JP2018005854A - 電子機器、及び電力制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つ以上のデバイスとコントローラ部とを含む電子機器において、コントローラ部で異常が発生した場合に、各デバイスと協調して電子機器を再起動することができるようにする。【解決手段】電子機器は、デバイスと信号線を介して接続されるコントローラ部を含む電子機器であって、前記コントローラ部は、前記コントローラ部に所定の異常が発生した場合、前記信号線を用いて前記デバイスに所定の信号を出力する出力部と、前記所定の信号を出力してから所定の保証時間を経過した後に、前記デバイスの電力を遮断する制御を行う電力制御部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器、及び電力制御方法に関する。
例えば、印刷、コピー、スキャン、ファクシミリ送受信等の複数の機能を有するMFP(Multifunction Peripheral/Product)等の画像形成装置が知られている。画像形成装置には、例えば、各機能を実現するプリンタ、スキャナ等の機能を実現するエンジン部や、利用者の操作を受け付ける操作パネル等の複数のデバイスと、各デバイスを制御するコントローラ部等が含まれる。
また、画像形成装置において、コントローラ部が、各デバイスで電源をオフするための準備を行う終了処理が完了してから、各デバイスの電源をオフさせることにより、画像形成装置の電源を安全にオフする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術により、画像形成装置のコントローラ部は、各デバイスと協調して画像形成装置を安全に再起動させることができるようになる。
しかし、特許文献1に開示された技術では、コントローラ部で異常が発生し、例えば、各デバイスと通信を行うことができなくなった場合、コントローラ部が各デバイスと協調して画像形成装置を安全に再起動させることはできないという問題がある。
なお、このような問題は、画像形成装置に限られず、1つ以上のデバイスとコントローラ部とを含む様々な電子機器に共通に存在する。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、1つ以上のデバイスとコントローラ部とを含む電子機器において、コントローラ部で異常が発生した場合に、各デバイスと協調して電子機器を再起動することができるようにする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る電子機器は、デバイスと信号線を介して接続されるコントローラ部を含む電子機器であって、前記コントローラ部は、前記コントローラ部に所定の異常が発生した場合、前記信号線を用いて前記デバイスに所定の信号を出力する出力部と、前記所定の信号を出力してから所定の保証時間を経過した後に、前記デバイスの電力を遮断する制御を行う電力制御部と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、1つ以上のデバイスとコントローラ部とを含む電子機器において、コントローラ部で異常が発生した場合に、各デバイスと協調して電子機器を再起動することができるようになる。
一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 一実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。 一実施形態に係る画像形成装置の機能構成図である。 第1の実施形態に係る再起動処理の例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る電源オフ準備信号の例を示す図である。 第1の実施形態に係るデバイスの電力制御方法の例を示す図である。 第2の実施形態に係る電源オフ保証時間の取得処理の例を示すシーケンス図である。 第3の実施形態に係るエラー発生時の処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るエラー表示画面の例を示す図である。 その他の実施形態に係る電子機器の構成例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<電子機器のハードウェア構成>
ここでは、1つ以上のデバイスとコントローラ部とを含む電子機器の一例として、印刷、コピー、スキャン、ファクシミリ送受信等の複数の機能を有する画像形成装置のハードウェア構成について説明を行う。
図1は、一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。画像形成装置100は、操作部110、コントローラ部120、及びエンジン部130等を有する。操作部110とコントローラ部120とは、例えば、USB(Universal Serial Bus)140等により通信可能に接続されている。また、エンジン部130とコントローラ部120とは、例えば、PCIeバス(PCIe Bus)150等により通信可能に接続されている。
好ましくは、コントローラ部120と操作部110とは、コントローラ部120が、操作部110に、後述する電源オフ準備信号を出力するための信号線141で接続されている。また、コントローラ部120とエンジン部130とは、コントローラ部120が、エンジン部130に、電源オフ準備信号を出力するための信号線151で接続されている。
なお、コントローラ部120は、信号線141に代えて、例えば、USB140等の既存の信号線を利用して、操作部110に電源オフ準備信号を出力するものであっても良い。同様に、コントローラ部120は、信号線151に代えて、PCIeバス150等の既存の信号線を利用して、エンジン部130に電源オフ信号を出力するものであっても良い。
コントローラ部120は、電源オフ準備信号を出力することにより、1つ以上のデバイスの一例である操作部110、及びエンジン部130に、デバイスの電力の遮断が可能な状態に移行するための終了処理の実行を指示する。
コントローラ部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)121、RAM(Random Access Memory)122、ROM(Read Only Memory)123、画像処理・メモリコントローラ124、IO(Input/Output)コントローラ125、HDD(Hard Disk Drive)126、電源制御部127、及びWDT(Watch Dog Timer)等を有する。
CPU121は、例えば、ROM123、HDD126等に格納されたプログラムを実行することにより、コントローラ部120の各機能を実現する演算装置である。RAM122は、CPU121のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM123は、例えば、画像形成装置100の起動用のプログラム等を記憶した不揮発性のメモリである。
画像処理・メモリコントローラ124は、画像処理用のハードウェアであり、画像形成装置100で実行される各種の画像処理(例えば、圧縮、伸張、拡大、縮小、回転等)を実行する。
IOコントローラ125は、例えば、CPUインタフェース、メモリインタフェース、ローカルバスインタフェース、PCIeバスインタフェース、HDDインタフェース等を含むASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。
HDD126は、例えば、電源のオン・オフに関係なくデータを記憶する大容量の記憶装置(ストレージデバイス)である。
電源制御部127は、操作部110や、エンジン部130等への電力の供給、及び電力の遮断を制御するためのハードウェアである。例えば、CPU121で実行されるプログラムは、電源制御部127を用いて、操作部110や、エンジン部130等への電力の供給、及び電力の遮断を行うことができる。
WDT128は、例えば、CPU121で実行されるプログラムが正常に動作していないことを検知し、例えば、リセット信号等の信号を出力するウォッチドッグタイマである。
上記の構成により、コントローラ部120は、操作部110、及びエンジン部130を含む、画像形成装置100の全体の制御を行う。
操作部110は、例えば、一般的なコンピュータの構成を有しており、画像形成装置100の操作画面を表示する表示部111、及び利用者の操作を受け付ける入力部112等を有する。また、操作部110は、表示部111と入力部112が一体化されたタッチパネルディスプレイ等の表示入力部を有するものであっても良い。
エンジン部130は、画像形成装置等の電子機器が提供する所定の機能、例えば、印刷、スキャン、ファックス等の機能を実現するハードウェアエンジンである。エンジン部130には、例えば、印刷を行うプリンタ、スキャンを行うスキャナ、ファクス送受信を行うFCU(Facsimile Control Unit)等が含まれる。
なお、操作部110、及びエンジン部130は、電子機器に含まれる1つ以上のデバイスの一例である。エンジン部130は、さらに、プリンタ、スキャナ、FCU等の複数のデバイスに分かれていても良い。
また、画像形成装置100は、1つ以上のデバイスと信号線を介して接続されるコントローラ部120を含む電子機器の一例である。画像形成装置100は、例えば、画像投影装置、遠隔会議装置、電子黒板、デジタルカメラ等の他の電子機器であっても良い。この場合、エンジン部130には、各電子機器が備える機能に応じたハードウェアエンジンが含まれる。
<画像形成装置のソフトウェア構成>
図2は、一実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。画像形成装置100は、ソフトウェア群201、エンジン202、及びハードウェア資源203等を含む。なお、エンジン202は、図1のエンジン部130等に対応しており、ハードウェア資源203は、図1のIOコントローラ125等に対応している。
ソフトウェア群201は、OS(Operating System)242上に起動されているアプリケーション層204と、プラットフォーム205とを含む。アプリケーション層204は、例えば、PRINT211、COPY212、FAX213、SCAN214等のアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)を含む。
PRINT211は、印刷処理を実行するためのアプリである。COPY212は、コピー処理を実行するためのアプリである。FAX213は、ファクス機能を実行するためのアプリである。SCAN214は、スキャン機能を実行するためのアプリである。
プラットフォーム205は、アプリケーション層204からの処理要求を解釈してハードウェア資源203の獲得要求を発生するサービス層206、ハードウェア資源203の管理を行い、サービス層206からの獲得要求を調停するSRM(System Resource Manager)232、及びメモリの割り振り及び管理を行うIMH(Image Memory handler)233等を含む。
サービス層206は、例えば、ECS(Engine Control Service)221、MCS(Memory Control Service)222、OCS(Operation Control Service)223、FCS(Fax Control Service)224、NCS(Network Control Service)225、DCS(Delivery Control Service)226、UCS(User Information Control Service)227、CCS(Certificate And Charge Control Service)228、LCS(Log Control Service)229、PCS(Power Control Service)230、及びSCS(System Control Service)231等の複数のサービスモジュールを含む。
また、プラットフォーム205は予め定義されている関数により、アプリケーション層204からの処理要求を受信可能とするAPI(Application Programming Interface)251を有する。OS242は、アプリケーション層204、及びプラットフォーム205の各ソフトウェアをプロセスとして並列に実行する。
起動制御モジュール241は、例えば、画像形成装置100電源投入時や、再起動時などに最初に実行されるプログラムである。起動制御モジュール241により、OS242が起動され、アプリケーション層204やプラットフォーム205が起動される。
ECS221のプロセスは、エンジン202、及びハードウェア資源203等の制御を行う。MCS222のプロセスは、メモリの取得、開放、及びHDD126の利用等のメモリに関する制御を行う。OCS223のプロセスは、利用者と本体制御との間の情報伝達手段となる操作部110の制御を行う。
FCS224のプロセスは、アプリケーション層204から要求されたファクスの送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファクスデータの登録、読出、ファクス読取、ファクス受信印刷等を行う。NCS225のプロセスは、ネットワークによるデータの送受信を行うアプリに対して、共通に利用できるネットワークサービスを提供する。DCS226のプロセスは、例えば、蓄積文書の配信等、ドキュメントの制御を行う。
UCS227のプロセスは、ユーザ情報の管理を行う。CCS228のプロセスは、認証と課金に関する制御を行う。LCS229のプロセスは、ログ情報の管理と保持を行う。PCS230のプロセスは、例えば、図1のIOコントローラ125、電源制御部127等と共に画像形成装置100の電力制御を行う。SCS231のプロセスは、アプリケーション管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、ハードウェア資源管理、割り込みアプリケーション制御等の処理を行う。
SRM232のプロセスは、SCS231と共にシステムの制御、及びハードウェア資源203の管理を行う。例えばSRM232のプロセスは、エンジン202に含まれるプリンタ、スキャナ等や、ハードウェア資源203等を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、実行を制御する。SRM232は、予め定義されている関数によりエンジン202等に対する処理要求を送信可能とするエンジンI/F(Interface)252を利用して、エンジン202に対する処理要求を行う。
<機能構成>
図3は、一実施形態に係る画像形成装置100の機能構成図である。図3において、画像形成装置100は、1つ以上のデバイスの一例である操作部110及びエンジン部130と信号線310、320を介して接続されるコントローラ部120を含む。信号線310は、例えば、図1のUSB140、信号線141等に対応しており、信号線320は、図1のPCIeバス150、信号線151等に対応している。なお、以下の説明の中で、デバイスの一例である操作部110及びエンジン部130のうち、任意のデバイスを示す場合、「デバイス」を用いる。
コントローラ部120は、通信部301、エラー検知部302、信号出力部303、エラー情報記憶部304、電力制御部305、保証時間取得部306、保証時間記憶部307、及び機器制御部308等を有する。
通信部301は、コントローラ部120が、信号線310、320等を介して、デバイス(操作部110、エンジン部130等)と通信を行うための手段であり、例えば、IOコントローラ125、ECS221、OCS223等によって実現される。
エラー検知部302は、コントローラ部120で所定の異常(エラー)が発生したことを検知する手段であり、例えば、PCS230、又はWDT128等によって実現される。
エラー検知部302が検知する所定の異常には、例えば、画像形成装置100のカーネルレベル(OS242、及びプラットフォーム205等)で検知された致命的なエラー(又は重大なエラー)等が含まれる。
致命的なエラー(又は重大なエラー)は、例えば、画像形成装置100、又はコントローラ部120の再起動を要するエラーである。例えば、コントローラ部120が、操作部110、エンジン部130等のエンジン部と通信が行えなくなり、画像形成装置100としての機能を続行できない場合、致命的なエラー(又は重大なエラー)発生したと判断される。この場合、コントローラ部120は、例えば、画像形成装置100、又はコントローラ部120の再起動処理を実行する。
また、エラー検知部302が検知する所定の異常には、コントローラ部120のプログラムが正常に動作していないことを、WDT128等が検知した場合等が含まれていても良い。
信号出力部(出力部)303は、コントローラ部120で所定の異常が発生した場合、信号線310、320を用いて、デバイスに電源オフ準備信号(所定の信号)を出力する。信号出力部(出力部)303は、例えば、PCS230、IOコントローラ125、WDT128等によって実現される。
なお、電源オフ準備信号は、コントローラ部120が、操作部110、及びエンジン部130等のデバイスに、デバイスの電力を遮断することができるようにするための終了処理の実行を指示する信号である。例えば、操作部110は、コントローラ部120から電源オフ準備信号を受け付けると、必要に応じてRAM上の必要なデータをフラッシュROM等に待避させて、操作部110をシャットダウンさせる。また、エンジン部130の一例であるプリンタは、コントローラ部120から電源オフ準備信号を受け付けると、例えば、印刷処理を中止し、印刷中の用紙を排出する。
エラー情報記憶部304は、画像形成装置100、又はコントローラ部120で発生し得るエラー(異常)の情報を記憶する手段であり、例えば、HDD126、PCS230等によって実現される。例えば、エラー情報記憶部304は、所定の異常が発生したことを特定するためのエラー情報(例えば、エラーコード等)を予め記憶しておく。
好ましくは、エラー情報記憶部304は、コントローラ部120(又は画像形成装置100)で発生し得るエラー毎に、再起動を行うか否かを示す情報を予め記憶しておく。
電力制御部305は、信号出力部303がデバイスに電源オフ準備信号を出力してからデバイス毎に予め定められた電源オフ保証時間を経過した後に、デバイスの電源を遮断する制御を行う。電力制御部305は、例えば、電源制御部127、IOコントローラ125、PCS230等によって実現される。
なお、電源オフ保証時間は、デバイスが、電源オフ準備信号を受信してから、終了処理を終了して、電源を安全に遮断できるようになるまでの時間であり、例えば、デバイスの終了処理に要する時間より長くなるように、予め定められているものとする。
保証時間取得部306は、各デバイスから、電源オフ準備時間を取得する手段であり、例えば、PCS230によって実現される。
保証時間記憶部307は、各デバイスの電源オフ準備時間を記憶する手段であり、例えば、HDD126、PCS230等によって実現される。保証時間記憶部307は、例えば、各デバイスの電源オフ準備時間を予め記憶しておく。また、別の一例として、保証時間記憶部307は、保証時間取得部306が各デバイスから取得した電源オフ準備時間を記憶する。
機器制御部308は、画像形成装置100の全体の制御を行う手段であり、例えば、電力制御部305が、各デバイスの電力を遮断した後、画像形成装置100を再起動させる。機器制御部308は、例えば、PCS230、起動制御モジュール341等を含む様々なサービス、及びアプリ等によって実現される。
上記の構成により、コントローラ部120は、コントローラ部120で所定の異常が発生すると、各デバイスに電源オフ準備信号を出力し、デバイス毎の電源オフ保証時間を経過した後に、各デバイスの電力を遮断する制御を行う。また、コントローラ部120は、例えば、各デバイス(操作部110、エンジン部130等)の電力が遮断された後に、画像形成装置100の再起動処理を実行する。
また、操作部110、エンジン部130等のデバイスは、コントローラ部120から出力される電源オフ準備信号を受け付けると、デバイスの終了処理を実行する。
<処理の流れ>
続いて、本発明に係る電力制御方法、及び再起動方法の処理の流れについて、実施形態を例示して説明する。
[第1の実施形態]
図4は、第1の実施形態に係る再起動処理の例を示すシーケンス図である。
ステップS401において、コントローラ部120のエラー検知部302は、コントローラ部120(又は画像形成装置100)で、所定の異常が発生したことを検知する。
所定の異常には、例えば、コントローラ部120で発生したカーネルレベル(OS242、及びプラットフォーム205等)の致命的なエラー、又は重大なエラー等が含まれる。致命的なエラー、又は重大なエラーは、例えば、画像形成装置100、又はコントローラ部120の再起動を要するエラー等である。
好適な一例として、コントローラ部120のエラー情報記憶部304等には、再起動を要するエラーのエラーコード等が予め記憶されているものであっても良い。これにより、エラー検知部302は、コントローラ部120で発生したエラーが、再起動を要するエラーであるか否かを容易に判断することができるようになる。
また、再起動を要するエラーには、例えば、WDT128により、コントローラ部120で実行されるプログラムが正常に動作していないことが検知された場合等が含まれていても良い。
ステップS402aにおいて、コントローラ部120の信号出力部303は、信号線310を用いて、操作部110に電源オフ準備信号(所定の信号)を出力する。また、ステップS402bにおいて、信号出力部303は、信号線320を用いて、エンジン部130に電源オフ準備信号を出力する。なお、図4、7において、破線の矢印は、エンジン部130に関する処理を示している。
電源オフ準備信号は、コントローラ部120が、デバイス(操作部110、エンジン部130)に、デバイスの電力供給を遮断することができるようにするための準備処理(以下、終了処理と呼ぶ)を指示するための信号である。
好適な一例として、コントローラ部120の信号出力部303は、図1の信号線141を用いて操作部110に電源オフ準備信号し、信号線151を用いてエンジン部130に電源オフ準備信号を出力する。
また、別の一例として、コントローラ部120の信号出力部303は、図1のUSB140や、PCIeバス150等の既存の信号線を利用して、電源オフ準備信号を出力するものであっても良い。
図5は、一実施形態に係る電源オフ準備信号の例を示す図である。
図5(a)は、信号出力部303が、信号線141、151を用いて出力する電源オフ準備信号の例1である。例えば、図5(a)の時間t1において、コントローラ部120のエラー検知部302が所定の異常を検知すると、信号出力部303は、信号線141、151を有効化(アサート)し、各デバイスに終了処理の実行を指示する。なお、信号出力部303が、信号線141、151を無効化(デアサート)するタイミングは任意のタイミングで良いが、例えば、各デバイスの電源オフ保証時間を経過後に、時間t2において信号線141を無効化し、時間t3において信号線151を無効化する。
図5(b)は、信号出力部303が、既存の信号線1を用いて出力する電源オフ準備信号の例2である。例えば、図5(b)の時間t1において、コントローラ部120のエラー検知部が所定の異常を検知すると、信号出力部303は、既存の信号線1を用いて、所定のパターンの信号を出力する。所定のパターンは予め定められたパターンであれば任意のパターンで良い。図5(b)の例では、電源オフ準備信号として、周期TでLレベルのパルスが出力されている。
図5(c)は、信号出力部303が、既存の信号線2を用いて出力する電源オフ準備信号の例3である。例えば、図5(c)の時間t1において、コントローラ部120のエラー検知部が所定の異常を検知すると、信号出力部303は、既存の信号線2の論理を反転させる。
なお、図5に示す電源オフ準備信号は一例である。例えば、このように、コントローラ部120の信号出力部303は、図1の専用の信号線141、151、又は既存の信号線を用いて、所定の電源オフ準備信号を各デバイスに出力する。
図4に戻り、シーケンス図の説明を続ける。
ステップS403aにおいて、操作部110は、操作部110の終了処理を実行する。例えば、操作部110は、RAM上の必要なデータをフラッシュROM等に記憶し、OSの終了処理を行う。
ステップS403bにおいて、エンジン部130は、エンジン部130の終了処理を実行する。例えば、エンジン部130が印刷中のプリンタであれば、プリンタは印刷処理を中止し、用紙を排出する。
ステップS404aにおいて、コントローラ部120の電力制御部305は、操作部110の電源オフ保証時間待機した後、ステップS405aにおいて、操作部110の電力を遮断(電源オフ)する。
ステップS404bにおいて、コントローラ部120の電力制御部305は、エンジン部130の電源オフ保証時間待機した後、ステップS405bにおいて、エンジン部130の電力を遮断(電源オフ)する。
なお、各デバイスの電源オフ保証時間は、例えば、各デバイスの終了処理に要する時間より長い時間が予め設定され、コントローラ部120の保証時間記憶部307に記憶されているものとする。
Figure 2018005854
表1は、保証時間記憶部307に記憶されている各デバイスの電源オフ保証時間の例を示している。
表1に示すように、保証時間記憶部307には、デバイス毎に、予め定められた電源オフ保証時間(予め定められた時間)が記憶されている。なお、保証時間記憶部307には、デバイスの電源オフ保証時間が記憶されていない場合等に用いられるデフォルト値が予め記憶されていても良い。
図6は、一実施形態に係るデバイスの電力制御方法の例を示す図である。
図6(a)は、図3の電力制御部305による電力制御方法の例1を示している。図6(a)の例では、図1の電源制御部127は、電力を供給する電力供給回路611、電力供給回路611が供給する電力のデバイス601への出力をオン、オフするリレーSW612、リレーSW612を制御するリレー制御回路613等を有している。この例では、電力制御部305は、電力制御信号を用いて、リレー制御回路613を制御することにより、電力供給回路611からデバイス601への電力の供給と、電力の遮断とを切替える。
図6(b)は、図3の電力制御部305による電力制御方法の例2を示している。図6(b)の例では、電源制御部127は、例えば、デバイス601毎に電力供給回路621を有している。この例では、図3の電力制御部305は、電力制御信号を用いて、電力供給回路621によるデバイス601への電力の供給と、電力の遮断とを指示する。
図6(c)は、図3の電力制御部305による電力制御方法の例3を示している。図6(c)の例では、デバイス601は、デバイス601内で電力を供給する電力供給回路631を有している。この例では、図3の電力制御部305は、図1の電源制御部127を介して、電力制御信号をデバイス601に出力することにより、デバイス601内の電力供給回路631による電力の供給と、電力の遮断とを指示する。
なお、図6に示す電力制御方法は一例であり、電力制御部305は、電力制御信号を用いて、デバイス(操作部110、エンジン部130等)への電力の供給と、電力の遮断とを制御するものであれば、他の電力制御方法であっても良い。また、電力制御部305が出力する電力制御信号は、例えば、図1のIOコントローラ125や、電源制御部127等によるハードウェア制御、又は図2のPCS230等によるソフトウェア制御等によって出力される。
図4に戻り、シーケンス図の説明を続ける。
ステップS406において、コントローラ部120の機器制御部308は、画像形成装置100の再起動処理を実行する。
上記の処理により、コントローラ部120は、コントローラ部120で所定の異常が検知されると、各デバイス(操作部110、エンジン部130等)に終了処理の実行を指示する電源オフ準備信号を出力する。また、コントローラ部120は、電源オフ準備信号を出力した後、デバイス毎に予め定められた電源オフ保証時間を経過後に、各デバイスの電力を遮断する。
これにより、本実施形態によれば、1つ以上のデバイスとコントローラ部とを含む画像形成装置(電子機器の一例)100において、コントローラ部で異常が発生した場合に、各デバイスと協調して画像形成装置100を再起動することができるようになる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、例えば、表1に示すように、各デバイスの電源オフ保証時間が、保証時間記憶部307に予め記憶されているものとして説明を行った。本実施形態では、コントローラ部120が、各デバイスから電源オフ保証時間を取得し、保証時間記憶部307に記憶する処理の例について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る電源オフ保証時間の取得処理の例を示すシーケンス図である。
ステップ701において、コントローラ部120は、例えば、画像形成装置100の電源が投入や、再起動等により、電源オン状態となる。
ステップS702aにおいて、コントローラ部120の電力制御部305は、例えば、操作部110への電力の供給を開始し、操作部110の電源をオンさせる。
ステップS702bにおいて、コントローラ部120の電力制御部305は、例えば、エンジン部130への電力の供給を開始し、エンジン部130の電源をオンさせる。
ステップS703a〜S705aにおいて、コントローラ部120の保証時間取得部306は、操作部110から、操作部110の電源オフ保証時間1を取得し、保証時間記憶部307に記憶する。
例えば、ステップS703aにおいて、コントローラ部120の保証時間取得部306は、操作部110に電源オフ保証時間1の取得要求を送信する。
ステップS704aにおいて、コントローラ部120の保証時間取得部306は、操作部110から電源オフ保証時間1を取得する。
ステップS705aにおいて、コントローラ部120の保証時間記憶部307は、操作部110から取得した電源オフ保証時間1を、例えば、表1のデバイス「操作部」に対応する「電源オフ保証時間」に記憶する。
同様に、ステップS703b〜S705bにおいて、コントローラ部120の保証時間取得部306は、エンジン部130から、エンジン部130の電源オフ保証時間2を取得し、保証時間記憶部307に記憶する。
例えば、ステップS703bにおいて、保証時間取得部306は、エンジン部130に電源オフ保証時間2の取得要求を送信する。
ステップS704bにおいて、コントローラ部120の保証時間記憶部307は、エンジン部130から電源オフ時間2を取得する。
ステップS705bにおいて、コントローラ部120の保証時間記憶部307は、エンジン部130から取得した電源オフ保証時間2を、例えば、表1のデバイス「エンジン部」に対応する「電源オフ保証時間」に記憶する。
上記の処理により、コントローラ部120は、各デバイス(操作部110、エンジン部130)から電源オフ保証時間を取得し、保証時間記憶部307に記憶することができる。これにより、コントローラ部120は、例えば、画像形成装置100に新たなエンジン部130がプラグインで追加された場合や、メンテナンス等でエンジン部130をリプレースした場合等、エンジン部130の電源オフ保証時間を容易に追加、更新することができるようになる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、コントローラ部120のエラー検知部302が、所定の異常を検知した場合、予め管理者や利用者等による設定に応じて、再起動処理を実行する場合の例について説明する。
図8は、第3の実施形態に係るエラー発生時の処理の例を示すフローチャートである。なお、図8の開始時点において、画像形成装置100の管理者や利用者等によって、所定の異常が発生したときに、再起動を行うか否かを示す設定値が、操作部110等を用いて予め設定されているものとする。
ステップS801において、例えば、コントローラ部120で所定の異常(例えば、カーネルレベルの致命的なエラー等)が発生するものとする。
ステップS802において、コントローラ部120の機器制御部308は、例えば、エラー検知部302により、所定の異常が発生したことが検知されると、所定の異常の発生時に再起動を行うように設定されているか否かを判断する。
所定の異常の発生時に再起動を行うように設定されている場合、機器制御部308は、処理をステップS803に移行させる。一方、所定の異常の発生時に再起動を行うように設定されていない場合、機器制御部308は、処理をステップS806に移行させる。
ステップS803に移行すると、コントローラ部120の機器制御部308は、エラー情報記憶部304に記憶された、例えば、表2に示すようなエラー情報を読み出す。
Figure 2018005854
表2は、第3の実施形態に係るエラー情報記憶部304に記憶されているエラー情報の例である。
表2の例では、エラー情報記憶部304に記憶されているエラー情報には、エラー内容毎に、エラーコード、再起動の可否を示す情報等が記憶されている。
エラーコードは、エラー内容を特定するための識別情報である。例えば、画像形成装置100の保守を行う故障・保守センター等の担当者は、利用者等から伝えられるエラーコードに基づいて、エラー内容を特定することができる。
再起動の可否は、例えば、エラー内容が、再起動により回復可能なエラーであるか、又はHDD126の故障等のように再起動によりデータの破損等が予測されるエラーであるか等により予め設定されている再稼働を行うか否かを示す情報である。
例えば、表2の例では、「特定のデバイスとの通信エラー」は、デバイス側のエラーである可能性があるので、画像形成装置100の再起動は行わず、例えば、デバイスの再起動を試行するために、再稼働の可否が「否」に設定されている。一方、「複数のデバイスとの通信エラー」は、個々のデバイスを再起動しても回復できない可能性が高いので、再稼働の可否が「可」に設定されている。なお、表2に示すエラー情報はあくまで一例である。
図8に戻り、フローチャートの説明を続ける。
ステップS804において、コントローラ部120の機器制御部308は、エラー情報記憶部304から読出したエラー情報を用いて、エラー検知部302により検知されたエラーが再起動可能なエラーであるか否かを判断する。
検知されたエラーが再起動可能なエラーである場合(再起動の可否が「可」の場合)、コントローラ部120の機器制御部308は、処理をステップS805に移行させる。一方、検知されたエラーが再起動可能なエラーでない場合(再起動の可否が「否」の場合)、コントローラ部120の機器制御部308は、処理をステップS806に移行させる。
ステップS805に移行すると、コントローラ部120は、例えば、図4に示す再起動処理を実行する。
ステップS806に移行すると、コントローラ部120の機器制御部308は、例えば、図9に示すようなエラー表示画面を、操作部110に表示させる。
図9は、第3の実施形態に係るエラー表示画面の例を示す図である.図9の例では、操作部110の表示部111に、エラーが発生したことを示すメッセージ901が表示されている。
このメッセージ901により、画像形成装置100は、例えば、画像形成装置100の再起動等により、自動的に回復できないエラーが発生したことを、管理者や利用者等に通知し、故障・保守センター等への連絡を促すことができる。
以上、本実施形態によれば、画像形成装置100は、致命的なエラーが発生した場合、再起動を行うか否かを、設定値等により設定することができる。
また、画像形成装置100は、発生したエラーが再起動により回復可能なエラーである場合、再起動処理を実行し、発生したエラーが再起動により回復不可能なエラーである場合、再起動を回避して、故障・保守センター等への連絡を促すことができる。
本実施形態に係る画像形成装置100によれば、1つ以上のデバイスとコントローラ部とを含む電子機器において、コントローラ部で異常が発生した場合に、各デバイスと協調して、安全に電子機器を再起動することができるようになる。
[その他の実施形態]
上記の説明では、電子機器が画像形成装置100であり、1つ以上のデバイスが操作部110、及びエンジン部130であるものとして説明を行ったが、例えば、図1に示す画像形成装置100の構成は、電子機器の構成の一例である。
例えば、図10(a)に示すように、画像形成装置100のエンジン部130は、プリンタ130a、スキャナ130b、FCU130c等、複数のデバイスに分かれていても良い。
また、電子機器は、例えば、図10(b)に示す画像投影装置1000等のように、画像形成装置100以外の電子機器(例えば、画像投影装置1000)であっても良い。図10(b)の例では、画像投影装置1000には、例えば、図10(a)に示す画像形成装置100のプリンタ130a、スキャナ130b、FCU130c等に代えて、画像投影部1010が含まれる。
画像投影部1010には、例えば、画像を投影するための光源が含まれている。画像投影装置1000では、画像の投影中に光源が高温となるため、画像の投影を終えた後、光源の温度が所定の値以下に下がるまで、ファンで冷却を続けるので、電源をオフできるようになるまで所定の時間を要する。
この場合、画像投影部1010が、光源に応じた電源オフ保証時間を予め記憶しておく。画像投影装置1000のコントローラ部120は、画像投影部から電源オフ保証時間を取得し、所定の異常が発生した場合、電源オフ準備信号を出力した後、取得した電源オフ保証時間を経過後に、画像投影部1010の電力を遮断すれば良い。これにより、画像形成装置100のコントローラ部120は、画像投影部1010の光源に応じた電源オフ保証時間を用いて、画像形成装置100を再起動することができるようになる。
100 画像形成装置(電子機器)
310、320 信号線
110 操作部(デバイス)
120 コントローラ部
130 エンジン部(デバイス)
130a プリンタ(デバイス)
130b スキャナ(デバイス)
130c FCU(デバイス)
303 信号出力部(出力部)
304 エラー情報記憶部
305 電力制御部
306 保証時間取得部(取得部)
307 保証時間記憶部
408 機器制御部
1000 画像投影装置(電子機器)
1010 画像投影部(デバイス)
特開2011−170763号公報

Claims (10)

  1. デバイスと信号線を介して接続されるコントローラ部を含む電子機器であって、
    前記コントローラ部は、
    前記コントローラ部に所定の異常が発生した場合、前記信号線を用いて前記デバイスに所定の信号を出力する出力部と、
    前記所定の信号を出力してから所定の保証時間を経過した後に、前記デバイスの電力を遮断する制御を行う電力制御部と、
    を有する電子機器。
  2. 前記所定の異常は、
    前記電子機器、又は前記コントローラ部の再起動を要するエラーである請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記所定の保証時間は、
    前記デバイスが安全に電源を遮断できることを保証する予め定められた時間である請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記コントローラ部は、
    前記デバイスから、該デバイスの前記所定の保証時間を取得する取得部を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は複数のデバイスを有し、
    該デバイス毎に、前記所定の保証時間を記憶する保証時間記憶部を有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記出力部は、前記コントローラ部に前記所定の異常が発生した場合、前記複数のデバイスに所定の信号を出力し、
    前記電力制御部は、前記保証時間記憶部に記憶した前記デバイス毎の前記所定の保証時間に基づいて、前記複数のデバイスの電力を遮断する制御を行う請求項5に記載に電子機器。
  7. 前記電力制御部が前記複数のデバイスの電力を遮断した後、前記電子機器、又は前記コントローラ部の再起動処理を実行する機器制御部を有する請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記コントローラ部で発生する1つ以上の前記所定の異常と、該異常に対して前記再起動処理を実行するか否かを示す情報とを記憶したエラー情報記憶部を有し、
    前記機器制御部は、
    前記エラー情報記憶部に記憶した情報に基づいて前記電子機器の再起動処理を実行する請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記デバイスは、
    前記所定の信号に応じて、当該デバイスの電力を遮断することができる状態に移行させる終了処理を実行する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. デバイスと信号線を介して接続されるコントローラ部を含む電子機器による電力制御方法であって、
    前記コントローラ部が、
    前記コントローラ部に所定の異常が発生した場合、前記信号線を用いて前記デバイスに所定の信号を出力するステップと、
    前記所定の信号を出力してから所定の保証時間を経過した後に、前記デバイスの電力を遮断する制御を行うステップと、
    を含む電力制御方法。
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