JP2015209128A - 車両の運転支援制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】たとえ自車両前方に障害物が存在し、この障害物を操舵で隣接する車線に移動して回避するような状況であっても、一連の操舵操作の中で隣接する車線からの逸脱の防止、障害物の回避を適切に応答性良く、円滑に行う。
【解決手段】ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態を操舵角と操舵角速度とに応じて車両挙動を場合分けして検出し、ドライバの障害物に対する回避操舵の意思を判定し、障害物を回避するために自車両が移動する移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱を予想し、回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態でドライバが障害物に対する回避操舵を行って自車両が移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱が予想される場合にアンダーステア状態を抑制するヨーモーメントと制動力を自車両に付加する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドライバが車線上の障害物を回避する際、車両に制動力によるヨーモーメントを付加して運転を支援する車両の運転支援制御装置に関する。
近年、自動車等の車両においては、走行環境を認識し、安全性の向上を図り、ドライバの運転を支援する様々な運転支援制御装置が開発され、実用化されている。例えば、特開2006−193156号公報(以下、特許文献1)では、自車両が走行車線から逸脱しそうになることを判断し、自車両が走行車線から逸脱しそうであることが判断された場合には、逸脱を回避する方向のヨーモーメントを左右輪の制動力差により発生させる車線逸脱防止装置の技術が開示されている。
特開2006−193156号公報
ところで、走行車線からの逸脱を防止するには上述の特許文献1に開示される車線逸脱防止装置の技術を適用することが可能であるが、走行環境は様々で、例えば、自車両前方に障害物が存在し、この障害物を操舵で隣接する車線に移動して回避するような状況では上述の車線逸脱防止装置の技術のみでは対応できないという課題がある。こうした、前方障害物を回避する操舵は、障害物を回避するために行う第1の操舵、障害物を回避後、障害物の反対側に行き過ぎないように行われる第2の操舵、元の車線に戻るために行われる第3の操舵によって行われる。この一連の操舵操作で、第1の操舵が遅れたり、ハンドル操作が大き過ぎたり、小さ過ぎたり不適切であると、隣接する車線からの逸脱も有効に防止することができないばかりか、障害物の回避も適切におこなわれず、車両の挙動が不安定な状態となり、その後の第2、第3の操舵も遅れが生じて円滑に行うことが困難になってしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、たとえ自車両前方に障害物が存在し、この障害物を操舵で隣接する車線に移動して回避するような状況であっても、一連の操舵操作の中で隣接する車線からの逸脱の防止、障害物の回避を適切に応答性良く、円滑に行うことができる車両の運転支援制御装置を提供することを目的としている。
本発明の車両の運転支援制御装置の一態様は、少なくとも障害物と車線と自車両位置情報を検出する環境情報検出手段と、ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態を検出するアンダーステア状態検出手段と、ドライバの上記障害物に対する回避操舵の意思を判定する回避操舵意思判定手段と、上記障害物を回避するために自車両が移動する、移動先の車線から外側への逸脱を予想する車線逸脱予想手段と、上記ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態でドライバが上記障害物に対する回避操舵を行って、自車両が上記移動先の車線から外側への逸脱が予想される場合に上記車両のアンダーステア状態を抑制するヨーモーメントを算出して車両に付加するヨーモーメント付加手段とを備えた。
本発明による車両の運転支援制御装置によれば、たとえ自車両前方に障害物が存在し、この障害物を操舵で隣接する車線に移動して回避するような状況であっても、一連の操舵操作の中で隣接する車線からの逸脱の防止、障害物の回避を適切に応答性良く、スムーズに行うことが可能となる。
本発明の実施の一形態に係る車両の運転支援制御装置の概略構成図である。 本発明の実施の一形態に係る制御ユニットの機能ブロックである。 本発明の実施の一形態に係る車両の運転支援制御プログラムのフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係るヨーレート偏差の絶対値に対する第1の目標ヨーモーメントと第1の目標総制動力の特性説明図である。 本発明の実施の一形態に係る車線逸脱予想時間に対する第2の目標ヨーモーメントと第2の目標総制動力の特性説明図である。 本発明の実施の一形態に係る制御の一例を示し、図6(a)は、走行車線を走行する自車両が隣接する車線に移動して障害物を回避して再び走行車線に戻る様子の一例を示す説明図、図6(b)は、図6(a)の制御の際に用いられる本形態による操舵角速度を考慮したヨーレート戻し操舵時のアンダーステア状態判定と従来制御(通常の目標ヨーレートと実ヨーレートの比較によるアンダーステア状態判定)の比較説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1において、符号1は自動車等の車両(自車両)で、この車両1には、運転支援制御装置10が搭載されている。この運転支援制御装置10は、制御ユニット11に後述する走行環境情報を検出する画像認識装置21、車速Vを検出する車速センサ22、実際のヨーレート(実ヨーレート)γを検出するヨーレートセンサ23、操舵角θHを検出するハンドル角センサ24が接続されている。そして、制御ユニット11により設定された制御信号(各輪のブレーキ液圧Pfi,Pfo,Pri,Pro:以下、添字「fi」は前輪旋回内輪側、「fo」は前輪旋回外輪側、「ri」は後輪旋回内輪側、「ro」は後輪旋回外輪側を示す)を、加圧源、減圧弁、増圧弁等を備えたハイドロリックユニットで構成されるブレーキ駆動部12に出力し、対応するブレーキ液圧を図示しない各輪のホイールシリンダで発生させる。
画像認識装置21には、車室内の天井前方に一定の間隔を持って取り付けられ、車外の対象を異なる視点からステレオ撮像し、撮像した画像情報を出力する電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いた左右1組のCCDカメラ(ステレオカメラ)21aから画像情報が入力されるとともに車速センサ22から自車速V等が入力される。そして、これらの情報に基づき、画像認識装置21は、ステレオカメラ21aからの画像情報に基づいて自車両前方の立体物データや白線(車線区画線)データ等の前方情報を認識し、これら認識情報等に基づいて自車両1の走行車線を推定する。更に、画像認識装置21は、自車両1の走行車線上に立体物が存在するか否かを調べ、存在する場合には、直近のものを障害物として認識する。
ここで、画像認識装置21は、ステレオカメラ21aからの画像情報の処理を、例えば以下のように行う。先ず、ステレオカメラ21aで自車進行方向を撮像した1組のステレオ画像対に対し、対応する位置のずれ量から三角測量の原理によって距離情報を生成する。そして、この距離情報に対して周知のグルーピング処理を行い、グルーピング処理した距離情報を予め設定しておいた三次元的な道路形状データや立体物データ等と比較することにより、白線(車線区画線)データ、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データ、車両等の立体物データ等を抽出する。
更に、画像認識装置21は、白線(車線区画線)データや側壁データ、自車進行方向等に基づいて自車両1の走行車線を推定し、自車両1の走行車線前方に存在する直近の立体物を障害物として抽出(検出)する。そして、障害物を検出した場合には、その障害物情報として、自車両と障害物との相対距離d、障害物の移動速度Vf(=(相対距離dの変化の割合)+自車速V))、障害物の減速度af(=障害物の移動速度Vfの微分値)、障害物と自車両との幅方向のラップ率Rr(=自車両1の幅が障害物の幅に重なっている自車両1の幅に対する割合:図6(a)参照)等を演算する。
また、画像認識装置21は、図6(a)に示すように、現在の自車両1の進行方向(カメラ位置を中心とする直進方向)と、障害物を回避するために自車両1が移動する、移動先の車線(隣接する車線)の外側の車線区画線(以下、外側区画線と称す)とのなす角を交差角αとして算出する。更に、自車両1の現在位置から外側区画線までの車線幅方向の距離をDとして算出する。
こうして、画像認識装置21で算出される障害物データ、車線データは、制御ユニット11に出力される。このように、画像認識装置21、ステレオカメラ21aは、環境情報検出手段として設けられている。尚、本実施の形態では、障害物データ、車線データの形状をステレオカメラからの画像を基に認識する例で説明したが、他に、単眼カメラ、カラーカメラからの画像情報を基に求めるものであっても良い。
そして、制御ユニット11は、上述の各信号が入力されて、後述する車両の運転支援制御プログラムに従って、ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態を操舵角θHと操舵角速度(dθH/dt)とに応じて車両挙動を場合分けして検出し、ドライバの障害物に対する回避操舵の意思を判定し、障害物を回避するために自車両1が移動する、移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱を予想し、ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態でドライバが障害物に対する回避操舵を行って、自車両1が移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱が予想される場合に車両のアンダーステア状態を抑制するヨーモーメントと制動力を算出して自車両1に付加する。
このため、制御ユニット11は、図2に示すように、目標ヨーレート算出部11a、アンダーステア状態判定部11b、戻し操舵判定部11c、障害物回避操舵判定部11d、車線逸脱予想時間算出部11e、外側区画線逸脱判定部11f、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11g、各輪ブレーキ液圧算出部11hから主要に構成されている。
目標ヨーレート算出部11aは、車速センサ22から車速Vが入力され、ハンドル角センサ24から操舵角θHが入力される。そして、例えば、以下の(1)式により、目標ヨーレートγrefを算出し、アンダーステア状態判定部11b、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gに出力する。
γref=(1/(1+A・V))・(V/l)・(θH/n) …(1)
ここで、Aはスタビリティファクタ、lはホイールベース、nはステアリングギヤ比である。
アンダーステア状態判定部11bは、ヨーレートセンサ23から実ヨーレートγが入力され、ハンドル角センサ24から操舵角θHが入力され、目標ヨーレート算出部11aから目標ヨーレートγrefが入力される。そして、操舵角θHと操舵角速度(dθH/dt)に応じた以下の(2)式、(3)式の2つに場合分けして車両のアンダーステア状態を判定する。
・θH+K1・(dθH/dt)≧0の場合、
γ−γref≦−C1のときに車両はアンダーステア状態と判定する。…(2)
・θH+K2・(dθH/dt)<0の場合、
γ−γref≧+C2のときに車両はアンダーステア状態と判定する。…(3)
ここで、C1、C2は正の値で予め実験・計算等により設定しておいた閾値である。また、K1、K2は予め実験・計算等により設定しておいた閾値である。
すなわち、車両挙動の、その時(現在)の操舵角θHにおけるアンダーステア、オーバーステア、ニュートラルステアの各状態を判定するには、単に、操舵角θHで場合分けすることにより判定することが可能である。しかし、本実施の形態では、ドライバの操舵角速度(dθH/dt)を考慮して(操舵角θHと操舵角速度(dθH/dt)とを加算して)車両挙動の判定を行うことにより、現在のドライバの操舵操作を考慮して、車両挙動の発生を早期にレスポンス良く検出できるようになっている。
こうして、アンダーステア状態判定部11bで判定された結果(アンダーステア状態か否かの判定の結果)は、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gに出力される。このように、アンダーステア状態判定部11bは、アンダーステア状態検出手段の機能を有して設けられている。
戻し操舵判定部11cは、ハンドル角センサ24から操舵角θHが入力される。そして、操舵角θHと操舵角速度(dθH/dt)の符号を比較して、互いに、異符号の場合には戻し操舵、切り返し操舵と判定し、判定結果を目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gに出力する。このように、戻し操舵判定部11cは、アンダーステア状態検出手段の機能を有して設けられている。
障害物回避操舵判定部11dは、画像認識装置21から障害物データ(特に、障害物の有無、障害物と自車両との幅方向のラップ率Rr)が入力される。そして、ラップ率Rrが、例えば、0の場合に、障害物に対する十分な回避操舵が行われており、ドライバの回避操舵意思が有ると判定して判定結果を目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gに出力する。このように、障害物回避操舵判定部11dは、回避操舵意思判定手段として設けられている。尚、障害物が存在しない場合には、ラップ率Rr=0となり、十分な回避操舵が行われたと判定される。
車線逸脱予想時間算出部11eは、画像認識装置21から車線、車線区画線、自車位置情報(具体的には、障害物を回避するために自車両1が移動する、移動先の車線(隣接する車線)の外側区画線との交差角α、自車両1の現在位置から外側区画線までの車線幅方向の距離D)が入力され、車速センサ22から車速Vが入力される。そして、障害物を回避するために自車両1が移動する、移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱を予想して、例えば、以下の(4)式により、車線逸脱予想時間Tttlcを算出し、外側区画線逸脱判定部11f、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gに出力する。
Tttlc=D/(V・sin(α)) …(4)
外側区画線逸脱判定部11fは、車線逸脱予想時間算出部11eから車線逸脱予想時間Tttlcが入力される。そして、車線逸脱予想時間Tttlcと予め実験・計算等により設定しておいた設定時間Tcとを比較し、車線逸脱予想時間Tttlcが設定時間Tc以下の場合に、自車両1が移動先の車線から外側へ逸脱する可能性があると判定し、この判定結果を目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gに出力する。このように、車線逸脱予想時間算出部11e、外側区画線逸脱判定部11fは、車線逸脱予想手段として設けられている。
目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gは、ヨーレートセンサ23から実ヨーレートγが入力され、目標ヨーレート算出部11aから目標ヨーレートγrefが入力され、アンダーステア状態判定部11bから車両のアンダーステア状態の判定結果が入力され、戻し操舵判定部11cから戻し操舵、切り返し操舵の判定結果が入力され、障害物回避操舵判定部11dからドライバの回避操舵意思(十分な回避操舵)の有無の判定結果が入力され、車線逸脱予想時間算出部11eから車線逸脱予想時間Tttlcが入力され、外側区画線逸脱判定部11fから自車両1が移動先の車線から外側へ逸脱する可能性の有無の判定結果が入力される。そして、ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態でドライバが障害物に対する回避操舵を行って、自車両1が移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱が予想される場合に、例えば、図4に示すような、予め実験・演算等により設定しておいた特性のヨーレート偏差の絶対値|Δγ|(=|γ−γref|)に対する第1の目標ヨーモーメントMzt1のマップを参照して第1の目標ヨーモーメントMzt1を設定する。同様に、例えば、図5に示すような、予め実験・演算等により設定しておいた特性の車線逸脱予想時間Tttlcに対する第2の目標ヨーモーメントMzt2のマップを参照して第2の目標ヨーモーメントMzt2を設定する。
こうして、設定した第1の目標ヨーモーメントMzt1と第2の目標ヨーモーメントMzt2とを加算することにより、最終的な目標ヨーモーメントMztを算出する。
Mzt=Mzt1+Mzt2 …(5)
また、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gは、ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態でドライバが障害物に対する回避操舵を行って、自車両1が移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱が予想される場合に、例えば、図4に示すような、予め実験・演算等により設定しておいた特性のヨーレート偏差の絶対値|Δγ|に対する第1の目標総制動力Fdt1のマップを参照して第1の目標総制動力Fdt1を設定する。同様に、例えば、図5に示すような、予め実験・演算等により設定しておいた特性の車線逸脱予想時間Tttlcに対する第2の目標総制動力Fdt2のマップを参照して第2の目標総制動力Fdt2を設定する。
こうして、設定した第1の目標総制動力Fdt1と第2の目標総制動力Fdt2とを加算することにより、最終的な目標総制動力Fdtを算出する。
Fdt=Fdt1+Fdt2 …(6)
ここで、図4のヨーレート偏差の絶対値|Δγ|に対する第1の目標ヨーモーメントMzt1と第1の目標総制動力Fdt1のマップの特性について説明する。第1の目標ヨーモーメントMzt1も第1の目標総制動力Fdt1もヨーレート偏差の絶対値|Δγ|が大きくなるほど大きく設定され、ドライバのハンドル操舵からずれた車両挙動を修正できるようになっている。
この際、ヨーレート偏差の絶対値|Δγ|がPγ0に到達するまでの領域は、第1の目標ヨーモーメントMzt1のみで、車両挙動の適正化を図るようになっているが(Pγ1参照)、ヨーレート偏差の絶対値|Δγ|がPγ0を超えた領域では第1の目標ヨーモーメントMzt1に加え、第1の目標総制動力Fdt1も付加して車両を減速して車両挙動の安定化を図れるようになっている(Pγ2参照)。
また、図5の車線逸脱予想時間Tttlcに対する第2の目標ヨーモーメントMzt2と第2の目標総制動力Fdt2のマップの特性について説明する。第2の目標ヨーモーメントMzt2も第2の目標総制動力Fdt2も車線逸脱予想時間Tttlcが小さくなり、逸脱の危険性が高くなるほど大きな値に設定され、障害物を回避するために自車両1が移動する、移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱を確実に防止するようになっている。
この際、車線逸脱予想時間TttlcがPt0に到達するまでの車線逸脱予想時間Tttlcが大きな領域では、第2の目標ヨーモーメントMzt2のみで、車線からの逸脱を防止するようになっているが(Pt1参照)、車線逸脱予想時間TttlcがPt0よりも短くなり、車線逸脱の危険性が高くなる領域では、第2の目標ヨーモーメントMzt2に加え、第2の目標総制動力Fdt2も付加して車両を減速して車線からの逸脱を確実に防止できるようになっている(Pt2参照)。
上述の目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gで算出された、最終的な目標ヨーモーメントMztと目標総制動力Fdtは、各輪ブレーキ液圧算出部11hに出力される。
各輪ブレーキ液圧算出部11hは、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gから最終的な目標ヨーモーメントMztと目標総制動力Fdtが入力される。そして、例えば、以下の(7)式により前輪旋回内輪側のブレーキ液圧Pfiを算出し、(8)式により前輪旋回外輪側のブレーキ液圧Pfoを算出し、(9)式により後輪旋回内輪側のブレーキ液圧Priを算出し、(10)式により後輪旋回外輪側のブレーキ液圧Proを算出してブレーキ駆動部12に出力する。
Pfi=(Mzt・2・(Dm/df)+Fdt・(Df/2))・Cf …(7)
Pfo=Fdt・(Df/2)・Cf …(8)
Pri=(Mzt・2・((1−Dm)/dr)
+Fdt・((1−Df)/2))・Cr …(9)
Pro=Fdt・((1−Df)/2)・Cr …(10)
ここで、Dmはヨーモーメントの前軸配分比、Dfは総制動力の前軸配分比、dfは前軸トレッド、drは後軸トレッド、Cfは前輪のブレーキ液圧/制動力係数(所定値)、Crは後輪のブレーキ液圧/制動力係数(所定値)である。
すなわち、アンダーステア状態の車両挙動を修正する目標ヨーモーメントMztを発生させる制動輪は、旋回内輪側に制動力を付加することにより行われるようになっている。このように、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11g、各輪ブレーキ液圧算出部11hにより、ヨーモーメント付加手段が構成されている。
以下、図3のフローチャートを基に、運転支援制御装置10で実行される運転支援制御を説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で、目標ヨーレート算出部11aは、例えば、前述の(1)式により、目標ヨーレートγrefを算出する。
次に、S102に進み、アンダーステア状態判定部11bは、前述の(2)式、(3)式により、操舵角速度(dθH/dt)を考慮したアンダーステア状態の判定を行う。
そして、S103に進んで、制御ユニット11は、アンダーステア状態判定部11bでの判定がアンダーステア状態の場合は、S104に進み、アンダーステア状態ではない場合には、そのままルーチンを抜ける。
S103でアンダーステア状態と判定されてS104に進むと、戻し操舵判定部11cで戻し操舵、切り返し操舵と判定されているか否か判定され、戻し操舵、切り返し操舵と判定されている場合は、S105に進み、戻し操舵、切り返し操舵と判定されていない場合には、そのままルーチンを抜ける。
S104で戻し操舵、切り返し操舵と判定されてS105に進むと、障害物回避操舵判定部11dで、ラップ率Rrが、例えば、0で、障害物に対する十分な回避操舵が行われており、ドライバの回避操舵意思が有るか否か判定される。
そして、このS105の判定の結果、十分な回避操舵が行われていると判定された場合は、S106に進み、十分な回避操舵が行われていないと判定された場合には、そのままルーチンを抜ける。
S105で、十分な回避操舵が行われていると判定されてS106に進むと、車線逸脱予想時間算出部11eで、例えば、前述の(4)式により、障害物を回避するために自車両1が移動する、移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱を予想して、車線逸脱予想時間Tttlcの算出が行われる。
次いで、S107に進み、外側区画線逸脱判定部11fで、車線逸脱予想時間Tttlcと予め実験・計算等により設定しておいた設定時間Tcとの比較が行われ、車線逸脱予想時間Tttlcが設定時間Tc以下(Tttlc≦Tc)で、自車両1が移動先の車線から外側へ逸脱する可能性があると判断されているか判定される。
このS107の判定の結果、自車両1が移動先の車線から外側へ逸脱する可能性がある場合にはS108に進み、逸脱する可能性がない場合には、そのままルーチンを抜ける。
S107で、自車両1が移動先の車線から外側へ逸脱する可能性があると判定されてS108に進むと、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gで、前述の(5)式により、目標ヨーモーメントMztが算出される。
次いで、S109に進んで、目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部11gで、前述の(6)式により、目標総制動力Fdtが算出される。
そして、S110に進み、各輪ブレーキ液圧算出部11hは、例えば、前述の(7)式により前輪旋回内輪側のブレーキ液圧Pfiを算出し、(8)式により前輪旋回外輪側のブレーキ液圧Pfoを算出し、(9)式により後輪旋回内輪側のブレーキ液圧Priを算出し、(10)式により後輪旋回外輪側のブレーキ液圧Proを算出してブレーキ駆動部12に出力してプログラムを抜ける。
このように、本実施の形態によれば、ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態を操舵角θHと操舵角速度(dθH/dt)とに応じて車両挙動を場合分けして検出し、ドライバの障害物に対する回避操舵の意思を判定し、障害物を回避するために自車両1が移動する、移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱を予想し、ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態でドライバが障害物に対する回避操舵を行って、自車両1が移動先の車線の外側区画線から外側への逸脱が予想される場合に車両のアンダーステア状態を抑制するヨーモーメントと制動力を算出して自車両1に付加する。このため、たとえ自車両前方に障害物が存在し、この障害物を操舵で隣接する車線に移動して回避するような状況であっても、障害物を回避するために行う第1の操舵、障害物を回避後、障害物の反対側に行き過ぎないように行われる第2の操舵、元の車線に戻るために行われる第3の操舵によって行われる一連の操舵操作の中で隣接する車線からの逸脱の防止、障害物の回避を適切に応答性良く、スムーズに行うことができ、危険回避性能を限界まで引き出すことが可能となる。
例えば、図6(a)に示すように、走行車線を走行する自車両1が隣接する車線に移動して障害物を回避して再び走行車線に戻る場合について説明する。
ドライバが走行車線を走行している際に、障害物を回避しようとしてラップ率Rrが0になるような十分な回避操舵が行われ、ドライバによる戻し操舵が行われた場合、このときの車両挙動のアンダーステア状態の判定は、通常の図6(b)中の実線で示す、操舵角θHによる目標ヨーレートを基準とする判定ではなく、操舵角θHに操舵角速度(dθH/dt)を考慮したヨーレート(図6(b)中の破線)により行われるため、通常時より、早めにアンダーステア状態が検出されることになる(図6(b)中、点P1→点P’1)。そして、障害物を回避するために移動する車線からの逸脱が車線逸脱予想時間Tttlcで判定されると、そのときのヨーレート偏差の絶対値|Δγ|、及び、車線逸脱予想時間Tttlcに応じて、車両のアンダーステア状態を抑制するヨーモーメントと制動力を算出して自車両1に付加される(図6(b)中の右輪側ブレーキ、図6(a)中のヨーモーメントM1)。こうして、障害物の反対側に行き過ぎないように行われる第2の操舵に対するブレーキ制御の作動が早められる。そして、第2の操舵の後、ドライバが、再び、自車両1の元の走行車線に戻ろうとする第3の操舵を行う場合、第2の操舵に対するブレーキ制御の作動が早められているため、また、自車両1の戻ろうとする走行車線の障害物及び該車線の外側への逸脱状況、操舵角θHに操舵角速度(dθH/dt)を考慮したヨーレートを用いたアンダーステア状態の判定(図6(b)中、点P2→点P’2)、ドライバの操舵状態によって第3の操舵に対するブレーキ制御の作動も早められる(図6(b)中の左輪側ブレーキ、図6(a)中のヨーモーメントM2)。尚、図6(b)中、一点鎖線は、通常の目標ヨーレート(操舵角θHによる目標ヨーレート)に対する実ヨーレートの様子を示す。
1 自車両
10 運転支援制御装置
11 制御ユニット
11a 目標ヨーレート算出部
11b アンダーステア状態判定部(アンダーステア状態検出手段)
11c 戻し操舵判定部(アンダーステア状態検出手段)
11d 障害物回避操舵判定部(回避操舵意思判定手段)
11e 車線逸脱予想時間算出部(車線逸脱予想手段)
11f 外側区画線逸脱判定部(車線逸脱予想手段)
11g 目標ヨーモーメント・目標総制動力算出部
11h 各輪ブレーキ液圧算出部(ヨーモーメント付加手段)
12 ブレーキ駆動部(ヨーモーメント付加手段)
21 画像認識装置(環境情報検出手段)
21a ステレオカメラ(環境情報検出手段)
22 車速センサ
23 ヨーレートセンサ
24 ハンドル角センサ

Claims (5)

  1. 少なくとも障害物と車線と自車両位置情報を検出する環境情報検出手段と、
    ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態を検出するアンダーステア状態検出手段と、
    ドライバの上記障害物に対する回避操舵の意思を判定する回避操舵意思判定手段と、
    上記障害物を回避するために自車両が移動する、移動先の車線から外側への逸脱を予想する車線逸脱予想手段と、
    上記ドライバの回避操舵からの戻し操舵での車両のアンダーステア状態でドライバが上記障害物に対する回避操舵を行って、自車両が上記移動先の車線から外側への逸脱が予想される場合に上記車両のアンダーステア状態を抑制するヨーモーメントを算出して車両に付加するヨーモーメント付加手段と、
    を備えたことを特徴とする車両の運転支援制御装置。
  2. 上記アンダーステア状態検出手段は、操舵角と操舵角速度とに応じて車両挙動を場合分けして上記車両のアンダーステア状態を検出することを特徴とする請求項1記載の車両の運転支援制御装置。
  3. 上記回避操舵意思判定手段は、自車と障害物とのラップ率に応じて上記ドライバの上記障害物に対する回避操舵の意思を判定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の運転支援制御装置。
  4. 上記ヨーモーメント付加手段は、少なくとも車両の実際のヨーレートと運動モデルから算出されるヨーレートとの偏差に応じて車両のブレーキ力の内外輪差により上記ヨーモーメントを発生させるものであって、上記ヨーレート偏差の絶対値が設定値よりも低い領域では上記ヨーモーメントのみ車両に付加し、上記ヨーレート偏差の絶対値が上記設定値を超える領域では上記ヨーモーメントに加え減速度も付加することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の車両の運転支援制御装置。
  5. 上記車線逸脱予想手段は、上記障害物を回避するために自車両が移動する、移動先の車線から外側へ逸脱するまでの車線逸脱予想時間を予想し、上記ヨーモーメント付加手段は、少なくとも上記車線逸脱予想時間に応じて車両のブレーキ力の内外輪差により上記ヨーモーメントを発生させるものであって、上記車線逸脱予想時間が設定時間を超える領域では上記ヨーモーメントのみ車両に付加し、上記設定時間よりも短い領域では上記ヨーモーメントに加え減速度も付加することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の車両の運転支援制御装置。
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