JP2015202143A - 3本一組の箸 - Google Patents

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良造 竹内
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良造 竹内
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Abstract

【課題】 高齢者や手が不自由な身体障害者が食べ物を零すことなく口に入れることが出来る箸の提供。
【解決手段】 箸は3本一組とし、各箸棒1a,1b,1cの基部3a,3b,3cには指7,8,9に嵌める取付け部4a、4b、4cを固定している。
【選択図】 図2

Description

本発明は身体の不自由な高齢者、特に従来の2本一組の箸をもって食事をすることが不自由な人を対象とした3本一組の箸に関するものである。
食事をする際に使う箸は2本一組と成っている。健常者であればこの2本一組の箸でもって食べ物を摘み、口に入れることが出来る。しかし、手が不自由な身体障害者、又は高齢者は従来の2本一組の箸でもって食べ物を摘み、口に入れることは容易でない。箸で一旦摘んでも、口までもっていく途中に零れ落ちてしまうといったことになる。
そこで、高齢者、特に身体障害者が食事をする際に箸よりスプーンを使用することも多い。スプーンであれば御飯やその他の食べ物を載せて食べることが出来、比較的零れ落ち難いといった利点がある。しかし、スプーンを使用して食べる場合、口に食べ物を直接入れることは容易でなく、箸に比べて不便を感じることも多い。すなわち、食べ物はスプーンの上に載っている為に、スプーンごと口に入れなくてはならず、口を大きく開ける必要がある。
特開2003−169738号に係る「被介護者用スプーン」は、高齢者や身体障害者等に食事を与える場合に、零すことなく口に入れることが出来るスプーンである。すなわち、スプーンは本体スプーンと補助スプーンから構成され、補助スプーンの受け部は小さくて口に入る程度の大きさで、本体スプーンの柄をガイドにしてスライド可能としている。
実用新案登録第3023492号に係る「箸」は、身体障害者や老人などにとって使いやすい箸である。
一対の箸本体の基端部をエラストマーからなる連結板により連結し、連結板には、両箸本体の先端側が閉じたとき、これら両箸本体が挟み込んで弾性的に圧縮する弾性付与部を一体に形成している。これにより、両箸本体の先端側が自然に開くようにし、箸先のねじれ防止のために、一方の箸本体に固定したピンを他方の箸本体の孔に通している。
実用新案登録第3087628号に係る「身体障害者用箸」は、万能カフなどの自助具を装着できるか若しくは備える構成とすることで、手指の機能が不全な身体障害者であっても食べ物を脱落することなく扱うことが出来る操作性に優れた箸である。すなわち、2本の箸本体の基端部を枢着してこの枢着部を支点に箸先を開閉自在に構成し、この枢着部に2本の箸本体の箸先が開放する方向に付勢する弾性体を設けたもので、箸本体の下方に、手に固定し得る自助具を設け、この自助具は、箸本体に対し手のひらを略立てた状態にした手に固定し得るように構成すると共に、この際、手の第一指が一方の箸本体に触れ、且つ少なくとも第二指が他方の箸本体に触れてこの第一指と少なくとも第二指とで箸本体を開閉操作し得るように箸本体に対する位置を設定構成している。
特開2003−169738号に係る「被介護者用スプーン」 実用新案登録第3023492号に係る「箸」 実用新案登録第3087628号に係る「身体障害者用箸」
このように、高齢者や身体障害者を対象とした箸及びスプーンは色々知られている。本発明はあくまでも箸を対象とし、従来の高齢者や身体障害者が使う箸に比較して、より使い易く、摘んだ食べ物が零れ落ちにくい3本一組の箸を提供する。
本発明に係る箸は3本一組として構成している。従って、2本一組の従来の箸のような持ち方は出来ず、各箸棒の基部には指に取付ける為の取付け部を設けている。すなわち、親指と人差し指、及び中指に取付けて使うことが出来るようにしている。勿論、取付け部が取付けられる指は、親指、人差し指、中指に限るものではない。そこで、箸棒の長さは従来の箸に比べて短くし、操作がし易いように成っている。
ところで、箸棒の基部に設ける取付け部の具体的な構造は特に限定はしないが、指に嵌めて取付けることが出来るように構成している。ここで、使う人の指サイズは様々である為に、各種サイズの取付け部を準備しておき、箸棒の基部に取付けることが出来る構造としている。又は、取付け部が各種サイズの指に嵌めることが出来るように、変形可能な構造とすることも可能である。
本発明に係る箸は3本一組で構成し、その為に、手が不自由な高齢者や身体障害者にとっては食べ物を摘んで口に入れ易い。すなわち、3本の箸棒で食べ物を摘むことが出来る為に、2本で摘む場合に比べて便利であり、しかも零れ落ちることは少なく安定して口に入れることが出来る。
海外では箸やフォーク・ナイフ、及びスプーンを使うことなく、親指、人差し指、及び中指にて食べ物を直接摘んで食べる習慣の国もあり、本発明の3本一組の箸は直接指で摘んで食べる場合に近く、手が多少不自由であっても食べ物を口に入れることが出来る。そして、各箸棒は基部に設けた取付け部を各指(親指、人差し指、及び中指)に嵌めることで安定し、箸棒の長さは一般には数センチであって従来の2本一組の箸棒に比較して短く、指で直接食べ物を摘む時の感覚で使うことが出来る。
本発明に係る3本一組の箸を示す実施例。 各箸棒を指に取付けた場合。 箸棒の先端を突き合わせた場合。
図1は本発明に係る箸を示す実施例である。同図に示すように、本発明の箸は3本一組として構成し、3本の箸棒1a,1b,1cを有している。該箸棒1a,1b,1cは円形断面をした長さ数センチの細長い棒であり、その太さは一定し、先端2a,2b,2cは丸みを形成している。そして、基部3a,3b,3cには取付け部4a,4b,4cを設けている。
取付け部4a,4b,4cは4本の羽根5,5・・・を有し、各羽根5,5・・・は基部3a,3b,3cから湾曲して延びている。そして、該羽根5,5・・・は撓み変形することが出来るように弾性材で構成され、4本の羽根5,5・・・にて囲まれる空間6に指が挿入される。該取付け部4a,4b,4cは各羽根5,5・・・が撓み変形することで、あらゆるサイズ(太さ)の指に嵌めることが出来、指に嵌って取付けられるならば、各羽根5,5・・・は弾性力にて指を適度な圧力で締め付けるように作用する。
したがって、取付け部4a,4b,4cが各指に嵌るならば、各羽根5,5・・・の弾性力にて安定して取付けられる。
図2は指に嵌めて取付けた場合を示している。同図の7は親指、8は人差し指、9は中指をそれぞれ表し、これら各指の先端部に取付け部4a,4b,4cが嵌っている。そして、取付け部4a,4b,4cからは箸棒1a,1b,1cが延びている。ここで、取付け部4a,4b,4cが嵌る指は一般的には親指7、人差し指8、及び中指9であるが、限定はしない。
図3は3本の箸棒1a,1b,1cの先端を互いに寄せ合った場合で、食べ物を食べる場合には、これら3本の箸棒1a,1b,1bを抱き合わせることで摘むことが出来る。2本の箸棒に比べて3本の箸棒1a,1b,1cを用いることで、色々な形状の食べ物を安定して摘むことが可能となる。すなわち、2本の箸棒では2点接触であるのに対して、3本の箸棒であれば3点接触となり、必然的に安定して摘むことが出来る。
そして、取付け部4a,4b,4cから延びる箸棒1a,1b,1cの長さは従来の箸棒に比較して短く、その為に、3本の指で直接摘む場合と同じような感覚と成り、高齢者や身体障害者であっても使い易い箸と成る。この実施例では、箸棒1a,1b,1cは一定太さで円形断面と成っているが、非円形断面としてもよく、また長さ方向の太さは変化する場合もある。
前記実施例の箸を構成する箸棒1a,1b,1cは取付け部4a,4b,4cと一体化した構造であるが、取付け部4a,4b,4cを箸棒1a,1b,1cと独立した部品として製作し、これを箸棒1a,1b,1cの基部3a,3b,3cに固定することも出来る。上記実施例の取付け部4a,4b,4cは撓み変形する4本の弾性羽根5,5・・・で構成しており、指のサイズ(太さ)が変わっても嵌めることが出来るようにしている。
一方、撓み変形しない筒状の取付け部4a,4b,4cとすることも出来る。
この場合、各種サイズの取付け部4a,4b,4cを準備し、指に合った取付け部4a,4b,4cを選んで箸棒1a,1b,1cの基部3a,3b,3cに固定するように構成することも可能である。
この場合、箸棒1a,1b,1cと取付け部4a,4b,4cとをネジ機構によって連結すれば良い。すなわち、箸棒1a,1b,1cの基部3a,3b,3cに雄ネジを設け、取付け部側にはネジ穴を形成することで、基部3a,3b,3cの雄ネジが取付け部4a,4b,4cのネジ穴に螺合して連結される。
または、基部3a,3b,3cを取付け部4a,4b,4cに設けた穴に嵌めると共に、接着剤を塗布して固着してもよい。箸棒1a,1b,1cと取付け部4a,4b,4cとの連結手段は何れの方法でもよいが、取付け部4a,4b,4cに洗浄では除去できない汚れが付着した場合に交換可能な取付け構造とすることも効果的である。
1 箸棒
2 先端
3 基部
4 取付け部
5 羽根
6 空間
7 親指
8 人差し指
9 中指


Claims (3)

  1. 高齢者や手が不自由な身体障害者が使う箸において、該箸は3本一組とし、各箸棒の基部には指に嵌める取付け部を固定したことを特徴とする3本一組の箸。
  2. 上記取付け部は、基部から延びる複数本の弾性羽根で構成した請求項1記載の3本一組の箸。
  3. 上記取付け部は、ネジ機構などを介して箸棒の基部に着脱可能とした請求項1、又は請求項2記載の3本一組の箸。











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