JP2015210019A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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高 小森
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Abstract

【課題】空気調和機の室外機において、コストを上昇させることなく、自然エネルギの有効活用を図ること。【解決手段】制御回路60は、室外機を制御する。制御回路60は、ファンのフリーラン状態での回転数が飽和回転数を上回った場合に、ファン駆動用モータ30を、ファンのフリーランによる回転方向と同じ方向に回転させるように、駆動させる。飽和回転数とは、ファンの回転数がこれ以上上昇しても室外機1における熱交換効率を向上させることができないところのファンの回転数である。ファン駆動用モータ30に与えられる駆動力の大きさは、上記飽和回転数でファンを回転させるための大きさである。【選択図】図7

Description

本開示は、空気調和機の室外機に関し、特に、自然風等によってファンの回転を利用する、空気調和機の室外機に関する。
空気調和機には、室内機と室外機とを有するものがある。当該室外機は、室外用ファンを有し、そして、当該室外用ファンを回転させるためのファンモータを駆動していない場合には、自然風によって、上記室外用ファンをフリーに回転するように構成されている。
従来の空気調和機では、特開2000−125584号公報(特許文献1)および特開2003−148788号公報(特許文献2)に記載されるように、室外機の自然風を利用した制御が実行されていた。具体的には、上記のようなファンモータを駆動するための装置は、ファンモータの起動時において、自然風などによって室外用ファンがすでに比較的高い回転数で回転している場合には、ファンモータを駆動しない。これにより、室外機では、自然風によるファンの回転によって、熱交換が行なわれていた。このような制御が行なわれることによって、ファンモータの駆動によって(自然風に対抗して)室外用ファンを回転させるよりも、無駄な電力の利用を削減され得る。
また、特開2011−196584号公報(特許文献3)には、室外機を運転させていない状態で室外用ファンが自然風によって回転したことによって生じる電力を、蓄電池に蓄積させる技術が開示されている。
特開2000−125584号公報 特開2003−148788号公報 特開2011−196584号公報
自然エネルギの有効活用は、常に求められる課題であり、室外機においても同様のことが言える。このことから、特許文献1〜特許文献3などに開示された技術をさらに発展させることも常に求められている。また、特許文献3に開示された技術では、室外機に蓄電池等の蓄電用の装置が必要とされるため、室外機の製造コストが上昇するという新たな課題が生じている。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、空気調和機の室外機において、コストを上昇させることなく、自然エネルギの有効活用を図ることである。
ある局面に従うと、ファンと、ファンを回転させるためのモータと、多相交流電源からの多相交流電流を直流電流に変換するコンバータ機能と、モータに直流電力を供給する整流機能と、モータ側から回生される回生電力をモータの駆動に利用する回生機能とを備えた電力回生回路と、ファンの回転方向および回転数を検出するための回転検出回路と、回転検出回路の検出出力に基づいて、モータを駆動するために、電力回生回路からモータに電力を供給するための制御回路とを備える、空気調和機の室外機であって、制御回路は、電力回生回路からモータへ電力を供給していない状態で、回転検出回路によって検出された回転方向に、回転検出回路によって検出されたファンの回転数より低い回転数でファンを回転させるための駆動力でファンを回転させるように、電力回生回路からモータへ電力を供給する、空気調和機の室外機が提供される。
好ましくは、空気調和機の室外機は、ファンの回転数に関する基準値を記憶するためのメモリをさらに備え、制御回路は、電力回生回路からモータへ電力を供給していない状態であって、回転検出回路によって検出されたファンの回転数が基準値を超えたときに、回転検出回路によって検出された回転方向に基準値でファンを回転させるための駆動力でファンを回転させるように、電力回生回路からモータへ電力を供給する。
好ましくは、基準値は、ファンの回転数の増大に伴う回生電力の増大が飽和するときの、回転数の値である。
好ましくは、メモリは、さらに、基準値よりも低い特定の値を記憶し、制御回路は、電力回生回路からモータへ電力を供給していない状態で回転検出回路によって検出されたファンの回転数が特定の値未満であるときには、ファンを所定の回転数で回転させるために、電力回生回路からモータへ電力を供給し、電力回生回路からモータへ電力を供給していない状態で回転検出回路によって検出されたファンの回転数が特定の値以上であって基準値以下であるときには、電力回生回路からモータへの電力を供給を行なわない。
好ましくは、特定の値は、モータによって駆動されることのないファンの回転が、室外機において特定の値以上の熱効率を提供する値である。
好ましくは、コンプレッサと、室外機の外郭において、コンプレッサが設けられている側に設けられた、第1の組の取っ手と、室外機の外郭において、コンプレッサが設けられている側とは反対側に設けられた、第2の組の取っ手とをさらに備える。
好ましくは、コンプレッサが設けられている側とは反対側には、モータが設けられている。
好ましくは、第1の組の取っ手および第2の組の取っ手の中の少なくとも1つの取っ手は、モータのアングルに取り付けられている。
好ましくは、空気調和機の室外機は、コンプレッサが設けられている側とは反対側に設けられた熱交換器をさらに備え、第1の組の取っ手および第2の組の取っ手の中の少なくとも1つの取っ手は、熱交換器に外周の少なくとも一部を囲われている。
好ましくは、空気調和機の室外機は、第1の組の取っ手および第2の組の取っ手の中の少なくとも1つの取っ手に取り付けられたサーミスタをさらに備える。
また、好ましくは、空気調和機の室外機は、電力回生回路に回生された電力に関する値を検出するための電力検出回路をさらに備え、制御回路は、電力回生回路からモータへ電力を供給していない状態で回転検出回路によって検出されたファンの回転数が基準値を超えたときであっても、電力検出回路によって検出される回生電力の値が特定の値未満である場合には、電力回生回路からモータへの電力の供給を行なわない。
本開示によれば、自然風によるファンの回転における回転数が十分に大きい場合には、当該回転数よりも低い回転数で当該回転の方向にファンを回転させるための駆動力が、モータに印加される。これにより、モータの駆動が自然風によるファンの回転に対する制動として機能し、これにより、多相交流電源に、回生電力を回生させることができる。
したがって、自然風によるファンの回転を、基本的に室外機における熱交換に利用し、自然風によるファンの回転が十分に大きい場合に、選択的に、当該回転によって発生する力の一部を回生電力に変換できる。
室外機の一実施の形態の外観を示す図である。 室外機の分解斜視図である。 室外機の後方斜視図である。 室外機の前方斜視図である。 室外機後方の取っ手の近傍を示す図である。 室外機左側方の取っ手の近傍を示す図である。 図5の変形例を示す図である。 図6の変形例を示す図である。 室外機のハードウェア構成の一例を示す図である。 室外機におけるファン駆動用モータの駆動制御のための処理のフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<室外機の外観>
図1は、室外機の一実施の形態の外観を示す図である。室外機1は、その外郭を、カバー5,6,8等で覆われている。より具体的には、カバー8は、室外機1の上面を覆う。カバー5は、室外機1の前面を覆う。本実施の形態では、室外機1が空気を排出する方向を「前方」とする。カバー6は、室外機1の右側面を覆う。カバー5には、取っ手11が設けられている。
図2は、室外機1の分解斜視図である。図3は、室外機1の後方斜視図である。図4は、室外機1の前方斜視図である。図3と図4では、カバー8の図示が省略されている。図1〜図4に示されるように、室外機1の左側面は、カバー7に覆われている。室外機1の背面には、熱交換器9が設けられている。熱交換器9は底板に固定されている。図2中の矢印A1〜A4のそれぞれは、カバー5〜8のそれぞれの室外機1に対して組み付けられる方向を示している。
室外機1内では、右側に、コンプレッサ2が設けられ、また、左側に、ファン3が設けられている。ファン3は、コンプレッサ2の圧縮動作によって生じた熱を室外機1外へ排出するために設けられている。ファン3の後方には、ファン3を駆動するためのファン駆動用モータ30が設けられている。ファン3が回転することによって発生する風は、カバー5のルーバー部5Aを介して、室外機外へと排出される。室外機1内には、さらに、ファン駆動用モータ30を室外機1内で固定するためのアングル10が設けられている。
室外機1において、取っ手11は、右側(つまり、コンプレッサ2が設けられている側)に設けられている。室外機1のコンプレッサ2が設けられている側には、さらに、取っ手12が設けられている。取っ手12は、カバー6上に設けられている。
室外機1において、左側(つまり、ファン3が設けられている側)には、取っ手13,14が設けられている。取っ手13および取っ手14は、熱交換器9の一部が取り除かれることによって生じた部分に設けられている。取っ手14は、カバー7に設けられている。
取っ手13および取っ手14が熱交換器9の一部が取り除かれることによって生じた部分に設けられていることにより、取っ手13の全周が熱交換器9に覆われている。なお、熱交換器9の上端部が取り除かれることによって生じた部分に設けられた場合には、取っ手13の左右の側面と下端とが、熱交換器9に接し、また、取っ手14の左右の側面と下端とが、熱交換器9に接する。
図5は、室外機1後方の取っ手13の近傍を示す図である。図5に示されるように、室外機1では、熱交換器9の一部が取り除かれ、当該取り除かれた部分に取っ手13の一部が嵌め込まれている。図5では、取り除かれた部分が、部分9Aとして示されている。部分9Aは矩形状にくりぬかれた状態で取り除かれている。取っ手13は、アングル10に取り付けられている。取っ手13には、室外機1外の温度を計測するためのサーミスタ15が取り付けられている。
図6は、室外機1左側方の取っ手14の近傍を示す図である。図6に示されるように、室外機1の左側方においても、熱交換器9の一部が取り除かれ、当該取り除かれた部分に取っ手14の一部が嵌め込まれている。図6では、取り除かれた部分が、部分9Bとして示されている。取っ手14は、カバー7に取り付けられている。
<室外機における取っ手の配置について>
図1〜図6に示されているように、室外機1には、2組の取っ手(2つの取っ手11,12および2つの取っ手13,14)が設けられている。1組の取っ手(2つの取っ手11,12)は、室外機1においてコンプレッサ2が配置されている側(右側)に設けられている。もう1組の取っ手(2つの取っ手13,14)は、室外機1においてファン駆動用モータ30が配置されている側に設けられている。なお、室外機1では、アングル10は、その下部がコンプレッサが載置されている底板に固定されており、上部は熱交換器9の上端部に引っ掛けることができるようにコの字形状(Cの字形状)に、熱交換器9の背面側まで延設されている。これにより、室外機1の背面の取っ手13は、アングル10に取り付けられ得る。取っ手13は、アングル10に、たとえば、ネジ等で固定される。つまり、室外機1では、ファン駆動用モータ30および取っ手13が、アングル10によって固定されている。つまり、これらを固定する部材が、兼用されている。
従来の大型(たとえば、60kg程度)の室外機では、3つの取っ手が設けられているのが一般的であった。より具体的には、従来の室外機には、たとえば、コンプレッサが組み込まれている側(重い側)に2つの取っ手が取り付けられ、ファンモータが組み込まれている側(軽い側)に1つの取っ手が取り付けれていた。
このような室外機を2人の作業員が持ち運ぶ場合、1人の作業員は、室外機のコンプレッサが組み込まれている側を持ち、もう1人の作業員は、室外機のファンモータが組み込まれている側を持つのが一般的であった。コンプレッサが組み込まれている側には、前面キャビネットと背面キャビネットとのそれぞれに1つずつ取っ手が設けられており、これらは、室外機の側面から見たときに左右対称の位置に取り付けられていた。したがって、コンプレッサ側の作業員は、両手で室外機を持つことができるため、比較的に容易に、室外機を持ち上げることができた。一方、ファンモータが組み込まれている側は、側面のキャビネットの1か所に取り付けられた取っ手のみを持たなければならなかった。このため、ファンモータ側の作業員は、片手で、室外機を持ち上げる必要があった。このことから、ファンモータ側の作業員は、室外機を持ち上げる際にバランスをとりにくく、不安定であった。
本実施の形態における室外機1では、上記したように2組の取っ手が設けらている。このため、室外機1を2人の作業員で持ち運びする場合であっても、両作業員が安定して、室外機1を持つことができる。
室外機1において、熱交換器9の一部を取り除いて生じた部分に取っ手13および取っ手14が取り付けられていることから、室外機1における熱交換器9等の主要な要素の配置を大きく変更することなく、2組の取っ手を設けることができる。
室外機1では、従来、専用ホルダによって背面キャビネット近傍に位置する熱交換器の近傍に取り付けられていたサーミスタ15が、取っ手13に、つまり、ファン3により近い位置に、取り付けられている。これにより、サーミスタ15は、室外機1において外気に近くに位置することができる。したがって、室外機1において、サーミスタ15は、より正確に外気の温度を計測することができる。また、このような構成により、室外機1では、サーミスタ15専用のホルダを設ける必要は無い。
また、特に図3および図5に示されるように、取っ手13は、カバー6等によって構成される室外機1の背面から突出している。これにより、室外機1が家屋等に設置される場合、当該室外機1の背面の大部分が当該家屋の壁面に密着して、熱交換器9への外気の導入が大きく妨げられるという事態の発生が、確実に回避される。
図7は、図5の変形例を示す図である。また、図8は、図6の変形例を示す図である。図7および図8に示されるように、熱交換器9のフィンをくり抜く代わりに、凹部(図7の凹部9C、および、図8の凹部9D)を設ける形状であってもよい。これにより、熱交換器9は、取っ手13,14に対向する部分(凹部9C,9Dの底の部分)にも熱交換9のフィンが存在するため、くり抜く場合に比べて、熱交換効率を向上させることができる。
<ハードウェア構成>
図9は、室外機1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示されるように、室外機1は、コンバータ回路50と、チョークコイル51と、コンデンサ52と、インバータ回路40と、インバータ回路80とを含む。室外機1では、商用交流電源100が電流検出回路(図示略)を介してコンバータ回路50の入力側に接続されている。コンバータ回路50の出力側は、チョークコイル51を介してコンデンサ52に接続される。コンデンサ52の両端は、インバータ回路80の入力側とインバータ回路40の入力側とに接続される。図9に示されたハードウェア構成のうち、商用交流電源100以外は、たとえば室外機1の内部(カバー5〜8によって主に外郭が構成される筐体の内部)に収容される。なお、図2等においては、これらのハードウェア構成の図示は、説明の簡略化等の観点から、省略されている。
インバータ回路80の出力側は、圧縮機駆動用モータ70に接続される。インバータ回路40の出力側は、ファン駆動用モータ30に接続される。圧縮機駆動用モータ70およびファン駆動用モータ30は、たとえば3相DCブラシレスモータである。圧縮機駆動用モータ70は、コンプレッサ2を動作させるためのモータである。
インバータ回路40およびインバータ回路80は、それぞれ、6個のNPN型の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタQ1〜Q6,Q11〜Q16を3相全波ブリッジ接続したものである。トランジスタQ1〜Q6,Q11〜Q16のそれぞれを保護するためのダイオードが、各トランジスタのコレクタ−エミッタ間に逆方向接続されている。なお、トランジスタQ1〜Q3,Q11〜Q13側は、インバータ回路のいわゆる上相である。トランジスタQ4〜Q6,Q14〜Q16側は、インバータ回路のいわゆる下相である。
室外機1は、さらに、インバータ回路40およびインバータ回路80への通電を制御するための制御回路60を含む。制御回路60は、トランジスタQ4のエミッタ側およびトランジスタQ5のエミッタ側の電流を検知するための電流検知回路62と、インバータ回路40内のスイッチング素子およびインバータ回路80内のスイッチング素子に接続されるPWM発生回路63と、ファン3の回転に関する情報(たとえば、回転方向、および、回転数)を検出する回転検出回路64と、図示せぬ室内機と接続される通信インタフェース65と、メモリ66とを含む。
通信インタフェース65を介した、室外機1と上記室内機との通信は、有線であっても良いし、無線であっても良い。有線の場合、通信インタフェース65は、たとえば通信用のコネクタによって実現される。無線の場合、通信インタフェース65は、たとえば無線LAN(Local Area Network)等に利用され得るLANカードによって実現される。
制御回路60は、さらに、室外機の動作を制御する制御部61を含む。制御部61は、たとえば、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサを含む。電流検知回路62は、ファン3の回転によって生じる回生電力による電流値を検出し得る。制御部61は、電流検知回路62によって検出される電流値に基づいて、上記回生電力の電力値を導出し得る。
室外機1において、制御部61は、たとえば、通信インタフェース65を介して上記室内機から運転の命令を受信する。これに応じて、制御部61は、PWM発生回路63に対して、圧縮機駆動用モータ70を駆動するための命令を出力する。また、制御部61は、PWM発生回路63に対して、ファン駆動用モータ30を駆動するための命令を出力する。これに応じて、PWM発生回路63は、トランジスタQ11〜Q16のスイッチング素子、および/または、トランジスタQ1〜Q6のスイッチング素子を適宜開閉させて、圧縮機駆動用モータ70および/またはファン駆動用モータ30を駆動する。
<制御の概要>
次に、本実施の形態の室外機1において制御回路60による制御の概要を説明する。
本実施の形態の室外機1では、ファン3は、ファン駆動用モータ30の駆動によって回転する場合もあれば、室外機1の外部から内部に導入される自然風によって回転する場合もある。ファン3が自然風によって回転する状態を、本明細書では「フリーラン状態」とも言う。
制御回路60は、ファン3を回転させる条件が成立した場合であっても、ファン3がフリーラン状態にあれば、基本的に、ファン駆動用モータ30を駆動させない。つまり、自然風によるファン3の回転によって、室外機1内の熱交換を実現する。なお、本実施の形態における「ファン3を回転させる条件」とは、公知の空気調和機の室外機において採用されるのと同じ条件とすることができる。つまり、たとえば、制御回路60は、室内機から室外機1(コンプレッサ2)の駆動命令を受けたことに基づいて、ファン3を回転させる条件が成立したと決定する。
なお、ファン3がフリーラン状態にあるとき、制御回路60は、ファン駆動用モータ30を、ファン3のフリーランによる回転方向と同じ方向に回転させるように駆動させる場合がある。このとき、ファン駆動用モータ30に与えられる駆動力の大きさは、当該フリーランによるファン3の回転数よりも低い回転数でファン3を回転させるための大きさである。これにより、ファン3による回転力のうち、ファン駆動用モータ30の駆動力による回転力よりも上回る部分が、ファン駆動用モータ30に対する制動として機能する。したがって、ファン駆動用モータ30において回生電力が生じる。コンバータ回路50は、当該回生電力をファン駆動用モータ30の駆動に利用する。
ここで、ファン3の回転数がある程度低い領域では、ファン3の回転数が上がるほど、室外機1における熱交換効率は向上する。「熱交換効率」とは、たとえば、単位時間あたりに室外機1の内部から外部へと移動する熱力である。本実施の形態では、熱交換効率は、単位時間当たりで室外機1内の温度が低下する度合いとして取り扱われる場合もある。
一方、ファン3の回転数がある程度高くなった場合、ファン3の回転数が上昇しても、室外機1における熱交換効率が向上しなくなる。このことから、ファン3の回転数は、室外機1における熱交換効率に対して、ある程度の値で飽和すると言える。ファン3の回転数がこれ以上上昇しても室外機1における熱交換効率を向上させることができないところのファン3の回転数を、本明細書では「飽和回転数」と呼ぶ。飽和回転数は、基準値の一例である。
制御回路60は、当該飽和回転数を利用して制御を実行する場合がある。より具体的には、制御回路60は、ファン3のフリーラン状態での回転数が上記飽和回転数を上回った場合に、ファン駆動用モータ30を、ファン3のフリーランによる回転方向と同じ方向に回転させるように、駆動させる。このとき、ファン駆動用モータ30に与えられる駆動力の大きさは、上記飽和回転数でファン3を回転させるための大きさである。これにより、ファン3による回転力のうち、飽和回転数での回転力よりも上回る部分が、ファン駆動用モータ30に対する制動として機能する。したがって、ファン3のフリーランによる回転力のうち、飽和回転数での回転力が、ファン3の回転として、室外機1における熱交換に利用される。そして、ファン3のフリーランによる回転力のうち、飽和回転数を超えた部分に対応する回転力を、回生電力として、それ以降のファン3の回転に利用することができる。このような制御によれば、ファン3のフリーランによる回転を、効率よく室外機1の熱交換に利用した上で、室外機1における外部電力(商用交流電源100から供給される電力)の消費を抑えることができる。
なお、ファン3がフリーラン状態にある場合でも、ファン3の回転数が低すぎる場合には、室外機1において熱交換効果が得られない場合があり得る。このことから、制御回路60は、ファン3がフリーラン状態にある場合でも、ファン3の回転数が特定の値より低いときには、ファン3を回転させる状態が成立するとファン駆動用モータ30を駆動させる。
室外機1では、飽和回転数および/または上記「特定の値」は、メモリ66に格納され得る。
<処理内容>
図10は、室外機1におけるファン駆動用モータ30の駆動制御のための処理のフローチャートである。図10の処理は、制御回路60の制御部61によって実行される。
図10を参照して、ステップS1で、制御部61は、外部から(通信インタフェース65を介して)ファン3の起動の命令を受けたかどうかを判断する。「外部」とは、たとえば室外機1とセットで動作する室内機である。制御部61は、当該命令を受けていると判断すると(ステップS1でYES)、ステップS2へ制御を進める。また、制御部61は、当該命令を受けていないと判断すると(ステップS1でNO)、ステップS1における制御を継続する。
ステップS2では、制御部61は、ファン3の回転数が200rpmを超えているかどうかを判断する。200rpmとは、上記した「特定の値」の一例である。そして、制御部61は、ファン3の回転数が200rpmを超えていると判断すると(ステップS2でYES)、ステップS3へ制御を進める。また、制御部61は、ファン3の回転数が200rpm以下であると判断すると(ステップS2でNO)、ステップS10へ制御を進める。なお、ステップS2は、ファン駆動用モータ30が駆動されていない状態でなされる制御である。このため、ステップS2において判断対象となるファン3の回転数は、フリーラン状態における回転による回転数である。
ステップS10で、制御部61は、通常運転を開始する。つまり、ファン3が所定の回転数で回転するようにファン駆動用モータ30に電力を供給するよう、PWM発生回路63へ命令する。所定の回転数とは、たとえば、通常室外機1が運転する場合にファン3に求められる回転数である。その後、制御は、ステップS11へ進められる。
ステップS11で、制御部61は、(通信インタフェース65を介して)外部からファン3の停止を指示されたか否かを判断する。そして、制御部61は、当該指示を受けていないと判断すると(ステップS11でNO)、当該指示を受けるまでステップS11の制御を繰り返す。そして、当該指示があったと判断すると(ステップS11でYES)、制御部61は、ステップS15へ制御を進める。
一方、ステップS3で、制御部61は、ファン3の回転数が500rpmを超えているかどうかを判断する。500rpmとは、上記した「飽和回転数」の一例である。そして、制御部61は、ファン3の回転数が500rpmを超えていると判断すると(ステップS3でYES)、ステップS5へ制御を進める。また、制御部61は、ファン3の回転数が500rpm以下であると判断すると(ステップS3でNO)、ステップS1へ制御を戻す。なお、ステップS3は、ファン駆動用モータ30が駆動されていない状態でなされる制御である。このため、ステップS3において判断対象となるファン3の回転数は、フリーラン状態における回転による回転数である。
ステップS5で、制御部61は、ファン3の回転方向が、通常、ファン駆動用モータ30の駆動による回転方向であるかどうかを判断する。そして、制御部61は、通常の回転方向であると判断すると(ステップS5でYES)、ステップS6へ制御を進める。一方、制御部61は、通常の回転方向ではないと判断すると、ステップS7へ制御を進める。
ステップS6で、制御部61は、ファン駆動用モータ30の駆動を開始する。ステップS6では、ファン駆動用モータ30は、ファン3を通常の回転方向に回転させるための態様で駆動される。また、ファン駆動用モータ30は、ファン3を回転数500rpmで回転させるための動力で、駆動される。そして、制御は、ステップS8へ進められる。
室外機1では、予め、ファン3を回転数500rpmで通常の回転方向に回転させるために必要なファン駆動用モータ30の駆動条件(駆動電力等)が計測され、メモリ66に登録されている。ステップS6では、当該計測結果が利用される。
ステップS7で、制御部61は、ファン駆動用モータ30の駆動を開始する。ステップS6では、ファン駆動用モータ30は、ファン3を通常とは逆の回転方向に回転させるための態様で駆動される。また、ファン駆動用モータ30は、ファン3を回転数500rpmで回転させるための動力で、駆動される。そして、制御は、ステップS8へ進められる。
室外機1では、予め、ファン3を回転数500rpmで通常とは逆の回転方向に回転させるために必要なファン駆動用モータ30の駆動条件(駆動電力等)が計測され、メモリ66に登録されている。ステップS7では、当該計測結果が利用される。
ステップS8では、制御部61は、インバータ回路40において回生電力が発生しているかどうかを判断する。当該判断は、たとえば、電流検知回路62による検出された電流値が、予め定められた電力量に対応する電流値以上であるかどうかの判断によって実現される。より具体的には、検出された電流値が所定の値以上であれば、回生電力が発生しているという判断がなされる。検出された電流値が所定の値未満であれば、回生電力が発生していないという判断がなされる。
ここでの「予め定められた電力量」は、たとえばメモリ66に格納されている。そして、制御部61は、回生電力が発生していると判断すると(ステップS8でYES)、ステップS9へ制御を進める。一方、制御部61は、回生電力が発生していないと判断されると(ステップS8でNO)、ステップS15へ制御を進める。
ステップS6またはステップS7においてファン駆動用モータ30が駆動されることによるファン駆動用モータ30の回転は、ファン3のフリーラン状態での回転に対して制動として機能する。ステップS8における判断は、実質的には、当該制動による回生電力が回生されているかどうかの判断に相当する。
ステップS15で、制御部61は、ステップS6またはステップS7で開始させたファン駆動用モータ30の駆動を停止させる。その後、制御は、ステップS1へと戻される。
ステップS9では、制御部61は、(通信インタフェース65を介して)外部からファン3の停止を指示されたか否かを判断する。そして、制御部61は、停止の指示があったと判断すると(ステップS9でYES)、ステップS15へ制御を進める。一方、制御部61は、当該指示を受けていないと判断すると(ステップS9でNO)、ステップS8へ制御を戻す。
[第2の実施の形態]
以上説明した図10の処理において、制御部61は、ステップS1において、「ファン3の起動の命令を受けたか否かの判断」をする代わりに、ファン3を回転させるための条件が成立したかどうかを判断する場合もある。当該条件の一例としては、予めメモリ66においてファン3の回転を開始させる時刻が記録されている場合であって、当該時刻が到来したことが挙げられる。また、当該条件の他の例として、室外機1に設けられた特定の操作ボタンが操作されたことが挙げられる。
[第3の実施の形態]
また、制御部61は、ステップS9における「ファン3の停止の命令を受けたか否かの判断」をする代わりに、ファン3の回転を停止させるための条件が成立したかどうかを判断する場合もある。当該条件の一例としては、予めメモリ66においてファン3の回転を停止させる時刻が記録されている場合であって、当該時刻が到来したことが挙げられる。また、当該条件の他の例として、室外機1に設けられた特定の操作ボタンが操作されたことが挙げられる。
今回開示された実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 室外機、2 コンプレッサ、3 ファン、5,6,7,8 カバー、5A ルーバー部、9 熱交換器、9A,9B 部分、9C,9D 凹部、10 アングル、30 ファン駆動用モータ、40,80 インバータ回路、70 圧縮機駆動用モータ、100 商用交流電源。

Claims (10)

  1. ファンと、
    前記ファンを回転させるためのモータと、
    多相交流電源からの多相交流電流を直流電流に変換するコンバータ機能と、前記モータに直流電力を供給する整流機能と、前記モータ側から回生される回生電力を前記モータの駆動に利用する回生機能とを備えた電力回生回路と、
    前記ファンの回転方向および回転数を検出するための回転検出回路と、
    前記回転検出回路の検出出力に基づいて、前記モータを駆動するために、前記電力回生回路から前記モータに電力を供給するための制御回路とを備える、空気調和機の室外機であって、
    前記制御回路は、前記電力回生回路から前記モータへ電力を供給していない状態で、前記回転検出回路によって検出された回転方向に、前記回転検出回路によって検出された前記ファンの回転数より低い回転数で前記ファンを回転させるための駆動力で前記ファンを回転させるように、前記電力回生回路から前記モータへ電力を供給する、空気調和機の室外機。
  2. 前記ファンの回転数に関する基準値を記憶するためのメモリをさらに備え、
    前記制御回路は、前記電力回生回路から前記モータへ電力を供給していない状態であって、前記回転検出回路によって検出された前記ファンの回転数が前記基準値を超えたときに、前記回転検出回路によって検出された回転方向に前記基準値で前記ファンを回転させるための駆動力で前記ファンを回転させるように、前記電力回生回路から前記モータへ電力を供給する、請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記基準値は、前記ファンの回転数の増大に伴う回生電力の増大が飽和するときの、回転数の値である、請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記メモリは、さらに、前記基準値よりも低い特定の値を記憶し、
    前記制御回路は、
    前記電力回生回路から前記モータへ電力を供給していない状態で前記回転検出回路によって検出された前記ファンの回転数が前記特定の値未満であるときには、前記ファンを所定の回転数で回転させるために、前記電力回生回路から前記モータへ電力を供給し、
    前記電力回生回路から前記モータへ電力を供給していない状態で前記回転検出回路によって検出された前記ファンの回転数が前記特定の値以上であって前記基準値以下であるときには、前記電力回生回路から前記モータへの電力を供給を行なわない、請求項2または請求項3に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記特定の値は、前記モータによって駆動されることのない前記ファンの回転が、前記室外機において特定の値以上の熱効率を提供する値である、請求項4に記載の空気調和機の室外機。
  6. コンプレッサと、
    前記室外機の外郭において、前記コンプレッサが設けられている側に設けられた、第1の組の取っ手と、
    前記室外機の外郭において、前記コンプレッサが設けられている側とは反対側に設けられた、第2の組の取っ手とをさらに備える、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記コンプレッサが設けられている側とは反対側には、前記モータが設けられている、請求項6に記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記第1の組の取っ手および前記第2の組の取っ手の中の少なくとも1つの取っ手は、前記モータのアングルに取り付けられている、請求項7に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記コンプレッサが設けられている側とは反対側に設けられた熱交換器をさらに備え、
    前記第1の組の取っ手および前記第2の組の取っ手の中の少なくとも1つの取っ手は、前記熱交換器に外周の少なくとも一部を囲われている、請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  10. 前記第1の組の取っ手および前記第2の組の取っ手の中の少なくとも1つの取っ手に取り付けられたサーミスタをさらに備える、請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
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