JP2015202059A - 水耕栽培装置及び水耕栽培方法 - Google Patents

水耕栽培装置及び水耕栽培方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015202059A
JP2015202059A JP2014081747A JP2014081747A JP2015202059A JP 2015202059 A JP2015202059 A JP 2015202059A JP 2014081747 A JP2014081747 A JP 2014081747A JP 2014081747 A JP2014081747 A JP 2014081747A JP 2015202059 A JP2015202059 A JP 2015202059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
period
temperature
humidity
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014081747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6269274B2 (ja
Inventor
緒方 賢史
Masashi Ogata
賢史 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014081747A priority Critical patent/JP6269274B2/ja
Priority to PCT/JP2015/000566 priority patent/WO2015155915A1/ja
Priority to CN201580017989.XA priority patent/CN106163264B/zh
Priority to EP15776165.1A priority patent/EP3130220B1/en
Priority to US15/301,096 priority patent/US20170013793A1/en
Publication of JP2015202059A publication Critical patent/JP2015202059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269274B2 publication Critical patent/JP6269274B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G31/00Soilless cultivation, e.g. hydroponics
    • A01G31/02Special apparatus therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G22/00Cultivation of specific crops or plants not otherwise provided for
    • A01G22/25Root crops, e.g. potatoes, yams, beet or wasabi
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G7/00Botany in general
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/24Devices or systems for heating, ventilating, regulating temperature, illuminating, or watering, in greenhouses, forcing-frames, or the like
    • A01G9/241Arrangement of opening or closing systems for windows and ventilation panels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/24Devices or systems for heating, ventilating, regulating temperature, illuminating, or watering, in greenhouses, forcing-frames, or the like
    • A01G9/246Air-conditioning systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Abstract

【課題】植物体の地下部における結露を低減する水耕栽培装置を提供する。
【解決手段】水耕栽培装置は、内部に植物体Pが保持され、下部に養液Fが導入される栽培槽1と、植物体Pの地上部P1が位置する第1の空間D1と植物体Pの地下部P2が位置する第2の空間D2とを仕切る仕切り部4と、第1の空間D1を、第1の期間において第1の温度、第2の期間において第1の温度より低い第2の温度に調節する植物育成条件に従って、第1の空間D1の環境を制御する環境制御部81と、植物育成条件に応じて第2の空間の湿度を制御する湿度制御部83とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、水耕栽培により植物を育成する水耕栽培装置及び水耕栽培方法に関する。
土を使用しないで植物を育成する養液栽培として、植物の根を養液に浸漬させることにより栽培を行う水耕栽培が知られている(特許文献1参照)。塊茎、塊根等の生産物を地下部に生じる植物体を水耕栽培により育成する場合、地下部への光を遮り、地上部と地下部とを仕切る仕切り部材が用いられる。茎葉等、植物体の地上部に相当する空間の光量、温度、湿度を制御することで、効率よく植物体を育成することができる。
特開2010−088425号公報
しかしながら、地上部に相当する空間の温度を下げる際、地下部において結露が生じるおそれがある。塊茎、塊根等が過度に湿潤な状態であると、カビや生理障害等の要因となる。とはいえ、仕切り部材をなくすと、植物体の地下部に光が当たり、不都合が生じる。
本発明は、上記問題点を鑑み、植物体の地下部における結露を低減する水耕栽培装置及び水耕栽培方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る水耕栽培装置は、内部に植物体が保持され、下部に養液が導入される栽培槽と、植物体の地上部が位置する第1の空間と植物体の地下部が位置する第2の空間とを仕切る仕切り部と、第1の空間を、第1の期間において第1の温度、第2の期間において第1の温度より低い第2の温度に調節する植物育成条件に従って、第1の空間の環境を制御する環境制御部と、植物育成条件に応じて第2の空間の湿度を制御する湿度制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る水耕栽培装置は、第1の態様に係る水耕栽培装置において、環境制御部が第1の期間から第2の期間に移行したことを検知する検知部を更に備え、湿度制御部が、検知部が第1の期間から第2の期間への移行を検知した場合に、第2の空間の湿度を低くするように制御することを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る水耕栽培装置は、第2の態様に係る水耕栽培装置において、第1の空間の光量を計測する光量計測部を更に備え、検知部が、光量計測部により計測される光量の変化に応じて、環境制御部が第1の期間から第2の期間に移行したことを検知することを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る水耕栽培装置は、第2の態様に係る水耕栽培装置において、第1の空間の温度を計測する温度計測部を更に備え、検知部が、温度計測部により計測される温度の変化に応じて、環境制御部が第1の期間から第2の期間に移行したことを検知することを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る水耕栽培装置は、第1〜4のいずれかの態様に係る水耕栽培装置において、仕切り部が、第1の空間と第2の空間との間を開閉する通気窓を備え、湿度制御部が、通気窓の開閉を制御することにより第2の空間の湿度を制御することを特徴とする。
本発明の第6の態様に係る水耕栽培装置は、第2の空間に栽培槽の外部の空気を導入する外気導入部を更に備え、湿度制御部が、外気導入部を制御することにより第2の空間の湿度を制御する第1〜4のいずれかの態様に係る水耕栽培装置において、ことを特徴とする。
本発明の第7の態様に係る水耕栽培方法は、内部に植物体が保持され、下部に養液が導入される栽培槽と、植物体の地上部が位置する第1の空間と植物体の地下部が位置する第2の空間とを仕切る仕切り部とを備える水耕栽培装置により植物体を育成する水耕栽培方法であって、第1の空間を、第1の期間において第1の温度、第2の期間において第1の温度より低い第2の温度に調節する植物育成条件に従って、第1の空間の環境を制御するステップと、植物育成条件に応じて第2の空間の湿度を制御するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、植物体の地下部における結露を低減する水耕栽培装置及び水耕栽培方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置の基本的な構成を説明する模式的な斜視図である。 本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置が備える環境制御部の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置に用いる植物育成条件を図示した一例である。 本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置が備える湿度制御部の動作を説明するフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る水耕栽培装置の基本的な構成を説明する模式的な斜視図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略している。
(水耕栽培装置)
本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置は、図1に示すように、栽培槽1と、栽培槽1の内部において、植物体Pを保持する保持部3と、仕切り部4と、照明5と、空調部6と、計測部7と、制御部8と、記憶部9とを備える。
植物体Pは、茎葉である地上部P1と、根等の地下部P2とを有する。植物体Pは、例えば、地下部P2に養分を蓄える塊茎を生じるジャガイモである。地下部P2は、例えば、塊茎(種芋)と、塊茎から延びる根Q1と、ストロンQ2とを有する。植物体Pは、ジャガイモに限るものでなく、本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置において育成可能な植物であればよい。
栽培槽1は、例えば直方体状の水槽である。栽培槽1は、内部の下部に養液Fが導入される。栽培槽1は、例えば、図示を省略した導入口及び排出口を備え、下部において、養液Fが外部を介して循環的に供給される流路2を構成する。栽培槽1は、下部に養液Fが溜められるようにしてもよい。
保持部3は、例えば平板状であり、栽培槽1の内部において養液Fの上方に水平に設置される。保持部3は、例えば、複数の貫通孔を有するシート状の保持材31と、保持材31の上面に固定された平板状の保持板32とにより構成される。保持材31は、例えば網の目を複数の貫通孔として有する金網からなる。保持板32は、例えば樹脂材料からなる。保持板32は、例えば、植物体Pの地下部P2に応じた大きさの複数の貫通孔を有する。
保持板32の貫通孔と保持材31とは、地下部P2の一部(例えば種芋)を保持する保持領域30を構成する。保持領域30は、例えば、塊根、根茎、塊茎、鱗茎、挿し穂及び走出枝等の栄養繁殖体を保持材31の上面において保持する。保持領域30に位置する保持材31の複数の貫通孔は、植物体Pの根Q1を通す大きさを有することにより、根Q1を養液Fに浸漬させることができる。保持部3は、根Q1を養液Fに浸漬させることができるので、定植の段階より植物体Pに養分を供給することができる。
その他、保持部3は、育成過程で生じた塊茎等の生産物を保持する。保持部3の上面側において延伸したストロンQ2は、先端部において塊茎を発生させる。発生した塊茎は、保持板32の上面において保持されることになる。保持部3は、必要な植物体Pの塊茎を養液Fに浸漬させることがないので、菌の繁殖や生理障害等、過度な湿潤状態に起因する植物体Pの不具合を効果的に低減することができる。
仕切り部4は、例えば平板状であり、栽培槽1の内部において保持部3の上方に水平に設置される。仕切り部4は、例えば遮光性を有する合成樹脂からなる。仕切り部4は、植物体Pの地上部P1が位置する第1の空間D1と、植物体Pの地下部P2が位置する第2の空間D2とを仕切る。仕切り部4は、地上部P1の茎葉を通すことができる大きさの複数の貫通孔を有する。仕切り部4は、照明5から発せられた光を遮ることにより、地下部P2が位置する第2の空間D2を暗く保つ。
仕切り部4は、第1の空間D1と第2の空間D2との間を開閉する通気窓41を備える。通気窓41は、制御部8の制御に応じて開閉する。通気窓41は開閉することにより、第2の空間D2の温度及び湿度と、第1の空間D1の温度及び湿度とを互いに近い値にすることができる。
照明5は、制御部8の制御に応じて発光する。照明5は、例えば発光ダイオード(LED)を備える照明装置から構成される。空調部6は、制御部8の制御に応じて、第1の空間D1の温度及び湿度を調節する。計測部7は、第1の空間D1の温度を計測する温度計測部として機能する。計測部7は第1の空間D1の光量を計測する光量計測部として機能するようにしてもよい。
制御部8は、環境制御部81と、検知部82と、湿度制御部83とを有する。制御部8は、本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置の動作に必要な演算を処理する演算処理装置からなる。環境制御部81は、予め設定された植物育成条件に従って、照明5、空調部6等を制御することにより、第1の空間D1の環境を制御する。
検知部82は、例えば、予め設定された植物育成条件に応じて、第1の空間D1の環境の変化を検知する。検知部82は、植物育成条件に応じて制御される第1の空間D1の環境の変化を、計測部7により計測された温度または光量の変化を検出することにより検知するようにしてもよい。
湿度制御部83は、例えば、通気窓41を開閉させることにより、第2の空間D2の湿度を制御する。
記憶部9は、環境制御部81の動作に必要な植物育成条件を記憶する記憶装置からなる。植物育成条件は、図示を省略した入力装置により、内容を変更可能である。その他、記憶部9は、本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置が行う処理に必要なプログラム、ファイル等を記憶する。
−環境制御部の処理−
図2のフローチャートを用いて、環境制御部81の動作の一例を説明する。例えば、記憶部9において、図3に示すような植物育成条件が設定されているとする。図3に示す植物育成条件は、第1の期間として、照明5をオン、空調部6の設定温度を23℃にした状態を12時間継続する明期と、第2の期間として、照明5をオフ、空調部6の設定温度を14℃にした状態を12時間継続する暗期とが設定されている。
先ず、ステップS1において、環境制御部81は、記憶部9から植物育成条件を読み出し、第1の期間に移行する。環境制御部81は、植物育成条件に従って、第1の期間において、照明5を発光させ、空調部6を制御することにより、第1の空間D1の温度を23℃(第1の温度)に調節する。
ステップS2において、環境制御部81は、第1の期間の設定時間(第1の所定時間)である12時間が経過した否かを判定する。環境制御部81は、12時間経過していない場合、ステップS1の処理を継続し、12時間経過した場合、ステップS3に処理を進める。
ステップS3において、環境制御部81は、第2の期間に移行する。環境制御部81は、植物育成条件に従って、第2の期間において、照明5の発光を停止させ、空調部6を制御することにより、第1の空間D1の温度を14℃(第2の温度)に調節する。
ステップS4において、環境制御部81は、第2の期間の設定時間(第2の所定時間)である12時間が経過した否かを判定する。環境制御部81は、12時間経過していない場合、ステップS3の処理を継続し、12時間経過した場合、ステップS1に処理を戻す。このように、環境制御部81は、記憶部9に設定された植物育成条件に従って、第1の空間D1を、植物体Pの育成に適した環境に制御することができる。
−湿度制御部の処理−
図4のフローチャートを用いて、湿度制御部83の動作の一例を説明する。
先ず、ステップS11において、検知部82は、植物育成条件に従った環境制御部81の動作を監視することにより、第1の空間D1の環境を監視する。検知部82は、計測部7により計測された温度または光量の変化を検出することにより、第1の空間D1の環境を監視するようにしてもよい。
ステップS12において、湿度制御部83は、検知部82が第1の空間D1の環境の変化を検知することにより、第2の空間D2の湿度を制御する必要があるか否かを判定する。例えば、検知部82が、環境制御部81が第1の期間から第2の期間に移行したことを検知したとする。第2の空間D2は、下部に養液Fが存在することから湿度が高くなっている。このとき、湿度制御部83は、第1の空間D1の温度が、第1の温度から第1の温度より低い第2の温度に下がり、第2の空間D2の地下部P2において結露が生じるおそれがあるとして、第2の空間D2の湿度を制御する必要があると判定する。
また、検知部82は、計測部7が計測した温度が閾値を下回ることにより、環境制御部81が第1の期間から第2の期間に移行したとして検知するようにしてもよい。或いは、空調部6の設定温度が第1及び第2の期間で一定である場合、第1の空間D1の温度は光量に応じて変化すると考えられる。よって、検知部82は、計測部7が計測した光量が閾値を下回ることにより、環境制御部81が第1の期間から第2の期間に移行したとして検知するようにしてもよい。
このように、湿度制御部83は、第1の空間D1の温度が下がり、第2の空間D2の地下部P2において結露が生じるおそれがある場合、第2の空間D2の湿度を制御する必要があると判定する。湿度制御部83は、第2の空間D2の湿度を制御する必要がない場合、ステップS11の処理を継続し、第2の空間D2の湿度を制御する必要がある場合、ステップS13に処理を進める。
ステップS13において、湿度制御部83は、例えば通気窓41を開いて、第1の空間D1の温度及び湿度と、第2の空間D2の温度及び湿度とを互いに近い値とすることにより、第2の空間D2の湿度を低くするように制御する。湿度制御部83は、ステップS13の後、ステップS11に処理を戻す。
以上のように、本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置によれば、第1の空間D1の環境の変化を検知したことに応じて、第2の空間D2の湿度を制御することにより、植物体Pの地下部P2における結露を低減することができる。よって、本発明の実施の形態に係る水耕栽培装置は、過度な湿潤状態に起因する菌の繁殖や皮目肥大等の生理障害を低減することができ、生産物の商品価値を下げる植物体Pの不具合を低減することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明を実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、既に述べた実施の形態において、湿度制御部83は、記憶部9から植物育成条件を読み出し、第1の期間から第2の期間に移行する時刻または移行する時刻の所定時間(例えば10分間)前の時刻に、通気窓41を開くようにしてもよい。また、湿度制御部83は、第2の期間から第1の期間に移行する時刻から所定時間(例えば30分間)経過後に通気窓41を閉じるようにしてもよい。これらの場合、通気窓41を開く時間は、照明5の光が地下部P2に影響を与えない程度の時間とする。
また、既に述べた実施の形態において、水耕栽培装置は、図5に示すように、栽培槽1の第2の空間D2に栽培槽1の外部の空気を導入する外気導入部10を備えるようにしてもよい。外気導入部10は、例えば、湿度制御部83の制御に応じて駆動する送風機からなる。湿度制御部83は、上述のステップS13において、外気導入部10を制御することにより第2の空間D2の湿度を低くすることができる。
また、既に述べた実施の形態において、保持部3は、図5に示すように、保持板32の上面に配置された乾燥部33を備えるようにしてもよい。乾燥部33は、シリカゲルやゼオライト等を含む平板からなり、第2の空間D2のうち保持部3の上方の湿度を更に効果的に低減させることができる。
上記の他、本発明の実施の形態及び変形例を相互に応用した構成等、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
D1 第1の空間
D2 第2の空間
F 養液
P 植物体
P1 地上部
P2 地下部
1 栽培槽
4 仕切り部
7 計測部(温度計測部、光量計測部)
10 外気導入部
41 通気窓
81 環境制御部
82 検知部
83 湿度制御部

Claims (7)

  1. 内部に植物体が保持され、下部に養液が導入される栽培槽と、
    前記植物体の地上部が位置する第1の空間と前記植物体の地下部が位置する第2の空間とを仕切る仕切り部と、
    前記第1の空間を、第1の期間において第1の温度、第2の期間において前記第1の温度より低い第2の温度に調節する植物育成条件に従って、前記第1の空間の環境を制御する環境制御部と、
    前記植物育成条件に応じて前記第2の空間の湿度を制御する湿度制御部と
    を備えることを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 前記環境制御部が前記第1の期間から前記第2の期間に移行したことを検知する検知部を更に備え、
    前記湿度制御部は、前記検知部が前記第1の期間から前記第2の期間への移行を検知した場合に、前記第2の空間の湿度を低くするように制御することを特徴とする請求項1記載の水耕栽培装置。
  3. 前記第1の空間の光量を計測する光量計測部を更に備え、
    前記検知部は、前記光量計測部により計測される光量の変化に応じて、前記環境制御部が前記第1の期間から前記第2の期間に移行したことを検知することを特徴とする請求項2に記載の水耕栽培装置。
  4. 前記第1の空間の温度を計測する温度計測部を更に備え、
    前記検知部は、前記温度計測部により計測される温度の変化に応じて、前記環境制御部が前記第1の期間から前記第2の期間に移行したことを検知することを特徴とする請求項2に記載の水耕栽培装置。
  5. 前記仕切り部は、前記第1の空間と前記第2の空間との間を開閉する通気窓を備え、
    前記湿度制御部は、前記通気窓の開閉を制御することにより前記第2の空間の湿度を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
  6. 前記第2の空間に前記栽培槽の外部の空気を導入する外気導入部を更に備え、
    前記湿度制御部は、前記外気導入部を制御することにより前記第2の空間の湿度を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水耕栽培装置。
  7. 内部に植物体が保持され、下部に養液が導入される栽培槽と、前記植物体の地上部が位置する第1の空間と前記植物体の地下部が位置する第2の空間とを仕切る仕切り部とを備える水耕栽培装置により植物体を育成する水耕栽培方法であって、
    前記第1の空間を、第1の期間において第1の温度、第2の期間において前記第1の温度より低い第2の温度に調節する植物育成条件に従って、前記第1の空間の環境を制御するステップと、
    前記植物育成条件に応じて前記第2の空間の湿度を制御するステップと
    を含むことを特徴とする水耕栽培方法。
JP2014081747A 2014-04-11 2014-04-11 水耕栽培装置及び水耕栽培方法 Active JP6269274B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014081747A JP6269274B2 (ja) 2014-04-11 2014-04-11 水耕栽培装置及び水耕栽培方法
PCT/JP2015/000566 WO2015155915A1 (ja) 2014-04-11 2015-02-06 水耕栽培装置及び水耕栽培方法
CN201580017989.XA CN106163264B (zh) 2014-04-11 2015-02-06 水耕栽培装置及水耕栽培方法
EP15776165.1A EP3130220B1 (en) 2014-04-11 2015-02-06 Hydroponic apparatus and hydroponic method
US15/301,096 US20170013793A1 (en) 2014-04-11 2015-02-06 Hydroponic apparatus and hydroponic method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014081747A JP6269274B2 (ja) 2014-04-11 2014-04-11 水耕栽培装置及び水耕栽培方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015202059A true JP2015202059A (ja) 2015-11-16
JP6269274B2 JP6269274B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=54287509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014081747A Active JP6269274B2 (ja) 2014-04-11 2014-04-11 水耕栽培装置及び水耕栽培方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20170013793A1 (ja)
EP (1) EP3130220B1 (ja)
JP (1) JP6269274B2 (ja)
CN (1) CN106163264B (ja)
WO (1) WO2015155915A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019118284A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 タキロンシーアイ株式会社 水耕栽培装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11606937B2 (en) * 2014-05-21 2023-03-21 Jason Licamele Turnkey aquaponics system
US20170099789A1 (en) * 2015-10-08 2017-04-13 Chaz Shelton Systems, Methods, and Devices for Growing and Harvesting Produce
JP6650631B2 (ja) * 2016-02-08 2020-02-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 水耕栽培装置
CN106613439A (zh) * 2016-11-22 2017-05-10 京东方科技集团股份有限公司 智能容器
CN110505803A (zh) * 2017-04-13 2019-11-26 松下知识产权经营株式会社 水耕栽培装置
WO2020045055A1 (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 水耕栽培装置
US20220124995A1 (en) * 2019-01-11 2022-04-28 1769474 Alberta Ltd. Plant incubation apparatuses and related methods
JP2022057363A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 Mirai株式会社 栽培環境制御装置
KR20220090163A (ko) * 2020-12-22 2022-06-29 엘지전자 주식회사 식물 재배 장치
EP4333607A1 (en) * 2021-05-06 2024-03-13 Phenoroot Ltd. System for controlling root zone temperature
NL2031783B1 (en) * 2022-05-05 2023-11-14 Corne Klep Holding Bv Cultivation receptacle comprising a water distributor

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051941A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Taikisha Ltd 植物栽培装置
JP2013111073A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp レタス栽培システムおよび方法

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4332105A (en) * 1976-07-26 1982-06-01 Adi-Aeroponics Growth Ltd. Apparatus and method for plant growth in aeroponic conditions
US4669217A (en) * 1984-11-17 1987-06-02 Aeroponics, Associates-1983 Ltd. Plant propagation system and apparatus
IL88105A0 (en) * 1988-10-20 1989-06-30 Shira Aeroponics 1984 Ltd System for germination,propagation and growing plants in ultrasonic-fog conditions
JPH0365128A (ja) * 1989-08-02 1991-03-20 Sunao Takakura 植物栽培方法およびその装置
US5283974A (en) * 1991-05-09 1994-02-08 Graf Jr David B Environmentally controlled display cabinet
CN1069162A (zh) * 1991-08-02 1993-02-24 福拓企业股份有限公司 室内温室栽培装置
GB9323751D0 (en) * 1993-09-20 1994-01-05 Fudger Michael E Hydroponic control apparatus
JPH10215713A (ja) * 1997-02-01 1998-08-18 Hiroshi Horibata 限定された居住又は建物空間を緑化する 方法及び装置
JP3105482B2 (ja) * 1997-10-15 2000-10-30 株式会社テクノバ 育苗装置
JP2003079254A (ja) * 2001-07-05 2003-03-18 Ccs Inc 植物育成装置およびその制御システム
CN1218620C (zh) * 2001-12-29 2005-09-14 刘伟 马铃薯脱毒小种薯的繁种方法
US7617057B2 (en) * 2005-12-21 2009-11-10 Inst Technology Development Expert system for controlling plant growth in a contained environment
US7472513B2 (en) * 2006-01-12 2009-01-06 Cets, Llc Controlled environment system and method for rapid propagation of seed potato stocks
US8707617B2 (en) * 2006-06-29 2014-04-29 Houweling Nurseries Oxnard, Inc. Greenhouse and forced greenhouse climate control system and method
JP5034030B2 (ja) * 2007-04-27 2012-09-26 株式会社エルム 発芽・育成装置及び植物栽培用器具
JP4947723B2 (ja) * 2008-03-18 2012-06-06 日本製紙株式会社 植物栽培容器、植物栽培方法及び挿し木苗の生産方法
US20110093122A1 (en) * 2009-10-20 2011-04-21 Sotiri Koumoudis Green Wall Lighting and Irrigation Control System and Method
CN102791121A (zh) * 2010-04-09 2012-11-21 夏普株式会社 照明装置、植物栽培装置、以及照明装置的冷却方法
CN101836578A (zh) * 2010-05-21 2010-09-22 无锡同春新能源科技有限公司 太阳能光伏发电系统应用在豆芽机上的调温调湿装置
JP2013162747A (ja) * 2010-06-04 2013-08-22 Sharp Corp 植物栽培方法、及び植物栽培装置
CN201758648U (zh) * 2010-07-05 2011-03-16 北京中环易达设施园艺科技有限公司 一种微型蔬菜工厂的水耕栽培装置
DE202010012739U1 (de) * 2010-09-17 2011-12-19 Kamal Daas Vorrichtung zur Aufzucht einer oder mehrerer Pflanzen
CN102436219A (zh) * 2010-09-29 2012-05-02 中国科学院上海生命科学研究院 栽培环境现场监测系统的控制机
JP2012231729A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Fujisawa Kenki Kk 植物の育成方法
CN102860250B (zh) * 2011-07-08 2014-10-22 乔奥华塑胶制品(深圳)有限公司 培养液栽培装置
JP2013162750A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Asahi Kasei Homes Co 収納構造、水耕栽培箱、キッチンセット、及び戸棚
CN202652942U (zh) * 2012-07-24 2013-01-09 上海围围农业发展有限公司 温控水耕种植装置
TWI483674B (zh) * 2012-09-04 2015-05-11 Slit And Hole Industry Co Ltd 空氣淨化及增氧式植物栽培系統
CN103039245B (zh) * 2013-01-05 2014-06-04 凉山州西昌农业科学研究所 一种马铃薯实生籽设施育苗的方法
US20150089866A1 (en) * 2013-10-02 2015-04-02 Intelligent Light Source, LLC Intelligent light sources to enhance plant response

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013051941A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Taikisha Ltd 植物栽培装置
JP2013111073A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp レタス栽培システムおよび方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019118284A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 タキロンシーアイ株式会社 水耕栽培装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN106163264B (zh) 2019-07-12
CN106163264A (zh) 2016-11-23
EP3130220A1 (en) 2017-02-15
EP3130220B1 (en) 2017-12-20
JP6269274B2 (ja) 2018-01-31
WO2015155915A1 (ja) 2015-10-15
US20170013793A1 (en) 2017-01-19
EP3130220A4 (en) 2017-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6269274B2 (ja) 水耕栽培装置及び水耕栽培方法
US10136592B2 (en) Methods and apparatus for a hybrid distributed hydroculture system
CN100471382C (zh) 苗生产装置及苗生产方法
US11006585B2 (en) Automated terrarium
KR102128166B1 (ko) 식물 재배 시스템
JP6530065B2 (ja) 水耕栽培装置
US20160183477A1 (en) Cultivating box for plants and cultivating method used by the cultivating box
US20170105373A1 (en) Fluid filtration and distribution system for planting devices
JP6306384B2 (ja) 植物栽培における灌水の供給制御方法及びそのコントローラ
KR20160088019A (ko) 특용작물 재배를 위한 식물공장 시스템
WO2019101128A1 (zh) 分布式智能植物工厂
US20160143235A1 (en) Hydroponic device having transparent propagation tray
CN106069702A (zh) 一种芽苗菜智能生产系统
KR20110107135A (ko) 버섯 재배 프로그램을 입력할 수 있는 가정용 자동 버섯 재배기
US20210251161A1 (en) Automated terrarium
KR101582388B1 (ko) 식물 재배 장치
JP2015053882A (ja) 水耕栽培装置
KR101979258B1 (ko) 식물 재배기의 생장 환경 제어 시스템 및 방법
CN204362671U (zh) 一种农业育苗培育箱
Patil et al. Automation in hydroponic system using PLC
WO2017002321A1 (ja) 植物育成装置
KR101869890B1 (ko) 가정용 식물공장 시스템
JP2019017350A (ja) 植物育成システム、植物育成方法および植物育成システム用プログラム
JP2015062409A (ja) 水耕栽培装置及び水耕栽培方法
CN114431026A (zh) 用于照射室内耕作环境中的植物的方法和系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6269274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250