JP2015205361A - Mems構造体の製造方法、mems構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】MEMS構造体を構成する基板どうしを高い精度で確実に接合し、MEMS構造体の信頼性を高めることのできるMEMS構造体の製造方法、およびそれを用いて形成されたMEMS構造体を提供する。【解決手段】単結晶シリコンからなる第一の基板と、単結晶シリコンからなる第二の基板とが接合された構造を備えたMEMS構造体を製造する。第一の基板11における第二の基板12との接合面である第一の接合面11v、および、第二の基板における第一の基板との接合面である第二の接合面12v、に表面処理を行い、第一の接合面および第二の接合面に、単結晶シリコンの結晶方位に対応した凹凸部15を形成する第一の工程と、第一の基板と第二の基板とを突き合わせ、第一の基板と第二の基板とを接合する第二の工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、MEMS構造体の製造方法、およびそれを用いて形成されたMEMS構造体に関する。
近年、超小型の振動子、センサ等のデバイスを、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて形成することが行われている。このようなデバイスは、シリコン等の材料からなる基板を複数枚積層し、その内部にデバイスの素子部を形成したものである。
例えば特許文献1〜3に開示されているように、このようなデバイスの製造工程では、複数枚の基板どうしを、熱圧着、プラズマ接合、陽極接合、加圧接合等の接合法により一体に接合している。ここで、各基板は、接合に先立ち、CMP(化学的機械研磨)法等によって接合面を平滑に研磨している。これは、基板の接合面どうしを密着させて接合を確実に行うためである。
特開2013−55632号公報 特開2007−205739号公報 特開2004−356003号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
上記したように、基板どうしの接合の際には、基板の接合面は平滑に研磨されている。このため、基板のアライメント調整を行った後、基板の接合面どうしを突き合わせときに、基板が接合面に沿って滑ってしまうことがある。すると、基板どうしがずれた状態で接合されてしまう。その結果、基板どうしの接合強度が低下し、デバイスの信頼性の低下につながる。
また、基板の反りや応力の発生により、基板同士の接合面において、接合強度にばらつきが生じることがある。すると、接合後に、接合強度の弱い部分が剥がれてしまうという問題もある。
この発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、MEMS構造体を構成する基板どうしを高い精度で確実に接合し、MEMS構造体の信頼性を高めることのできるMEMS構造体の製造方法、およびそれを用いて形成されたMEMS構造体を提供することができる。
本発明に係るひとつのMEMS構造体の製造方法は、単結晶シリコンからなる第一の基板と、単結晶シリコンからなる第二の基板とが接合された構造を備えたMEMS構造体の製造方法であって、前記第一の基板における前記第二の基板との接合面である第一の接合面、および、前記第二の基板における前記第一の基板との接合面である第二の接合面、に表面処理を行い、前記第一の接合面および前記第二の接合面に、前記単結晶シリコンの結晶方位に対応した凹凸部を形成する第一の工程と、前記第一の基板と前記第二の基板とを突き合わせ、前記第一の基板と前記第二の基板とを接合する第二の工程と、を含むことを特徴とする。
この方法によれば、第一の接合面の凹凸部と第二の接合面の凹凸部とを互いに噛み合わせることで、第一の基板と第二の基板とを接合するに際し、第一の基板と第二の基板との位置ずれを防ぐことができる。これにより、第一の基板と第二の基板とを高い精度で確実に接合し、MEMS構造体の信頼性を高めることが可能となる。
上記のひとつのMEMS構造体の製造方法において、前記表面処理は、前記第一の接合面および前記第二の接合面をアルカリ性薬液を用いて表面処理することにより行われ、前記第一の基板および前記第二の基板を構成する単結晶シリコンの結晶方位に沿った前記凹凸部を形成することが好ましい。
この方法によれば、第一の接合面および第二の接合面がアルカリ性薬液により表面処理されることで、単結晶シリコンの結晶方位に沿った微細な凹凸部を形成することができ、第一の基板と第二の基板とを高精度に位置合わせして接合することが可能となる。
上記のひとつのMEMS構造体の製造方法において、前記第一の基板および前記第二の基板の少なくとも一方に凹部を有し、更に、前記第一の工程の前に行われる、前記凹部を覆う保護層を形成する第三の工程と、前記第一の工程の後に行われる、前記保護層を除去する第四の工程と、を含むことが好ましい。
MEMS構造体は、接合面に所定の大きさの凹部を設け、当該凹部内に様々な構造体を形成する場合がある。このような場合であっても、この方法によれば、当該凹部および当該凹部内に形成された構造体に影響を与えることなく、第一の接合面および第二の接合面の表面処理を行う事ができる。
上記のひとつのMEMS構造体の製造方法において、前記第三の工程は、前記保護層に貫通孔を形成する工程を含み、前記第一の工程において、前記貫通孔を通して前記凹部の一部に前記表面処理が施されることにより、前記第二の工程の前記第一の基板と前記第二の基板との接合の際に用いられるアライメントマークが形成されることが好ましい。
この方法によれば、凹凸部を形成するための表面処理時にアライメントマークを同時に形成することができる。そして、このアライメントマークを用いて第一の基板及び第二の基板の位置合わせを行うことで、第一の基板と第二の基板とを高精度に位置合わせして接合することが可能となる。
本発明に係るひとつのMEMS構造体は、第一の基板と、前記第一の基板に接合された第二の基板と、を備え、前記第一の基板及び前記第二の基板はいずれも単結晶シリコンで形成され、前記第一の基板と前記第二の基板との接合部は、互いの接合面に凹凸部を有し、前記凹凸部の凹凸は、前記単結晶シリコンの結晶方位に対応した凹凸であることを特徴とする。
この構成によれば、第一の基板と第二の基板とが、高精度に位置合わせされた状態で接合されたMEMS構造体を実現することができる。
第1の実施形態のMEMS構造体の概略構成を示す断面図。 MEMS構造体10の製造方法の流れを示す図。 第一基板11,第二基板12を形成した状態を示す断面図。 第一基板11,第二基板12に保護層20を形成した状態を示す断面図。 第一基板11の接合面11v、第二基板12の接合面12vにそれぞれ凹凸15を形成した状態を示す断面図 第一基板11,第二基板12から保護層30を除去した状態を示す断面図。 第2の実施形態のMEMS構造体10の製造方法において、保護層20に貫通孔30を形成した状態を示す断面図。 第一基板11,第二基板12から保護層30を除去した状態を示す断面図。
以下、本発明のMEMS構造体の製造方法、MEMS構造体の実施の形態を、図1ないし図8を参照して説明する。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態のMEMS構造体10の概略構成を示す断面図である。MEMS構造体10は、MEMS技術により形成されるもので、第一基板11と、第二基板12と、を少なくとも備えている。
第一基板11、第二基板12は、板状で、それぞれ単結晶シリコンから形成されている。第一基板11、第二基板12には、その一方の表面11a,12aに凹部11s,12sが形成されている。凹部11s,12sは、それぞれ第一基板11、第二基板12の表面11a,12aの中央部に形成されている。第一基板11および第二基板12は、接合面11v及び接合面12vで接合されている。
第一基板11と第二基板12とは、接合面11vと接合面12vとを互いに突き合わせた状態で、これら接合面11vと接合面12vとが接合されている。これにより、第一基板11の凹部11sと、第二基板12の凹部12sとによって、MEMS構造体10内に空間13が形成されている。
また、第一基板11には、凹部11s内に、振動子やセンサ素子、それらを駆動する配線や電極等からなる素子本体14が形成されている。
さらに、第一基板11の接合面11vと第二基板12の接合面12vには、それぞれ凹凸15が形成されている。
この凹凸15は、後述するように、第一基板11の表面12aと第二基板12の表面12aとをアルカリ性薬液で表面処理することによって形成されたものである。
ここで凹凸15は、第一基板11,第二基板12を形成する単結晶シリコン材料の結晶方位に対応した形状を有している。すなわち、凹凸15は、第一基板11,第二基板12を形成する単結晶シリコン材料を構成する結晶面に沿った傾斜面15sによって形成されている。第一基板11,第二基板12を形成する単結晶シリコン材料の結晶方位が(110)方位である場合、凹凸15の傾斜面15sは、前記結晶方位(110)に沿い、第一基板11、第二基板12の表面11a、12aに対して概ね45°(47.3°)傾斜して形成される。
また、凹凸15における凸部分どうしのピッチは、例えば数十〜数百nm程度、凹凸15の深さも、例えば数十〜数百nm程度である。
次に、上記したようなMEMS構造体10の製造方法について説明する。
図2は、MEMS構造体10の製造方法の流れを示す図である。図3は、第一基板11,第二基板12を形成した状態を示す断面図である。図4は、第一基板11,第二基板12に保護層20を形成した状態を示す断面図である。図5は、第一基板11の接合面11v、第二基板12の接合面12vにそれぞれ凹凸15を形成した状態を示す断面図である。図6は、第一基板11,第二基板12から保護層30を除去した状態を示す断面図である。
(基板形成工程)
図2、図3に示すように、MEMS構造体10を製造するには、まず、単結晶シリコン材料からなる第一基板11,第二基板12に、フォトリソグラフィー法等によって、所定の位置に所定形状の凹部11s、12sおよび素子本体14を形成する(ステップS101)。
(保護層形成工程)
次いで、図4に示すように、第一基板11,第二基板12のそれぞれにおいて、凹部11s、12sおよび素子本体14を、フォトレジスト等からなる保護層20によってマスクする(ステップS102)。
(凹凸形成工程)
次に、図5に示すように、第一基板11、第二基板12の表面11a、12aを、アルカリ性薬液によって表面処理する(ステップS103)。ここで用いるアルカリ性薬液としては、例えば、フォトリソグラフィー用の現像液や、KOH(水酸化カリウム)水溶液、アンモニアと過酸化水素水の混合液、シリコンのエッチング溶液等がある。
アルカリ性薬液により、第一基板11、第二基板12の表面11a、12aにおいて、保護層20で覆われていない部分が浸食され、凹凸15からなる接合面11v、12vが形成される。これら接合面11v、12vは、第一基板11、第二基板12を形成する単結晶シリコンの結晶方位に応じ、結晶面に沿った傾斜面15sによって形成される。
ここで、凹凸15の深さは、アルカリ性薬液による処理時間を変動させることで容易に調整することができる。第一基板11と第二基板12とで、アルカリ性薬液による処理時間を統一すれば、接合面11vの凹凸15と接合面12vの凹凸15の深さを同じ深さに形成させることができる。そして、接合面11vの凹凸15と接合面12vの凹凸15の深さが同じであれば、凹凸15の接合面11v,12vに沿った方向のピッチも同じになる。
これにより、凹部11s、12sの外周側に、第一基板11において第二基板12に接合される接合面11v、および第二基板12において第一基板11に接合される接合面12vが形成される。
(保護層除去工程)
次いで、図6に示すように、保護層20を除去する(ステップS104)。保護層20をフォトレジストで形成したのであれば、有機溶剤を主成分とする溶剤で保護層20を除去することができる。
(基板接合工程)
次に、図1に示したように、第一基板11と第二基板12とを突き合わせ、接合面11vの凹凸15と接合面12vの凹凸15とを互いに噛み合わせる。
そして、この状態で、第一基板11と第二基板12とを熱圧着、プラズマ接合、陽極接合、加圧接合等の接合法により一体に接合する(ステップS105)。このようにして、MEMS構造体10が製造される。
以上のように、本実施形態では、接合面11vの凹凸15と接合面12vの凹凸15とを互いに噛み合わせることで、第一基板11と第二基板12とを接合するに際し、第一基板11と第二基板12との位置ずれを防ぐことができる。
また、凹凸15は、単結晶シリコンからなる第一基板11の接合面11vおよび第二基板12の接合面12vをアルカリ性薬液により表面処理することによって形成した。これにより、凹凸15は、単結晶シリコンの結晶面に沿った微細なものとなる。したがって、第一基板11と第二基板12とを高精度に位置合わせして接合することが可能となる。
さらに、第一基板11の接合面11vおよび第二基板12の接合面12vにおいて、アルカリ性薬液により表面処理する時間を統一することで、接合面11vに形成された凹凸15と接合面12vに形成された凹凸15とで、その深さおよびピッチを同一とすることができる。これにより、第一基板11と第二基板12とを突き合わせたときに、接合面11vと接合面12vとが完全に噛み合う。
このようにして、第一基板11と第二基板12との位置ズレを防ぎながら、第一基板11と第二基板12とを高精度に接合することが可能となる。また、凹凸15によって、接合面11v、12vの表面積も増大するため、第一基板11と第二基板12との接合強度が高まる。このようにして、第一基板11と第二基板12とを強固に接合することができ、第一基板11,第二基板12の反りや応力の影響を受けにくくなる。したがって、第一基板11と第二基板12との剥がれを確実に防止できる。
その結果、本実施形態の構成によれば、MEMS構造体10の信頼性を高めることが可能となる。
さらに、アルカリ性薬液として、フォトリソグラフィー用の現像液を用いれば、凹凸15を形成するための薬液を別途準備する工程を設ける必要がなくなり、工程の増加を抑え、低コストで上記効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明にかかるMEMS構造体の製造方法、MEMS構造体の第2の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図7は、第2の実施形態のMEMS構造体10の製造方法において、保護層20に貫通孔30を形成した状態を示す断面図である。図8は、第一基板11,第二基板12から保護層20を除去した状態を示す断面図である。
本実施形態のMEMS構造体10の製造方法は、全体として、上記第1の実施形態で示した製造方法と同様である。以下に、第1の実施形態で示したMEMS構造体10の製造方法に対する、本実施形態におけるMEMS構造体10の製造方法の差異を説明する。
すなわち、図2の保護層20を形成する工程(ステップS102)では、図7に示すように、保護層20の所定の位置に貫通孔30を形成しておく。
そして、凹凸15を形成する工程(ステップS103)では、凹凸15を形成するためのアルカリ性薬液によって、貫通孔30を通して第一基板11および第二基板12を表面処理する。
これにより、図8に示すように、第一基板11および第二基板12に、アライメントマーク31Mが形成される。このアライメントマーク31Mは、接合面11v、12vの凹凸15と同時に形成される。
そして、保護層20を除去した後(ステップS104)、第一基板11と第二基板12とを接合する工程(ステップS105)では、アライメントマーク31Mを基準として第一基板11および第二基板12の位置合わせを行う。アライメントマーク31Mは、IR(赤外線)顕微鏡等によって視認しながら、第一基板11および第二基板12の位置合わせを行う。
第一基板11および第二基板12の位置合わせ後、接合面11vの凹凸15と接合面12vの凹凸15とを互いに噛み合わせる。そして、第一基板11と第二基板12とを接合する。
以上のように、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様、接合面11vの凹凸15と接合面12vの凹凸15とを互いに噛み合わせることで、第一基板11と第二基板12とを高精度かつ高強度に接合し、MEMS構造体10の信頼性を高めることが可能となる。
さらに、凹凸15を形成するための表面処理時に用いるアルカリ性薬液によって、アライメントマーク31Mを凹凸15と同時に形成することができる。そして、このアライメントマーク31Mを用い、第一基板11及び第二基板12の位置合わせを行うことで、第一基板11と第二基板12とを高精度に位置合わせして接合することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、MEMS構造体10は、第一基板11と第二基板12とを2層に積層して構成したが、基板を3層以上に積層してもよい。
また、MEMS構造体10の素子本体14は、いかなる構造、形状、用途のものであってもよい。本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において広く適用が可能である。
10…MEMS構造体、11…第一基板(第一の基板)、11a,12a…表面、11v…接合面(第一の接合面)、12…第二基板(第二の基板)、12v…接合面(第二の接合面)、13…空間、14…素子本体(素子部)、15…凹凸(凹凸部)、15s…傾斜面、20…保護層、30…貫通孔、31M…アライメントマーク

Claims (5)

  1. 単結晶シリコンからなる第一の基板と、単結晶シリコンからなる第二の基板とが接合された構造を備えたMEMS構造体の製造方法であって、
    前記第一の基板における前記第二の基板との接合面である第一の接合面、および、前記第二の基板における前記第一の基板との接合面である第二の接合面、に表面処理を行い、前記第一の接合面および前記第二の接合面に、前記単結晶シリコンの結晶方位に対応した凹凸部を形成する第一の工程と、
    前記第一の基板と前記第二の基板とを突き合わせ、前記第一の基板と前記第二の基板とを接合する第二の工程と、
    を含むことを特徴とするMEMS構造体の製造方法。
  2. 前記表面処理は、前記第一の接合面および前記第二の接合面をアルカリ性薬液を用いて表面処理することにより行われ、前記第一の基板および前記第二の基板を構成する単結晶シリコンの結晶方位に沿った前記凹凸部を形成することを特徴とする請求項1に記載のMEMS構造体の製造方法。
  3. 前記第一の基板および前記第二の基板の少なくとも一方に凹部を有し、
    更に、前記第一の工程の前に行われる、前記凹部を覆う保護層を形成する第三の工程と、
    前記第一の工程の後に行われる、前記保護層を除去する第四の工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のMEMS構造体の製造方法。
  4. 前記第三の工程は、前記保護層に貫通孔を形成する工程を含み、
    前記第一の工程において、前記貫通孔を通して前記凹部の一部に前記表面処理が施されることにより、前記第二の工程の前記第一の基板と前記第二の基板との接合の際に用いられるアライメントマークが形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のMEMS構造体の製造方法。
  5. 第一の基板と、
    前記第一の基板に接合された第二の基板と、
    を備え、
    前記第一の基板および前記第二の基板はいずれも単結晶シリコンで形成され、
    前記第一の基板と前記第二の基板との接合部は、互いの接合面に凹凸部を有し、
    前記凹凸部の凹凸は、前記単結晶シリコンの結晶方位に対応した凹凸であることを特徴とするMEMS構造体。
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