JP2015202218A - コントローラーおよびそれを装着する搬送具 - Google Patents

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Abstract


【課題】 2つの移動体を含むコントローラーにて、アウターチューブ等をつなげた一方の移動体を他方の移動体に非連動にさせて、その一方の移動体を単独移動させることで、不要な負荷を排除したコントローラー等を提供する。
【解決手段】 コントローラーCRのスライダーキット30は、ラックスライダー10と、アウターチューブ42を保持しつつラックスライダー10に対して移動するグリップスライダー20を含み、このスライダーキット30は、グリップスライダー20をラックスライダー10の移動に連動させる隆起片BPを含む一方で、グリップスライダー20を、ラックスライダー10の移動に連動させない隙間GPを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コントローラーおよびそれを装着する搬送具(例えばステントデリバリーカテーテル)に関する。
血管の狭窄等の病変部の治療では、ステントデリバリーカテーテルを用いて、ステントを病変部に留置させることが知られている。ステントは、一般的に、バルーンによって拡張されるもの(バルーン拡張型)と、材料特性に由来する自己拡張力によって拡張されるもの(自己拡張型)との2種類に分類される。
例えば、自己拡張型ステントのためのステントデリバリーカテーテルでは、ステントを表面から押さえることで縮径状態にして格納するアウターチューブと、ステントに係り合うことで留置位置を制御するインナーチューブと、が相対的に移動し、ステント表面を押さえつけていたアウターチューブの乖離により、そのアウターチューブからステントが放出される。
このような放出、すなわちステントが病変部に留置される場合、ステントの先端部分のみがアウターチューブから放出した状態で、病変部に対するステントの留置位置が調整される。なぜなら、ほとんどのステントは、アウターチューブから一旦放出されると再収納できない上、血管壁に一度接触すると、位置調整が困難なためである。
そのため、ステントの留置位置の制御には、ステントの先端部分(3〜5mm程度)のみが、アウターチューブから放出された状態にすることが求められる。そのため、アウターチューブとインナーチューブとの相対的な移動距離を3mm以下、より好ましくは1mm程度の精度(短距離)で制御することが要求される(このような制御を、微小制御とする)。
一方で、ステントの留置位置が決定され、ステントが病変部である血管壁に接触した後、術者のストレスおよび患者への負担を軽減するという観点から、アウターチューブとインナーチューブとの相対的な移動距離を、長距離でかつ短時間で移動させることが求められる(このような制御を迅速制御とする)。
そこで、近年では、微小制御機構(数mm単位)と迅速制御機構とを併せ持つコントローラーが、ステントデリバリーカテーテルの近位端部に装着されることが多い。このようなコントローラーは、歯車、ギア、またはラチェット等の部品を含み、それらを用いて、アウターチューブとインナーチューブとの相対的な移動を微小に、且つ即時的に制御することを実現する。
例えば、ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社の販売するエピックビリアリーステント(医療機器承認番号:22200BZX00794000)では、自己拡張型ステントの留置精度を向上させるために、微小制御用のサムホイールと迅速制御用のプルグリップとを備えたコントローラーが、ステントデリバリーカテーテルに装着される。
エピック ビリアリーステント(医療機器承認番号:22200BZX00794000)の添付文書(2010年12月14日作成)
ところで、例えば、インナーチューブに対しアウターチューブを相対的に後退させる動作が術者に過度の負荷を与えるようなコントローラーの場合、ステントの留置精度が低下しやすい。なぜなら、コントローラー操作における術者への過大な負荷は、術者の力みに繋がり、それによって、高精度にステントを留置させ難くなるためである。
しかしながら、非特許文献1に記載のコントローラーは、搭載されるプルグリップによる迅速制御に連動して微小制御までも動作する。すなわち、このコントローラーでは、プルグリップが引かれた場合、迅速制御に関係ないサムホイールが回転するため、そのサムホイールの重量・抵抗といった不要な負荷が生じる。そのため、このようなコントローラーは迅速制御を行う場合、ステントの留置精度が低くなる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。そして、その目的は、例えば迅速制御の場合には微小制御に連動させない。要は、コントローラーが2つの移動体を含み、例えば迅速制御の場合には、アウターチューブ等をつなげた一方の移動体を他方の移動体に非連動にさせて、その一方の移動体を単独移動させることで、不要な負荷を排除したコントローラー等を提供することにある。
コントローラーは、第1保持体と第2保持体とによる挟持により体内留置部を保持しつつ搬送する搬送具に装着される。そして、コントローラーは、両保持体同士を相対移動させて体内留置部への挟持を解除させ、その体内留置部を離脱させる。このコントローラーは、第1保持体を固定するハウジングと、第2保持体を保持しハウジングに対して移動する移動キットと、を含む。そして、この移動キットは、ハウジングに対して移動する第1移動体と、第2保持体を保持しつつ第1移動体に対して移動する第2移動体と、第2移動体を第1移動体の移動に連動させる連動部と、第2移動体を、第1移動体の移動に連動させない非連動部と、を含む。
例えば、連動部は、第2移動体よりも、第1移動体の移動方向元側に位置し、移動する第1移動体に第2移動体を係り合わせる連係片である。また、非連動部は、例えば、連係片から第2移動体を乖離させつつ、第2移動体を進行させる進行路である。
また、進行路は隙間であり、第2移動体の一部である支持片は、その隙間を通るとともに、隙間を境に一方側に第2保持体をつなげる土台を有し、他方側にグリップを有すると望ましい。
また、ハウジングは、第1移動体上を移動する第2移動体を、非接触で通過させる空隙路を有すると望ましい。
また、第2移動体は、第1移動体に形成されるレールに乗る係合片を有しており、その係合片は、支持片を境に、一方側と他方側とに向かって形成され、一方側の係合片と、他方側の係合片とは、レールの延び方向においてずれて形成される、または、レールの延び方向に沿う長さを異ならせている、と望ましい。
また、土台は、第2保持体を保持する爪を単数または複数有し、係合片の少なくとも1つは、レールの延び方向において、爪からずれて形成されると望ましい。
また、第1移動体が動力を受けるラックを有する場合、ラックに噛み合うピニオンと、ピニオンに間接または直接に噛み合う歯車を備えるホイールとが含まれると望ましい。
また、ピニオンは、ホイールの回転方向先と、第1移動体の移動方向先を同方向にさせるスイッチギアまたはスイッチギア群の1つであると望ましい。
なお、以上のコントローラーを装着した搬送具も本発明といえる。
また、搬送具は、両保持体がチューブで、第1保持体であるインナーチューブを、第2保持体であるアウターチューブの内腔に収めるカテーテルであってもよい。また、生体内留置部はステントであってもよい。
本発明によれば、コントローラーは、2つの移動体を含み、一方の移動体を他方の移動体の移動に連動させて、両移動体を同時に移動させる一方で、一方の移動体を他方の移動体に非連動にさせて、その一方の移動体を単独移動させる。そのため、この一方の移動体は、他方の移動体に非連動で移動する場合、例えば他方の移動体の移動に伴う負荷(例えば、他方の移動体の重量)を全く受けることなく移動するので、スムーズに移動する。
は、コントローラーの分解斜視図である。 は、コントローラーの分解斜視図の部分拡大図である。 は、スライダーキットの分解斜視図である。 は、スライダーキットの斜視図である。 は、ホイールキットにおけるサムホイール・スイッチギア・板バネの斜視図である。 は、ホイールキットにおけるサムホイール・スイッチギア・板バネの平面図である。 は、グリップの操作で、ラックスライダーに対してグリップスライダーが動いた状態を示す斜視図である。 は、ホイールキットの操作でスライダーキット(ラックスライダー・グリップスライダー)が動いた状態を示す斜視図である。 は、コントローラーの全体斜視図、 は、コントローラーの指当て側からみた平面図である。
[実施の形態1]
実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、便宜上、ハッチングや部材符号等を省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。逆に、便宜上、断面図でなくてもハッチングを使用することもある。また、図面における種々部材の寸法は、便宜上、見やすいように調整されていることもある。
図1、図2、図9、および図10は、カテーテルの一例であるステントデリバリーカテーテル[搬送具]40と、このステントデリバリーカテーテル40に取付けられるコントローラーCRとを示す種々図面である(なお、コントローラーCRと、そのコントローラーCRに取り付けられるステントデリバリーカテーテル40とを含むシステムを、ステントデリバリーシステムSMとする)。
なお、以降では、ステントデリバリーカテーテル40において、ステント(不図示)の配置される側を遠位側、この遠位側の反対側を近位側、とする。また、各部材における側を明示する場合、近位側、遠位側と称することもある。また、各部材において、近位側の端を近位端、近位端の付近を近位端部とするとともに、遠位側の端を遠位端、遠位端の付近を遠位端部とする。
まず、ステントデリバリーカテーテル40について説明する。なお、ステントデリバリーカテーテル40は、ステント[生体内留置部]を装着したデリバリーカテーテル40のことである(ただし、デリバリーカテーテル40をステントデリバリーカテーテル40としてもよい)。
ステントデリバリーカテーテル40は、インナーチューブ[第1保持体]41とアウターチューブ[第2保持体]42とを含み、このアウターチューブ42の内腔にインナーチューブ41を挿入させている。さらに、アウターチューブ42の内腔の壁面(内壁面)とインナーチューブ41の外壁面との間に、チューブ状のステントが縮径された状態で挟まれる。
そして、インナーチューブ41とアウターチューブ42との相対的な移動によって、アウターチューブ42の内壁面がステントからずれ、ステントの外壁がアウターチューブ42の内壁面で拘束されなくなることで(要は、両チューブ41・42によるステントの挟持が解除されることで)、ステントは拡径し、ステントデリバリーカテーテル40から放出される。コントローラーCRは、この相対的移動を制御する。
コントローラーCRは、この相対的移動のために、インナーチューブ41を固定する一方、アウターチューブ42を固定されたインナーチューブ41に対して移動させる。
このコントローラーCRについて、図1、図2、図9、および図10を用いて詳説する。図1はコントローラーCRの分解斜視図、図2はコントローラーCRの分解斜視図の部分拡大図、図9はコントローラーCRの全体斜視図、および図10はコントローラーCRの指当て側TS(後述)からみた平面図である。
なお、便宜上、コントローラーCRにおいて、サムホイール52(後述)を挟むハウジング60の一方側を正面側AS、他方側を背面側BSとする。さらに、正面側ASから背面側BSまたは背面側BSから正面側ASに向かう方向を短手方向SDとする。
また、サムホイール52を通る短手方向SDを境に分けられる一方側で、サムホイール52からクリップ44(後述)に向く側を後方側RS、この後方側RSに対して逆向き側を前方側FSとする。さらに、前方側FSから後方側RSまたは後方側RSから前方側FSに向かう方向を長手方向LDとする{すなわち、長手方向LDは短手方向SDに対して交差(直交等)する方向である}。
また、長手方向LDを境に分けられる一方側で、コントローラーCRからサムホイール52が突き出て露出する側をホイール側WS、このホイール側WSに対して逆向き側を指当て側TSとする。さらに、ホイール側WSから指当て側TSまたは指当て側TSからホイール側WSに向かう方向を幅方向WDとする{すなわち、幅方向WDは長手方向LDおよび短手方向SDに対して交差(直交等)する方向である}。
コントローラーCRは、ハウジング60、クリップ44、ホイールキット[動力伝達キット]50、およびスライダーキット[移動キット]30を含む。
ハウジング60は、2つの分割体61・65の連結で形成されるコントローラーCRの外装である(なお、正面側ASの分割体61を正面ハウジング体61、背面側BSの分割体65を背面ハウジング体65とする)。そして、正面ハウジング体61の内面に形成される係合受け61Pと、背面ハウジング体65の内面に形成される係合爪(不図示)とが係り合うことで、正面ハウジング体61と背面ハウジング体65とは、互いの長手方向LDに延びる面同士を向かい合わせて連結される(なお、正面ハウジング体61および背面ハウジング体65にて、向かい合う面同士を内面、その内面の反対面を表面とすることがある)。
正面ハウジング体61は、ハウジング60の正面62となるもので、ホイールカバー62W、正面前方部62F、および正面後方部62Rを含む。
ホイールカバー62Wは、サムホイール52の一部を覆うものである。正面前方部62Fは、ホイールカバー62Wから前方側FSへの延び出た部材で、正面後方部62Rは、ホイールカバー62Wから後方側RSへの延び出た部材である。そして、これら正面前方部62F、ホイールカバー62W、および正面後方部62Rは、この順で連なる。
なお、ホイールカバー62W、正面前方部62F、および正面後方部62Rは、内面側に向かって垂れ下がる側面63(63Wts・63Wws,63Fts・63Ffs・63Fws,63Rts・63Rrs・63Rws)を含む(なお、この側面63および後述の側面67に付される英小文字は、ホイール側WS、指当て側TS、前方側FS、または後方側RSを意味する)。
また、ホイールカバー62Wの側面63Wwsは、サムホイール52を露出させるために、自身の一部を欠けさせている(この欠けている部分をホイール用開口71とする)。詳説すると、ホイール用開口71は、サムホイール52の回転軸(不図示)が軸受け(不図示)に嵌められることで、そのサムホイール52がホイールカバー62Wに覆われるようになった場合に、円盤形状のサムホイール52の少なくとも周縁を、外部に向けて露出させる。なお、ホイール用開口71の形状は、特に限定されるものではなく、術者が操作しやすいような形状であればよい。
また、正面後方部62Rの側面63Rwsは、インナーチューブ41のハブ43を取り付けるためのハブ取付部64を有する。これについての詳細はクリップ44とともに後述する。
背面ハウジング体65は、ハウジング60の背面66となる部材で、正面前方部62F、ホイールカバー62W、および正面後方部62Rに対向する部材を連ねて形成される(なお、この連なり方は特に限定されず、正面前方部62Fに対向する部分を背面前方部66F、ホイールカバー62Wに対向する部分を背面中間部66W、正面後方部62Rに対向する部分を背面後方部66Rとされる)。また、背面前方部66F、背面中間部66W、および背面後方部66Rは、内面側に向かって垂れ下がる側面67(67Fts・67Ffs,67Wts,67Rts)を含む。
ところで、背面ハウジング体65および正面ハウジング体61は、各々の内面から突起し、長手方向LDに延びるメインレールMR(MRa・MRb)を有し、これに沿うように、スライダーキット30が移動するが、これについては後述する。なお、ハウジング60の指当て側TSの側面67(67Fts,67Wts)には、図10に示すように、スライダーキット30の一部(後述のグリップスライダー20の支持プレート22)を通過させるスリット[空隙路]STが形成される(便宜上、スリットSTにはハッチングを付す)。
クリップ44は、インナーチューブ41の近位端に装着されたハブ43を、ハブ取付部64に対して固定するものである。詳説すると、クリップ44は、二叉状の足を有し、それらは、ハブ取付部64である開孔に嵌って不動となる。すなわち、クリップ44は、二叉の足の間にハブ43を挟み込み不動にしつつ、それら足をハブ取付部64の開孔に嵌めて、インナーチューブ41をハウジング60に固定する。
ホイールキット[動力伝達キット]50は、ホイールキットカバー51、サムホイール[ホイール]52、板バネ57、および、スイッチギア[ピニオン]58を含む。
ホイールキットカバー51は、正面ハウジング体61のホイールカバー62W付近に取り付けられるサムホイール52およびスイッチギア58等を覆うカバーで、正面ハウジング体61に固定される。
サムホイール52は、術者の親指等による動力で回転するホイールである。そのため、このサムホイール52は、自身の円盤面の一方に不図示の回転軸、他方に2段歯車軸53を有し、回転軸をホイールカバー62Wの内側面に形成される軸受け(不図示)に嵌め、2段歯車軸53をホイールキットカバー51の内面に形成される軸受け(不図示)に嵌めることで、回転可能に支えられる。そして、この支えられた状態で、サムホイール52の少なくとも周縁が、親指等に触れやすくなるように、ホイール用開口71を通じて外部に露出する。
なお、サムホイール52の2段歯車軸53は、図5および図6に示すように、2つの歯車53A・53Bを積み上げて形成されており、円盤面から離れている側の歯車53Aは、スイッチギア58の歯に噛み合うことで、そのスイッチギア58に動力を伝達する(すなわち、歯車53Aは、サムホイール52のトルクを伝達する)。一方、円盤面に近い側の歯車53Bは、回転することで、ホイールキットカバー51に取り付けられる板バネ57に、自身の各歯を順繰りに接触させることで、術者に回転の操作感(クリック感)を伝える。
板バネ57は、L字状で、このL字の短手部分57Sがホイールキットカバー51に固定される一方、L字の長手部分57Lは自由端である。そして、このL字長手部分57Lは、自身の先端付近の面(腹部分)を歯車53Bの各歯に接触させることで撓み、その反発力が操作感として術者に伝達される。
ただし、この板バネ57は、歯車53Bに対する配置関係により、サムホイール52の一方のみの回転の場合、歯車53Bの各歯に接触して撓むものの、サムホイール52の他方の回転の場合、L字長手部分57Lの先端を歯の壁面に突き当て、歯車53Bの回転を制止する。すなわち、板バネ57は、サムホイール52を所望方向のみにしか回転させない。なお、このような機能を発揮する板バネ57は、L字状に限定されないし、材料も特段に限定されず、金属でも樹脂であっても構わない。
スイッチギア58は、ピニオンで、円盤面に形成される回転軸58Aを、ホイールキットカバー51の内面に形成される軸受け(不図示)に嵌めることで、回転可能に支えられる。そして、このスイッチギア58は、サムホイール52の歯車に噛み合うとともに、後述のラック33に噛み合い、サムホイール52の動力をラック33を備えるラックスライダー10(後述)に伝える。
スライダーキット[移動キット]30は、図3の分解斜視図および図4の斜視図に示すように、ラックスライダー[第1移動体]10と、グリップスライダー[第2移動体]20とを含む。
ラックスライダー[第1移動体]10は、背面ハウジング体65の内面および正面ハウジング体61の内面に形成されるメインレールMR(MRa・MRb)に沿って移動する移動体で、2つの分割体11・15の連結で形成される。なお、背面ハウジング体65のメインレールMRbに沿って移動する分割体15を背面スライダー体15、正面ハウジング体61のメインレールMRaに沿って移動する分割体11を正面スライダー体11、とする。
背面スライダー体15は、棒状で、背面ハウジング体65のメインレールMRbに嵌る溝16を有する面を有するとともに、この面の反対面17に、正面スライダー体11との連結部となる係合孔(不図示)を有する。なお、この係合孔は、反対面17から隆起した隆起片[連動部、連係片]BP(BPb)に形成される。
正面スライダー体11も、棒状で、正面ハウジング体61のメインレールMRaに嵌る溝12を有する面を有するとともに、この面の反対面13に、背面スライダー体15の係合孔との連結部となる係合ピン14を有する{なお、この係合ピン14は、反対面13から隆起した隆起片[連動部、連係片]BP(BPa)に形成される}。そして、係合ピン14および係合孔は、ラックスライダー10の長手方向LDの両端付近に各々形成されており、両者が嵌り合うことで、背面スライダー体15と正面スライダー体11とが一体化する。
また、正面スライダー体11は、メインレールMRaに嵌った状態で、ホイール側WSに向く一面に、ラック33を有する。そして、このラック33は、スイッチギア58の歯に噛み合うことで、このスイッチギア58に噛み合ったサムホイール52からの回転動力を受ける。これにより、溝12をメインレールMRaに嵌めたラックスライダー10は、このメインレールMRaに沿って移動する(この移動は、ホイールキット50を用いることで、微小な移動であるため、この移動の制御を微小制御とする)。
なお、両スライダー体11・15が一体化した場合、背面スライダー体15の隆起片BPbと正面スライダー体11の隆起片BPaとが密着するため、背面スライダー体15の反対面17と正面スライダー体11の反対面13とは乖離し、長手方向LDに延びる隙間[非連動部、進行路]GPが生じる。
そして、この隙間GPはラックスライダー10の長手方向、すなわちラックスライダー10の移動方向元側(遠位側)から移動方向先側(近位側)に向かって延び、この延び方向と同方向に、背面スライダー体15の反対面17および正面スライダー体11の反対面13には、それら反対面17・13から落ち込んだ溝レール[レール]DR(DRa・DRb)が形成される。この対向する溝レールDRa・DRbに沿って移動する移動体が、グリップスライダー20である。
グリップスライダー[第2移動体]20は、マニホールド保持台[土台]21、支持プレート[支持片]22、グリップ23、および、ボス[係合片]24を含む。
マニホールド保持台21は、アウターチューブ42の近位端に装着されたマニホールド45を保持するものである。すなわち、マニホールド保持台21、ひいてはグリップスライダー20はアウターチューブ42を保持する。詳説すると、マニホールド保持台21は、アウターチューブ42およびマニホールド45の長手方向に沿った溝を有する2つの溝型爪[爪]21P・21Qを有し、これら溝にマニホールド45の外面を嵌め入れることで、そのマニホールド45を保持する。
支持プレート22は、ラックスライダー10の隙間GPに通されるプレートである。そして、この支持プレート22は、隙間GPを通過する状態にて、一方側(ホイール側WS)の端にて、マニホールド保持台21を支える。なお、この支持プレート22では、厚みは隙間GPの幅よりも短く、隙間GPの延び方向に沿う部分の長さは、支持プレート22の厚み(隙間GPの幅方向に沿う部分の長さ)に比べて長い。
グリップ23は、術者の把持するもので、隙間GPを通過する支持プレート22の他方側に形成される。なお、支持プレート22は、ハウジング60のホイール側TSにおける側面67(68Wts・67Fts)のスリットSTを通じて外部に突き出て、その突き出た部分に、グリップ23が形成される。したがって、術者は、コントローラーCRを把持した場合、指で容易にそのグリップ23に触れて操作できる。
ボス24は、ラックスライダー10の溝レールDRに嵌るもので、マニホールド保持台21から溝レールDRに向かって突き出るものである。詳説すると、マニホールド45を保持する2つの溝型爪21P・21Qの間から背面スライダー体15の溝レールDRbに対応する背面側ボス24Bと、溝型爪21P・21Qを境にしてボス24Bの反対位置に、正面スライダー体11の溝レールDRaに対応する正面側ボス24Aとが突き出る。
これにより、ボス24(24A・24B)を溝レールDR(DRa・DRb)に乗せたグリップスライダー20は、この溝レールDRに沿って移動する。つまり、このグリップスライダー20は、図7に示すように、術者のグリップ23に対する操作で、ラックスライダー10に対して移動するだけでなく、ハウジング60に対しても移動する(この移動は、微小制御での移動に比べて、大幅な移動な上に迅速な移動であるため、この移動の制御を迅速制御とする)。
ところで、移動するグリップスライダー20は、ラックスライダー10にて、溝レールDRと同方向に延びる隙間GPに沿って移動するともいえる。そして、このラックスライダー10の隙間GPには、グリップスライダー20よりも、ラックスライダー10の移動方向元側(遠位側)に位置する隆起片BP(すなわち、隙間GPを形成する枠で、隙間GPの端に位置する部分)があり、これが近位側に移動するラックスライダー10にグリップスライダー20を係り合わせる。そのため、このグリップスライダー20は、図8に示すように、術者のホイールキット50を用いた操作で移動するラックスライダー10に追随して連動する。
一方で、隙間GPは、ラックスライダー10の移動方向先側(近位側)に延びているため、隆起片BPからグリップスライダー20を乖離させる搬送路になっている。そのため、図7に示すように、術者のグリップ23に対する操作だけでも、ハウジング60に対して移動する。
すなわち、コントローラーCRは、インナーチューブ41に対してアウターチューブ42を移動させるにあたりホイールキット50を用いてラックスライダー10とグリップスライダー20とを同時に動かすことと、グリップ23を用いてグリップスライダー20のみを動かすこととの2種類の移動を行える。詳説すると、コントローラーCRは、病変部に対するステントの留置位置を高精度に特定する場合(微小制御の場合)と、病変にステントを完全に留置させる場合(迅速制御の場合)とで、各々の場合に好適な移動を行える。
この2種類の移動のために、コントローラーCRのスライダーキット30は、ハウジング60に対して移動するラックスライダー10と、アウターチューブ42を保持しつつラックスライダー10に対して移動するグリップスライダー20を含む。詳説すると、スライダーキット30は、グリップスライダー20をラックスライダー10の移動に連動させる連動部(例えば隆起片BP)を含む一方、逆に、グリップスライダー20を、ラックスライダー10の移動に連動させない非連動部(例えば隙間GP)を含む。
このようになっているスライダーキット30を搭載するコントローラーCRでは、アウターチューブ42を把持するグリップスライダー20が、ハウジング60(ひいてはインナーチューブ41)に対して移動する場合、ラックスライダー10の移動に連動して動ける一方で、連動せずに動くこともできる。そのため、グリップスライダー20がラックスライダー10に非連動状態でハウジング60に対して移動するとき、ハウジング60に対するラックスライダー10の移動で生じる負荷(例えば、ラック33に噛み合うスイッチギア58等の抵抗、または、ラックスライダー10そのものの重量)は、グリップスライダー20に伝達されない。
したがって、グリップスライダー20を用いたアウターチューブ42の移動は、過度の負荷なく、迅速かつ大幅に移動する。すなわち、このようなスライダーキット30が含まれていると、迅速制御の場合、微小制御機構(ホイールキット50のサムホイール52およびスイッチギア58)との物理的干渉を回避することで、不要な抵抗を排除したコントローラーCRとなる。
もちろん、このコントローラーCRは、微小制御の場合には、微小制御機構を用いて、アウターチューブ42を保持するグリップスライダー20を、ラックスライダー10とともに移動させ、ステントの先端部分のみを、アウターチューブ42から放出させられる。
なお、連動部としては、例えば、グリップスライダー20よりも、ラックスライダー10移動方向元側に位置し、移動するラックスライダー10にグリップスライダー20を係り合わせる隆起片BPが挙げられる。非連動部としては、例えば、隆起片BPからグリップスライダー20を乖離させつつ、そのグリップスライダー20を進行させる進行路(開放路)である隙間GPが挙げられる。
要は、ハウジング60に対して動くラックスライダー10が枠状体になっており、その枠内である隙間GPに通じるグリップスライダー20の一部が、ラックスライダー10の移動の場合に、移動方向元の隙間GPの端、すなわち枠状体の内側の遠位端(枠の内角)に係り合って、ラックスライダー10の移動に追随する。一方で、隙間GPは、グリップスライダー20の移動方向先に、隆起片BPから乖離した状態を維持しつつ移動できる通路となるため、ラックスライダー10の移動に関係なく、グリップスライダー20はそのラックスライダー10に対して移動する。
また、ラックスライダー10の隆起片BPに係り合うグリップスライダー20の一部は、支持プレート22である。そして、この支持プレート22は、ラックスライダー10における隙間GPを通るとともに、その隙間GPを境に一方側(ホイール側WS)にアウターチューブ42をつなげるマニホールド保持台21を有し、他方側(指当て側TS)にグリップ23を有する。
このようになっていると、支持プレート22の両端には、部材(21・22)が形成され、それらが隙間GPよりも大型部材であると、溝レールDRからボス24が外れるといった極めてまれな事態が生じたとしても、支持プレート22が隙間GPから脱落しがたい。
また、グリップスライダー20における支持プレート22の指当て側TSは、ハウジング60のスリットSTを通じて外部に露出し、その露出した部分にグリップ23が形成される。すなわち、ハウジング60は、ラックスライダー10上を移動するグリップスライダー20を、非接触で通過させるスリットSTを有する。
そのため、グリップスライダー20は、移動において、ラックスライダー10のみに接触するので、接触面積を減少させられる。したがって、グリップスライダー20は、接触に起因する過度の抵抗を受けることなく、スムーズに移動する。
また、グリップスライダー20のボス24は、図3に示すように、支持プレート22を境に、一方側(背面スライダー体15側)と他方側(正面スライダー体11側)とに向かって形成され、一方側のボス24Aと、他方側のボス24Bとは、溝レールDR(DRa・DRb)の延び方向に沿う長さを異ならせている。
このようになっていると、グリップスライダー20が溝レールDRにボス24を嵌めて移動するにあたり、長さの長いボス24Aがあると、例えば短いボス24Bに比べて溝レールDRに対する接触面積が増えて、移動に伴うがたつきが抑えられる(移動が安定する)。ただし、これに限定されず、溝レールDRの延び方向に沿う長さを同じにしたボス24であっても、溝レールDRの延び方向においてずれて形成されていると、その溝レール24の延び方向に沿った接触点数が増えるので、グリップスライダー20の移動に伴うがたつきが抑えられる。
また、長手方向LDからグリップスライダー20をみた場合に、ボス24A・24Bとグリップ23を支える支持プレート22との位置関係が、英字T字状になっている。すなわち、T字状における長手が支持プレート22に相当し、T字状における2つの短手がボス24A・24Bに相当する。このように、グリップスライダー20の移動において、力を加えられる箇所(支持プレート22)、および、ラックスライダー10に接触する箇所(ボス24A・24B)が、比較的均等な放射状になっていると、移動するグリップスライダー20への力の伝達が効率よく行われ、そのグリップスライダー20はラックスライダー10上をスムーズに移動する。
また、マニホールド保持台21は、マニホールド45(ひいてはアウターチューブ42)を保持する溝型爪21P・21Qを複数個(2個)有するが、ボス24A・24Bのうちの1つであるボス24Bは、溝レールDRの延び方向において、溝型爪21P・21Qからずれて形成される。
このようになっていると、ボス24Bが溝型爪21P・21Qの根本に連なるように形成されないため、その溝型爪21P・21Qの樹脂量が少量となり、肉厚も薄くなって爪片が撓みやすくなる。その結果、確実に、溝型爪21P・21がマニホールド45に保持される。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、ホイールキット50は、ラックスライダー10のラック33に噛み合うピニオン58(スイッチギア58)と、このピニオン58に直接に噛み合う歯車を備えるサムホイール52と、を有しているが、これに限定されるものではない。例えば、ラック33とサムホイール52との間に介在するピニオン58は、複数であっても構わない(要は、ラックに噛み合うピニオン58に対して別のピニオンが噛み合って、ラック33に噛み合ったピニオン58に対して、間接的に、サムホイール52が噛み合っても構わない)。
ただし、単数のピニオン58または複数のピニオン(ピニオン群)は、サムホイール52の回転方向先と、ラックスライダー10の移動方向先を同方向、例えば近位側に向けさせるとよい。このようになっていれば、術者が扱いやすいためである。
また、以上のコントローラーCRでは、インナーチューブ41を固定する一方、アウターチューブ42を固定されたインナーチューブ41に対して移動させる場合が、インナーチューブ41とアウターチューブ42と相対的移動を例として挙げられたが、これに限定されるものではなく、アウターチューブ42を固定する一方、インナーチューブ41を固定されたアウターチューブ42に対して移動させる場合であっても構わない。
SM ステントデリバリーシステム
CR コントローラー
10 ラックスライダー[第1移動体]
11 正面スライダー体
12 溝
13 反対面
15 背面スライダー体
16 溝
17 反対面
BP(BPa・BPb) 隆起片[連動部、連係片]
GP 隙間[非連動部、進行路、開放路]
DR(DRa・DRb) 溝レール[レール]
20 グリップスライダー[第2移動体]
21 マニホールド保持台[土台]
21P・21Q 溝型爪[爪]
22 支持プレート[支持片]
23 グリップ
24(24A・24B) ボス[係合片]
30 スライダーキット[移動キット]
33 ラック
40 ステントデリバリーカテーテル[搬送具]
41 インナーチューブ[第1保持体]
42 アウターチューブ[第2保持体]
43 ハブ
44 クリップ
45 マニホールド
50 ホイールキット[動力伝達キット]
51 ホイールキットカバー
52 サムホイール[ホイール]
53 2段歯車軸
57 板バネ
58 スイッチギア[ピニオン]
60 ハウジング
61 正面ハウジング体
62 ハウジングの正面
63 ハウジングの側面
65 背面ハウジング体
66 ハウジングの背面
67 ハウジングの側面
ST スリット[空隙路]
SD 短手方向
LD 長手方向
WD 幅方向
AS 正面側
BS 背面側
FS 前方側
RS 後方側
WS ホイール側
TS 指当て側

Claims (11)

  1. 第1保持体と第2保持体とによる挟持により体内留置部を保持しつつ搬送する搬送具に装着され、上記両保持体同士の相対移動で上記挟持を解除させ、上記体内留置部の離脱を制御するコントローラーにあって、
    上記第1保持体を固定するハウジングと、上記第2保持体を保持し上記ハウジングに対して移動する移動キットと、が含まれ、
    上記移動キットは、
    上記ハウジングに対して移動する第1移動体と、
    上記第2保持体を保持しつつ上記第1移動体に対して移動する第2移動体と、
    上記第2移動体を上記第1移動体の移動に連動させる連動部と、
    上記第2移動体を、上記第1移動体の移動に連動させない非連動部と、
    を含むコントローラー。
  2. 上記連動部は、上記第2移動体よりも、上記第1移動体の移動方向元側に位置し、移動する上記第1移動体に上記第2移動体を係り合わせる連係片であり、
    上記非連動部は、上記連係片から上記第2移動体を乖離させつつ、上記第2移動体を進行させる進行路である請求項1に記載のコントローラー。
  3. 上記進行路は、隙間であり、
    上記第2移動体の一部である支持片は、上記隙間を通るとともに、上記隙間を境に一方側に上記第2保持体をつなげる土台を有し、他方側にグリップを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のコントローラー。
  4. 上記ハウジングは、上記第1移動体上を移動する上記第2移動体を、非接触で通過させる空隙路を有する請求項3に記載のコントローラー。
  5. 上記第2移動体は、上記第1移動体に形成されるレールに乗る係合片を有しており、
    上記係合片は、上記支持片を境に、一方側と他方側とに向かって形成され、上記一方側の上記係合片と、上記他方側の上記係合片とは、上記レールの延び方向においてずれて形成される、または、上記レールの延び方向に沿う長さを異ならせている、請求項3または4に記載のコントローラー。
  6. 上記土台は、上記第2保持体を保持する爪を単数または複数有し、
    上記係合片の少なくとも1つは、上記レールの延び方向において、上記爪からずれて形成される請求項5に記載のコントローラー。
  7. 上記第1移動体が動力を受けるラックを有する場合、
    上記ラックに噛み合うピニオンと、上記ピニオンに間接または直接に噛み合う歯車を備えるホイールとが、含まれる請求項1〜6のいずれか1項に記載のコントローラー。
  8. 上記ピニオンは、上記ホイールの回転方向先と、上記第1移動体の移動方向先を同方向にさせるスイッチギアまたはスイッチギア群の1つである請求項7に記載のコントローラー。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のコントローラーを装着した搬送具。
  10. 上記両保持体がチューブで、上記第1保持体であるインナーチューブを、上記第2保持体であるアウターチューブの内腔に収めるカテーテルである請求項9に記載の搬送具。
  11. 上記生体内留置部はステントである請求項9または10に記載の搬送具。
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