JP2015211331A - リモートコントロールシステム及びリモートコントローラ - Google Patents

リモートコントロールシステム及びリモートコントローラ Download PDF

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Abstract

【課題】リモートコントローラに設けられているマイクロフォンセンサとモーションセンサとのオン/オフ状態を積極的かつ緻密に制御して、省電力化を図る。
【解決手段】ユーザが発する声を検知するマイクロフォンセンサ191と、制御対象との間で無線通信を行うリモートコントローラ100本体の傾きの検知するモーションセンサ192と、マイクロフォンセンサ191の検知結果に基づいて音声解析ができない場合にモーションセンサ192をオン状態に切り替える切替手段194とを有する。モーションセンサ192の検知結果に基づいてリモートコントローラ100の傾きが所望であるか否かを判定する判定手段と、判定結果がリモートコントローラの傾きが所望でない場合にリモートコントローラの傾きを補正するように促すための報知手段であるテレビとを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、リモートコントロールシステム及びリモートコントローラに関し、特に、マイクロフォンセンサとモーションセンサといった複数のセンサを備えるリモートコントロールシステム及びリモートコントローラに関する。
特許文献1には、インターネット上のサービスの多様化および被制御機器の多機能化に対応することのできる無線操作端末について開示されている。この無線操作端末(リモートコントローラ)は、音声データを得るためのマイクユニット(マイクロフォンセンサ)と、無線操作端末の動きを検出する動き検出部(モーションセンサ)とを備えている。
この種のリモートコントローラは、マイクロフォンセンサとモーションセンサとを備えているので、各々のセンサに対応する信号を情報処理装置に対して送信することができることになる。
特開2013−9174号公報
しかし、特許文献1に開示されているリモートコントローラは、マイクロフォンセンサとモーションセンサとを備えているので、各センサを使用する場合には、センサを全く備えていないリモートコントローラ、或いは、センサを一つのみ備えるリモートコントローラに比して、消費電力量が多くなる。
リモートコントローラは、通常、乾電池を電源としているものが多い。したがって、消費電力を抑えることが課題とされている。特許文献1においても省電力化について考慮しているものの、ユーザによってリモートコントローラが放置された場合などの特定の場合の対処しかなされておらず、まだまだ改善の余地がある。
そこで、本発明は、リモートコントローラに設けられているマイクロフォンセンサとモーションセンサとのオン/オフ状態を積極的かつ緻密に制御して、更なるリモートコントローラの省電力化を図ることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のリモートコントロールシステムは、
ユーザが発する声を検知するマイクロフォンセンサと、リモートコントローラ本体の傾きの検知するモーションセンサと、前記マイクロフォンセンサの検知結果に基づいて音声解析ができない場合に前記モーションセンサをオン状態に切り替える切替手段とを有し、制御対象との間で無線通信を行うリモートコントローラを備えており、
前記モーションセンサの検知結果に基づいて前記リモートコントローラの傾きが所望であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果が前記リモートコントローラの傾きが所望でない場合に当該リモートコントローラの傾きを補正するように促すための報知を行う報知手段と、を備える。
前記報知手段は、前記リモートコントローラの傾きが所望である場合に当該リモートコントローラとユーザとの距離を狭めるように促すための報知を行ってもよい。
前記判定手段は、前記リモートコントローラの傾きが所望であるか否かを判定することに先立って当該リモートコントローラの電池残量を判定し、
前記切替手段は、前記判定手段により当該電池残量が少なくなっていると判定された場合に前記マイクロフォンセンサをオフ状態に切り替えることができる。
前記報知手段は、前記制御対象に接続されたディスプレイ又はスピーカを通じて報知を行うとよい。
前記制御対象は、前記リモートコントローラから送信される信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された信号を処理する処理手段とを備える。
また、本発明は、上記リモートコントロールシステムに用いられるリモートコントローラであって、
ユーザが発する声を検知するマイクロフォンセンサと、リモートコントローラ本体の傾きの検知するモーションセンサと、前記マイクロフォンセンサの検知結果に基づいて音声解析ができない場合に前記モーションセンサをオン状態に切り替える切替手段とを有し、制御対象との間で無線通信を行う。
本発明の実施形態1のリモートコントロールシステムの模式的な構成図である。 図1に示すリモートコントローラ100の模式的な外観図である。 図2に示すリモートコントローラ100の主要部分を示す機能ブロック図である。 図1に示すリモートコントローラ100の状態遷移図である。 本発明の実施形態2の概要説明図である。
100 リモートコントローラ
110 電源ボタン
120 モーションボタン
130 十字ボタン
140 決定ボタン
150 メニューボタン
160 ホームボタン
170 戻るボタン
180 音声ボタン
191 マイクロフォンセンサ
192 モーションセンサ
193 通信手段
194 切替手段
195 計時手段
196 格納手段
発明の実施の形態
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1のリモートコントロールシステムの模式的な構成図である。図1には、マイクロフォンセンサとモーションセンサといった複数のセンサを備えるリモートコントローラ100と、リモートコントローラ100によって各種遠隔制御が行われるブロードバンドサービス向けのセットトップボックス(以下、「STB」と称する。)200と、STB200に接続されたテレビジョン受信機(以下、「テレビ」と称する。)300と、リモートコントローラ100とSTB200とを接続する無線回線400とを示している。
なお、本実施形態では、リモートコントローラ100によって遠隔制御される制御対象としてSTB200を用いる場合を例に説明するが、制御対象はこれに限定されず、テレビ300、DVDレコーダといった、STB200以外のオーディオ機器でもよいし、これらのうち2以上の機器を対象としてもよい。
加えて、リモートコントローラ100によって遠隔制御される制御対象は、例えば、パーソナルコンピュータでもよいし、自動車を含むカーナビゲーション装置などの自動車関連機器でもよいし、いわゆるテレビゲーム機、カラオケ装置といった娯楽機器でもよいし、空調機器、調理機器、照明器具などの家電製品でもよいし、ロボットを含む玩具などの家庭用機器などでもよい。また、例えば、カラオケ機能付きSTB200、或いは、テレビゲーム機能付きSTB200のように、複数機能を実現できる機器を制御対象としてもよい。
なお、本実施形態において制御対象として例示するSTB200は、オペレーションシステム(以下、「OS」と称する。)、ミドルウェア、及び、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192を用いるアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と称する。)などがインストールされている。
このため、STB200は、内蔵するCPUとメモリとが協同することで各プログラムを実行することによって、テレビ300のディスプレイに対して表示すべき情報を提供することも含めて、後述の各種動作を実現することができる。
ここで、ミドルウェアについて付言すると、リモートコントローラ100からSTB200に送信される各種指示内容を逐次判定し、判定結果に応じたOSのイベントを、上位のアプリケーションに出力し、STB200に所望の動作を実行させる。
具体的には、リモートコントローラ100には、各種ボタン110等(図2)と、マイクロフォンセンサ191(図3)及びモーションセンサ192(図3)が設けられているので、これらの各々に固有の符合を割り当てるとともに、各符号と実行すべきイベントとの対応関係を示す登録情報をSTB200に登録しておく。
そして、例えば、ユーザがテレビ300のディスプレイに表示されているカーソル位置を変更させるために、リモートコントローラ100本体を傾けたとする。これに応じてモーションセンサ192がその傾きを検知した場合には、リモートコントローラ100は、その検知結果に対してモーションセンサ192に割り当てられた固有の符号を付加してから、STB200に対して送信すればよい。
こうすると、STB200では、ミドルウェアが、リモートコントローラ100から送信された上記符号に基づいて登録情報を参照し、当該符合に対応するイベントを読み出して、上記カーソル表示を行っているアプリケーションに出力する。
なお、リモートコントローラ100からSTB200に送信される指示は、各種ボタン110等が押下された場合などに限られるものではなく、例えば、リモートコントローラ100の電池残量が少なくなった場合に、テレビ300のディスプレイに、その旨を表示させるといったイベントを実行してもよい。
このためには、電池残量が少なくなった旨を表示させる指示にも、固有の符号を割り当て、かつ、上記のように、当該符合と電池残量を表示させるといったイベントとの対応関係を示す登録情報をSTB200に登録しておけばよい。
また、ミドルウェアは各アプリケーションに対して定期的にポーリング信号を出力し、かつ、各アプリケーションは自アプリケーションが起動中であればポーリング信号を受信した場合、これに対する応答信号をミドルウェアへ返答するようにしている。このため、ミドルウェアは、応答信号の返答の有無により、各アプリケーションのうちいずれが起動中であるかを逐次判定することができる。
さらに、本実施形態では、アプリケーション毎に、いずれのセンサからの情報が入力される必要があるか否かを示す要否情報をSTB200に予め登録しておき、各アプリケーションを起動する際に、いずれのセンサからの情報が入力される必要があるか否かを逐次判定する。
すなわち、各アプリケーションを示す情報と、当該各アプリケーションが所定の処理を実行する際に必要な情報の送信元となるセンサを示す情報とを、STB200に対応させて登録しておき、アプリケーションを起動する際に、当該登録済みの情報に基づいて上記送信元となるセンサからの情報の要否を逐次判定する。
したがって、例えば、他のユーザとの間で通話する際に起動する通話アプリケーションを起動する場合、この通話アプリケーションを示す情報と「マイクロフォンセンサ191からの情報が必要」であるという情報とが予めSTB200に登録しておけば、この通話アプリケーションの起動時に、「マイクロフォンセンサ191からの情報が必要」であるという判定結果が得られることになる。
図2(a)は、図1に示すリモートコントローラ100の模式的な外観を示す斜視図である。図2(b)は、図2(a)に示すリモートコントローラ100の側面図である。図2には、以下説明する、電源ボタン110と、モーションボタン120と、十字ボタン130と、決定ボタン140と、メニューボタン150と、ホームボタン160と、戻るボタン170と、音声ボタン180と、開口部190とを示している。
電源ボタン110は、STB200による制御対象の電源のオン/オフを切り替えるものである。なお、リモートコントローラ100には、既述のように、テレビ300の電源のオン/オフを切り替えるための電源ボタンを設けてもよい。
モーションボタン120は、リモートコントローラ100本体に内蔵されている、モーションセンサのオン/オフ状態をユーザの操作によって切り替えるためのものである。本実施形態では、STB200及びテレビ300の電源がそれぞれオンされ、かつ、テレビ300がSTB200からの外部接続が有効とされている状態でモーションボタン120が押下された場合には、テレビ300のディスプレイに、カーソル表示を行うようにしている。また、当該カーソル表示が行われている状態で、モーションボタン120が押下された場合には、その表示を終了するようにしている。
十字ボタン130は、テレビ300のディスプレイに表示される、STB200を操作等するための複数の項目のうち、所望の項目をユーザが選択するためのものである。なお、所望の項目の選択は、十字ボタン130の押下のみならず、ユーザがリモートコントローラ100を動かすことによって変化する、リモートコントローラ100の角度等をモーションセンサが検知することによって実現してもよい。
決定ボタン140は、主として、ユーザが十字ボタン130の押下等によって選択した項目を決定するための指示を行うものである。
メニューボタン150は、STB200等で用意されているメニュー画面を、テレビ300のディスプレイに表示させるためのものである。一例としては、メニューボタン150が押下されると、既述のように、十字ボタン130を押下されるなどして選択された複数の項目が表示されることになる。
ホームボタン160は、テレビ300のディスプレイにSTB200から出力される何らかの画面が表示されているときに、その表示内容をSTB200で用意されている初期画面であるホーム画面に切り替えるためのものである。
戻るボタン170は、テレビ300のディスプレイに表示されている何らかの画面を、その画面表示の直前に表示されていた画面に切り替えるためのものである。
音声ボタン180は、リモートコントローラ100本体に内蔵されている、マイクロフォンセンサのオン/オフ状態をユーザの操作によって切り替えるためのものである。なお、これに限定されるものではないが、マイクロフォンセンサは、開口部190の近傍に設けることができる。また、マイクロフォンセンサは必ずしも一つだけに限られず複数設けてもよく、例えば、開口部190の近傍に加えて、電源ボタン110の近傍といった一端部及び/又はこれと対極位置となる他端部に設けてもよい。
開口部190は、マイクロフォンセンサの配置箇所に対応して設けられており、リモートコントローラ100の外部からの音、とりわけ、ユーザが発する声をマイクロフォンセンサに効果的に到達させるためのものである。なお、開口部190は、相対的に大径のものを少数設けてもよいし、相対的に小径のものを多数設けてもよく、また、形状については円柱状又はすり鉢状などとすればよい。
なお、 図2に示す各種ボタンの全てが、リモートコントローラ100の構成上必須というわけではなく、また、図示しているボタン以外のボタンがリモートコントローラ100に含まれることを除外するものではない点に留意されたい。
図3は、図2に示すリモートコントローラ100の主要部分を示す機能ブロック図である。図3には、以下説明する、マイクロフォンセンサ191と、モーションセンサ192と、通信手段193と、切替手段194と、計時手段195と、格納手段196と、を示している。
マイクロフォンセンサ191は、例えば、マイクロフォンとA/D変換器とを備えている。マイクロフォンセンサ191は、リモートコントローラ100のボタン配置面に設けられた開口部190に対応する位置に備えられており、主として、ユーザが発する声をマイクロフォンによって集音して、その音声信号をA/D変換器によってアナログ信号からディジタル信号に変換するものである。
モーションセンサ192は、重力を検出することによってリモートコントローラ100の傾きを割り出し可能な3軸加速度センサと、リモートコントローラ100の角度又は角速度を割り出し可能なジャイロスコープとを備えている。モーションセンサ192は、リモートコントローラ100の傾き及び動きの変化を検出するものである。
通信手段193は、主として、図2に示した各種ボタン110等の押下が検知された場合に当該ボタンに対応する指示をSTB200に対して無線回線400を通じて送信したり、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192からの出力信号をSTB200に対して無線回線400を通じて送信したりするものである。加えて、通信手段193は、STB200から送信されるマイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192のオン/オフ状態の切替命令を受信して、切替手段194に出力するものである。
切替手段194は、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192のオン/オフ状態を切り替えるものである。切替手段194は、マイクロフォンセンサ191、モーションセンサ192及び通信手段193から出力される信号を入力し、当該信号に従ってマイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192のオン/オフ状態を切り替える。
計時手段195は、切替手段194による切替とは別に、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192をオンからオフにする契機となる計時を行うものである。ユーザからの指示が所定時間なされない場合に、計時手段195から切替手段194に対して、マイクロフォンセンサ191及びーションセンサ192のオフ状態へ切り替えを指示する信号が出力される。
格納手段196は、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192のオン/オフ状態を示す情報を、図示しない格納媒体に格納するものである。本実施形態では、格納手段196によって格納される情報は、通信手段193によってSTB200に送信するようにしている。
図4は、図1に示すリモートコントローラ100の状態遷移図である。図4に示す楕円内には、「マイクロフォンセンサ」及び「モーションセンサ」の状態として「0」又は「1」を示している。ここで、「0」はオフ状態、「1」はオン状態を意味する。また、楕円間に示している矢印に付帯する「00/01」などの表示は、状態S00から状態S01などに遷移することを意味する。
以下、リモートコントローラ100の典型的な使用シーンに従って、マイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192のオン/オフ状態に関する、リモートコントローラ100の状態遷移について説明する。
(状態S00について)
まず、リモートコントローラ100が、動作を停止して待機している状態で、テーブルなどに置かれていたとする。この時には、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192のとのいずれもがオフ状態であり、リモートコントローラ100は、状態S00ということになる。
なお、リモートコントローラ100の消費電力に着目すると、両センサ191,192がオフ状態である状態S00が最も低く、ついで、モーションセンサ192のみがオン状態である状態S01、マイクロフォンセンサ191のみがオン状態である状態S10の順に高く、両センサ191,192がオン状態である状態S11が最も高い。
状態S00から、ユーザがリモートコントローラ100を把持して、電源ボタン110を押下して、STB200の電源をオンしたとする。本実施形態では、このユーザの操作によっても、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192とのいずれもがオフ状態のままとしている。
もっとも、電源ボタン110が押下されて、リモートコントローラ100の電源がオフからオンに切り替わったことをトリガーとして、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192のとの少なくとも一方をオン状態に切り替えてもよい。
なお、本明細書でいうオフ状態には、切替手段194からの指示によって、相対的に早いタイミングで、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192をオン状態に切り替えられるように、切替手段194からの指示を微弱電力によって監視する、いわゆるスリープ状態も含まれるものとする。
(状態S00から状態S01の遷移について)
つづいて、ユーザが、リモートコントローラ100を所定の閾値以上となる条件で傾けたり或いは動かしたりすると、切替手段194は、モーションセンサ192をオフ状態からオン状態に切り替える。この結果、リモートコントローラ100は、状態S00から状態S01に遷移する。
或いは、ユーザが、例えば、メニューボタン150、十字ボタン130及び決定ボタン140を適宜押下することで、STB200にてモーションセンサ192を用いるアプリケーション起動された場合に、上述のミドルウェアによる判定に基づいて、STB200から無線回線400を介してリモートコントローラ100に対して、モーションセンサ192をオフ状態からオン状態に切り替える切替命令を送信するようにしてもよい。
こうすると、これを通信手段193によって受信したリモートコントローラ100では、切替手段194によって、モーションセンサ192をオフ状態からオン状態に切り替えることができる。つまり、STB200を経由してモーションセンサ192をオフ状態からオン状態に切り替えることができる。もっとも、モーションセンサ192のオフ状態からオン状態に切り替えは、ユーザがモーションボタン120を押下しても行うことができるので、STB200を経由することは必須ではない。
(状態S01から状態S11の遷移について)
つぎに、ユーザが、上記のアプリケーションを起動した状態で、更にマイクロフォンセンサ191を用いる別のアプリケーションも起動させた場合にも、STB200を経由するなどして、切替手段194によってマイクロフォンセンサ191をオフ状態からオン状態に切り替える。これにより、リモートコントローラ100は、状態S01から状態S11に遷移する。
また、ユーザによって明示的に音声ボタン180が押下された場合にも、状態S01から状態S11に遷移させることができる。ただし、この場合には、ユーザが、テレビ300のディスプレイを見ていた場合には、視線を一旦リモートコントローラ100に向け、音声ボタン180を探し、それから、音声ボタン180を押下するという手順を踏む場合が生じうるので煩雑である。
そこで、この煩雑さを回避するために、オン状態であるモーションセンサ192を用いて、マイクロフォンセンサ191をオフ状態からオン状態に切り替えてもよい。例えば、ユーザがリモートコントローラ100を例えば円状に動かした場合に、マイクロフォンセンサ191をオフ状態からオン状態に切り替えるといったことが可能である。これを実現するには、円状に動かすというジェスチャーと、マイクロフォンセンサ191をオフ状態からオン状態に切り替えるというイベントとを一対でリモートコントローラ100又はSTB200に登録しておけばよい。
(状態S00から状態S11の遷移について)
ユーザが最初に起動させたアプリケーションが、モーションセンサ192のみならず、マイクロフォンセンサ191でも用いるものであった場合には、STB200からリモートコントローラ100に対して送信する切替命令は、モーションセンサ192のみならずマイクロフォンセンサ191についてもオフ状態からオン状態に切り替える命令とすればよい。こうすると、図4においては矢印を示していないが、リモートコントローラ100は、状態S00から状態S11に遷移することになる。
なお、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192との双方を用いるアプリケーションとしては、例えばブラウザが考えられる。この場合、具体的なリモートコントローラ100の使用例としては、マイクロフォンセンサ191を通じて検索キーワードを音声入力し、その検索結果をモーションセンサ192を通じて選択することが考えられる。
この他にも、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192との双方を用いるアプリケーションとしては、マイクロフォンセンサ191を通じて歌声を入力し、制御機器に付帯するディスプレイに表示される各種ボタンをモーションセンサ192を通じて選択するといったカラオケ機能についてのアプリケーション、或いは、マイクロフォンセンサ191を通じて音声による指示入力をし、かつ、ディスプレイに表示されるキャラクターの進行方向をモーションセンサ192を通じて指示するといったゲームについてのアプリケーションなどが考えられる。
これら、ブラウザ、カラオケ機能、又は、ゲームのアプリケーションが起動されたことが上述のミドルウェアによって判定されると、その判定に基づいてリモートコントローラ100に対して、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192との両方をオフ状態からオン状態に切り替える切替命令を送信するようにしてもよい。
(状態S11から状態S10の遷移について)
つぎに、例えば、STB200がインターネットなどのネットワークに接続されている場合には、インターネット電話サービスのためのアプリケーションを起動することも考えられる。係る場合には、ユーザが発した声は、マイクロフォンセンサ191を用いて取り込まれ、通信手段193によってSTB200に送られてから、インターネットなどのネットワークを介して相手方に送信される。
このアプリケーションを起動した場合には、モーションセンサ192をオン状態にしておく必要がないので、これをオン状態からオフ状態に切り替えるとよい。具体的には、ユーザによってインターネット電話サービスのためのアプリケーションが起動されたときに、STB200からリモートコントローラ100に対して、モーションセンサ192をオン状態からオフ状態に切り替える切替命令を送信するとよい。
或いは、ユーザがマイクロフォンセンサに向かって「モーションオフ」と発したときに、又は、リモートコントローラ100を例えば大きく「1シェイク」したときに、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192においてこれらが検知された場合に、モーションセンサ192をオン状態からオフ状態に切り替えられるようにしてもよい。
これを実現するためには、「モーションオフ」という音声又は「1シェイク」というジェスチャーと、モーションセンサ192をオン状態からオフ状態に切り替えるというイベントとを一対でリモートコントローラ100又はSTB200に登録しておけばよい。また、ユーザによってモーションボタン120が押下されたことに基づいて当該切替を実現してもよい。
(状態S11から状態S01の遷移について)
同様に、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192との双方がオン状態である場合に、マイクロフォンセンサ191を用いていたアプリケーションが終了されたり、ユーザがマイクロフォンセンサに向かって「マイクオフ」と発声したり、例えば大きく「1シェイク」といったジェスチャーをした場合には、モーションセンサ192のオン状態を維持しつつ、マイクロフォンセンサ191をオフ状態に切り替えることができる。
(状態S10から状態S11の遷移について)
インターネット電話サービスのためのアプリケーションを起動しているときに、他のアプリケーションも起動することもあると考えられる。このため、本実施形態では、既述の要領で、「モーションオン」といった指示を発することによるマイクロフォンセンサ191を通じた音声による指示で、或いは、モーションボタン120を押下することでボタンを通じた指示で、モーションセンサ192をオフ状態からオン状態に切り替えられるようにしている。
(状態S00から状態S10の遷移について)
状態S00から状態S10の遷移については、状態S00から状態S01の遷移の場合と同様に、ユーザがリモートコントローラ100のメニューボタン150等を押下することによって、マイクロフォンセンサ191のみ用いるアプリケーションを起動した場合に、上述のミドルウェアによる判定に基づいて、STB200からリモートコントローラ100に対して、マイクロフォンセンサ191をオフ状態からオン状態に切り替える切替命令を送信すればよい。
こうすると、状態S00から状態S01の遷移の場合と同様に、STB200からの切替命令を受信したリモートコントローラ100では、マイクロフォンセンサ191をオフ状態からオン状態に切り替えることができる。また、ユーザが音声ボタン180を押下することで当該切替を実現してもよい。
(状態S10から状態S01の遷移及び状態S01から状態S10の遷移について)
ところで、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192とのいずれかのみがオン状態のときに、何らかの理由により、そのオン状態を維持することは好ましくないが、一方で、他のセンサをオン状態に切り替えることが好ましいこともあると考えられる。係る場合に対処すべく、本実施形態では、当該センサをオフ状態に切り替えて、かつ、他方のセンサをオン状態に切り替えられるようにしている。
具体的には、例えば、モーションセンサ192がオン状態で、かつ、マイクロフォンセンサ191がオフ状態というときに、モーションセンサ192に故障などの不具合が生じた場合に、モーションセンサ192をオフ状態に切り替え、かつ、マイクロフォンセンサ191をオン状態に切り替えることも可能である。
或いは、モーションセンサ192をオフ状態で、かつ、マイクロフォンセンサ191がオン状態というときに、リモートコントローラ100の乾電池の残量がある閾値以下となった場合に、相対的に電力を消費するマイクロフォンセンサ191をオフ状態に切り替え、かつ、モーションセンサ192をオン状態に切り替えることも可能である。
(状態S10,S01,S11から状態S00の遷移について)
リモートコントローラ100を、状態S10,S01,S11のいずれかから状態S00の遷移にするためには、既述の要領で、ユーザが音声ボタン180とモーションボタン120とのうち対応するボタンを押下する、「センサオフ」と発声する、或いは、対応するアプリケーションを終了することで、上述のミドルウェアによる判定に基づいて、STB200からリモートコントローラ100に対して、マイクロフォンセンサ191及び/又はモーションセンサ192をオン状態からオフ状態に切り替える切替命令を送信して切り替えればよい。
また、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192が実質的に機能していない期間が所定期間を超えたことが計時手段195によって計時された場合、更には電源ボタン110が押下されることによって、STB200が電源オンから電源オフに切り替わった場合には、状態S00に遷移させてもよい。
この他にも、状態S01のときに、リモートコントローラ100のモーションセンサ192の出力信号が、所定時間変化していないことを、STB200にて確認した場合には、テレビ300のディスプレイの表示内容をミドルウェアなどで確認し、例えば、それが動画の再生中であった場合には、モーションセンサ192がしばらく使用されることがないと考えられるから、STB200からリモートコントローラ100に対して、モーションセンサ192をオフ状態に切り替える切替命令を送信するようにしてもよい。
さらに、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192が実質的に機能していない期間が所定期間を超えたことが、計時手段195によって計時されたという事象は、リモートコントローラ100がテーブル等に置かれてから所定時間を超えた場合に生じうるが、リモートコントローラ100がテーブル等に置かれることが予期される状況で、マイクロフォンセンサ191及び/又はモーションセンサ192をオフ状態へ切り替えると、所定期間の経過を待つことなく速やかにオフ状態にできるため、更なる、省電力化を実現できる。
そこで、リモートコントローラ100がテーブル等に置かれそうになる状況下においては、通常、手元からテーブル等へのリモートコントローラ100の移動が伴うので、モーションセンサ192は、オン状態であれば、重力方向へ向けた加速度のプラス変化を検出するはずである。したがって、切替手段194は、このような検知をしたときに、マイクロフォンセンサ191及び/又はモーションセンサ192をオフ状態に切り替えてもよい。
また、実際に、リモートコントローラ100がテーブル等に置かれたタイミングでマイクロフォンセンサ191及び/又はモーションセンサ192をオフ状態へ切り替えることも一法である。このためには、リモートコントローラ100がテーブル等と接触するときに生じる特定周波数を予めリモートコントローラ100内の格納手段等に格納しておき、マイクロフォンセンサ191における検出結果と当該特定周波数とに基づいて、リモートコントローラ100がテーブル等に置かれたと判定された場合に、マイクロフォンセンサ191及び/又はモーションセンサ192をオフ状態に切り替えればよい。
なお、状態S10,S01,S11から状態S00の遷移する場合、ユーザが「センサオフ」を発するなどユーザによる明示の切替意思が示されていない場合には、オフ状態への切替に先立って、テレビ300のディスプレイに、センサをオフする旨を表示するようにしてもよい。
また、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192のオン/オフ状態が切り替わるたびに、マイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192の現在のオン/オフ状態を示す情報を、格納手段196によって図示しない格納媒体に格納し、ユーザがホームボタン160、音声ボタン180或いはモーションボタン120を押下したタイミング、或いは、実際に上記オン/オフ状態が切り替わった際に、通信手段193によってSTB200に送信してもよい。
こうすると、マイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192の現在のオン/オフ状態を示す情報を、テレビ300のディスプレイに表示させる或いはテレビ300のスピーカから対応音声を出力させて、ユーザがマイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192のオン/オフ状態を報知することも可能となる。
したがって、仮に、マイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192がオン状態であるときに、ユーザが「マイクオフ」と発していないにも拘わらず、他人によって「マイクオフ」と発せられたり、テレビのスピーカから「マイクオフ」という音声が出力されたりした場合には、マイクロフォンセンサ191がユーザの意図しないところで、オフ状態に切り替わってしまう場合があっても、上記報知情報に基づいて、ユーザがマイクロフォンセンサ191をオン状態に戻せるようになる。
なお、マイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192のオン/オフ状態が切り替わったことを、STB200に内蔵されている図示しない格納媒体に格納してもよい。これにより、例えば、何ら決定すべき項目がテレビ300のディスプレイに表示されていない状態で、ユーザが決定ボタン140を押下したときなどに、現在のマイクロフォンセンサ191又はモーションセンサ192のオン/オフ状態を、テレビ300のディスプレイに表示させてことも可能となる。
以上をまとめると、切替手段194は、リモートコントローラ100内外からの各種信号に基づいて、マイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192のオン/オフ状態の切替を行うことで、相対的にマイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192のオフ状態の時間を長くすることによって、省電力化を図っている。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2の概要説明図である。本実施形態では、実施形態1で説明した「状態S10から状態S11の遷移」、すなわち、マイクロフォンセンサ191がオン状態のときに、モーションセンサ192をオフ状態からオン状態に遷移する場合の有用な使用例について説明する。
ユーザとリモートコントローラ100との距離又はリモートコントローラ100の傾きが所要でない場合、マイクロフォンセンサ191が音声を正しく検出できない場合がある。係る場合に、以下説明するように、モーションセンサ192をオン状態することにより、これを是正することに用いる。
図5におけるリモートコントローラ100は、図2に示すものと同様としているが、マイクロフォンセンサ191及びモーションセンサ192と、これらに付帯する切替手段194等とが内蔵されているものであれば、各ボタン191等の数又はレイアウト、筐体の形状等は、図2に示すものに限定されない。
ここで、ユーザが発する声をマイクロフォンセンサ191によって良好に集音するためには、開口部190の軸心方向がユーザの口元を指し、かつ、ユーザの発声方向と平行となる傾きとすることが好ましい。
しかし、図5(a)又は図5(b)に示すような場合には、リモートコントローラ100の傾きが所要でないため、ユーザが発する声が上記筐体の開口部190を通ってマイクロフォンセンサ191まで到達しにくく、うまく集音できない。同様に、図5(c)に示すように、リモートコントローラ100の傾きが所要であっても、ユーザとリモートコントローラ100との距離が遠い場合にも、結果的に、ユーザが発する声がうまく集音できない。
これでは、マイクロフォンセンサ191から出力されるディジタル信号のレベルが十分でなく、このような信号がSTB200に送信されても、STB200で音声解析を行うことができず、ユーザが意図する対応を実施できない場合がある。
もっとも、STB200で音声解析を行うことができない原因は、必ずしも、ユーザとリモートコントローラ100との距離又はリモートコントローラ100の傾きが所要でない場合に限られるわけではない。例えば、STB200のミドルウェアに不具合が生じた場合、リモートコントローラ100の電池残量が少なくなった場合といった他の原因も考えられる。
そこで、本実施形態では、STB200では、音声解析を行うことができない場合には、その原因を特定して、原因に即した対応をするようにしている。具体的には、その原因を解明するための一つに、モーションセンサ192を用いることとし、このため、本実施形態では、モーションセンサ192をオン状態に切り替える。
ここで、モーションセンサ192をオン状態に切り替えることに先立って、まず、リモートコントローラ100の電池残量が少なくなっていることが原因で、STB200で音声解析を行うことができないか否かを判定する。このため、例えば、STB200からリモートコントローラ100に対して、電池の残量を示す信号の返信要求を送信する。
リモートコントローラ100は、この返信要求を受信すると、電池の残量を確認して、電池の残量を示す信号を、STB200に返信する。STB200は、この信号に基づいて、リモートコントローラ100の電池残量が少なくなっているか否かを判定する。そして、リモートコントローラ100の電池残量が少なくなっている場合には、実施形態1で説明したように、リモートコントローラ100を、例えば状態S10から状態S01に遷移させればよい。
一方、リモートコントローラ100の電池残量が少なくなっていない場合には、モーションセンサ192をオン状態に切り替える。このためには、例えば、STB200からリモートコントローラ100に対して、モーションセンサ192をオン状態とするための切替信号を送信する。これにより、リモートコントローラ100は、切替信号を受信した場合には、モーションセンサ192をオン状態に切り替えることができる。
或いは、マイクロフォンセンサ191等にディジタル信号のレベルが所定の閾値を超えているか否かを判定する判定手段を設け、この閾値を超えていない場合に、切替手段194に対してモーションセンサ192をオン状態に切り替えるための指示を出力するようにしてもよい。
モーションセンサ192がオン状態に切り替わると、モーションセンサ192は、リモートコントローラ100の角度を検知する。この検知結果は、通信手段193によって、STB200に送信される。STB200では、図5(a)又は図5(b)に示すようにリモートコントローラ100の傾きが所要でないことが原因であるか否かを判定する。
判定の結果、リモートコントローラ100の傾きが所要でない場合には、図5(d)に示すような画像をテレビ300のディスプレイに表示させるとともに、リモートコントローラ100の傾きを正してくださいといった音声を出力するなどして、ユーザにリモートコントローラ100の傾きを補正するように促せばよい。このように、リモートコントローラ100の角度に応じて、最適な状態でマイクロフォンセンサ191が集音できるように促すことで、良好に集音できないにもかかわらずマイクロフォンセンサ191がオン状態を継続してしまうといった無駄な電力消費を回避することができるので、リモートコントローラ100の更なる省電力化が可能となる。
一方、判定の結果、リモートコントローラ100の角度が所要である場合には、図5(c)に示すようにユーザとリモートコントローラ100との距離が遠いと考えられるので、図5(d)に示すような画像をテレビ300のディスプレイに表示させるとともに、リモートコントローラ100の距離を近づけてくださいといった音声を出力するなどして、ユーザとリモートコントローラ100との距離を補正するように促せばよい。
なお、ユーザとリモートコントローラ100との距離が遠いか否かを、リモートコントローラ100又はSTB200において判定できるように、リモートコントローラ100に近接センサを設けてもよい。この場合にも、切替手段194によって近接センサのオン/オフ状態を切り替えるとよい。
以上、本発明の各実施形態では、マイクロフォンセンサ191とモーションセンサ192といった複数のセンサを備えるリモートコントローラ100を例に説明したが、センサは、これらに限定されず、例えば、上記の近接センサとしてもよいし、これらに代えて、或いは、これらとともに、衝撃センサ、温度センサ、湿度センサ、照度センサなど各種センサを備えてもよい。
また、本実施形態のリモートコントロールシステムでは、リモートコントローラ100という専用ハードウェアを用いる場合を例に説明したが、これに代えて、リモートコントローラ100と同様の機能を実現できるアプリケーションがインストールされたスマートフォンを用いてもよい。

Claims (7)

  1. ユーザが発する声を検知するマイクロフォンセンサと、リモートコントローラ本体の傾きの検知するモーションセンサと、前記マイクロフォンセンサの検知結果に基づいて音声解析ができない場合に前記モーションセンサをオン状態に切り替える切替手段とを有し、制御対象との間で無線通信を行うリモートコントローラを備えており、
    前記モーションセンサの検知結果に基づいて前記リモートコントローラの傾きが所望であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が前記リモートコントローラの傾きが所望でない場合に当該リモートコントローラの傾きを補正するように促すための報知を行う報知手段と、を備える、リモートコントロールシステム。
  2. 前記制御対象は、前記リモートコントローラから送信される指示内容を逐次判定する判定手段を備え、
    前記切替手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて前記モーションセンサをオン状態に切り替える、請求項1記載のリモートコントロールシステム。
  3. 前記報知手段は、前記リモートコントローラの傾きが所望である場合に当該リモートコントローラとユーザとの距離を狭めるように促すための報知を行う、請求項1記載のリモートコントロールシステム。
  4. 前記判定手段は、前記リモートコントローラの傾きが所望であるか否かを判定することに先立って当該リモートコントローラの電池残量を判定し、
    前記切替手段は、前記判定手段により当該電池残量が少なくなっていると判定された場合に前記マイクロフォンセンサをオフ状態に切り替える、請求項1記載のリモートコントロールシステム。
  5. 前記報知手段は、前記制御対象に接続されたディスプレイ又はスピーカを通じて報知を行う、請求項1記載のリモートコントロールシステム。
  6. 前記制御対象は、前記リモートコントローラから送信される信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された信号を処理する処理手段と、を備える、請求項1記載のリモートコントロールシステム。
  7. 請求項1記載のリモートコントロールシステムに用いられるリモートコントローラであって、
    ユーザが発する声を検知するマイクロフォンセンサと、リモートコントローラ本体の傾きの検知するモーションセンサと、前記マイクロフォンセンサの検知結果に基づいて音声解析ができない場合に前記モーションセンサをオン状態に切り替える切替手段とを有し、制御対象との間で無線通信を行うリモートコントローラ。
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