JP2015202199A - 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム - Google Patents

眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015202199A
JP2015202199A JP2014082984A JP2014082984A JP2015202199A JP 2015202199 A JP2015202199 A JP 2015202199A JP 2014082984 A JP2014082984 A JP 2014082984A JP 2014082984 A JP2014082984 A JP 2014082984A JP 2015202199 A JP2015202199 A JP 2015202199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrooculogram
unit
user
acceleration
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014082984A
Other languages
English (en)
Inventor
一鷹 井上
Kazutaka Inoue
一鷹 井上
晋 一戸
Susumu ICHINOHE
晋 一戸
淳子 中嶋
Junko Nakajima
淳子 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jin Co Ltd
Original Assignee
Jin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jin Co Ltd filed Critical Jin Co Ltd
Priority to JP2014082984A priority Critical patent/JP2015202199A/ja
Priority to PCT/JP2015/061368 priority patent/WO2015159850A1/ja
Publication of JP2015202199A publication Critical patent/JP2015202199A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6801Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
    • A61B5/6802Sensor mounted on worn items
    • A61B5/6803Head-worn items, e.g. helmets, masks, headphones or goggles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/113Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining or recording eye movement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/11Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0002Remote monitoring of patients using telemetry, e.g. transmission of vital signals via a communication network
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/11Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb
    • A61B5/1121Determining geometric values, e.g. centre of rotation or angular range of movement

Abstract

【課題】加速度が生じたタイミングで検出された眼電位を適切に解析すること。
【解決手段】眼電位情報処理装置は、ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部と、眼電位取得部が取得した眼電位を、ユーザの加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部と、眼電位補正部により補正された眼電位を解析する解析部とを備える。プログラムは、コンピュータを、ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部、眼電位取得部が取得した眼電位を、ユーザの加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部、眼電位補正部により補正された眼電位を解析する解析部として機能させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、アイウエア及びプログラムに関する。
眼球電位に基づいて睡眠状態を検出する睡眠状態検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、眼球運動に基づいて被験者の居眠り状態を判定する居眠り判定装置が知られている(特許文献2参照)。また、脳波の計測に用いる電極の接触インピーダンスを計測するインピーダンス計測部を備える脳波計測システムが知られている(特許文献3参照)。
特許文献1 特開2004−187961号公報
特許文献2 特開2011−015913号公報
特許文献3 特開2012−095905号公報
アイウエア又はユーザの加速度によって、ユーザの眼電位の検出値が影響を受ける場合がある。そのため、例えば大きな加速度が生じたタイミングで検出された眼電位を適切に解析できない場合がある。
第1の態様においては、眼電位情報処理装置は、ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部と、眼電位取得部が取得した眼電位を、ユーザの加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部と、眼電位補正部により補正された眼電位を解析する解析部とを備える。
第2の態様においては、眼電位情報処理システムは、上記眼電位情報処理装置と、ユーザに装着される装着具とを備え、装着具は、眼電位検出部と、眼電位検出部で検出された眼電位を示す情報を、眼電位情報処理装置へ送信する送信部とを有する。
第3の態様においては、装着具は、装着具を装着している装着者の眼電位を検出する眼電位検出部と、眼電位検出部で検出された眼電位を、装着者の加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部と、眼電位補正部により補正された眼電位を解析する解析部とを備える。
第4の態様においては、プログラムは、コンピュータを、ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部、眼電位取得部が取得した眼電位を、ユーザの加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部、眼電位補正部により補正された眼電位を解析する解析部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態における眼電位情報処理システム10の利用形態の一例を概略的に示す。 メガネ100及びスマートフォン40を模式的に示す。 スマートフォン40の機能ブロック構成及び処理ユニット180の機能ブロック構成を概略的に示す。 メガネ100が有する眼電位検出用電極とユーザ20との位置関係を概略的に示す。 格納部360が格納している補正値の一例をテーブル形式で示す。 眼電位及び加速度の時間発展の一例を概略的に示す。 スマートフォン40において実行される処理を表すフローチャートを示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態における眼電位情報処理システム10の利用形態の一例を概略的に示す。眼電位情報処理システム10は、メガネ100及びスマートフォン40を備える。
ユーザ20は、メガネ100及びスマートフォン40のそれぞれの使用者である。ユーザ20は、メガネ100を装着する装着者である。スマートフォン40は、眼電位情報処理装置の一例である。
メガネ100は、ユーザ20の顔部に装着される。メガネ100は、スマートフォン40と通信する機能を有する。メガネ100は、ユーザ20に接触する電極を介してユーザ20の眼電位を検出して、検出した眼電位の情報をスマートフォン40に送信する。また、メガネ100は、メガネ100の加速度を検出して、検出した加速度の情報をスマートフォン40に送信する。また、メガネ100は、メガネ100の角速度を検出して、検出した角速度の情報をスマートフォン40に送信する。
スマートフォン40は、メガネ100から受信した眼電位を解析する。スマートフォン40は、メガネ100から受信した眼電位を、メガネ100から受信した加速度及び角速度の少なくとも一方とともに解析する。スマートフォン40は、眼電位、加速度、角速度等の解析結果に基づいて、ユーザ20に情報を提供する。
例えば、スマートフォン40は、眼電位、加速度及び角速度等を解析して、ユーザ20の状態を特定する。具体的には、スマートフォン40は、ユーザ20の視線方向及び瞬目状態等を特定する。例えば、スマートフォン40は、視線方向及び瞬目状態等に基づき、ユーザ20の状態を判断する。具体的には、スマートフォン40は、視線方向及び瞬目状態等に基づき、ユーザ20に疲れが生じているか否かを判断する。スマートフォン40は、ユーザ20に疲れが生じていると判断した場合に、ユーザ20に警告を発する。例えば、スマートフォン40は、ユーザ20に疲れが生じていると判断した場合に、警告音を発生する。
スマートフォン40は、眼電位の変化量に基づいて、ユーザ20の視線方向、瞬眼状態等を特定する。ここで、スマートフォン40は、メガネ100で検出された加速度又は角速度が大きいほど、眼電位を大きく補正する。そして、スマートフォン40は、補正した眼電位を用いて、視線方向、瞬目状態等を特定する。
例えばユーザ20がランニング等の運動をしている場合に、眼電位検出用の電極とユーザ20との接触状態が悪化する場合がある。例えば、上下方向の加速度が大きい場合、眼電位検出用の電極とユーザ20との接触状態が悪化する場合がある。眼電位情報処理システム10によれば、加速度又は角度度に基づいて、例えば接触状態の影響を考慮した眼電位を補正する補正値を用いて眼電位を補正する。そして、補正した眼電位を用いて、ユーザ20の状態を特定する。そのため、ユーザ20の状態をより正確に特定できる場合がある。
なお、本実施形態の説明において、図1等に示される直交座標系の座標軸を用いて、各種の方向を特定する場合がある。z軸プラス方向を、ユーザ20が正面に沿う方向に定める。z軸プラス方向は、ユーザ20の顔に装着されているメガネ100の、ユーザ20の顔からメガネ100のフロント部へ向かう方向の加速度である。また、y軸マイナス方向を、鉛直方向に定める。x軸、y軸、z軸は、右手系の直交座標系である。説明の都合上、z軸プラス方向を正面方向等と呼ぶ場合がある。また、y軸プラス方向を上方等と呼ぶ場合がある。また、y軸マイナス方向を下方等と呼ぶ場合がある。また、x軸プラス方向を左方等と呼ぶ場合がある。また、x軸マイナス方向を右方等と呼ぶ場合がある。
図2は、メガネ100及びスマートフォン40を模式的に示す。メガネ100は、レンズ110及びフレーム120を備える。メガネ100及びフレーム120は、アイウエアの一例である。
フレーム120は、一対のレンズ110を支持する。フレーム120は、リム122、ブリッジ124、ヨロイ126、テンプル130、モダン132、右ノーズパッド141、左ノーズパッド142、第1電極151、第2電極152、第3電極153、接地電極154、処理ユニット180及び電源ユニット190を有する。レンズ110、リム122、ヨロイ126、テンプル130、及びモダン132は、それぞれ左右一対に設けられる。フレーム120のうち、リム122、ブリッジ124、右ノーズパッド141、左ノーズパッド142及びヨロイ126の部分を、メガネ100のフロント部と呼ぶ。
リム122は、レンズ110を保持する。ヨロイ126は、リム122の外側に設けられテンプル130を可動に保持する。テンプル130は、ユーザ20の耳の上部を押圧して、押圧した部位を挟持する。モダン132は、テンプル130の先端に設けられる。モダン132は、ユーザ20の耳の上部に接触する。
第1電極151は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第1電極151は、右ノーズパッド141の表面に設けられる。第1電極151は、右ノーズパッド141が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する側の表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第1電極151はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第1電極151はユーザ20の鼻の右側に接触する。本実施形態において、第1電極151は、主としてユーザ20の右眼の眼電位を検出する。
第2電極152は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第2電極152は、左ノーズパッド142の表面に設けられる。第2電極152は、左ノーズパッド142が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する側の表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第2電極152はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第2電極152はユーザ20の鼻の左側に接触する。本実施形態において、第2電極152は、主としてユーザ20の左眼の眼電位を検出する。
第3電極153は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第3電極153は、ブリッジ124の表面に設けられる。第3電極153は、ブリッジ124が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第3電極153はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第3電極153はユーザ20の眉間の上部に接触する。本実施形態において、第3電極153で検出される眼電位は、ユーザ20の右眼の眼電位及び左眼の眼電位を測定するための測定用の基準に用いられる。
接地電極154は、モダン132の表面に設けられる。接地電極154は、例えば右側のモダン132の表面に設けられる。接地電極154は、モダン132が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、接地電極154はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、接地電極154はユーザ20の右耳の上部に接触する。本実施形態において、接地電極154の電位は、メガネ100が有する電気回路の接地電位を提供する。
処理ユニット180は、左側のテンプル130の内部に設けられる。処理ユニット180には、第1電極151、第2電極152及び第3電極153で検出されたユーザ20の眼電位が入力される。処理ユニット180は、入力された眼電位を処理して、処理された電位をスマートフォン40に送信する。
電源ユニット190は、左側のテンプル130の内部に設けられる。電源ユニット190は、二次電池等の電池を含む。電源ユニット190は、電源ユニット190が含む電池に蓄積された電気エネルギーを、処理ユニット180に供給する。具体的には、電源ユニット190は、電池に蓄積された電気エネルギーから、接地電極154の電位を基準とした直流電力を生成する。電源ユニット190は、電池に蓄積された電気エネルギーから生成した直流電力を、処理ユニット180に供給する。
なお、電源ユニット190は、接地電極154が設けられた側のテンプル130の内部に設けられている。接地電極154の電位は、電源ユニット190から処理ユニット180に供給される直流電力の負側の電位を提供する。また、右側のモダン132には、電源ユニット190を充電するために充電口が形成されている。電源ユニット190が含む電池は、右側のモダン132に設けられた充電口を介して充電される。
図3は、スマートフォン40の機能ブロック構成及び処理ユニット180の機能ブロック構成を概略的に示す。処理ユニット180は、処理部200、加速度検出部270、送受信部280及び基板部290を含む。スマートフォン40は、処理部300、格納部360、UI部370、送受信部380及び電源部390を含む。
処理ユニット180において、処理部200、加速度検出部270及び送受信部280は、基板部290に実装される。処理部200は、MPU等のプロセッサで実現される。スマートフォン40の各部は、主として処理部300によって制御される。送受信部280は、スマートフォン40と無線通信する機能を担う。送受信部280は、通信用プロセッサで実現される。例えば、送受信部280は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信機能を有する通信用プロセッサで実現される。
メガネ100のフレーム120の内部には、電線部160が設けられる。電線部160は、第1電極151、第2電極152、第3電極153、接地電極154及び電源ユニット190と、処理ユニット180とを電気的に接続する。電線部160は、第1電極151と処理ユニット180とを電気的に接続して、第1電極151で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、第2電極152と処理ユニット180とを電気的に接続して、第2電極152で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、第3電極153と処理ユニット180とを電気的に接続して、第3電極153で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、電源ユニット190から処理ユニット180に電力を供給する電線とを有する。
メガネ100において、処理部200は、第1電極151で検出された眼電位である第1眼電位を取得して、取得した第1眼電位を処理する。また、処理部200は、第2電極152で検出された眼電位である第2眼電位を取得して、取得した第2眼電位を処理する。また、処理部200は、第3電極153で検出された眼電位である第3眼電位を取得して、取得した第3眼電位を処理する。
例えば、処理部200は、第3眼電位を基準とした第1眼電位を処理する。本実施形態では、第3眼電位を基準とした第1眼電位を、V1と呼ぶ。処理部200は、V1を予め定められた周期でサンプリングして、V1の時系列データを生成する。処理部200は、生成したV1の時系列データを、送受信部280に出力する。
また、処理部200は、第3眼電位を基準とした第2眼電位を処理する。本実施形態では、第3眼電位を基準とした第2眼電位を、V2と呼ぶ。処理部200は、V2を予め定められた周期でサンプリングして、V2の時系列データを生成する。処理部200は、生成したV2の時系列データを、送受信部280に出力する。
加速度検出部270は、メガネ100の加速度を検出する。加速度検出部270は、例えば3軸加速度センサである。加速度検出部270は、メガネ100の重心の加速度を検出する。メガネ100がユーザ20に装着されている場合、メガネ100の重心の加速度は、ユーザ20の頭部の加速度に対応する。処理部200には、加速度検出部270で検出された加速度が入力される。
角速度検出部260は、メガネ100の角速度を検出する。角速度検出部260は、例えば3軸角速度センサである。処理部200には、角速度検出部260で検出された角速度が入力される。
処理部200は、加速度検出部270で検出された加速度を取得して、取得した加速度を処理する。処理部200は、加速度を予め定められた周期でサンプリングして、時系列の加速度のデータを生成する。処理部200は、生成した加速度の時系列データを送受信部280に出力する。送受信部280に出力される加速度データは、3軸の各方向の加速度の時系列データを含む。
処理部200は、角速度検出部260で検出された角速度を取得して、取得した角速度を処理する。処理部200は、角速度を予め定められた周期でサンプリングして、時系列の角速度のデータを生成する。処理部200は、生成した角速度の時系列データを送受信部280に出力する。送受信部280に出力される角速度データは、3軸の各方向の角速度の時系列データを含む。
送受信部280は、処理部200から取得したV1の時系列データ、V2の時系列データ、加速度の時系列データ及び角速度の時系列データを、無線信号で送受信部380に送信する。
スマートフォン40において、電源部390は、二次電池等の電池を含む。電源部390は、処理部300、送受信部380及びUI部370を含むスマートフォン40の各部に電力を供給する。
UI部370は、ユーザ20とのユーザインタフェース(UI)を提供する。例えば、UI部370は、タッチパネル、操作キー、音生成装置等を含む。
格納部360は、記憶媒体で実現される。記録媒体としては、揮発性記憶媒体、不揮発性記憶媒体等を例示できる。格納部360は、処理部200の動作に必要な各種のパラメータを格納する。また、格納部360は、処理部200で生成された各種の情報を格納する。
送受信部380は、メガネ100と無線通信する機能を担う。送受信部380は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信機能を有する通信用プロセッサで実現される。送受信部380と送受信部280とは、Bluetooth(登録商標)規格に従って無線通信を行う。なお、送受信部280と送受信部380との間の通信は、Bluetooth(登録商標)通信に限られない。送受信部280と送受信部380との間の通信は、例えば無線LAN等を含む様々な方式の無線通信で実現され得る。送受信部280と送受信部380との間の通信は、USB等を含む様々な方式の有線通信によって実現され得る。
送受信部380は、メガネ100から送信された眼電位を示す情報を受信する。また、送受信部380は、メガネ100から送信された加速度を示す情報を受信する。また、送受信部380は、メガネ100から送信された角速度を示す情報を受信する。具体的には、送受信部380は、送受信部280から受信した無線信号を受信して、受信した無線信号を復調して、V1の時系列データ、V2の時系列データ、加速度の時系列データ及び角速度の時系列データを含む受信データを生成する。送受信部380は、生成した受信データを、処理部300に出力する。
処理部300は、眼電位取得部310、加速度取得部320、角速度取得部322及び解析部350を有する。
眼電位取得部310は、ユーザ20に装着された眼電位検出部で検出されたユーザ20の眼電位を取得する。具体的には、眼電位取得部310は、ユーザ20が装着しているメガネ100に設けられた第1電極151、第2電極152及び第3電極153で検出されたユーザ20の眼電位を取得する。より具体的には、眼電位取得部310は、送受信部380から出力された受信データからV1の時系列データ及びV2の時系列データを抽出することにより、メガネ100で検出された眼電位を取得する。
加速度取得部320は、メガネ100で検出された、メガネ100の加速度を取得する。具体的には、加速度取得部320は、送受信部380で受信した情報に基づいて、メガネ100で検出された加速度を取得する。より具体的には、加速度取得部320は、送受信部380から出力された受信データから加速度データを抽出することにより、メガネ100で検出された加速度を取得する。
角速度取得部322は、メガネ100で検出された、メガネ100の角速度を取得する。具体的には、角速度取得部322は、送受信部380で受信した情報に基づいて、メガネ100で検出された角速度を取得する。より具体的には、角速度取得部322は、送受信部380から出力された受信データから角速度データを抽出することにより、メガネ100で検出された角速度を取得する。
眼電位補正部330は、眼電位取得部310が取得した眼電位を、ユーザ20の加速度又は角速度に基づいて補正する。例えば、眼電位補正部330は、ユーザ20の加速度又は角速度の大きさが大きいほど、眼電位を大きく補正する。これにより、加速度が眼電位の検出信号に与える影響を適切に補正できる。なお、眼電位補正部330は、ユーザ20の加速度又は角速度と、第1電極151、第2電極152及び第3電極153で検出された眼電位との履歴に基づいて統計的に決定された補正値を用いて、眼電位を補正してよい。
なお、格納部360は、加速度又は角速度の複数の方向に対応づけて、眼電位を補正する補正値を示す情報を格納する。眼電位補正部330は、ユーザ20の加速度又は角速度の方向に対応づけて格納部360が格納している補正値を用いて、眼電位を補正する。これにより、加速度が眼電位の検出信号に与える影響を抑制できる。
解析部350は、眼電位補正部330により補正された眼電位を解析する。具体的には、解析部350は、眼電位補正部330により補正された眼電位を用いて、眼電位補正部330により補正された眼電位が検出されたタイミングにおけるユーザ20の状態を特定する。ユーザ20の状態としては、ユーザ20の視線方向、瞬目状態等を例示できる。
なお、解析部350は、特定したユーザ20の視線方向を解析して、ユーザ20の他の状態を特定してよい。また、解析部350は、視線方向及びユーザ20の瞬目状態を解析して、ユーザ20の他の状態を特定してよい。例えば、解析部350は、ユーザ20の他の状態として、ユーザ20に疲れが生じているか否かを判断してよい。UI部370は、解析部350により、ユーザ20に疲れが生じていると判断した場合、ユーザ20に警告を発してよい。
スマートフォン40によれば、メガネ100に生じた加速度に応じて、眼電位を補正することができる。そのため、例えばユーザ20が運動等をすることによりユーザ20と第1電極151等の電極との間の接触状態が悪化した場合でも、ユーザ20の状態を適切に特定できる場合がある。
図4は、メガネ100が有する眼電位検出用電極とユーザ20との位置関係を概略的に示す。図4には、ユーザ20がメガネ100を装着している場合において、眼電位検出用電極がユーザ20に接触する位置である接触位置が示されている。
第1接触位置451は、第1電極151がユーザ20に接触する位置を表す。第2接触位置452は、第2電極152がユーザ20に接触する位置を表す。第3接触位置453は、第3電極153がユーザ20に接触する位置を表す。
第1接触位置451及び第2接触位置452は、右眼の眼球401の角膜411の中心及び左眼の眼球402の角膜412の中心より、下側に位置する。
第1接触位置451及び第2接触位置452は、第1接触位置451と眼球401との間の距離と、第2接触位置452と眼球402との間の距離とが略等しい位置にあることが望ましい。また、第1接触位置451及び第2接触位置452は、互いに一定の距離以上離間していることが望ましい。
第3接触位置453は、右眼の眼球401の角膜411の中心及び左眼の眼球402の角膜412の中心より、上側に位置する。第3接触位置453の位置は、第3接触位置453と第1接触位置451との間の距離と、第3接触位置453と第2接触位置452との間の距離とが略等しくなる位置にあってよい。第3接触位置453は、第3接触位置453と眼球401との間の距離が、眼球401と第1接触位置451との間の距離より離間し、かつ、第3接触位置453と眼球402との間の距離が、眼球402と第2接触位置452との間の距離より離間する位置にあってよい。
眼球においては、角膜側が正に帯電しており、網膜側が負に帯電している。したがって、ユーザ20の視線方向が上方に変化した場合、第3電極153を基準とした第1電極151の電位であるV1及び第3電極153を基準とした第2電極152の電位であるV2は、ともに低下する。ユーザ20の視線方向が下方に変化した場合、V1及びV2の電位はともに上昇する。ユーザ20の視線方向が右方に変化した場合、V1は低下し、V2は上昇する。ユーザ20の視線方向が左方に変化した場合、V1は上昇し、V2は低下する。解析部350は、V1の変化及びV2の変化に基づいて、視線方向が変化した方向を特定する。
なお、処理部200は、V1及びV2を検出することにより、右眼の眼電位及び左眼の眼電位を測定する。そのため、眼電位に加わるノイズの影響を軽減できる。
なお、ユーザ20の頭部を固定したとすると、ユーザ20の視線方向は、眼球401の向き及び眼球402の向きによって定まる。ユーザ20の視線方向は、ユーザ20の頭部の向きによっても変わるから、ユーザ20のグローバルな視線方向は、眼球401の向き、眼球401及びユーザ20の頭部の向きによって定まる。本実施形態の説明において、眼球401の向き及び眼球401の向きによって定まる視線方向のことを、単に視線方向という場合がある。
ここで、ユーザ20の視線方向について説明する。眼球401がxz面内で回転することで角膜411の位置が変化すると、角膜411の位置に応じてV1が変化する。解析部350は、V1の変化量に基づいて、眼球401の回転方向の角度の変化量である角度変化量を特定する。解析部350は、変化前の眼球401の角度と、特定した角度変化量とに基づいて、回転後の眼球401の角度を特定する。このように、解析部350は、V1の時間変化に基づいて眼球401の向きを特定する。
解析部350は、xy面内の角度と同様に、他の面内の回転角度を特定する。例えば、解析部350は、眼球401の角度に関する処理と同様の処理により、眼球402の角度を特定する。具体的には、解析部350は、V2の時間変化に基づいて、眼球402の向きを特定する。
解析部350は、眼球401の向き及び眼球402の向きに基づいて、ユーザ20の視線方向を特定する。例えば、解析部350は、眼球401の向きのベクトルと、眼球402の向きのベクトルとを合成したベクトルが向く方向を、ユーザ20の視線方向として特定してよい。
なお、眼球401の向き及び眼球402の向きは、ユーザ20の視線方向を表す指標の一例である。ユーザ20の視線方向とは、眼球401の向きのベクトル及び眼球402の向きのベクトル等から定まる1つの視線方向であってよい。すなわち、解析部350は、V1及びV2から、当該1つの視線方向を特定してよい。この場合、解析部350は、眼球401の向き及び眼球402の向きを特定することなく、V1の変化量及びV2の変化量に基づく予め定められた演算を行うことで、1つの視線方向を特定してよい。例えば、解析部350は、V1の変化量及びV2の変化量と1つの視線方向の変化量とを対応づける予め定められた演算を行うことで、1つの視線方向を特定してよい。
ここでは視線方向を特定する場合について説明したが、眼球401の向きは、角膜411の位置と言い換えることができる。また、眼球402の向きを、角膜412の位置と言い換えることができる。また、眼球401の向きの変化を、眼球401の眼球運動と言い換えることができる。また、眼球402の向きの変化を、眼球運動と言い換えることができる。すなわち、解析部350は、メガネ100で検出された眼電位に基づき、ユーザ20の眼球運動を特定してよい。
図5は、格納部360が格納している補正値の一例をテーブル形式で示す。補正テーブル610は、z方向の加速度Az用の補正値を表す。補正テーブル620は、y方向の加速度Ayの補正値を表す。補正テーブル630は、x方向の加速度Ax用の補正値を表す。格納部360は、補正テーブル610、補正テーブル620及び補正テーブル630の情報を格納する。ここで、A1及びA2は、正の値であり、A2は、A1より大きい。またここでは、補正値として、眼電位に乗算する補正係数を例に挙げて説明する。
補正テーブル610に示されるように、格納部360は、Azに対応づけて、V1に対する補正値及びV2に対する補正値を格納する。例えば、格納部360は、Azが−A2未満である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.2を格納する。また、格納部360は、Azが−A2以上でありAzが−A1未満である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.1を格納する。また、格納部360は、Azが−A1以上である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.0を格納する。このように、同一の加速度Azに対応するV1に対する補正値とV2に対する補正値とは、同じであってよい。
補正テーブル620に示されるように、格納部360は、Ayに対応づけて、V1に対する補正値及びV2に対する補正値を格納する。例えば、格納部360は、Ayが−A2未満である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.3を格納する。また、格納部360は、Ayが−A2以上であり−A1未満である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.1を格納する。また、格納部360は、Ayが−A1以上でありA1以下である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.0を格納する。また、格納部360は、AyがA1より大きくA2以下である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.1を格納する。格納部360は、AyがA2を超える場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.3を格納する。このように、同一の加速度Ayに対応するV1に対する補正値とV2に対する補正値とは、同じであってよい。
補正テーブル630に示されるように、格納部360は、Axに対応づけて、V1に対する補正値及びV2に対する補正値を格納する。例えば、格納部360は、Axが−A2未満である場合のV1の補正値として、1.0を格納する。格納部360は、Axが−A2未満である場合のV2の補正値として、1.1を格納する。また、格納部360は、Axが−A2以上であり−A1未満である場合のV1の補正値として、1.0を格納する。格納部360は、Axが−A2以上であり−A1未満である場合のV2の補正値として、1.05を格納する。このように、同一の加速度Axに対応するV1に対する補正値と、V2に対する補正値とを異ならせてよい。また、格納部360は、Axが−A1以上でありA1以下である場合のV1の補正値及びV2の補正値として、1.0を格納する。また、格納部360は、AxがA1より大きくA2以下である場合のV1の補正値として、1.05を格納する。格納部360は、AxがA1より大きくA2以下である場合のV2の補正値として、1.0を格納する。また、格納部360は、AxがA2を超える場合のV1の補正値として、1.1を格納する。格納部360は、AxがA2を超える場合のV2の補正値として、1.0を格納する。このように、同一の加速度Axに対応するV1に対する補正値と、V2に対する補正値とを異ならせてよい。
眼電位補正部330は、各加速度に対応する補正値を眼電位に乗じた値を、補正値として算出する。例えば、Ax、Ay及びAzがそれぞれA2以上である場合、眼電位補正部330は、V1及び各加速度に対応する補正値である1.0、1.3及び1.1を乗算して、V1に対する補正値として1.43を決定する。そして、眼電位補正部330は、決定した補正値1.43をV1に乗算することにより、V1を補正する。また、V2については、Ax、Ay及びAzがそれぞれA2以上である場合、眼電位補正部330は、V2及び各加速度に対応する補正値である1.0、1.3及び1.0を乗算して、V2に対する補正値として1.3を決定する。そして、眼電位補正部330は、決定した1.3をV2に乗算することにより、V2を補正する。
なお、格納部360は、加速度に対応づけた補正値を、ユーザ20の運動形態毎に格納してよい。例えば、格納部360は、本図で例示した補正テーブル610、補正テーブル620及び補正テーブル630と同様の補正テーブルとして、ランニング、ウォーキング、ゴルフスイング、バットスイング、サイクリング等のそれぞれの運動形態毎に格納してよい。そして、眼電位補正部330は、ユーザ20の現在の運動形態に対応して格納されている補正テーブルを用いて、眼電位を補正してよい。なお、ユーザ20の現在の運動形態は、ユーザ20がスマートフォン40に対して指定することで特定されてよい。例えば、ユーザ20がスマートフォン40でランニング解析用ソフトウエアを起動した場合に、ユーザ20の運動形態がランニングの運動形態であると判断してよい。また、ユーザ20の運動形態は、メガネ100で検出された加速度及び角速度の少なくとも一方に基づいて、スマートフォン40が特定してよい。
図6は、眼電位及び加速度の時間発展の一例を概略的に示す。ここでは、V1、V2と、z方向の加速度Az、x方向の加速度Ax及びy方向の加速度Ayの時間発展の一例を概略的に示す。
グラフ601は、V1の時間発展を示す。グラフ602は、V2の時間発展を示す。グラフ611は、Azの時間発展を示す。グラフ612は、Axの時間発展を示す。グラフ613は、Ayの時間発展を示す。グラフ601、グラフ602、グラフ611、グラフ612及びグラフ613の横軸は、時間を表す。グラフ601の縦軸はV1を表す。グラフ602の縦軸はV2を表す。グラフ611の縦軸はAzを表す。グラフ612の縦軸はAxを表す。グラフ613の縦軸は、Ayを表す。
図示されるように、時刻t1から時刻t2までの期間で、V1及びV2に実質的な変化が生じている。時刻t1から時刻t2までの期間においては、Az、Ay及びAxのいずれも、−A1以上A1以下である。そのため、眼電位補正部330は、V1に対する補正値として1.0を決定する。補正値が1.0の場合、眼電位補正部330は、V1に対する補正を行わなくてよい。解析部350は、時刻t1から時刻t2までの期間におけるV1の変化方向及びV2の変化方向に基づいて、この期間内でユーザ20の視線方向が左方に変化したと判断する。また、解析部350は、この期間内のV1の変化量及びV2の変化量に基づいて、この期間内でユーザ20の視線方向が左方に変化した角度を特定する。
また、時刻t3から時刻t4までの期間で、V1及びV2に実質的な変化が生じている。時刻t3から時刻t4までの期間においては、Az及びAyがそれぞれA2より大きく、Axが−A1以上A1以下である。そのため、眼電位補正部330は、V1に対する補正値として1.3を決定する。また、眼電位補正部330は、V2に対する補正値として1.3を決定する。
そして、眼電位補正部330は、時刻t3から時刻t4までの期間に検出されたV1に補正値1.3を乗ずることにより、V1を補正する。また、眼電位補正部330は、時刻t3から時刻t4までの期間に検出されたV2に補正値1.3を乗ずることにより、V2を補正する。補正値による補正後のV1がV1'で示され、補正値による補正後のV2がV2'で示されている。
解析部350は、時刻t3から時刻t4までの期間におけるV1'の変化方向及びV2'の変化方向に基づいて、この期間内でユーザ20の視線方向が右方に変化したと判断する。また、解析部350は、この期間内におけるV1'の変化量及びV2'の変化量に基づいて、この期間内でユーザ20の視線方向が右方に変化した角度を特定する。解析部350は、時刻t1から時刻t2までの期間のV1及びV2に基づいて特定した視線方向から、時刻t3から時刻t4までの期間におけるV1'の変化量及びV2'の変化量に応じた角度だけ、ユーザ20の視線方向が右方に変化したと判断する。
なお、図5及び図6に関連して、加速度に対応するV1の補正値及びV2の補正値に基づいて、V1及びV2を補正する場合について説明した。角速度についても同様に、角速度に対応するV1の補正値及びV2の補正値に基づいて、V1及びV2を補正できる。具体的には、格納部360は、角速度に対応づけてV1の補正値及びV2の補正値を格納しており、眼電位補正部330は、検出された角速度に対応づけて格納部360に格納されているV1の補正値及びV2の補正値を用いて、V1及びV2を補正する。なお、格納部360は、加速度及び角速度の組合せに対応づけてV1の補正値及びV2の補正値を格納しており、眼電位補正部330は、検出された加速度及び角速度の組合せに対応づけて格納部360に格納されているV1の補正値及びV2の補正値を用いて、V1及びV2を補正してよい。
図7は、スマートフォン40において実行される処理を表すフローチャートを示す。本フローチャートで示される処理は、スマートフォン40で眼電位に関する情報処理を実行することが指示された場合に、開始される。例えば、スマートフォン40において、メガネ100で検出された眼電位を解析するソフトウエアが起動された場合に、本フローチャートで示される処理が開始する。例えば、本フローチャートは、ランニング解析用ソフトウエアが起動された場合に、開始される。
ステップS700において、送受信部380は、メガネ100から連続的に送信される眼電位の時系列データ、加速度の時系列データ及び角速度の時系列データの受信を開始する。
続いて、ステップS702において、視線方向を検出するための較正処理を行う。例えば、ステップS720において、UI部370は、正面を見るようユーザ20に指示する。UI部370は、例えば、正面を見ることを指示する画面を表示する。続いて、解析部350は、ユーザ20に正面を見るよう指示した後の時刻で検出されたV1の大きさ及びV2大きさがそれぞれ予め定められた閾値以下になった時刻において、ユーザ20の視線方向が正面を向いていると判断する。これにより、解析部350は、ユーザ20の現在の視線方向の初期値を設定する。
続いて、ステップS704において、UI部370は、較正が終了した旨をユーザ20に通知する。例えば、UI部370は、較正が完了して、眼電位の解析を開始することを示す画面を表示する。
続いて、ステップS712において、眼電位補正部330は、解析対象の時間における加速度及び角速度に基づいて補正値を決定して、V1'及びV2'を算出する。続いて、ステップS720において、解析対象の時間でV1'又はV2'が変化したか否かを判断する。ステップS720でV1'又はV2'が変化したと判断した場合は、ステップS722に処理を移行する。ステップS720でV1'及びV2'のいずれも変化していないと判断した場合は、ステップS724に処理を移行する。
ステップS722において、V1'の変化量及びV2'の変化量に基づいて、ユーザ20の眼に関する状態を判断する。具体的には、解析部350は、現在設定されている視線方向と、V1'の変化量及びV2'の変化量に基づいて、新たな視線方向を特定する。これにより、ユーザ20の現在の視線方向が更新される。また、ステップS722において、解析部350は、V1'の変化量又はV2'の変化量に基づいて、瞬目の有無を判断する。
続いて、ステップS724において、解析部350は、特定した現在のユーザ20の視線方向及び瞬目の判断結果等に基づいてユーザ20の状態を解析して、解析結果に応じた処理を行う。ステップS724において、解析部350は、視線方向の変化の履歴や瞬目の頻度等に基づいて、ユーザ20に疲れが生じているか否かを判断して、ユーザ20に疲れが生じていると判断した場合、UI部370を通じてユーザ20に警告を発する。
続いて、ステップS730において、処理部300は、眼電位に関する情報処理を終了するか否かを判断する。例えば、スマートフォン40において、眼電位を解析するソフトウエアを終了する指示があった場合に、眼電位に関する情報処理を終了すると判断する。ステップS730で眼電位に関する情報処理を終了すると判断した場合は、終了処理を行って(ステップS732)、本フローチャートの処理を終了する。ステップS730で眼電位に関する情報処理を終了しないと判断した場合は、解析対象の時間を進めて(ステップ734)、ステップS710に処理を移行する。
なお、V1及びV2の補正に用いる補正値は、メガネ100で過去に検出された加速度及び角速度の少なくとも一方とV1及びV2とに基づいて、統計的に算出された補正値であってよい。例えば、格納部360は、過去にメガネ100で検出された加速度と眼電位の変化量とを対応づけた履歴情報を格納する。眼電位補正部330は、格納部360に格納されている履歴情報に基づいて、各加速度に対応する補正値を算出する。
例えば、眼電位補正部330は、履歴情報に基づいて、−A1以上A1以下の加速度Azが検出されたときのV1の変化量の平均値を、V1の標準値として算出する。また、眼電位補正部330は、履歴情報に基づいて、−A2より小さいAzが検出されたときのV1の変化量の平均値を算出する。眼電位補正部330は、上述したV1の標準値を、−A2より小さいAzが検出されたときのV1の変化量の平均値で除した値を、Azが−A2より小さい場合のV1に対する補正値として算出して、Azが−A2より小さい場合に検出されたV1の補正に用いる。他の加速度の範囲についても、同様の処理によって、各加速度の範囲におけるV1に対する補正値が算出される。Ay及びAxについてもAzと同様の処理により補正値が算出される。また、V2についても、V1と同様の処理により、各加速度の範囲におけるV2に対する補正値が算出される。
なお、図5、図6及び図7に係る説明では、眼電位の補正処理を分かり易く説明することを目的として、眼電位補正部330が、補正係数等の補正値を用いて眼電位を補正する場合を説明した。しかし、眼電位補正部330は、補正係数以外の様々な補正値を用いて、眼電位を補正してよい。補正値とは、補正係数、補正関数等の様々な補正パラメータを含む概念である。例えば、補正値とは、眼電位の大きさ及び眼電位の波形形状を補正する補正関数であってよい。眼電位の波形形状は、眼電位の波形の時間方向の広がりを用いて表されてよい。また、補正値とは、眼電位の周波数分解することにより得られた周波数成分を補正する、周波数成分に対する補正値であってよい。
以上に説明した眼電位情報処理システム10においては、V1及びV2を演算する処理は、処理部200が行う。これに代えて、スマートフォン40の解析部350が、V1及びV2を演算する処理を行ってよい。この場合、処理部200は、第1眼電位、第2眼電位及び第3眼電位のそれぞれの時系列データを生成し、送受信部280が第1眼電位、第2眼電位及び第3眼電位のそれぞれの時系列データをスマートフォン40に送信してよい。
また、以上に説明した眼電位情報処理システム10では、解析部350は、V1及びV2を用いて、ユーザ20の視線方向等のユーザ20の状態を特定する。他にも、解析部350は、V1及びV2の任意の線形結合を用いて、ユーザ20の状態を特定してよい。例えば、解析部350は、V1+V2と、V1−V2とを用いて、ユーザ20の状態を特定してよい。また、解析部350は、V1の時間微分と、V2の時間微分とを用いて、ユーザ20の状態を特定してもよい。また、解析部350は、視線方向を特定するための眼電位として、以上に説明したV1及びV2に代えて、接地電極154等の電位等の予め定められた基準電位を基準とした第1眼電位と、接地電極154の電位を基準とした第2眼電位とを適用してよい。
なお、処理部200が、メガネ100で検出されたユーザ20の眼電位を取得する眼電位取得部としての機能と、加速度を取得する加速度取得部としての機能と、角速度を取得する角速度取得部としての機能と、眼電位補正部330の機能とを有してよい。また、処理部200が、解析部350の機能を更に有してよい。
なお、加速度を検出する機能は、スマートフォン40が有してよい。角速度を検出する機能は、スマートフォン40が有してよい。
上記の説明において、スマートフォン40において処理部300、送受信部380の動作として説明した処理は、処理部300、送受信部380等のプロセッサがプログラムに従ってスマートフォン40が有する各ハードウェアを制御することにより実現される。このように、本実施形態のスマートフォン40に関連して説明した、スマートフォン40の少なくとも一部の処理は、プロセッサがプログラムに従って動作して各ハードウェアを制御することにより、プロセッサ、メモリ等を含む各ハードウェアとプログラムとが協働して動作することにより実現することができる。すなわち、当該処理を、いわゆるコンピュータによって実現することができる。コンピュータは、上述した処理の実行を制御するプログラムをロードして、読み込んだプログラムに従って動作して、当該処理を実行してよい。コンピュータは、当該プログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記録媒体から当該プログラムをロードすることができる。同様に、メガネ100において処理部200の動作として説明した処理は、いわゆるコンピュータによって実現することができる。
なお、スマートフォン40は、メガネ100で検出された眼電位の情報を処理する眼電位情報処理装置の一例である。眼電位情報処理装置としては、通信機能を有する情報処理装置であってよい。眼電位情報処理装置は、ユーザ20が所持する携帯電話機、携帯情報端末、携帯音楽プレーヤ等の携帯型の電子機器であってよい。
なお、アイウエアの一例としてのメガネ100は、ユーザ20の目の屈折異常を補正したり、ユーザ20の目を保護したり、着飾ったりすること等を目的として利用され得る。しかし、アイウエアはメガネに限定されない。アイウエアは、サングラス、ゴーグル、ヘッドマウントディスプレイなどの顔面装着具または頭部装着具であってよい。アイウエアは、顔面装着具または頭部装着具のフレームまたは当該フレームの一部であってもよい。アイウエアは、ユーザに装着され得る装着具の一例である。装着具は、アイウエア等の眼に関連する装着具に限られない。装着具としては、帽子、ヘルメット、ヘッドフォン、補聴器等の様々な部材を適用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 眼電位情報処理システム
100 メガネ
20 ユーザ
40 スマートフォン
110 レンズ
120 フレーム
122 リム
124 ブリッジ
126 ヨロイ
130 テンプル
132 モダン
141 右ノーズパッド
142 左ノーズパッド
151 第1電極
152 第2電極
153 第3電極
154 接地電極
160 電線部
180 処理ユニット
190 電源ユニット
200 処理部
260 角速度検出部
270 加速度検出部
280 送受信部
290 基板部
300 処理部
310 眼電位取得部
320 加速度取得部
322 角速度取得部
330 眼電位補正部
350 解析部
360 格納部
370 UI部
380 送受信部
390 電源部
401、402 眼球
411、412 角膜
451 第1接触位置
452 第2接触位置
453 第3接触位置
601、602、611、612、613 グラフ
610、620、630 補正テーブル

Claims (10)

  1. ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部と、
    前記眼電位取得部が取得した前記眼電位を、前記ユーザの加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部と、
    前記眼電位補正部により補正された前記眼電位を解析する解析部と
    を備える眼電位情報処理装置。
  2. 前記眼電位取得部は、ユーザが装着している装着具に設けられた前記眼電位検出部で検出された前記ユーザの眼電位を取得する
    請求項1に記載の眼電位情報処理装置。
  3. 前記眼電位取得部は、ユーザが装着しているアイウエアに設けられた前記眼電位検出部で検出された前記ユーザの眼電位を取得する
    請求項1または2に記載の眼電位情報処理装置。
  4. 前記眼電位補正部は、前記ユーザの前記加速度又は前記角速度の大きさが大きいほど、前記眼電位を大きく補正する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  5. 加速度又は角速度の複数の方向に対応づけて、眼電位を補正する補正値を示す情報を格納する格納部
    をさらに備え、
    前記眼電位補正部は、前記ユーザの前記加速度又は前記角速度の方向に対応づけて前記格納部が格納している前記補正値を用いて、前記眼電位を補正する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  6. 前記眼電位補正部は、前記ユーザの前記加速度又は前記角速度と、前記眼電位検出部で検出された前記眼電位との履歴に基づいて統計的に決定された補正値を用いて、前記眼電位を補正する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  7. 前記解析部は、前記眼電位補正部により補正された前記眼電位を用いて、前記眼電位補正部により補正された前記眼電位が検出されたタイミングにおける前記ユーザの状態を特定する
    請求項1から6のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の眼電位情報処理装置と、
    前記ユーザに装着される装着具と
    を備え、
    前記装着具は、
    前記眼電位検出部と、
    前記眼電位検出部で検出された前記眼電位を示す情報を、前記眼電位情報処理装置へ送信する送信部と
    を有する眼電位情報処理システム。
  9. 装着具であって、
    前記装着具を装着している装着者の眼電位を検出する眼電位検出部と、
    前記眼電位検出部で検出された前記眼電位を、前記装着者の加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部と、
    前記眼電位補正部により補正された前記眼電位を解析する解析部と
    を備える装着具。
  10. コンピュータを、
    ユーザに装着された眼電位検出部で検出されたユーザの眼電位を取得する眼電位取得部、
    前記眼電位取得部が取得した前記眼電位を、前記ユーザの加速度又は角速度に基づいて補正する眼電位補正部、
    前記眼電位補正部により補正された前記眼電位を解析する解析部
    として機能させるためのプログラム。
JP2014082984A 2014-04-14 2014-04-14 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム Pending JP2015202199A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082984A JP2015202199A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム
PCT/JP2015/061368 WO2015159850A1 (ja) 2014-04-14 2015-04-13 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082984A JP2015202199A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015202199A true JP2015202199A (ja) 2015-11-16

Family

ID=54324056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014082984A Pending JP2015202199A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2015202199A (ja)
WO (1) WO2015159850A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122533A1 (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 アルプス電気株式会社 眼電位キャリブレーション装置、眼鏡型電子機器、眼電位キャリブレーション方法およびプログラム
JP2017157139A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 株式会社東芝 眼球運動検出装置、眼球運動検出方法、およびアイウエア
JP2018136989A (ja) * 2018-05-09 2018-08-30 株式会社東芝 眼球運動検出装置及び眼球運動検出方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2499964B1 (en) * 2011-03-18 2015-04-15 SensoMotoric Instruments Gesellschaft für innovative Sensorik mbH Optical measuring device and system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122533A1 (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 アルプス電気株式会社 眼電位キャリブレーション装置、眼鏡型電子機器、眼電位キャリブレーション方法およびプログラム
JPWO2017122533A1 (ja) * 2016-01-15 2018-09-13 アルプス電気株式会社 眼電位キャリブレーション装置、眼鏡型電子機器、眼電位キャリブレーション方法およびプログラム
JP2017157139A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 株式会社東芝 眼球運動検出装置、眼球運動検出方法、およびアイウエア
JP2018136989A (ja) * 2018-05-09 2018-08-30 株式会社東芝 眼球運動検出装置及び眼球運動検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015159850A1 (ja) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9706941B2 (en) Eyewear
JP6306926B2 (ja) アイウエア
WO2016037120A1 (en) Computerized replacement temple for standard eyewear
WO2018085806A1 (en) System and method for activity monitoring eyewear and head apparel
US20180064371A1 (en) Posture detection apparatus, glasses-type electronic device, posture detection method, and program
WO2015159853A1 (ja) 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム
KR102353762B1 (ko) 사용자의 머리에 착용되는 자세 센서의 전후 좌우 방향 결정 방법
WO2015159850A1 (ja) 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム
US11029754B2 (en) Calibration method, portable device, and computer-readable storage medium
WO2015159851A1 (ja) 検出ユニット、アイウエア、及び眼電位検出システム
CN110366388B (zh) 信息处理方法、信息处理装置以及计算机可读存储介质
WO2015159861A1 (ja) 検出制御装置、装着具、眼電位情報処理システム、及びプログラム
JP2019195591A (ja) 生体情報検出装置、アイウェア、およびアイウェアシステム
JP2015202198A (ja) アイウエア
JP6266417B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2017227941A (ja) プログラム、情報処理装置、及びアイウエア
JP5919323B2 (ja) 瞬き検出装置及び眼鏡型電子機器
JP2018010329A (ja) プログラム、情報処理装置、及びアイウエア
WO2017150148A1 (ja) 瞬目検出装置、眼鏡型電子機器、瞬目検出方法およびプログラム
WO2015159858A1 (ja) アイウエア
JP6557582B2 (ja) 人体電位検出装置、眼鏡型電子機器、人体電位検出方法およびプログラム
JP2019034144A (ja) ウェアラブルデバイス対応眼電位データ処理装置、それを備えた眼鏡型ウェアラブルデバイス、及びウェアラブルデバイス対応眼電位データ処理方法
JP2015062706A (ja) アイウエア