JP2015204725A - モータのロータ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロータ14が取り付けられた回転軸としてのロータシャフト13が、モータ12の支持部としての軸受16,17に回転可能に支持されたモータのロータ構造であって、ロータシャフト13を、ロータ14が取り付けられた外軸131と、この外軸131の径方向内側に配置されて回転出力対象としての減速機構22に向けて回転出力する内軸132と、により内外二重構造とし、内軸132を、軸方向で前記外軸131の減速機構22側の端部よりも、減速機構22から遠い側の位置で前記外軸131に連結したことを特徴とするモータのロータ構造とした。
【選択図】図1
Description
そこで、このような電動機におけるロータシャフトの振動、騒音を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、ロータの中心に、ゴムなどの緩衝材を介在してロータシャフトが結合された構造となっている。
したがって、この従来技術では、緩衝材により、ロータからロータシャフトへの振動、騒音の伝達を抑制することができる。
ロータが取り付けられたロータシャフトを、前記ロータが取り付けられた外軸と、この外軸の径方向内側に配置されて回転出力対象に向けて回転出力する内軸と、により内外二重構造とし、
前記内軸を、軸方向で前記外軸の前記回転出力対象側の端部よりも、前記回転出力対象から遠い側の位置で前記外軸に連結したことを特徴とするモータのロータ構造とした。
(実施の形態1)
[モータ駆動ユニットの全体構成]
図1は、実施の形態1のモータのロータ構造を備えたモータ駆動ユニットAを示す概略断面図であり、以下、図1に基づき、モータ駆動ユニットAの全体構成を説明する。このモータ駆動ユニットAは、例えば、図示を省略した車両の駆動輪に回転を与えるために車両に搭載されたモータ駆動ユニットとして用いることができる。
モータユニット1は、モータケース11にモータ12を収容した構造となっている。また、減速機構ユニット2は、減速機ケース21に減速機構22を収容した構造となっている。
モータ12は、ロータシャフト13と、ロータ14と、ステータ15と、を備えている。
ロータシャフト13は、支持部としての軸受16,17によりモータケース11に回転可能に支持されている。
減速機構22は、ロータシャフト13の端部に連結された入力ギヤ23と、入力ギヤ23に噛み合うと共に入力ギヤ23より大径とした出力ギヤ24と、を備えた平行軸ギヤ対により構成されている。
入力ギヤ23は、一対の軸受25,26を介して減速機ケース21に回転可能に支持されている。また、出力ギヤ24は、入力ギヤ23よりも大径のギヤであり、一対の軸受27,28を介して減速機ケース21に支持されている。
ロータシャフト13は、ロータ14が取り付けられた外軸131と、この外軸131の径方向内側に配置されて回転出力対象である減速機構22の入力ギヤ23に連結されて回転出力する内軸132と、により内外二重構造となっている。
加えて、内軸132の出力軸部132bと外軸131との間に、径方向の変位を吸収可能な緩衝材135が介在されている。この緩衝材135としては、ゴムなどの弾性材を用いることができる。
以下に、実施の形態1のモータロータ構造の作用について説明する。
まず、実施の形態1により解決する課題について説明を加える。
ロータ14の回転時には、モータ12の電磁加振により生じるロータ捩じり振動により、減速機構22が変位加振されることで、各軸要素の固有値を引き起こし、これが各ケース11,21に伝達されて、これがノイズの発生源となっている。特に、分割スキュー構造のロータ14では、ロータ捩じり1次固有値が相対的に大きくなり、ノイズも大きくなる。
図において、点線は、実施の形態1との比較例の振動特性を示しており、ロータシャフトとして本実施の形態1のように二重構造を採用せずに、ロータ14と入力ギヤ23とを、それぞれの端部どうしを直接連結した場合の振動特性である。この図に示すように、ロータ捩じり固有値、ロータシャフト捩じり固有値、ロータシャフト曲げ固有値に、振動レベルピークが存在している。
図示のように、本実施の形態1では、ロータ捩じり固有値が、その振動レベルが大幅に低減される。また、ロータシャフト捩じり固有値は、その振動レベルが低下するとともに、この固有値の周波数が低下している。さらに、ロータシャフト曲げ固有値も、そのレベルが低下されている。
ロータシャフト曲げ固有値は、減速機構22の出力ギヤ24がマス、ロータシャフト曲げ剛性がバネとなる固有値であって、図4に示すように、相対的に低周波数の固有値である。
ロータシャフト捩じり固有値は、減速機構22の両ギヤ23,24がマス、ロータシャフト捩じり剛性がバネとなる固有値であり、ロータシャフト曲げ固有値よりも高周波数となる。
(ロータシャフトの二重構造化による作用)
まず、ロータシャフト13の二重構造化による作用を説明する。
ロータシャフト13は、内軸132を減速機構22に連結することにより、ロータ14と減速機構22との軸方向の実距離を変えることなく、ロータ14と減速機構22との回転伝達系の軸方向距離が長くなる。
すなわち、図5Aは比較例の振動系の概略図であって、この比較例は、ロータ01の端部と入力ギヤ02の端部とをロータシャフト03により直結している。
一方、図5Bは、本実施の形態1の振動系の概略図であって、ロータシャフト13の内軸132の軸方向寸法が比較例のロータシャフト03の軸方向寸法よりも短くなっている。
したがって、このロータ捩じり剛性の低下およびロータシャフト捩じり固有値の周波数低下により、図5Cにおいて点線により示す比較例に対し、同図の実線により示すように、振動レベルが低下する。これにより、ロータ振動加振力が低減され、モータノイズが低減され静粛性が向上する。
f=(λ/2πL)(GJ/ρIP)1/2 ・・・(1)
λは定数、Lは軸長、GJは捩じり剛性、ρIPは慣性モーメントである。
したがって、内軸132による軸方向寸法Lが増すことで、捩じり振動の固有振動数f(Hz)が低下する。
次に、内軸132を、外軸131の減速機構22側の端部131dに対し、軸受133により支持し、さらに、緩衝材135により連結していることによる作用を説明する。
図6は、内軸132と外軸131との間に、軸受17および緩衝材135を介在させた構造の振動系を示す概略図である。
すなわち、内軸132は、軸方向寸法を長くすることにより曲げ剛性が低下する。この曲げ剛性の低下により、ロータシャフト13の曲げ振動が悪化する場合がある。本実施の形態1では、軸受17を設けたことにより、内軸132の曲げ剛性の低下を抑え、ロータシャフト曲げ振動の悪化を抑制できる。
すなわち、図7において、点線は、前述した図5Aに示した比較例の振動特性を示している。また、図7の実線は、図5Bに示すロータシャフト13を二重構造にした場合の振動特性を示している。ロータシャフト13を二重構造としたことにより、前述のように、ロータ捩じり固有値の振動レベルが低下して、ロータシャフト捩じり固有値の周波数が低下し、広い周波数域で、振動レベルが低下しているのが分かる。
さらに、図7において、二点鎖線は、軸受17に加え、緩衝材135を介在させた場合の振動特性を示している。この図に示すように、緩衝材135を介在させたことにより、ロータシャフト捩じり固有値の振動レベルがさらに低下しているのが分かる。
実施の形態1では、図2により説明したように、ロータ14の軸方向中央の分割スキュー間に設けられた分割面14aの位置で、内軸132を外軸131に連結している。
この分割面14aの位置は、ロータ14の捩じり振動の節となっており、周方向変位が最も生じにくい位置である。このため、ロータ14の捩じり振動が、内軸132に最も伝わりにくい位置となっている。
図8は、ロータ14の端部と軸方向中央の捩じり振動レベルを示す振動特性図であって、点線がロータ端部の捩じり振動特性を示し、実線がロータの軸方向中央の捩じり振動特性を示している。
このように、ロータ14の端部は、図2に示すように、ロータ捩じり振動の腹の部分であって、周方向の変位量が最も大きく、図8において点線により示すように、振動レベルも相対的に大きくなる。
それに対して、ロータ14の軸方向中央位置は、図2に示すように、ロータ捩じり振動の節となっており、周方向変位量および周方向加振力が相対的に小さく、図8において実線で示すように、振動レベルが抑えられる。
したがって、モータ駆動ユニットAの駆動時の音、振動も抑えることができる。
以下に、実施の形態1のモータのロータ構造の効果を列挙する。
a)実施の形態1のモータのロータ構造は、
ロータ14が取り付けられた回転軸としてのロータシャフト13が、モータ12の支持部としての軸受16,17に回転可能に支持されたモータのロータ構造であって、
前記ロータシャフト13を、前記ロータ14が取り付けられた外軸131と、この外軸131の径方向内側に配置されて回転出力対象としての減速機構22に向けて回転出力する内軸132と、により内外二重構造とし、
前記内軸132を、軸方向で前記外軸131の前記減速機構22側の端部よりも、前記減速機構22から遠い側の位置で前記外軸131に連結したことを特徴とする。
したがって、ロータシャフト13を、軸方向でロータ14の減速機構22側の端部に連結したものと比較して、ロータ14と減速機構22との軸方向の間隔を広げることなく内軸132の軸長を長くして、ロータシャフト13の捩じり剛性の低下が可能となる。そして、ロータシャフト13の捩じり剛性低下により、回転出力対象である減速機構22へのロータ振動加振力が低減され、モータノイズが低減され、静粛性、制振性が向上する(図5C参照)。
すなわち、モータ駆動ユニットAの軸方向寸法を拡大することなく、ロータシャフト13の捩じり剛性を低下させることにより、モータノイズ(音、振動)を低減させて、静粛性、制振性の向上を図ることができる。
加えて、ロータシャフト13を二重構造とすることにより、内軸132を小径化することにより、いっそう捩じり剛性を低下させることが容易となり、上記の静粛性、制振性の向上を図る上で有利となる。
前記内軸132における前記外軸131との連結位置を、前記ロータ14の軸方向中央位置(分割面14aの位置)よりも前記減速機構22から遠い側の位置としたことを特徴とする。
したがって、内軸132の軸方向寸法をより長く確保でき、その分、内軸132の剛性を低下させて捩じり剛性を低下させ、上記a)の静粛性、制振性の向上を図ることができる。
前記内軸132と前記外軸131との前記連結を行った位置よりも前記減速機構22側の位置で、前記内軸132と前記外軸131との間に軸受133を介在させたことを特徴とする。
内軸132を減速機構22に結合する構造としたことで、内軸132の軸長が長くなった分、ロータシャフト13の曲げ剛性が低下するため、ロータシャフト曲げ振動に対して不利となる。
それに対し、内軸132と外軸131との間に軸受133を介在させることにより、軸受133を介在させないものと比較して、ロータシャフト曲げ剛性が向上し、その分、ロータシャフト曲げ固有値の振動レベルの低減が可能となる。
すなわち、図7において実線により示すロータシャフト二重構造の振動特性に対し、一点鎖線により示す振動特性のように、ロータシャフト曲げ固有値のピークレベルを、さらに抑えることが可能となる。
特に、実施の形態1では、軸受133の介在位置を、外軸131の端部131dとしたため、この端部131dよりもロータ14の軸方向中央側の位置とした場合よりも、内軸132の曲げ剛性を向上できる。これにより、ロータシャフト曲げ固有値の振動レベルをより低減することが可能となる。
前記内軸132と前記外軸131との前記連結を行った位置よりも前記減速機構22側の位置で、前記内軸132と前記外軸131との間に、径方向の変位を吸収可能な緩衝材135を介在させたことを特徴とする。
外軸131の減速機構22側の端部と、内軸132の減速機構22側の端部と、の間では、両者の連結位置と比較して、相対捩じり変位量および曲げ変位量が大きい。そこで、両者の連結位置よりも減速機構22側の位置に緩衝材135を介在させることにより、両変位量を抑え、ロータシャフト捩じり固有値およびロータシャフト曲げ固有値のピークレベルを低減することが可能となる。
すなわち、図7において実線により示すロータシャフト二重構造の振動特性に対し、二点鎖線により示す振動特性のように、ロータシャフト曲げ固有値およびロータシャフト捩じり固有値のピークレベルを、さらに低減させることが可能となる。
前記内軸132と前記外軸131との連結を、前記ロータ14の捩じり振動の節となる位置で行ったことを特徴とする。
このロータ14の捩じり振動の節では、周方向の変位が生じにくい。そこで、この周方向振動の節となる位置で、ロータ14と一体的な外軸131と、減速機構22に連結される内軸132と、を連結することにより、この節以外の位置で連結したものと比較して、ロータ14の捩じり振動が内軸132に伝達されにくくなる。これにより、ロータ捩じり振動を低減させ、より静粛性、制振性を向上させることができる。
よって、この周方向振動の節となる位置で、ロータ14と一体的な外軸131と、減速機構22に連結される内軸132と、を連結することにより、この節以外の位置で連結したものと比較して、ロータ14の捩じり振動が内軸132に伝達されにくくなる。
前記回転出力対象に、前記軸方向に対して直交方向に複数の歯車としての入力ギヤ23、出力ギヤ24を噛み合い状態で並設した歯車列としての減速機構22を含むことを特徴とする。
ロータシャフト13の軸直交方向に複数のギヤ23,24を並設した減速機構22を設けた構造では、減速機構22をマスとし、ロータシャフト13をバネとして、振動ピークレベル固有値とする振動が生じる。すなわち、ロータシャフト13では、出力ギヤ24をマスとしてロータシャフト曲げ剛性がバネとなるロータシャフト曲げ固有値、両ギヤ23,24をマスとしてロータシャフト捩じり剛性をバネとするロータシャフト捩じり固有値を有する振動が生じる。
本実施の形態1では、これらロータシャフト曲げ固有値、ロータシャフト捩じり固有値の振動レベルを、上記a)〜d)のように低減することができる。
次に、他の実施の形態のモータのロータ構造について説明する。
なお、他の実施の形態を説明するのにあたり、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
実施の形態2のモータのロータ構造は、ロータシャフト230の内軸232の外軸231への連結位置を、ロータ14の軸方向で減速機構22から遠い側の端部位置近傍とした例である。
すなわち、図9に示すように、外軸231には、減速機構22から遠い側の端部に内軸232の連結用の小径穴231aが軸方向に形成され、それよりも減速機構22側に大径穴231bが形成されている。
また、実施の形態1と同様に、結合軸部232aよりも大径の出力軸部232bは、その端部を段部231cに突き当て、大径穴231bとの間に径方向の隙間を介在させて軸方向に延在されて、外軸231から突き出ている。
また、実施の形態2では、ロータ214としては、軸方向に分割されていないものを用いている。
加えて、実施の形態1と同様に、内軸232と外軸231との間に軸受17および緩衝材135を介在させたことにより、ロータシャフト曲げ固有値およびロータシャフト捩じり固有値のピークレベルを低減させることができる。
すなわち、図7において、実線により示した振動伝達特性とすることができる。
実施の形態3のモータのロータ構造は、図10に示すように、ロータシャフト330の外軸331と内軸332との連結位置は、実施の形態2と同様とし、外軸331と内軸332との間に介在させる軸受336を追加した例である。
また、外軸331には、軸方向で小径穴331aの減速機構22側に、第1大径穴331b、第2大径穴331cが順に形成されている。
内軸332は、結合軸部332aと、これに隣り合う第1大径部332bとの段差部分が、段差331dに突き当てられている。そして、外軸331の第1大径穴331bと第2大径穴331cとの段差部分と、内軸332の第1大径部332bと第2大径部332cとの間の段差部分との間に、軸受336が介在されている。
特に、実施の形態3では、軸受336を、ロータ14の軸方向中央に近い位置に設置したため、内軸332において、外軸331との連結位置と、軸受133との中間であって、両者の軸方向の略中央の曲げ振動を抑制できる。
よって、軸受336を、軸方向で、外軸331との連結位置と軸受133とのいずれかに近い位置に設けたものと比較して、内軸332の曲げ振動を効率的に抑制でき、ロータシャフト曲げ固有値のレベルを、いっそう低減可能となる。
例えば、緩衝材は、実施の形態では、外軸の回転出力対象としての減速機構側の端部と内軸との間に介在させたものを示したが、この緩衝材を、外軸の回転出力対象としての減速機構側端部よりも減速機構から遠い側の位置に配置してもよい。また、緩衝材を、軸方向に2以上の複数設けることもできる。同様に、軸受も、外軸の回転出力対象としての減速機構側端部よりも減速機構から遠い側の位置に配置してもよく、かつ、その数も、実施の形態では、1あるいは2設けた例を示したが、3以上の複数設置することも可能である。
12 モータ
13 ロータシャフト
14 ロータ
14a 分割面
16 軸受(支持部)
17 軸受(支持部)
22 減速機構(回転出力対象)
23 入力ギヤ
24 出力ギヤ
131 外軸
132 内軸
133 軸受
135 緩衝材
Claims (7)
- ロータが取り付けられたロータシャフトが、モータの支持部に回転可能に支持されたモータのロータ構造であって、
前記ロータシャフトを、前記ロータが取り付けられた外軸と、この外軸の径方向内側に配置されて回転出力対象に向けて回転出力する内軸と、により内外二重構造とし、
前記内軸を、軸方向で前記外軸の前記回転出力対象側の端部よりも、前記回転出力対象から遠い側の位置で前記外軸に連結したことを特徴とするモータのロータ構造。 - 請求項1に記載のモータのロータ構造において、
前記内軸における前記外軸との連結位置を、前記ロータの軸方向中央位置よりも前記回転出力対象から遠い側の位置としたことを特徴とするモータのロータ構造。 - 請求項1または請求項2に記載のモータのロータ構造において、
前記内軸と前記外軸との前記連結を行った位置よりも前記回転出力対象側位置で、前記内軸と前記外軸との間に軸受を介在させたことを特徴とするモータのロータ構造。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のモータのロータ構造において、
前記内軸と前記外軸との前記連結を行った位置よりも前記回転出力対象側の位置で、前記内軸と前記外軸との間に、径方向の変位を吸収可能な緩衝材を介在させたことを特徴とするモータのロータ構造。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のモータのロータ構造において、
前記内軸と前記外軸との連結を、前記ロータの捩じり振動の節となる位置で行ったことを特徴とするモータのロータ構造。 - 請求項5に記載のモータのロータ構造において、
前記捩じり振動の節となる位置は、前記ロータの永久磁石の分割面の位置であることを特徴とするモータのロータ構造。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のモータのロータ構造において、
前記回転出力対象に、前記軸方向に対して直交方向に複数の歯車を噛み合い状態で並設した歯車列を含むことを特徴とするモータのロータ構造。
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