JP2015204136A - 導光部材及びそれを用いた表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スポット状の均一な強度分布を有する光を得ることができる導光部材を提供する。
【解決手段】導光部材10は、光Lが出射する出射光源面6を有する光源5と、出射光源面6から出射した光Lが内部で散乱しながら伝搬するように、出射光源面6に対向して配置された第1散乱層20と、透過性材料で形成され第1散乱層20から出射した光Lが内部を伝搬方向fに伝搬するように、第1散乱層20の光源5とは反対側に第1散乱層20に対向して配置された導光体30とを備える。導光体30は、第1散乱層20から出射した光Lが導光体30の内部に入射する光入射面32と、導光体30の内部を伝搬する光Lが導光体30の内部から漏れないように、伝搬する光Lを反射させる反射側面35と、導光体30の内部を伝搬してきた光Lが出射する光出射面34とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、導光部材及びそれを用いた表示装置に関する。
一般に、人間は、液晶画面や画像スクリーンを介して映像情報を閲覧する。このような状況の下、小型の装置で迫力ある映像情報を伝達するものとして、メガネレンズに画像を表示させる表示装置(例えば、特許文献1参照)やメガネ型の網膜に直接画像を表示させる網膜投影型走査方式ディスプレイが提案されている(例えば、映像情報メディア学会誌Vol65,No.6,pp.758〜763(2011)、網膜走査投影方式ディスプレイ、非特許文献1参照)。
このような網膜走査投影方式ディスプレイは、光走査系からの走査された略平行の光を所定形状に束ねて、スポット状の均一な強度分布を有する光にし、その束ねられた光を直接眼に入射させる。観察者は、眼球の角膜と水晶体のレンズ作用によって直接網膜上に2次元走査画像を観察する(例えば、特許文献2参照)。
具体的には、図2に示すように、網膜走査投影方式ディスプレイ100は、略平行な光ビーム111を出射する光源131と、光ビーム111が光透過窓133を介して直接眼201に入射するように、光ビーム111を反射、偏向させる2次元走査光学系132と、光源131を制御する信号処理部134と、これらが納められた筐体130とを備える。網膜走査投影方式ディスプレイ100は、メガネのような機構により、観察者の顔200に取り付けられる。
網膜走査投影方式ディスプレイ100は、光源131から発せられた略平行な光ビーム111を、2次元走査光学系132により、直接、反射、偏向させて、眼201に直接入射させ、観察者の眼201の網膜上に2次元の走査画像を形成する。
このような網膜走査投影方式ディスプレイは、非常に小さいので、走査された略平行の光の強度分布が均一でないと、鮮明な走査画像を得ることができない。このため、スポット状の均一な強度分布を有する光が要求されている。
特開平11−64781号公報 特開2007−163882号公報
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/65/6/65_758/_pdf
本発明の課題は、スポット状の均一な強度分布を有する光を得ることができる導光部材及びそれを用いた表示装置を提供することにある。
本発明は、以下の導光部材及びそれを用いた表示装置を提供するものである。
[1] 光が出射する出射光源面を有する光源と、
前記出射光源面から出射した光が内部で散乱しながら伝搬するように、前記出射光源面に対向して配置された第1散乱層と、
透過性材料で形成され前記第1散乱層から出射した光が内部を伝搬方向に伝搬するように、前記第1散乱層の前記光源とは反対側に前記第1散乱層に対向して配置された導光体とを備え、
前記導光体は、前記第1散乱層から出射した光が前記導光体の内部に入射する光入射面と、前記導光体の内部を伝搬する光の少なくとも一部が前記導光体の内部から漏れないように、前記伝搬する光を反射させる反射側面と、前記導光体の内部を伝搬してきた光が出射する光出射面とを有する、導光部材。
[2] 前記第1散乱層は、拡散粒子を含有する層である、[1]に記載の導光部材。
[3] 前記導光体と前記第1散乱層とは、互いに接着されている、[1]又は[2]に記載の導光部材。
[4] 前記第1散乱層は、前記出射光源面から出射した光が前記第1散乱層に入射する第1光入射面と、前記第1散乱層の内部で散乱しながら伝搬してきた光が出射する第1光出射面とを有し、
前記第1光出射面と前記光入射面とは、互いに同一形状である、[1]から[3]のいずれかに記載の導光部材。
[5] 前記第1光出射面は、前記出射光源面より広い、[4]に記載の導光部材。
光源の出射光源面から出射した光は第1散乱層の内部において充分に散乱される。このとき、第1光出射面は出射光源面より広いので、散乱した光の殆どを第1光出射面から出射させることができる。
[6] 前記第1散乱層は、さらに、前記第1散乱層の内部を伝搬する光の少なくとも一部を反射させる第1反射界側面を有する、[1]から[5]のいずれかに記載の導光部材。
[7] さらに、前記光出射面から出射した光が内部で散乱しながら伝搬するように、前記導光体の前記第1散乱層とは反対側に前記光出射面に対向して配置された第2散乱層を備える、[1]から[6]のいずれかに記載の導光部材。
導光部材は、光を散乱させる第1散乱層又は第2散乱層を備えるので、第1散乱層又は第2散乱層から均一性を有する光を出射させることができる。このため、導光体の伝搬方向の長さを短くすることができ、さらに、導光部材を備える表示装置を小型化することができる。
[8] 前記第2散乱層は、拡散粒子を含有する層である、[7]に記載の導光部材。
第1散乱層や第2散乱層に光源や他の透明部材を接着したり、水のような液状の異物が第1散乱層や第2散乱層に付着したりしても、第1散乱層や第2散乱層が拡散粒子を含有する層であるので、第1散乱層や第2散乱層の内部にある拡散粒子の散乱機能が低下することを抑制することができる。
[9] 前記導光体と前記第2散乱層とは、互いに接着されている、[7]又は[8]に記載の導光部材。
導光体と第1散乱層又は第2散乱層とが互いに接着されているので、光を散乱させる散乱シート等を組み込まないでも、導光部材に散乱性を担保することができる。このため、導光部材を筐体に組み込む際に、導光体と第1散乱層や第2散乱層とを筐体に一括搭載することができるので、導光部材を用いた製品(例えば、表示装置)の生産性を高くすることができる。
[10] 前記第2散乱層は、前記光出射面から出射した光が前記第2散乱層に入射する第2光入射面と、前記第2散乱層の内部で散乱しながら伝搬してきた光が出射する第2光出射面とを有し、
前記第2光入射面と前記光出射面とは、互いに同一形状である、[7]から[9]のいずれかに記載の導光部材。
第1光出射面と光入射面とが互いに同一形状であったり、第2光入射面と光出射面とが互いに同一形状であったりすると、第1光出射面の全面と光入射面の全面とを接地面とすることができたり、第2光入射面の全面と光出射面の全面とを接地面とすることができたりするので、導光部材を筐体に載置する際等のハンドリング中に第1散乱層や第2散乱層が導光体から剥離してしまうことを抑制することができる。また、第1散乱層や第2散乱層が導光体に確実に接地しているので、第1散乱層や第2散乱層と導光体とを収納する筐体を小さくすることができる。
[11] 前記第2散乱層は、さらに、前記第2散乱層の内部を伝搬する光が前記第2散乱層の内部から漏れないように、前記伝搬する光を反射させる第2反射界側面を有する、[7]から[10]のいずれかに記載の導光部材。
第1散乱層又は第2散乱層の内部を伝搬する光が大きく散乱しても、伝搬する光を反射させる第1反射界側面又は第2反射界側面で反射するので、第1散乱層又は第2散乱層の内部を伝搬する光を第1散乱層又は第2散乱層の内部から殆ど漏らさないようにすることができる。
[12] さらに、前記光出射面から出射した光が伝搬するように、前記導光体の前記第1散乱層とは反対側に配置されたレンズを備える、[1]から[11]のいずれかに記載の導光部材。
光出射面から出射した光が導光体の第1散乱層とは反対側に配置されたレンズを伝搬するので、出射角度の広い光成分も投影することができるような高輝度の光にすることができる。
[13] 前記レンズは、略矩形の底面を有する、[12]に記載の導光部材。
レンズを介して出射した光は、矩形状の投影板、反射液晶、透過液晶等に伝搬されるが、レンズの底面の形状がこれらに合う形状であるので、出射した光はこれらから殆ど漏れず、光の無駄な成分を少なくすることができる。
[14] 前記導光体は、さらに、前記伝搬方向に対して直交する光軸直交方向における前記導光体の断面形状が前記光入射面から前記光出射面に向かうに従ってステップ状に拡大するステップ拡大部を有する、[1]から[13]のいずれかに記載の導光部材。
ステップ拡大部は、光入射面から光出射面に向かうに従ってステップ状に拡大しているので、導光体の内部を光入射面から光出射面に伝搬する光はステップ拡大部を殆ど伝搬しない。このため、導光部材を筐体等への組み込みをする際に、ステップ拡大部を筐体の保持部に接触するように保持させて、その接触した部分の光の反射率が低下しても、伝搬する光がステップ拡大部を殆ど伝搬しないので、導光体を伝搬する光の劣化(保持部が接触することによる光の反射率の吸収や光の散乱)を抑制することができる。
[15] 前記反射側面は、前記伝搬方向に対して直交する光軸直交方向における前記導光体の断面形状が前記光入射面から前記光出射面に向かうに従って徐々に変化するテーパ部を有する、[1]から[14]のいずれかに記載の導光部材。
テーパ部が、光入射面から光出射面に向かうに従って導光体の断面形状が徐々に縮小する縮小テーパであると、導光体の内部を伝搬する光をより短距離で光出射面における均一性を有する光にすることができる。また、テーパ部が、光入射面から光出射面に向かうに従って導光体の断面形状が徐々に拡大する拡大テーパであると、光出射面から出射する光の広がり角を低減することができる。
[16] 前記光源は、互いに異なる色の複数の発光点を有する、[1]から[15]のいずれかに記載の導光部材。
光源は、RGBのような互いに異なる色の発光点を有するので、良好な光の均一性を有する導光部材を提供することができる。
[17] [1]から[16]のいずれかに記載の導光部材を用いた表示装置。
本発明によれば、スポット状の均一な強度分布を有する光を得ることができる導光部材及びそれを用いた表示装置を提供することができる。
本発明に係る導光部材の概略平面図である。 図1に示した導光部材を用いた表示装置の断面構成図である。
図面を参照して、本発明に係る導光部材を説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施の形態に限定されない。
図1に示すように、本発明に係る導光部材10は、光源5と、第1散乱層20と、導光体30とを備える。さらに、導光部材10は、第2散乱層40とレンズ50とを備える。
導光部材10の第1散乱層20と第2散乱層40との距離は、光の均一性に問題の無い長さであれば特に制限はないが、本実施形態では、約4mmであり、後述する第1散乱層20の第1光入射面21は矩形や多角形状であれば特に問題は無いが、本実施形態では1.05mm×1.85mmの矩形状を有し、その比率は16:9である。
本実施形態の光源5は、互いに異なる色の3つの発光点(R、G、B)を有する。各発光点は、光が出射する出射光源面6を有する。各発光点は、光が所定の範囲に広がるように構成されていることが好ましい。発光点は、発光点からの光が導光部材10に入射可能な位置に適宜配置されていればよく、本実施例では3つの発光点は、所定の距離を置いて一列に配置されている。
光源5は、所定の光を発することができれば、特に限定されず、公知の光源であってもよく、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)、レーザー、ハロゲンランプ等を挙げることができる。
第1散乱層20は、直方体の形状を有し、出射光源面6から出射した光Lが内部で散乱しながら伝搬するように、出射光源面6に対向して配置されている。
第1散乱層20は、第1光入射面21と、第1光出射面22とを有する。第1散乱層20は、さらに、第1反射界側面23を有する。
第1光入射面21は、第1散乱層20の表面の一部で有り、出射光源面6から出射した光が第1散乱層20に入射する面である。
第1光出射面22は、第1散乱層20の表面の別の一部で有り、第1散乱層20の内部で散乱しながら伝搬してきた光が出射する面である。第1光出射面22は、出射光源面6より広いことが好ましい。そのようにすることにより、光源5の出射光源面6から出射した光Lは第1散乱層20の内部において充分に散乱される。このとき、第1光出射面22は出射光源面6より広いので、散乱した光Lの殆どを第1光出射面22から出射させることができる。
第1反射界側面23は、第1散乱層20の表面のさらに別の一部で有り、第1散乱層20の内部を伝搬する光Lの少なくとも一部を、好ましくはできるだけ多くの光が、第1散乱層20の内部から漏れないように、伝搬する光Lを第1散乱層20の内部に向けて反射させる面である。
第1散乱層20は、伝搬する光Lを反射させる第1反射界側面23を有するので、第1散乱層20の内部を伝搬する光Lが大きく散乱しても、第1散乱層20の内部を伝搬する光Lを第1散乱層20の内部から殆ど漏らさないようにすることができる。
第1散乱層20としては、散乱ビーズ入りの透過性樹脂、表面を散乱シートで覆った透過性樹脂、それらの複合樹脂等で形成されている。第1散乱層20が散乱ビーズ入りの透過性樹脂で形成されていると、第1散乱層20は拡散粒子を含有する層となる。第1散乱層20が拡散粒子を含有する層であると、第1散乱層20を光源や他の透明部材に接着させたり、水のような液状の異物が第1散乱層20に付着したりしても、第1散乱層20の内部にある拡散粒子が散乱機能の低下を抑制することができる。
本実施形態の第1散乱層は、屈折率1.49の樹脂ワニスに屈折率1.59(粒径約3.0μm)の樹脂ビーズが含有されている。
第1散乱層20の厚みは、10μm〜1.0mmであると散乱の機能を付与しやすいため好ましく、20μm〜0.5mmであると、小型化の観点及び第1散乱層20の形成性の観点からより好ましく、50μm〜0.3mmであるとさらに好ましい。
第1散乱層20の拡散粒子としては、ガラス、樹脂、空隙等の透明な粒子を挙げることができる。第1散乱層20の拡散粒子の平均粒径は、散乱の度合いが波長に依存しにくい観点及び散乱の効率の観点から1μm〜10μmであることが好ましく、より効率のよい散乱が可能である観点から1〜8μmが特に好ましい。なお、拡散粒子の平均粒子径は、レーザー回折散乱法により測定することができる。
導光体30は、光入射面32と反射側面35と光出射面34とを有する。導光体30は、さらに、ステップ拡大部36を有する。
導光体30は、第1散乱層20から出射した光Lが内部を伝搬方向fに伝搬するように、第1散乱層20の光源5とは反対側に第1散乱層20に対向して配置されている。導光体30と第1散乱層20とは、互いに接着されていることが好ましい。導光体30と第1散乱層20とを接着させる接着剤としては、透過性を有する接着剤であることが好ましく、例えば、液状又はシート状の接着剤が挙げられ熱硬化型接着剤や光硬化型接着剤等を挙げることができる。
導光体30は、透過性材料で形成され、例えば、ガラス、透明樹脂等を例示することができる。
光入射面32は、第1散乱層20から出射した光Lが導光体30の内部に入射する面である。
反射側面35は、導光体30の内部を伝搬する光Lが導光体30の内部から漏れないように、伝搬する光Lを導光体30の内部に向けて反射させる面である。
反射側面35は、伝搬方向fに対して直交する光軸直交方向における導光体30の断面形状が光入射面32から光出射面34に向かうに従って徐々に変化するテーパ部37を有する。テーパ部37は、光入射面32から光出射面34に向かうに従って導光体30の断面形状が徐々に拡大する拡大テーパである。このため、光出射面34から出射する光の広がり角を低減することができる。なお、テーパ部37が、光入射面32から光出射面34に向かうに従って導光体30の断面形状が徐々に拡大する拡大テーパであってもよい。この場合、導光体30の内部を伝搬する光Lをより短距離で光出射面34における均一性を有する光にすることができる。
光出射面34は、導光体30の内部を伝搬してきた光Lが出射する面である。光出射面34から出射する光としては、例えば、反射側面35で反射された光や反射側面35で反射されなかった光である。光出射面34は、第2光入射面41と同一形状であることが好ましい。
ステップ拡大部36は、伝搬方向fに対して直交する光軸直交方向における導光体30の断面形状が光入射面32から光出射面34に向かうに従ってステップ状に拡大している部分である。そして、ステップ拡大部36がステップ状に拡大しているので、反射側面35において、光入射面32側から伸びるテーパ部37が、光出射面34側から伸びるテーパ部37の内側に入り込むように伸びており、その両者の端部を結ぶように、ステップ面36aが形成されている。ステップ面36aはステップ拡大部36の表面になる。このため、光入射面32から導光体30の内部を介してステップ面36aを見ると、ステップ面36aは、光入射面32側から伸びるテーパ部37の陰に隠れることになるので、導光体30の内部を伝搬する光Lは、ステップ面36aの近傍の部位であるステップ拡大部36を殆ど伝搬しない。したがって、導光部材10を筐体等への組み込みをする際に、ステップ拡大部36を筐体の保持部60に接触するように保持させることにより、ステップ拡大部36の屈折率が変化しても、伝搬する光Lがステップ拡大部36を殆ど伝搬しないので、導光体30を伝搬する光Lの劣化(保持部60が接触することによる光の反射率の吸収や光の散乱)を抑制することができる。
導光体30と第1散乱層20とは、互いに接着されていることが好ましい。導光体30と第1散乱層20とが互いに接着されていると、光を散乱させる散乱シート等を組み込まないでも、導光部材10に散乱性を担保することができる。このため、導光部材10を筐体に組み込む際に、導光体30と第1散乱層20とを筐体に一括搭載することができるので、導光部材10を用いた製品(例えば、表示装置)の生産性を高くすることができる。
第1光出射面22と光入射面32とは、互いに同一形状であることが好ましい。第1光出射面22と光入射面32とが互いに同一形状であると、第1光出射面22の全面と光入射面32の全面とを接地面とすることができるので、導光部材10のハンドリング中に第1散乱層20が導光体30から剥離してしまうことを抑制することができる。また、第1散乱層20が導光体30に確実に接地しているので、第1散乱層20と導光体30とを収納する筐体を小さくすることができる。
第2散乱層40は、直方体の形状を有し、光出射面34から出射した光Lが内部で散乱しながら伝搬するように、導光体30の第1散乱層20とは反対側に、光出射面34に対向して配置されている。導光部材10は、光Lを散乱させる第2散乱層40を備えるので、第2散乱層40から均一性を有する光Lを出射させることができる。このため、導光体30の伝搬方向fの長さを短くすることができるので、導光部材10を小型化することができる。
第2散乱層40は、第2光入射面41と第2光出射面42とを有する。第2散乱層40は、さらに、第2反射界側面43を有する。
第2光入射面41は、第2散乱層40の表面の一部で有り、光出射面34から出射した光Lが第2散乱層40に入射する面である。
第2光出射面42は、第2散乱層40の表面の別の一部で有り、第2散乱層40の内部で散乱しながら伝搬してきた光Lが出射する面である。
第2反射界側面43は、第2散乱層40の表面のさらに別の一部で有り、第2散乱層40の内部を伝搬する光Lが第2散乱層40の内部から漏れないように、伝搬する光Lを第2散乱層40の内部に向けて反射させる面である。
第2散乱層40は、伝搬する光Lを反射させる第2反射界側面43を有するので、第2散乱層40の内部を伝搬する光Lが大きく散乱しても、第2散乱層40の内部を伝搬する光Lを第2散乱層40の内部から殆ど漏らさないようにすることができる。
第2散乱層40としては、ガラス、透明樹脂等で形成されており、第2散乱層40の拡散粒子を含有する層である。第2散乱層40が拡散粒子を含有する層であるので、第2散乱層40を光源や他の透明部材に接着させたり、水のような液状の異物が第2散乱層40に付着したりしても、第2散乱層40の内部にある拡散粒子が散乱機能の低下を抑制する。第2散乱層40の拡散粒子としては、ガラス、樹脂、空隙等の透明な粒子を挙げることができる。第2散乱層40の拡散粒子の直径は、散乱の度合いが波長に依存しにくい観点及び散乱の効率の観点から1μm〜10μmであることが好ましく、より効率のよい散乱が可能である観点から1〜8μmが特に好ましい。
第2散乱層40は、第1散乱層20に比べて、透過性が高く、散乱される光の角度が大きいことが好ましい。
本実施形態の第1散乱層は、屈折率1.49の樹脂ワニスに屈折率1.59(平均粒径3.0μm)の樹脂ビーズが含有されている。
導光体30と第2散乱層40とは、互いに接着されていることが好ましい。導光体30と第2散乱層40とが互いに接着されていると、光を散乱させる散乱シート等を組み込まないでも、導光部材10に散乱性を担保することができる。このため、導光部材10を筐体に組み込む際に、導光体30と第2散乱層40とを筐体に一括搭載することができるので、導光部材10を用いた製品(例えば、表示装置)の生産性を高くすることができる。
第2光入射面41と光出射面34とは、互いに同一形状であることが好ましい。第2光入射面41と光出射面34とが互いに同一形状であると、第2光入射面41の全面と光出射面34の全面とを接地面とすることができるので、導光部材10のハンドリング中に第2散乱層40が導光体30から剥離してしまうことを抑制することができる。また、第2散乱層40が導光体30に確実に接地しているので、第2散乱層40と導光体30とを収納する筐体を小さくすることができる。
レンズ50は、光出射面34から出射した光が伝搬するように、導光体30の第1散乱層20とは反対側に配置されている。具体的には、レンズ50は、第2散乱層40の導光体30とは反対側に第2散乱層40に対向して配置されている。このため、光出射面34、即ち、第2光出射面42から出射した光Lはレンズ50を伝搬するので、出射角度の広い光成分も投影することができるような高輝度の導光部材10を提供することができる。
レンズ50は、略矩形の底面51を有することが好ましい。このため、矩形の底面51を有するレンズ50を介して凸面52から出射した光Lは、良好な均一性を有するので、投影板、反射液晶、透過液晶等から殆ど漏れない。このため、光の無駄な成分を少なくすることができる。
レンズ50は、例えば、単眼や複眼であってもよいし、平凸レンズやフレネルレンズであってもよい。
以上の導光部材10は、以下のように、作用する。
先ず、光源5の3つの発光体が光Lを出射する。3つの発光体はいわゆる点光源であり、また、第1散乱層20の第1光入射面21は所定の広さを有する面である。このため、第1光入射面21には、発光体に近い箇所や、発光体から遠い箇所があり、また、発光体からの光の第1光入射面21への入射角度も、第1光入射面21の全体で異なる。
つまり、発光体から出射された光は、第1光入射面21全体において不均一な強度分布かつ様々な入射角度で第1光入射面21に入射することになる。
ところが、第1散乱層20は、出射光源面6から出射した光Lが内部で散乱しながら伝搬するように、出射光源面6に対向して配置されているので、3つの発光点から出射された光Lは、第1散乱層20の内部を伝搬することにより、強度の強い光と強度の弱い光とが混在するように、第1散乱層の内部で散乱すると共に、それらの方向も概ね伝搬方向fに対して均等にばらつくようになる。さらに、伝搬する光Lが第1散乱層20の側面から出射しようとしても、その側面は光Lを反射させる第1反射界側面23であるから、光Lは殆ど第1散乱層20の側面から出射しない。その結果、損失の少ない、均一の強度分布と光の方向とが均一にばらついた光Lが第1散乱層20から出射する。
次に、第1散乱層20の第1光出射面22から出射した光Lは、導光体30の光入射面32から入射する。このとき、第1光出射面22から出射した光Lは、第1散乱層20で光の強度分布が均一になるようにかつ光の方向が均一にばらつくように、すでに散乱されているので、導光体30の伝搬方向fの長さを短くすることができる。
導光体30の光入射面32から入射した光Lは、導光体30の反射側面35で反射されながら、光出射面34から出射する。このとき、反射側面35は、伝搬方向fに対して直交する光軸直交方向における導光体30の断面形状が光入射面32から光出射面34に向かうに従って徐々に広くなるテーパ部37を有するので、光出射面34から出射する光の広がり角は低減される。
また、ステップ拡大部36を筐体の保持部60に接触するように保持させることにより、ステップ拡大部36の屈折率が変化しても、伝搬する光Lがステップ拡大部36を殆ど伝搬しないので、導光体30を伝搬する光Lの劣化(保持部60が接触することによる光の反射率の吸収や光の散乱)は抑制される。
次に、光出射面34から出射した光Lは、第2散乱層40の第2光入射面41から入射する。そして、第2光入射面41から入射した光Lは、第2散乱層40の内部で散乱しながら伝搬し、第2光出射面42から出射する。
第2散乱層40は、第1散乱層20に比べて、透過性が高く、散乱される光の角度が大きいことが好ましい。第2光出射面42から出射する光Lは、より角度成分の分布に偏りが少ないと共に、均一な強度分布を有する。
そして、第2光出射面42から出射した光Lは、レンズ50の底面51から入射し、レンズ50の内部を伝搬し、凸面52から出射する。このため、凸面52から出射した光Lは、レンズ50により、スポット状の均一な強度分布を有する光になる。
本発明に係る表示装置は、例えば、図2に示す網膜走査投影方式ディスプレイ100の光源131に導光部材10を用いることで得ることができる。
以上の説明から明らかなように、導光部材10は、光Lが出射する出射光源面6を有する光源5と、出射光源面6から出射した光Lが内部で散乱しながら伝搬するように、出射光源面6に対向して配置された第1散乱層20と、透過性材料で形成され第1散乱層20から出射した光Lが内部を伝搬方向fに伝搬するように、第1散乱層20の光源5とは反対側に第1散乱層20に対向して配置された導光体30とを備える。導光体30は、第1散乱層20から出射した光Lが導光体30の内部に入射する光入射面32と、導光体30の内部を伝搬する光Lが導光体30の内部から漏れないように、伝搬する光Lを反射させる反射側面35と、導光体30の内部を伝搬してきた光Lが出射する光出射面34とを有する。このため、導光部材10は、スポット状の均一な強度分布を有する光を得ることができる。
[実施例1]
屈折率1.46のガラス板(厚み;3.6mm)の両面に、屈折率1.59の樹脂ピーズ(スチレン系樹脂、平均粒径3.0μm)を屈折率1.49の樹脂層(アクリル系樹脂)に体積率で20%含有させた第1散乱層(厚み200μm)及び第2散乱層(厚み200μm)を形成した。
次に、ダイシングソー(DAC552、株式会社ディスコ社製)を用いて第1散乱層、導光体、第2散乱層を1.05mm×1.85mm(高さ4.0mm)に切り出し、導光部材を作製した。導光体の表裏には導光体と同一の断面形状の第1散乱層と第2散乱層が具備されている。
得られた導光部材の第1散乱層側に、0.7mmピッチにRGBが配列したLED光源を配置して光源を点灯させたところ、第2散乱層側での光の色むらも少なく、5cm投影させた像も良好であった。
[実施例2]
実施例1において、光源をレーザーに変更したところ、第2散乱層側での光の色むらも少なく、5cm投影させた像も良好であった。
[実施例3]
実施例1において、第2散乱層の光軸方向に底面形状が1.05mm×1.85mmの底面を有するレンズ(厚み0.5mm)を配置したところ、5cm投影させた像は光量が大きく良好であった。
[実施例4]
実施例1において、8°の傾斜面を有するダイシングソーを用いて、第1散乱層側から1mmまでの位置に導光体の面積が拡大するテーパ部を設けるように加工し、次いで先の加工面から外側に0.05mmの段差を設けてさらに3mm加工してテーパ部37及びステップ拡大部36を有する導光部材を作製した。
ステップ拡大部36近傍の拡大された側の導光体を保持部60で保持し、実施例1と同様にLEDを入射したところ、第2散乱層側での光の色むらもより少なく、5cm投影させた像もより良好であった。
[比較例1]
実施例2において第1散乱層を設けなかった以外は同様の方法で導光部品を作製した。第2散乱層と反対の面の導光部材に光を入射したところ、第2散乱層側での光の色むらは大きく、5cm投影させた像も色むらがあった。
5 光源
6 光源の出射光源面
10 導光部材
20 第1散乱層
21 第1散乱層の第1光入射面
22 第1散乱層の第1光出射面
23 第1散乱層の第1反射界側面
30 導光体
32 導光体の光入射面
34 導光体の光出射面
35 導光体の反射側面
36 導光体のステップ拡大部
37 導光体のテーパ部
40 第2散乱層
41 第2散乱層の第2光入射面
42 第2散乱層の第2光出射面
43 第2散乱層の第2反射界側面
50 レンズ
51 レンズの底面
52 レンズの凸面

Claims (17)

  1. 光が出射する出射光源面を有する光源と、
    前記出射光源面から出射した光が内部で散乱しながら伝搬するように、前記出射光源面に対向して配置された第1散乱層と、
    透過性材料で形成され前記第1散乱層から出射した光が内部を伝搬方向に伝搬するように、前記第1散乱層の前記光源とは反対側に前記第1散乱層に対向して配置された導光体とを備え、
    前記導光体は、前記第1散乱層から出射した光が前記導光体の内部に入射する光入射面と、前記導光体の内部を伝搬する光の少なくとも一部が前記導光体の内部から漏れないように、前記伝搬する光を反射させる反射側面と、前記導光体の内部を伝搬してきた光が出射する光出射面とを有する、導光部材。
  2. 前記第1散乱層は、拡散粒子を含有する層である、請求項1に記載の導光部材。
  3. 前記導光体と前記第1散乱層とは、互いに接着されている、請求項1又は2に記載の導光部材。
  4. 前記第1散乱層は、前記出射光源面から出射した光が前記第1散乱層に入射する第1光入射面と、前記第1散乱層の内部で散乱しながら伝搬してきた光が出射する第1光出射面とを有し、
    前記第1光出射面と前記光入射面とは、互いに同一形状である、請求項1から3のいずれかに記載の導光部材。
  5. 前記第1光出射面は、前記出射光源面より広い、請求項4に記載の導光部材。
  6. 前記第1散乱層は、さらに、前記第1散乱層の内部を伝搬する光の少なくとも一部を反射させる第1反射界側面を有する、請求項1から5のいずれかに記載の導光部材。
  7. さらに、前記光出射面から出射した光が内部で散乱しながら伝搬するように、前記導光体の前記第1散乱層とは反対側に前記光出射面に対向して配置された第2散乱層を備える、請求項1から6のいずれかに記載の導光部材。
  8. 前記第2散乱層は、拡散粒子を含有する層である、請求項7に記載の導光部材。
  9. 前記導光体と前記第2散乱層とは、互いに接着されている、請求項7又は8に記載の導光部材。
  10. 前記第2散乱層は、前記光出射面から出射した光が前記第2散乱層に入射する第2光入射面と、前記第2散乱層の内部で散乱しながら伝搬してきた光が出射する第2光出射面とを有し、
    前記第2光入射面と前記光出射面とは、互いに同一形状である、請求項7から9のいずれかに記載の導光部材。
  11. 前記第2散乱層は、さらに、前記第2散乱層の内部を伝搬する光の少なくとも一部を反射させる第2反射界側面を有する、請求項7から10のいずれかに記載の導光部材。
  12. さらに、前記光出射面から出射した光が伝搬するように、前記導光体の前記第1散乱層とは反対側に配置されたレンズを備える、請求項1から11のいずれかに記載の導光部材。
  13. 前記レンズは、略矩形の底面を有する、請求項12に記載の導光部材。
  14. 前記導光体は、さらに、前記伝搬方向に対して直交する光軸直交方向における前記導光体の断面形状が前記光入射面から前記光出射面に向かうに従ってステップ状に拡大するステップ拡大部を有する、請求項1から13のいずれかに記載の導光部材。
  15. 前記反射側面は、前記伝搬方向に対して直交する光軸直交方向における前記導光体の断面形状が前記光入射面から前記光出射面に向かうに従って徐々に変化するテーパ部を有する、請求項1から14のいずれかに記載の導光部材。
  16. 前記光源は、互いに異なる色の複数の発光点を有する、請求項1から15のいずれかに記載の導光部材。
  17. 請求項1から16のいずれかに記載の導光部材を用いた表示装置。
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