JP2015208498A - 摺動板付車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は介助者が被介護者を抱きかかえずに車椅子に乗降させるために、車椅子の座板や背もたれが摺動する車椅子に関するものである。
【手段】上板と下板と回転移動体と車椅子本体からなり、上板は背もたれ板と座板と膝下板を回転自在に連結した部材で、下板は上板と同型同大に構成し、
上板の下面に回転移動体を設けて上板が下板の上を摺動する構成にして、ベッド形状になるリクライニング車椅子又は座台が昇降する車椅子のいずれかに積載し、被介護者を上板に搭乗させ、補助板を下板とベッドに掛け渡して、ベッドから車椅子へ摺動して搭乗させる。以上よりなる摺動板付車椅子である。
【選択図】 図1

Description

本発明は介助者が被介護者を抱きかかえずに乗降させるために、車椅子の座板や背もたれが摺動する車椅子に関するものである。
従来、被介護者を介助者が抱きかかえて車椅子に乗降させていた。
また、摺動担架を用いて乗降させることが知られている。(特許文献1参照)
特許第5457603号公報
そのために、介助者が重労働になり腰痛などが発生し離職率が高くなったり、被介護者の顔に介助者の顔が接近して不快感があった。
また、摺動担架の取り扱いの煩雑さや収納場所の確保が必要であった。
請求項1の発明によれば、車椅子であって、
後方から洋式便器を収納可能な空間を有する又は有しないいずれかの基体の、
後方に背もたれ部材又は腰当て部材のいずれかを回転自在に設け
前方に膝下部材を回転自在又は着脱自在のいずれかに設ける又は設けないのいずれかで、
腰当部材上方には嵌設抜出自在又は折畳伸展自在のいずれかに背もたれを設け、
背もたれ部材及び腰当て部材の下方と基体に掛止部材を掛止解除自在に設け、
膝下部材と基体と腰当部材と背もたれ及び膝下部材と基体と背もたれ部材の上面に板形状部材を貼り下板とし、
複数の板を折曲伸展自在に接続して成る上板を下板に重置し、
上板と下板の間に滑動部材を設け、
倍力部材を背もたれ部材及び腰当て部材の下方に設ける又は設けないのいずれかで、
基体の前方に掛止部材を設け右側及び左側に掛止部材を回転自在に設け、
背もたれ部材及び背もたれの上方に掛止部材を回転自在に設けることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、
外枠に後方から洋式便器を収納可能な空間を有し内側で座台が昇降する車椅子、
又は後方から洋式便器を収納可能な空間を有する車椅子、
又は車椅子、
のいずれかの座台に上板を重置し、
座台の前方に掛止部材を設け、
座台の右側及び左側に掛止部材を回転自在に設け、
上板が滑動する部材を上板と座台の間に設け、
座台に倍力部材を設ける又は設けないのいずれかで
外枠と座台に滑車を設ける又は設けないのいずれかであることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、
前記基体又は前記座台の側縁に板形状部材を着脱自在に接合して固定し、
板部材に誘導条を設ける又は設けないのいずれかであることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、
搭乗者の臀部が接する、
前記基体及び前記座台及び前記上板に透孔を設け、
それぞれの透孔に蓋を設ける又は設けないのいずれかで、
基体及び上板の透孔又は座台及び上板の透孔それぞれに貫設する筒形状部材を設ける又は設けないのいずれかであることを特徴とする。
本発明は、以上の構成よりなる摺動板付車椅子である。
被介護者を抱きかかえず被介護者を車椅子に乗降させることを得、介助者と被介護者相互の顔が接近して不快感を感じることが無い。
以下、本発明の実施の形態を図により説明する。
図1(A)はベッド車椅子Dの全体構成で、基体15に背もたれKを回転自在に接続し、下方に車輪27を設け、背もたれKと基体15上面に、折曲伸展自在に接続した背もたれ下板1と座下板8を接続し、基体15前方に膝下板9を折曲伸展自在に接続し、膝下板9の前方に足下板10を折曲伸展自在に接続して下板Bを構成する。
又、膝下板9は(E)のように膝下板9に膝下突片64を設け、基体15前方に膝下孔63を設け、膝下板9を基体15に着脱自在に接続すると車椅子状態で全体が軽量になる。
背もたれ上板2の前方に座上板5を座上板5前方に膝上板6を膝上板6前方に足上板7をそれぞれ折曲伸展自在に接続し下板Bと略同じ大きさに構成し、それぞれの下面に回転移動体33を接続して上板Aを構成している。
本発明に搭乗する被介護者Hの身長が低い場合に足下板10を設けず、イス状態で足下板10に足を乗せると部材点数を少なくできる。
上板Aを下板B上に重置してベッド車椅子Dを構成し、背もたれKを後倒し、膝下板9と足下板10を伸展し(又は膝下板9を基体15に嵌設し(E)参照)、それぞれを箱Eで支持して(嵌設した膝下板9では箱Eを用いなくてもよい)ベッド状態にしている。
(B)はベッド状態から車椅子状態にするには、介助者が背もたれKを起立し、箱Eを抜出し(又は膝下板9を基体15から抜出し)て膝下板9と膝上板6を垂下し、足下板10を足下板突片16の上板に掛止する。
(C)は車椅子状態にする説明で、背もたれ止具11を前方へ回転し背もたれ上板2を掛止し前方へ倒れるのを防止し、止め板で座上板5の回転移動体33を掛止して、座上板5が前方に出るのを阻止し、斜棒13を斜棒突片17に掛止して車椅子状態にし、斜棒13により座上板5が右側及び左側への転落を防止する。
(D)は斜棒13の構成で、斜棒13の基部を基体15上方に回転自在に接続し、先端に切欠20を設け、背もたれKに斜棒突片17を設け、切欠20を斜棒突片17に掛止して座板上板が右側及び左側に転落するのを防止すると共に背もたれKの後倒を阻止し車椅子状態を維持する。
(E)は基体15前方の右側及び左側に膝下孔63を設け、膝下板9後方の右側及び左側に膝下突片64を設け、
ベッド状態では膝下孔63に膝下突片64を嵌設して膝下板9を水平に設置し、
イス状態では膝下板9を抜出する。
図2(A)は座台36が昇降する昇降型車椅子Fの車椅子状態で、外枠26内を座台36が昇降し、上昇した座台36を鉛直突片30上端に掛止突片34で掛止して椅子状態にし、座台36の上に座台下板40を置き、座台下板40の上に座台上板37を置き、座台上板37の下面に回転移動体33を設け、座台上板37を摺動させる構成にして、座台下板40(座台36に設けてもよい)に掛止部材31を設け、座台上板37にすくい板19を設け、
腰当35と背もたれKに倍力部材14aを直接接続してもよく、
又は、座台36に腰当35を接続し、腰当35と背もたれKに棒18をそれぞれ接続し、それぞれの棒18に倍力部材14を着脱自在に接続しても良い。又座台36と外枠26に倍力部材14を接続しても良い。
倍力部材14を着脱自在に接続すると、搭乗者の体重の大小により倍力部材14の倍力を調節可能にし、劣化破損などにより交換可能にする。
斜棒13の基部を座台36の右側及び左側に回転自在に接続し先端に切欠20を設け、腰当35の右側及び左側に腰当突片21を設け、切欠20を腰当突片21に掛止して、座台上板37が左右に転落するのを阻止し、
又斜棒13の基部を外枠26の右側及び左側に回転自在に接続し外枠26の右側及び左側に腰当突片21を設け切欠20を腰当突片21に掛止して座台上板37が左右に転落するのを阻止してもよい。
(B)は、掛止突片34を接続した掛止摺動棒33を前方に引き、掛止突片34と鉛直突片30の係止を解き、座台36を下降させ、外枠26の内側下方に位置し、下降突片28に下降突片カギ29を掛止して倍力部材14による座台36の上昇を防止する。
搭乗者の体重と倍力部材14の上昇させる力の均衡が取れている場合は、下降突片28と下降突片カギ29は不要である。
環24を腰当35に接続して外枠26に貫設し座台36の昇降を円滑にすると同時に、椅子状態で座台36が転落するのを阻止する。
(C)は、座台36の構成で、座台36下面に掛止摺動棒33を摺動自在に設け、鉛直突片30と相対する位置に掛止突片34を設け、座台36の上に座台下板40を設け、座台下板40の上に座台上板37を位置し、座台上板37の下面に回転移動体3を設け(この例では、座台上板37の下面にキャスターを接続している。)、切欠20を有する斜棒13の基部を座台36の右側及び左側に回転自在に接続し、腰当35の左右に腰当突片21を設けて切欠20と掛止解除自在にし(斜棒13は外枠26に設ける際は座台36に設けない)、
座台上板37の左側(右側でもよい)にすくい板19を接続し被介護者臀部J下に挿入して座台上板37に搭乗する際に使用し、座台下板40(又は座台36)の前方に掛止板を接続し座台上板37が前方への転落を阻止している。
図3(A)は、座台上板37と座台下板40と接合板42の説明で(点線はベッドGを示し接合板42を被介護者Hが使用するベッドG上に位置している想定である)。接合板42上面に誘導条44を設け誘導条44に誘導条曲り部43を設けている。
搭乗者の臀部の位置の、座台下板40と座台上板37に透孔39を設け、座台上板37の透孔39に蓋38を着脱自在に設る。必要により座台下板40にも蓋38を設けても良い。
又座台上板37の蓋38と座台下板40の蓋38を連結して、それぞれの蓋38を同時に着脱自在にしても良い。
座台下板40側面の接合面47に、ベッドGの上に置いた接合板42を、接合面47で接合して、接合カギ45でそれぞれを固定し、座台上板37が座台下板40と接合板42の上を摺動する構成である。この際、誘導条44に沿って動くことで、接合板42から上板Aが脱落することを阻止する(誘導条44は設けなくてもよい)。
(B)から(E)は蓋38を透孔39に嵌設する状態で、蓋38を用いない状態で座台上板37を便座として使用し、蓋38を嵌設して通常の車椅子として使用し、蓋紐25を蓋38に設けて蓋38の着脱を容易にし、
(B)は透孔39の下方を小さく構成して蓋38との透孔39を斜めに構成し、透孔39の斜面で蓋38を掛止し、48下板透孔を斜めに構成し、
(C)は蓋38上面に設けた蓋棒49で蓋38を掛止し、
(D)は蓋38に蓋凸81を設け、相対して座台上板37に上板凸50を設けて蓋38を掛止し、
(E)は座台上板37に上板凸50を設け、上板凸50に蓋38を掛止し、
(F)は(A)のA−A断面で、接合板42に接合板突片41を設け、接合板突片41が座台36上に位置することで、接合面47を回転移動体3が通過する際の重圧を支持し、
下板突片46が接合板突片41の上に位置し、接合カギ45で座台下板40と接合板42を固定すると回転移動体3の円滑な移動が出来る。
(G)は座台36の上に接合板42を位置して接合すると構成が簡単になる。
(H)は筒形状部材80を昇降型車椅子Fの座台上板37と座台下板40と座台36に貫設し、
(I)は筒形状部材80をベッド車椅子Dの座上板5と座下板8と基体15に貫設し、
筒形状部材80を用いることで回転移動体3により被介護者Hの臀部と洋式便器Lの距離が大きくなり排便時に周囲が汚染されるのを防止し、筒形状部材80のみを洗浄するとよくなる。
図4(A)は、基体15を板形状部材で構成した例で、基体15の右側及び左側に腰棒55を回転自在に接続し、腰棒55に腰下板56を貼り、それぞれの腰棒55上方端に接続凹54を設け、背もたれK下方の右側及び左側に接続凸53を設け、接続凹54と接続凸53を嵌設抜出自在にして背もたれKを嵌設する。これにより被介護者Hが搭乗後に介助者が背もたれKを抜出すると介助者の視界が開ける。
基体15の前方に膝下板9と足下板10(搭乗者の身長が低い際は接続しない)を折畳伸展自在に接続し下板Bを構成する。
背もたれK及び腰下板56及び座下板8(基体15上面)及び膝下板9及び足下板10それぞれと、同型同大の背もたれ上板2及び腰上板57及び座上板5及び足上板7を接着テープ52(蝶板4などでも良い)で接着しそれぞれの下面に回転移動体3(例えばキャスター)を接続して上板Aを構成し下板Bの上に置き、ベッド車椅子Dを構成する。
ベッド車椅子Dをベッド状態にする際は背もたれKを後方へ倒し脚12で支持し、膝下板9及び足下板10の下に箱Eを置き(又は図1(E)のように膝下板9を嵌設し)、膝下板9及び足下板10を基体15と同一の高さにする。
イス状態にするには、背もたれKを起立し、斜棒13を背もたれ突片66に掛止して固定する(図1(D)参照)。
椅子状態で上板Aと背もたれKを抜出すると、搭乗者を乗せて、車椅子状態で移動する際に、後方から押す介助者に前方視界がよくなり作業がやり易すくなる。
倍力部材14を腰棒55下方と基体15に接続して背もたれKの起立を倍力して介助者が背もたれKを起立する力を軽減する。
全体を美麗な板形状部材で構成すると家具調の車椅子となり、搭乗者にとって、室内の家具と調和し和らいだ雰囲気になる。
(B)は、
(A)の構成において、接続凹54と接続凸53の部位を、折畳伸展自在に構成したもので、その他は同じである。軽量化するため基体15に基体透孔58を設けている((A)に基体透孔58を設けても良い)。
ベッド状態では背もたれKを伸展し脚12で支持し、膝下板9の下に箱Eを置く。
イス状態では、背もたれKを起立して斜棒13を腰当突片21に掛止し、背もたれKを折畳し、介助者が押す際視界をよくする。
(C)は膝下板9に膝下板脚82を回転自在に設け、ベッド状態で鉛直にして膝下板9を支持し、椅子状態で折畳すると取り扱いが便利になる。
図5はベッド車椅子Dの使用方法で被介護者Hを搭乗させる説明で、
(A)は、
イ、膝下板9を水平にした下に箱E(膝下板9を支持する部材なら何でもよい)を置き、背もたれKを後倒してベッド状態にし、被介護者Hが臥床するベッドG横に密着して置き、
ロ、被介護者HをベッドGと反対側向きに寝返りで横臥させ、
ハ、補助板Iを被介護者Hの背中に密着して置き、ベッドGとベッド状態の車椅子に掛け渡して下板Bと同じ高さに位置し、
(B)は、
イ、補助板Iの上に上板Aを置き、
ロ、上板Aを被介護者Hの背中に密着して置き、
ハ、被介護者Hを上向きにすると上板Aに被介護者Hが寝た状態で乗る。
(C)は、
イ、被介護者Hを上板Aに乗せた状態で補助板Iの上を上板AをベッドG方向に引き寄せ、ロ、下板Bの上に位置すると被介護者Hはベッド車椅子Dに搭乗する。
(D)は背もたれKを起立して斜棒13を背もたれ突片66に掛止して、背もたれKを固定し、イス状態にする。
上板Aの右側及び左側への転落を斜棒13で阻止し、背もたれ止め具を前方に回転して背もたれK上方を掛止し、座上板5の前方への転落を掛止部材31で阻止する。
なお、車椅子状態に搭乗した被介護者Hを、ベッドGへ移動するには、(D)から(C)から(B)から(A)の順で行う。
これにより、被介護者Hを介助者が抱きかかえることなく、ベッドGと車椅子を移動できる。
図6は、昇降型車椅子Fの使用方法を示し、
(A)は、
イ、被介護者HをベッドGに腰掛けた状態で横向きにし、
ロ、被介護者臀部Jの下にすくい板19を挿入して上板Aを位置し、
ハ、誘導条曲り部43の内側にすくい板19の回転移動体3を位置して補助板Iを置き、
ニ、接合カギ45側に昇降型車椅子FをベッドGに密着して置き、
ホ、接合カギ45で昇降下板と補助板Iを接合固定する。
(B)は、被介護者Hを介助者が起立させると、すくい板19で昇降上板も同時に水平になり、被介護者Hが昇降上板の上に乗った状態になる。
回転移動体3は誘導条曲り部43の内側になっているので、介助者が被介護者Hを昇降型車椅子F方向へ押すと、誘導条44に沿い上板Aが摺動し、方向転換して昇降型車椅子Fの方向へ進む(誘導条44はなくてもよい)。
これで、(C)に示すように、昇降型車椅子Fの下板Bの上に、上板Aが位置して、被介護者Hが昇降型車椅子Fに搭乗する。
介助者は接合カギ45の掛止を解除し、右側及び左側の斜棒13の切欠20を腰当突片21に掛止して、座台上板37が右側及び左側へ転落するのを阻止し、掛止部材31で回転移動体3又は座台上板37のいずれかを掛止して、座台上板37が前方へ転落するのを阻止する。
昇降型車椅子FからベッドGへ移動する際は、(C)から(B)から(A)の順で行う。
これにより、介助者が被介護者Hを抱きかかえることなく、昇降できる。
図7はベッド車椅子Dを、ベッド状態にした際、倍力部材14により背もたれK及び腰棒55が起立する方向に作用力が働くため、腰棒55及び背もたれ棒65を基体15に掛止する方法で、
(A)の腰棒55に背もたれKを着脱自在に接続する構成では、
右側及び左側の腰棒55の下面に掛止凸棒下75を設け、
背もたれKの右側及び左側の下面に背もたれ凸棒を設け、
背もたれ凸棒下端に背もたれ凸棒カギ部68を設け、
基体15前上方に掛止片71を設け、
接続凸53を接続凹54に嵌設して背もたれKを装着した際、
掛止凸棒下75を牽引して、背もたれ凸棒カギ部68を掛止凸棒下75の上方に掛止する。
掛止凸部67は(D)に示すように、
バネ72で掛止凸部67が常時掛止片71方向へ押進されている構成のため、
掛止凸棒下75に背もたれ凸棒カギ部68が牽引され掛止される状態になる。
介助者が背もたれ凸棒を指で引き引き背もたれKを押し下げベッド状態にした際、背もたれ凸棒を指から離すと、(D)aに示すように、掛止凸棒下75がバネ72により先端方向へ押進されて、掛止片71の上に掛止凸部67が掛止し、腰棒55が水平に固定されベッド状態を維持する。
ベッド状態を解除するには、介助者が背もたれ凸棒70を指で引くと、
(D)bに示すように、掛止凸棒69が引かれ掛止片71から掛止凸部67が離脱し掛止を解く。
背もたれKを抜出するには掛止凸棒下75を引き上げ背もたれ凸棒カギ部68を離反し接続凸53を接続凹54から抜出する。
(B)の背もたれKを腰棒55上方で折畳伸展する構成では、
掛止凸棒上73を背もたれKの右側及び左側の下面に設け、掛止凸棒下75を右側及び左側の腰棒55下側に設け、それぞれを掛止凸棒折畳部74で回転自在に接続する。
掛止凸部67の構成と動作は(D)a(D)bのようになっている。
(C)は、背もたれ部材Cの右側及び左側の下面に掛止凸棒69を設け、
掛止凸部67の構成と動作は(D)a(D)bのようになっている。
(D)は腰棒55に止め棒を設け掛止凸部67を貫設し、バネ72を掛止凸部67に貫設し、バネ72の伸展状態の位置で止め片を掛止凸部67に固定している。
介助者が本発明をベッド状態にする際、
介助者が背もたれ凸棒((A)参照)
又は掛止凸棒上73((B)参照)
又は掛止凸棒69((C)参照)
のいずれかを引いた状態で((D)b参照)、
背もたれK又は背もたれ部材Cの上端を押し下げ水平にした際、
背もたれ凸棒((A)参照)
又は掛止凸棒上73((B)参照)
又は掛止凸棒69((C)参照)
のいずれかを離すと、掛止凸部67が掛止片71の上に掛止して、ベッド状態を維持する。倍力部材14が収縮方向に働き起立させる作用力に抗する。
(D)aは掛止凸部67を掛止片71の上に掛止する状態を示し、
(D)bは掛止凸部67が掛止片71から離脱し掛止が解除された状態を示す。
図8(A)は、搭乗者の重量で、介助者が操作する掛止摺動棒33が摺動困難となることを軽減するため、外枠26に定滑車76を設け座台36又は腰当35のいずれかに動滑車77を設けそれぞれのを紐78で接続し、介助者がハンドル79を回転して座台36を上昇して掛止摺動棒33を操作すると掛止摺動棒33の摺動が容易になる。
又座台36を下降する際ハンドル79を緩やかに回転させることでゆっくり下降する。滑車により上昇させるので強力な倍力部材14を必要とせず下降突片28及び下降突片カギ29が不要になる。
(B)は座台36が外枠26下方に位置した状態で、上昇させる際倍力部材14によりハンドル79の回転力を少なくできる。介助者が座台36を引き上げることなく、ハンドル79の回転で円滑に上昇可能となる。
図9(A)は背もたれKが後倒する車椅子において、基体15前方に膝下板9を設けない構成で、箱Eを基体15と同じ高さに構成して上面を下板Bとして使用すると車椅子が簡単な構成になり、箱Eは介助者が使用する椅子に利用できる。
(B)は椅子状態で膝下板9を用いないので足下板10を基体15前下方に設けておき被介護者Hの足を置く。
(A)は摺動板付ベッド車椅子の、ベッド状態の全体斜視図、(B)は起立する途中の斜視図、(C)は車椅子状態の斜視図、(D)は斜棒の説明図、(E)は膝下板を基体に着脱する図、 (A)は昇降型車椅子の椅子状態の後方斜視図(B)は座台が下降した状態の後方斜視図、(C)は座台の前方斜視図、 (A)は昇降型車椅子の座台に接合板を接合した斜視図、(B)はAーA断面図で座台上板と座台下板の透孔を斜めに設けた、(C)は蓋を蓋棒で掛止する断面図、(D)は蓋を蓋凸で掛止する断面図、(E)上板凸に蓋を掛止する断面図、(F)接合板と座台下板の接合状態で接合板突片を座台に掛止する断面図、(G)座台上に接合板を掛止する断面図、(H)昇降型車椅子に筒形状部材を貫設した座台上板と座台下板の断面図、(I)ベッド車椅子の透孔に筒形状部材を貫設した断面図、 (A)はベッド車椅子の背もたれを着脱自在に構成した斜視図、(B)ベッド車椅子の背もたれを折畳展開自在に構成した斜視図、(C)は膝下板に膝下板脚を設けた斜視図 (A)はベッド状態のベッド車椅子とベッドに補助板を掛け渡した斜視図、(B)は上板に被介護者を寝返りで乗せる途中の斜視図点線は被介護者が乗った状態、(C)は被介護者を乗せた上板を下板の上に摺動させた斜視図、(D)は背もたれを起立して被介護者が搭乗した車椅子状態の斜視図、 (A)昇降型車椅子をベッドに密着し補助板をベッド上に置き被介護者を搭乗させる準備の斜視図、 (B)は被介護者を起立し座台上板を摺動させる途中の斜視図、 (C)は座台上板を昇降型車椅子上に摺動し位置し被介護者が搭乗した斜視図、 (A)はベッド車椅子の嵌設抜出自在の背もたれを嵌設し車椅子状態にする途中の斜視図、 (B)は折畳伸展自在の背もたれを伸展し車椅子状態にする途中の斜視図、 (C)回転自在の背もたれ部材を起立し車椅子状態にする途中の斜視図、(D)掛止凸部の横視図、(D)aバネが伸展し掛止凸部が前進し掛止した状態の横視図、(D)bバネが収縮し掛止凸部が後退して掛止を解除状態の横視図、 (A)は昇降型車椅子に滑車を設けたイス状態の後方斜視図、 (B)は座台が下降した後方斜視図、 (A)はベッド車椅子の膝下板を箱で代用した斜視図、 (B)膝下板を用いない車椅子状態の斜視図、
A上板、
B下板、
C背もたれ部材、
Dベッド車椅子、
E箱
F昇降型車椅子、
Gベッド、
H被介護者、
I補助板、
J被介護者臀部、
K背もたれ、
L洋式便器、
1背もたれ下板、
2背もたれ上板、
3回転移動体、
4蝶板、
5座上板、
6膝上板、
7足上板、
8座下板、
9膝下板、
10足下板、
11背もたれ止具、
12脚、
13斜棒、
14倍力部材、
14a倍力部材a、
15基体、
16足下板突片、
17斜棒突片、
18棒、
19すくい板、
20切欠、
21腰当突片、
24環、
25蓋紐、
26外枠、
27車輪、
28下降突片、
29下降突片カギ、
30鉛直突片、
31掛止部材、
32すくい板、
33掛止摺動棒、
34掛止突片、
35腰当、
36座台、
37座台上板、
38蓋、
39透孔、
40座台下板、
41接合板突片、
42接合板、
43誘導条曲り部、
44誘導条、
45接合カギ、
46下板突片、
47接合面、
48下板透孔、
49蓋棒、
50上板凸、
52接着テープ、
53接続凸、
54接続凹、
55腰棒、
56腰下板、
57腰上板、
58基体透孔、
59折畳部、
63膝下孔、
64膝下突片、
65背もたれ棒、
66背もたれ突片、
67掛止凸部、
68背もたれ凸棒カギ部、
69掛止凸棒、
70背もたれ凸棒、
71掛止片、
72バネ、
73掛止凸棒上、
74掛止凸棒折畳部、
75掛止凸棒下、
76定滑車、
77動滑車、
78紐、
79ハンドル、
80筒形状部材、
81蓋凸、
82膝下板脚
83止め片
84止め棒

Claims (4)

  1. 車椅子であって、
    後方から洋式便器を収納可能な空間を有する又は有しないいずれかの基体の、
    後方に背もたれ部材又は腰当て部材のいずれかを回転自在に設け
    前方に膝下部材を回転自在又は着脱自在のいずれかに設ける又は設けないのいずれかで、
    腰当部材上方には嵌設抜出自在又は折畳伸展自在のいずれかに背もたれを設け、
    背もたれ部材及び腰当て部材の下方と基体に掛止部材を掛止解除自在に設け、
    膝下部材と基体と腰当部材と背もたれ及び膝下部材と基体と背もたれ部材の上面に板形状部材を貼り下板とし、
    複数の板を折曲伸展自在に接続して成る上板を下板に重置し、
    上板と下板の間に滑動部材を設け、
    倍力部材を背もたれ部材及び腰当て部材の下方に設ける又は設けないのいずれかで、
    基体の前方に掛止部材を設け右側及び左側に掛止部材を回転自在に設け、
    背もたれ部材及び背もたれの上方に掛止部材を回転自在に設けることを特徴とする、摺動板付車椅子。
  2. 外枠に後方から洋式便器を収納可能な空間を有し内側で座台が昇降する車椅子、
    又は後方から洋式便器を収納可能な空間を有する車椅子、
    又は車椅子、
    のいずれかの座台に上板を重置し、
    座台の前方に掛止部材を設け、
    座台の右側及び左側に掛止部材を回転自在に設け、
    上板が滑動する部材を上板と座台の間に設け、
    座台に倍力部材を設ける又は設けないのいずれかで
    外枠と座台に滑車を設ける又は設けないのいずれかであることを特徴とする、摺動板付車椅子。
  3. 前記基体又は前記座台の側縁に板形状部材を着脱自在に接合して固定し、
    板部材に誘導条を設ける又は設けないのいずれかであることを特徴とする、請求項1及び2に記載の摺動板付車椅子。
  4. 搭乗者の臀部が接する、
    前記基体及び前記座台及び前記上板に透孔を設け、
    それぞれの透孔に蓋を設ける又は設けないのいずれかで、
    基体及び上板の透孔又は座台及び上板の透孔それぞれに貫設する筒形状部材を設ける又は設けないのいずれかであることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の摺動板付車椅子。
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