JP2015203005A - 3−アミノ−1h−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体およびこれを有効成分とする殺菌剤 - Google Patents

3−アミノ−1h−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体およびこれを有効成分とする殺菌剤 Download PDF

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Abstract

【課題】3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体およびこれを有効成分とする殺菌剤を提供する。【解決手段】3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体は、以下の式により表される。(式中、R1はC1〜C4のアルキル基を示し、R2は水素原子またはC1〜C4のアルキル基を示し、R3およびR4は互いに独立して水素原子、C1〜C4のアルキル基、C1〜C4のアルコキシ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基またはハロゲン原子を示し、Yは酸素原子、硫黄原子またはOCH2を示す。)【選択図】なし

Description

本発明は、3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体およびこれを有効成分として含有する殺菌剤に関する。
農園芸分野では、各種病原菌の防除を目的とした様々な殺菌剤が開発され、実用に供されている。
しかしながら、従来汎用されている農薬では効果、スペクトルおよび残効性等の点あるいは施用回数や施用薬量の低減等の要求を満足しているとは言えない。加えて、従来汎用の農薬に対して抵抗性を発達させた病原菌の出現も問題となっている。例えば、野菜、果樹、花卉、茶、ムギ類およびイネ等の栽培において、例えば、トリアゾール系、イミダゾール系、ピリミジン系、ベンズイミダゾール系、ジカルボキシイミド系、フェニルアミド系およびストロビルリン系等の様々な型の殺菌剤等に抵抗性を発達させた種々の病原菌が各地で出現しており、これらの抵抗性病原菌の防除が年々困難になっている。従って、従来汎用の農園芸用殺菌剤に抵抗性を発達させた各種病原菌に対しても低薬量で十分な防除効果を示し、しかも環境への悪影響が小さい新規な農薬の出現が常に望まれている。
これらの要望に応えるための新しい殺菌剤が種々提案されているが、必ずしも上記要望に応えるものではない。
これまで、5−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体は、写真用材料等の用途に用いられることが知られている。例えば、5−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体を開示する文献として以下の文献が挙げられる。
特許文献1および2には、写真用カプラーの中間体として、以下の構造式で表される5−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体(本発明化合物における、3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体の互変異性体である。)が開示されている。
Figure 2015203005
Figure 2015203005
しかしながら、特許文献1および2に記載の化合物において、ピラゾール環の2−位に置換基の記載はなく、特許文献1および2には殺菌活性については全く記載されていない。
特許文献3および4には、医薬の製造中間体として、以下の構造式で表される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体が開示されている。
Figure 2015203005
しかしながら、特許文献3および4に記載の化合物において、ピラゾール環の1−位は水素原子であり、特許文献3および4には殺菌活性については全く記載されていない。
非特許文献1には、以下の構造式で表される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体が開示されている。
Figure 2015203005
しかしながら、非特許文献1に記載の化合物において、ピラゾール環の1−位は水素原子であり、そもそも非特許文献1は合成法に関する論文であり、殺菌活性については全く記載されていない。
非特許文献2には、以下の構造式で表される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体が開示されている。
Figure 2015203005
しかしながら、非特許文献2に記載の化合物において、ピラゾール環の1−位は水素原子であり、そもそも非特許文献2はzaleplonの不純物および分解生成物に関する論文であり、殺菌活性については全く記載されていない。
特開昭62−195368号公報 特開昭62−158259号公報 特開平10−182615号公報 国際公開第2007/111212号
Journal of the Chemical Society Section C: Organic, 8巻, 1501頁(1971) Journal of Heterocyclic Chemistry, 47巻, 276頁(2010)
本発明は、各種菌類の防除に有用な新しい物質を提供すること、特に、従来の殺菌剤に対して抵抗性を示す各種菌類に対しても高い防除効果を示し、更に、低薬量で効果を奏し、残留毒性や環境汚染等の問題が軽減された安全性の高い物質を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の式で規定される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体が、上記要望に応え得る特性を有する化合物であることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下式[I]、
Figure 2015203005
(式中、R1はC1〜C4のアルキル基を示し、R2は水素原子またはC1〜C4のアルキル基を示し、R3およびR4は互いに独立して水素原子、C1〜C4のアルキル基、C1〜C4のアルコキシ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基またはハロゲン原子を示し、Yは酸素原子、硫黄原子またはOCH2を示す。)で表される、3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体(以下、「本発明の化合物」とも言う)およびこれを有効成分として含有する殺菌剤に関する。
本発明の化合物は各種菌類に対して優れた効果を示す。
以下、本発明について詳細に説明する。
式[I]で表される本発明の化合物において、R1、R2、R3およびR4で示されるC1〜C4のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基が挙げられる。R3およびR4で示されるC1〜C4のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、イソプロポキシ基、n-ブトキシ基、イソブトキシ基、sec-ブトキシ基、tert-ブトキシ基が挙げられる。R3およびR4で示されるハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
本発明の化合物は文献未記載の新規化合物であり、例えば、下記反応式に従って製造することができる。
反応式
Figure 2015203005
(式中、R1、R2、R3、R4およびYは、前記式[I]で定義した通りである。)
上記式[II]で表される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸誘導体と上記式[III]で表されるベンジルアルコール誘導体とを縮合剤及び塩基存在下、不活性溶媒中反応させることにより上記式[I]で表される本発明の3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体を製造することができる。
ここで、化合物[II]及び[III]は、既に公知の化合物であるか、又は公知化合物から当業者であれば、直ちに合成できる化合物である。化合物[II]は、例えば、国際公開第2004/103975号等に記載の方法で合成することができ、化合物[III]は、例えば、Journal of Medicinal Chemistry, 43巻, 1826頁(2000)等に記載の方法で合成することができる。
本反応における反応温度は、通常-20℃〜120℃、好ましくは0℃〜80℃の範囲で、反応時間は、通常0.2時間〜24時間、好ましくは1時間〜5時間の範囲で行なわれる。一般式[III]で表されるベンジルアルコール誘導体は、一般式[II]で表される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸誘導体に対して通常1〜5倍モル、好ましくは1〜1.5倍モルの範囲で使用される。
本反応で使用する縮合剤としては、例えば、シアノリン酸ジエチル(DEPC)や、カルボニルジイミダゾール(CDI)、1,3-ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、クロロ炭酸エステル類、ヨウ化2-クロロ-1-メチルピリジニウム等を例示することができ、その使用量は一般式[II]で表される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸誘導体に対して通常1〜3倍モル、好ましくは1〜1.5倍モルの範囲で使用される。
塩基としては、例えば、水酸化ナトリウムや、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機塩基類;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類;カリウム-t-ブトキシド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等の金属アルコキシド類;トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデック-7-エン等の第三級アミン類;ピリジン、ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物等を挙げることができる。塩基の量は一般式[II]で表される3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸誘導体に対して通常1〜10倍モル、好ましくは1〜2倍モルの範囲で使用される。
本反応は溶媒を使用しても使用しなくても良いが、使用できる溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであれば良く、例えば、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の鎖状又は環状エーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類;アセトニトリル等のニトリル類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン等の極性溶媒を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種類以上混合して使用することができる。
反応後、目的物は、当該目的物を含む反応系から常法により単離すれば良く、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。
本発明の化合物は、果樹類例えば、アボカド、あんず、いちじく、いよかん、うめ、温州みかん、おうとう、かき、かぼす、キウイフルーツ、すもも、西洋なし、たんかん、でこぽん、なし、なつみかん、ネクタリン、はっさく、パパイア、びわ、ぶどう、ぶんたん、マンゴー、もも、ゆず、りんご、レモン等:穀類例えば、大麦、小麦、水稲、とうもろこし、ハト麦、ライ麦、陸稲等:いも類例えば、かんしょ、ばれいしょ、さといも、やまのいも等:野菜類例えば、あずき、いちご、いんげんまめ、えんどうまめ、オクラ、かぶ、かぼちゃ、キャベツ、きゅうり、ごぼう、ささげ、しろうり、すいか、セルリー、そらまめ、だいこん、だいず、たまねぎ、てんさい、とうがらし、とうがん、トマト、なす、にがうり、にんじん、ねぎ、はくさい、パセリー、ピーマン、へちま、メロン、レタス等:特用作物例えば、さとうきび、芝、たばこ、茶、なたね、ポップ等:花卉類例えば、あじさい、カーネーション、ガーベラ、ガザニア、きく、キンギョソウ、キンセンカ、サルビア、宿根カスミソウ、スイートピー、スターチス、セントポーリア、ダリア、チモシー、デルフェニウム、トルコギキョウ、バーベナ、ひまわり、ばら類、ベゴニア、ペチュニア、ポインセチア、ライラック、りんどう、ローズマリー等:樹木類例えば、あかしあ類、かえで、かし類、かつら、きり、けやき、さくら類、しいのき類、つつじ類、つばき類、なら類、はんのき類、やなぎ類の病害を防除するために使用できる。
対象とする病害としては、植物寄生性の糸状菌、細菌および放線菌類が挙げられ、具体的には、稲のいもち病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rizoctonia solani)、もみ枯細菌病(Burcholderia glumae)、白葉枯病(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)、褐条病(Acidovorax avenae subsp. avenae)、内頴褐変病(Erinia ananas)、葉梢褐変病(Pseudomonas fuscovaginae)、立枯細菌病(Burkholderia plantarii)等;麦類のうどんこ病(Erysiphe graminis)、赤かび病(Gibberella zeae)、赤さび病(Puccinia striiformis, P. graminis, P. recondita, P. hordei)、雪腐病(Typhula sp., Micronectriella nivalis)、裸黒穂病(Ustilago tritici, U. nuda)、なまぐさ黒穂病(Tilletia caries)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum)、網斑病(Pyrenophora teres)、ひょうもん病(Helminthosporium zonatum Ikata)、黒節病(Pseudomonas syringae pv. japonica)等;かんきつ類の黒点病(Diaporthe citri)、そうか病(Elsinoe fawcetti)、果実腐敗病(Penicillium digitatum, P. italicum)、褐色腐敗病(Phytophthora citrophthora, P. nicotianae)、黒星病(Phyllosticta citricarpa)、かいよう病(Xanthomonas campestris pv. citri)等;りんごのモニリア病(Monilinia mali)、腐らん病(Valsa mali)、うどんこ病(Podosphaera leucotricha)、斑点落葉病(Alternaria mali)、黒星病(Venturia inaequalis)、黒点病(Mycospherella pomi)、炭疽病(Colletotrichum acutatum)、輪紋病(Botryosphaeria berengeriana)、赤星病(Gymnosporangium yamadae)、灰星病(Monilinia fructicola)等;なしの黒星病(Venturia nashicola, V. pirina)、黒斑病(Alternaria kikuchiana)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum)、灰星病(Monilinia fructigena)等;ももの灰星病(Monilinia fructicola)、黒星病(Cladosporium carpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.)、せん孔細菌病(Xanthomonas campestris pv. pruni)等;ぶどうの黒痘病(Elsinoe ampelina)、晩腐病(Colletotrichum acutatum)、うどんこ病(Uncinula necator)、さび病(Phakopsora ampelopsidis)、ブラックロット病(Guignardia bidwellii)、べと病(Plasmopara viticola)、灰星病(Monilinia fructigena)、黒星病(Cladosporium viticolum)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、根頭がんしゅ細菌病(Agrobacterium vitis)等;かきの炭疽病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cercospora kaki, Mycoshaerella nawae)等;だいずの紫斑病(Cercospora kikuchii)、黒痘病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diaporthe phaseolorum var. sojae)、斑点細菌病(Pseudomonas savastanoi pv. glycinea)、葉焼病(Xanthomonas campestris pv. glycines)等;いんげんまめの炭疽病(Colletotrichum lindemthianum)、かさ枯病(Pseudomonas savastanoi pv. phaseolicola)、葉焼病(Xanthomonas campestris pv. phaseoli)等;らっかせいの黒渋病(Cercospora personata)、褐斑病(Cercospora arachidicola)等;えんどうまめのうどんこ病(Erysiphe pisi)等;うり類の炭疽病(Colletotrichum lagenarium)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea, Oidiopsis taurica)、つる枯病(Didymella bryoniae)、つる割病(Fusarium oxysporum)、べと病(Pseudoperonospora cubensis)、疫病(Phytophthora sp.)、苗立枯病(Pythium sp.)、斑点細菌病(Pseudomonas syringae pv. lachrymans)、褐斑細菌病(Xanthomonas campestris pv. cucuribitae)等;トマトの輪紋病(Alternaria solani)、葉かび病(Cladosporium fulvum)、疫病(Phytophthora infestans)、青枯病(Ralstonia solanacearum)、かいよう病(Clavibacter michiganense subsp. michiganense)、茎壊疽病(Pseudomonas corrugata)、軟腐病(Erwinia carotovora subsp. carotovora)等;なすの褐紋病(Phomopsis vexans)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum) 、青枯病(Ralstonia colanacearum)等;あぶらな科野菜の黒斑病(Alternaria japonica)、白斑病(Cercosporella brassicae)、黒腐病(Xanthomonas campestris pv. campestris)、軟腐病(Erwinia carotovora subsp. carotovora)、腐敗病(Pseudomonas syringae pv. marginalis)等;ねぎのさび病(Puccinia allii)等;ばれいしょの夏疫病(Alternaria solani)、疫病(Phytophthora infestans)、葉腐病菌(Rhizoctonia solani)、軟腐病(Erwinia carotovora subsp. carotovora)、黒脚病(Erwinia carotovora subsp. atroseptica)、青枯病(Ralstonia colanacearum)、そうか病(Streptomyces scabies, Streptomyces acidiscabies)等;いちごのうどんこ病(Sphaerotheca humuli)、青枯病(Ralstonia colanacearum)芽枯細菌病(Pseudomonas marginalis pv. marginalis)、角斑細菌病(Xanthomonas campestris, Xanthomonas fragariae)等;茶の網もち病(Exobasidium reticulatum)、白星病(Elsinoe leucospila)、赤焼病(Pseudomonas syringae pv. theae)、立枯病(Ralstonia solanacearum)、かいよう病(Xanthomonas campestris pv. theicola)等;たばこの赤星病(Alternaria longipes)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum)、炭疽病(Colletotrichum tabacum)、べと病(Peronospora tabacina)、疫病(Phytophthora nicotianae)、空洞病(Erwinia carotovora subsp. carotovora)等;てんさいの褐斑病(Cercospora beticola)、苗立枯れ病(Aphanomyces cochliodes)等;にんじんの黒葉枯病(Alternaria dauci)、こぶ病(Rhizobacter dauci)、ストレプトミセスそうか病(Streptomyces scabies)、ばらの黒星病(Diplocarpon rosae)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa)、根頭がんしゅ病(Agrobacterium tumefaciens)等;きくの褐斑病(Septoria chrysanthemi-indici)、白さび病(Puccinia horiana)、根頭がんしゅ病(Agrobacterium tumefaciens)等;種々の作物の灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病 (Sclerotinia sclerotiorum) 等が挙げられるが、限ずしもここに記載した菌類に限定されるものではない。
本発明の化合物は、当業界で汎用される農薬補助剤を用いて製造した組成物の形態で、また、各種の剤型で、農園芸用殺菌剤として使用することができる。農園芸用殺菌剤の形態は、特に限定されないが、例えば、乳剤や、水和剤、顆粒水和剤、水溶剤、液剤、粉剤、フロアブル剤、ドライフロアブル剤、細粒剤、粒剤、錠剤、油剤、噴霧剤、煙霧剤等の形態とすることが好適である。上記の化合物の1種又は2種以上を有効成分として配合することができる。
上記の農園芸用殺菌剤を製造するために用いられる農薬補助剤は、例えば、農園芸用殺菌剤の効果の向上、安定化、分散性の向上等の目的で使用することができる。例えば、担体(希釈剤)や、展着剤、乳化剤、湿展剤、分散剤、崩壊剤等を用いることができる。液体担体としては、水や、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、メタノール、ブタノール、グリコール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、メチルナフタレン、シクロヘキサン、動植物油、脂肪酸等を挙げることができる。また、固体担体としては、クレーや、カオリナイト、タルク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト、長石、石英、アルミナ、鋸屑、ニトロセルロース、デンプン、アラビアゴム等を用いることができる。
乳化剤や、分散剤としては、通常の界面活性剤を使用することが出来、例えば、高級アルコール硫酸ナトリウムや、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ラウリルベタイン等の陰イオン系界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両イオン系界面活性剤等を用いることが出来る。また、展着剤;ジアルキルスルホサクシネート等の湿展剤;カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の固着剤;リグニンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等の崩壊剤等を用いることができる。
本発明の農園芸用殺菌剤における、有効成分としての本発明の化合物の含有量は、例えば、0.01〜99.5%であり、好ましくは、0.5〜90%の範囲から選ばれ、製剤形態、施用方法等の種々の条件により適宜決定すればよいが、例えば、粉剤では、約0.5〜20質量%程度、好ましくは、1〜10質量%、水和剤では、約1〜90質量%程度、好ましくは、10〜80質量%、乳剤では、約1〜90質量%程度、好ましくは、10〜40質量%の有効成分を含有するように製造することができる。
例えば、乳剤の場合、有効成分である本発明の化合物に対して、溶剤及び界面活性剤を混合して原液の乳剤を製造することができ、更に、この原液を使用に際して所定濃度まで水で希釈して施用することができる。水和剤の場合、有効成分の本発明の化合物、固形担体、及び界面活性剤を混合して原液を製造し、更に、この原液を使用に際して所定濃度まで水で希釈して施用することができる。粉剤の場合、有効成分である本発明の化合物、固形担体等を混合して、そのまま施用することができ、粒剤の場合には、有効成分としての本発明の化合物、固形担体、及び界面活性剤等を混合して造粒することにより製造し、そのまま施用することができる。もっとも、上記の各製剤形態の製造方法は上記のものに限定されることはなく、有効成分の種類や施用目的等に応じて当業者が適宜選択することができるものである。
本発明の農園芸用殺菌剤には、有効成分である本発明の化合物以外に、他の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤、植物生育調整剤、肥料、土壌改良剤等の任意の有効成分を配合してもよい。本発明の殺菌剤の施用方法は特に限定されるものではなく、茎葉散布、土壌処理、施設内でのくん煙、くん茎等のいずれの方法でも施用することができる。例えば、茎葉散布の場合、例えば、5〜1000ppm、好ましくは、10〜500ppmの濃度範囲の溶液を、10アール当たり、例えば、50〜700リットル程度の施用量で用いることができる。土壌処理の場合、5〜1000ppmの濃度範囲の溶液を1m2当たり、0.1〜1リットル程度の施用量で用いることができる。
以下、本発明について、更に、実施例、製剤例及び試験例を使用して、詳しく説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例、製剤例及び試験例によって何ら限定されるものではない。
<実施例1> 3−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸−4−(2−クロロフェノキシ)ベンジルエステルの合成
3−アミノ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(0.141g)の1,2−ジクロロエタン溶液に、4−(2−クロロフェノキシ)ベンジルアルコール(0.235g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.230g)と4−ジメチルアミノピリジン(0.146g)を加え、80℃で2時間加熱撹拌した。室温に冷却後、水を加えて塩化メチレンで抽出し、水層を更に塩化メチレンで抽出した。有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することにより、表1に記載の本発明の化合物(No.1)、0.267g、mp98−100℃を得た。その他、同様にして、本発明の化合物を調製した。以下の表1には、製造された本発明の化合物を記載する。
表1
Figure 2015203005

Figure 2015203005

Figure 2015203005
1) 1H-NMR(CDCl3)δppm:2.32(3H,s)、3.65(3H,s)、4.78(2H,br)、5.21(2H,s)、6.81(2H,m)、6.92(1H,d)、6.99(2H,d)、7.20(1H,t)、7.35(2H,d)、7.56(1H,s)

2) 1H-NMR(CDCl3)δppm:3.71(3H,s)、3.79(3H,s)、4.68(2H,br)、5.21(2H,s)、5.99-6.06(3H,m)、7.01(2H,d)、7.22(1H,t)、7.38(2H,d)、7.58(1H,s)

3) 1H-NMR(CDCl3)δppm:3.70(3H,s)、3.76(6H,s)、4.66(2H,br)、5.22(2H,s)、6.18(2H,s)、6.22(1H,s)、7.01(2H,d)、7.37(2H,d)、7.58(1H,s)

4) 1H-NMR(CDCl3)δppm:1.40(3H,t)、3.70(2H,s)、4.00(2H,q)、4.68(2H,br)、5.21(2H,s)、6.57-6.60(2H,m)、6.04(1H,d)、7.00(2H,d)、7.21(1H,t)、7.37(2H,d)、7.58(1H,s)

5) 1H-NMR(CDCl3)δppm:3.63(3H,s)、4.77(2H,br)、5.21(2H,s)、6.93(1H,d)、6.96-7.52(5H,m)、7.25-7.35(3H,m)、7.53(1H,s)

6) 1H-NMR(CDCl3)δppm:3.70(3H,s)、4.67(2H,br)、5.22(2H,s)、7.23-7.40(9H,m)、7.58(1H,s)

7) 1H-NMR(CDCl3)δppm:0.90(3H,t)、1.82(2H,m)、3.83(2H,t)、4.77(2H,br)、5.23(2H,s)、7.00(4H,m)、7.13(1H,t)、7.35(4H,m)、7.58(1H,s)

8) 1H-NMR(CDCl3)δppm:2.39(3H,s)、3.78(3H,s)、4.65(2H,br)、5.03(2H,s)、5.20(2H,s)、6.99(2H,d)、7.20-7.28(3H,m)、7.35(2H,d)、7.40(1H,d)、7.57(1H,s)
次に製剤例を示す。なお、部は質量部を表す。
製剤例1 乳剤
本発明の化合物(10部)、キシレン(60部)、N−メチル−2−ピロリドン(20部)及びソルポール3005X(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤の混合物、東邦化学工業株式会社、商品名)(10部)を均一に混合溶解して、乳剤を得た。
製剤例2 水和剤−1
本発明の化合物(20部)、ニップシールNS-K(ホワイトカーボン、東ソー・シリカ株式会社、商品名)(20部)、カオリンクレー(カオリナイト、竹原化学工業株式会社、商品名)(50部)、サンエキスP−252(リグニンスルホン酸ナトリウム、日本製紙ケミカル株式会社、商品名)( 5部)及びルノックスP-65L(アルキルアリルスルホン酸塩、東邦化学工業株式会社、商品名)(5部)をエアーミルにて均一に混合粉砕して、水和剤を得た。
製剤例3 水和剤−2
本発明の化合物(20部)、ニップシールNS-K(20部)、カオリンクレー(50部)、ルノックス1000C(ナフタレンスルホン酸塩縮合物、東邦化学工業株式会社、商品名)(5部)及びソルポール5276(非イオン性界面活性剤、東邦化学工業株式会社、商品名)(5部)をエアーミルにて均一に混合粉砕して、水和剤を得た。
製剤例4 フロアブル剤−1
予め混合しておいたプロピレングリコール(5部)、ソルポール7933(アニオン性界面活性剤、東邦化学工業株式会社、商品名)(5部)、水(50部)に本発明の化合物(20部)を分散させ、スラリー状混合物とし、次にこのスラリー状混合物を、ダイノミル(シンマルエンタープライゼス社)で湿式粉砕した後、予めキサンタンガム(0.2部)を水(19.8部)によく混合分散させたものを添加し、フロアブル剤を得た。
製剤例5 フロアブル剤−2
本発明の化合物(20部)、ニューカルゲンFS-26(ジオクチルスルホサクシネートとポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテルの混合物、竹本油脂株式会社、商品名)(5部)、プロピレングリコール(8部)、水(50部)を予め混合しておき、このスラリー状混合物を、ダイノミル(シンマルエンタープライゼス社)で湿式粉砕した。次にキサンタンガム(0.2部)を水(16.8部)によく混合分散させゲル状物を作成し、粉砕したスラリーと十分に混合して、フロアブル剤を得た。
次に、本発明の化合物が殺菌剤の有効成分として有用であることを試験例により示す。なお、本発明の化合物は、表1に記載の化合物番号で示す。
試験例1 キュウリ灰色かび病に対する試験
播種12日後のきゅうり(品種:相模半白)を試験用に準備した。このきゅうりの葉軸を2cm程度残して子葉部分を切り取った。これとは別に32cm×24cm×4.5cm(たて×よこ×高さ)のプラスチックケースの底部に水で十分に湿らせたペーパータオルを敷き、ペーパータオルの上に足つきの網を置いたものを準備した。この網の上に、上記の切り取った子葉部分を、葉が水平になるように並べた。その子葉の中心部に、キュウリ灰色かび病菌(Botrytis cinerea)の胞子懸濁液(1×106 個/ml)を50 μlずつ滴下した。その後、子葉の上に直径6 mmのペーパーディスクを被せた。これとは別に、上記製剤例1に準じて調製した乳剤を、さらに0.02%Tween20脱塩水水溶液で希釈して25ppmの希釈液を調製した。この希釈液を、ペーパーディスクの上から50μlずつ滴下した。プラスチックケースにフタをして20 ℃条件下に72時間置いた後、病斑直径を測定し下記の式にてキュウリ灰色かび病の防除価を求めた。結果を表2に示す。
防除価(%)=[1−(処理区病斑直径 / 無処理区病斑直径)] × 100
表2
キュウリ灰色かび病
Figure 2015203005

Claims (2)

  1. 下式[I]
    Figure 2015203005
    (式中、R1はC1〜C4のアルキル基を示し、R2は水素原子またはC1〜C4のアルキル基を示し、R3およびR4は互いに独立して水素原子、C1〜C4のアルキル基、C1〜C4のアルコキシ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基またはハロゲン原子を示し、Yは酸素原子、硫黄原子またはOCH2を示す。)で表される、3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体。
  2. 請求項1に記載の3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルエステル誘導体を有効成分として含有することを特徴とする殺菌剤。
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