JP2015203685A - 環境監視システム及び環境監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストで長期間安定して使用が可能な環境監視システムを提供する。【解決手段】 環境監視システムは、それぞれが環境発電素子と発光素子を有する複数のセンサ装置と、前記複数のセンサ装置を一括して撮影するカメラと、前記カメラにより撮影された像を一定の合成期間にわたって合成して前記合成期間ごとに合成画像を取得し、前記合成画像における変化から環境中の変化を検出する画像制御装置と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、環境監視システム及び環境監視方法に関する。
センサネットワークを用いて、センサの位置情報を含む検出情報をモニタリングする場合に、光発信型のタグやセンサが用いられている。たとえば、光タグごとにIDを付与して発光をカメラで撮像し、その光タグに関する情報を記録する方法(たとえば、特許文献1参照)や、センサの取得情報に対応する発光パターンをカメラで撮像して環境を監視するシステム(たとえば、特許文献2参照)が知られている。また、GPS(Global Positioning System)を用いて地すべりをモニタするシステムが知られている(たとえば、非特許文献1参照)。
これらの公知のシステムでは、各光タグ、各光センサ、あるいは各GPS観測局は、電池または電線から電力供給をうける。電池を用いる場合は、頻繁に電池交換をしなければならない。電線から電力供給を受ける場合は、大がかりな工事が必要である。
いずれの場合も、監視場所への人の立ち入りが必要であるが、安全性やセキュリティの観点から、できる限り監視場所への立ち入りは回避したい。GPSを用いる場合は、数値情報を位置情報に変換する処理や、GPSの精度を向上するための演算が必要である。
一方、センサネットワークにおいて、環境発電素子の開発が進んでいる。環境発電(エネルギーハーベスティング)とは、熱や振動等の環境中の微小なエネルギーを電力に変換する技術であり、例えば温度差を電気に変換する熱電変換が挙げられる。環境発電素子を用いれば、電池や電線からの電力供給を必要とせずに、長期間の自己発電が可能であり、低コストでセンサネットワークを構築できる可能性が高い。
特開2007−4438号公報 特開2007−164506号公報
「GPSを利用した高精度地すべりモニタリングシステム」、小田真嗣他、日本無線技法No. 47, 2005, pp.44-47 (http://www.jrc.co.jp/jp/company/html/review47/pdf/JRCreview47_11.pdf)
環境発電素子を用いる場合、次のような課題が発生する。
(1)環境環境発電によって発生する電力は微量であるため、GPS観測局の駆動は困難である。
(2)発光素子を用いたセンサネットワークについては、常時点灯が困難なため、点滅動作となる。このとき、環境中に設置された複数の発光デバイスは、それぞれの発電量に応じて独自のタイミングで発光・消灯を繰り返すので、特定の時点ですべての発光素子の位置情報を検知するのは困難である。
(3)上述した既存システムの光タグや光センサは、カメラからの光コマンドを受信して発光タイミングを同期するが、光コマンドの受信や復調に別途電力を消費するため、環境発電素子との両立は難しい。
そこで、低コストで長期間安定して使用が可能な環境監視システムと手法を提供することを課題とする。
ひとつの態様では、環境監視システムは、
それぞれが環境発電素子と発光素子を有する複数のセンサ装置と、
前記複数のセンサ装置を一括して撮影するカメラと、
前記カメラにより撮影された像を一定の合成期間にわたって合成して前記合成期間ごとに合成画像を取得し、前記合成画像における変化から環境中の変化を検出する画像制御装置と、
を有する。
低コストで長期間安定して使用が可能な環境監視システムと手法が実現する。
実施形態の環境監視システムの基本概念を示す図である。 実施形態の環境監視システムの概略ブロック図である。 実施形態の環境監視方法の基本フローである。 実施形態の環境監視システムで用いるセンサノードの一例を示す図である。 合成画像の取得を説明する図である。 合成画像からの変位の検出フローを示す図である。 一定時間の合成画像から変位を検出する例を説明する図である。 一定時間の合成画像から障害物を検出する例を説明する図である。 実施形態のセンサノードの変形例を示す図である。 実施形態のセンサノードの別の変形例を示す図である。 光変調による情報送信例を示す図である。 実施形態の環境監視システムの地すべり検知システムへの適用例を示す図である。
図1は、実施形態の環境監視システム1の基本概念を示す図である。監視対象となる環境中に、1以上のセンサ装置10(以下の説明では、「センサノード10」と称する)を配置する。各センサノード10は、環境発電素子12を有する電源チップ11と、発光素子15a〜15c(以下、適宜「発光素子15」と総称する)を有する。各センサノード10が有する発光素子15の数は特に制限されない。
環境発電素子12は、温度差や室内光などの環境変化を電気に変換する素子であり、生成された電気は、二次電池などの蓄電素子14に蓄積される。この意味で、電源チップ11を「自己発電電源チップ」と呼んでもよい。発光素子15はたとえば近赤外LED(Light Emitting Diode)であり、環境発電素子12によって生成された電気で一定時間点灯する。
複数のセンサノード10の画像をカメラ21で一括して取得し、発光の時間変位を観察することで、センサノード10の位置変化や障害物の有無を検出する。カメラ21は、後述する画像認識装置20(図2参照)の一部に組み込まれてもよいし、画像認識装置20の外部機器として用いられてもよい。
実施形態で、各センサノード10はカメラ21からの同期コマンドなしに、環境発電素子12からの電力が一定レベルに達したタイミングで発光する。したがって、複数のセンサノード10の画像を一括して取得し処理するには、工夫が必要である。そこで、実施形態では画像認識装置20で一定期間の画像を合成し、疑似的にシステム内の発光素子が同時に発光したとみなす。画像合成の具体的な手順は、図5〜8を参照して後述する。
図1の例に戻ると、取得した画像中のセンサノード10−1に対応する領域で、一部の発光素子(たとえば発光素子15c)が認識できなくなった場合、発光素子15cからの光を遮断する何らかの障害物の存在が検出され得る。また、センサノード10−2に対応する画像領域で発光素子15a〜15cの位置が全体的に変位したときは、センサノード10−2が配置されている物体や地盤の移動が検出される。
図2は、環境監視システム1の概略ブロック図である。環境監視システム1は、被監視環境中に配置される複数のセンサノード10A−1、10A−2、...10A−n(適宜、「センサノード10A」と総称する)と、複数のセンサノード10Aを一括して監視する画像認識装置20を含む。
センサノード10Aは、発光素子15と電源部11Aを有する。発光素子15には、LED等を用いることができる。様々な発光波長を用いることができるが、赤外線領域を用いるのが適している。赤外線を用いる利点として、肉眼では発光を確認できない点、低電圧で駆動が可能な点などが挙げられる。
電源部11Aは、環境発電素子12と、電力制御回路13と、蓄電素子14と、変調回路16を有する。電力制御回路13は、環境発電素子12により熱や光から生成された電力を、蓄電素子14に蓄積する。変調回路16は、発光素子15の点滅を制御する。また、光変調により、各センサノード10Aの識別情報(ID)をカメラ21に認識させることができる。赤外線のキャリア周波数は、一般的に用いられる38kHz(26μsec)であるため、発光素子15には、これよりも十分に長い時間の点灯能力が求められる。電力制御回路13は、蓄電素子14に点滅あるいは光変調が可能な電力が蓄積された後に、蓄電素子14から発光素子15に電力を供給する。したがって、各センサノード10Aで複数の発光素子15は不均一な間隔で点滅する。
画像認識装置20は、画像を取得するカメラ21、画像制御回路(画像制御装置)22、及び制御コンピュータ(PC)23を含む。カメラ21として、一般的なカメラを用いることができる。肉眼と異なり、一般的なカメラでも赤外光の検出が可能だからである。制御コンピュータ23は汎用的な演算装置でよい。画像制御回路22は、各発光素子15から位置情報等を検出するために、一定期間の画像を合成処理し、合成処理された画像の経時変化から、被監視物の歪みや位置ずれ等を検知する。画像合成処理と変位等の検出の詳細については後述する。合成処理された画像は図示しない表示部で表示されてもよい。画像制御回路22での画像処理を容易にするために、赤外線フィルタを使用してもよい。
図3は、実施形態の環境監視方法の基本フローを示す。まず、監視もしくは情報収集したい場所に、自己発電型の発光素子15を設置する(S1)。自己発電型の発光素子15は、センサノード10(あるいは10A)の一部として電源チップ11や電源部11Aに接続され、たとえば、図4に示すように地表に設置される。
次に、システム内の発光素子15の発光の時間変位をカメラ21で一括して監視し(S3)、一定期間にわたる合成画像を取得する(S4)。次に、合成画像から、発光素子15の位置変化や障害物の有無を検出する(S5)。
図4は、センサノード10Aの設置例を示す図である。センサノード10Aは、本体19の一部が地中に埋められ、発光素子15は地表から一定の高さに配置される。センサノード10Aは、環境発電素子12として熱電変換素子12Aを有する。熱電変換素子12Aは、複数のp型熱電構造体とn型熱電構造体、およびこれらを直列接続する電極と保護部から構成される。熱電変換素子12Aとして、市販品(KELK社製、Micropelt社製等)を用いてもよい。
熱電変換素子12Aは、電力制御回路13、蓄電素子14、および変調回路16が搭載された電子部品に接続されている。本体19は、熱電変換素子12Aに温度差を印加するため、伝熱部18a、18bと、断熱部17を有する。伝熱部18a、18bは熱伝導率の高い材質が適しており、銅などを用いることができる。断熱部17は、伝熱部18aと18bの間に配置され、本体19の側面を覆う。断熱部17は、できる限り熱伝導率を低くするために、たとえば外周部をコンクリートや塩化ビニル等で形成し、内部を空洞とする。
本体19の一部が埋め込まれる地中はほぼ一定の温度であり、伝熱部18aが受ける温度もほぼ一定している。一定温度の観点から、本体19は地中3〜5m(○:メートル、×:ミリメートル)の深さまで埋め込まれているのが望ましい。他方、地表に配置される伝熱部18bは地表の温度変化の影響を受ける。地中の温度と地表の温度との温度差が熱電変換素子12Aに印加されると、温度差に応じた電力が生成され、蓄電素子14に電力が蓄積される。蓄電素子14に、発光素子15の点滅あるいは光変調に足りる電力が蓄積されたなら、電力制御回路13は蓄電素子14から電力を発光素子15に供給する。
熱電変換素子12Aに印加される温度差が小さい場合は、高電圧出力が困難である。この点で、発光素子15として駆動電圧の低い長波長のLEDを用いるのが望ましい。
図5は、図3の合成画像の取得(S4)方法を説明する図である。図5の例では、簡略化のために各センサA〜Dが一つの発光素子15を有するものとする。上述のように、実施形態の発光素子15は、環境発電素子12からの電力によって点滅動作を行う。各センサノード10Aで蓄積される電力量や電力蓄積速度にばらつきがあることから、複数の発光素子15間での点滅周期の同期は困難である。また、図4のように環境発電素子12として熱電変換素子12Aを用いた場合は、発光素子15の点滅周期は熱電変換素子12Aが受ける温度差に依存し、各発光素子15の点滅周期は常に変動する。
そこで、実施形態では、画像認識装置20の画像制御回路22で、一定期間にわたる合成画像を取得する。
図5の横軸は時間経過、縦軸は各センサA〜Dとカメラの状況を示す。現在の合成期間Tにおいて、センサAとセンサBは時刻t1で発光し、センサCは時刻t2で発光し、センサDは時刻t3で発光する。センサCは同じ合成期間T内の時刻t4でも発光し、センサBは合成期間T内の時刻t5でも発光する。
合成画像25(T)を得るためには、一度の発光画像を取得すれば十分なので、合成期間T内で2回発光したセンサCとBについては、最初の発光画像だけを用い、2度目以降の発光画像は使用しなくてもよい。あるいは合成期間内に複数回数発光した発光素子については、いずれか一つの発光画像だけを用いればよい。この処理により、合成期間Tにおける合成画像25(T)が得られる。
次の合成期間(T+1)でも同様に、一定時間にわたって合成画像を取得する。合成期間(T+1)で、センサBは時刻t4で発光したがカメラ21にて認識できなかったため、時刻t4でのセンサBの画像は取得されない。この結果、合成期間(T+1)における合成画像25(T+1)は、センサBの発光にもかかわらず点灯していない(カメランで認識されない)画像となる。この様な場合は、センサBとカメラの間に障害物が介在すると考えられる。 合成に適した時間(周期)は、次のようにして求めることができる。まず、発光素子15の点滅時間から必要なエネルギーを算出する。たとえば、赤外光のLEDを1秒間点灯させる場合、1.3 V x 10 mA x 1 s=13 mVAs=13 mJの電力が必要である。熱電変換素子12Aの発電量を10 μW/Kとすると、温度差1 Kのとき20分程度で1回の発光が可能であることが分かる。合成期間Tとしてこの発光周期よりも長い時間を設定する。
カメラ21の近傍にセンサネットワークと同一のセンサノードをダミーセンサとして設置することで、それぞれの時間に熱電変換素子12Aに印加される温度差をほぼ測定することができ、温度差から発光の一周期を計算してもよい。また、合成期間Tの長さは、季節に応じて変えてもよい。たとえば、図4の構成で、夏や冬など地中と地表の温度差が大きい場合に合成期間Tを短くし、春、秋等に合成期間Tを長く設定してもよい。
図6は、変位検出(図3のS5)の具体的な処理フローである。今回の処理ラウンドをTとして(S51)、合成画像(T)における各センサノード10の位置f(T)を検出する(S52)。説明を簡略化するため、この例では各センサノード10が一つの発光素子15を有することとする。各センサノード10の位置f(T)は、カメラ21のスクリーン座標で表してもよい。次に、期間T+1で取得した合成画像(T+1)における各センサノード10の位置f(T+1)を検出する(S53)。
合成画像(T)のセンサノード10の位置と、合成画像(T+1)のセンサノード10の位置を比較する(S54)。各センサノードの位置が同じ場合は(S54でYes)、「異常なし」と判断し、Tを一つ増加して(S55)次の合成画像を取得し、S52〜S54を繰り返す。センサノード位置に変化がある場合は(S54でNo)、変位を検出し(S56)、通知する。変位が検出された場合に「異常あり」として警告を発生してもよい。
図7及び図8は、合成画像からの変位検出の具体例を示す。図7の合成画像(T)で、規則的に並んだ複数の発光素子の画像25が一括して取得されている。次の合成期間(T+1)に取得された合成画像(T+1)で、ある発光素子の画像25の位置に変化が生じている。この位置変化は、環境監視システム1の監視対象物の位置ずれあるいは歪として検出される。
図8では、合成画像(T)で複数の発光素子の画像25が一括して取得され、次の合成期間(T+1)で、サークルで示すように、一部の発光素子(すなわちセンサノード10)の画像が取得されていない。この場合、合成期間(T+1)において、発光が検出されなかった発光素子とカメラ21の間に何らかの障害物が介在していると検出される。
なお、合成画像中のすべての発光素子が同程度の微量なずれを示す場合は、外力によるカメラ21のブレが生じたとみなしてもよい。
一定の合成期間Tにわたってすべての発光素子の発光状態の画像を一括して取得し、次の合成時間(T+1)における合成画像と比較することによって、環境発電素子12を用いたセンサノードから位置情報を含む多種の情報を検出することができる。
図9は、センサノード10の変形例であるセンサノード10Bの概略ブロック図である。センサノード10Bは、蓄電素子14に加えて、一次電池31が電力制御回路13に接続されている。一次電池31はいわゆる使い捨て方式の電池である。電力制御回路13は、発光素子15の発光が長時間滞ったときだけ、一次電池31の電力を使用する。図1のように、センサノード10が複数の発光素子15a〜15cを有する場合は、電力制御回路13は、センサノード10が有する所定数以上の発光素子15が一定時間を超えて点灯しないときにだけ、一次電池31を使用することとしてもよい。
図9の構成では、システムは発光障害の原因を、(a)障害物の存在と、(b)環境発電素子12の発電電力不足に区別することができる。すなわち、一次電池31の使用により発光素子15が点灯した場合は、発電電力不足に起因し、センサノード10に不具合が生じていると判断できる。他方、一次電池31が使用されていないにもかかわらず、ある発光素子15からの発光が長期間検出されない場合は、その発光素子15とカメラ21の間に障害物が存在すると判断することができる。
一次電池31が使用されたときに、発光素子15の点灯と同時に、変調回路16で光変調することで、カメラ21にセンサノード10の位置情報とともに故障を通知することができる。
図10は、センサノード10の別の変形例であるセンサノード10Cの概略ブロック図である。センサノード10Cは、温度センサ、湿度センサなどのセンサ33を有する。センサノード10Aは、環境発電素子12からの電力で発光素子15を点灯することで、センサ自身の位置を知らせることができたが、図10のセンサノード10Cは、位置情報に加えて、別途測定した情報を伝達することができる。
温度情報や湿度情報は、発光素子15の点灯期間内に点灯周期と異なるパターンで発光させることで、温度情報や湿度情報を位置情報とともにカメラ21に送ることができる。また、複数のLEDを用いたり、波長の異なるLEDを用いることで、様々な情報を伝達することが可能である。
図11は、波長の異なる複数のLED15R、15G、15Bを用いる例を示す。フレームレートを毎秒60フレーム、1ビットに3フレームを割り当てるとすると、15Gと15Bのそれぞれで0.4秒で8ビット、合計16ビットの情報の送受信が可能である。
位置情報伝達用の発光素子15の一回の点灯期間を、図11の各パルスよりもはるかに長く設定しておけば、点灯のタイミングで光変調により各種情報を送ることが可能である。カメラ21からみると、発光素子(LED)15が図11の発光パターンで瞬時に点滅しても、点灯期間として認識する。
湿度を例にとると、湿度の物理量を8ビット情報で伝達してもよいし、湿度が一定レベル以下のときはLED15Rの変調パターンで、湿度が一定レベル以上のときはLED15Gの変調パターンで伝達する構成としてもよい。LED15R、15G,15Bごとに異なる測定パラメータ(湿度、風速、温度など)を伝達してもよい。
また、発光素子15の発光タイミング自体から温度差を検出してもよい。環境発電素子12として熱電変換素子12Aを用いる場合は、温度差によって発光タイミングが変わってくる。発光タイミングをモニタすることで、環境の温度差を検出することができる。
上述した環境監視システム1を用いることで、低コストで長期間の安定した使用が可能になる。
図12は、実施形態の環境監視システム1を地すべり検知システムに適用する例を示す。地すべりを検知する被監視場所に複数のセンサノード10を設置し、カメラ21で合成画像を取得して観測を行う。センサノード10の位置変化から、豪雨や地震などによる地すべりの状態を検出することができる。地すべりを観測する場合、センサノード10は山の斜面等に設置されるため、センサノード10の各々に電力を供給する電源設備が期待できない。実施形態の環境監視システム1を用いることで、外部の電源設備やカメラ21からの同期信号を用いずに、地盤の変位や歪を検知することができる。
図示はしないが、実施形態の環境監視システム1を、トンネルや橋梁などの構造物のモニタリングにも適用可能である。橋梁の側面の複数個所にセンサノード10(10A、10B、または10C)を配置し、すべてのセンサノード10からの発光を観察可能な位置にカメラ21を配置して合成画像を取得することで、橋梁の歪などを検出することができる。トンネル内の複数個所にセンサノード10(10A、10B、または10C)を配置する場合は、パトロールの自動車や電車など定期的にトンネル内を移動する移動体にカメラ21を設置してもよい。
実施形態の環境監視システム1は、生体管理に適用することもできる。センサノード10(10A、10B、10C)と同様の構成のセンサ装置を家畜などの生体に取り付けることで、生体の行動パターンを解析することができる。家畜管理に適用する場合は、放牧場や畜舎にカメラを設置する。屋外では、カメラ21の設置場所の工夫や、設置台数の増加を行うことで、家畜の移動状態を統計的に把握することができる。
なお、実施形態では環境発電素子12として熱電変換素子12Aを用いたが、振動を電気に変換する圧電変換素子や、太陽光、室内光などを電力に変換する光起電力素子を用いてもよい。各センサノード10は、環境発電素子12により発光に用いる電力を自給自足するので、長期間の安定動作が可能である。また、撮像と画像処理によりセンシングできるため、危険な場所でのメンテナンスの頻度を低減できる。
以下の説明に対し、以下の付記を提示する。
(付記1)
それぞれが環境発電素子と発光素子を有する複数のセンサ装置と、
前記複数のセンサ装置を一括して撮影するカメラと、
前記カメラにより撮影された像を一定の合成期間(T)にわたって合成して前記合成期間ごとに合成画像を取得し、前記合成画像における変化から環境中の変化を検出する画像制御装置と、
を有することを特徴とする環境監視システム。
(付記2)
前記複数のセンサ装置の一部または全部はそれぞれ異なるタイミングで発光し、
前記合成期間は、前記複数のセンサ装置の最も長い発光タイミングよりも長いことを特徴とする付記1に記載の環境監視システム。
(付記3)
各前記センサ装置の前記環境発電素子は熱電変換素子であり、
前記環境監視システムは、前記カメラの近傍に設置され熱電変換素子を有するダミーセンサをさらに有し、
前記画像制御装置は、前記ダミーセンサの前記熱電変換素子に印加される温度差から各前記センサ装置の発光の一周期を算出して、前記合成期間を設定することを特徴とする付記1に記載の環境監視システム。
(付記4)
前記画像制御装置は、前記複数のセンサ装置の少なくとも一部が前記合成期間内に複数回数発光した場合は、1回の発光の画像のみを用いることを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の環境監視システム。
(付記5)
各前記センサ装置は、測定センサと変調回路をさらに有し、
前記変調回路は、前記発光素子の発光パターンを変調することで、前記発光素子の発光と同時に、前記測定センサで得られた測定情報を前記カメラに伝達することを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の環境監視システム。
(付記6)
各前記センサ装置は、一次電池と電力制御回路をさらに有し、
前記電力制御回路は、前記発光素子が所定の時間以上発光しなかったときに前記一次電池の電力を前記発光素子に供給することを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の環境監視システム。
(付記7)
各前記センサ装置は、変調回路をさらに有し、
前記変調回路は、前記一次電池の電力が使用されたときに、前記発光素子の発光パターンを変調することで、前記センサ装置の位置情報とともに、前記一次電池が使用されたことを前記カメラに伝達することを特徴とする付記6に記載の環境監視システム。
(付記8)
各前記センサ装置は、蓄電素子と、前記環境発電素子により生成された電力を前記蓄電素子に蓄積する電力制御回路と、をさらに有し、
前記電力制御回路は、前記発光素子が赤外線の振動周期よりも長い時間にわたって点灯可能な電力が前記蓄電素子に蓄積されたときに、前記電力を前記発光素子に供給することを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の環境監視システム。
(付記9)
環境中の監視対象箇所に、それぞれが環境発電素子と発光素子を有する複数のセンサ装置を配置し、
前記複数のセンサ装置を一括してカメラで撮影し、
画像制御装置にて前記カメラにより撮影された像を一定の合成期間にわたって合成し、前記合成期間ごとに合成画像を取得し、
前記画像制御装置にて、前記合成画像における各前記センサ装置の画像の変化から環境中の変化を検出する、
ことを特徴とする環境監視方法。
(付記10)
一部または全部がそれぞれ異なるタイミングで発光する前記センサ装置の発光状態を前記カメラで撮影し、
前記画像制御装置にて、前記複数のセンサ装置の最も長い発光タイミングよりも長い時間を前記合成期間として設定することを特徴とする付記9に記載の環境監視方法。
(付記11)
各前記センサ装置の前記環境発電素子として熱電変換素子を用い、
前記カメラの近傍に熱電変換素子を有するダミーセンサを設置し、
前記画像制御装置にて、前記ダミーセンサの前記熱電変換素子に印加される温度差から各前記センサ装置の発光の一周期を算出して、前記合成期間を設定する、
ことを特徴とする付記9に記載の環境監視方法。
(付記12)
前記複数のセンサ装置の少なくとも一部が前記合成期間内に複数回数発光した場合は、前記画像制御装置にて、前記服回数の発光のうちの1回の発光の画像のみを用いることを特徴とする付記9〜11のいずれかに記載の環境監視方法。
(付記13)
各前記センサ装置に、測定センサと変調回路を設け、
前記変調回路で前記発光素子の発光パターンを変調することで、前記発光素子の発光と同時に、前記測定センサで得られた測定情報を前記カメラに伝達することを特徴とする付記9〜12のいずれかに記載の環境監視方法。
(付記14)
各前記センサ装置に、一次電池と電力制御回路を設け、
前記発光素子が所定の時間以上発光しなかったときに、前記電力制御回路により、前記一次電池の電力を前記発光素子に供給することを特徴とする付記9〜12のいずれかに記載の環境監視方法。
(付記15)
各前記センサ装置に、変調回路をさらに設け、
前記一次電池の電力が使用されたときに、前記変調回路にて前記発光素子の発光パターンを変調することで、前記センサ装置の位置情報とともに、前記一次電池が使用されたことを前記カメラに伝達することを特徴とする付記14に記載の環境監視方法。
(付記16)
各前記センサ装置に、蓄電素子と、前記環境発電素子により生成された電力を前記蓄電素子に蓄積する電力制御回路とを設け、
前記発光素子が赤外線の振動周期よりも長い時間にわたって点灯可能な電力が前記蓄電素子に蓄積されたときに、前記電力制御回路により、前記電力を前記発光素子に供給することを特徴とする付記9〜12のいずれかに記載の環境監視方法。
1 環境監視システム
10、10A、10B、10C センサノード(センサ装置)
12 環境発電素子
12A 熱電変換素子
13 電力制御回路
14 蓄電素子
15 発光素子
16 変調回路
20 画像認識装置
21 カメラ
22 画像制御回路(画像制御装置)
23 制御PC
25(T) 合成画像

Claims (7)

  1. それぞれが環境発電素子と発光素子を有する複数のセンサ装置と、
    前記複数のセンサ装置を一括して撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影された像を一定の合成期間にわたって合成して前記合成期間ごとに合成画像を取得し、前記合成画像における変化から環境中の変化を検出する画像制御装置と、
    を有することを特徴とする環境監視システム。
  2. 前記複数のセンサ装置の一部または全部はそれぞれ異なるタイミングで発光し、
    前記合成期間は、前記複数のセンサ装置の最も長い発光タイミングよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の環境監視システム。
  3. 各前記センサ装置の前記環境発電素子は熱電変換素子であり、
    前記環境監視システムは、前記カメラの近傍に設置され熱電変換素子を有するダミーセンサをさらに有し、
    前記画像制御装置は、前記ダミーセンサの前記熱電変換素子に印加される温度差から各前記センサ装置の発光の一周期を算出して、前記合成期間を設定することを特徴とする請求項1に記載の環境監視システム。
  4. 各前記センサ装置は、測定センサと変調回路をさらに有し、
    前記変調回路は、前記発光素子の発光パターンを変調することで、前記発光素子の発光と同時に、前記測定センサで得られた測定情報を前記カメラに伝達することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の環境監視システム。
  5. 各前記センサ装置は、一次電池と電力制御回路をさらに有し、
    前記電力制御回路は、前記発光素子が所定の時間以上発光しなかったときに前記一次電池の電力を前記発光素子に供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の環境監視システム。
  6. 各前記センサ装置は、変調回路をさらに有し、
    前記変調回路は、前記一次電池の電力が使用されたときに、前記発光素子の発光パターンを変調することで、前記センサ装置の位置情報とともに、前記一次電池が使用されたことを前記カメラに伝達することを特徴とする請求項5に記載の環境監視システム。
  7. 環境中の監視対象箇所に、それぞれが環境発電素子と発光素子を有する複数のセンサ装置を配置し、
    前記複数のセンサ装置を一括してカメラで撮影し、
    画像制御装置にて前記カメラにより撮影された像を一定の合成期間にわたって合成し、前記合成期間ごとに合成画像を取得し、
    前記画像制御装置にて、前記合成画像における各前記センサ装置の画像の変化から環境中の変化を検出する、
    ことを特徴とする環境監視方法。
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