JP2010185917A - 発熱部表示装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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康平 林
Isao Watanabe
功 渡辺
Osamu Yamada
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Yoshikazu Kuribayashi
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Shigemi Sugita
成実 杉田
Masao Ichiyanagi
雅生 一柳
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Abstract

【課題】発熱部(例えば画像形成装置のトナー定着部)が高温である旨の警告表示を、高い視認性を確保しつつ低コストに実現する。
【解決手段】発熱部表示装置は、発熱部Hに取り付く発熱部表示ユニット1になっている。発熱部表示ユニット1は、発熱部Hで発生した熱を受けて起電する熱電変換素子10と、熱電変換素子10からの電力で発光する発光素子21とを備えている。熱電変換素子10で発電された電力で発光素子21を点灯させることで危険である旨の表示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、装置・機器類の発熱部について危険である旨の警告表示を行う発熱部表示装置とこれを用いた画像形成装置に関するものである。
人が触ると火傷をするほどの高温になる発熱部を有する装置・機器類が存在している。その一例が印刷手段としてトナーを使用している画像形成装置であり、このトナー定着方式の画像形成装置は、トナーを紙等の記録材に定着させるためにヒータを内蔵した加熱ローラが備えられており(特許文献1等)、画像形成装置が起動している状態で加熱ローラは相当の高温になっている。
定着装置は画像形成装置の内部に配置されていてカバーで覆われているため通常はユーザが手を触れることはないが、紙詰まりが発生して詰まった紙を搬送路から除去する場合のようにユーザがカバーを開けて内部に手を入れることがあり、この場合には高温になっている定着装置に誤って手を触れる可能性がある。
そこで、画像形成装置の内部のうち定着装置の箇所には、人が手で触れると危険であることをユーザに認識させるために、従来から「高温危険」といった警告表示が印刷されたシールを貼り付けている。
特開2005−258135号公報
しかしながら、シールは、熱で退色したり汚れて劣化したり暗いと見にくかったり剥がれてしまったりというような不具合があり、警告表示として機能しなくなることがある。
また、加熱ローラのように高温になる部材と雖も交換やメンテナンス等で人が手で触れねばならない場合があり、この場合は高温になっていない状態で触れることになるが、シールの表示内容は発熱部の温度に関係なく一定であるため、人はシールを見ても発熱部が高温であるか否かを判断することはできず、そこで手を近づけて高温であるか否かを判断せねばならないという不具合があった。また、高温状態なのに高温でないと誤認し、誤って加熱ローラを触ってしまうという可能性もあった。
他方、表示手段としてLED等の発光素子が多用されており、このLED等の発光素子が使用された表示装置を加熱ローラ近傍のような高温部に設けることも考えられる。しかし、LED等の発光素子方式の表示装置は暗い場所でも明瞭に視認できると共に汚れていても発光を明確に視認できて警告表示としての機能は優れていると言えるものの、発光させるための電源が必要であるため、配線に手間がかかってコストが嵩むという問題がある。
また、表示装置で高温であるか否か(すなわち危険な状態か安全な状態か)を表示できることはユーザフレンドリーであるが、発熱部の温度によってLEDの表示状態を変えようとすると表示装置とは別に温度センサも付加しなければならないので、より一層コストが嵩むという問題がある。
本発明は、これらの問題を解消することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る発熱部表示装置は、発熱部の熱を電力に変換する熱電変換素子と、前記熱電変換素子で発電された電力で発光する発光素子によって前記発熱部に関する注意表示を行う表示手段とが備えられている。
請求項2の発明に係る発熱部表示装置は、請求項1において、更に、前記熱電変換素子と表示手段とは一つにユニット化されており、このユニットに、前記発熱部又はその近傍に位置した部材に着脱可能に取り付く取付手段を設けている。また、請求項3の発明に係る発熱部表示装置は、請求項1又は2において、前記表示手段は、前記熱電変換素子が前記発熱部の熱で発電するに際しての起電力の値に応じて表示内容を変更可能に構成されている。
請求項4の発明に係る発熱部表示装置は、請求項1〜3のうちの何れかにおいて、前記熱電変換素子から表示手段への通電をON・OFFする遮断回路が設けられており、前記発熱部を覆うカバー体の開閉に連動して前記遮断回路が継断するように構成されている。請求項5の発明に係る発熱部表示装置は、請求項1〜4のうちの何れかにおいて、前記熱電変換素子で発電された電気を蓄える蓄電器が備えられている。
本願発明は、画像形成装置も含んでいる。すなわちこの画像形成装置は、請求項6のとおり、請求項1〜5のうちの何れかに記載した発熱部表示装置が備えられている。
請求項1に記載の発明によれば、発熱部に関する注意や警告を発光素子を使用して明瞭に表示することができるが、発光素子を働かせるための電源として発熱部の熱から変換された電力を使用するものであるため、表示装置のための電源を別途用意する必要がない。従って、暗くても視認性に優れている等の優れた利点を有する警告表示装置を、低コストで提供することができる。また、熱電変換素子で熱を電力に変換するに際して吸熱されるため、発熱部を冷却する効果も得られる。
請求項2に記載の発明によれば、表示装置はユニット化されていて発熱部の近傍の部材に着脱できるため、表示装置が取り付く部材を交換しても表示装置は使用し続けることができる。従って、表示装置を長期間使用し続けることができるのであり、この点においてもコストの削減を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、発熱部の温度に応じて表示装置の表示内容を変更できるから、発熱部が高温になっているか否かを自動的に表示することが可能になる。従って、安全に作業できる状態か危険な状態かをユーザに把握させることを、ごく簡単な構造で実現できる。
さて、表示装置は発熱部に設けられているが、画像形成装置のように通常は発熱部がカバーで覆われている場合は、カバーで覆われている状態では表示する必要はない。そこで、例えば請求項4の一態様として、カバーが開いたときのみ発光素子が点灯するように関連させておくことにより、発光素子の使用時間を抑制して耐久性を高めることができる。
請求項5の構成によると、蓄電池に蓄えられた電力を他の各種の用途に使用できるためエネルギを有効利用できるが、表示装置の構成部材としての熱電変換素子を利用して蓄電池に充電するものであるため、さほどのコストアップを招来することなくエネルギの有効利用を実現できる。この場合、発光素子の発光と蓄電器への充電とを並行して行うことも可能であるが、請求項5の構成と組み合わせてカバーが閉じているときだけ(すなわち、発光素子が発光していないときだけ)蓄電池に充電される構成を採用すると、熱電変換素子は大きな容量でなくても発光素子を駆動できるだけの容量があれば足りるため、より経済的である。
実施形態の発熱部表示ユニットの概略斜視図である。 取付手段の変形例を示す側面図である。 取付手段の他の変形例を示す側面図である。 発光部表示ユニットの概略回路図である。 発熱部表示ユニットをカバー体で覆った場合の側断面図である。 遮断回路を設けた場合の発光部表示ユニットの概略回路図である。 発熱部表示ユニットをカバー体の表面に取り付けた場合の側断面図である。 蓄電器を設けた場合の発光部表示ユニットの構成を示すブロック図である。 発熱部表示ユニットを備えた画像形成装置の全体構成図である。 画像形成装置の側面扉を開放した状態の斜視図である。
以下に、本発明の基本的な実施形態を図面に基づいて説明する。図1では、本願発明に係る発熱部表示装置が適用された発熱部表示ユニット1を示している。発熱部表示ユニット1は、発熱部Hの熱を電力に変換する熱電変換素子10と、熱電変換素子10からの熱で発熱部Hの熱に関する表示を行う表示装置20とを備えており、これらが1つの外観を呈した単一部材と把握されるように一体的にユニット化されている。
より具体的述べると、発熱部表示ユニット1は本体ケース(又はモールドパッケージ)を備えており、本体ケースに熱電変換素子10と発光素子21とが一体に設けられている。本体ケースは全体としてプレート状に形成されており、本体ケースの表裏面のうち一方の面の側(裏面側)に熱電変換素子10が、他方の面の側(表面側)に表示装置20がそれぞれ配置されている。また、発熱部表示ユニット1には、これを発熱部Hに着脱可能に取り付けるための取付手段30が備えられている。図1では、取付手段30として磁石を例示している。磁石は発熱部表示ユニット1の裏面の全体に広がるように形成されているが、四隅部のみや左右2カ所など部分的に配置することも可能である。
取付手段30は磁石でなくても良いのであり、例えば、粘着剤(或いは接着剤)や耐熱性両面粘着テープなども使用できる。また、取り付け手段30として例えばフック状の部材を適用してもよい。図2及び図3ではフック状の取付手段30の例を示している。
図2,3において発熱部表示ユニット1は発熱部Hを挟みつける一対の係合片31を有している。図2の例では、係合片31は板バネ等の弾性材から成っており、発熱部表示ユニット1は、係合片31の弾性力によって発熱部Hに脱落不能に保持されている。係合片31をその弾性に抗して外側に広げ変形させることにより、発熱部表示ユニット1を発熱部Hに着脱できる。
図3の例では、2つの係合片31のうちの一方にバネ状弾性体32を内蔵しており、このバネ状弾性体32によって押圧部33を発熱部Hに付勢している。押圧部33は一方の係合片31にスライド可能に嵌まっている。取り付け手段として磁石や粘着剤を用いると、取付手段30を簡単且つ低コストで実現できる。他方、取り付け手段として弾性変形式のフック31を用いると、取り付け対象物の材質や形状による制限が少なくなる利点がある。
熱電変換素子10は、2種類の異なる金属または半導体を接合して、両端に温度差があると起電力が生じるゼーベック効果を利用した素子である。発熱部Hに発熱部表示ユニット1を取り付けるにおいては、熱電変換素子10の受熱面を発熱部Hの熱放出方向と対向させると発電効率が良い。また、熱電変換素子10を発熱部Hと対向させて配置することで、表示装置20は外部から視認しやすい方向に配置されるから、警告表示としての効果が高められる。
図4では発熱部表示ユニット1の電気回路40を示している。電気回路40には、抵抗41と電圧安定用のダイオード42が含まれている。また、表示装置20は、複数個(図4では5個)の発光素子(LED等)21を備えている。この実施形態では、熱電変換素子10で発生した電力で発光素子21を点灯させるにおいて、熱電変換素子10の起電力が発熱部Hから受ける熱量に比例することを利用して、起電力の値に応じて発光(点灯) する発光素子21の数が変わるように設定している。
つまり、発熱部Hが最高の温度域に到達しているときには、熱電変換素子10の電力で全て(5個)の発光素子21が発光している一方、発熱部Hが冷めてきたときや想定最高温度にまだ到達していない温度域にある場合には、温度に応じた数の発光素子21を発光させるようにしている。図4では点灯している発光素子21を黒で表示している。このように発熱部Hの温度を段階的に表示することで、ユーザは発熱部Hの危険の度合いを明瞭に把握できる。
表示装置20の他の例として、発光色が異なる複数の発光素子21と、各色の発光素子21を切り替えるためのスイッチング回路とを用いて、温度(起電力値)によって点灯する色を変えるように制御してもよい。また、あらかじめ設定した温度(起電力値)以上になったときだけ、注意を促す文字や記号を発光させて認識させるようにしてもよい。
次に、カバー体50で覆われた発熱部Hに発熱部表示ユニット1を設置した例について説明する。図5は、発熱部表示ユニット1を発熱部Hに直接取り付け、これを開閉可能なカバー体50で覆った状態を模式的に示している。カバー体50が閉じた状態では、発熱部表示ユニット1は視認されることなく隠れている。図6は、カバー体50を備えた場合の、発熱部表示ユニット1の電気回路40を示したものであり、熱電変換素子10と表示装置20との間に、遮断回路の一例として、カバー体50の開閉に連動して動作するスイッチ43を介在させている。
この場合には、カバー体50が開くとスイッチ43がONし、カバー体50が閉じるとスイッチ43がOFFするように構成されている。従って、カバー体50が閉じているときには、熱電変換素子10からの電力は表示装置20に供給されないが、カバー体50が開いて発熱部Hが露出すると、熱電変換素子10からの電力が表示装置20に供給されて、表示装置20が発熱部Hの熱に関する表示を行う。
図7は、発熱部Hを覆うカバー体50に発熱部表示ユニット1を取り付けた状態を模式的に示した例である。換言すれば、発熱部表示ユニット1を発熱部Hに間接的に取り付けた例である。この場合には、発熱部Hによってカバー体50が加熱され、このカバー体50の発熱を電力に変えて表示を行う。また、この場合には、図6の電気回路40は、カバー体50が閉じた状態でスイッチ43はONしていて表示装置20で表示を行い、カバー体50が開くとスイッチ43がOFFするように構成している。
このように、発熱部表示ユニット1は、発熱部Hに直接取り付けてもよいし、発熱部Hで加熱されて発熱する近傍の部材に取り付けてもよい。また、カバー体50の開閉信号でスイッチ43を動作させることにより、表示の必要があるときだけ表示装置20での表示を行うことができる。
図8は、熱電変換素子10で発電された電力を蓄える蓄電器44を設けた場合のブロック図である。蓄電器44には、大型コンデンサや蓄電池が用いられる。この場合には、遮断回路として、熱電変換素子10と表示装置20との間に第1スイッチ43aを設けるとともに、熱電変換素子10と蓄電器44との間に第2スイッチ43bを設けている。そして、カバー体50の開閉信号に基づいて、制御部45が、第1スイッチ43aと第2スイッチ44aのON・OFFを切り替えるようにしている。
すなわち、この例では、熱電変換素子10の電力が表示装置20に供給されているときには、第1スイッチ43aはONで第2スイッチ43bはOFFになっており、熱電変換素子10の電力を表示装置20に供給しないときには、第1スイッチ43aはOFFで第2スイッチ43bがONになって、熱電変換素子10の電力は蓄電器44に供給されている。蓄電器44に蓄えられた電力は、適宜の用途に使用できる。例えば、発熱部を冷却するファンの駆動に用いてもよい。なお、発熱部表示ユニット1は、発熱部Hに対して複数個取り付けてもよい。
次に、発熱部表示ユニット1の具体的な適用例について説明する。図9は、複写機や多機能機のような画像形成装置60の概略側断面図を示したものである。画像形成装置60は公知のもので、感光体61、帯電器62、像露光手段(画像書込部)63、現像手段64、転写極65、分離極66、クリーニング手段67から構成される画像形成部70と、給紙カセット71内に収容された記録材(用紙)Sを給送して画像形成部70に送り出す給紙手段72、定着装置73、排紙手段74等を備えている。装置の上部には、画像読取部75と、原稿カバー76とが備えられている。画像読取部75の原稿台77上に載置された原稿の画像は、光学読取手段78に読み込まれる。
像露光手段63は、半導体レーザからの出力光を感光体61に照射し、感光体61に潜像を形成する。感光体61は矢印方向に駆動回転される。画像形成部70においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われ、給紙手段72から搬送された用紙Sにトナー画像が転写される。トナー画像を担持した用紙Sは、定着装置73により画像が定着され、排紙手段74によって排紙トレイ79に排出される。
定着装置73は、加熱ローラ方式で、定着装置73の筐体73aの内部に、ヒータ80により加熱される加熱ローラ81と、加熱ローラ81に圧接される加圧ローラ82等が配置されている。加熱ローラ81と加圧ローラ82とが圧接するニップ部に用紙Sが導入されると、ヒータ80で加熱された加熱ローラ81の熱が用紙Sに付与されて、用紙S上のトナー画像が加熱定着される。
定着装置73は、画像形成装置60の電源スイッチの操作により作動状態となり、加熱ローラ81及び加圧ローラ82の周面温度は所定の温度に昇温される。これに伴い、定着装置73の筐体73aも発熱し高温となる。
図10に示すように、画像形成装置60の側面には開閉扉83が設けられており、部品交換や紙詰まりの解消など、必要に応じて開閉扉83は開放される。開閉扉83が開放されると用紙Sの搬送路の一部や定着装置73等が外部に露出する。
前述したように定着装置73は、画像形成装置60の起動によって周囲温度に比べて極めて高い温度になるため、あらかじめ定着装置73の筐体73aに発熱部表示ユニット1を取り付けている。図10では、フック式の取付手段30で取り付けた場合を示している。発熱部表示ユニット1の表示装置20は、開閉扉83が開けられたときにユーザの顔と対峙する方向(ユーザが正面方向に視認できる方向)に向いている。
また、画像形成装置60には、開閉扉83が開いたことを検知する接触式のセンサ84を設けており、センサ84の信号は発熱部表示ユニット1の制御部45(図8参照)に送られる。そして、開閉扉83が開放されると、発熱部表示ユニット1では、筐体73aの発熱によって得られた電力を表示装置20に供給し、定着装置73(筐体73a)の熱について注意を喚起する警告表示を行う。また、開閉扉83が閉じられているときには、定着装置73(筐体73a)の電力を蓄電器44に供給し、周辺の部材の電力として有効活用することができる。
発熱部表示ユニット1は、画像形成装置60の定着装置73だけでなく、画像形成装置60に設けられている他の発熱部に用いてもよい。勿論、他の様々な製品や部品に適用することができる。例えば、自動車の内部部品(ラジエータ等)、家電製品(アイロン、炊飯器、加湿器等)、事務機器(プロジェクターの光源等)、美容機器、治療機器、回路基板(ICチップ等)等、人が触れるのが危険なほどの高温になる発熱部を有し、且つその発熱部Hにユーザが触れる可能性のあるものに広く適用できる。
発熱部表示ユニット1の表示態様は任意に設定できる。例えば、赤色発光する発光素子をグリーンの半透明部材で覆い、発熱部が危険温度まで上昇して熱電変換素子によって発電されると発光素子21が赤色に発光してグリーンの表示を打ち消す、といった態様を採用できる。或いは、危険温度まで上昇すると「高温危険」の文字を赤色で点灯させるといったことも可能である。
1 発熱部表示ユニット
10 熱電変換素子
20 表示装置
21 発光素子
30 取付手段
31 係合片
40 電気回路
43 スイッチ
44 蓄電器
45 制御部
50 カバー体
60 画像形成装置
73 定着装置
73a 筐体
80 ヒータ
81 加熱ローラ
82 加圧ローラ
83 開閉扉(カバー体)
84 センサ
H 発熱部

Claims (6)

  1. 発熱部の熱を電力に変換する熱電変換素子と、前記熱電変換素子で発電された電力で発光する発光素子によって前記発熱部に関する注意表示を行う表示手段とが備えられている、
    発熱部表示装置。
  2. 更に、前記熱電変換素子と表示手段とは一つにユニット化されており、このユニットに、前記発熱部又はその近傍に位置した部材に着脱可能に取り付く取付手段を設けている、請求項1に記載した発熱部表示装置。
  3. 前記表示手段は、前記熱電変換素子が前記発熱部の熱で発電するに際しての起電力の値に応じて表示内容を変更し得るように構成されている、
    請求項1又は2に記載した発熱部表示装置。
  4. 前記熱電変換素子から表示手段への通電をON・OFFする遮断回路が設けられており、前記発熱部を覆うカバー体の開閉に連動して前記遮断回路が継断するように構成されている、
    請求項1〜3のうちの何れかに記載した発熱部表示装置。
  5. 前記熱電変換素子で発電された電気を蓄える蓄電器が備えられている、
    請求項1〜4のうちの何れかに記載した発熱部表示装置。
  6. 請求項1〜5のうちの何れかに記載された発熱部表示装置を備えた画像形成装置。
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