JP2015204545A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、画像読取装置と蓋とが同時に開くことを確実に抑制できるとともに、原稿やシートにダメージを与えることを抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、シートに画像を形成する画像形成装置本体1と、画像形成装置本体1に対して回動することで画像形成装置本体1に対し開閉可能に設けられており、原稿の画像を読み取る画像読取装置2と、画像読取装置2に対して回動することで画像読取装置2に対して開閉可能に設けられた蓋3と、を有する画像形成装置1000において、画像形成装置1000の内部の可触困難な位置に設けられており、蓋3のみを開くと画像読取装置2が開かないようにロックし、画像読取装置2のみを開くと、画像読取装置2が開かないようにロックするロック機構(穴1a、プーリ18、従動プーリ19、連結ベルト20、ロック部材21、凸部22)を有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置として、図17(a)に示すように、画像形成装置本体101の上部に画像読取装置102を設け、画像読取装置102の上部に蓋103を設けたものがある。蓋103は、原稿を抑えるものであり、自動原稿送り装置が設けられている。蓋103は二点鎖線で示すように画像読取装置102に対して開く構成となっている。蓋103を開いた状態で原稿Dがセットされる。
図17(b)に示すように、画像読取装置102は画像形成装置本体101に対して開く構成となっている。画像読取装置102、カートリッジドア115を開いた状態で、プロセスカートリッジ110を矢印A方向に引き出して交換する。
図17(c)に示すように、画像読取装置102と蓋103とが同時に開くと、画像読取装置102と蓋103の各々の重心が画像形成装置本体101の後方に移動し、画像形成装置が倒れやすくなってしまう。このため、画像読取装置102と蓋103とが同時に開くことを防止する技術が知られている(特許文献1)。
特許文献1では、特許文献1の図1、図6に示すように、第一のロック手段により、画像読取装置及び蓋が閉じた状態で蓋を開くと、画像読取装置が画像形成装置本体に対して開かないようにしている。特許文献1の図10、図12に示すように、第二のロック手段により、画像読取装置及び蓋が閉じた状態で画像読取装置を開くと、蓋が画像読取装置に対して開かないようにしている。
特許4389713
しかしながら、特許文献1では、特許文献1の図7、図8に示すように、第一のロック手段の上端部が可触可能な構成である。よってユーザが第一のロック手段を誤って押してしまった場合は、蓋が開いた状態で画像読取装置が開いてしまう恐れがある。加えて第一のロック手段を付勢するために、蓋に突起形状が設けられているため、原稿を画像読取装置にセットする際に、原稿と突起形状が接触し、原稿に誤ってダメージを与えてしまう恐れもある。
また、特許文献1の図12に示すように、第二のロック手段の下端部が可触可能な構成である。よってユーザが誤って第二のロック部材を押してしまった場合、画像読取装置が開いた状態で蓋が開いてしまう恐れがある。加えて第二のロック手段の下端部が画像読取装置下面から突出しているため、画像形成を行ったシートを取り出す際に、シートと第二のロック部材が接触し、シートに誤ってダメージを与えてしまう恐れもある。
そこで本発明は、画像読取装置と蓋とが同時に開くことを確実に抑制できるとともに、原稿やシートにダメージを与えることを抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、シートに画像を形成する画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に対して回動することで前記画像形成装置本体に対し開閉可能に設けられており、原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部に対して回動することで前記画像読取部に対して開閉可能に設けられた蓋と、を有する画像形成装置において、前記画像形成装置の内部の可触困難な位置に設けられており、前記蓋のみを開くと前記画像読取部が開かないようにロックし、前記画像読取部のみを開くと、前記画像読取部が開かないようにロックするロック機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像読取装置と蓋とが同時に開くことを確実に抑制できるとともに、原稿やシートにダメージを与えることを抑制できる。
第1実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態における画像形成装置の構成図である。 第1実施形態に係る蓋のみが開いた状態における画像形成装置の構成図である。 第1実施形態に係る画像読取装置のみが開いた状態における画像形成装置の構成図である。 第1実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態におけるロック機構の構成図である。 第1実施形態に係る蓋のみが開いた状態におけるロック機構の構成図である。 第1実施形態に係る画像読取装置のみが開いた状態におけるロック機構の構成図である。 第2実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態における画像形成装置の構成図である。 第2実施形態に係る蓋のみが開いた状態における画像形成装置の構成図である。 第2実施形態に係る画像読取装置のみが開いた状態における画像形成装置の構成図である。 第2実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態の回動機構部の構成図である。 第2実施形態に係る蓋のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。 第2実施形態に係る画像読取装置のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。 第3実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態の回動機構部の構成図である。 第3実施形態に係る蓋のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。 第3実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態の回動機構部の構成図である。 第3実施形態に係る蓋のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。 従来の画像形成装置の構成図である。
[第1実施形態]
本発明に係る画像形成装置の第1実施形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1000は、画像形成装置本体1、画像読取装置(画像読取部)2、蓋3を有している。
画像形成装置本体1は、プロセスカートリッジ10を有している。プロセスカートリッジ10は、カートリッジドア15を開いて、画像形成装置本体1から引き出すことで、着脱可能となっている。プロセスカートリッジ10において、感光ドラム10aは画像情報に応じて露光装置11により露光され、静電潜像が形成される。静電潜像は、プロセスカートリッジ10内のトナーを用いてトナー像として現像される。
一方、給送トレイ9に載置されたシートPは、給送ローラ6、分離部材7、搬送ローラ8により、感光ドラム10aと転写ローラ12とのニップ部へ搬送され、トナー像を転写される。トナー像を転写されたシートPは、定着装置13により加熱、加圧されてトナー像を定着され、排出ローラ14によりカートリッジドア15上に排出される。
図2に示すように蓋3を所定の位置まで開き、画像読取装置2の透明な原稿載置部4に原稿Dをセットする。次に、図1に示すように蓋3を閉めて、原稿Dを押さえる。そして画像形成装置1000から読取命令が出力されると、画像読取装置2のスキャナ5で原稿Dの画像情報を読み取る。なお、複数の原稿Dを1枚毎に搬送する自動原稿送り装置を蓋3に設けて、複数の原稿を連続して読み取る構成としてもよい。
(蓋3と画像読取装置2の開閉機構)
図2に示すように、蓋3は、画像読取装置2上に配置され、画像読取装置2に設けられた回動軸16を中心に回動可能(開閉可能)となっている。蓋3の後端が画像読取装置2に当接することにより、蓋3の開き位置が図2に示す位置に定まる。蓋3は、原稿載置部4に対して90度以上開き、開いた状態で自立する。蓋3が90度以上開くことにより、原稿Dを原稿載置部4にセットする際のセット性が向上する。
図3に示すように、画像読取装置2は、画像形成装置本体1上に配置され、画像形成装置本体1に設けられた回動軸17を中心に回動可能(開閉可能)となっている。画像読取装置2の後端が画像形成装置本体1に当接することにより、画像読取装置2の開き位置が図3に示す位置に定まる。画像読取装置2はスキャナ5や原稿載置部4を有していて重いため、画像読取装置2の開き角度は、90度以下でプロセスカートリッジ10が交換可能な最小限の角度に設定されている。
図1、図4(a)、図4(b)に示すように、蓋3には、回動軸16上(回動軸上)を回動可能な第1のプーリ18が設けられている。プーリ18は、蓋3に一体に形成されている。画像読取装置2の内部には、回動軸17上(回動軸上)を回動可能な従動プーリ(第2のプーリ)19が設けられている。
プーリ18と従動プーリ19には連結ベルト20が張架されている。蓋3の回動動作がプーリ18にかけられた連結ベルト20を通じて従動プーリ19に伝わる。連結ベルト20には不図示のガイド形状が設けられており、連結ベルト20はプーリ18と従動プーリ19に対して位相ずれや、連結ベルト20自体の撓みが抑えられた形状となっている。
従動プーリ19の回動軸方向の側面に半螺旋状に突出したカム形状の凸部19aが設けられている。回動軸17の端部にロック部材21が設けられている。ロック部材21は、回動軸方向に移動可能であり、付勢ばね23により従動プーリ19へ付勢(図4(a)の矢印B方向)されている。ロック部材21の側面には、半螺旋状に凹んだカム形状の凹部21cが設けられている。凸部19aと凹部21cは雌雄の関係にある。
図4(b)に示すように、画像読取装置2には、凸部22が一体に設けられている。ロック部材21の側面に、溝21aが形成されている。凸部22と溝21aが係合することにより、ロック部材21は画像読取装置2の開閉動作に連動して回動する。
(蓋3のみを開く動作)
蓋3のみを開く動作(図1から図2の状態への動作)について説明する。蓋3のみを開くとは、蓋3と画像読取装置2が閉じた状態で、蓋3を画像読取装置2に対して開くことをいう。
蓋3と画像読取装置2が共に閉じている状態(図1の状態)では、図4(a)、図4(b)に示すように、ロック部材21の側面に設けられた凸部21bは画像形成装置本体1の穴1aと同じ位相にある。そして、凸部19aと凹部21cも同じ位相にあり、凸部19aがロック部材21を付勢ばね23の付勢力に抗して押していない。よって、ロック部材21は付勢ばね23により回動軸方向内側(図4(a)の矢印B方向)に付勢されており、凸部21bと穴1aは係合していない。
図5に示すように、蓋3のみを開けると、プーリ18が蓋3と共に回動し、連結ベルト20と従動プーリ19が矢印C方向に回動する。従動プーリ19が回動して凸部19aの位相が変化する。このとき、ロック部材21は、溝21aが凸部22と係合して回転を規制されている。このため、付勢ばね23の付勢力に抗して凹部21cが凸部19aの半螺旋形状に沿って押され、ロック部材21が回動軸方向外側(矢印D方向)に移動して、凸部21bが穴1aに係合する(第1の回動規制位置)。
このように、蓋3が図2に示す所定の開き位置まで回動し、図5に示すように凸部21bが穴1aに係合する。これにより、ロック部材21が画像形成装置本体1にロックされてロック部材21の移動が規制され、図2に示す状態から蓋3を更に開こうとしても、蓋3を開くことはできない。また、このとき、ロック部材21の溝21aと画像読取装置2の凸部22が係合していることにより、画像読取装置2の回動方向が規制され、画像読取装置2も開くことはできない。
(画像読取装置2のみを開く動作)
画像読取装置2のみを開く動作(図1から図3の状態への動作)について説明する。画像読取装置2のみを開くとは、蓋3と画像読取装置2が閉じた状態で、画像読取装置2を画像形成装置本体1に対して開くことをいう。
蓋3と画像読取装置2が共に閉じている状態(図1の状態)では、図4(a)に示すように、ロック部材21の凸部21bは画像形成装置本体1の穴1aに係合していない。
蓋3を閉じたまま、画像読取装置2を画像形成装置本体1に対して開くと、図3、図6(a)、図6(b)に示すように、画像読取装置2は回動軸17を中心に回動する。このとき、画像読取装置2の凸部22が溝21aと係合しているため、ロック部材21も画像読取装置2と共に回動軸17を中心に回動する。
ロック部材21が回動することにより、画像読取装置2のみを開いた状態(図3の状態)では、図6(a)、図6(b)に示すように、ロック部材21の凸部21bの位置は、画像形成装置本体1の穴1aに対して位相がずれた状態となる(第2の回動規制位置)。よって、凸部21bが穴1aに係合せず、凸部21bが画像形成装置本体1に当接し、ロック部材21が回動軸方向外側(図6(a)の矢印E方向)に移動することができない。このため、従動プーリ19が回動できず、蓋3は開かない。
以上説明したように、本実施形態では、画像読取装置2と蓋3とが同時に開くことを防ぐロック機構(穴1a、プーリ18、従動プーリ19、連結ベルト20、ロック部材21、凸部22)を画像形成装置1000の内部に設けて可触困難な構成とした。ここで画像形成装置1000の内部とは、少なくとも画像読取装置2又は蓋3が開いた状態において、画像読取装置2、蓋3、又は画像形成装置本体1の外装面に覆われる箇所である。本実施形態では、ロック機構を画像読取装置2と蓋3の内部に設け、画像読取装置2と蓋3の外部からアクセスできないようにしている。このため、画像読取装置2又は蓋3が開いた状態において、使用者が誤ってロック機構に触ってしまうことがなく、画像読取装置2と蓋3とが同時に開くことを確実に抑制できる。また、原稿やシートがロック機構に接触し、原稿やシートにダメージを与えることを抑制できる。
なお、本実施形態では、電子写真方式の画像形成装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、インクジェット方式等の他の画像形成方式でも良い。
[第2実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第2実施形態について図を用いて説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は本実施形態に係る画像読取装置2と蓋3が閉じた状態における画像形成装置の構成図である。図8は本実施形態に係る蓋3のみが開いた状態における画像形成装置の構成図である。図9は本実施形態に係る画像読取装置2のみが開いた状態における画像形成装置の構成図である。図11は蓋3のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。図12は画像読取装置2のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。
図7〜図9に示すように、本実施形態の画像形成装置1000は、蓋3と画像読取装置2の回動支点を同軸上に設け、上記第1実施形態のプーリ18、従動プーリ19、連結ベルト20を省略したものである。
(蓋3と画像読取装置2の開閉機構)
図10は画像読取装置2と蓋3が閉じた状態の回動機構部の構成図である。図10(a)に示すように、蓋3と画像読取装置2の回動支点が同軸上(回動軸17上)に設けられている。蓋3のヒンジ3aは、画像読取装置2によって回動軸17の軸方向に規制されている。画像読取装置2は、画像形成装置本体1により回動軸17の軸方向に規制されている。
蓋3のヒンジ3aの回動軸方向外側の側面には、半螺旋状に突出したカム形状の凸部3bが設けられている。凸部3bとロック部材21の凹部21cは雌雄の関係にある。
図10(b)に示すように画像読取装置2の凸部22とロック部材21の溝21aが係合することにより、ロック部材21は画像読取装置2の開閉動作と共に回動する。
(蓋3のみを開く動作)
蓋3のみを開く動作(図7から図8の状態への動作)について説明する。図7の状態から図8の状態へ蓋3のみを開くと、図11(a)、図11(b)に示すように、蓋3と共にヒンジ3a、凸部3bが回動する。このとき、ロック部材21は、溝21aが凸部22と係合して回転を規制されている。このため、付勢ばね23の付勢力に抗して凹部21cが凸部3bの半螺旋形状に沿って押され、ロック部材21が回動軸方向外側(矢印D方向)に移動し、凸部21bが穴1aに係合する。
このように、蓋3が図8に示す所定の開き位置まで回動し、図11(a)、図11(b)に示すように凸部21bが穴1aに係合し、ロック部材21が画像形成装置本体1に当接して、ロック部材21の回動軸方向外側(矢印D方向)への移動が規制される。これにより、ロック部材21が画像形成装置本体1にロックされてロック部材21の移動が規制され、図8に示す状態から蓋3を更に開こうとしても、蓋3を開くことはできない。また、このとき、ロック部材21の溝21aと画像読取装置2の凸部22が係合していることにより、画像読取装置2の回動方向が規制され、画像読取装置2も開くことはできない。
(画像読取装置2のみを開く動作)
画像読取装置2のみを開く動作(図7から図9の状態への動作)について説明する。蓋3と画像読取装置2が共に閉じている状態(図7の状態)では、図10(a)に示すように、ロック部材21の凸部21bは画像形成装置本体1の穴1aに係合していない。
蓋3を閉じたまま、画像読取装置2を画像形成装置本体1に対して開くと、図9、図12(a)、図12(b)に示すように、画像読取装置2は回動軸17を中心に回動する。このとき、画像読取装置2の凸部22が溝21aと係合しているため、ロック部材21も画像読取装置2と共に回動軸17を中心に回動する。
ロック部材21が回動することにより、画像読取装置2のみを開いた状態(図9の状態)では、図12(a)、図12(b)に示すように、ロック部材21の凸部21bの位置は、画像形成装置本体1の穴1aに対して位相がずれた状態となる。よって、凸部21bが穴1aに係合せず、凸部21bが画像形成装置本体1に当接し、ロック部材21が回動軸方向外側に移動することができない。このため、回動軸17が回動できず、蓋3は開かない。
以上説明したように、本実施形態では、画像読取装置2と蓋3とが同時に開くことを防ぐロック機構(穴1a、ヒンジ3a、凸部3b、ロック部材21、凸部22)を画像形成装置の内部に設けて可触困難な構成とした。このため、画像読取装置2又は蓋3が開いた状態において、誤ってロック機構に触ってしまうことがなく、画像読取装置2と蓋3とが同時に開くことを確実に抑制できる。また、原稿やシートがロック機構に接触し、原稿やシートにダメージを与えることを抑制できる。
また、上記第1実施形態のような連結ベルトを用いた構成ではなく、蓋、画像読取装置、ロック部材をすべて回動軸17上に回動可能に設けた。これにより、構成が簡略化された信頼性の高い画像形成装置を提供できる。
[第3実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第3実施形態について図を用いて説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図13は本実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態の回動機構部の構成図である。図14は本実施形態に係る蓋のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。図15は本実施形態に係る画像読取装置と蓋が閉じた状態の回動機構部の構成図である。図16は本実施形態に係る蓋のみが開いた状態の回動機構部の構成図である。
本実施形態の画像形成装置1000は、第2実施形態の画像形成装置1000の複写開始速度を速くしたものである。図15(a)に示すように、本実施形態は、上記第2実施形態の画像形成装置本体1の穴1aに、検出手段25を設けている。検出手段25は、ロック部材21の凸部21bを検出する。
画像読取装置2が閉じた状態から蓋3を開けると、図15(a)、図15(b)の状態から図16の状態になり、第2実施形態と同様に凸部21bが穴1aに係合する。この時、検出手段25が、凸部21bを検出し、検出信号を制御部100へ送る。検出信号を受信した制御部100は、前記画像形成装置本体の画像形成及び前記画像読取部の画像読取に必要な動作の一部を開始し、定着装置13、露光装置11、スキャナ5をスタンバイ状態にする。すなわち、ユーザが原稿複写の指示を画像形成装置に行った際に、直ぐに複写動作ができる状態にする。これにより、複写速度を早くすることができる。
なお、上記第2実施形態と同様に、画像読取装置2が開いた状態で蓋3を開こうとしても、蓋3は開かない。このため、ロック部材21の凸部21bは画像形成装置本体1の穴1aに収まらないため、スタンバイ状態に移行しない。また、検出手段25は画像形成装置本体1の内部に設けられているため、ユーザは検出手段25を触ることはできず、誤ってスタンバイ状態に移行することはない。なお、本実施形態は上記第2実施形態に検出手段25を設けた形態であるが、上記第1実施形態の形態に検出手段25を設けてもよい。
1 …画像形成装置本体
1a …穴
2 …画像読取装置(画像読取部)
3 …蓋
3a …ヒンジ
3b …凸部
4 …原稿載置部
5 …スキャナ
16、17 …回動軸
18 …プーリ(第1のプーリ)
19 …従動プーリ(第2のプーリ)
19a …凸部
20 …連結ベルト
21 …ロック部材
21a …溝
21b …凸部
21c …凹部
22 …凸部
23 …付勢ばね
25 …検出手段
100 …制御部
1000 …画像形成装置

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に対して回動することで前記画像形成装置本体に対し開閉可能に設けられており、原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部に対して回動することで前記画像読取部に対して開閉可能に設けられた蓋と、
    を有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置の内部の可触困難な位置に設けられており、前記蓋のみを開くと前記画像読取部が開かないようにロックし、前記画像読取部のみを開くと、前記画像読取部が開かないようにロックするロック機構を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ロック機構は、前記画像読取部の回動に連動して回動するロック部材を有し、
    前記ロック部材は、前記蓋のみを開くと、前記画像読取部の回動軸に沿って移動して前記画像読取部の回動を規制する第1の回動規制位置に移動し、前記画像読取部のみを開くと前記蓋の回動を規制する第2の回動規制位置に回動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. シートに画像を形成する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に対して回動することで前記画像形成装置本体に対し開閉可能に設けられており、原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部に対して回動することで前記画像読取部に対して開閉可能に設けられた蓋と、
    を有する画像形成装置において、
    前記蓋のみを開くと前記画像読取部が開かないようにロックし、前記画像読取部のみを開くと、前記画像読取部が開かないようにロックするロック機構を有し、
    前記ロック機構は、前記画像読取部の回動に連動して回動するロック部材を有し、
    前記ロック部材は、前記蓋のみを開くと、前記画像読取部の回動軸に沿って移動して前記画像読取部の回動を規制する第1の回動規制位置に移動し、前記画像読取部のみを開くと前記蓋の回動を規制する第2の回動規制位置に回動することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記ロック部材は、前記第1の回動規制位置にあるときに回転を規制されることで前記画像読取部が開かないようにロックし、前記第2の回動規制位置にあるときに前記回動軸に沿った移動を規制されることで前記蓋が開かないようにロックすることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ロック機構は、前記蓋の回動軸上を回動可能な第1のプーリと、前記画像読取部の回動軸上を回動可能な第2のプーリと、前記第1のプーリと前記第2のプーリとに張架されたベルトと、を有し、
    前記蓋の回動に連動して、前記第1のプーリ、前記ベルト、前記第2のプーリを介して前記ロック部材が前記第1の回動規制位置に移動することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記蓋の回動軸と、前記画像読取部の回動軸は、同一であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ロック部材が前記第1の回動規制位置にあることを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出信号に基づいて、前記画像形成装置本体の画像形成及び前記画像読取部の画像読取に必要な動作の一部を開始することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018180089A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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