は、初期識別子を各無線子機3に対して送信する(ステップS11)。
接続検出部10は、無線通信装置2が無線子機3に送信する初期識別子を、無線通信装置2に送信してもよい。無線通信装置2は、あらかじめ保持している初期識別子を、無線子機3に送信してもよい。
無線通信装置2と未接続の無線子機3は、受信した初期識別子を使用して、無線通信装置2に接続する。
接続検出部10は、いずれかの無線子機3から無線通信装置2への、初期識別子を使用した接続(初期接続)を検出する(ステップS12)。
前述のように、無線通信装置2は、いずれかの無線子機3から初期接続があった際、いずれかの無線子機3から初期接続があったことを表す情報を、接続検出部10に送信すればよい。
複数の無線子機3から初期接続があった場合、無線通信装置2は、初期接続があったことを表す情報を、順次接続検出部10に送信すればよい。この場合、無線設定装置1は、初期接続があった複数の無線子機3に対して、順次、後述のステップS12からステップS16の動作を行えばよい。無線通信装置2は、初期接続があった無線子機3を表す情報を保持していればよい。
無線設定装置1は、初期接続が検出されない場合、初期接続が検出されるまで待機する(ステップS12、N)。
いずれかの無線子機3から無線通信装置2への、初期接続が検出された場合(ステップS12、Y)、設定プログラム送信部12は、設定プログラム記憶部11から設定プログラムを読み出す(ステップS13)。
設定プログラム送信部12は、設定プログラムを、初期接続中の無線子機3に対して、無線通信装置2を経由して送信する(ステップS14)。
設定プログラムを受信した無線子機3の初期設定部30は、受信した設定プログラムを実行部31に送信する。実行部31は、受信した設定プログラムを実行する。前述のように、設定プログラムは、実行部31が、設定部13との間で、無線通信のためのパラメータの設定を、所定の手順で行うよう、実行部31を制御する。
設定部13は、送信された設定プログラムを実行する無線子機3との間で、所定の手順で無線通信のためのパラメータの設定を行う(ステップS15)。
図5は、設定部13が設定するパラメータの例を表す図である。設定部13は、SSID暗号化キーを生成して、無線子機3に送信すればよい。また、設定部13は、暗号化方式を決定し、決定した暗号化方式を表す情報を無線子機3に送信すればよい。設定部13は、暗号化方式決定の際、例えば、無線子機3が対応可能な暗号化方式を無線子機3から取得し、その中で無線通信装置2が対応可能な、最も安全な暗号化方式を選択すればよい。その場合、設定部13は、無線通信装置2が対応可能な暗号化方式の情報を、あらかじめ保持していればよい。あるいは、設定部13は、無線通信装置2が対応可能な暗号化方式の情報を、無線通信装置2から取得してもよい。初期接続子と、設定部13が設定するパラメータの含まれるSSIDは、異なっていることが望ましいが、同じでも構わない。
図6は、無線通信装置2が対応可能な暗号化方式の例を表す図である。これらの暗号化方式の中で、無線子機3が対応可能な最も安全な暗号化方式が、例えばWEP−128である場合、設定部13が設定するパラメータは、図5のようになる。
各パラメータの設定の手順は、あらかじめ決められていればよい。また、初期接続中の無線子機3が複数存在する場合、設定部13は、各無線子機3との間で、順次パラメータの設定を行えばよい。前述のように、設定部13は、無線通信装置2を介して、無線子機3との間でパラメータ設定のためのデータの送信及び受信を行うことで、パラメータの設定を行えばよい。
設定部13は、無線子機3との間で設定した、無線通信のためのパラメータを、無線通信装置2に送信する(ステップS16)。
パラメータを受信した無線通信装置2は、受信したパラメータを使用して無線子機3と接続する。その際、無線通信装置2は、受信したパラメータを使用して無線子機3から接続された場合に、その無線子機3からの接続を許可すればよい。無線通信装置2は、パラメータの設定を行った無線子機3に、設定されたパラメータを使用して接続する指示を送信してもよい。この場合、設定部13は、パラメータに加えて、無線子機3の識別情報を、無線通信装置2に送信すればよい。接続の指示を受信した無線子機3は、設定されたパラメータを使用して無線通信装置2に接続する。無線通信装置2は、設定されたパラメータを使用した接続の際、無線子機3との間の初期接続を切断すればよい。
次に、本実施形態の無線子機3の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本実施形態の無線子機3の動作を表すフローチャートである。
図7を参照すると、まず、初期設定部30は、アンテナ部33と子機制御部32を介して、初期識別子を受信する(ステップS21)。初期識別子は、例えば、無線通信装置2が送信するビーコン信号に含まれていればよい。なお、以下の説明において、初期設定部30及び実行部31は、無線通信装置2や無線通信装置2を介した無線設定装置1との間の通信を、アンテナ部33と子機制御部32を介して行う。
無線子機3が無線通信装置2と接続されていれば、無線子機3は何もしない。
無線子機3が無線通信装置2と接続されていない場合、初期設定部30は、受信した初期識別子を使用して、無線通信装置2に接続する(ステップS22)。
そして、初期設定部30は、無線通信装置2から、設定プログラムを受信する(ステップS23)。初期設定部30は、受信した設定プログラムを、実行部31に送信する。
実行部31は、受信した設定プログラムを実行する(ステップS24)。
設定プログラムを実行する実行部31は、無線設定装置1との間で、前述のパラメータを設定する(ステップS25)。設定プログラムは、実行部31が、無線通信装置2を介した通信により、無線設定装置1との間で、無線通信のための前述のパラメータの設定を、所定の手順で行うよう、実行部31を制御する。
そして、子機制御部32は、設定したパラメータを使用して、無線通信装置2に接続する(ステップS26)。
設定プログラムは、設定プログラムを実行する実行部31が、設定したパラメータと、そのパラメータを使用して無線通信装置2に接続する指示を、子機制御部32に送信するように、構成されていればよい。設定プログラムは、さらに、設定プログラムを実行する実行部31が、設定したパラメータを使用した接続の際、初期接続を切断する指示を子機制御部32に送信するように構成されていてもよい。
以上で説明した本実施形態には、時間的制約のある手動操作及び無線以外の入力手段を必要とせずに、無線通信機器に対して無線通信の設定を行うことができるという第1の効果がある。
その理由は、初期接続状態で、設定プログラム送信部12が、無線通信のためのパラメータの設定を行う設定プログラムを、無線子機3に送信する指示を、無線通信装置2に送信するからである。
前述の簡単設定方式には、複数の種類がある。そして、無線通信装置2と無線子機3が、同じ簡単設定方式に対応していないと、ユーザによる無線接続のパラメータの設定を行うことなく、無線通信の設定を行うことはできない。
しかし、本実施形態には、無線通信装置2と無線子機3が、同じ簡単設定方式に対応していなくても、ユーザによる無線接続のパラメータの設定を行うことなく、無線通信の設定を行うことができるという第2の効果がある。
その理由は、第1の効果の理由と同じである。設定プログラムは、その設定プログラムを実行する無線子機3が、設定部13との間で、パラメータの設定を行うことができるよう構成されている。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図8は、本実施形態の無線設定装置1Aの構成を表す図である。
図8を参照すると、本実施形態の無線設定装置1Aは、設定プログラムを受信して実行する無線子機3が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、設定プログラムを記憶する設定プログラム記憶部11と、無線通信装置2に対する、複数の前記無線子機3のいずれかからの初期接続を検出する接続検出部10と、初期接続が検出された無線子機3に、設定プログラムを、無線通信装置2を経由して送信する設定プログラム送信部12とを含む。
次に、本実施形態の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図9は、本実施形態の無線設定装置1Aの動作を表すフローチャートである。
図9の各ステップは、図3の第1の実施形態の動作を表すフローチャートにおける、同一の符号を付したステップと同じである。よって、これらのステップの説明を省略する。
以上で説明した本実施形態には、第1の実施形態と同じ効果がある。
無線設定装置1、無線設定装置1A、無線通信装置2、無線子機3は、それぞれ、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラム、専用のハードウェア、又は、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラムと専用のハードウェアの組合せにより実現することができる。
接続検出部10、設定プログラム送信部12、設定部13、制御部21と、初期設定部30、実行部31は、例えば、プログラムを記憶する記録媒体からメモリに読み込まれた、各部の機能を実現するための専用のプログラムと、そのプログラムを実行するプロセッサにより実現することができる。また、設定プログラム記憶部11は、コンピュータが含むメモリやハードディスク装置により実現することができる。あるいは、接続検出部10、設定プログラム記憶部11、設定プログラム送信部12、設定部13、インタフェース部20、制御部21、無線制御部22、アンテナ部23、初期設定部30、実行部31、子機制御部32、アンテナ部33の一部又は全部を、各部の機能を実現する専用の回路によって実現することもできる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、1A 無線設定装置
2 無線通信装置
3 無線子機
4 ネットワーク
10 接続検出部
11 設定プログラム記憶部
12 設定プログラム送信部
13 設定部
20 インタフェース部
21 制御部
22 無線制御部
23、33 アンテナ部
30 初期設定部
31 実行部
32 子機制御部
100 無線通信システム

Claims (10)

  1. 設定プログラムを受信して実行する無線子機が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、前記設定プログラムを記憶する設定プログラム記憶手段と、
    無線通信装置に対する、複数の前記無線子機のいずれかからの初期接続を検出する接続検出手段と、
    前記初期接続が検出された前記無線子機に、前記設定プログラムを、前記無線通信装置を経由して送信する設定プログラム送信手段と
    を含む無線設定装置。
  2. 前記無線子機との間で、前記所定の手順で前記パラメータを設定し、設定した前記パラメータを、当該パラメータで前記無線子機を無線接続させる前記無線通信装置に送信する設定手段
    を含む請求項1に記載の無線設定装置。
  3. 前記接続検出手段は、無線接続のための初期識別子を前記無線子機各々に送信する前記無線通信装置に対する、前記無線子機のいずれかからの前記初期識別子を使用した接続を、初期接続として検出する
    請求項1又は2に記載の無線設定装置。
  4. 前記無線通信装置に初期接続する初期接続手段と、
    前記無線通信装置から前記設定プログラムを受信する設定プログラム受信手段と、
    受信した前記設定プログラムを実行する実行手段と
    を含む前記無線子機と、
    前記無線通信装置と、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の無線設定装置と
    を含む無線通信システム。
  5. 設定プログラムを受信して実行する無線子機が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、前記設定プログラムを設定プログラム記憶手段に記憶し、
    無線通信装置に対する、複数の前記無線子機のいずれかからの初期接続を検出し、
    前記初期接続が検出された前記無線子機に、前記設定プログラムを、前記無線通信装置を経由して送信する
    無線設定方法。
  6. 前記無線子機との間で、前記所定の手順で前記パラメータを設定し、設定した前記パラメータを、当該パラメータで前記無線子機を無線接続させる前記無線通信装置に送信する
    請求項5に記載の無線設定豊富。
  7. 無線接続のための初期識別子を前記無線子機各々に送信する前記無線通信装置に対する、前記無線子機のいずれかからの前記初期識別子を使用した接続を、初期接続として検出する
    請求項5又は6に記載の無線設定方法。
  8. コンピュータを、
    設定プログラムを受信して実行する無線子機が、無線通信のパラメータを所定の手順で設定するための、前記設定プログラムを記憶する設定プログラム記憶手段と、
    無線通信装置に対する、複数の前記無線子機のいずれかからの初期接続を検出する接続検出手段と、
    前記初期接続が検出された前記無線子機に、前記設定プログラムを、前記無線通信装置を経由して送信する設定プログラム送信手段と
    して動作させる無線設定プログラム。
  9. コンピュータを、
    前記無線子機との間で、前記所定の手順で前記パラメータを設定し、設定した前記パラメータを、当該パラメータで前記無線子機を無線接続させる前記無線通信装置に送信する設定手段
    として動作させる請求項8に記載の無線設定プログラム。
  10. 無線接続のための初期識別子を前記無線子機各々に送信する前記無線通信装置に対する、前記無線子機のいずれかからの前記初期識別子を使用した接続を、初期接続として検出する前記接続検出手段
    として動作させる請求項8又は9に記載の無線設定プログラム。
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