JP2015210755A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが使いたい機能を利用可能にするまでの時間を短縮することができる画像形成装置を提供すること。【解決手段】複数の手段と、複数のプログラムにより前記複数の手段を制御する制御手段と、を備え、前記複数の手段及び前記制御手段により複数の機能を実行可能な画像形成装置であって、前記複数の機能のうち、優先的に起動する1以上の優先機能を設定可能な優先機能設定手段(S3−2)をさらに備え、当該画像形成装置の起動時において前記制御手段は、前記優先機能設定手段によって前記優先機能が設定されている場合(S3−6 Yes)、前記複数の手段のうち前記優先機能の実行に必要な手段の起動時処理が完了した後は(S3−9 Yes)、当該優先機能の実行に必要な手段以外の手段の起動時処理の完了を待たずに、前記複数のプログラムのうち前記優先機能の実行に必要なプログラムを起動可能である(S3−10)ことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の機能を有する画像形成装置に関する。
近年プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置が一般的に知られている。この種の画像形成装置は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部などを設けるとともに、プリンタ、コピーおよびファクシミリ装置にそれぞれ対応する機能を発揮する機器およびソフトウェアを設けている。そして、ソフトウェアの切り替えによって画像形成装置が有する各機能(プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能)を発揮させ、プリンタ、コピー、スキャナまたはファクシミリ装置として動作させるものである。
ところで、ユーザが複合機能を利用するには各ソフトウェアの起動が完了している必要があるが、近年の画像形成装置においては従来と比較して機能が追加され、ソフトウェアの起動の長期化が問題となっている。
そこで特許文献1(特開2010−092458号公報)には、ユーザに機能が利用可能になるまでの起動時間を短縮させる目的で、機能ごとにプログラムを分割し、プログラムの起動処理を切り替えながら行うことで起動時間の短縮を図る構成が開示されている。
しかしながら特許文献1の構成であっても、プログラムの起動順が固定的であるため、本当にユーザが利用したい機能から起動処理を開始できず、さらなる改善が求められていた。
また、特許文献1の構成であっても接続されるデバイスの処理完了や、そのデバイス上で動作するプログラムの起動完了を待ち合わせる必要があるという点については何ら着目されておらず、かかる点についても起動時間の短縮を図る上では改善の余地がある。
さらに、印刷機能を利用する場合でも、文書の回転やソートなどを行わない場合であっても本来必要ないHDD(Hard Disk Drive)の準備を待つことで不要な待ちが発生し、所望の機能(文章の回転やソートなどを行わない印刷機能)が利用可能になるまでの時間が短縮できないという問題があった。
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、ユーザが使いたい機能を利用可能にするまでの時間を短縮することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る画像形成装置は、複数の手段と、複数のプログラムにより前記複数の手段を制御する制御手段と、を備え、前記複数の手段及び前記制御手段により複数の機能を実行可能な画像形成装置であって、前記複数の機能のうち、優先的に起動する1以上の優先機能を設定可能な優先機能設定手段をさらに備え、当該画像形成装置の起動時において前記制御手段は、前記優先機能設定手段によって前記優先機能が設定されている場合、前記複数の手段のうち前記優先機能の実行に必要な手段の起動時処理が完了した後は、当該優先機能の実行に必要な手段以外の手段の起動時処理の完了を待たずに、前記複数のプログラムのうち前記優先機能の実行に必要なプログラムを起動可能であることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが使いたい機能を利用可能にするまでの時間を短縮することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態におけるハードウェア構成について説明するブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の一実施形態におけるコントローラ101上で実行されるソフトウェア群の構成図である。 本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態における起動処理を示すフローチャートである。 優先的に起動する機能の設定の一例を示す設定表である。 画像形成装置が有する各機能が利用可能になるまでに必要なデバイスやプログラムの一例を示す設定表である。 本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態における起動処理を示すフローチャートである。 優先的に起動する機能を判定するための記録の一例を示す情報保持表である。
本発明に係る画像形成装置は、複数の手段と、複数のプログラムにより前記複数の手段を制御する制御手段と、を備え、前記複数の手段及び前記制御手段により複数の機能を実行可能な画像形成装置であって、前記複数の機能のうち、優先的に起動する1以上の優先機能を設定可能な優先機能設定手段をさらに備え、当該画像形成装置の起動時において前記制御手段は、前記優先機能設定手段によって前記優先機能が設定されている場合、前記複数の手段のうち前記優先機能の実行に必要な手段の起動時処理が完了した後は、当該優先機能の実行に必要な手段以外の手段の起動時処理の完了を待たずに、前記複数のプログラムのうち前記優先機能の実行に必要なプログラムを起動可能であることを特徴とする。
すなわち本発明に係る画像形成装置は、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等、複数の機能を有する画像形成装置(いわゆる複合機)の起動時において、優先的に利用したい機能を設定しておくことで、設定された機能から起動を開始し、実行に必要なデバイスやプログラムの処理完了のみ待ち合わせを行う。
次に、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態についてさらに詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の説明において本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施形態におけるハードウェア構成について説明するブロック図である。
コントローラ101(コントローラボード)は、制御手段であるCPU102、ROM104、RAM105、画像処理手段106、FCU(Fax Controller Unit)107、操作部108、HDD109、ネットワーク制御部110を備えている。CPU102は、OS(Operating System)や制御プログラムを実行することで、画像形成装置100の動作を制御する機能を果たす。
RAM105は、CPU102の作業用領域として使用される揮発性メモリである。
ROM104は、CPU102が実行するプログラムが格納される不揮発性メモリであり、RAM105上に展開してCPU102によって実行される。
FCU107は、画像データや各種手順信号を変復調するとともに、PSTN(公衆回線)との回線制御を実行して回線接続あるいはその切断を行うことにより、相手先のFAX端末との間でFAXデータを送受信するFAX通信を行う。
操作部108は、ユーザの操作情報の入力受け付けと、ユーザへの情報表示の機能を果たす。
HDD109は、画像データ・文書データ・この発明に係るプログラムを含む複合機上で動作させる各種のプログラム・フォントデータ・システム情報・ユーザ情報等を含む各種のデータを蓄積する大容量の記憶装置である。
画像形成手段111はプロッタ部112とスキャナ部113とを有する。
プロッタ部112は、コントローラ101からの画像処理結果の画像データに基づく画像を印刷出力する機能を果たす。
スキャナ部113は、紙等の媒体に記録された画像をスキャンし、画像データをコントローラボード101に転送する画像読取装置である。
外部装置114は印刷指示や画像形成装置100の制御を行う機能を果たし、ネットワーク制御部110は、画像形成装置100とネットワーク経由でデータ通信を制御する機能を果たす。
図2はコントローラ101上で実行されるソフトウェア群の構成図である。
コントローラ101上でBIOS(Basic Input/Output System)/モニタプログラム200がOS201を起動する。OS上では、コピーアプリ(プログラム)202、プリンタアプリ(プログラム)203、スキャナアプリ(プログラム)204、FAXアプリ(プログラム)205などのアプリケーション(複数のプログラム)からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生させるコントロールサービスと、一または複数のハードウェア資源の管理を行い、コントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(SRM)211が動作する。
コントロールサービスは、複数のサービスモジュールから形成され、SCS(システムコントロールサービス)217と、ECS(エンジンコントロールサービス)212と、MCS(メモリコントロールサービス)213と、OCS(オペレーションパネルコントロールサービス)214と、FCS(ファックスコントロールサービス)215と、NCS(ネットワークコントロールサービス)216とから構成される
<起動処理の第1の実施形態>
次に、本発明に係る画像形成装置の起動処理フローの第1の実施形態について図3、図4及び図5を参照しながら説明する。
図3は、本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態における起動処理を示すフローチャートである。
また、図4は優先的に起動する機能の設定の一例を示す設定表であり、図5は画像形成装置が有する各機能が利用可能になるまでに必要なデバイスやプログラムの一例を示す設定表である。
以下、図3に示すフローチャートの各ステップの順に従い説明する。
先ず、S3−1で電源をON(画像形成装置100を起動)し、S3−2(優先機能設定手段)でユーザは次回以降の起動時に優先的に利用したい機能の設定を行う。
本実施形態では、優先機能の設定は操作パネルである操作部108からユーザが機能を選択する形で行い、設定情報(ユーザにより入力された情報)は図4に示すような表形式でNVRAM等の不揮発性のメモリに保持する。選択された機能(優先機能)には0以外の値を設定することで、優先起動する機能と判断する。図4に示す例では、画像形成装置100はコピー機能(片面コピー機能、両面・ソートコピー機能)、プリンタ機能及びスキャン機能、さらに必要に応じてその他の機能を有しており、これら複数の機能の中でスキャン機能が優先機能として優先される設定となる。
なお、図4に示す例では優先機能はスキャン機能のみが設定されているが、優先機能は1の機能のみに限られるものではなく、2以上の機能を優先的に起動する優先機能と設定してもよい。
つぎに、優先機能の設定後、ユーザは電源OFF(S3−3)・電源ON(S3−4)を行うことでS3−2の優先機能設定を利用することができるようになる。なお、優先機能が設定されていない場合には、後述するように従来の画像形成装置と同様の起動処理が行われる。
ここで、図3ではS3−2の設定後電源のOFF/ONを行っているが、一度実施した設定(優先機能の設定)をそのまま使用する場合はS3−1〜S3−3の処理は不要であり、すなわちS3−4の電源ONから起動処理が行われる。
一方、今まで実施したことがない設定(新しい優先機能の設定)で起動処理を行いたい場合、あるいは優先機能が未設定であり優先機能を設定して起動処理を行いたい場合には、S3−1の電源ONの後かつS3−3の電源OFFの前の任意のタイミングで、操作部108から優先機能の設定を行う。操作部108からユーザが設定を行えるようにすることで、ユーザが利用したい機能を優先機能として設定することができる。
そして、S3−4で再度電源がON(画像形成装置100が起動)されると、まずOSが接続されているデバイス(複数の手段)の検出と初期化処理(起動時処理)を行う(S3−5)。
次に、優先起動させる機能(優先機能)が設定されているか否かの判定を行う(S3−6)。これはS3−2で設定した図4に示す表を参照することで行う。
S3−6の判定で優先起動させる機能が設定されていないと判定された場合、つまり図4に示す表の全値が0であればS3−7に遷移し、S3−5で行ったデバイスの初期化処理が完了するのを全デバイス分待ち合わせる(S3−7)。全デバイスが利用可能になったらS3−8で各アプリケーションプログラム(複数のプログラム)の起動・実行を開始し、起動処理を終える(END)。なお、S3−7〜S3−8の起動処理は従来の画像形成装置と同様の起動処理である。
各デバイスの初期化処理および各アプリケーションプログラムの起動・実行、並びに制御手段であるCPU102により、画像形成装置が有する複数の機能(片面コピー機能、両面・ソートコピー機能、プリンタ機能及びスキャン機能等)が実行可能となる。
S3−6の判定で優先起動させる機能が設定されていると判定された場合、つまり図4に示す表に0以外の値が設定されている場合はS3−9に遷移し、優先機能の実行に必要なデバイスの初期化処理(起動時処理)のみ待ち合わせを行う。すなわち、優先機能の実行に必要なデバイス以外のデバイスの初期化処理の完了は待ち合わせをせずに、優先機能の実行に必要なアプリケーションプログラムの起動・実行を開始する。なお、優先機能の実行に必要なデバイス以外のデバイスの初期化処理(完了していない初期化処理)は、このアプリケーションプログラムの起動・実行と並行して、全デバイスの初期化処理が完了するまで引き続き行われる。
各機能の実行に必要なプログラムやデバイスの判定は、図5に示すような表を参照することで行う。この各機能の実行に必要なプログラムやデバイスの判定については、画像形成装置に最初から設定されているものであり、一般的には不変的なものとして設定されているものである。
図4に示す優先機能の例では、スキャン機能が優先機能として設定されているため、必要なプログラム・デバイスはHDD109、操作部108(操作パネル)およびスキャナ部113となる。そのため、S3−9ではスキャナ機能に必要なデバイス(HDD109、操作部108(操作パネル)およびスキャナ部113)の初期化が完了して利用可能になることを待ち合わせ、S3−10でスキャナアプリ204を起動する。ここで、HDD109を利用可能にするためにはS3−9で待ち合わせ処理を行ったハード的な(デバイスの)初期化に加え、ファイルシステムのチェックやマウント処理などが必要になるため、これらの処理を行うプログラムをS3−10で優先して起動させる。これにより、HDD109が利用可能になるまでの時間の短縮を図る。
そして、S3−11でこれらの処理が完了した場合、スキャナ機能は利用可能になっているため操作画面(操作パネルである操作部108)やLED(不図示)の表示等で利用可能になったことをユーザに通知する。
その後、S3−12では残りの機能を順次通常の起動処理に沿って起動していく。通常の起動処理では特に優先的に起動するアプリケーションはなく、固定的に設定された順番に沿って起動し、起動処理を終える(END)。
各デバイスの初期化処理および各アプリケーションプログラムの起動・実行、並びに制御手段であるCPU102により、画像形成装置が有する複数の機能(片面コピー機能、両面・ソートコピー機能、プリンタ機能及びスキャン機能等)が実行可能となる。
<起動処理の第2の実施形態>
次に、本発明に係る画像形成装置の起動処理フローの第2の実施形態について図6及び図7を参照しながら説明する。
図6は、本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態における起動処理を示すフローチャートであり、優先機能を可変的なもの且つその設定を自動的なものとするための判定がフローに加わっている例である。また、図7は優先的に起動する機能を判定するための記録の一例を示す情報保持表である。
ここで第1の実施形態の場合、優先起動する機能(優先機能)をユーザが予め設定しておく必要があるため、優先機能設定時に想定していた利用ケースと実際の使用時の利用ケースとが合わない可能性がある。また、一度設定したことを忘れてしまう等で再設定を行うことなく利用し続け、優先機能設定時に想定していた利用ケースと実際の使用時の利用ケースとが合わなくなる可能性もある。これらのような場合には、利用したい機能が利用可能になるまで、通常の起動より長く時間がかかってしまうことになる。
そこで本実施形態では、優先的に起動する機能(優先機能)を利用の状況に適合し、自動で設定変更可能となるように、S3−2で行っていた優先機能設定を図7に示すような情報保持表を用いて行う。
図7に示す情報保持表は、画像形成装置100の起動後に、実際に最初にユーザが使用した機能を記録保持しておくもので、画像形成装置100の起動毎に記録を加算し、その初回利用回数(積算値)を機能毎にそれぞれ記録保持する。(機能実行回数保持手段)
以下、本実施形態について図6に示すフローチャートの各ステップの順に従い説明する。
S6−1の電源ONについてはS3−3と、また、S6−2のデバイス初期化処理についてはS3−4とそれぞれ同一であるため説明を省略する。
ついで、S6−3で初回利用率が一定値以上であるか否かの判定を行う。
具体的には、機能実行回数保持手段により記録された初回利用回数が一番多い機能と、総起動回数とから初回利用率(=(初回利用回数/総起動回数))を算出し、一定値以上の場合に優先起動する機能(優先機能)があるものと判定する。
そして優先機能があると判定された場合、S6−6において優先機能(S6−3で設定された優先機能)に必要なデバイスの初期化が完了したか否かの判定を行う。この判定については第1の実施形態におけるS3−9と同一であるため詳細は省略する。
さらに、優先機能に対応したプログラムの起動を行い(S6−7)、優先機能に対応したプログラムの起動の完了の判定を行う(S6−8)。なお、S6−7は前述したS3−10と、また、S6−8は前述したS3−11と同一であるため詳細は省略する。
優先機能に対応したプログラムの起動が完了した場合、S6−9に進む。
S6−9では、図7の情報保持表に記録された初回利用回数が二番目に多い機能の初回利用回数と総起動回数から算出した初回利用率が、一定値以上か否かを判定し、一定値以上であればこの機能も優先機能として設定し、S6−6のフローに戻る。S6−6からS6−9までの各フローは前述した内容と重複するため説明を省略する。
そして、S6−9において複数の機能のうち初回利用回数が三番目に多い機能、四番目に多い機能と順次計算していって、初回利用率が一定値以上の機能がなくなった場合、S6−10に遷移し、通常の起動処理を行う。
最後にS6−11で、実際にユーザが最初に利用した機能の初回利用回数の記録を1つ加算(+1)し、次回の画像形成装置100の起動時の判定に使用するようにし、起動処理を終える(END)。
なお、画像形成装置100を起動したもののいずれの機能も利用せず電源をOFFにした場合は、総起動回数の回数には加算しないものとする。また、総起動回数はそれ自体を記録保持していてもよいし、複数の機能のそれぞれの初回利用回数の総和から総起動回数を算出してもよい。
一方、S6−3において優先機能がないと判定された場合、S6−4〜S6−5の従来の画像形成装置の起動処理が行われ、全デバイスの初期化完了を待ち合わせ、通常のプログラム起動処理が行われて全てのプログラムが起動し、起動処理を終える(END)。
なお、初回利用回数と総起動回数とから算出される初回利用率が、複数の機能のいずれも一定値未満であり、且つ、総起動回数が一定回数以上である場合に、S6−3において優先機能を設定しないことが好ましい。優先的に利用する機能がない場合は通常起動に切り替えることで、無駄な判定や処理による起動時間の遅延を防ぐことができる。また、画像形成装置の使用開始時などの使用初期においては総起動回数が少ないため、偏った情報によって優先機能が設定されてしまい、ユーザが使いたい機能を利用可能にするまでの時間を逆に長期化させてしまう可能性がある。このため、総起動回数が所定の回数以上になるまでは優先機能を設定せず、所定の回数以上になりユーザが使いたい機能がある程度偏りなく反映されるようになってから優先機能を設定することが好ましい。
本実施形態のように、優先機能が自動で設定変更可能とすることで、ユーザは特に意識しなくても頻繁に使用する機能から優先的に利用することができる。また、起動は一番利用回数が多い機能だけでなく、二番目、三番目に利用回数が多い機能と順に起動されるため、利用の状況に適合した機能が優先的に起動され利用可能にすることができる。
<起動処理の第3の実施形態>
本発明に係る画像形成装置の起動処理においては、上記第1及び第2の実施形態に加えて、優先機能設定手段によって設定された優先機能の設定を削除して初期化する優先機能設定初期化手段を備えていてもよい。
優先機能の設定を削除することで、利用ケースにより優先的に起動したい機能が合わなくなった場合に設定をクリアすることができるため好ましい。
以上の本発明に係る画像形成装置および画像形成方法によれば、ユーザが使いたい機能を利用可能にするまでの時間を短縮することができることがわかった。
100 画像形成装置
101 コントローラ(コントローラボード)
102 CPU
104 ROM
105 RAM
106 画像処理手段
107 FCU(Fax Controller Unit)
108 操作部
109 HDD
110 ネットワーク制御部
111 画像形成手段
112 プロッタ部
113 スキャナ部
114 外部装置
200 BIOS/モニタプログラム
201 OS
202 コピーアプリ(プログラム)
203 プリンタアプリ(プログラム)
204 スキャナアプリ(プログラム)
205 FAXアプリ(プログラム)
211 システムリソースマネージャ(SRM)
212 ECS(エンジンコントロールサービス)
213 MCS(メモリコントロールサービス)
214 OCS(オペレーションパネルコントロールサービス)
215 FCS(ファックスコントロールサービス)
216 NCS(ネットワークコントロールサービス)
217 SCS(システムコントロールサービス)
特開2010−092458号公報

Claims (8)

  1. 複数の手段と、複数のプログラムにより前記複数の手段を制御する制御手段と、を備え、前記複数の手段及び前記制御手段により複数の機能を実行可能な画像形成装置であって、
    前記複数の機能のうち、優先的に起動する1以上の優先機能を設定可能な優先機能設定手段をさらに備え、
    当該画像形成装置の起動時において前記制御手段は、前記優先機能設定手段によって前記優先機能が設定されている場合、前記複数の手段のうち前記優先機能の実行に必要な手段の起動時処理が完了した後は、当該優先機能の実行に必要な手段以外の手段の起動時処理の完了を待たずに、前記複数のプログラムのうち前記優先機能の実行に必要なプログラムを起動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数のプログラムのうち、前記優先機能の実行に必要なプログラムを、それ以外のプログラムよりも先に起動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記優先機能設定手段によって設定された前記優先機能の設定を削除して初期化する優先機能設定初期化手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 当該画像形成装置の起動後、前記複数の機能のうち最初にユーザが利用した機能を記録保持し、起動毎の記録を積算して得られた初回利用回数を前記複数の機能毎に記録保持する機能実行回数保持手段をさらに備え、
    前記優先機能設定手段は、前記機能実行回数保持手段により記録保持された前記初回利用回数と総起動回数とから算出される初回利用率が所定の値以上である機能を前記優先機能として設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記機能実行回数保持手段によって記録された前記初回利用回数が多い順に前記複数の機能の起動を開始することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記機能実行回数保持手段により記録保持された前記初回利用回数と総起動回数とから算出される初回利用率が、前記複数の機能のいずれも所定の値未満であり、且つ、前記総起動回数が所定の回数以上である場合、前記優先機能設定手段は、前記優先機能を設定しないことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 操作部をさらに備え、
    前記優先機能設定手段は、前記操作部から入力された情報に基づき前記優先機能を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 複数の工程と、複数のプログラムにより前記複数の工程を制御する制御工程と、を備え、前記複数の工程及び前記制御工程により複数の機能を実行可能な画像形成方法であって、
    前記複数の機能のうち、優先的に起動する1以上の優先機能を設定可能な優先機能設定工程をさらに備え、
    当該画像形成方法の開始時において前記制御工程は、前記優先機能設定工程によって前記優先機能が設定されている場合、前記複数の工程のうち前記優先機能の実行に必要な工程の開始時処理が完了した後は、当該優先機能の実行に必要な工程以外の工程の開始時処理の完了を待たずに、前記複数のプログラムのうち前記優先機能の実行に必要なプログラムを起動可能であることを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017228994A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および初期化方法

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